JP2942949B2 - 墨出し用レーザー装置 - Google Patents

墨出し用レーザー装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザー光線を
天井や壁面等に投影せしめ、主に建築用の墨出し作業に
使用される墨出し用レーザー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の墨出し用レーザー装置としては
わが社においても開発しており、特許出願(特願平7−
299549号)している。
【0003】この装置は、支持体に鉛直姿勢が保たれる
ように吊り下げられた丸棒状のレーザーユニット取付け
体と、90°間隔で墨出し線を投影すべくレーザーユニ
ット取付け体に設けられたレーザーユニットとを有する
もので、装置不使用時には、図17に示す振止め装置9
により前記レーザーユニット取付け体9aの振れ止め固
定するようにしている。
【0004】上記振止め装置9は、図17や図18に示
すように、レバー90と、前記レバー90の左右移動に
より開閉する一対の挟持板91,91と、挟持板91,
91を相互に同期して開閉させるための歯車92と、挟
持板91,91がレーザーユニット取付け体9aを挟持
した状態で維持する(レバー90とレバー止め用スリッ
ト93との係止による)ための固定用金具94とから構
成されている。
【0005】しかしながら、上記振止め装置9は、片持
ち状態の挟持板91,91により保持され、また、挟持
板91,91は歯車92により開閉させるものであるか
ら、以下のような問題がある。 片持ち状態の挟持板91,91により保持されるもの
であるから、装置を横向け姿勢にして輸送した場合等に
は一方の挟持板91に集中してレーザーユニット取付け
体9aの自重や振動荷重がかかり、挟持板91,91が
短期間で破損するという問題があった。 挟持板91,91は歯車92により開閉させるもので
あるからガタ付きを有し、レーザーユニット取付け体9
aをしっかりと振止め固定することができなかった。
【0006】上記したようなものでは、装置自体の墨出
し精度に悪影響を与えたり、装置の一部が破壊されてし
まう。
【0007】近年、この建築業界等において、輸送時に
おいても、装置自体の墨出し精度に悪影響を与えたり、
装置の一部が破壊されてしまう危険性が少ない墨出し用
レーザー装置の開発が望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、輸送時においても、装置自体の墨出し精度に悪影響
を与えたり、装置の一部が破壊されてしまう危険性が少
ない墨出し用レーザー装置を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の墨出し用レー
ザー装置は、支持体に鉛直姿勢が保たれるように吊り下
げられ且つ墨出し線を投影するレーザーユニットを有し
た断面円形状のレーザーユニット取付け体と、前記レー
ザーユニット取付け体を振れ止めする振止め装置とを具
備させてある墨出し用レーザー装置において、振止め装
置は、操作手段と、レーザーユニット取付け体の軸線を
中心として等距離で且つ平面視120°間隔に配置させ
てある三個の保持体とを有していると共に、前記操作手
段の操作に伴い保持体が三方向にそれぞれ放射線状に同
期して接近・離反するようにしてあり、三個の保持体が
接近位置にあるときにはこれら保持体によりレーザーユ
ニット取付け体が位置決め固定されるようになってい
【0010】なお、振止め装置は、間隔を設けて配置さ
れ且つ120°間隔で放射線状に延びるブレーキゴマ案
内用スリットを有する上下の環状固定板と、前記環状固
定板の対向面相互間に配置され且つ120°間隔で設け
られたブレーキゴマ案内用スリットを有する上下の環状
可動板と、コマ部とこれの上下端に形成された軸部とか
ら構成され且つ上下の環状可動板相互間に配置された三
個のブレーキゴマと、上下の環状可動板に一体的に取り
付けられた操作手段とを具備し、上下の環状固定板及び
環状可動板のブレーキゴマ案内用スリットに、ブレーキ
ゴマの上下軸部をそれぞれ挿入してあり、前記操作手段
を回動操作して環状可動板を回動させたときには、ブレ
ーキゴマは、前記軸部が環状可動板のブレーキゴマ案内
用スリットの構成壁により押されて、環状固定板のブレ
ーキゴマ案内用スリットの構成壁に案内されながら放射
線状に移動するようにしてある
【0011】上記のように構成された墨出し用レーザー
装置ではレーザーユニット取付け体は、最も安定した保
持形態である三点保持であると共に理想的である鉛直姿
勢の状態ままで確実に保持できることから、先行技術の
ようなガタ付き等もなく、したがって輸送時において
も、装置自体の墨出し精度に悪影響を与えたり、装置の
一部が破壊されてしまうような危険性は少ないものとな
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。
【0013】この墨出し用レーザー装置は高さ40cm
程度のコンパクトなもので、図1に示すように、装置主
体Aと、前記主体Aが回動自在に且つ抜止め状態に載置
されている座台Bと、前記座台Bに取り付けられた三本
の脚Cとから構成されている。
【0014】以下に、上記した装置主体A、座台B、脚
Cについて詳述する。〔装置主体Aの構成について〕 装置主体Aは、図2に示
すように、レーザーユニット取付け体1と、前記レーザ
ーユニット取付け体1を鉛直方向に吊り下げる支持体2
と、前記レーザーユニット取付け体1及び支持体2を包
被するカバー5aとを具備する構成としてある。
【0015】レーザーユニット取付け体1は、図2に示
すように、レーザーユニット3eが取り付けられるパイ
プ部10と、レーザーユニット3a,3b,3c,3d
が取り付けられ且つ下端外周部にゴムリングORを装着
した重りWが取り付けられたパイプ部11と、レーザー
ユニット3fが内蔵されたパイプ部12とから構成され
たアルミ管より構成されており、パイプ部11に取り付
けられるレーザーユニット3a,3b,3c,3dは、
図2や図3に示すようにレーザーユニット3aと、レー
ザーユニット3c,3dと、レーザーユニット3bとが
平面視で正確に90°間隔となる方向に配置されてい
る。
【0016】レーザーユニット3a,3b,3c,3
d,3e(レーザーユニットの共通符号3で示す)は、
図4に示すように、シリンドリカルレンズ4a,4b,
4c,4d,4e(シリンドリカルレンズの共通符号4
で示す)の取付け部と、レンズ31及びフォーカス固定
ネジ32並びに半導体レーザー33を有するユニット本
体ケース30と、重量バランスメタル及び半導体レーザ
ー位置決め部となる部分34と、電子装置35とから構
成されている円柱状のものとしてある。なお、レーザー
ユニット3fにはシリンドリカルレンズは取り付けられ
ていないが、これは求心点Oを投影するためである。
【0017】ここで、シリンドリカルレンズ4eは、図
5に示すようにレーザーユニット3eからのレーザー光
線の通過路にT字型(直線型のものをT字状に組み合わ
せて成る:斜線部で示す)に配置されたものが、シリン
ドリカルレンズ4a,4b,4c,4dは図6の斜線部
で示す直線型のもの(斜線部で示す)がそれぞれ使用さ
れており、レーザーユニット3a,3b,3c,3d,
3eからのレーザー光線の通過路に配置されている。
【0018】したがって、レーザーユニット3eからの
レーザー光線は、図7に示すように、シリンドリカルレ
ンズ4eに入射して十字の線(ラインL1とラインL2
とが直交する)として分散投影され、レーザーユニット
3a,3b,3c,3dからのレーザー光線は、図8に
示すように、シリンドリカルレンズ4a,4b,4c,
4dに入射して水平線又は鉛直線(L3,L4,L5,
L6)として分散投影され、レーザーユニット3fから
のレーザー光線は、図9に示すように、求心点Oとして
投影されることになる。そして、図15に示すように、
前記シリンドリカルレンズ4eに入射して分散投影され
た十字状の線L1,L2のうち、線L1がシリンドリカ
ルレンズ4cに入射して分散投影された線L5と重な
り、線L2がシリンドリカルレンズ4a,4bに入射し
て分散投影された線L3,L4と重なり、さらに、前記
シリンドリカルレンズ4a,4b,4cに入射して分散
投影された線L3,L4,L5又はその延長線が、レー
ザーユニット3fから鉛直方向に投射された求心点O上
で交差する。
【0019】なお、上記レーザーユニット3eの上端部
には、図2や図11に示すように、シリンドリカルレン
ズ4e等を保護するためのキャップ5e(上壁に十字の
光通過窓が形成されている)が着脱可能に取り付けられ
ている。また、蓋5a2 には図2に示す如く、使用時に
は取り外されるカバーキャップ5yが螺着されている
が、これは装置不使用時に粉塵が装置内部に侵入するの
を防止するためである。
【0020】支持体2は、図2や図10に示すように、
円板状の座部22上に四本の支柱21を直立姿勢で設け
ると共にその上端に取付け板23を介して所謂ジャイロ
20を取り付けて構成してあり、上記したレーザーユニ
ット取付け体1はこれのパイプ部10をジャイロ20の
内リング20cに挿入固定する態様で吊り下げられてい
る。
【0021】ジャイロ20は、図10に示すように、外
・中・内リング20a,20b,20cとを有してお
り、外リング20aに対して中リング20bを軸20d
により、中リング20bに対して内リング20cを軸2
0eにより、それぞれ揺動自在に取り付けるようにして
構成されている。したがって、レーザーユニット取付け
体1を重量調整等により鉛直姿勢となるように吊り下げ
ることができるものとなる。
【0022】カバー5aは、図2に示すように、両端開
放の円筒体5a1 と、これの上に設けられる落とし込み
の蓋5a2 とから構成されている。
【0023】なお、このカバー5aとパイプ部11との
間の空間部分には、3本の電池Dが電気的接続状態に収
納できる電池収納筒55を2本設けてあり、前記電池D
がレーザーユニット用の電源となるものとしてある(図
2参照)。
【0024】円筒体5a1 には、図1に示す如くレーザ
ーユニット3a,3b,3c,3dとの対向部分に切欠
53,54,55,56を形成してある。
【0025】蓋5a2 には、図2や図11に示すよう
に、押し込み式のスイッチ50と、AC/DC変換スイ
ッチ51と、AC電源用ジャック52、電池収納蓋5
3’とを設けてあり、スイッチ50が押し込まれること
により各レーザーユニットを出力状態にされるようにし
てある。なお、この蓋5a2 には水平水準器や光量調整
用ツマミを設けることも可能であり、これを備えたもの
では、回りが明るくても確実に視認できる。〔座台Bの構成について〕 座台Bは、図2に示すよう
に、上面側に座部22をベアリングBRを介して回動自
在に且つ抜け止め状態に載せ置く(この構成については
詳述しない)ためのもので、その内部には減振装置7、
及び振止め装置6を設けてある。
【0026】減振装置7は、図2に示すように、パイプ
部12に取り付けられた銅製の環状板71と、この環状
板71の上下に配置された環状のマグネット70とから
構成されており、レーザーユニット取付け体1に揺れが
発生した場合において、マグネット70の働きで環状板
71にうず電流を発生させて前記揺れを数秒間で静止さ
せるものである。つまり、レーザーユニット取付け体1
に対して電磁ブレーキとして機能する。
【0027】振止め装置6は、図2に示すように、台座
B内に設けた環状板部b1と孔付き蓋部材b2との間の
空間部分に設けられており、課題を解決するための手段
の欄に記載された操作手段であるツマミ部65(図12
参照)を介して可動部6aを固定部6bに対して回動さ
せることにより3個のブレーキコマ63(課題を解決す
るための手段の欄に記載の保持体と対応する)相互を接
近(図14の二点鎖線の位置から一点鎖線の位置に移
動)せしめ、3個のブレーキコマ63によりレーザーユ
ニット取付け体1を中央で位置決め固定するものであ
る。
【0028】可動部6aは、図2や図13に示すよう
に、コマ用スペーサ64cを介して上下に配置されてい
る可動板61と、上下の可動板61の間に設けられたブ
レーキゴマ63と、前記可動板61,61に取り付けら
れたツマミ部65とから構成されている。
【0029】可動板61は、図13に示すように、全体
としては環状円板に形成されており、120°角度間隔
でブレーキゴマ案内用スリット61a及び回動案内用ス
リット61bを設けたものとしてある。
【0030】ブレーキゴマ63は、図13に示すよう
に、コマ部63aとこれの上下端に形成された軸部63
bとから構成されている。
【0031】ツマミ部65は、図13に示すように、可
動板61,61により挟み込む態様でビス止めされた取
付体65bと、この取付体65bに螺入されたツマミ主
体65aとから構成されている。
【0032】固定部6bは、図2や図13に示すよう
に、環状板部b1の下面、及び孔付き蓋部材b2の上面
に取り付けられる二枚の固定板60により構成されてい
る。
【0033】固定板60は、図13に示すように、環状
板により構成されており、120°間隔で放射線方向に
延びるブレーキゴマ案内用スリット60aを有するもの
としてある。
【0034】この振止め装置6では、図12や図14に
示すように上記可動部6aは固定板60に挟み込まれて
おり、この状態においてブレーキゴマ63の軸部63b
がブレーキゴマ案内用スリット61a及びブレーキゴマ
案内用スリット60aに挿入されたものとなっていると
共に、可動板61はボルト64a及びスペーサー64b
の存在によりツマミ部65を介して円滑に回動できるよ
うになっている。
【0035】したがって、ツマミ部65を左側に移動さ
せると、可動部6aは図12の二点鎖線の状態から一点
鎖線の状態に移動変化し、3つのブレーキゴマ63によ
りレーザーユニット取付け体1は確実に中央で位置決め
固定される。よって、輸送時においても、装置自体の墨
出し精度に悪影響を与えたり、装置の一部が破壊されて
しまう危険性が少ないものとなる。なお、3つのブレー
キゴマ63によるレーザーユニット取付け体1の位置決
め固定は、ツマミ主体65aをネジ込んでこれの頭部と
座台ケーシングとを圧接させることにより維持できるよ
うにしてある。 〔脚Cの構成について〕 脚Cは、図1や図2に示すよう
に、長さ調整可能な構成としてあり、少し開くことがで
きる構成としてある。〔この墨出し用レーザー装置の機能について〕 この装置
を使用して室内に直交する壁材を設置する場合、以下の
ようにすればよい(図15参照)。 スイッチ50を押し込んで、レーザーユニット3a,
3b,3c,3d,3e,3fを出力状態にし、レーザ
ーユニット3fからのレーザー光線の点(求心点O)を
床面に形成されている基準墨上の規定位置に合わせて装
置を設置する。 脚Cの長さを調整をしながら装置全体にある程度の水
平度を出す。この状態で、振止め装置6を開放状態にす
ると、レーザーユニット取付け体1は鉛直姿勢になる。 座台Bに対して装置主体Aを回動させて後述する線L
4を前記基準墨に合わせる。
【0036】この状態では、レーザーユニット3eから
のレーザー光線がシリンドリカルレンズ4eに入射して
天井には十字状の線L1,L2(線L1,L2の交点が
求心点Oの鉛直線上にある)が分散投影され、また、レ
ーザユニット3a,3b,3cからのレーザー光線がシ
リンドリカルレンズ4a,4b,4cに入射して側壁面
及び床面には90°間隔毎に鉛直線L3,L4,L5が
分散投影され、レーザーユニット3dからのレーザー光
線がシリンドリカルレンズ4dに入射して側壁面には鉛
直線L5に直交する水平線L6が分散投影され、さら
に、線L1と鉛直線L5と求心点Oが重なり、線L2と
鉛直線L3,L4と求心点Oが重なっている。したがっ
て、床面には正確に90°間隔になる線L3と線L5、
及び線L4と線L5が形成されている(正確な90°大
矩、180°大矩が形成されている)。 上記の状態では、基準墨が至る側壁と隣合う側壁・
天井・床面には線L1及び線L3、線L2及び線L3、
線L2及び線L4が形成されているが、この線L1及び
線L3,線L2及び線L3、線L2及び線L4に合わせ
て壁材を設置すると、室内に90°間隔や180°間隔
に壁材を計測誤差なく容易に設置できる。 〔他の態様の装置について〕 なお、各レーザーユニット
3a,3b,3c,3d,3e,3fを、青色のレーザ
ー光線を投射する青色半導体レーザー・ダイオードと、
赤色のレーザー光線を投射する赤色半導体レーザー・ダ
イオードと、緑色のレーザー光線を投射する緑色半導体
レーザー・ダイオードと、これら三種の色を混合して所
望の色を投射する光混合器とを有するものとすれば、前
記した青色・赤色・緑色半導体レーザー・ダイオードの
光量を各別にかえることにより天井・側壁面・床面に投
影されるレーザー光線の色を変化させ得るものとするこ
とができる。この場合、、レーザー光線の色をかえるこ
とにより天井、側壁面、床面の色に関係なく確実に視認
できるものとなる。
【0037】また、シリンドリカルレンズ4eは図16
に示す如く上記実施形態にかえてL字状に配置したもの
とすることもできる。
【0038】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。
【0039】課題を解決するための手段の欄に記載した
内容から、輸送時においても、装置自体の墨出し精度に
悪影響を与えたり、装置の一部が破壊されてしまう危険
性が少ない墨出し用レーザー装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である墨出し用レーザー装
置の正面図。
【図2】前記墨出し用レーザー装置の断面図。
【図3】図2に示した墨出し用レーザー装置のX−X断
面図。
【図4】前記墨出し用レーザー装置に使用されているレ
ーザーユニットの部分断面図。
【図5】前記墨出し用レーザー装置の使用されているシ
リンドリカルレンズの配置を示す平面図。
【図6】前記墨出し用レーザー装置に使用されているシ
リンドリカルレンズを示す図。
【図7】前記墨出し用レーザー装置に使用されているシ
リンドリカルレンズと、これによりレーザーユニットか
らのレーザー光線が分散投影されてなる十字線を示す
図。
【図8】前記墨出し用レーザー装置に使用されているシ
リンドリカルレンズと、これによりレーザーユニットか
らのレーザー光線が分散投影されてなる線を示す図。
【図9】前記墨出し用レーザー装置に使用されているレ
ーザーユニットからのレーザー光線により形成される求
心点を示す図。
【図10】前記墨出し用レーザー装置に使用されている
ジャイロの平面図。
【図11】前記墨出し用レーザー装置の平面図。
【図12】前記墨出し用レーザー装置の振止め装置の斜
視図。
【図13】前記振止め装置の分解斜視図。
【図14】前記振止め装置の動きを示す断面図。
【図15】墨出し用レーザー装置の使用方法を説明する
ための斜視図。
【図16】前記シリンドリカルレンズの他の態様を示す
平面図。
【図17】先行技術の墨出し用レーザー装置の振止め装
置の平面図。
【図18】先行技術の墨出し用レーザー装置における振
止め装置のレバー等を示す正面図。
【符号の説明】
A 装置主体 B 座台 C 脚 1 レーザーユニット取付け体 2 支持体 3a レーザーユニット 3b レーザーユニット 3c レーザーユニット 3d レーザーユニット 3e レーザーユニット 3f レーザーユニット 4a シリンドリカルレンズ 4b シリンドリカルレンズ 4c シリンドリカルレンズ 4d シリンドリカルレンズ 4e シリンドリカルレンズ 6 振止め装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に鉛直姿勢が保たれるように吊り
    下げられ且つ墨出し線を投影するレーザーユニットを有
    した断面円形状のレーザーユニット取付け体と、前記レ
    ーザーユニット取付け体を振れ止めする振止め装置とを
    具備させてある墨出し用レーザー装置において、振止め
    装置は、操作手段と、レーザーユニット取付け体の軸線
    を中心として等距離で且つ平面視120°間隔に配置さ
    せてある三個の保持体とを有していると共に、前記操作
    手段の操作に伴い保持体が三方向にそれぞれ放射線状に
    同期して接近・離反するようにしてあり、三個の保持体
    が接近位置にあるときにはこれら保持体によりレーザー
    ユニット取付け体が位置決め固定されるようになってい
    ことを特徴とする墨出し用レーザー装置。
  2. 【請求項2】 振止め装置は、間隔を設けて配置され且
    つ120°間隔で放射線状に延びるブレーキゴマ案内用
    スリットを有する上下の環状固定板と、前記環状固定板
    の対向面相互間に配置され且つ120°間隔で設けられ
    たブレーキゴマ案内用スリットを有する上下の環状可動
    板と、コマ部とこれの上下端に形成された軸部とから構
    成され且つ上下の環状可動板相互間に配置された三個の
    ブレーキゴマと、上下の環状可動板に一体的に取り付け
    られた操作手段とを具備し、上下の環状固定板及び環状
    可動板のブレーキゴマ案内用スリットに、ブレーキゴマ
    の上下軸部をそれぞれ挿入してあり、前記操作手段を回
    動操作して環状可動板を回動させたときには、ブレーキ
    ゴマは、前記軸部が環状可動板のブレーキゴマ案内用ス
    リットの構成壁により押されて、環状固定板のブレーキ
    ゴマ案内用スリットの構成壁に案内されながら放射線状
    に移動するようにしてあることを特徴とする請求項1記
    載の墨出し用レーザー装置。
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