JP2944855B2 - 線材の自動巻始端末処理・巻線法及びその巻始端末処理機構付き自動巻線機 - Google Patents

線材の自動巻始端末処理・巻線法及びその巻始端末処理機構付き自動巻線機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のワイヤやアルミ
線、銅線等の線材(撚り線を含む)の熱処理や伸線、メ
ッキ、被覆等の加工装置に付設された自動巻線機や、コ
イル材から巻枠に又は大型枠から小型枠に巻き返す自動
巻線機等において、これら線材の巻始端末処理に特徴を
有する線材の自動巻始端末処理・巻線法及びその巻始端
末処理機構付き自動巻線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記のような線材を巻枠に連続的に巻き
取る自動巻線機は開発されている。例えば、巻取ポジシ
ョンに空の巻枠を配置し、回転機構のフランジにより巻
枠の側板と線材の巻始端部を挟持しかつ巻枠を挟持し
て、回転機構により回転制御して線材を巻き取り、満巻
になるとその満巻枠を切断ポジションに移送して、満巻
枠側の線材の巻取終端部を切断して満巻枠を送り出し、
その切断端部つまり線材の巻始端部を手操作により後続
の巻枠の側板の外側に配置して、回転機構のフランジと
の間に挟着し、巻取ポジションに新たに送り込まれた後
続の型枠を回転制御して線材を巻き取るなどして、前記
のような工程を繰り返す自動巻線機になつている。
【0003】また、図4に示すように前記の全自動巻線
機により巻線された満巻枠12は、この巻枠に巻き取ら
れた巻取線11の巻始端部11aが、巻枠12の巻胴1
2aから側板12b内面に沿い径方向に導出されて長く
突出し、この巻始端部11aに巻取線11が広範囲にわ
たり交差し圧接している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動巻線機は、
前記のように回転機構のフランジにより巻取ポジション
の巻枠の側部を挟持して回転駆動する構造になつている
ため、巻枠を嵌装する駆動軸が不要になつて巻枠の自動
セツトが可能となり、回転機構のフランジと巻枠の側板
で線材の巻始端部を挟持可能になるなどの特徴を有して
いるが、満巻枠側の線材の巻取終端部を切断した後に、
巻枠の側板の外側に新たな線材の巻始端部を配置する手
操作が必要となり、繰り返して巻線する際の自動化のネ
ツクになつている。また、前記の満巻枠は、図示のよう
に線材の巻始端部が巻胴上から側板内面に沿い外方に導
出されて長く突出し、この巻始端部に巻取線が広範囲に
わたり交差して圧接し損傷(圧痕等)を受けたり、巻枠
の側板外に長く突出して輸送中にからみつく恐れがある
などの課題がある。
【0005】本発明は、上記のような課題に対処するた
めに開発されたものであり、その目的とする処は、巻胴
に線材を仮り巻きして巻始端部を切断し切除して、ガイ
ドロールと押さえロールにより線材の巻取終端側を巻枠
の側板の外側に配置することにより、自動巻線性能とと
もに巻線性能、信顆性を向上した線材の自動巻始端末処
理・巻線法及び巻始端末処理機構付き自動巻線機を提供
するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻取ポジショ
ンに空の巻枠を送り込み、回転機構のフランジにより線
材の巻始端部を巻枠の側板と挟持しかつ巻枠を挟持し
て、回転機構により巻枠を回転制御しかつガイドロール
の幅方向の往復移動により、線材を送り込み巻枠の巻胴
に仮り巻きして、切除機構により仮巻部の巻始端部を巻
枠の巻胴近くで切断し咬持して抜き取つた後、続いて回
転機構により巻枠を回転制御し巻線して満巻枠とし、満
巻枠を切断ポジションに移送して空の巻枠を巻取ポジシ
ョンに送り込み、ガイドロールと押さえロールにより線
材の巻取終端側を空の巻枠の側板の外側に配置し回転機
構のフランジで挟持して、切断刃により満巻枠側の線材
の巻終端末部を切断して、前記の仮巻及び巻線を繰り返
す線材の自動巻始端末処理・巻線法に特徴を有し、ま
た、巻取ポジションに空の巻枠を送り込み切断ポジショ
ンに満巻枠を移送して配置する移送機構と、巻枠の幅方
向に往復移動して巻枠に線材を送り込み満巻になると巻
枠の側板の外側に線材を配置するガイドロールと、フラ
ンジにより線材の巻始端部を巻枠の側板と挟持しかつ巻
枠を挟持して回転制御し仮巻及び巻線をする巻枠の回転
機構と、仮巻部の巻始端部を巻枠の巻胴近くで切断し咬
持して抜き取り除去する切除機構と、切断ポジションの
満巻枠側の線材の巻取終端部を押し下げて切断する押さ
えロールと切断刃からなる巻取終端部の切断機構とを具
備した線材の巻始端末処理機構付き自動巻線機に特徴を
有し、その移送機構と、回転機構のフランジと巻枠の側
部による線材の巻始端部及び巻枠の挟持さらに回転制御
と、ガイドロールの幅方向の往復移動と、切除機構によ
る仮巻部の巻始端部の切断及び抜き取り除去により、巻
取を一連に自動化するとともに、ガイドロールと押さえ
ロールによる空の巻枠の側板の外側への線材配置によ
り、巻線の繰り返しをも一連に自動化するなど、総合的
に線材の自動巻線性能とともに巻線性能、信頼性を効果
的に高めている。
【0007】
【作用】移送機構により巻枠を巻取ポジションに送り込
み配置し、回転機構のフランジと巻枠の側板により線材
の巻始端部を挟持しかつ巻枠を挟持して回転駆動し、ガ
イドロールが幅方向に往復移動して、巻枠を回転(複数
回)して仮り巻きし、その仮巻で線材の巻始端部を巻胴
上に仮り止めして、切除機構により仮巻部から突出して
いる巻始端部を巻枠近くで切断し切断した巻始端部を咬
持して抜き取り除去した後、続いてその巻枠をさらに回
転駆動し巻線を継続して満巻にするなど、巻線が一連に
自動制御されて円滑に能率良く遂行される。移送機構に
より満巻枠を切断ポジションに移送して空の巻枠を巻取
ポジションに送り込み配置し、ガイドロールと押さえロ
ールにより満巻枠側の線材の巻取終端側を線材を空の巻
枠の側板の外側に配置して回転機構のフランジで正確に
挟持し、切断刃により満巻枠側の線材の巻取終端部を切
断することにより、新たな仮巻及び巻線を自動的に連続
して繰り返えし続行するなど、総合的に各巻枠への巻線
を一連に自動化して円滑に能率良く遂行するとともに、
切断した巻始端部の除去により巻枠に線材が精度良く巻
線されてその損傷が防止されるなど、優れた自動巻線性
能とともに巻線性能、信頼性が得られる。
【0008】
【実施例】図1に本発明の線材の自動巻始端末処理・巻
線法の一実施例、図2にその巻始端末処理機構付き自動
巻線機の一実施例、図3に巻取ポジションにおける巻枠
の巻始端末処理及び巻線等の各工程を示す。図中1は各
種のワイヤやアルミ線、銅線等の線材(撚り線を含
む)、1aは線材1の巻始端部、1bは巻枠2の巻胴2
aに複数回仮り巻して形成した仮巻又は仮巻部、1cは
巻枠2に巻き取られた巻取線、1dは巻取線1cの巻終
端部、2は巻胴2aと一対の側板2bからなる巻枠、2
cは線材1の巻き取りが満量に達した満巻枠、3は線材
1を送り込むガイドロール、4は巻枠2を矢示方向に移
送して待機ポジションaと巻取ポジションb及び切断ポ
ジションcに順次に移送して配置した後、満巻枠2cを
送り出す巻枠移送機構、5は巻取ポジションbの両側に
配設され巻枠2をセツトして回転制御する回転機構、6
は巻取ポジションb上に配設して上下動Zする巻始端部
の切除機構、7は押さえロール7aと切断刃7bからな
る切断機構であり、図1に示す実施例は、巻取ポジショ
ンbに空の巻枠2を送り込み、回転機構5のフランジ5
b,5cにより線材1の巻始端部1aを巻枠の側板1b
と挟持しかつ巻枠を挟持して、回転機構5により巻枠を
回転制御しかつガイドロール3の幅方向の往復移動Wに
より線材1を送り込み巻枠2の巻胴2aに仮り巻きし
て、切除機構6により仮巻部1bの巻始端部1aを巻枠
2の巻胴2a近くで切断し咬持して抜き取つた後、続い
て回転機構により巻枠を回転制御し巻線して満巻枠2c
とし、満巻枠を切断ポジションcに移送して空の巻枠2
を巻取ポジションbに送り込み、ガイドロール3と押さ
えロール7aにより線材1の巻取終端側1dを空の巻枠
2の側板2bの外側に配置し回転機構のフランジ5bで
挟持して、切断刃7bにより満巻枠2c側の線材の巻取
終端部1dを切断して、前記の仮巻及び巻線を繰り返す
ことを特徴とする線材の自動巻始端末処理・巻線法にな
つている。
【0009】また、図2に示す実施例は、巻取ポジショ
ンbに空の巻枠2を送り込み切断ポジションcに満巻枠
2cを移送して配置する移送機構4と、巻枠2の幅方向
に往復移動Wして巻枠2に線材1を送り込み満巻になる
と巻枠の側板2bの外側に線材1を配置するガイドロー
ル3と、フランジ5b,5cにより線材1の巻始端部1
aを巻枠2の側板2bと挟持しかつ巻枠を挟持して回転
制御し仮巻1b及び巻線をする巻枠の回転機構5と、仮
巻部の巻始端部1aを巻枠2の巻胴2a近くで切断し咬
持して抜き取り除去する切除機構6と、切断ポジション
cの満巻枠2c側の線材1の巻取終端部1dを押し下げ
る押さえロール7aと切断刃7bからなる巻取終端部の
切断機構7とを具備したことを特徴とする線材の巻始端
末処理機構付き自動巻線機になつている。
【0010】さらに詳述すると、巻枠2は、巻胴2aと
一対の側板2bからなり、移送機構4の間欠的な駆動制
御により順次に待機ポジションaと巻取ポジションb及
び切断ポジションcに順送されて配置され、満巻枠2c
として送り出される。また、回転機構5は、巻取ポジシ
ョンbの両側に対設し、駆動軸5aで回転制御される回
転駆動のフランジ5bと進退されるセツト用のフランジ
5c等で構成され、巻取ポジションbに巻枠2が送り込
まれて配置されると、フランジ5cが進出し、巻枠2の
側板2bをフランジ5bとフランジ5cで挟持して定位
置にセツトし回転制御する構造になつている。切除機構
6は、巻取ポジションbの巻枠2の上方に配置して上下
動Zし、適宜の構造の切断手段及び切断した線材1の咬
持手段を有し、図1(B)に示すように下降して巻枠2
の巻胴2a近くで仮巻部1bの線材1つまりその巻始端
部1aを切断して、仮巻が1bから突出し切断された巻
始端部1aを咬持して抜き取り除去する機構になつてい
る。切断機構7は、線材1の押さえロール7aと切断刃
7bからなり、押さえロール7aは、下降Zして切断ポ
ジションcに配置されている満巻枠2cの巻取終端部1
aを押し下げて、切断刃7bにより切断する構造になつ
ている。前記の各機構は適宜の制御手段(図示省略)に
より連動制御される。
【0011】前記の巻始端末処理機構付き自動巻線機に
おいて、図1(A)のように移送機構4により巻枠2が
待機ポジションaから巻取ポジションbに送り込まれて
配置されると、先ず適宜の制御手段(図示省略)により
回転機構5が駆動制御され、回転機構5のフランジ5c
が進出して、そのフランジ5cとフランジ5bにより線
材1の巻始端部1aを巻枠2の側板2bと挟持しかつ巻
枠2を挟持して定位置にセツトし、回転機構5により巻
枠2を回転制御するとともに、ガイドロール3が幅方向
に移動Wして(位置3aから位置3bへ)、図1(B)
のように巻枠回転機構5により巻枠2が複数回仮り巻き
回転されて停止し、線材1がガイドロール3で送り込ま
れて巻枠2の巻胴2a上に仮巻1bが形成され、この仮
巻部1bにより線材1の巻始端部1aが巻胴2a上に押
さえられて仮り止めされる(図3A参照)。次に、その
巻枠2の一時的な回転停止中に、切除機構6が下降Zし
て仮巻部1bから突出している巻始端部1aを切断する
とともに、切断したその巻始端部1aを咬持して上昇Z
し抜き取り除去した後(図3B参照)、図1(C)のよ
うに巻枠回転機構5により巻枠2が続いてさらに回転制
御され、ガイドロール3が位置3a〜3cの間で幅方向
に往復移動Wして、巻枠2に線材1を円滑に精度良く巻
き取りその巻き取りが満量になると、その回転が停止し
て満巻枠2cとなる(図3C参照)。前記のように巻枠
2への巻線が一連に自動制御されて能率良く遂行され
る。
【0012】巻取ポジションbの満巻枠2cは回転機構
5のフランジ5cの後退により解放され、図1(D)の
ようにガイドロール3が位置3dに停止し、移送機構4
により満巻枠2cを切断ポジションcに移送して配置
し、待機ポジションa及び巻取ポジションbに空の後続
の巻枠2が送り込まれて配置され、位置3dのガイドロ
ール3で送り出している線材1をその巻取ポジションb
の巻枠2の側板2bの外側に配置し、切断機構7の押さ
えロール7aで満巻枠2c側の巻取終端部1dを押し下
げて巻取ポジションbの巻枠2の側板2bの外側に配置
して、回転機構5のフランジ5cが進出してフランジ5
bと巻枠2の側板2bで巻取終端部を挟持した後、切断
刃7bによりその巻取終端部を切断することにより、切
断されて挟持された巻取終端部1dは次の巻始端部1a
となり(図1A参照)、これらの作動が自動化されて円
滑に遂行され、次回の巻線が続いて前記と同様に一連の
自動制御により繰り返し行われて能率良く遂行される。
切断ポジシヨンの満巻枠2cは、巻取終端部の切断後に
送り出される。
【0013】本発明は、前記のように移送機構4により
待機ポジションaから巻取ポジションbに巻枠2を移送
配置し切断ポジションcに満巻枠2cを移送配置し、回
転機構5により線材1の巻始端部1aの挟持し巻枠2を
セツト及び回転制御し、ガイドロール3を幅方向の往復
移動Wして、巻枠2の巻胴2aに仮巻及び巻線するた
め、巻枠2を嵌装する駆動軸及び線材1の巻始端部1a
の挟持機構が格別に不要となり、巻枠2への線材の仮巻
及び巻線が全自動化され一連に制御されて円滑に遂行さ
れる。また、切除機構6により仮巻部1bの巻始端部1
aの切断及び抜き取り除去によつて、巻線が連続して能
率良く遂行され巻線の精度が高められて線材の損傷が防
止される。さらに、ガイドロール3及び押さえロール7
aと切断刃7bからなる切断機構7により、回転機構5
のフランジと新たな巻枠の側板の間に線材の巻取終端部
が正確に配置されて挟持され、その挟持性能、信頼性が
高められるなど、総合的に自動巻線性能とともに巻線性
能、信頼性を著しく高めている。従ってまた、巻始端部
1aの除去により、巻き取られた線材の損傷が効果的に
低減されて、その線材1の巻戻しが円滑に行われる。
【0014】
【発明の効果】本発明の線材の自動巻始端末処理・巻線
法及びその巻始端末処理機構付き自動巻線機は、前述の
ように構成され移送機構により巻枠を巻取ポジションに
送り込み配置し、回転機構のフランジと巻枠の側板によ
り線材の巻始端部を挟持しかつ巻枠を挟持して回転駆動
し、ガイドロールを幅方向に往復移動することにより、
巻枠に線材を仮り巻きして、切除機構により仮巻部から
突出している巻始端部を巻枠近くで切断して切断された
巻始端部を咬持して抜き取り除去した後、続いて巻枠を
さらに回転駆動し巻線を継続して満巻にするなど、仮巻
及び巻線が一連に自動制御されて円滑に能率良く遂行さ
れる。また、移送機構により満巻枠を切断ポジションに
移送し空の巻枠を巻取ポジションに送り込み配置して、
ガイドロールと押さえロールにより満巻枠側の線材の巻
取終端側を空の巻枠の側板の外側に正確に配置して回転
機構のフランジで挟持し、切断刃により満巻枠側の線材
の巻取終端部を切断することにより、新たな仮巻及び巻
線が連続して繰り返えし続行されるなど、新たな巻枠へ
の巻線の繰り返しも同様に一連に自動化されて円滑に能
率良く遂行される。巻枠に線材が精度良く巻線されて損
傷が防止されるなど、総合的に自動巻線性能とともに巻
線性能、信頼性を著しく向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の線材の自動巻始端末処理・巻線法の一
実施例を示す各工程平面図(A)〜(D)
【図2】線材の巻始端末処理機構付き自動巻線機の一実
施例を示す平面図(A)とその側視図(B)
【図3】巻胴上の巻始端部の仮巻と切除と満巻の各工程
を示す巻枠の各平面図(A)〜(C)及び満巻枠の断面
図(D)
【図4】満巻枠の従来例を示す側面図(A)と断面図
(B)である。
【符号の説明】
1 線材 1a 巻始端部 1b 仮巻部 1c 巻取線 2 巻枠 2a 巻胴 2c 満巻枠 3 ガイドロール 4 移送機構 5 回転機構 6 切除機構 7 切断機構 7a 押さえロール(切断機構) 7b 切断刃(切断機構) b 巻取ポジション c 切断ポジション

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取ポジションに空の巻枠を送り込み、
    回転機構のフランジにより線材の巻始端部を巻枠の側板
    と挟持しかつ巻枠を挟持して、回転機構により巻枠を回
    転制御しかつガイドロールの幅方向の往復移動により線
    材を送り込み巻枠の巻胴に仮り巻きして、切除機構によ
    り仮巻部の巻始端部を巻枠の巻胴近くで切断し咬持して
    抜き取つた後、続いて回転機構により巻枠を回転制御し
    巻線して満巻枠とし、満巻枠を切断ポジションに移送し
    て空の巻枠を巻取ポジションに送り込み、ガイドロール
    と押さえロールにより線材の巻取終端側を空の巻枠の側
    板の外側に配置し回転機構のフランジで挟持して、切断
    刃により満巻枠側の線材の巻取終端部を切断して、前記
    の仮巻及び巻線を繰り返すことを特徴とする線材の自動
    巻始端末処理・巻線法。
  2. 【請求項2】 巻取ポジションに空の巻枠を送り込み切
    断ポジションに満巻枠を移送して配置する移送機構と、
    巻枠の幅方向に往復移動し巻枠に線材を送り込み満巻に
    なると巻枠の側板の外側に線材を配置するガイドロール
    と、フランジにより線材の巻始端部を巻枠の側板と挟持
    しかつ巻枠を挟持して回転制御し仮巻及び巻線をする巻
    枠の回転機構と、仮巻部の巻始端部を巻枠の巻胴近くで
    切断し咬持して抜き取り除去する切除機構と、切断ポジ
    ションの満巻枠側の線材の巻取終端部を押し下げる押さ
    えロールと切断刃からなる巻取終端部の切断機構とを具
    備したことを特徴とする線材の巻始端末処理機構付き自
    動巻線機。
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