JP2947501B2 - スピードセンサ及びその組付け方法 - Google Patents

スピードセンサ及びその組付け方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のトランスミッ
ションの回転を検出して指示計器に出力するスピードセ
ンサ及びその組付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車に搭載されるスピード
センサとして図3に示すトランスミッション直付け型ス
ピードセンサ100がある。このスピードセンサ100
は先端軸部102eに回転検出用マグネット101を取
付けた入力回転軸102がトランスミッション200側
に取付けたスリーブ201内の軸受け103に回転自在
に軸支されて取付けられると共に、トランスミッション
200の回転を取り出すドリブンギヤ202がその先端
部を入力回転軸102の後端軸部102cに一体的に連
結されてスリーブ201内に回転自在に取付けられてい
る。そして制動用マグネット104が回転検出用マグネ
ット101に対向するように軸受け103側に取付けら
れると共に、オイルシール105がスリーブ201の内
周面とドリブンギヤ202の外周面との間に取付けられ
ており、かつスリーブ201のトランスミッション20
0と反対側の開口部201aが図示しない磁電変換素子
付回路部を内部に備えたハウジング300で閉塞してい
る。
【0003】このとき入力回転軸102は、先端軸部1
02eに取付けた回転検出用マグネット101と中央部
に設けられたフランジ部102aとの間の中間軸部10
2bが軸受け103に回転自在に軸支されており、かつ
フランジ部102aの後方に延設した後端軸部102c
がドリブンギヤ202の軸孔202aに挿入されると共
に後端軸部102cに設けたキー102dをドリブンギ
ヤ202のキー溝202bに係合して相対回転を拘束し
た状態でドリブンギヤ202に連結されている。
【0004】また、回転検出用マグネット101は摺動
ワッシャ106及びスラストワッシャ107を軸受け1
03との間に介在させて入力回転軸102の先端軸部1
02eに取付けられており、かつスラストワッシャ10
7と制動用マグネット104との間隔が摺動ワッシャ1
06によりスラストワッシャ107と制動用マグネット
104が結着することなく、かつ制動用マグネット10
4の制動力が適度に作用するように管理されている。
【0005】このように組付けられたスピードセンサ1
00は、トランスミッション200の回転をドリブンギ
ヤ202を介して入力回転軸102に伝達し、入力回転
軸102の回転に伴なう回転検出用マグネット101の
磁界の変化をハウジング300内に装着した磁電変換素
子により検出して、その電気信号を図外の指示計器に出
力し、所定の速度表示を行なうようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのスピ
ードセンサ100は、スリーブ201のハウジング30
0で閉塞される開口部201aから軸受け103、制動
用マグネット104、摺動ワッシャ106、スラストワ
ッシャ107、及び回転検出用マグネット101を挿入
し、かつスリーブ201の反対側開口部201bから入
力回転軸102を挿入することによって組付けられるの
で、部品の挿入方向が相互に逆方向となって組付け作業
手順が複雑化するという課題を有している。
【0007】その上、スピードセンサ100は、入力回
転軸102が金属製であるため軸受け103との回転性
を良くするには高度の加工精度が要求されると共に、入
力回転軸102の先端軸部102eへの回転検出用マグ
ネット101の組付けが先端軸部102eの金属かしめ
となって組付け作業が面倒となる、という課題をも有し
ている。
【0008】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は組付け作業の簡略化を図る
と共に、入力回転軸の良好な回転性の得られるスピード
センサ及びその組付け方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、先端軸部に回転検出用マ
グネットを取付け、後端軸部をトランスミッションの回
転を取り出すドリブンギヤに連結すると共に、前記先端
軸部と前記後端軸部との間の中間軸部を、前記ドリブン
ギヤを回転自在に内挿するスリーブ内に固定した軸受け
に回転自在に軸支して取付けられる入力回転軸を備えた
スピードセンサにおいて、前記入力回転軸が合成樹脂で
形成されると共に、前記後端軸部から前記中間軸部の中
程に達するように軸方向に形成されたスリットと、前記
後端軸部と前記中間軸部との境界部位に外方へ突出形成
され前記軸受けに当接して前記入力回転軸の軸方向移動
を規制する突起部とを有して形成されていることを特徴
としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
ピードセンサであって、前記回転検出用マグネットが前
記入力回転軸の先端軸部にスラストワッシャと共に一体
的に組付けられてサブアッセンブリを構成していること
を特徴としている。
【0011】また、請求項3記載の発明は、先端軸部に
回転検出用マグネットを取付け、後端軸部をトランスミ
ッションの回転を取り出すドリブンギヤに連結すると共
に、前記先端軸部と前記後端軸部との間の中間軸部を、
前記ドリブンギヤを回転自在に内挿するスリーブ内に固
定した軸受けに回転自在に軸支して取付けられる入力回
転軸を備えたスピードセンサの組付け方法であって、前
記入力回転軸が合成樹脂で形成されると共に、前記後端
軸部から前記中間軸部の中程に達するように軸方向に形
成されたスリットと、前記後端軸部と前記中間軸部との
境界部位に外方へ突出形成され前記軸受けに当接して前
記入力回転軸の軸方向移動を規制する突起部とを有して
形成されており、前記軸受けを前記スリーブの開口部か
ら圧入して前記スリーブ内に固定し、前記入力回転軸を
前記スリーブの開口部から前記後端軸部を先頭にして挿
入すると共に、前記スリットの形成されている軸部を縮
径方向に撓ませて前記軸受けに挿通させて前記中間軸部
を前記軸受けに軸支させて組付けることを特徴としてい
る。
【0012】さらに、請求項4記載の発明は、請求項3
記載のスピードセンサの組付け方法であって、前記回転
検出用マグネットが前記入力回転軸の先端軸部にスラス
トワッシャと共に一体的に組付けられてサブアッセンブ
リを構成していることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1乃至4記載の発明は、前記した構成に
なっているので次の作用を奏する。
【0014】すなわち、請求項1記載の発明は、入力回
転軸を合成樹脂で形成し、かつスリットを前記入力回転
軸の後端軸部から中間軸部の中程に達するように形成し
たので、前記入力回転軸の前記スリットの形成部位の軸
部が縮径方向に撓むことができて、前記入力回転軸を軸
受けと同一方向からスリーブ内に挿入して前記軸受けに
軸支させることができる。
【0015】その上請求項1記載の発明は、入力回転軸
を合成樹脂で形成したので、必要以上の加工精度を要求
されることなく軸受けとの良好な回転性が得られると共
に、回転検出用マグネットの組付けも入力回転軸の先端
部の熱溶融により容易に行なうことができ、かつ前記ス
リットにドリブンギヤのキーを係合させることによって
入力回転軸とドリブンギヤとの連結を容易に行なうこと
ができる。
【0016】請求項2記載の発明は、回転検出用マグネ
ットを入力回転軸に一体的にサブアッセンブリしたの
で、入力回転軸と同時に回転検出用マグネットを組付け
ることができる。
【0017】また、請求項3記載の発明は、入力回転軸
を、軸受けを圧入するスリーブの開口部側から挿入し
て、スリットの形成部位の軸部を縮径方向に撓ませて軸
受けに挿通させることによって組付けるようにしたの
で、入力回転軸を軸受けと同一方向からスリーブ内に組
付けることができる。
【0018】さらに請求項4記載の発明は、回転検出用
マグネットを入力回転軸に一体的にサブアッセンブリし
たので、入力回転軸と同時に回転検出用マグネットを組
付けることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。
【0020】図1は、一実施例としてのトランスミッシ
ョン直付け型スピードセンサ1を示す。このスピードセ
ンサ1は、入力回転軸及び入力回転軸の組付態様が相違
するのみで、他の構成が前述したスピードセンサ100
と同一構成になっている。このため以下、同一構成要素
は同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0021】すなわち、このスピードセンサ1における
入力回転軸2は、非円形断面の先端軸部2aと、この先
端軸部2aの後方側に大径に延設された中間軸部2b
と、この中間軸部2bの更に後方側に略同一外径に延設
された後端軸部2cとを有して全体が合成樹脂で形成さ
れている。
【0022】また、入力回転軸2には、スリット3が後
端軸部2cから中間軸部2bの中程に達するように軸方
向に形成されており、かつ突起部4が中間軸部2bと後
端軸部2cとの境界部位の外周面上に外方へ突出するよ
うに形成されている。このとき突起部4は、中間軸部2
b側が高く後端軸部2c側が徐々に低くなるように形成
されている。
【0023】さらに、入力回転軸2は、スリット3の形
成部位の軸部がトランスミッション200の回転を取り
出すドリブンギヤ202の先端部202cを内挿する挿
入孔2dを有して円筒形状に形成されている。
【0024】このように形成された入力回転軸2は、中
間軸部2bをスリーブ201内に固定した軸受け103
に回転自在に軸支させ、かつ中間軸部2bの軸受け10
3から抜き出た先端側部分に摺動ワッシャ106を外挿
すると共に、先端軸部2aに、摺動ワッシャ106に当
接するスラストワッシャ107と共に回転検出用マグネ
ット101を取付けて軸受け103に組付けられてる。
この組付けにより入力回転軸2は、摺動ワッシャ106
を介して軸受け103の一側に位置するスラストワッシ
ャ107と、軸受け103の他側に位置する突起部4と
により軸方向移動が規制されている。そして入力回転軸
2の後端軸部2cは、挿入孔2dにドリブンギヤ202
の先端軸部202cを内挿すると共に、この先端軸部2
02cに形成されたキー202dをスリット3に係合し
てドリブンギヤ202に連結している。
【0025】なお、図1において、符号104は制動用
マグネット、符号105はオイルシール、及び符号30
0は回転検出用マグネット101の回転を検出する磁電
変換素子付回路部(図示せず)を内部に備えたスリーブ
201の開口部201aを閉塞するハウジングを、それ
ぞれ示す。
【0026】このように構成されたスピードセンサ1
は、トランスミッション200の回転がドリブンギヤ2
02を介して入力回転軸2に伝達され、入力回転軸2の
回転に伴なう回転検出用マグネット101の磁界の変化
をハウジング300内の磁電変換素子により検知して図
外の計器にスピード表示するようになっている。
【0027】このスピードセンサ1は次の様にして組付
けることができる。
【0028】入力回転軸2は、スリット3を形成したこ
とにより、スリット3の形成部位の軸部が縮径方向に撓
み性を有することになり、この結果入力回転軸2を軸受
け103と同一方向(図1のA方向)から組付けること
が可能となる。
【0029】すなわち、軸受け103は、ハウジング3
00で閉塞される開口部201aから圧入されてスリー
ブ201内に固定され、同様に入力回転軸2はその後端
軸部2cを先頭にして開口部201aからスリーブ20
1内に挿入し、スリット3の形成部位の軸部を縮径方向
に撓ませて軸受け103に挿通させて、その中間軸部2
bを軸受け103に軸支させて組付けることができる。
【0030】このように入力回転軸2は軸受け103と
同一方向から組付け可能となるので、図2に示すように
軸受け103への組付け前に予め回転検出用マグネット
101を組付けて一体化したサブアッセンブリ5として
構成することができる。
【0031】この入力回転軸2は、回転検出用マグネッ
ト101と別個にそれぞれ組付けても、入力回転軸2を
軸受け103を含む他の部品と同一方向から組付けるこ
とができること、及び入力回転軸2を合成樹脂で形成し
たので軸受け103への組付け後の入力回転軸2の先端
軸部2aの熱溶融により回転検出用マグネット101を
容易に取付けることができること、により組付け上の簡
略化を図ることができるが、前記したようにサブアッセ
ンブリ5として構成することにより組付上の一層の簡略
化を図ることができる。
【0032】サブアッセンブリ5は、スラストワッシャ
107と共に回転検出用マグネット101を入力回転軸
2の先端軸部2aに一体化させて構成されている。
【0033】このサブアッセンブリ5は、入力回転軸2
の成形時に、成形型内にスラストワッシャ107及び回
転検出用マグネット101を配置して一体成形されるば
かりでなく、予め形成された入力回転軸2の先端軸部2
aにスラストワッシャ107及び回転検出用マグネット
101を外挿した後、先端軸部2aを熱溶融させて一体
かさせることによっても形成することができる。
【0034】そしてこのサブアッセンブリ5は、軸受け
103を開口部201aから圧入してスリーブ201内
に固定し、かつ制動用マグネット104を開口部201
aから挿入して軸受け103に吸着固定した後、開口部
201aからスリーブ201内に挿入してスリーブ20
1内に固定した軸受け103に組付けることができる。
【0035】すなわち、サブアッセンブリ5は、入力回
転軸2の後端軸部2cを先頭にして開口部201aから
スリーブ201内に挿入すると共に、後端軸部2cを摺
動ワッシャ106を透通して軸受け103に挿入し、さ
らなる押し込みによって突起部4に作用する摺動ワッシ
ャ106内への押し込み力によってスリット3の形成さ
れている軸部を縮径方向へ撓ませて、突起部4を摺動ワ
ッシャ106及び軸受け103に透通させ、突起部4の
軸受け103の透通後の前記軸部の復元により、入力回
転軸2の中間軸部2bを軸受け103に軸支させて組付
けることができる。
【0036】このようにサブアッセンブリ5を組付ける
ことによって、入力回転軸2は、図1に示すように軸受
け103の一側に摺動ワッシャ106を介在して位置す
るスラストワッシャ107と、軸受け103の他側に位
置する突起部4とにより軸方向の移動が規制されて組付
けられる。
【0037】このようにサブアッセンブリ5を用いて組
付けたスピードセンサ1は、サブアッセンブリ5を、軸
受け103、制動用マグネット104、及び摺動ワッシ
ャ106の組付け方向と同一方向から組付けることがで
きること、及び入力回転軸2の軸受け103への組付け
後の回転検出用マグネット101の取付けが不要で、入
力回転軸2と同時に回転検出用マグネット101を組付
けることができること、により組付け作業の一層の簡略
化を図ることができる。
【0038】また、スピードセンサ1は、入力回転軸2
を合成樹脂で形成したので、入力回転軸2と回転検出用
マグネット101を個別に組付けたもの、及びサブアッ
センブリ5を組付けたものの両者共、必要以上の加工精
度を要求されることなく軸受け103との良好な回転性
が得られる。
【0039】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明は、
次の効果を奏する。
【0040】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
入力回転軸を合成樹脂で形成し、かつスリットを前記入
力回転軸の後端軸部から中間軸部の中程に達するように
形成したので、前記入力回転軸の前記スリットの形成部
位の軸部が縮径方向に撓むことができて、前記入力回転
軸を軸受けと同一方向からスリーブ内に挿入して前記軸
受けに軸支させることができ、この結果部品の組付け方
向が同一となって組付け作業の簡略したスピードセンサ
を提供することができる。
【0041】その上請求項1記載の発明によれば、入力
回転軸を合成樹脂で形成したので、必要以上の加工精度
を要求されることなく軸受けとの良好な回転性が得られ
ると共に、回転検出用マグネットの組付けも入力回転軸
の先端軸部の熱溶融により容易に行なうことができ、か
つ前記スリットにドリブンギヤのキーを係合させること
によって入力回転軸とドリブンギヤとの連結を容易に行
なうことができ、この点でも組付け作業の簡略化を図る
ことができるスピードセンサを提供することができる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、回転検出用
マグネットを入力回転軸に一体的にサブアッセンブリし
たので、入力回転軸と同時に回転検出用マグネットを組
付けることができ、この結果組付け作業の一層簡略化し
たスピードセンサを提供することができる。
【0043】また、請求項3記載の発明によれば、入力
回転軸を、軸受けを圧入するスリーブの開口部側から挿
入して、スリットの形成部位の軸部を縮径方向に撓ませ
て軸受けに挿通させることによって組付けるようにした
ので、入力回転軸を軸受けと同一方向からスリーブ内に
組付けることができ、この結果部品の組付け方向が同一
となること、及び入力回転軸を合成樹脂で形成したので
回転検出用マグネットの取付けが容易であること、とが
併さって組付け作業の簡略化したスピードセンサの組付
け方法を提供することができる。
【0044】さらに請求項4記載の発明によれば、回転
検出用マグネットを入力回転軸に一体的にサブアッセン
ブリしたので、入力回転軸と同時に回転検出用マグネッ
トを組付けることができ、この結果組付け作業の一層簡
略化したスピードセンサの組付け方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としてのスピードセンサの一部断面に
した正面図である。
【図2】図1のスピードセンサに用いる一部切欠いた要
部の分解斜視図である。
【図3】従来のスピードセンサの一部断面にした正面図
である。
【符号の説明】
1 スピードセンサ 2 入力回転軸 2a 先端軸部(入力回転軸の) 2b 中間軸部(入力回転軸の) 2c 後端軸部(入力回転軸の) 3 スリット 4 突起部 5 サブアッセンブリ 101 回転検出用マグネット 103 軸受け 107 スラストワッシャ 200 トランスミッション 201 スリーブ 202 ドリブンギヤ 201a 開口部(スリーブの)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端軸部に回転検出用マグネットを取付
    け、後端軸部をトランスミッションの回転を取り出すド
    リブンギヤに連結すると共に、前記先端軸部と前記後端
    軸部との間の中間軸部を、前記ドリブンギヤを回転自在
    に内挿するスリーブ内に固定した軸受けに回転自在に軸
    支して取付けられる入力回転軸を備えたスピードセンサ
    において、 前記入力回転軸が合成樹脂で形成されると共に、前記後
    端軸部から前記中間軸部の中程に達するように軸方向に
    形成されたスリットと、前記後端軸部と前記中間軸部と
    の境界部位に外方へ突出形成され前記軸受けに当接して
    前記入力回転軸の軸方向移動を規制する突起部とを有し
    て形成されていることを特徴とするスピードセンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスピードセンサであっ
    て、 前記回転検出用マグネットが前記入力回転軸の先端軸部
    にスラストワッシャと共に一体的に組付けられてサブア
    ッセンブリを構成していることを特徴とするスピードセ
    ンサ。
  3. 【請求項3】 先端軸部に回転検出用マグネットを取付
    け、後端軸部をトランスミッションの回転を取り出すド
    リブンギヤに連結すると共に、前記先端軸部と前記後端
    軸部との間の中間軸部を、前記ドリブンギヤを回転自在
    に内挿するスリーブ内に固定した軸受けに回転自在に軸
    支して取付けられる入力回転軸を備えたスピードセンサ
    の組付け方法であって、 前記入力回転軸が合成樹脂で形成されると共に、前記後
    端軸部から前記中間軸部の中程に達するように軸方向に
    形成されたスリットと、前記後端軸部と前記中間軸部と
    の境界部位に外方へ突出形成され前記軸受けに当接して
    前記入力回転軸の軸方向移動を規制する突起部とを有し
    て形成されており、 前記軸受けを前記スリーブの開口部から圧入して前記ス
    リーブ内に固定し、 前記入力回転軸を前記スリーブの開口部から前記後端軸
    部を先頭にして挿入すると共に、前記スリットの形成さ
    れている軸部を縮径方向に撓ませて前記軸受けに挿通さ
    せて前記中間軸部を前記軸受けに軸支させて組付けるこ
    とを特徴とするスピードセンサの組付け方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のスピードセンサの組付け
    方法であって、前記回転検出用マグネットが前記入力回
    転軸の先端軸部にスラストワッシャと共に一体的に組付
    けられてサブアッセンブリを構成していることを特徴と
    するスピードセンサの組付け方法。
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