JP2945707B2 - 原子炉圧力容器支持ペデスタルの据付方法 - Google Patents

原子炉圧力容器支持ペデスタルの据付方法

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JP2945707B2 JP2078656A JP7865690A JP2945707B2 JP 2945707 B2 JP2945707 B2 JP 2945707B2 JP 2078656 A JP2078656 A JP 2078656A JP 7865690 A JP7865690 A JP 7865690A JP 2945707 B2 JP2945707 B2 JP 2945707B2
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は原子力発電所の建設技術に係り、特に沸騰水
型原子炉の原子炉圧力容器を支持する原子炉圧力容器支
持ペデスタルの据付方法に関する。
(従来の技術) 軽水炉としての沸騰水型原子炉(BWR)や改良形沸騰
水型原子炉(ABWR)は、原子炉建屋内に原子炉格納容器
が格納され、この原子炉格納容器内に原子炉圧力容器が
収容される。原子炉圧力容器は原子炉建屋基礎マット上
に立設された原子炉圧力容器支持ペデスタル(以下、RP
V支持ペデスタルという。)により支持される。
RPV支持ペデスタル1は、第4図に示すように原子力
発電所の建設時に、原子炉建屋基礎マット2上に設置さ
れ、RPV支持ペデスタルアンカフレーム3およびペデス
タルリングガーダ4により据付けられる。この鋼製RPV
支持ペデスタル1は、揚重機5の揚重性能に合せて予め
製作工場で製造される。従来のRPV支持ペデスタル1は
水平6分割構造(RPV支持ペデスタルを6つのスリーブ
状あるいはトーラス状ペデスタルユニットに分割した構
造としたもの)であったり、また縦4分割で水平4分割
構造に細分化されており、この細分化されたペデスタル
ユニットを組み立てて一体化することにより構成され
る。
工場で製造された例えば水平6分割構造のRPV支持ペ
デスタル1は海上輸送にて建設現場近くの水切設備に陸
揚げして水切りされ、その後、トレーラにて建設現場の
揚重機5下まで搬送される。
そして、揚重機5にて鋼製のRPV支持ペデスタル1の
ユニット1aを吊設して原子炉格納容器6内のRPV支持ペ
デスタル基礎部(ペデスタルリングガーダ4)上に設置
し、据付ける。以後、残りのペデスタルユニット1b,1c
等を下から順次据付けていき、途中で、RPV支持ペデス
タル1のグラウトホール内にコンクリート圧送パイプ
(図示せず)によりコンクリートを注入して充填させて
おり、この充填後、残りのペデスタルユニットの搬入、
据付けを行なっていた。
(発明が解決しようとする課題) 従来のRPV支持ペデスタルの据付方法においては、揚
重機の性能によりペデスタルユニットの吊上げ形状や重
量が決められてしまうために、ペデスタルユニットを細
分化しなければならず、建設現場での作業量が多かった
り、また、この作業量に比例して建設工期が長くなった
り、さらには、ペデスタルユニット同士の溶接箇所が多
く、溶接線が長くなるため、据付けや検査工数が多くな
る問題があった。また、RPV支持ペデスタルが細分化さ
れているため、RPV支持ペデスタル据付けのための搬入
回数やその日数が多くなったり、作業の安全性を図る上
で問題があった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、
RPV支持ペデスタルの据付工数を低減させて建設工期を
大幅に短縮させるとともに、据付作業の安全性を向上さ
せた原子炉圧力容器支持ペデスタルの据付方法を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明に係る原子炉圧力容器支持ペデスタルの据付方
法は、原子炉建屋基礎マットに原子炉圧力容器支持ペデ
スタル基礎部を形成し、この基礎部に水平方向に沿って
上下2分割された原子炉圧力容器支持ペデスタルのう
ち、まず水平ベント部ペデスタルユニットを据付け、そ
の後、水平ベント部ペデスタルユニット上に連結孔部ペ
デスタルユニットを据付け、上記水平ベント部ペデスタ
ルユニットには水平ベント管および垂直管が予め組み込
まれる一方、連結孔部ペデスタルユニットには上部ドラ
イウェルと下部ドライウェルとを連通させる連絡孔が予
め組み込まれ、この連絡孔にケーブルおよび空調ダクト
を組み付ける方法である。
(作用) この原子炉圧力容器(RPV)支持ペデスタルの据付方
法は、RPV支持ペデスタルを水平2分割構造として水平
ベント部のペデスタルユニットと連結孔部のペデスタル
ユニットとに構成し、RPV支持ペデスタル基礎部に水平
ベント部ペデスタルユニットを据付けた後に、このペデ
スタルユニット上に連結孔部ペデスタルユニットを据付
ける方法であり、この据付方法により、据付工数を低減
させて建設工期を大幅に短縮させることができ、作業の
安全性を向上させることができる。
(実施例) 以下、本発明に係る原子炉圧力容器支持ペデスタルの
据付方法の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は本発明の据付方法が適用される沸騰水型原子
炉の原子力発電所の建設現場を示す説明図である。この
原子力発電所においては、原子炉建屋10の基礎版11内に
原子炉圧力容器(RPV)支持ペデスタルアンカフレーム1
2およびペデスタルリングガーダ13を設置し、RPV支持ペ
デスタル14の基礎部(支持部)を原子炉格納容器16内に
構成するとともに、コンクリートを打設して原子炉建屋
基礎マットを形成する。
一方、RPV支持ペデスタル14は水平方向に沿って上下
2分割された水平2分割構造に形成され、水平ベント部
ペデスタルユニット14aと連結孔部ペデスタルユニット1
4bとから構成される。水平2分割構造のペデスタルユニ
ット14a,14bは製作工場で予め製造され、海上輸送で搬
送される。製作工場では、第2図に示すように連結孔部
ペデスタルユニット14bの連結孔17内に、上部ドライウ
ェルと下部ドライウェルとを連絡する配管18、ケーブル
トレイ19、空調用ダクト20、コンジット21およびサポー
ト22等を組み込んで、一体的に据付ける。なお、符号23
は点検架台である。
また、製作工場で製造されたRPV支持ペデスタル14の
ペデスタルユニット14a,14bは海上輸送により、原子力
発電所の建設現場近くの水切設備に水揚げして水切りす
る。その後、トレーラまたは特殊車輌により建設現場の
揚重機24下まで運ぶ。この揚重機24は、例えば750トン
級のクローラクレーン等の大型揚重機である。
揚重機24は初めにRPV支持ペデスタル14の水平ベント
部ペデスタルユニット14aを吊上げて、原子炉格納容器1
6内のRPV支持ペデスタル基礎部(ペデスタルリングガー
ダ13)上に搬入し、この基礎部に設けられたペデスタル
リングガーダ13上に据付ける。この水平ベント部ペデス
タルユニット14a据付け後に、このペデスタルユニット1
4a上に残りの連結孔部ペデスタルユニット14bを搬入し
て、据付ける。
連結孔部ペデスタルユニット14bの据付完了後に、第
3図に示すように、コンクリート圧送パイプ26によりグ
ラウトホール27内へコンクリート28を注入し、充填させ
る。コンクリート28の充填が終了次第グラウトホール27
を盲板で塞ぎ、RPV支持ペデスタル14の据付作業が完了
する。なお、符号29は原子炉圧力容器であり、符号30は
原子炉格納容器16内の上部ドライウェルと下部ドライウ
ェルとを連絡する連絡孔である。また、符号31は水平ベ
ント管、32は垂直管である。
このRPV支持ペデスタルの据付作業においては、鋼製R
PV支持ペデスタル14の重量に合せて大型揚重機24を採用
することにより、RPV支持ペデスタル14は水平2分割構
造と大ブロック化させることができる。このため、建設
現場での工事量を減少させることができる。この工事量
の減少により、RPV支持ペデスタル14の据付工期が短縮
され、また、溶接作業も激減するので、溶接作業のため
に投入される作業員数を大幅に減らすことができる。
また、RPV支持ペデスタル14の各ペデスタルユニット1
4a,14bを原子炉建屋基礎マット11上に搬入して据付ける
回数が減るので、ペデスタルユニット14a,14bの投入作
業を短期間のうちに行なうことができ、作業の安全性を
向上させることができる。
さらに、連結孔部ペデスタルユニット14bの連結孔17
内に連絡配管18や空調ダクト20、ケーブルトレイ19等を
製作工場にて先付けして一体化させることもできるの
で、現地の建設現場での据付作業が簡素化されるととも
に、作業環境が悪い建設現場での危険作業からも開放さ
れ、作業工数の低減を通じて品質の向上を図ることがで
きる。なお、連結配管18や空調ダクト20、ケーブルトレ
イ19等は、建設現場にてRPV支持ペデスタル14内に収納
保持させるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明に係る原子炉圧力容器支持
ペデスタルの据付方法においては、原子炉建屋基礎マッ
トに原子炉圧力容器(RPV)支持ペデスタル基礎部を形
成し、この基礎部に水平方向に沿って上下2分割された
原子炉圧力容器支持ペデスタルのうち、まず水平ベント
部ペデスタルユニットを据付け、その後、水平ベント部
ペデスタルユニット上に連結孔部ペデスタルユニットを
据付け、上記水平ベント部ペデスタルユニットには水平
ベント管および垂直管が予め組み込まれる一方、連結孔
部ペデスタルユニットには上部ドライウェルと下部ドラ
イウェルとを連通させる連絡孔が予め組み込まれ、この
連結孔にケーブルおよび空調ダクトを組み付けるで方法
であるから、RPV支持ペデスタルを水平2分割構造2大
ブロック化させることができ、各ペデスタルユニットを
RPV支持ペデスタル基礎部に搬入して据付ける回数が減
少し、上下2段の取り合い部の位置、役割分担が明確と
なり、設計、製作、搬入、据付作業が容易となり、据付
作業やその作業日数が減少し、ペデスタルユニット据付
後の作業量を大幅に減少し、簡素化することができる一
方、RPV支持ペデスタルの搬入・据付工数を減少させて
連設工期を大幅に短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原子炉圧力容器支持(RPV)ペデ
スタルの据付方法を適用した原子力発電所の建設現場を
示す説明図、第2図はRPV支持ペデスタルの連結孔部ペ
デスタルユニットの連結孔に取付けられる連絡配管、ケ
ーブルトレイ、空調用ダクト等の取付状態を示す図、第
3図はRPV支持ペデスタルの断面形状を簡略的に示す縦
断面図、第4図は従来のRPV支持ペデスタルの据付方法
を示す説明図である。 10……原子炉建屋、11……原子炉建屋基礎マット(基礎
版)、12……原子炉圧力容器支持ペデスタルアンカフレ
ーム、13……ペデスタルリングガーダ(原子炉圧力容器
支持ペデスタル基礎部)、14……原子炉圧力容器支持ペ
デスタル、14a,14b……ペデスタルユニット、16……原
子炉格納容器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉建屋基礎マットに原子炉圧力容器支
    持ペデスタル基礎部を形成し、この基礎部に水平方向に
    沿って上下2分割された原子炉圧力容器支持ペデスタル
    のうち、まず水平ベント部ペデスタルユニットを据付
    け、その後、水平ベント部ペデスタルユニット上に連結
    孔部ペデスタルユニットを据付け、上記水平ベント部ペ
    デスタルユニットには水平ベント管および垂直管が予め
    組み込まれる一方、連結孔部ペデスタルユニットには上
    部ドライウェルと下部ドライウェルとを連通させる連絡
    孔が予め組み込まれ、この連絡孔にケーブルおよび空調
    ダクトを組み付けることを特徴とする原子炉圧力容器支
    持ペデスタルの据付方法。
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