JP2942340B2 - 原稿画像入力装置 - Google Patents

原稿画像入力装置

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JP2942340B2 JP2268393A JP26839390A JP2942340B2 JP 2942340 B2 JP2942340 B2 JP 2942340B2 JP 2268393 A JP2268393 A JP 2268393A JP 26839390 A JP26839390 A JP 26839390A JP 2942340 B2 JP2942340 B2 JP 2942340B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原稿画像をページ単位にファイリングする
電子ファイリングシステムの原稿画像入力装置に関す
る。
[従来の技術] 近年、オフィスの省スペース化、省ペーパー化、およ
び、書類のファイリング・検索効率の向上などを目的と
して、電子ファイリングシステムが構築されている。
この電子ファイリングシステムでは、ファイリングす
る書類の画像を読み取って光ディスク装置などの大容量
の記憶装置に蓄積し、ページ単位に情報検索できるよう
にしている。
また、大量のシート原稿を連続して読取入力できるよ
うに、原稿画像を読み取るための原稿画像入力装置に
は、原稿を1枚ずつ分離して読み取り位置に搬送する自
動原稿搬送装置が付設されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、次のような
不都合を生じていた。
すなわち、大量の原稿を連続して読取入力するとき、
自動原稿搬送装置でミスフィードを生じると、2枚重ね
の状態で原稿読取がなされるため、2枚重ねの上の方の
原稿の画像が読取入力されないという事態を生じる。
このとき、オペレータは、画像読取が完了した原稿
と、それ以外の原稿との区別が付かず、また、読取終了
したと判別された原稿は廃棄されるため、画像読取され
ていない原稿も、画像読取が完了した原稿とともに廃棄
され、その結果、画像読取されていない原稿の画像情報
が電子ファイリングシステムに登録されず、その原稿を
後日検索できなくなるという不都合を生じていた。
本発明は、このような従来装置の不都合を解消し、原
稿の読取入力を確実に行なえるようにした原稿画像入力
装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、原稿画像をページ単位にファイリングする
電子ファイリングシステムの原稿画像入力装置におい
て、原稿に所定の情報を印字する印字手段と、読み取っ
た原稿画像をページごとに識別する識別情報を発生する
識別情報発生手段と、上記印字手段により上記識別情報
発生手段が発生した識別情報を原稿の記録位置に印字す
る制御手段を備えたものである。
また、原稿画像をページ単位にファイリングする電子
ファイリングシステムの原稿画像入力装置において、原
稿に所定の情報を印字する印字手段と、この印字手段を
主走査方向に移動する移動手段と、読み取った原稿画像
をページごとに識別する識別情報を発生する識別情報発
生手段と、上記移動手段により上記印字手段の位置を所
定位置に移動するとともに上記識別情報発生手段が発生
した識別情報を上記印字手段により原稿の記録位置に印
字する制御手段を備えたものである。
また、原稿画像をページ単位にファイリングする電子
ファイリングシステムの原稿画像入力装置において、原
稿に所定の情報を印字する印字手段と、読み取った原稿
画像をページごとに識別する識別情報を発生する識別情
報発生手段と、上記識別情報発生手段が発生した識別情
報を上記印字手段により原稿の記録位置に印字するとと
もに印字文字の方向を変更する制御手段を備えたもので
ある。
[作用] したがって、読取終了した原稿には、識別情報が印字
されるため、読み取られていない原稿を確実に判別する
ことができ、原稿の画像読取もれを防止することができ
る。また、識別情報の主走査方向における印字位置を適
宜に変更できるので、例えば、複数の識別情報を適宜な
位置に記録することもできる。また、印字する文字の方
向を適宜に変更できるので、種々の形式の識別情報を適
切に記録することができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかる電子ファイリン
グシステムを示している。
この電子ファイリングシステムは、システム全体の動
作を制御するためのホスト装置HST、原稿画像を読取入
力するためのスキャナSCN、検索した原稿画像を記録出
力するためのページプリンタPRT、および、読取入力さ
れた原稿画像情報を蓄積するための光ディスク装置ODD
から構成されている。
また、ホスト装置HSTは、機能処理を実現するための
パーソナルコンピュータPC、オペレータが種々の操作を
行なうためのキーボード装置KB、種々の画面表示を行な
うためのCRT表示装置SC、および、CRT表示装置SCの表示
画面中の任意の点を指示したり他の操作を行なうための
画面指示装置PDからなる。
第2図は、スキャナSCNの光学系の一例を示してい
る。
同図において、このスキャナSCNは、光学系を固定し
原稿を搬送してその画像を読み取るシート搬送モード
と、原稿を固定して光学系を移動するシート固定モード
の2つの動作モードを備えている。
コンタクトガラス1は、原稿の読取面を平坦に保持す
るためのものであり、このスキャナSCNの最大読取サイ
ズよりも長手方向に長い寸法に設定されている。
光源2は、読取ラインの原稿の読取面を照明するもの
であり、この光源2により照明された面からの反射光
は、鏡3,4,5を介してレンズ6に導かれ、このレンズ6
により集束されてラインイメージセンサ7に結像され
る。
また、光源2、および、鏡3,4,5は、副走査方向(コ
ンタクトガラス1の長手方向)に移動可能な走行体(図
示略)に搭載されて、副走査方向に移動される。
原稿をコンタクトガラス1に押圧するための圧板8の
上面は、原稿を載置するための原稿台9に構成されてい
る。
原稿台9に載置されている原稿は、送り出しコロ10,1
1により1枚ずつ分離されて搬送ローラ12に送り出さ
れ、搬送ローラ12,13および搬送ローラ14により順次読
取位置に搬送され、読取位置を通過した原稿は、搬送ロ
ーラ15,16により排紙される。
また、排出位置の搬送ローラ16の直前位置には、8つ
の印字ピンが原稿の主走査方向に沿って配列されている
印字ヘッドを備え、原稿の画像面に画像読取を終了した
ことをあらわす識別情報を印字するためのマイクロプリ
ンタ17が配設されており、このマイクロプリンタ17の印
字位置の上方位置には、原稿の画像面をマイクロプリン
タ17の印字部に押圧するための圧板18が配設されてい
る。なお、マイクロプリンタ17と原稿の印字面との間に
は、印字リボンが位置し、その送り機構が付設される
が、その図示を省略している。
また、原稿センサ19は、原稿台9に原稿が載置されて
いることを検出するためのものであり、原稿センサ20
は、読取位置の直前位置で原稿を検出するためのもので
あり、原稿センサ21は、マイクロプリンタ17の印字位置
の直前位置で原稿を検出するためのものである。
また、読取位置の直前に位置している搬送ローラ14の
表面は、白色に形成されており、画信号のレベルのばら
つきを補正するシェーディング補正機能のための基準の
白画像を構成している。
シート搬送モードを用いて原稿画像を読み取るとき、
送り出しコロ10,11により原稿台9に載置された原稿を
1枚読取方向に送り出し、この原稿は、搬送ローラ12お
よび搬送ローラ13により順次読取位置に搬送され、その
先端部が原稿センサ20により検出される。
一方、走行体は、光学系の読取位置が搬送ローラ14の
直下位置になるように移動しており、搬送ローラ14の表
面の基準の白画像の読み取りが行なわれて、シェーディ
ング補正機能のための基準データがサンプリングされ
る。
原稿先端が原稿センサ20に検出されると、走行体は、
搬送ローラ14よりも下流側のコンタクトガラス1に設定
されている所定位置に、光学系の読取位置が一致するよ
うに移動し、その位置を保持する。
そして、原稿先端が読取位置に達したタイミングで、
原稿搬送に同期して、ラインイメージセンサ7の読み取
り動作が行なわれる。
原稿の1ページ分の画像読み取りが終了すると、その
後端部が原稿センサ21を通過し、原稿後端部が印字位置
まで移動した時点で、原稿搬送が停止されて、圧板18が
降下し、マイクロプリンタ17により、その読み取り終了
した原稿に設定された識別情報が印字される。この識別
情報の印字は、マイクロプリンタ17の印字ヘッドのライ
ン単位に行なわれる。
この識別情報の印字が終了すると、搬送ローラ16によ
り、読み取り終了した原稿が排出される。
また、ブックスキャナ機能を用いて原稿画像を読み取
るとき、このときには、コンタクトガラス1の所定位置
に原稿が載置されて、その上から圧板8が原稿を押圧し
ている。
この状態で、画像読み取りが指令されると、まず、走
行体は、光学系の読取位置を搬送ローラ14の表面に移動
し、この状態で、シェーディング補正機能のための基準
データのサンプリングが行なわれる。
そして、走行体は、光学系の読取位置を原稿の先端位
置まで移動し、その位置から、所定速度で副走査方向に
光学系を移動する。それに従い、ラインイメージセンサ
7の読み取り動作が行なわれて、1ページ分の原稿の画
像が読み取られる。
第3図(a),(b)は、圧板18をマイクロプリンタ
17に押圧/押圧解除するための機構の一例を示してい
る。
圧板18の背面略中央部には、取付部材25が固設されて
おり、その取付部材25の端部は、腕部材26の一方の端部
に回動自在に取り付けられている。
腕部材26は、その略中央部が軸27により回動自在に支
持されており、他方の端部は、ソレノイド28のプランジ
ャ29の先端に回動自在に固定されている。
ソレノイド28のプランジャ29には、プランジャ29を突
出方向に付勢するスプリング30が設けられている。
したがって、ソレノイド28がオフしている状態では、
スプリング30の付勢力によりプランジャ29が突出方向に
保持され、それによって、腕部材26が図の時計周り方向
に回動し、その結果、圧板18がマイクロプリンタ17の印
字面より上昇し、原稿の搬送が可能になる(同図(a)
参照)。
一方、ソレノイド28をオンすると、スプリング30の付
勢力に抗してプランジャ29が引き込まれ、それによっ
て、腕部材26が図の反時計周り方向に回動し、その結
果、圧板18がマイクロプリンタ17の印字面に押圧され、
マイクロプリンタ17により印字が可能になる(同図
(b)参照)。
ここで、第4図(a)に示すように、マイクロプリン
タ17の印字ヘッドの8つの印字ピンP1〜P8は原稿の主走
査方向に配列されており、印字される1つのキャラクタ
(文字)は、8*8のドットであらわされる。
したがって、1つのキャラクタを印字するときの動作
は、次のようになる。
まず、1ライン目の印字位置で原稿を停止し、圧板18
をマイクロプリンタ17に当接させ、そのキャラクタの1
ライン目の印字内容により印字ピンP1〜P8を駆動して1
ライン分の印字を行ない、圧板18をマイクロプリンタ17
から離し、原稿を1ライン分移動させて停止し、圧板18
をマイクロプリンタ17に当接させ、そのキャラクタの2
ライン目の印字内容により印字ピンP1〜P8を駆動して2
ライン目の印字を行ない、これを順次8ライン目まで繰
り返し行なって1つのキャラクタを印字している。
さらに、識別情報の全ての文字について、この印字動
作を繰り返し、同図(b)に示すような識別情報の画像
DSPを原稿に印字する。
第5図は、第1図に示した電子ファイリングシステム
の制御系の一例を示している。
同図において、ホスト装置HSTのパーソナルコンピュ
ータPCは、処理機能を実現するためのCPU(中央処理装
置)40、CPU40が実行する処理プログラムに必要な各種
データを記憶するROM(リード・オンリ・メモリ)41、C
PU40のワークエリアなどを構成するRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)42、光ディスク装置ODDと接続するた
めの光ディスクインタフェース回路43、スキャナSCNと
接続するためのスキャナインタフェース回路44、プリン
タPRTと接続するためのプリンタインタフェース回路4
5、CPU40が実行するプログラムなどのデータを記憶する
ための磁気ディスク装置46、磁気ディスク装置46を接続
するための磁気ディスクインタフェース回路47からな
る。
また、CPU40、ROM41、RAM42、光ディスクインタフェ
ース回路43、スキャナインタフェース回路44、プリンタ
インタフェース回路45、磁気ディスクインタフェース回
路46、キーボード装置KB、画面指示装置PD、および、CR
T表示装置SCは、内部バス48に接続されており、これら
の各要素間のデータのやり取りは、この内部バス48を介
してなされている。
第6図は、スキャナSCNの制御系の一例を示してい
る。
同図において、CPU50は、このスキャナSCNの動作を制
御するためのものであり、ROM51は、CPU50が実行する処
理プログラム、および、印字キャラクタのデータなど、
その処理プログラムに必要な各種データを記憶するもの
であり、RAM52は、CPU50のワークエリアを構成するもの
であり、ホストインタフェース回路53は、ホスト装置HS
Tのスキャナインタフェース回路44に接続して、ホスト
装置HSTとの間でデータをやりとりするためのものであ
る。
画像読取部54は、ラインイメージセンサ7を駆動して
画信号を得るためのものであり、画像処理部55は、画像
読取部54より入力した画信号に所定の画像処理を施すた
めのものであり、駆動部56は、光学系を移動する走行体
を駆動するためのものである。
ソレノイド駆動部57は、マイクロプリンタ17の印字ヘ
ッドに圧板18をオンオフするソレノイド28をオンオフ駆
動するためのものである。
また、光源2およびマイクロプリンタ17の動作制御
も、CPU50によりなされる。
これらのCPU50、ROM51、RAM52、ホストインタフェー
ス回路53、画像読取部54、画像処理部55、駆動部56、ソ
レノイド駆動部57、光源2、および、マイクロプリンタ
17は、内部バス58に接続されており、これらの要素間の
データのやり取りは、この内部バス58を介して行なわれ
ている。
第7図は、マイクロプリンタ17の印字系の一例を示し
ている。
同図において、ラッチ回路60は、マイクロプリンタ17
の印字ヘッド61で記録する8ビット分の記録データDTを
保持するものであり、CPU50より出力されるラッチ信号L
Tのタイミングでその記録データDTを入力する。このラ
ッチ回路60の保持データは、印字ピン駆動部61に加えら
れている。
印字ピン駆動部61は、ラッチ回路60からの出力データ
に応じて、印字ヘッド61の各ピンの印字動作を行なうも
のであり、CPU50から印字パルスPWが加えられたタイミ
ングで印字動作を行なう。
第8図は、スキャナSCNをシート搬送モードに設定し
て、ホスト装置HSTが1ページ分の原稿画像を読み込む
ときに実行する処理例を示している。
まず、スキャナSCNにシート搬送モードに設定すると
ともに、スキャナSCNの内部状態を初期化するとともに
1ページ目の原稿に付加する識別情報を形成し(処理10
1)、その識別情報をスキャナSCNに出力して(処理10
2)、1ページ分の原稿読み取りを開始するように指令
する(処理103)。ここで、識別情報として、日付とペ
ージ順序番号が用いられているときには、当日の日付情
報とページ順序番号「1」をスキャナSCNに通知する。
これにより、スキャナSCNより1ページ分の読み取り
データが入力されるので、その読み取りデータを所定の
フォーマットに変換し、必要な検索情報を付加して、光
ディスク装置ODDに保存する(処理104)。
1ページ分の読み取りデータの入力を終了すると、ス
キャナSCNより次ページがあることが通知されたかどう
かを判断し(判断105)、判断105の結果がYESになると
きには、識別情報を次の原稿に付加する内容に更新し
(処理106)、処理103に戻る。
また、全ての原稿の読み取りを終了し、スキャナSCN
より次ページがないことが通知されて、判断105の結果
がNOになるときには、読み取り動作を終了して(処理10
7)、所定の終了処理を実行し、一連のファイリング処
理を終了する。
第9図は、スキャナSCNが画像読み取り時に実行する
処理例を示している。
まず、ホスト装置HSTからの指令データが入力される
ことを待機している状態になっており(処理201)、ホ
スト装置HSTより指令データが入力されると、そのデー
タがシート搬送モードの設定データであるかどうかを判
断する(判断202)。
判断202の結果がNOになるときには、シート固定モー
ドの処理に移行し、その処理を実行する。なお、シート
固定モードについては、本発明に直接関係しないので、
その説明を省略する。
判断202の結果がYESになるときには、ホスト装置HST
より印字情報が入力されるのを待ち(判断203のNOルー
プ)、印字情報が入力されるとそれを保存して(処理20
4)、ホスト装置HSTより読み取り開始が指令入力される
まで待機する(判断205のNOループ)。
読み取り開始が指令入力されて、判断205の結果がYES
になると、原稿搬送を開始して上述した原稿画像の読取
プロセスを開始し(処理206)、原稿センサ21が原稿後
端部を検出するまでの間、画像読取部54より入力した読
取データを、所定の転送データ単位でホスト装置HSTに
順次転送する(処理207、判断208のNOループ)。
原稿後端が原稿センサ21で検出されて、判断208の結
果がYESになると、読取プロセスを停止し(処理209)、
原稿の識別情報印字開始位置がマイクロプリンタ17の印
字位置にまで移動するまで待つ(判断210のNOルー
プ)。
原稿が印字開始位置にまで移動して、判断210の結果
がYESになると、印字プロセスを開始し(処理211)、印
字プロセスから印字終了が通知されるまで待機する(判
断212のNOループ)。
印字プロセスから印字終了が通知されて、判断212の
結果がYESになるとすると、搬送ローラ16により読取終
了した原稿を排出し(処理213)、原稿センサ19の状態
を調べて、次のページの原稿が原稿台9に残っているか
どうかを調べ(判断214)、判断214の結果がYESになる
ときには、ホスト装置HSTに次ページありを通知し(処
理215)、判断203に戻って、ホスト装置HSTから印字情
報が通知されることを待つ。
原稿台9に載置された全ての原稿の画像読取動作を終
了した場合で、判断214の結果がNOになるときには、ホ
スト装置HSTに次ページなしを通知し(処理216)、一連
の読取動作を終了する。
第10図は、印字プロセス処理の一例を示している。
まず、印字文字数を記憶するためのカウンタnの値を
1に初期設定し(処理301)、記憶している印字情報の
n番目のキャラクタ情報を取り出して内部バッファにセ
ットし(処理302)、n番目のキャラクタの印字位置に
なっているかどうかを調べる(判断303)。
判断303の結果がNOになるときには、原稿を1ライン
搬送し、マイクロプリンタ17の印字位置に位置している
原稿の位置を記憶するためのラインカウンタの値を1つ
増やし(処理304)、判断303に戻る。
判断303の結果がYESになると、ソレノイド28をオンし
て圧板18をマイクロプリンタ17の印字ヘッド61に押圧し
(処理305)、印字するキャラクタの印字ライン位置を
記憶するためのカウンタmの値を1に初期設定して(処
理306)、印字キャラクタのm番目の印字データをROM51
より取り出してマイクロプリンタ17に転送し記録させる
(処理307)。
1ライン分の記録を終了すると、ソレノイド28をオフ
して圧板18をマイクロプリンタ17より離し(処理30
8)、原稿を1ライン分搬送してラインカウンタの値を
1つ増やす(処理309)。
そして、カウンタmの値を1つ増やし(処理310)、
1つのキャラクタの印字を終了したかどうかを調べ(判
断311)、判断311の結果がNOになるときには、ソレノイ
ド28をオンして圧板18をマイクロプリンタ17の印字ヘッ
ド61に押圧し(処理312)、処理307に戻って、次のライ
ンの印字動作を行なう。
1つのキャラクタの印字を終了して、判断311の結果
がYESになるときには、カウンタnの値を1つ増やし
(処理313)、カウンタnが識別情報の文字数NAよりも
大きくなっているかを判定し(判断314)、判断314の結
果がNOになるときには、次のキャラクタを印字するため
に、処理302に戻って、それ以降の処理を行なう。
判断314の結果がYESになるときには、印字情報の全て
のキャラクタの印字を終了したので、印字終了をメイン
プロセスに通知して(処理315)、この処理を終了す
る。
以上の構成で、オペレータが多数の原稿画像をファイ
リングするために、読取原稿をスキャナSCNの原稿台9
にセットし、例えば、読取開始する最初の原稿のページ
番号など、必要な情報をホスト装置HSTにセットした状
態で、原稿読取開始を指令すると、ホスト装置HSTは、
スキャナSCNをシート搬送モードに初期設定するととも
に、オペレータから指定された最初の原稿のページ番号
などの情報に基づいて設定した1ページ目の印字情報を
通知して、1ページ読取動作を指令する。
これにより、スキャナSCNは、シート搬送モードで1
ページ目の原稿画像を読み取り、それによって得た画像
データをホスト装置HSTに転送するとともに、通知され
た識別情報(印字情報)を読取終了した原稿の画像面に
印字し、排紙する。
そして、次の読取原稿がある場合には、ホスト装置HS
Tに次のページが有ることを通知する。
これによって、ホスト装置は、次のページに付加する
識別情報を形成し、スキャナSCNに通知するとともに1
ページ読取動作を指令する。
それにより、2ページ目の原稿画像を読み取り、それ
によって得た画像データをホスト装置HSTに転送すると
ともに、通知された識別情報(印字情報)を読取終了し
た原稿の画像面に印字し、排紙する。
以下、同様の動作を繰り返し、原稿台9にセットされ
た全ての原稿の読取動作が行なわれるとともに、それぞ
れの原稿には、おのおのの識別情報が印字されて排紙さ
れる。
一方、ホスト装置HSTは、オペレータから指定された
検索情報などの所定の識別情報を付加した状態で、スキ
ャナSCNより入力した画像データをページ単位に光ディ
スク装置ODDに保存する。
したがって、一連の読取動作が終了した時点では、光
ディスク装置ODDにその読取動作で得た画像データがペ
ージごとに記憶されるとともに、実際に読取入力された
原稿の画像面には、それぞれ識別情報が印字されて排紙
される。
これにより、読取動作が終了したときに、オペレータ
が排紙された読取原稿を調べることで、読取入力されな
かった原稿を判別することができる。
そこで、読取入力されなかった原稿を集めて、スキャ
ナSCNの原稿台9に載置し、再度読取指令することで、
読取入力すべき全ての原稿の画像を入力することができ
る。
このとき、例えば、オペレータがその直前に読取入力
した画像ファイルに統合するように指令することで、連
続読取すべき原稿画像の整合性を保持することができ
る。
ただし、その画像ファイルの構造などは、ホスト装置
HSTが実現するファイルシステムおよび検索システムに
基づいて決定される。
なお、原稿に付加する識別情報としては、上述した実
施例のものに限ることはなく、さらに別の情報を付加す
ることができる。
ところで、上述した実施例では、識別情報を構成する
文字の方向が1つに規定されているが、例えば、第11図
(a)〜(c)に示すように、その文字の方向を切り換
えるようにすることもできる。
その場合、文字の字体データ(フォントデータ)は、
第12図(a)に示した元のデータを、同図(b)〜
(d)に示すように、それぞれの印字方向に応じて回転
させることで形成することができる。
したがって、それぞれの方向の字体データをROM51に
記録しておく必要はない。
また、上述した実施例では、識別情報の原稿の主走査
方向の印字位置が固定されているが、マイクロプリンタ
17を原稿の主走査方向に移動する機構を設けることで、
識別情報の原稿の主走査方向の印字位置を変更すること
もでき、その移動機構の一例を第13図に示す。
同図において、マイクロプリンタ17は、スキャナSCN
の側板75,76にその両端が固定されて、原稿の主走査方
向に平行に配設されているガイドシャフト77に案内され
た状態で支持されており、また、ガイドシャフト77と平
行に張られているワイヤ78が取り付けられている。
このワイヤ78は、プーリ79,80および図示しないモー
タの軸に取り付けられたプーリ(図示略)の間に張られ
ており、したがって、モータの移動に応じて、マイクロ
プリンタ17の主走査方向の位置を変更することができ
る。
これにより、第14図に示すように、識別情報の印字位
置を、原稿の主走査方向に移動することができ、画像読
取する原稿種類に応じて、識別情報の印字形態をより適
切な状態にすることができる。
なお、上述した実施例では、識別情報を印字するため
の文字として、8*8のドットサイズの文字データを用
いているが、より大きいサイズ、例えば、16*16,24*2
4のサイズの文字データを用いることもできる。また、
識別情報として使用する文字種も、英数字のみに限るこ
とはない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、読取終了した
原稿には、それぞれ固有の識別情報が印字されるため、
読み取られていない原稿を確実に判別することができ、
原稿の画像読取もれを防止することができるという効果
を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる電子ファイリングシ
ステムの一例を示す概略斜視図、第2図はスキャナの光
学系の一例を示す概略断面図、第3図(a),(b)は
圧板の移動機構の一例を示す概略部分斜視図、第4図
(a),(b)は識別情報の印字方法の一例を説明する
ための概略図、第5図は電子ファイリングシステムの制
御系を例示したブロック図、第6図はスキャナの制御系
を例示したブロック図、第7図はマイクロプリンタの印
字系を例示したブロック図、第8図はホスト装置の処理
例を示すフローチャート、第9図はスキャナの処理例を
示すフローチャート、第10図は印字プロセスの一例を示
すフローチャート、第11図(a),(b),(c)は印
字方向の他の例を示す概略図、第12図(a),(b),
(c),(d)は文字データの一例とその回転後の文字
データの例を示す概略図、第13図はマイクロプリンタの
移動機構の一例を示す概略図、第14図は識別情報の印字
状態の他の例を示す概略図である。 HST……ホスト装置、SCN……スキャナ、17……マイクロ
プリンタ、18……圧板、25……取付部材、26……腕部
材、27……軸、28……ソレノイド、29……プランジャ、
30……スプリング、40,50……CPU(中央処理装置)、4
1,51……ROM(リード・オンリ・メモリ)、42,52……RA
M(ランダム・アクセス・メモリ)、77……ガイドシャ
フト、78……ワイヤ、79,80……プーリ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/00 H04N 1/04 G06F 17/30 B65H 7/00 - 7/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像をページ単位にファイリングする
    電子ファイリングシステムの原稿画像入力装置におい
    て、 原稿に所定の情報を印字する印字手段と、 読み取った原稿画像をページごとに識別する識別情報を
    発生する識別情報発生手段と、 上記印字手段により上記識別情報発生手段が発生した識
    別情報を原稿の記録位置に印字する制御手段を備えたこ
    とを特徴とする原稿画像入力装置。
  2. 【請求項2】原稿画像をページ単位にファイリングする
    電子ファイリングシステムの原稿画像入力装置におい
    て、 原稿に所定の情報を印字する印字手段と、 この印字手段を主走査方向に移動する移動手段と、 読み取った原稿画像をページごとに識別する識別情報を
    発生する識別情報発生手段と、 上記移動手段により上記印字手段の位置を所定位置に移
    動するとともに上記識別情報発生手段が発生した識別情
    報を上記印字手段により原稿の記録位置に印字する制御
    手段を備えたことを特徴とする原稿画像入力装置。
  3. 【請求項3】原稿画像をページ単位にファイリングする
    電子ファイリングシステムの原稿画像入力装置におい
    て、 原稿に所定の情報を印字する印字手段と、 読み取った原稿画像をページごとに識別する識別情報を
    発生する識別情報発生手段と、 上記識別情報発生手段が発生した識別情報を上記印字手
    段により原稿の記録位置に印字するとともに印字文字の
    方向を変更する制御手段を備えたことを特徴とする原稿
    画像入力装置。
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