JP2943694B2 - データ登録方式およびデータ検索方式 - Google Patents

データ登録方式およびデータ検索方式

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JP2943694B2
JP2943694B2 JP8140974A JP14097496A JP2943694B2 JP 2943694 B2 JP2943694 B2 JP 2943694B2 JP 8140974 A JP8140974 A JP 8140974A JP 14097496 A JP14097496 A JP 14097496A JP 2943694 B2 JP2943694 B2 JP 2943694B2
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篤志 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ登録方式お
よびデータ検索方式に関し、特にユーザIDやパスワー
ド等のユーザ情報の登録および検索に好適なデータ登録
方式およびデータ検索方式に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザにより共同で利用されるシ
ステムにおいては、システムやシステム内の特定の情報
等へのユーザの取り扱い資格をシステム内で管理し、シ
ステムやシステム内の特定の情報等の利用時にユーザI
Dやパスワード等による照会を行って、取り扱い資格を
有していないユーザからの利用を制限することが一般的
に行われている。
【0003】具体的には、ユーザIDやパスワード等の
ユーザ情報をあらかじめシステム内のユーザ管理ファイ
ルに登録しておき、あるユーザがシステムやシステム内
の特定の情報等を利用する際に、ユーザIDやパスワー
ド等に基づいてユーザ管理ファイルを検索し、システム
やシステム内の特定の情報等への取り扱い資格をそのユ
ーザが有しているか否かをチェックすること等が行われ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の方式では、キーとなるユーザ単位に1ユーザの
ユーザ情報を1レコードとしてユーザ管理ファイルに登
録するため、登録されるユーザ数が増えるにつれてユー
ザ管理ファイルに登録されるレコード数が増え、ファイ
ル容量が増加するという問題がある。
【0005】このため、ユーザ管理ファイルの1レコー
ド内で複数ユーザのユーザ情報をまとめて管理すること
が考えられるが、このような手法では、ユーザの追加時
にユーザ情報をユーザ管理ファイルに順次追加登録して
いくと、ユーザ管理ファイルを検索する際に1レコード
に登録されている複数ユーザのユーザ情報を順次チェッ
クしていかなければならないため、検索時間がかかると
いう問題がある。
【0006】従って、本発明は前述した問題点に鑑みて
なされたものであり、複数ユーザのユーザ情報の登録お
よび検索を行うシステムにおいて、ユーザ情報を登録す
る際の操作性を向上させつつ、ユーザ情報を検索する際
の検索処理の高速化を図ることができるデータ登録方式
およびデータ検索方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 前述した目的を達成す
るため、本発明は、複数ユーザのユーザ情報の登録およ
び検索を行うシステムにおいて、ユーザ情報をグループ
別にユーザによりソートさせ、該ソートされた同一グル
ープに属する複数ユーザのユーザ情報をユーザ管理ファ
イルの1レコード内にまとめて登録するデータ登録方式
であって、前記複数ユーザのユーザ情報を、ユーザが取
り扱い可能な情報別にグループ分けすることを特徴とす
るデータ登録方式を提供する。
【0008】
【0009】
【0010】 また、本発明は、前記データ登録方式
よりユーザ情報が登録された前記ユーザ管理ファイルに
ついて、指定されたグループにより該ユーザ管理ファイ
ルの該当するレコードを決定するとともに、該決定され
たレコード内のユーザ情報を、指定されたユーザにより
検索することを特徴とするデータ検索方式を提供する。
【0011】このように、本発明によれば、複数ユーザ
のユーザ情報をユーザ管理ファイルに登録する際に、ユ
ーザ情報をユーザによりソートさせて昇順等に並べ替え
た後に、複数ユーザのユーザ情報を1レコード内にまと
めて登録することにより、ユーザ情報を検索する際に、
読み込まれた1レコード内のユーザ情報を、指定された
ユーザにより2分探索法等で検索できるようにして検索
処理を高速化する。
【0012】また、本発明によれば、複数ユーザのユー
ザ情報をユーザ管理ファイルに登録する際に、ユーザ情
報をユーザによりソートさせることにより、オペレータ
(ユーザ情報管理者)が登録の順序等を意識することな
くユーザ情報を追加登録できるようにする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【0015】図1を参照すると、本発明はその実施の形
態において、入力ファイル3から読み込まれた入力デー
タに対して所定の処理を施してユーザ管理ファイル4に
登録するためのデータ登録部1と、ユーザ管理ファイル
4から目的とするユーザのユーザ情報を検索するための
データ検索部2と、を含む。なお、本発明は、ユーザ情
報の登録および検索を行うシステムとして、例えばシス
テムが保有する各種の情報についての個々のユーザの取
り扱い資格等をチェックするシステムに適用可能であ
る。
【0016】データ登録部1は、入力ファイル3から読
み込まれた複数ユーザのユーザ情報をグループ別にユー
ザにより昇順に並び替えるソート部11と、並び替えら
れた同一グループに属する複数ユーザのユーザ情報をユ
ーザ管理ファイル4の1レコード内に詰め合わせて登録
する登録部12と、から構成される。
【0017】ここで、ソート部11は、例えばユーザI
D等をキーとして複数ユーザのユーザ情報をソートす
る。また、ユーザ情報のグループ分けについては、例え
ば全国各地に複数のユーザが点在する場合であればユー
ザの所在する地域別に行ったり、同一ユーザが“A”と
いう情報は取り扱えても“B”という情報は取り扱えな
いというような場合であれば情報別に行うようにするこ
とができる。
【0018】また、登録部12は、同一グループに属す
る複数ユーザのユーザ情報が1レコード内に入り切らな
い場合には、例えばシーケンス番号等を付加して1グル
ープを複数レコードに分割して登録する。
【0019】データ検索部2は、指定されたグループに
該当する1レコード内に登録された複数ユーザのユーザ
情報の読み込みを行う読み込み部21と、1レコード内
に登録された複数ユーザのユーザ情報を、指定されたユ
ーザにより2分探索法で検索する検索部22と、から構
成される。
【0020】次に、本発明の実施の形態の動作を説明す
る。
【0021】まず、データ登録処理時の動作を説明す
る。図2は、本発明の実施の形態におけるデータ登録処
理の流れを示すフローチャートである。
【0022】図1および図2を参照すると、データ登録
部1のソート部11により入力ファイル3から入力デー
タをすべて読み込み(ステップ210)、ユーザをグル
ープ別に分け(ステップ220)、ユーザにより昇順に
ソートさせた後(ステップ230)、ユーザ管理ファイ
ル4に同一グループに属する複数のユーザのユーザ情報
を1レコード内に順次詰め込んで登録する(ステップ2
40)。
【0023】次に、データ検索処理時の動作を説明す
る。図3は、本発明の実施の形態におけるデータ検索処
理の流れを示すフローチャートである。
【0024】図1および図3を参照すると、オペレータ
(ユーザ情報管理者)が目的とするユーザのユーザ情報
と、そのユーザの属するグループのグループ情報と、を
入力すると、データ検索部2の読み込み部21により、
指定されたグループに対応する1レコードをユーザ管理
ファイル4から読み込み(ステップ310)、読み込ま
れた1レコード内のユーザ情報を、指定されたユーザに
より2分探索法で検索する(ステップ320)。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数ユーザのユーザ情報をユーザ管理ファイルに登録す
る際に昇順等に並べ替えるため、ユーザ情報を検索する
際には、読み込まれた1レコード内のユーザ情報を2分
探索法等で検索でき、これにより、検索処理の高速化を
図ることができる。
【0026】また、本発明によれば、複数ユーザのユー
ザ情報をユーザ管理ファイルに登録する際にユーザ情報
を自動的にソートするようにしているため、ユーザ情報
を登録する際には、オペレータ(ユーザ情報管理者)が
登録の順序等を意識することなくユーザ情報を追加登録
することができ、これにより、操作性および保守性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態におけるデータ登録処理の
流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態におけるデータ検索処理の
流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ登録部 11 ソート部 12 登録部 2 データ検索部 21 読み込み部 22 検索部 3 入力ファイル 4 ユーザ管理ファイル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ユーザのユーザ情報の登録および検
    索を行うシステムにおいて、 ユーザ情報をグループ別にユーザによりソートさせ、該
    ソートされた同一グループに属する複数ユーザのユーザ
    情報をユーザ管理ファイルの1レコード内にまとめて登
    録するデータ登録方式であって、 前記複数ユーザのユーザ情報を、ユーザが取り扱い可能
    な情報別にグループ分けする ことを特徴とするデータ登
    録方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の データ登録方式によりユー
    ザ情報が登録された前記ユーザ管理ファイルについて、
    指定されたグループにより該ユーザ管理ファイルの該当
    するレコードを決定するとともに、該決定されたレコー
    ド内のユーザ情報を、指定されたユーザにより検索する
    ことを特徴とするデータ検索方式。
  3. 【請求項3】 前記レコード内のユーザ情報を、指定され
    たユーザにより2分探索法で検索することを特徴とする
    請求項2記載のデータ検索方式。
JP8140974A 1996-05-10 1996-05-10 データ登録方式およびデータ検索方式 Expired - Fee Related JP2943694B2 (ja)

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