JP2944407B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2944407B2
JP2944407B2 JP6002802A JP280294A JP2944407B2 JP 2944407 B2 JP2944407 B2 JP 2944407B2 JP 6002802 A JP6002802 A JP 6002802A JP 280294 A JP280294 A JP 280294A JP 2944407 B2 JP2944407 B2 JP 2944407B2
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健蔵 安富
俊樹 高馬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フランジ部にフロント
カバーが取り付けられる構造の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の換気装置では、送風羽根
をフランジ部の前面から突出させて設けるようにした場
合、フランジ部とフロントカバーとの間には上記送風羽
根の突出量に応じた間隔が設けられることになる。図6
は、上記の間隔が設けられている構造の従来換気装置の
一例を示した縦断側面図である。この図の換気装置で
は、送風筒部61とフランジ部62とがフランジ部62
の周囲部に形成されたフック部63によって一体化する
構成となっており、上記フランジ部62とフロントカバ
ー65とは、フロントカバー65の周囲壁に形成された
複数のねじ穴にフランジ部62側から取付ねじ64が挿
入されて締めつけられることによって固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の換気装置では、フロントカバー65に周囲壁が形成
されているために、この周囲壁側からの吸気が行えず、
風圧抵抗が増大して換気効率が低下するという欠点があ
る。また、フロントカバー65をフランジ部62に取り
付けるためのねじ締め箇所が少なくとも2箇所は必要で
あり、更に取付強度等を考慮してねじ締め箇所を多くす
ると、ねじ締め作業回数がそれだけ多くなり、設置作業
の迅速化が図れないことになる。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑み、側方からの
吸気が行え、また、フロントカバーをフランジ部に簡単
に取り付けることができる換気装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置は、壁
面に取り付けられるフランジ部の前面にフロントカバー
を備え、前記フランジ部又はフロントカバーのいずれか
一方の側に立設固定される複数の支柱部と、フランジ部
又はフロントカバーの他方の側に設けられ、前記支柱部
の先端に凹凸嵌合される嵌合部とを設け、フロントカバ
ーの一端側とフランジ部の一端側とを回動自在に係合す
る回動係合部において前記フロントカバーを回動するこ
とにより前記支柱部と嵌合部とを凹凸嵌合し、且つ、フ
ロントカバー及びフランジ部の他端側どうしをフランジ
部の下方又は側方よりフロントカバー取付用ねじにて固
定できるようにしたものである。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】上記構成によれば、回動係合部でフロントカバ
ーを回動させ、支柱部と嵌合部とを凹凸嵌合することで
フロントカバーを位置決め状態にし、フロントカバー及
びフランジ部の他端どうしをフランジ部の下方又は側方
よりフロントカバー取付用ねじにて固定できるので、フ
ロントカバーの取り付けを簡単且つ迅速に行うことがで
きる。また、フランジ部の下方又は側方よりフロントカ
バー取付用ねじを着脱できるようにしたことで、フラン
ジ部を壁面に取り付けた状態でも容易にフロントカバー
取付用ねじを着脱でき、フロントカバーの着脱を容易に
できる。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図に基づい
て説明する。
【0014】図1は、本発明に係る換気装置3を家屋に
おける基礎50の床下換気孔51に取り付けた状態で換
気装置3および上記の基礎50を縦断して示した断面図
である。図中、リアカバー13が設けられている側が屋
外側とされる。
【0015】図中の11は換気装置における本体部であ
る。この本体部11は樹脂により形成されており、円筒
状(円筒状に限らず、角筒状としてもよい)の送風筒部
11aとその一端側(吸気側)にこれと一体的に形成さ
れた四角形状のフランジ部11bとからなる。
【0016】本体部11における送風筒部11a内の略
中央部には、送風電動機18が設けられている。送風電
動機18は、送風筒部11a内に設けられた電動機支持
部17により支持されている。この支持部17は、送風
筒部11aの筒軸方向に対して垂直な面内に十字形状部
およびリング形状部を備えて成るものであり、支持強度
を保ちつつ送風の流れを妨げないようになっている。
【0017】また、上記送風筒部11aの他端側(排気
側)の内周側には、本体部11を設置固定するときに用
いる本体取付部16…が形成されている。床下換気口へ
の設置においては、上記の本体取付部16…を用い、リ
アカバー13を介して本体部11を基礎50に取り付け
ている。
【0018】図中の15は送風電動機18を覆っている
カバーである。送風電動機18は上記カバー15にはめ
込まれ、取付ねじ30によって固定されている。送風電
動機18の回転軸には送風羽根19がナット20(図2
参照)によって固定されている。送風電動機18から引
き出された電源コード21は、前記の電動機支持部17
における十字形状部を成す一つの腕部に形成された開口
部17aを通り、送風筒部11aの他端側を乗り越え、
送風筒部11aの外壁面にそって前記フランジ部11b
の裏面に至るように配置される。電源コード21の先端
には、コネクタが接続されており、このコネクタは上記
裏面部に設けられたコネクタ取付部に取り付けられるよ
うになっている。上記コネクタには、電源側からのコー
ド4(図2参照)に接続されている他方側のコネクタ9
(図2参照)が装着されるようになっている。
【0019】一方、フランジ部11bの表面側には、複
数本の支柱部23…が立設されており、この支柱部23
の頂部側にフロントカバー12が配置固定されるように
なっている。フロントカバー12およびフランジ部11
bはともに四角形状に形成されているが、フロントカバ
ー12はフランジ部11bの投影面内からはみ出ない大
きさに形成されている。また、フロントカバー12の中
央部には吸気面が形成されている。
【0020】図2は、前記本体部11の正面図であり、
上記フランジ11bの表面側が表されている。前記の複
数本の支柱部23…は、送風筒部11aの円形開口に沿
って環状に設けられている。支柱部間ピッチは、小動物
(ねずみ等)が入り込めない程度の間隔に設定されてい
る。また、各支柱部23の頂部には、嵌合穴23aが形
成されている。
【0021】一方、フロントカバー12の裏面には、前
記の支柱部23…の配置形態に対応して突起部22…が
形成されており、このフロントカバー12をフランジ部
11bの前面に取り付けるときに、突起部22…が支柱
部23…の嵌合穴23aに嵌合されるようになってい
る。なお、支柱部23…の全てに対応して上記突起部2
2…を設ける必要はない。
【0022】また、フランジ部11bの表面の一端側に
はフック部(回動係合部)24,24が形成されてお
り、同じく表面の他端側にはねじ装着部(他端側係止
部)25が形成されている。一方、フロントカバー12
の裏面の一端側には、上記のフック部24,24に係合
するフック受け部が36,36が形成されており、同じ
く裏面の他端側には、上記ねじ装着部25に対応するね
じ挿通部35が形成されている。フランジ部の下方から
このねじ挿通部35へフロントカバー取付用ねじ29を
差し込んで上記のねじ装着部25に装着することにより
フロントカバー12がフランジ部11bに固定されてい
る。
【0023】上記の構成によれば、支柱部23…間から
も吸気が行われるため、換気効率が向上する。また、支
柱部間ピッチは、小動物(ねずみ等)が入り込めない程
度のピッチに設定されているので、当該換気装置を床下
換気口51や屋根裏に設置した場合でも小動物の浸入を
防ぐことができる。
【0024】また、上記のごとく支柱部23を多数個設
けても、これら支柱部23…には凹凸嵌合用の嵌合穴2
3a…が形成されるだけであり、ねじ穴は形成していな
いので、フランジ部11bの加工コストの上昇を抑える
ことができるとともに、ねじ締め作業回数が多くなるこ
ともないので、設置作業の迅速化が図れる。なお、本実
施例では、支柱部23…をフランジ部側に設けたが、フ
ロントカバー12側に設けてもよい。また、支柱部23
の先端に突起部を形成し、フロントカバー12側に嵌合
穴を形成するようにしてもよい。
【0025】更に、フロントカバー12の一端側をその
フック受け部36,36によってフランジ部11bの一
端側にそのフック部24,24に係合させた状態で、上
記フロントカバーを回動させ、この回動により支柱部2
3と突起部23とを凹凸嵌合させ、この嵌合状態(即
ち、位置決めされた状態)でフロントカバー12及びフ
ランジ部11bの他端どうしにおいて前記ねじ装着部2
5とねじ挿通部35とを合わせ、フロントカバー取付用
ねじ29をフロントカバー12の下方よりねじ装着部2
5に装着するだけでフロントカバーをフランジ部11b
に取り付けることができるので、フロントカバー12の
取り付けを簡単且つ迅速に行うことができる。また、フ
ロントカバー取付用ねじ29をフロントカバー12の下
方よりねじ装着部25に着脱できるようにしたことで、
フランジ部11bを壁面に取り付けた状態でも容易にフ
ロントカバー取付用ねじ29を着脱でき、フロントカバ
ー12の着脱を容易にできる。なお、上記のフロントカ
バー取付用ねじ29はフランジ部11bの下方より着脱
できるようにしているが、フランジ部11bの側方に前
記ねじ挿通部35とねじ装着部25を設け、フランジ部
11bの側方より着脱できるようにしてもよい。
【0026】また、フランジ部11bの縁面を床下換気
口51の下側面に当接させ、換気装置の重量が上記縁面
にある程度加わるようにして設置する場合、上記フロン
トカバー12がフランジ部11bからはみ出している
と、図1において二点鎖線で示すごとく奥行きが深くな
っている床下換気口51の下側面にフロントカバー12
が当接してしまい、このフロントカバー12に換気装置
の重量が加わり、フロントカバー12の損傷を生じるお
それがあるが、フロントカバー12は前記フランジ部1
1bの投影面内からはみ出ない大きさに形成されている
ため、フロントカバー12の損傷が回避されることにな
る。
【0027】次に、上記の換気装置を屋根裏に設置する
場合について説明する。
【0028】図3は、換気装置を屋根裏の壁に取付た状
態で換気装置、壁、矢切り14、並びに取付枠27を縦
断して示した断面図である。図中、取付枠27が設けら
れている側が屋外側とされる。
【0029】換気装置を屋根裏に取り付ける場合は、家
屋に取り付けられた上記の取付枠27に、本体部11を
屋内側から挿入し、フランジ部11bに形成されている
本体取付部55…から本体取付ねじ26…を挿入して取
付枠27に締めつける。また、屋外側には上記の矢切り
14を取り付けている。
【0030】図4は、上記の設置形態において、取付枠
27に2台の換気装置3,3を横並びに近接して取り付
けた状態を示している。また、図中の右側の換気装置3
についてはその前面にフロントカバー12を取り付けた
状態を示し、図中の左側の換気装置についてはフロント
カバー12を取り付けていない状態、即ち、フランジ1
1bの表面側が露出している状態をそれぞれ示してい
る。フロントカバー12は、実施例1と同様、フランジ
部11bの投影面内からはみ出ない大きさに形成されて
いる。
【0031】これにより、上記のごとく、2台の換気装
置を並べて配置する設置形態を採る場合、両換気装置を
互いのフランジ部11b,11b同士が接する程に近接
させて配置することができ、設置スペースが小さくて済
むことになる。
【0032】なお、上記の換気装置は、通常の換気装置
と同様、室内の壁に設置することもできることは勿論で
ある。図5は、換気装置3を室内の壁に取り付けた状態
で換気装置3および壁を縦断して示した断面図である。
図中、パイプフード28が設けられている側が屋外側と
される。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、側方か
らの吸気が行え、また、フロントカバーをフランジ部に
簡単に取り付けることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の換気装置を床下換気口に設置した状態
での縦断側面図である。
【図2】本発明の換気装置の本体部におけるフランジ部
をその表面側から見た正面図である。
【図3】本発明の換気装置を屋根裏に設置した状態での
縦断側面図である。
【図4】図5の構成において、換気装置を2台横並びに
近接させて配置した状態の正面図である。
【図5】本発明の換気装置を室内に配置した状態での縦
断側面図である。
【図6】従来の換気装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
11 本体部 11a 送風筒部 11b フランジ部 12 フロントカバー 18 送風電動機 22 突起部 23 支柱部 23a 嵌合穴 24 フック部(回動係合部) 25 ねじ装着部(他端側係止部) 29 フロントカバー取付用ねじ 35 ねじ挿通部 36 フック受け部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に取り付けられるフランジ部の前面
    にフロントカバーを備え、前記フランジ部又はフロント
    カバーのいずれか一方の側に立設固定される複数の支柱
    部と、フランジ部又はフロントカバーの他方の側に設け
    られ、前記支柱部の先端に凹凸嵌合される嵌合部とを設
    け、フロントカバーの一端側とフランジ部の一端側とを
    回動自在に係合する回動係合部において前記フロントカ
    バーを回動することにより前記支柱部と嵌合部とを凹凸
    嵌合し、且つ、フロントカバー及びフランジ部の他端側
    どうしをフランジ部の下方又は側方よりフロントカバー
    取付用ねじにて固定できるようにしたことを特徴とする
    換気装置。
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