JP2945120B2 - フォーカシング・エラー信号発生装置 - Google Patents

フォーカシング・エラー信号発生装置

Info

Publication number
JP2945120B2
JP2945120B2 JP2286912A JP28691290A JP2945120B2 JP 2945120 B2 JP2945120 B2 JP 2945120B2 JP 2286912 A JP2286912 A JP 2286912A JP 28691290 A JP28691290 A JP 28691290A JP 2945120 B2 JP2945120 B2 JP 2945120B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focusing error
detector
lens
optical
error signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2286912A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03165329A (ja
Inventor
ダニエル・レイ・マーシャル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
HP Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HP Inc filed Critical HP Inc
Publication of JPH03165329A publication Critical patent/JPH03165329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2945120B2 publication Critical patent/JP2945120B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/1055Disposition or mounting of transducers relative to record carriers
    • G11B11/10576Disposition or mounting of transducers relative to record carriers with provision for moving the transducers for maintaining alignment or spacing relative to the carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/0857Arrangements for mechanically moving the whole head
    • G11B7/08582Sled-type positioners
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0908Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only
    • G11B7/0912Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only by push-pull method

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般に光学式情報記憶システム等に応用でき
るものであり、とりわけこうしたシステムに利用され
て、フォーカシング・エラー信号を発生し、所与の光磁
気媒体等に対し正確に光の焦点を合わせることができる
ようにする装置に関するものである。
〔従来技術〕
光学式情報記憶システムと磁気情報記憶システムのハ
イブリッド、いわゆる光磁気情報記憶システムは、記憶
容量を増大させる可能性があるだけでなく、光学情報の
消去及び新しい光学情報の再書込みに関する問題を解決
できるように思われる。以前の光学システムの大部分
は、情報の消去及び再書込みができなかった。こうした
システムの記憶容量は、理論的上限が媒体1平方インチ
当り30メガバイトにもなり得ると推定されている。実際
には、5.25インチのディスクの場合、400〜800メガバイ
トもの記憶容量が期待できる。
いわゆる光学ヘッドには、光磁気システムにおけるデ
ータ検出に必要なコンポーネントの全てが含まれる場合
がよくある。もちろん、データにアクセスするため、光
学ヘッドはアクチュエータ機構によって半径方向へ移動
し、回転するディスクの表面を横切る。あいにく、こう
した光磁気システムが市場で受けいれられる上での障害
の1つは、最新のハード・ディスクを用いた磁気記憶シ
ステムに比べて、情報を取出せる速度が比較的遅いとい
う点である。現在の光学式記憶シスッテムの低速アクセ
ス性能に影響を及ぼしている主要な要素は、移動式光学
ヘッド・アセンブリの質量である。すぐわかるように、
光ディスクに読み書きする装置の質量が増す程、回転す
るディスク上で正確に位置決めする関係上、こうした装
置を加速するのは一層困難になる。
光学システムの可動質量を減少させるためのやり方の
ひとつとして以下のものがあった。これにおいては、光
学アセンブリを分割して、アクチュエータ機構に固定さ
れたままの固定コンポーネントからなるサブアセンブリ
と、質量が最小で強度が最大の可動コンポーネントから
なるサブアセンブリとしていた。ここで用いているよう
に、こうしたシステムは、分割光学システム(split op
tical system)と呼ばれる。
光磁気ディスクあるいは任意の光ディスクに情報の読
み書きを行なう場合、対物レンズによってフォーカシン
グされている光ビームの半径方向位置を、ディスクの回
転中、トラック上に維持することが必要になる。こうし
た操作はトラック追従(track following)として知ら
れている。トラック追従には、半径方向の位置(トラッ
キング)エラー信号を発生する必要がある。以下からも
明らかなように、比較的小さな磁区に記録、読出し、消
去が行なわれるので、焦点を結んだ光のスポットを所望
のトラックに維持することが重要になる。光ビームの焦
点維持には、フォーカシング(軸方向)エラー信号の発
生が必要になる。これらの信号、すなわちトラッキング
(半径方向位置)エラー信号とフォーカシング(軸方向
位置)エラー信号はそれぞれセグメントに分割された検
出気によって生じる信号に基づいて計算することができ
る。これらの検出基の出力は、これらのエラー信号を発
生するため、さまざまな方法で差をとられる(減算され
る)。
溝付き(grooved)光磁気ディスクから反射して検出
器に向かう剪断干渉像(sheared interferogram)を形
成する。すなわち、光ディスクや光磁気ディスクに用い
られるように溝付き媒体上のスポットに光の焦点を結ば
せた場合、反射光には、中心軸から偏位した軸を夫々持
つ一連を次数の回折が含まれる。これらの回拆の次数は
通常はオーバーラップしており、剪断干渉像を生じる。
適正なサンプリングをすれば、剪断干渉像を利用してト
ッラッキング・エラー信号を発生することができる。フ
ォーカシング・エラー信号は多様は方法によって得るこ
とができる。
剪断干渉像も含めて、焦点検出に関する方法のあるも
のにおいては、検出器が実際に光の反射ビーム、すなわ
ち照射スポッオの直径を検知する。従って、焦点は、検
出器と収束ビームの交差によって形成されるスポットの
サイズを検知することによって決めることができる。差
動検出方式(differential detection scheme)では、
細長いI字のような形状の検出器(いわゆるI検出器)
を用い、式 FE=(A+D)−(B+C) に従って焦点を決めることができる。ここで、FEはフォ
ーカシング・エラー信号、A、B、C、及びDは、I検
出器中の別個のセクションを表わしている。この方法は
一次元スポット・サイズ検出と呼ばれることもある。
Iタイプ検出器以外に、トラッキング・エラー信号及
びフォーカシング・エラー信号の決定に象限タイプ(qu
adrant type)の検出器を用いることを提案されてい
る。例えば、米国特許としては、Gottfriedによる米国
特許第4,773,053号、Andoによる米国特許第4,797,868号
及びKogure他による米国特許第4,779,250号がある。ま
た一般文献ではLaser and Optronics(1987年9月)85
〜87頁のLee,Wai−Honによる“Optical Technology For
Compact Disk Pickups"がある。詳細についてはこれら
を参照のこと。とりわけ、分割光学コンポーネントが用
いられている場合、トラッキング・エラー信号及びフォ
ーカシング・エラー信号を発生するこうした先行技法に
関する問題は、このシステムが照射されているスポット
内の光パワーの空間分布が不均一であったりあるいは変
化することに起因する誤差を生じやすいという点にあ
る。こうした光パワーの空間分布が不均一になったりあ
るいは変化することを「パターン・ノイズ」と呼ぶこと
ができる。パターン・ノイズの一例が、上述の剪断干渉
像である。このようなパターン・ノイズは重要である。
なぜなら、照射されているスポット内の光パワーのこの
ような分配のやり直しは、それがピント外れによるもの
ではなく、またI検出器の内側の素子と外側の素子の間
の光パワーのバランスを正確に維持しないので、光学シ
ステム中のフォーカシングの状態が正確に示されるから
である。こうしたパターン・ノイズは、光ビームのエッ
ジを定める面による回拆、ほこり、反射光ビームが部分
的にさえきられること、あるいは溝付き媒体表面からの
反射による回析次数の干渉によって生じる可能性があ
る。このパターン・ノイズは、光学式媒体表面から反射
する光ビームに固有のものであるか、少なくとも取り除
くのは極めて困難である。パターン・ノイズによって光
学システムの性能が許容できないレベルまで低下し得
る。
これまでに、パターン・ノイズによって損われること
のないフォーカシング・エラー信号を発生するための方
式がいくつか提案されている。例えば、第3図に示すよ
うに、正のレンズの焦点の前後両側にスポット・サイズ
検出器を配置して、フォーカシング・エラー信号の差分
を発生することが提案されている。この検出方式では、
半分透明で、半分反射性のビーム・スプリッタによっ
て、もとの反射光ビームから2つのビームが作られる。
第1の検出器は第1のビームの収束しつつある部分中に
配置され、他方第2の検出器第2のビームが発散しつつ
ある部分中に配置される。各検出器は、上述の方法でフ
ォーカシング・エラー信号を発生する。ただし、第1の
検出器が発生するエラー信号の勾配は、第2の検出器が
発生するものと符号及び大きさが異なる。これら2つの
エラー信号の代数的差は、パターン・ノイズ排除特性を
有する正味の差動焦点エラー信号である。
第3図に示すように、平行光ビームはレンズ10がフォ
ーカシングする。フォーカシングされた光ビームは、ビ
ーム・スプリッタ12によって第1のビーム14と第2のビ
ーム16に分割される。第2のI検出器18は、ビーム14の
収束しつつある部分中に配置する。第2のI検出器20は
焦点22よりも遠方に位置決めして、第2のビーム16の発
散しつつある部分中に配置する。焦点22は、もちろん、
レンズ10に関する焦点である。2つの検出決の放射照度
(irradiance)パターンが互いにぴったり対応する限
り、この焦点検知方式にはパターン・ノイズを排除する
という利点がある。
第3図の検出器方式に関する問題は、第2の検出器か
らのエラー信号が、対物レンズと検出器の間の光路長に
かなり依存するという点にある。もちろん、このような
システムは上述の分割光学コンポーネント・システムに
用いることはできない。
〔発明の目的〕
本発明は、フォーカシング・エラー信号に対するパタ
ーン・ノイズに影響を最小限におさえ、さらに分割光学
システムに用いることができるフォーカシング信号を発
生することができる装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明の利点は、光媒体表面から反射する光ビームか
らフォーカシング・エラー信号を発生する以下のような
装置によって実現される。この装置は、図示のように、
次のような構成要素(a)〜(c)を含んでいる:
(a)光学表面からの反射光のビームを第1のビームと
第2のビームに分割するビーム・スプリッタ;(b)第
1の検出信号と第2の検出信号を発生する第1の検出器
及び第2の検出器;(c)第1の焦点距離を有し前記第
1のビームを第1の焦点に収束する第1のレンズであっ
て、前記第1の検出器は収束されつつある前記第1のビ
ーム内の前記第1のレンズからから第1の距離だけ離れ
た位置に置かれる;(d)前記第1の焦点距離とは異な
る第2の焦点距離を有し前記第2のビームを第2の焦点
に収束する第2のレンズであって、前記第2の検出器に
収束されつつある前記第2のビーム内の前記第2のレン
ズから第2の距離だけ離れた位置に置かれ、前記第1の
距離と前記第1の焦点距離との比の値は前記第2の距離
の前記第2の焦点距離との比の値に実質的に等しい;
(e)前記第1の検出信号と前記第2の検出信号を減算
的に組み合わせることにより、フォーカシング・エラー
の大きさを表すフォーカシング・エラー信号を発生する
フォーカシング・エラー検出手段。このような装置はビ
ームのパターン・ノイズ、すなわち、ビームの焦点状態
に関係のない光パワーの空間的変動の排除に優れ、分割
光学情報システムに組み込むのに適している。
〔実施例〕
第1図には、光学媒体に記憶されたデータを差動的に
検出する新規な装置30が示されている。装置30は、下記
の説明によって明らかなように、光路長への敏感さの問
題に直接取り組みながら、従来の装置に生じるパターン
・ノイズの感度を最小限におさえるものである。一般的
に言えば、装置30は入射平行ビームを2つの通常は等し
い第1の出力ビームと第2の出力ビームに分割する。第
1の出力ビームと第2の出力ビーム内にそれぞれ第1の
レンズと第2のレンズが配置されており、第1の検出器
と第2の検出器にこれらのビームを集束させるようにな
っている。第1のレンズと第2のレンズの焦点距離が等
しく、夫々の検出器が各レンズから等距離で、焦点より
も手前側に配置される。すなわち各検出器に同じK値が
付与されるとしたならば、2つの等しいエラー信号が発
生する。本願で用いられているように、K値という用語
は、レンズから検出器までの距離をレンズの焦点距離で
割ったものに等しい。すなわち、K=11/fである。こう
した検出器によって生じる信号の差を求めることによっ
てパターン・ノイズが最大限まで排除されるが、正味の
焦点エラー信号も同様にゼロになる。本発明では、2つ
のレンズは、焦点距離が異なっているが、2つの検出器
はこれらの検出器のK値が同じになるように第1の出力
ビーム内および第2の出力ビーム内に配置される。すな
わち、各検出器に対する照射スポットは同じサイズにな
る。こうした新しい状況においては、勾配の異なる2つ
のエラー信号が発生する。これらの検出器は2つのビー
ム内における光学的に同様の位置に配置されているの
で、これらのエラー信号の差を求めることによって、正
味のエラー信号(正味のフォーカシング・エラー信号)
が生じ、パターン・ノイズが最大限に排除される。
さらに詳述すると、第1図に示すように、ビーム・ス
プリッタ32コクメートされた入射ビーム34を第1の出力
ビーム36と第2の出力ビーム38に分割する。第1の出力
ビーム36はレンズ40によって焦点(図示せず)に集束さ
れる。図示したように、検出器42は、レンズ40の焦点よ
りも手前側に、すなわち、ビームが収束しつつある部分
内に配置される。フォーカシングされた第1の出力ビー
ム36は検出器42において所予のK値を有する。
第2の出力ビーム38はレンズ44によって第2の焦点
(図示せず)に集束される。検出器42と同様、検出器46
はレンズ44の焦点の手前側に、すなわちビームが収束し
つつある部分内に配置される。本発明の原理に基き、検
出器46は検出器46における第2の出力ビーム38のK値が
検出器42における第1の出力ビーム36のK値と同じにな
るように配置される。検出器42及び46が生成する信号の
代数的差は、差動増幅器48の正の入力と負の入力に信号
を印加することによって求められる。差動増幅器48の出
力がフォーカシング・エラー信号である。
パターン・ノイズが最大限まで排除されることに加え
て、第1図に示す発明は対物レンズからフォーカシング
用のレンズ40及び44までの光路長の変化にほとんど影響
を受けないので、分割光学コンポーネント・システムに
適用すれば有益である。このような応用の例として、第
2図に示す分割光学コンポーネントによる光学式情報記
憶装置について考察する。
第2図に示すように、第1図に開示した差動型検出装
置が固定光学アセンブリ50内に収納すなわち配置されて
いる。固定光学アセンブリ50は、フレームのような、光
学式情報記憶装置中の任意の固定構造とすることができ
る。
すぐわかるように、光ディスク52は、光学式情報記憶
装置内において既知のメカニズム(図示せず)によって
回転するように取りつけられる。固定光学アセンブリ50
が発生した光は、ミラー54で反射し、対物レンズ56を介
して光ディスク52へ送られる。入射光または反射光は対
物レンズ56でコリメートされ、ミラー54から固定光学ア
センブリ50へ反射されて、装置30(第1図)に送られ
る。光ディスク52からのデータにアクセスするため、ミ
ラー54及び対物レンズ56は可動ソリ58に取りつけられて
いる。可動ソリ58は、固定レール60に沿って、ディスク
52に対し半径方向にミラー54及び対物レンズ56を移動さ
せる。固定レール60に沿って可動ソリ58を移動させるた
めに、いくつかのホイールまたはローラ62を設けること
ができる。
対物レンズ56の取りつけられるフォーカシング機構64
も図示したように、可動ソリ58上に設けられている。す
ぐわかるように、フォーカシング機構64は差動型検出装
置によって生じるフォーカシング・エラー信号に関連し
て、つまりそれに応答しで、対物レンズ56を光ディスク
52に近づけたり、光ディスク52から遠ざけたりする働き
をするものである。フォーカシング機構64は、この目的
のための任意の既知の装置であってよい。図示されてい
ないが、固定レール60に沿った可動ソリ58の移動は、任
意の既知の方法によってよい。
さらに、本発明の原理は、例えばリニア・アクチュエ
ータや回転型アクチュチェータといった、第2図に示す
もの以外のアクチュエータを用いた分割光学コンポーネ
ント・システムに適用することができる。回転型アクチ
ュエータを用いた場合、固定光学アセンブリ50とミラー
54のアラインメントを維持して、光ビーム66が遮られな
いようにする必要があるのはもちろんである。本発明
は、媒体中の溝の向きの回転がとりわけ有害なパターン
・ノイズ源となり得る回転型アクチュエータを用いる場
合には特に有効である。
特定の実施例に関連して本発明の説明及び例示を行な
ってきたが、当業者には明らかなように、上述のまた特
許請求の範囲で提示した本発明の原理を逸脱することな
く、修正及び変更を加えることができる。光学式記録シ
ステムにおけるフォーカシング状態の検知に関連して本
発明の説明を行なってきたが、もちろんフォトソリグラ
フィや表面測定学(surface metrology)といった同様
の光学システムにおける焦点検知にも利用することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、分割光
学システムにおいてもパターン・ノイズの影響を受けな
いフォーカシング・エラー信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、 第2図は本発明を応用した分割光学システムを示す図、 第3図は従来技術を示す図である。 30:装置 32:ビーム・スプリッタ 34:入射ビーム 36:第1の出力ビーム 38:第2の出力ビーム 40,44:レンズ 42,46:検出器 48:差動増幅器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の(a)ないし(e)を設けたフォー
    カシング・エラー信号発生装置: (a)光学表面からの反射光のビームを第1のビームと
    第2のビームに分割するビーム・スプリッタ; (b)第1の検出信号と第2の検出信号を発生する第1
    の検出器及び第2の検出器; (c)第1の焦点距離を有し前記第1のビームを第1の
    焦点に収束する第1のレンズであって、前記第1の検出
    器は収束されつつある前記第1のビーム内の前記第1の
    レンズから第1の距離だけ離れた位置に置かれる; (d)前記第1の焦点距離とは異なる第2の焦点距離を
    有し前記第2のビームを第2の焦点に収束する第2のレ
    ンズであって、前記第2の検出器は収束されつつある前
    記第2のビーム内の前記第2のレンズから第2の距離だ
    け離れた位置に置かれ、前記第1の距離と前記第1の焦
    点距離との比の値は前記第2の距離の前記第2の焦点距
    離との比の値に実質的に等しい; (e)前記第1の検出信号と前記第2の検出信号を減算
    的に組み合わせることにより、フォーカシング・エラー
    の大きさを表すフォーカシング・エラー信号を発生する
    フォーカシング・エラー検出手段。
  2. 【請求項2】前記フォーカシング・エラー検出手段は前
    記第1の検出信号と前記第2の検出信号を入力する差動
    増幅器を含むことを特徴とする請求項1記載のフォーカ
    シング・エラー検出手段。
  3. 【請求項3】分割光学システムを有し、 前記分割光学システムは前記反射光のビームを前記ビー
    ム・スプリッタに導くミラー及び対物レンズと、 前記ミラー及び対物レンズを前記光学表面に対して移動
    させる移動手段と を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のフォーカシング・エラー信号発生装置。
JP2286912A 1989-10-24 1990-10-24 フォーカシング・エラー信号発生装置 Expired - Lifetime JP2945120B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US427,288 1989-10-24
US07/427,288 US5001333A (en) 1989-10-24 1989-10-24 Method and apparatus for focus error compensation having path length independence

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03165329A JPH03165329A (ja) 1991-07-17
JP2945120B2 true JP2945120B2 (ja) 1999-09-06

Family

ID=23694234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2286912A Expired - Lifetime JP2945120B2 (ja) 1989-10-24 1990-10-24 フォーカシング・エラー信号発生装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5001333A (ja)
JP (1) JP2945120B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3329342B2 (ja) * 1992-02-27 2002-09-30 富士通株式会社 光ディスク装置
JP3092402B2 (ja) * 1993-07-12 2000-09-25 キヤノン株式会社 データバック装置を有したカメラ
US20030017081A1 (en) * 1994-02-10 2003-01-23 Affymetrix, Inc. Method and apparatus for imaging a sample on a device
KR100200828B1 (ko) * 1994-07-30 1999-06-15 윤종용 포커스에러 검출장치
US7095032B2 (en) * 1998-03-20 2006-08-22 Montagu Jean I Focusing of microscopes and reading of microarrays
US6472671B1 (en) * 2000-02-09 2002-10-29 Jean I. Montagu Quantified fluorescence microscopy
JP4380096B2 (ja) * 2001-08-20 2009-12-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 反射型の読み取り光学系
DE602005006999D1 (de) * 2004-03-31 2008-07-03 Koninkl Philips Electronics Nv Optische scan-einrichtung
WO2017102428A1 (en) * 2015-12-18 2017-06-22 Asml Netherlands B.V. Focus monitoring arrangement and inspection apparatus including such an arrangement

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4652737A (en) * 1984-05-29 1987-03-24 Xerox Corporation Sampled optical focus error detecting system for rotating optical media
US4797868A (en) * 1985-05-15 1989-01-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical system employing a laser beam for focusing, tracking and transferring information signals with respect to a magneto-optical memory
EP0205940B1 (de) * 1985-05-31 1989-08-30 Siemens Aktiengesellschaft Optisches System zum Führen des Lesestrahles bei einem magneto-optischen Speicher
JPS6282525A (ja) * 1985-10-08 1987-04-16 Toshiba Corp 光学ヘツド
FR2597643A1 (fr) * 1985-11-08 1987-10-23 Seiko Epson Corp Systeme de lecture de signal magneto-optique

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03165329A (ja) 1991-07-17
US5001333A (en) 1991-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4423496A (en) Apparatus for reading and/or writing an optically readable information structure
US4410969A (en) Optical information playback apparatus
CA1200604A (en) Optical memory system having an improved long seek capability
US4464741A (en) Optical focusing-error detection device
US4805162A (en) Fine and coarse servo system for access and tracking on an optical disk
JPH0554406A (ja) 光デイスク装置
JPS618744A (ja) 光デイスク装置のフオ−カス誤差検出装置
EP0234594A2 (en) System capable of retrieving information from an optical memory
JP2945120B2 (ja) フォーカシング・エラー信号発生装置
EP0164687B1 (en) Optical head for focusing a light beam on an optical disk
JPH10134400A (ja) 光ヘッド装置
JPH05210858A (ja) サーボ・クロストークを減少させるための収差補償を備えた光学式データ記憶システム
US4977552A (en) Split type optical pick-up device with a tracking error detector on the moving part
US5105411A (en) Apparatus for detecting and correcting focusing and tracking errors
US5095473A (en) Split type optical pick-up device
JP3186841B2 (ja) 光情報要素の読取りシステム
US5253236A (en) Optical beam focusing and tracking system for an optical disk information storage device
JP2768985B2 (ja) 光学式情報記録再生装置
JP3903576B2 (ja) 光ディスク装置と、これに使用される距離検出装置及び検出方法
JPS61198436A (ja) 対物レンズ位置検出装置
JP2795233B2 (ja) 光ヘッド装置
JP3006987B2 (ja) 光ピックアップ
JP3694159B2 (ja) 光情報記録再生装置におけるシーク方法
JPH0719377B2 (ja) 光ディスクのアクセス―トラッキング用微動―粗動サーボシステム
JPH0339335B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625

Year of fee payment: 12