JP2665337B2 - 電機子鉄心用紙材の自動交換装置 - Google Patents

電機子鉄心用紙材の自動交換装置

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JP2665337B2 JP22034687A JP22034687A JP2665337B2 JP 2665337 B2 JP2665337 B2 JP 2665337B2 JP 22034687 A JP22034687 A JP 22034687A JP 22034687 A JP22034687 A JP 22034687A JP 2665337 B2 JP2665337 B2 JP 2665337B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電機子鉄心のスロツトに挿入される絶縁
紙やウエツジ等の紙材の自動交換装置に関する。 〔従来の技術〕 電機子鉄心のスロツト内絶縁のために用いれられる絶
縁紙や、巻回した巻線がスロツトから飛び出すのを防止
するためにスロツトの入口に挿入されるウエツジ等の紙
材は、通常直径30〜40cmのフープ状に巻回されている。 そして、これらのフープ状紙材は、送り込み装置によ
つて成形装置に送り込まれて成形され、所定長にカツタ
により裁断されそれぞれ第5図に示す絶縁紙1c又は第6
図に示すウエツジ1dの状態となつて電機子鉄心8のスロ
ツト9に第7図に示すように挿入される。 第8図は絶縁紙用フープ状紙材を成形した後、所定長
に切断して電機子鉄心のスロツトに挿入するようにした
従来の送り込み及び成形装置の概略を示すものであり、
フープ状紙材1は、送り込み装置2により第1の成形装
置3に送り込まれて幅方向の両端部をほぼ直角に折り曲
げられ、第2の成形装置4で中間部をV字状に成形され
た後、所定長送り出されてカツタ装置5により切断さ
れ、押え型6によつて完全成形されて送り出し装置7に
より電機子鉄心8のスロツト9に挿入される。 このような作業を繰り返してフープ状紙材1が無くな
ると、作業者は送り込み装置2及び第1,第2成形装置3,
4のサイクルを停止させ、送り込み装置2及び第1,第2
の成形装置3,4の可動側を持ち上げ、装置内に残留して
いる紙材を手回しハンドルで引き抜いて排出した後、新
しいフープ状紙材を装着してその先端を送り込み装置2
に挿入し、次いで送り込み装置2及び第1,第2の成形装
置3,4を復帰させて装置の運転を再び開始するようにし
ていた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような従来の電機子鉄心用紙材の
交換方法では、上述のような交換作業を作業者がすべて
行つていたので、フープ状紙材を交換するのに多くの労
力と時間を要すると共に、作業手順を誤つて装置の運転
が長時間中断する恐れもあつた。 この発明はこのような従来の問題点を解決し得る電機
子鉄心用紙材の自動交換装置を提供することを目的とし
ている。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明は上記の目的を達成するため、連れ回る一対
のローラを備えた紙材の送り込み装置により、成形ロー
ラを備えた成形装置に送り込まれて成形され、所定長に
切断されて電機子鉄心のスロツトに挿入されるフープ状
紙材からなる電機子鉄心用紙材の自動交換装置であつ
て、上記フープ状紙材に接してその終端を検知すること
により、このフープ状紙材が所定の残量になつたことを
検知して信号を発する残量検知手段と、この残量検知手
段からの信号によつて上記送り込み装置及び成形装置の
一方のローラを開いて紙材通路を開放する通路開放手段
と、上記送り込み装置と上記成形装置との間に配設さ
れ、紙材が挿通し得る細隙を備えた回転可能な巻取スプ
ールと、この巻取スプールの外周部に軸線方向に摺動自
在に緩挿され、上記巻取スプールに巻き取つた残留紙材
を排出する排出筒と、上記フープ状紙材を回動自在に接
着する支持基板を所定の間隙をおいて複数個並設し、残
留紙材の排出を検知して上記支持基板の平面に直交する
方向に1ピツチずつ紙材供給位置へ移動し得るスライダ
とを設けた電機子鉄心用紙材の自動交換装置を提供する
ものである。 〔作 用〕 上記のように構成することにより、フープ状紙材の送
り込み及び成形工程中、その残量が所定の値になると残
量検知手段が信号を発し、送り込み装置及び成形装置を
開いて紙材通路を開放し、残留紙材の取り出しを容易に
する。 次いで、巻取スプールが回転して紙材通路に残つてい
る残留紙材を巻き取り、排出筒が軸線方向に移動して巻
き取つた残留紙材を外部に排出した後、スライダが1ピ
ツチ移動して次の支持基板上の新しいフープ状紙材が紙
材供給位置へ送られて次のサイクルに対する準備が完了
する。 〔実施例〕 以下、添付図面の第1図乃至第4図を参照してこの発
明の実施例を説明する。 第1図はこの発明を絶縁紙の成形装置に適用した一実
施例を示すものである。 送り込み及び成形装置は、フープ状紙材1を第1,第2
の成形装置3,4を有する成形通路内に送り込む送り込み
装置2と第1の成形装置3との間の紙材通路Aの両側
に、残留紙材を巻取つて外部に排出する巻取及び排出装
置10を設けてある。 これらの作動は図示しないマイクロコンピユータによ
つて順次制御される。 なお、その他の構成は第8図に示した従来例と同様で
ある。 フープ状紙材1を回動自在に装着する支持基板11は、
第2図に示すように案内バー12を摺動するスライダ13上
に所定の間隔をおいて平行に複数個並設してあり、スラ
イダ13を摺動させることにより順次所定の位置に来て送
り込み装置2に紙材を供給することができ、これにより
フープ状紙材の交換手段を構成している。 また、各支持基板11には、常時フープ状紙材1から巻
き出され複数のガイドローラに案内されて所定の経路で
送り込み装置2に導かれる紙材1aに接するリミトスイツ
チからなる残量検知スイツチ14が設けてあり、紙材1aの
終端が残量検知スイツチ14を通過すると信号を発するよ
うにしてフープ状紙材1の残量検出手段を構成してい
る。 なお、この残量検知スイツチ14は、残量紙材が電機子
鉄心8の全スロツトに挿入される分に満たない時に信号
を発することができる位置に設けられている。 送り込み装置2は第3図に示すように固定部に回動自
在に軸支された固定側ローラ15と、軸16で固定部に枢着
されエアシリンダ17により揺動する揺動板18に回動自在
に軸支された圧着ローラ19とからなり、フープ状紙材1
の先端部を挟持して固定側ローラ15を時計方向に回動さ
せることにより圧着ローラ19が反時計方向に回動して紙
材1aを図で右方に送ることができる。 第1の成形装置3及び第2の成形装置4は、それぞれ
固定側に回動自在に設けた固定側ローラ20,21と、リフ
ト装置22,23により上下に変位可能な第1,第2の成形ロ
ーラ24,25とからなり、固定,成形両ローラ間に紙材1a
を挟持して回動することにより、第1の成形装置3によ
り紙材1aの幅方向の両側がほぼ直角に折り曲げられた
後、第2の成形装置4により幅方向の中部がV字状に折
り曲げられる。 残留紙材の巻取及び排出装置10は断面半円状の一対の
巻取スプール26,27が紙材通路Aを挟んで両側に設けて
あり、常時は互いに離間して紙材1aの挿通を許容し、残
留紙材巻取時には互いに近接して残留紙材を上下両側か
ら挟持した状態で一体となつて回転するようにして残留
紙材の巻取手段を構成している。 なお、両巻取スプール26,27の間隔を紙材1aが挿通可
能な程度に充分狭くしておけば、巻取スプールの相対移
動は省略することができる。 第4図は残留紙材の巻取及び排出装置10の一例を示す
ものである。 一対の巻取スプール26,27は回転軸28の一端に一体に
設けてあり、その間に紙材1aが挿通する細隙29を設け
て、回転軸28をベルト30を介してモータ31により回転さ
せることにより残留紙材1bを巻取るようにして巻取手段
を構成している。 回転軸28の外周部には排出筒32がエアシリンダ33によ
り軸線方向に摺動可能に設けてあり、この排出筒32を図
で右方に摺動させることにより、巻取スプール26,27に
巻取つた残留紙材1bを外部に排出するようにして残留紙
材の排出手段を構成している。 なお、図中34は回転軸28と同心状に設けられたカバー
円筒であり、巻取つた残留紙材1bの散逸を防止する作用
をなす。 次に、上記のような構成からなる実施例の作用を説明
する。 フープ状紙材1は送り込み装置2により、第1,第2の
成形装置3,4に送り込まれて成形され、所定長送り出さ
れて切断された後、電機子鉄心8のスロツト9に順次挿
入される。 フープ状紙材1の残量が1個の電機子鉄心の全スロツ
トに挿入し得ない長さになつて、フープ状紙材2の後端
が残量検知スイツチ14を通過すると、残量検知スイツチ
14はこれを検知して送り込み装置2及び第1,第2の成形
装置3,4に停止信号を発し、これらの装置は1サイクル
作業が終了した時点で紙材送り込み,成形等の一連の作
動を停止させる。 作動停止後、第3図に示すエアシリンダ17が作動し、
揺動板18が右旋して圧着ローラ19が持ち上げられ、同時
にリフト装置22,23により第1,第2の成形ローラ24,25も
持ち上げられて紙材通路Aが開放される。 この状態で第4図に示す回転軸28が回転すると、細隙
29に挿通されている残留紙材1bが巻取スプール26,27の
外周部に巻取られた後、エアシリンダ33が作動して排出
筒32が右方に摺動し、巻取られた残留紙材を外部に排出
する。 次いで、第2図に示すスライダ13を1ピツチ移動させ
ると、フープ状紙材が無くなつた支持基板が退避して、
フープ状紙材を装着した次の支持基板が所定の位置に来
てフープから出ている紙材の先端部が送り込み装置2の
固定側ローラ15上に位置するので、エアシリンダ17,リ
フト装置22,23を作動させて圧着ローラ19及び第1,第2
の成形ローラ24,25をそれぞれ固定側ローラ15,20,21に
圧着させた後、送り込み装置2及び成形装置3,4を作動
させることにより、次の電機子鉄心のスロツトに順次紙
材を挿入することができる。 なお上記実施例では電機子鉄心8のスロツト9に挿入
される紙材が絶縁紙の場合について説明したが、ウエツ
ジの場合にも成形ローラを変更するだけで容易に適用し
得ることはいうまでもない。 〔発明の効果〕 以上述べたように、この発明による電機子鉄心用紙材
の自動交換装置は、フープ状紙材が所定の残量になつた
時、残留紙材を巻取って排出し、新しいフープ状紙材を
供給する一連の作用を自動的に行わせるようにしたの
で、これらの操作を手動で行つていた従来の場合に比
し、フープ状紙材の交換に要する時間が大幅に短縮さ
れ、労力も著しく軽減されると共に、複数のフープ状紙
材による長時間に亘る連続作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、 第2図は同じくそのフープ状紙材の交換装置を示す側面
図、 第3図は同じくその送り込み成形装置を示す正面図、 第4図は同じくその巻取り排出装置を示す正面図、 第5図は電機子鉄心のスロツトに挿入される絶縁紙の形
状を示す斜視図、 第6図は電機子鉄心のスロツトに挿入されるウエツジの
形状を示す斜視図、 第7図は絶縁紙及びウエツジがスロツトに装着された状
態を示す一部断面図、 第8図は従来の電機子鉄心用フープ状紙材の送り込み及
び成形装置を例示する正面図である。 1……フープ状紙材、1b……残留紙材 2……送り込み装置、3……第1の成形装置 4……第2の成形装置、5……カツタ装置 6……押え型、8……電機子鉄心 9……スロツト、10……巻取り及び排出装置 11……支持基板、13……スライダ 14……残量検知スイツチ(残量検知手段) 22,23……リフト装置、24……第1の成形ローラ 25……第2の成形ローラ 26,27……巻取スプール、32……排出筒

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.連れ回る一対のローラを備えた紙材の送り混み装置
    により、成形ローラを備えた成形装置に送り込まれて成
    形され、所定長に切断されて電機子鉄心のスロツトに挿
    入されるフープ状紙材からなる電機子鉄心用紙材の自動
    交換装置であつて、 前記フープ状紙材に接してその終端を検知することによ
    り、該フープ状紙材が所定の残量になつたことを検知し
    て信号を発する残量検知手段と、該残量検知手段からの
    信号によつて前記送り込み装置及び成形装置の一方のロ
    ーラを開いて紙材通路を開放する通路開放手段と、前記
    送り込み装置と前記成形装置との間に配設され、紙材が
    挿通し得る細隙を備えた回転可能な巻取スプールと、該
    巻取スプールの外周部に軸線方向に摺動自在に緩挿さ
    れ、前記巻取スプールに巻き取つた残留紙材を排出する
    排出筒と、前記フープ状紙材を回動自在に装着する支持
    基板を所定の間隔をおいて複数個並設し、残留紙材の排
    出を検知して前記支持基板の平面に直交する方向に1ピ
    ツチずつ紙材供給位置へ移動し得るスライダとを設けた
    ことを特徴とする電機子鉄心用紙材の自動交換装置。
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