JP2949006B2 - 刈取収穫機の操向制御装置 - Google Patents

刈取収穫機の操向制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刈取処理部に導入され
る茎稈の機体横幅方向での導入位置を検出する導入位置
検出手段と、その導入位置検出手段の検出情報に基づい
て、前記導入位置を設定適正位置に維持させるように操
向制御する操向制御手段とが設けられた刈取収穫機の操
向制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記刈取収穫機の操向制御装置は、例え
ば、刈取収穫機としてのコンバインによって圃場に植立
された茎稈を刈り取る際において、操向位置の適正状態
からのずれによる茎稈の刈り残しや踏み倒し等の不具合
の発生を防止すべく、従来、複数列状に並ぶ茎稈(条)
の機体横幅方向での導入位置を、例えば刈取処理部に設
けられた茎稈導入用の経路内での茎稈と経路端部との横
間隔を検出するセンサによって検出し、その横間隔が設
定値になる状態(例えば、茎稈が上記経路内の中央に位
置する状態)を設定適正位置として操向制御するように
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、田植え機で
圃場に苗を植え付けるときの操向ずれ等によって隣接す
る茎稈列の間隔(即ち、機体横幅方向での条間隔)が正
常な間隔の状態から大側あるいは小側に変動する場合が
発生するが、上記従来手段によれば、前記センサがたま
たま上記条間隔が正常でない箇所の茎稈を検出する場合
には、前記経路端部との横間隔を設定値となる状態に制
御しても、茎稈は上記経路内の中央位置から外れていず
れかの経路端部側に寄って位置することになる。その結
果、前記茎稈の刈り残しや踏み倒し等の不具合を発生さ
せるおそれがあり、又、刈り残しや踏み倒しを発生させ
ないまでも、刈り跡が乱れたり、或いは、刈取茎稈の穂
先位置の不揃いのために刈取処理部での搬送動作や脱穀
部の脱穀性能等に悪影響を及ぼすおそれがあった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、茎稈列の機体横幅方向での条間
隔が正常でない茎稈があっても、正常な条間隔の茎稈の
導入位置情報に基づいて適正な操向制御を行わせるよう
にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による刈取収穫機
の操向制御装置の特徴構成は、前記導入位置検出手段
が、前記茎稈の機体横幅方向の異なる位置における導入
位置を検出する複数のセンサから構成され、前記複数の
センサの夫々が検出対象とする茎稈の機体横幅方向での
条間隔を検出する条間隔検出手段が設けられ、前記操向
制御手段は、前記条間隔検出手段の情報に基づいて、前
記複数のセンサのうちで正常な条間隔の茎稈を検出対象
とするセンサの情報にのみ基づいて、前記操向制御を実
行するように構成されている点にある。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、茎稈の機体横幅方
向の異なる位置における導入位置を検出する複数のセン
サが検出対象とする茎稈の機体横幅方向での各条間隔が
検出され、これらの条間隔が検出された複数のセンサの
うちで正常な条間隔の茎稈を検出対象とするセンサの検
出情報にのみ基づいて、操向制御手段が、茎稈の機体横
幅方向での導入位置を設定適正位置に維持する操向制御
を実行する。
【0007】
【発明の効果】従って、本発明の特徴構成によれば、圃
場に条間隔が正常でない茎稈が存在しても、正常な条間
隔の茎稈を検出しているセンサが自動選択され、そのセ
ンサの情報に基づいて適正な操向制御が行われるので、
茎稈の刈り残しや踏み倒し等の発生がない信頼性に優れ
た刈取収穫機の操向制御装置を得ることができる。
【0008】尚、上記複数のセンサを択一的に選択する
手動式の選択手段を設けて、運転者が刈取処理部におけ
る刈取作業状況を確認しながら、正常な条間隔の茎稈を
検出しているセンサを手動で選択するような構成とする
ことも考えられるが、このようにすると、例えば、植立
穀稈が倒伏しているような場合、運転者は植立穀稈の株
元付近を確認することができない場合があり、正常な条
間隔の茎稈を適正に選択できないおそれがあるが、上記
構成によれば、条間隔検出手段によって正常な条間隔の
茎稈を正確に判断することができ、しかも、運転者によ
る切り換え操作等の煩わしさも無く運転負担を軽くして
操作性に優れた状態で、適正な操向制御を実行できるも
のとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、刈取収穫機として
のコンバインに適用した例について図面に基づいて説明
する。
【0010】図2及び図5に示すように、コンバインに
は、左右一対のクローラ走行装置1を備えた機体Vの前
部に操縦席17が設けられ、その操縦席17の前方側の
機体前部に刈取処理部3が昇降自在に付設されるととも
に、操縦席17の後方側に脱穀装置2が搭載されてい
る。
【0011】前記刈取処理部3の先端部には、機体横幅
方向に間隔を隔てる状態で並置される複数個の分草具4
A〜4Fがフレーム9によって支持され、それら分草具
4A〜4Fの間の夫々に、複数の茎稈導入用の経路L1
〜L5が形成されている。そして、これら経路L1〜L
5夫々に導入された茎稈を引き起こす引き起こし装置5
と、引き起こされた茎稈の株元を切断するバリカン型の
刈り刃6と、刈取茎稈を機体後方側に係止搬送する搬送
装置19とが、その順序で前記複数個の分草具4A〜4
Fの後方側に順次並ぶ状態で設けられている。尚、8は
搬送装置19によって搬送された刈取茎稈を前記脱穀装
置2に搬送するフィードチェーンである。又、前記刈り
刃6の搬送方向下手側位置には、刈取茎稈の株元に接当
して刈取作業中であるか否かを検出するための株元セン
サーS0が設置されている。
【0012】前記刈取処理部3には、前記経路L1〜L
5に導入される茎稈の経路端部からの横間隔を検出する
複数個の茎稈位置検出センサーS1,S2が、最未刈り
側の分草具4Aよりも一つ既刈り側に位置する分草具4
Bの後部側位置に設けられて、その分草具4Bの左側の
経路L1に導入される茎稈の経路既刈り側端部との横間
隔及び右側の経路L2に導入される茎稈の経路未刈り側
端部との横間隔を検出する第1センサーS1と、最既刈
り側の分草具4Fよりも一つ未刈り側に位置する分草具
4Eの後部側位置に設けられて、その分草具4Eの左側
の経路L4に導入される茎稈の経路既刈り側端部との横
間隔及び右側の経路L5に導入される茎稈の経路未刈り
側端部との横間隔を検出する第2センサーS2とによっ
て構成されて設けられている。
【0013】前記複数個の茎稈位置検出センサーS1,
S2は略同一構成であって、第1センサーS1を例に説
明すれば、図3に示すように、分草具4Bの後方側のフ
レーム9に設けた回動支点10a周りに機体後方側に回
動自在な左右一対のセンサバー10が、機体前後方向に
列状に並ぶ左右の茎稈側に夫々復帰付勢された状態で設
けられ、各センサバー10が茎稈との接触によって機体
後方側に回動した回動角を検出するポテンショメータR
1a(R1b)が設けられている。つまり、機体Vの走
行に伴って、前記分草具4A〜4Fの間に導入される茎
稈の株元がセンサバー10に接当して、センサバー10
が茎稈接当位置に応じた回動角で機体後方側に回動す
る。そして、前記ポテンショメータR1a(R1b)
は、上記回動角を検出することによって、機体進行方向
に並ぶ茎稈と各センサーの取付位置すなわち経路端部と
の横間隔が小になるほど大となる検出信号を出力する。
尚、前記センサバー10は、2株程度の茎稈に同時に接
当するようにその長さが設定されている。以上より、茎
稈位置検出センサーS1,S2が、刈取処理部3に導入
される茎稈の機体横幅方向での導入位置を検出する導入
位置検出手段S1,S2を構成し、その導入位置検出手
段S1,S2が、茎稈の機体横幅方向の異なる位置(こ
の例では、左右2箇所)における導入位置を検出する複
数のセンサ即ち第1及び第2センサーS1,S2から構
成されることになる。
【0014】前記操縦席17には、図5に示すように、
前記刈取処理部3を昇降操作するための昇降レバー20
が設けられ、その昇降レバー20の先端部には、前記第
1及び第2センサーS1,S2を択一的に選択する手動
式の選択手段としてのセンサー切換スイッチSW2が付
設されている。即ち、図4に示すように、上記切換スイ
ッチSW2は、左側の第1センサーS1の検出情報に基
づいて後述の自動操向制御を行うための左センサ位置、
右側の第2センサーS2の検出情報に基づいて後述の自
動操向制御を行うための右センサ位置、及び、上記セン
サによる自動操向制御をOFFして手動操向を行うため
の中央位置の3位置に切り換えるように左右に倒し操作
されるレバー21を備えている。尚、これらのレバー2
1は昇降レバー20を握った運転者が指等によって操作
する。
【0015】次に、コンバインの制御構成について説明
すれば、図1に示すように、エンジンEの出力が油圧式
の無段変速装置16にベルト伝動され、その無段変速装
置16の出力はミッションケース15を介した後、前記
クローラ走行装置1を駆動するようになっている。前記
ミッションケース15にはクローラ走行装置1に対する
駆動力の伝達を左右で各別に入り切り操作するための操
向用クラッチ12L,12Rが設けられ、駆動力を切り
操作したクローラ走行装置1の側を旋回中心として旋回
操作するように構成されている。図中、S4はミッショ
ンケース15への入力回転数に基づいて車速や走行距離
等を検出するための回転数センサー、S5はエンジンE
の回転数を検出するエンジン回転数センサー、13L,
13Rは前記操向用クラッチ12L,12Rを入り切り
操作するための操向用油圧シリンダ、14L,14Rは
前記操向用油圧シリンダ13L,13Rに対する作動油
の供給を制御する電磁操作式の操向用制御弁である。
尚、図示しないが、前記無段変速装置16の出力は刈取
クラッチ等を介して前記刈取処理部3に伝動されるとと
もに、前記脱穀装置2にも伝動されている。
【0016】マイクロコンピュータ利用の制御装置11
が設けられ、この制御装置11に、前記株元センサーS
0、前記第1及び第2センサーS1,S2、前記回転数
センサーS4、前記エンジン回転数センサーS5、及
び、前記センサー切換スイッチSW2からの各信号が入
力されている。又、手動運転と自動運転を切り換えるた
めの手動自動切換スイッチSW1が設けられ、この手動
自動切換スイッチSW1からの信号も制御装置11に入
力されている。又、制御装置11からは、前記操向用制
御弁14L,14Rに対する駆動信号が出力されてい
る。
【0017】又、前記制御装置11からは、アクチュエ
ータ(図示しない)を介して前記無段変速装置16を変
速操作するための駆動信号が出力されている。そして、
前記エンジンEに対する負荷が増大するとその回転数が
低下することから前記エンジン回転数センサーS5がエ
ンジン負荷検出手段として機能するので、前記制御装置
11は、自動運転時には、前記回転数センサーS5の検
出情報に基づいてエンジン負荷が適正範囲に維持される
ように車速を自動制御するように構成されている。つま
り、エンジン回転数が適正回転数よりも低下したら減速
する一方、エンジン回転数が適正回転数より増加したら
増速するのである。
【0018】前記制御装置11を利用して、前記第1及
び第2センサーS1,S2の夫々が検出対象とする茎稈
の機体横幅方向での条間隔を検出する条間隔検出手段1
01が構成されている。具体的に説明すれば、図2に示
すように、右側の第2センサーS2が検出対象としてい
る茎稈の条間隔d' は、左側の第1センサーS1が検出
対象としている茎稈の正常な条間隔dよりも狭くなって
いる。このため、右側の第2センサーS2の出力電圧、
即ち、左右のセンサーバー10の回動角を夫々検出する
両ポテンショメータR2a,R2bの検出値を合計した
値は、図6に示すように、正常な条間隔dを検出したと
きの適正範囲ΔEから外れる(この例では、条間隔が正
常な間隔より狭いので適正範囲ΔEより大側に外れ
る)。これに対して、左側の第1センサーS1では、両
ポテンショメータR1a,R1bの検出値を合計した値
は適正範囲ΔE内にある。従って、上記両ポテンショメ
ータの検出値の合計値によって、第1及び第2センサー
S1,S2が検出対象とする茎稈の条間隔が検出され、
それが正常な条間隔か否かが判断される。尚、上記正常
でない条間隔が発生するのは、田植え機によって既植え
苗列に沿わせて植え付ける際の操向ずれ等による。
【0019】又、前記制御装置11を利用して、前記第
1及び第2センサーS1,S2の検出情報に基づいて、
前記刈取処理部3に導入される茎稈の機体横幅方向での
導入位置を設定適正位置に維持させるように操向制御す
る操向制御手段100が構成されている。そして、この
操向制御手段100は、前記センサー切換スイッチSW
2の情報に基づいて、前記第1又は第2センサーS1,
S2のうちの選択されたセンサーS1,S2の検出情報
にのみ基づいて、前記操向制御を実行するように構成さ
れている。具体的には、手動運転時において、前記セン
サー切換スイッチSW2によって、左センサー位置(第
1センサーS1)あるいは右センサー位置(第2センサ
ーS2)が選択される。又、前記操向制御手段100
は、前記条間隔検出手段101の情報に基づいて、前記
第1又は第2センサーS1,S2のうちで正常な条間隔
の茎稈を検出対象とするセンサーS1,S2の情報にの
み基づいて、前記操向制御を実行するように構成されて
いる。具体的には、自動運転時において、前記第1又は
第2センサーS1,S2のうちの正常な条間隔の茎稈を
検出対象とする方のセンサーS1,S2が自動選択され
る。
【0020】尚、図示しないが、前記手動運転時に車速
を手動で変速するための手動変速レバーと、手動運転時
に前記センサー切換スイッチSW2によってセンサによ
る自動操向制御がOFFされたときに前記操向用クラッ
チ12L,12Rを手動で入り切り操作するための操向
レバーとが、前記操縦席17に設置されている。
【0021】次に、図7〜図9に示すフローチャートに
基づいて、前記制御装置11の動作について説明すれ
ば、前記株元センサーS0がOFF状態からON状態に
変化して刈取作業の開始が確認されると、手動自動切換
スイッチSW1の状態によって手動運転が選択されてい
るのか自動運転が選択されているのかを判断する。そし
て、手動運転では(通常、運転初期は手動運転が選択さ
れる)、センサー切換スイッチSW2の状態を検出し、
第1又は第2センサーS1,S2のいずれかが選択され
ている場合は、選択されたセンサーS1,S2の情報に
基づく操向制御を実行する。この操向制御では、図9に
示すように、各センサーS1,S2の両ポテンショメー
タの検出値が等しい場合にはその状態を維持し、左のポ
テンショメータの検出値が右より大きければ右方向に操
向させ、右のポテンショメータの検出値が左より大きけ
れば左方向に操向させる。
【0022】尚、自動操向制御OFF状態である場合
は、運転者が、圃場における茎稈の植立状態を見ながら
手動で操向操作し、茎稈位置に対して機体操向位置が適
正になるように操縦する。そして、茎稈位置に対して機
体操向位置が適正になった時点で、前記センサー切換ス
イッチSW2によって第1又は第2センサーS1,S2
のうちで正常な条間隔の茎稈を検出している方のセンサ
ーを選択する。
【0023】又、手動自動切換えスイッチSW1の状態
から自動運転が確認されると、前記自動車速制御を実行
すると共に、条間隔検出処理を行う。条間隔検出処理
(図8)では、第1及び第2センサS1,S2のセンサ
値(両ポテンショメータの合計値)を入力し、そのセン
サ値が前記適正範囲ΔE内(図6)にあればそのセンサ
を正常な条間隔の茎桿を検出対象としているセンサーと
して選択する。そして、そのセンサーの検出情報に基づ
いて前記操向制御(図9)を実行する。
【0024】〔別実施例〕 上記実施例では、茎稈の導入位置検出手段S1,S2を
構成する複数のセンサを、茎稈に接当するセンサーバー
10の回動角を検出する接触センサに構成したが、光電
センサ等の非接触式のセンサでもよい。又、各センサS
1,S2が左右の茎稈導入用の経路における茎稈と経路
端部との横間隔を検出するように、上記センサーバー1
0を左右一対設けたが、片側の経路だけでの上記横間隔
を検出するように片側だけにセンサーバー10を設ける
ものでもよい。又、機体横幅方向でのセンサS1,S2
の個数も2個に限らない。
【0025】上記実施例では、茎稈の機体横幅方向での
条間隔を検出する条間隔検出手段101を、導入位置検
出用のセンサS1,S2の検出情報を利用して検出する
ように構成したが、これに限るものではない。例えば、
条間隔検出用に別のセンサ(例えば、イメージセンサ)
等を設け、このセンサの情報に基づいて条間隔を検出す
るようにすることも可能である。
【0026】上記実施例では、分草具4A〜4Fを6個
設けて各分草具の間に5個の茎稈導入用の経路L1〜L
5を構成したものを示したが、この分草具及び経路の個
数等の具体構成は上記実施例のものに限らず適宜変更で
きる。
【0027】上記実施例では、茎稈導入位置の設定適正
位置を、茎稈導入位置検出用のセンサS1,S2を構成
する左右のセンサーバー10が等しい回動角となる状態
としたが、等しい角度に設定する必要は必ずしもない。
又、センサS1,S2が、上記のように片側だけのセン
サーバー10から構成される場合には、所定の回動角を
設定適正位置としてもよい。
【0028】上記実施例では、本発明をコンバインに適
用したものを例示したが、これ以外の自動あるいは手動
走行式の各種刈取収穫機に適用することができる。
【0029】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】導入位置検出手段の概略平面図
【図3】茎稈導入位置検出用のセンサの平面図
【図4】センサー切換スイッチを示す図
【図5】コンバインの概略側面図
【図6】条間隔検出の説明図
【図7】制御作動のフローチャート
【図8】制御作動のフローチャート
【図9】制御作動のフローチャート
【符号の説明】
3 刈取処理部 S1,S2 導入位置検出手段及びセンサ 100 操向制御手段 101 条間隔検出手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取処理部(3)に導入される茎稈の機
    体横幅方向での導入位置を検出する導入位置検出手段
    (S1,S2)と、その導入位置検出手段(S1,S
    2)の検出情報に基づいて、前記導入位置を設定適正位
    置に維持させるように操向制御する操向制御手段(10
    0)とが設けられた刈取収穫機の操向制御装置であっ
    て、 前記導入位置検出手段(S1,S2)が、前記茎稈の機
    体横幅方向の異なる位置における導入位置を検出する複
    数のセンサ(S1,S2)から構成され、 前記複数のセンサ(S1,S2)の夫々が検出対象とす
    る茎稈の機体横幅方向での条間隔を検出する条間隔検出
    手段(101)が設けられ、 前記操向制御手段(100)は、前記条間隔検出手段
    (101)の情報に基づいて、前記複数のセンサ(S
    1,S2)のうちで正常な条間隔の茎稈を検出対象とす
    るセンサ(S1,S2)の情報にのみ基づいて、前記操
    向制御を実行するように構成されている 刈取収穫機の操
    向制御装置。
JP11435693A 1993-05-17 1993-05-17 刈取収穫機の操向制御装置 Expired - Lifetime JP2949006B2 (ja)

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