JP2946334B2 - 熱接着可能な伸縮性編地 - Google Patents
熱接着可能な伸縮性編地Info
- Publication number
- JP2946334B2 JP2946334B2 JP63314793A JP31479388A JP2946334B2 JP 2946334 B2 JP2946334 B2 JP 2946334B2 JP 63314793 A JP63314793 A JP 63314793A JP 31479388 A JP31479388 A JP 31479388A JP 2946334 B2 JP2946334 B2 JP 2946334B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted fabric
- yarn
- heat
- reed
- elastic yarn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Details Of Garments (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、当て布用途として伸縮性良好で、カールや
生地端部のホツレのない熱接着可能な伸縮性編地に関す
る。
生地端部のホツレのない熱接着可能な伸縮性編地に関す
る。
［従来の技術］ ゼッケン、ワッペン、名札、アップリケ、脚腕部のラ
イン等の当て布は、衣類に縫いつける方法以外に、裏面
に熱接着性樹脂を付着させ、アイロンやプレス機にて衣
料に接着する方法も広く採用されている。
イン等の当て布は、衣類に縫いつける方法以外に、裏面
に熱接着性樹脂を付着させ、アイロンやプレス機にて衣
料に接着する方法も広く採用されている。
一方、スポーツやカジュアル衣料には伸縮性良好な生
地が採用されることが多く、この場合、熱接着性当て布
を使用することにより、その部分の伸びが抑えられ、運
動機能を低下させたり、ひけつれを発生し、美観を損な
うことが多い。さらには、当て布と衣料生地の伸縮性差
により、接着面に剪断力が繰り返し発生し、剥離を生ず
ることも多く、改善が望まれている。
地が採用されることが多く、この場合、熱接着性当て布
を使用することにより、その部分の伸びが抑えられ、運
動機能を低下させたり、ひけつれを発生し、美観を損な
うことが多い。さらには、当て布と衣料生地の伸縮性差
により、接着面に剪断力が繰り返し発生し、剥離を生ず
ることも多く、改善が望まれている。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明者らは、弾性糸を使用した編地を採用すること
により、この問題を解決することを検討したが、通常の
条件で編成した生地は、当て布としてカールを発生し、
アイロン接着が難しく、また端部のホツレが生じ、着用
を繰り返すに従って美観が損なわれ、容易に満足べき性
能を有する熱接着性編地を達成することができなかっ
た。
により、この問題を解決することを検討したが、通常の
条件で編成した生地は、当て布としてカールを発生し、
アイロン接着が難しく、また端部のホツレが生じ、着用
を繰り返すに従って美観が損なわれ、容易に満足べき性
能を有する熱接着性編地を達成することができなかっ
た。
すなわち、弾性糸を使用し、いかなる編組織とすれば
よいかが問題となるが、本発明者らの知見によれば、伸
縮性の優れた編地ほどカールを生じ易いことが判明し
た。そしてその編地に接着剤を付着させ、当て布に裁断
して、アイロン接着を試みたが、カールのため、たるみ
や皺が発生し、当て布として全く不適格であることが確
認された。さらに、アイロン接着が比較的きれいにでき
たものを選択して繰り返し伸長と洗濯のテストを実施し
たところ、、ひけやつれの発生、剥離の発生については
期待通りの効果が認められたものの、裁断端部のホツレ
が発生し、極めて見苦しい状態となることが見出され
た。
よいかが問題となるが、本発明者らの知見によれば、伸
縮性の優れた編地ほどカールを生じ易いことが判明し
た。そしてその編地に接着剤を付着させ、当て布に裁断
して、アイロン接着を試みたが、カールのため、たるみ
や皺が発生し、当て布として全く不適格であることが確
認された。さらに、アイロン接着が比較的きれいにでき
たものを選択して繰り返し伸長と洗濯のテストを実施し
たところ、、ひけやつれの発生、剥離の発生については
期待通りの効果が認められたものの、裁断端部のホツレ
が発生し、極めて見苦しい状態となることが見出され
た。
このホツレの問題は従来の当て布についても共通の現
像であると考えられるが、この対策として、当て布の幅
に合せた細幅織物としたり、当て布の裁断部をかがり縫
いしたり、熱融着することによって解決がなされてい
る。しかし、編地を採用する限り、従来の織物中心の組
織と比較し、組織密度が低く、ループ構造から成り立っ
ているため、裁断面から糸端が遊離し易く、また必然的
に糸端が長くなり、ホツレの問題は編地においてさらに
強調されるものであることが認識された。
像であると考えられるが、この対策として、当て布の幅
に合せた細幅織物としたり、当て布の裁断部をかがり縫
いしたり、熱融着することによって解決がなされてい
る。しかし、編地を採用する限り、従来の織物中心の組
織と比較し、組織密度が低く、ループ構造から成り立っ
ているため、裁断面から糸端が遊離し易く、また必然的
に糸端が長くなり、ホツレの問題は編地においてさらに
強調されるものであることが認識された。
細幅編地とすることは解決方法となるものの当然生産
コスト面で極めて不利であり、積極的な方策とはなり得
ないことは言うまでもない。
コスト面で極めて不利であり、積極的な方策とはなり得
ないことは言うまでもない。
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決せんとする
ものであり、伸縮性のある生地に追従し、着用者の運動
機能を抑制せず、型崩れを生ぜず、剥離し易く、さらに
はカールや端部ホツレを生ずることのない当て布用熱接
着可能な伸縮性編地を提供せんとするものである。
ものであり、伸縮性のある生地に追従し、着用者の運動
機能を抑制せず、型崩れを生ぜず、剥離し易く、さらに
はカールや端部ホツレを生ずることのない当て布用熱接
着可能な伸縮性編地を提供せんとするものである。
［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成する本発明の構成は、２枚筬以上の
計編機にて弾性糸を後筬に、非弾性糸を前筬に配し、前
筬は３針間の振り、後筬は２針間の振りであり、各編目
は閉目を形成し、また各筬が対称振りで、弾性糸と非弾
性糸の糸振り込み量が1:2以上の比率である編地からな
り、かつ該編地の裏面に熱接着性樹脂を存在せしめてな
ることを特徴とする熱接着可能な伸縮性編地である。
計編機にて弾性糸を後筬に、非弾性糸を前筬に配し、前
筬は３針間の振り、後筬は２針間の振りであり、各編目
は閉目を形成し、また各筬が対称振りで、弾性糸と非弾
性糸の糸振り込み量が1:2以上の比率である編地からな
り、かつ該編地の裏面に熱接着性樹脂を存在せしめてな
ることを特徴とする熱接着可能な伸縮性編地である。
上記本発明の熱接着可能な伸縮性編地は、カールを生
じることなく、高い成功率にて衣料にアイロン接着する
ことができ、繰返し着用、洗濯によっても剥離せず、型
崩れなく、裁断面のホツレもない。また、衣料の伸縮性
は阻害されず、スポーツ、カジュアル衣料用として極め
て適合性の高い当て布とすることができる。
じることなく、高い成功率にて衣料にアイロン接着する
ことができ、繰返し着用、洗濯によっても剥離せず、型
崩れなく、裁断面のホツレもない。また、衣料の伸縮性
は阻害されず、スポーツ、カジュアル衣料用として極め
て適合性の高い当て布とすることができる。
本発明において使用する弾性糸としては、ポリウレタ
ン弾性糸、ポリエステル弾性糸、ポリアミド弾性糸など
が挙げられ、就中、ポリウレタン弾性糸（スパンデック
ス）は各メーカーにて量産されており、最も一般的で容
易に入手できるので好ましい。
ン弾性糸、ポリエステル弾性糸、ポリアミド弾性糸など
が挙げられ、就中、ポリウレタン弾性糸（スパンデック
ス）は各メーカーにて量産されており、最も一般的で容
易に入手できるので好ましい。
弾性糸のデニールは当て布商品の種類により異なる
が、一般的に10〜40デニールの範囲のものが好ましい。
通常、ベアー糸の形態で使用するが、カバード糸や複合
形態となったものも使用することができる。
が、一般的に10〜40デニールの範囲のものが好ましい。
通常、ベアー糸の形態で使用するが、カバード糸や複合
形態となったものも使用することができる。
非弾性糸の素材は、天然繊維、再生繊維、半合成繊
維、合成繊維等当て布商品の要求性能により適切なもの
を選択することができる。
維、合成繊維等当て布商品の要求性能により適切なもの
を選択することができる。
非弾性糸の形態は、長繊維フイラメント、短繊維紡績
糸のいずれであってもよく、２種以上の繊維を混紡、混
繊したものや、捲縮加工を施したもの、その他、複合繊
維等広く選択することができる。
糸のいずれであってもよく、２種以上の繊維を混紡、混
繊したものや、捲縮加工を施したもの、その他、複合繊
維等広く選択することができる。
経編機としては、トリコット２枚筬編機を通常使用す
る。例えば、フロントバーにナイロン糸をバックバーに
ポリウレタン弾性糸を配置し、それぞれ２−3/1−0,1−
0/1−２の編組織にて編立てることにより得られる。編
地の性能とコストを考慮すれば、この編地が最も好まし
い。本発明においては弾性糸と非弾性糸の糸振り込み量
を1:2以上とすることにより、フロントの非弾性糸のラ
ンナーが大きく直線部分が長くなり、バックの弾性糸の
ランナーが小さくなるため、編地表面が平滑になり、プ
リントおよび接着剤ののりが向上するという効果を奏す
る。一方、この糸振り込み量が1:2より少なくなる
と、、フロントのランナーが小さく、バックのランナー
が大きくなるため、伸びの乏しいトリコット編地とな
り、本発明の効果がなくなる。次に、得られた経編地の
仕上加工について説明する。
る。例えば、フロントバーにナイロン糸をバックバーに
ポリウレタン弾性糸を配置し、それぞれ２−3/1−0,1−
0/1−２の編組織にて編立てることにより得られる。編
地の性能とコストを考慮すれば、この編地が最も好まし
い。本発明においては弾性糸と非弾性糸の糸振り込み量
を1:2以上とすることにより、フロントの非弾性糸のラ
ンナーが大きく直線部分が長くなり、バックの弾性糸の
ランナーが小さくなるため、編地表面が平滑になり、プ
リントおよび接着剤ののりが向上するという効果を奏す
る。一方、この糸振り込み量が1:2より少なくなる
と、、フロントのランナーが小さく、バックのランナー
が大きくなるため、伸びの乏しいトリコット編地とな
り、本発明の効果がなくなる。次に、得られた経編地の
仕上加工について説明する。
先ず、生機の精練が行なわれる。精練の条件は特定の
ものではなく、使用した非弾性糸の種類によって決定さ
れる。精練により糸段階、編立段階、輸送段階にて付着
した汚れが除去される。天然繊維が使用されている場合
には、繊維の夾雑物を除去するため精練に引続き漂白を
行なう場合がある。また、次工程での加工をスムースに
実施するため、精練、乾燥後、熱テンターにて生機セッ
トを行なう場合も多い。
ものではなく、使用した非弾性糸の種類によって決定さ
れる。精練により糸段階、編立段階、輸送段階にて付着
した汚れが除去される。天然繊維が使用されている場合
には、繊維の夾雑物を除去するため精練に引続き漂白を
行なう場合がある。また、次工程での加工をスムースに
実施するため、精練、乾燥後、熱テンターにて生機セッ
トを行なう場合も多い。
精練を終えた編地は、その商品に適したデザインに染
色、プリント等が行なわれる。その条件は多種多用であ
り、単に着色に止まらず、刺繍やフオームプリントが行
なわれることも多い。紋様を置かれた編地は必要な固着
処理を経た後、熱テンターにて仕上セットが行なわれ
る。
色、プリント等が行なわれる。その条件は多種多用であ
り、単に着色に止まらず、刺繍やフオームプリントが行
なわれることも多い。紋様を置かれた編地は必要な固着
処理を経た後、熱テンターにて仕上セットが行なわれ
る。
上記によって得られた編地は、その裏面に接着剤が付
与される。編地の伸縮性を阻害しないためには、接着剤
処理は接着剤を間歇的に付着させることが好ましく、通
常、ドットプリントやスプレー法が装用される。このた
めの装置は、従来から装着芯地に採用されているものを
使用し、その条件も接着芯地のものを踏襲することで全
く問題なく実施することができる。
与される。編地の伸縮性を阻害しないためには、接着剤
処理は接着剤を間歇的に付着させることが好ましく、通
常、ドットプリントやスプレー法が装用される。このた
めの装置は、従来から装着芯地に採用されているものを
使用し、その条件も接着芯地のものを踏襲することで全
く問題なく実施することができる。
採用する熱接着性樹脂は、ポリエステル系樹脂、ポリ
アミド系樹脂を採用することが望ましい。なお、プリン
ト、刺繍を本熱接着剤処理の後に実施することもある。
アミド系樹脂を採用することが望ましい。なお、プリン
ト、刺繍を本熱接着剤処理の後に実施することもある。
熱接着性樹脂にて裏面をドット加工またはシンター加
工（スプレー法）された編地は次に裁断され、衣料に熱
接着される。
工（スプレー法）された編地は次に裁断され、衣料に熱
接着される。
なお、熱接着樹脂は、上記のドット加工またはシンタ
ー加工以外に、例えば熱融着可能なネット状フイルム、
あるいは孔あきフイルムや不織布状の熱接着性繊維樹脂
などを、あらかじめ接着剤などで編地の裏面に仮接着さ
せたものであってもよい。また、熱接着性樹脂は間歇的
に編地の裏面に付着されていることが好ましいが、編地
の伸縮性を阻害しない範囲であれば、連続的に樹脂が付
着されていてもよい。
ー加工以外に、例えば熱融着可能なネット状フイルム、
あるいは孔あきフイルムや不織布状の熱接着性繊維樹脂
などを、あらかじめ接着剤などで編地の裏面に仮接着さ
せたものであってもよい。また、熱接着性樹脂は間歇的
に編地の裏面に付着されていることが好ましいが、編地
の伸縮性を阻害しない範囲であれば、連続的に樹脂が付
着されていてもよい。
熱接着にはアイロンやプレス機が使用され、その温
度、時間等の条件は種に熱接着樹脂の種類により決定さ
れ、当て布の生地厚等により補正がなされる。
度、時間等の条件は種に熱接着樹脂の種類により決定さ
れ、当て布の生地厚等により補正がなされる。
以上、編立条件、仕上加工条件について述べたが、次
にその具体的な実施例を用いて説明する。
にその具体的な実施例を用いて説明する。
実施例 28ゲージ、80インチ幅の２枚筬トリコット編機にてフ
ロント筬にナイロンフイラメント50デニール、17フイラ
メント、バック筬にスパンデックス（東レ・デュポン株
式会社製“オペロン”（登録商標）20デニール）を配
し、編立てを行なった。各筬の条件は、 フロント：組織２−3/1−０、 ランナー162センチ/R バック ：組織１−0/1−２、 ランナー82センチ/R とした。編機上での密度は28ウエール／インチ×60コー
ス／インチ、ナイロン／スパンデックスの交編率は92.7
/7.3であった。上記のフロント:162センチ/R、バック82
センチ/Rから、バックの弾性糸82を１とすると、フロン
トのナイロン糸は162/82＝1.98≒２、すなわち、弾性糸
と非弾性糸の糸振り込み量は1:2となる。
ロント筬にナイロンフイラメント50デニール、17フイラ
メント、バック筬にスパンデックス（東レ・デュポン株
式会社製“オペロン”（登録商標）20デニール）を配
し、編立てを行なった。各筬の条件は、 フロント：組織２−3/1−０、 ランナー162センチ/R バック ：組織１−0/1−２、 ランナー82センチ/R とした。編機上での密度は28ウエール／インチ×60コー
ス／インチ、ナイロン／スパンデックスの交編率は92.7
/7.3であった。上記のフロント:162センチ/R、バック82
センチ/Rから、バックの弾性糸82を１とすると、フロン
トのナイロン糸は162/82＝1.98≒２、すなわち、弾性糸
と非弾性糸の糸振り込み量は1:2となる。
生機はリラックス状にて次の条件にて精練した。
非イオン洗剤 2g/ ソーダ灰 2g/ 80℃×30分→水洗→乾燥 次にローラ捺染機にてゼッケン用にデザインした柄を
顔料捺染した。乾燥後、熱テンターにて170℃×15秒の
仕上セットを行ない46ウエール／インチ×90コース／イ
ンチの密度に調整した。編地の目付は141g/m2であっ
た。
顔料捺染した。乾燥後、熱テンターにて170℃×15秒の
仕上セットを行ない46ウエール／インチ×90コース／イ
ンチの密度に調整した。編地の目付は141g/m2であっ
た。
次にドットプリント装置にてポリエステル接着用樹脂
を15ポイント／インチ、生地重量に対し樹脂量30g/m2付
着した。
を15ポイント／インチ、生地重量に対し樹脂量30g/m2付
着した。
規定のサイズに打ち抜き裁断したゼッケンは綿100％
丸編地使いのトレーニングシャツ胸部に当てがい、プレ
スにて40℃×20秒熱処理した。熱プレス作業性良好であ
り、接着の不良率は極めて低かった。テストとして、接
着生地を70％伸長20回繰返した後、剥離強度を測定した
ところ467g/インチであり、良好な数値と判断される。
着用試験の結果も、接着部のひけ、つれは認められず、
裁断端のホツレも認められなかった。
丸編地使いのトレーニングシャツ胸部に当てがい、プレ
スにて40℃×20秒熱処理した。熱プレス作業性良好であ
り、接着の不良率は極めて低かった。テストとして、接
着生地を70％伸長20回繰返した後、剥離強度を測定した
ところ467g/インチであり、良好な数値と判断される。
着用試験の結果も、接着部のひけ、つれは認められず、
裁断端のホツレも認められなかった。
［発明の効果］ 本発明は、以上述べた構成とすることにより、次の如
き優れた作用効果を奏する。すなわち、 伸縮性の優れた衣料用に本発明の当て布を採用するこ
とにより、衣料の伸縮機能を阻害せず、接着部にひけ、
つれ、たるみ、しわ等の発生や、衣料の形態崩れがな
く、着用と洗濯を繰返しても剥離することなく、また裁
断端面にホツレの発生がない。
き優れた作用効果を奏する。すなわち、 伸縮性の優れた衣料用に本発明の当て布を採用するこ
とにより、衣料の伸縮機能を阻害せず、接着部にひけ、
つれ、たるみ、しわ等の発生や、衣料の形態崩れがな
く、着用と洗濯を繰返しても剥離することなく、また裁
断端面にホツレの発生がない。
また、衣料への熱接着時、カールの発生がなく、接着
加工性が良好であり、接着不良率が極めて低くなる。
加工性が良好であり、接着不良率が極めて低くなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−289676（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−229737（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−235509（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−239060（ＪＰ，Ａ) 特公 昭60−7745（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) D04B 21/00 - 21/18 A41D 27/08
Claims (1)
- 【請求項１】２枚筬以上の経編機にて弾性糸を後筬に、
非弾性糸を前筬に配し、前筬は３針間の振り、後筬は２
針間の振りであり、各編目は閉目を形成し、また各筬が
対称振りで、弾性糸と非弾性糸の糸振り込み量が1:2以
上の比率である編地からなり、かつ該編地の裏面に熱接
着性樹脂を存在せしめてなることを特徴とする熱接着可
能な伸縮性編地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63314793A JP2946334B2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 熱接着可能な伸縮性編地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63314793A JP2946334B2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 熱接着可能な伸縮性編地 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02160905A JPH02160905A (ja) | 1990-06-20 |
| JP2946334B2 true JP2946334B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=18057664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63314793A Expired - Fee Related JP2946334B2 (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 熱接着可能な伸縮性編地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2946334B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2249867T3 (es) * | 1999-06-08 | 2006-04-01 | Nitto Denko Corporation | Modulo de membrana para la separacion de liquidos y metodo para fabricar el mismo. |
| KR20210046436A (ko) * | 2019-10-18 | 2021-04-28 | 현대자동차주식회사 | 자동차 내장재 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS607745A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-16 | Mitsubishi Electric Corp | 沸騰冷却装置 |
| JPS61239060A (ja) * | 1985-04-16 | 1986-10-24 | 東洋紡績株式会社 | 伸縮性編地 |
| DE3610029A1 (de) * | 1986-03-25 | 1987-10-01 | Freudenberg Carl Fa | Aufbuegelbarer einlageverbundstoff |
| JPS62289676A (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-16 | 旭化成株式会社 | 接着芯地 |
| JPS63235509A (ja) * | 1987-03-23 | 1988-09-30 | カネボウ株式会社 | 接着芯地及び繊維製品 |
-
1988
- 1988-12-13 JP JP63314793A patent/JP2946334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02160905A (ja) | 1990-06-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI230214B (en) | Stretchable clothing | |
| TWI473916B (zh) | 防止蔓延、捲縮產生之特性優良的雙面緯編針織物及其加工方法 | |
| US20050112976A1 (en) | Performance sports garments formed from single layer double-faced performance warp knit fabric and method of making same | |
| US6484325B1 (en) | Athletic garment and equipment system | |
| US6067660A (en) | Applique method and article | |
| KR100450272B1 (ko) | 부직합성포,그제조방법및그사용방법 | |
| WO1991012129A1 (en) | Knit fabric material with stretch and insulative properties and related articles of clothing | |
| JP2019011546A (ja) | 経編芯地 | |
| JP2946334B2 (ja) | 熱接着可能な伸縮性編地 | |
| KR200193416Y1 (ko) | 고 신축성의 스웨드풍 경편직물 | |
| KR101832674B1 (ko) | 라운딩 셔츠 | |
| US20210267294A1 (en) | Garment | |
| KR0124784Y1 (ko) | 신축성이 우수한 경편직물 | |
| KR101772435B1 (ko) | 경편직물과 이의 제조방법 | |
| JP3063342U (ja) | 下半身用衣類 | |
| JP2001303301A (ja) | ビジネスシャツ | |
| JPH04352839A (ja) | 融着可能な伸縮糸、これを用いた編織品および衣料品 | |
| KR20090017953A (ko) | 바이어스 재단된 천조각으로 이루어진 안감을 포함하는 의복 | |
| JP2001303412A (ja) | 一体成形袋状経編地及びその製造方法 | |
| CN215013698U (zh) | 一种便于晾晒的针织衫 | |
| JP2914483B2 (ja) | 衣料用筒状テープ | |
| JP3019298U (ja) | 伸縮性編地を備えたニットウエア | |
| CN210148844U (zh) | 一种耐磨防水罗纹布 | |
| JP3212416U (ja) | 経編芯地 | |
| JP3052845U (ja) | 運動着 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |