JP2943724B2 - Fm検波回路 - Google Patents

Fm検波回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFM検波回路に関
し、特にマイクロ波帯までに及ぶ超広帯域の高周波入力
に対応し半導体集積回路化に適したFM検波回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のFM検波回路としては、
特開昭63−16704号公報(文献1)記載の遅延線
型FM検波回路が知られており、通信用等に広く用いら
れている。
【0003】文献1記載の従来のFM検波回路をブロッ
クで示す図6を参照すると、この従来のFM検波回路
は、入力信号inを振幅制限増幅してリミット信号aを
出力するリミッタアンプ1と、リミット信号aを一定時
間τ遅延させて遅延信号bを出力する遅延回路2と、信
号a,bの排他的論理和(EXOR)をとり検波信号f
を出力するEXOR回路6と、検波信号fの高域成分を
除去し平均化して出力信号out2を出力する低域通過
フィルタ(LPF)4とを備える。
【0004】次に、図6及び各部の信号波形をタイムチ
ャートで示す図7を参照して、従来のFM検波回路の動
作について説明すると、リミッタアンプ1はFM変調さ
れた入力信号inの供給を受けるとこの信号inを振幅
制限増幅し、リミット信号aを出力し、この信号aを二
分して、一方を直接EXOR回路6の一方の入力に供給
し、他方を遅延回路2に供給する。遅延回路2はリミッ
ト信号aに一定の遅延時間τを加えた遅延信号bを出力
し、EXOR回路6の他方の入力に入力する。EXOR
回路6は信号a,bのEXOR演算を行いその結果を検
波信号fとして出力しLPF4に供給する。LPF4は
信号fを平均化して出力信号out2を出力する。
【0005】図7を参照すると、リミッタアンプ1によ
り矩形波に整形されたリミット信号aとそれに遅延τを
加えた遅延信号bとを、EXOR回路6で演算すること
により、その出力の検波信号fは遅延時間τの幅を持つ
パルス波となり、そのパルス数は信号a及び信号bの1
周期Tあたり2個である。従って検波信号fの振幅をE
とすると、平均化された出力信号out2の電圧値Vo
ut2は、次式で与えられる。
【0006】 Vout2=2・E・τ/T・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) これより、E及びτが一定であれば、Vout2は周期
Tの逆数すなわち周波数に比例した値となり、周波数−
電圧変換すなわちFM検波が実現される。この回路は、
式(1)で示すように一周期Tあたり2個のパルスを発
生させるため、より一般的なフリップフロップ等の論理
回路を検波回路とするFM検波回路より感度が高いとい
う特長がある。
【0007】しかし、この従来のFM検波回路では、次
のような問題がある。FM信号を正確に検波するには、
周波数によらずパルス波形の振幅が一定、すなわちEX
OR回路の最大振幅が十分に得られていなければならな
いが、1周期Tあたり2個のパルスを発生させるため、
パルス波の振幅を十分に得るためには、パルス波形の立
ち上がり時間tRと立ち下がり時間tFを十分短くしな
ければならないという条件がある。すなわち、遅延時間
をτとし、台形波にモデル化して考えた場合、波形の振
幅を十分得るには、次式を満足するようにtR,tFを
十分短く設定しなければならない。
【0008】 τ≧(tR+tF)/2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) T≧2・τ+tR+tF・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) しかし、入力信号の周波数が上昇しUHF〜マイクロ波
領域の超高周波域では、EXOR回路を構成するトラン
ジスタ等の回路素子の高周波性能の限界に近ずくため、
これらtR,tFを式(2),(3)を満足するよう十
分短く設定することが困難となり式(1)の関係を保持
するよう入力信号に追従できなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のFM検
波回路は、検波回路に1周期あたり2個のパルスを発生
させるEXOR回路を用いているため検波感度が高い
が、トランジスタ等の回路素子に対し等価的に2倍の周
波数性能を要求するため超高周波領域の入力信号では追
従が困難となり正常なFM検波ができなくなる、すなわ
ち高周波性能が低いという欠点があった。
【0010】本発明の目的は、高周波ではパルス数を低
減することによって、パルス波形の立ち上がり時間と立
ち下がり時間への要求を緩和し高周波特性を改善したF
M検波回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のFM検波回路
は、入力受信信号を振幅制限増幅し振幅制限信号を出力
する振幅制限増幅回路と、前記振幅制限信号を所定時間
遅延し遅延信号を出力する遅延回路と、前記振幅制限信
号を一方の入力端に前記遅延信号を他方の入力端にそれ
ぞれ供給を受けこれら振幅制限信号と遅延信号との予め
定めた論理演算により周波数検波を行い検波信号を出力
する論理回路と備えるFM検波回路において、前記論理
回路が、内部接続の切り替えにより前記入力受信信号の
1周期当たり2パルスの第1の検波信号を生成する第1
の論理構成と前記入力受信信号の1周期当たり1パルス
の第2の検波信号を生成する第2の論理構成とのいずれ
か一方の動作を行う可変論理回路と、制御信号の制御に
応答して前記第1の論理構成と第2の論理構成とのいず
れか一方に切替え各々に対応する前記第1,第2の検波
信号をそれぞれ出力する論理切り替え手段とを備えて構
成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を図6と共通の構成要素には共通の参照文字/数字を付
して同様にブロックで示す図1を参照すると、この図に
示す本実施の形態のFM検波回路は、従来と共通のリミ
ッタアンプ1と、遅延回路2と、低域通過フィルタ(L
PF)4とに加えて、制御信号cの制御に応答して従来
と同様のEXORの機能とAND回路機能とを切替え各
々に対応する検波信号dを出力する論理回路3を備え
る。
【0013】本実施の形態を特徴付ける論理回路3の具
体的構成を回路図で示す図2を参照すると、この論理回
路3はトランジスタQ1,Q2、トランジスタQ3,Q
4、及びトランジスタQ5,Q6からそれぞれ構成され
る差動回路31〜33と、トランジスタQ1,Q4のコ
レクタの各負荷抵抗R1,R2と、制御信号cのH,L
各レベルに応答してトランジスタQ1,Q3のコレクタ
同志の接続を遮断・導通させるスイッチ回路S1と、制
御信号cのH,L各レベルに応答してトランジスタQ
3,Q4のコレクタ同志の接続を導通・遮断するスイッ
チ回路S,S2とトランジスタQ5,Q6の共通エミッ
タと接地間に挿入した電流源CS1とを備える。トラン
ジスタQ2,Q4のコレクタ同志、トランジスタQ1,
Q4のベース同志、トランジスタQ2,Q3のベース同
志はそれぞれ共通接続されている。差動回路33のトラ
ンジスタQ5,Q6の各々のコレクタは差動回路31,
32の各々の共通エミッタに接続している。また、本実
施の形態のスイッチ回路S1,S2としてはCMOSト
ランジスタによるトランスフアゲート回路を用いる。
【0014】次に、図1及び図2を参照して本実施の形
態の動作について従来と異なる部分を重点的に説明する
と、まず入力信号inが論理回路3の回路素子の動作限
界より十分低い低周波領域では制御信号cをLレベルと
して論理回路3のスイッチ回路S1,S2の各々を導通
・遮断させると、トランジスタQ1,Q3のコレクタ同
志が接続状態となり、トランジスタQ3,Q4のコレク
タ同志の接続は遮断状態となる。これにより論理回路3
Hレベルわゆる平衡型変/復調回路あるいはアナログ掛
け算回路すなわちEXOR回路として動作する。この場
合の動作は前述した従来の回路と同一であるので説明を
省略する。
【0015】次に、入力信号inが論理回路3の回路素
子の動作限界に近い高周波領域では制御信号cをHレベ
ルとして論理回路3のスイッチ回路S1,S2の各々を
遮断・導通させると、この論理回路3はAND回路とし
て動作する。
【0016】従来の技術で説明したように、検波回路を
EXOR回路で構成した場合は、論理回路3の入力であ
るリミット信号a,遅延信号bの1周期Tあたりの出力
の検波信号dのパルス数が2個である。一方、この検波
回路をAND回路で構成した場合は、リミット信号a,
遅延信号bの1周期Tあたりの出力の検波信号dのパル
ス数が1個となる。
【0017】EXOR回路動作の2個のパルスを発生す
る場合の立ち上がり時間tR,立ち下がり時間tFの制
限は遅延時間すなわちパルス幅τに関して式(2),
(3)で与えられるが、AND回路動作の1個のパルス
の場合は、次式で与えられる。
【0018】 τ≧(tR+tF)/2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) T≧τ+(tR+tF)/2・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) 式(2)の制限以内でτを小さくして考える、すなわ
ち、 τ=(tR+tF)/2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5) として考えると、式(3),(4)はそれぞれ、次式と
なる。
【0019】 T≧2(tR+tF)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6) T≧tR+tF・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7) 式(3),(7)を比較すると、式(7)すなわちパル
ス数が1個の場合の方が同一周期Tにおける許容tR,
tFの値は大きくなる。負荷が小さい場合はtR,tF
の値は、回路素子の特性によって最小値が定まる値であ
り、従ってパルス数を減らすことによってより高周波に
対応することができる。
【0020】一方、パルス波dの平均電圧、すなわち出
力信号outの電圧Voutは、パルス波である検波信
号dの振幅をEとすると、パルス数が2個の場合は、式
(1)と同じく、次式で表される。
【0021】 Vout=2・E・τ/T・・・・・・・・・・・・・・・・・・(8) パルス数が1個の場合は、次式で表される。
【0022】 Vout=E・τ/T・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(9) つまりパルス数が2個の方すなわちEXOR動作の方が
FM検波回路としての感度は向上する。
【0023】従って、パルス波形の立ち上がり時間と立
ち下がり時間への要求とFM検波回路の感度とを考える
と、制御信号cを用いるとことにより、低周波領域では
パルス数を2個発生するようにして感度を上げて使用
し、高周波領域ではパルス数を1個発生するようにして
FM検波の周波数−電圧特性が高周波で劣化しないよう
にして動作させることで、高周波領域,低周波領域のそ
れぞれに適した動作で使用ができる。
【0024】次に図1,図2及び制御信号cに対する各
信号a,b,dの波形と真理値表をタイムチャートで示
す図3を参照して本実施の形態の詳細な動作について説
明すると、論理回路3は上述のようにトランジスタQ1
〜Q6から成る差動回路31〜33を備え、差動信号を
扱うようになっており、信号a,b,dの否定をそれぞ
れab,bb,dbとしている。縦積み二段の演算回路
であるアナログ掛け算回路にスイッチ回路S1,S2を
設け、このスイッチ回路を切替えることによって、論理
動作をEXORとANDとに切替えるように構成されて
いる。
【0025】制御信号cがHレベルの時、スイッチ回路
S1はオフになりスイッチ回路S2はオンになる。これ
により論理回路3はAND回路として動作し、図3に示
すように一周期Tあたり1個のパルスを発生する。信号
cがLレベルの時、図2のスイッチ回路S1はオンにな
りスイッチ回路S2はオフになる。これにより論理回路
3はEXNOR回路として動作し、一周期あたり2個の
パルスを発生する。
【0026】本実施の形態では、検波信号dのパルス波
の振幅は一定のままパルス数だけが変化するので、FM
検波回路としての感度は、式(8),(9)のように変
化する。従って、出力outの次段に感度調整回路など
を挿入し、その感度を切替える必要がある。つまり、入
力されるFM変調信号が低周波数領域から中周波数領域
の時は制御信号cをLレベルにしてかつ次段の感度調整
回路の利得を小さくして使用し、中周波数領域から高周
波数領域の時は制御信号cをHレベルにしてかつ次段の
感度調整回路の利得を大きくして使用することで、より
幅広い周波数に対応したFM検波回路として使用するこ
とができる。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態を特徴付
ける論理回路3Aを図2と共通の構成要素には共通の参
照文字/数字を付して同様に回路図で示す図4を参照す
ると、この図に示す本実施の形態の前述の第1の実施の
形態との相違点は、電流源CS1に加えて制御信号cの
制御に応答して動作非動作を切替えるスイッチ回路S
3,S4を有する電流源CS2を備えることである。
【0028】次に、次に図4及び制御信号cに対する各
信号a,b,dの波形と真理値表をタイムチャートで示
す図5を参照して本実施の形態の動作について説明する
と、スイッチ回路S1,S2の切替えによって,AND
動作,EXNOR動作を切替える点は第1の実施の形態
と同様である。異なる点は、制御信号cのレベル切替え
に応答してスイッチ回路S3,S4が切替え動作して電
流源CS2の動作,非動作を切替え、回路の電流が増減
する点である。電流源CS1,CS2の各トランジスタ
Q7,Q8を同一サイズにしておくと、これら電流源C
S1,CS2に流れる電流は等しい値Iとなる。従っ
て、制御信号cがHレベルの時、つまりAND動作のと
きに、S3がオンS4がオフし電流源CS2が動作する
ので、回路に流れる電流は2Iとなる。信号cがLレベ
ルの時、つまりEXNOR動作のときには、S3がオフ
S4がオンしCS2が非動作となるので、回路に流れる
電流はCS1に流れる電流Iのみとなる。トランジスタ
Q1,Q4の各負荷抵抗R1,R2の抵抗値をRとし、
出力検波信号dの振幅をEとすると、信号cがHレベル
の時の振幅Eは次式で表される。
【0029】 E=2・I・R・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(10) 信号cがLレベルの時の振幅Eは次式で表される。
【0030】 E=I・R・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(11) 上述のように一周期あたりのパルス数は信号cがHレベ
ルの時1個であり、信号cがLレベルの時2個となる。
従って本実施の形態の出力信号outの平均電圧Vou
tは式(10)を式(9)に代入し、式(11)を式
(8)に代入すると、いずれも次式となり等しくなる。
【0031】 Vout=2・I・R・τ/T・・・・・・・・・・・・・・・・(12) つまり、信号cで回路を切替えても、FM検波回路の感
度は切替える前後で変化しないので、感度調整を行う必
要がなくなる。従って、出力振幅の変化により立ち上が
り時間tR,立ち下がり時間tFが変化しないように回
路定数を設定した場合、入力されるFM変調信号が低周
波数領域から中周波数領域の時は信号cをLレベルにし
て使用し、中周波数領域から高周波数領域の時は信号c
をHレベルにして使用することで、より高帯域の周波数
に対応したFM検波回路として使用することができる。
この場合、感度調整回路などによる利得調整は不要とな
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のFM検波
回路は、検波回路である論理回路が、内部接続の切り替
えにより1周期当たり2パルスの検波信号を生成するE
XOR構成と1周期当たり1パルスの検波信号を生成す
るAND構成とに切り替える可変論理回路と、論理切り
替え手段とを備えているので、低周波ではEXNOR回
路として使用し、高周波ではAND回路として使用する
ことにより広い周波数範囲に対応できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFM検波回路の第1の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】本実施の形態のFM検波回路を特徴付ける論理
回路の構成を示す回路図である。
【図3】本実施の形態のFM検波回路の動作の一例を示
すタイムチャートである。
【図4】本発明のFM検波回路の第2の実施の形態を特
徴付ける論理回路の構成を示す回路図である。
【図5】本実施の形態のFM検波回路の動作の一例を示
すタイムチャートである。
【図6】従来のFM検波回路の一例を示す回路ブロック
図である。
【図7】従来のFM検波回路の動作の一例を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
1 リミッタアンプ 2 遅延回路 3,3A 論理回路 4 LPF Q1〜Q8 トランジスタ S1〜S4 スイッチ回路 CS1,CS2 電流源 R1〜R4 抵抗

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力受信信号を振幅制限増幅し振幅制限
    信号を出力する振幅制限増幅回路と、前記振幅制限信号
    を所定時間遅延し遅延信号を出力する遅延回路と、前記
    振幅制限信号を一方の入力端に前記遅延信号を他方の入
    力端にそれぞれ供給を受けこれら振幅制限信号と遅延信
    号との予め定めた論理演算により周波数検波を行い検波
    信号を出力する論理回路と備えるFM検波回路におい
    て、 前記論理回路が、内部接続の切り替えにより前記入力受
    信信号の1周期当たり2パルスの第1の検波信号を生成
    する第1の論理構成と前記入力受信信号の1周期当たり
    1パルスの第2の検波信号を生成する第2の論理構成と
    のいずれか一方の動作を行う可変論理回路と、 制御信号の制御に応答して前記第1の論理構成と第2の
    論理構成とのいずれか一方に切替え各々に対応する前記
    第1,第2の検波信号をそれぞれ出力する論理切り替え
    手段とを備えることを特徴とするFM検波回路。
  2. 【請求項2】 前記可変論理回路が、前記論理切り替え
    手段の切り替えにより前記第1の論理構成として排他的
    論理和回路を前記第2の論理構成として論理積回路をそ
    れぞれ構成することを特徴とする請求項1記載のFM検
    波回路。
  3. 【請求項3】 前記可変論理回路が、エミッタを共通接
    続した第1,第2のトランジスタから成る第1の差動回
    路と、 ベースを前記第2のトランジスタのベースに接続した第
    3のトランジスタとこの第3のトランジスタのエミッタ
    にエミッタを共通接続しベースを前記第1のトランジス
    タのベースにコレクタを前記第2のトランジスタのコレ
    クタにそれぞれ接続した第4のトランジスタとから成る
    第2の差動回路と、 エミッタを共通接続し各々のコレクタが前記第1,第2
    のトランジスタのエミッタ共通接続点及び前記第3,第
    4のトランジスタのエミッタ共通接続点にそれぞれ接続
    した第5,第6のトランジスタから成る第3の差動回路
    と、 前記第5,第6のトランジスタのエミッタ共通接続点と
    第1の電源との間に接続した定電流源と、 前記第1,第4のトランジスタの各々のコレクタと第2
    の電源との間に接続した第1,第2の抵抗と、 前記第1,第3のトランジスタの各々のコレクタの間に
    接続し前記制御信号の第1の値に応答して導通する第1
    のスイッチ回路と、 前記第3,第4のトランジスタの各々のコレクタの間に
    接続し前記制御信号の第2の値に応答して導通する第2
    のスイッチ回路とを備えることを特徴とする請求項1記
    載のFM検波回路。
  4. 【請求項4】 前記定電流源が、予め定めた電流値の第
    1の電流源と、 前記制御信号の第2の値に応答して前記第1の電流源と
    並列接続され前記制御信号の第1の値に応答して前記第
    1の電源との並列接続を切離される第2の電流源とを備
    えることを特徴とする請求項3記載のFM検波回路。
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