JP2940830B2 - 光学的情報記録媒体 - Google Patents

光学的情報記録媒体

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JP2940830B2 JP2415326A JP41532690A JP2940830B2 JP 2940830 B2 JP2940830 B2 JP 2940830B2 JP 2415326 A JP2415326 A JP 2415326A JP 41532690 A JP41532690 A JP 41532690A JP 2940830 B2 JP2940830 B2 JP 2940830B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報再生光による光劣
化の小さい光学的情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、社会の情報化が進み、多種多様の
情報を効率良く取扱う手段として、光ディスク、光カー
ド、光テープ等の光学的に情報の記録又は再生を行う情
報記録担体及び光学的情報記録再生装置が多く提案され
ている。前記情報記録担体には、二値化された情報が反
射率の変化、ピット(穴)の有無の様な表面形状の変化
に伴なう反射光強度の変化、磁気光学効果による偏光面
の変化を強度変化に変換して検出出来るものがある。前
述した情報記録担体の特徴としては、記録密度が高く、
且つ非接触で記録再生が可能な為に、寿命が長い等の優
れた点がある。
【0003】そして、携帯性に優れ、且つ大きさに比べ
て大容量である光カード型光学的情報記録媒体(以下、
光カードと称する)についても最近盛んに研究、開発さ
れており、提案もされ始めている。
【0004】図4は、従来のDRAW(ダイレクト リ
ード アフター ライト;direct read after write )
型光カードの記録フォーマットを示す模式的平面図であ
る。同図4において、記録担体である光カード1上には
記録領域2が設けられ、記録領域2はトラック3が複数
配列されて形成されている。更にトラック3にはスター
トビットおよびストップビットが形成され、トラック3
は数1000ビット程度の情報容量を有している。また、各
トラック3はレファレンスライン5(以下、Rラインと
する。)によって区切られている。なお、矢印Aは再生
時における光カード1の移動方向である。
【0005】図5は、光カード再生方法の概略的構成図
である。同図5において、光カード1は往復運動用回転
機構56によって矢印A方向に移動可能である。光カード
1に記録された情報は、トラック3毎に光ヘッド51によ
って読取られ再生される。まず、半導体レーザー等の光
源57からの光がレンズ系58によって集光され、情報が記
録されているトラック3を照明する。照明されたトラッ
ク3の像は結像光学系59によってセンサ50上に結像し、
前記トラック3に記録されている情報に対応した電気信
号がセンサ50から出力される。
【0006】前記トラック3の読取りが終了すると、光
カード1が矢印A方向に、又は光ヘッド51がトラック3
の配列方向(矢印C方向)に移動して、次のトラック3
の情報読取りが同様に行われる。
【0007】又、光カード1上の任意のトラック3をア
クセスするには、光ヘッド51を矢印C方向に移動させ
る。光ヘッド51は、Rライン5をカウントする事によっ
て読取り対象である目標トラック3が属するトラック3
を選択し、該トラック3に到達したら停止する。続い
て、往復運動用回転機構56によって光カード1を矢印A
方向に移動させ、目標トラック3上の情報の読取りを行
う。
【0008】このように従来の光カード1等の情報記録
担体は、光学的記録再生装置の光ヘッド51に配設した光
源57から照明された光によって、光学的に情報の記録又
は再生が行われる。上記した様に、光カードの再生時に
はトラッキングしている間、光カード1は往復運動用回
転機構56によって矢印A方向に移動し情報の読取りを行
っているのであるが、A方向への移動に伴って光カード
が反転移動する為に停止する時があり、読出し光のエネ
ルギーによって極めて徐々にではあるが書き込みが進行
し、遂にはトラッキング信号を検出するのに困難な状態
となる事が見出された。
【0009】上記の記録再生時の光カードのリターン静
止部の記録層の劣化は、記録層の種数によって異なる。
すなわち、再生レーザ光によって発生する熱エネルギー
を拡散しやすい金属系又は金属酸化物系の記録層におい
ては、リターン静止部の記録層の劣化は小さいが、記録
層を蒸着法で作成するために量産性が良くない欠点があ
る。
【0010】一方、量産性の高い溶媒塗布型有機色素媒
体として、シアニン系色素,ポリメチン系色素,アズレ
ン系色素,キサンテン系色素などが知られている。しか
しながら、有機色素を用いた光カード媒体は、再生レー
ザ光による上述の光カードリターン静止部の反射率の劣
化が速い欠点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の欠点を改善する
ために、前記の光カードの非記録部である光カードリタ
ーン静止部を光記録不可能部分にした発明が既に開示さ
れている。これらの発明の具体例としては、光記録不
可能部分に光安定剤を多量に入れる。(特開平1−19
542号公報)光記録不可能部に記録しにくい別な記
録層を設 ける。(特開平1−19541号公報)等が
挙げられるが、これらはいずれも記録部と非記録部(光
カードリターン静止部)の記録材料が異なるために生産
性が悪い欠点がある。
【0012】特に、溶媒塗布型有機色素記録層を有する
光カード場合には、記録層における記録部と非記録部の
境界がにじみ、AT(オートトラッキング)又はAF
(オートフォーカス)機能にエラーが発生しやすくな
る。
【0013】本発明は、上述の従来技術の欠点を改善す
るためになされたものであり、情報再生光による光劣化
の小さい光学的情報記録媒体を提供することを目的とす
るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、凹状の
トラッキングトラックを表面に有する基板および該表面
上に有機色素記録層を有する光学的情報記録媒体に於い
て、該トラッキングトラックの凹状部の断面積が、記録
領域よりも非記録領域の方が大きく、且つ凹状のトラッ
キングトラックで挟まれてなる該基板の凸部における該
有機色素記録層の厚さが、該記録領域より該非記録領域
の方が薄いことを特徴とする光学的情報記録媒体であ
る。
【0015】以下、本発明を詳細に説明する。
【0016】図1(a) は本発明の光学的情報記録媒体の
一般的な実施形態を示す説明図、図1(b) はBB線断面
図、図1(c) はDD線断面図である。同図において、本
発明の光学的情報記録媒体は、基板5上に、記録領域2
及び非記録領域3に各々トラッキングトラック6及び6
a からなる記録再生光の案内溝として用いる凹状プリフ
ォーマットを有し、かつその上に溶媒塗布型有機色素記
録層4を有する光カード1において、前記凹状プリフォ
ーマットの凹状部の断面積が、記録領域のトラッキング
トラック6の凹状部6′よりも非記録領域のトラッキン
グトラック6a の凹状部6a ′の方が大きく形成されて
なるものである。
【0017】同図1の光カード1において、記録領域2
のカード断面の模式図が図1(b) 、また、非記録部で光
カードのリターン領域の非記録領域3のカード断面の模
式図が図1(c) に示されている。
【0018】光カード1において、図1(b) の凹状プリ
フォーマットのトラッキングトラック6の凹状部6′の
線幅Lは2〜4μmであり、通常再生レーザ光のスポッ
ト径の1/2 〜1倍が好ましい。また、凹状部6′の深さ
1 は、高品位なトラッキングトラック信号を得るため
に、塗布型有機色素媒体の場合、2400〜3500Åが好まし
い。記録領域2での記録トラック7の有機色素記録層4
の膜厚d3 は記録層の反射率が最大になる膜厚(500
〜1000Å)+50Å,−0Å位に塗布して形成する
のが好ましい。したがって、記録領域での凹状プリフォ
ーマットのトラッキングトラック6の断面積は約0.45〜
1.40μm2 となる。
【0019】一方、非記録部で、かつカード(又は再生
レーザ光)のリターン領域である非記録領域3において
は、トラッキングトラック6a の凹状部6a ′の深さd
2 を、記録領域2の凹状部6′の深さd1の1.2 〜1.5
倍に形成する。ただし、トラッキングトラック6a の凹
状部6a ′の線幅Lはトラッキング信号の変化を小さく
するために記録領域2の凹状部6′と同じにすることが
好ましい。その結果、図1(c) のトラッキングトラック
6a の凹状部6a ′の断面積はトラッキングトラック6
の凹状部6′の断面積の1.1 〜1.5 倍となる。
【0020】上記、図1(b) および図1(c) のプリグル
ーブを有する基板表面に、溶液塗布型有機色素媒体を同
一条件で一回の工程で塗布することによって、記録領域
2の記録トラックでは最適な色素の膜厚が得られ、十分
な感度が得られる有機色素記録層を形成することができ
る。一方、非記録領域3では、基板上に塗布された有機
色素溶液が溶媒の乾燥過程で、断面積の大きいプリグル
ーブの凹状部6a ′に凹状部6′よりも多量に入る。そ
の結果、再生レーザ光が走査するだけの非記録領域の再
生レーザ走査部8での色素の膜厚d4 はd3 と比較して
100 〜300 Å薄くなる。
【0021】一般に、有機色素記録層の記録感度は記録
層が吸収する光の量が大きい程高い。すなわち、記録層
の膜厚が厚くなる程大きいことが知られている。しかし
ながら、記録層の反射率の値は、反射率が最大を示す膜
厚から±200Å程度では中心値の±10%に入り、オート
トラッキング(AT)およびオートフォーカス(AF)
機能のエラーを引き起すには到らない。
【0022】したがって、非記録領域では、膜厚が薄く
なり、反射率の低下は記録領域に対して−10%以内であ
るが、記録感度は0.7 〜0.5に低下する。その結果、非
記録領域のカードリターン領域の光劣化は抑制される。
次に、下記の化1の構造式(I)を示す色素を用いた例
を示し、本発明を詳細に説明する。
【0023】
【化1】 図2は化1の構造式(I)で示される色素膜の膜厚と記
録層の反射率、および記録感度との相関を示すグラフで
ある。
【0024】記録感度は反射率が最大となる色素膜厚95
0 Åを1として、各膜厚の感度を相対的に示した。図1
(b) において、L=2.5 μm、d1 =2800Åに設定し、
3 =1000Åになる様に色素層を光カードの記録領域2
および非記録領域3の領域にコーティングした。反射率
は15.7%である。その場合、図1(c) に示される非記録
部のレーザヘッドのリターン領域である非記録領域3で
は、プリグルーブの溝の深さを3700Åに設定した。Lは
2.5 μmで一定である。
【0025】その結果、再生レーザ光走査部8での色素
層の膜厚は800 Å〜750 Åとなる。反射率は15.0〜15.4
%であり、十分レーザヘッドのAT(オートトラッキン
グ)、AF(オートフォーカス)機能は働くことが確認
できる。しかしながら、再生レーザ光走査部8での膜厚
が800 〜750 Åとなるので、非記録領域の記録層の感度
は記録領域の0.65〜0.50倍となり、光ベッドのリターン
部である非記録領域3の記録再生時の光劣化速度は約1/
2 に改善される。
【0026】本発明に用いられる基板5としては、PVC
、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポ
リスルフォン、ポリオレフィン樹脂等などの透明ブラス
チック板などを使用することができる。特に、光学的に
複屈折が無く、かつ硬くて傷の付きにくいポリメチルメ
タクリレートが好ましい。基板は光学的に透明材料であ
ることが好ましい。
【0027】有機色素記録層4に用いられる有機色素物
質としては、例えば、アントラキノン誘導体(特にイン
ダスレン骨格を有するもの)、ジオキサジン化合物及び
その誘導体、トリフェノジチアジン化合物、フェナンス
レン誘導体、シアニン化合物、メロシアニン化合物、ピ
リリウム系化合物、キサンテン系化合物、トリフェニル
メタン系化合物、クロコニウム系色素、アゾ色素、クロ
コン類、アジン類、インジゴイド類、ポリメチン系色
素、アズレン系色素、スクアリウム系色素等が挙げられ
る。
【0028】これらの有機色素記録層には、耐光性の向
上を目的として赤外線吸収剤などのスタビライザー(ク
エンチャー)を含有していてもよい。記録層の膜厚は、
400 〜1200Åの範囲が好ましいが、通常、膜厚と反射率
の相関関係により反射率が最大となる膜厚に設定する。
スタビライザーとしては、下記の化2で示す骨格のもの
を用いることができる。
【0029】
【化2】 また、上記の(1),(2)式の骨格において、Nは置
換基;Rがメトキシ基,プロペニル基,シクロ環基を有
する物質を用いることもできる。
【0030】
【0031】更に、凹形状プリフォーマットを有する基
板に記録層を湿式塗布により設ける際には、有機色素材
料の溶液や分散液をロールコーティング、マイヤーバー
コーティング、エアーナイフコーティング、カレンダー
コーティング、ディップコーティング、スピンコーティ
ング、グラビアコーティング、スプレー等の方法で塗布
する。
【0032】次いで、使用される形態に応じ記録層が塗
布された透明基板は接着剤を介して保護部材がラミネー
トされる。本発明において接着剤層としては、従来知ら
れている接着剤、例えば酢酸ビニル、アクリル酸エステ
ル、塩化ビニル、エチレン、アクリル酸、アクリルアミ
ドなどビニルモノマーの重合体及び共重合体、ポリアミ
ド、ポリエステル、エポキシ系などの熱可塑性接着剤、
アミノ樹脂(ユリア樹脂、メラニン樹脂)、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、熱硬化性ビニル樹
脂などの接着剤、天然ゴム、ニトリルゴム、クロロゴ
ム、シリコンゴムなどのゴム系接着剤等が使用される。
特に、ホツトメルト型のものはドライプロセスであり、
大量、連続生産を考える上で好ましい。
【0033】保護部材は、透過型の読取り方式であれば
透明である事が必要であり、複屈折に対する要求も基板
に対するものと同様でその材質は自ら制限される。反射
型の読取り方式であれば、保護部材は不透明でも良く、
その材質は広範囲のものから選択することができる。こ
の保護部材は記録層に対し、直接記録層に光学的に密着
して積層してもよい。また、必要に応じ空気層を介して
保護部材を設ける所謂エアギャップタイプの形態でも良
い。
【0034】
【実施例】以下、実施例を示し本発明をさらに具体的に
説明する。実施例1図1(b),(c) に示される様なプリグ
ルーブトラッキングトラックの断面積の異なる基板、お
よびこれら基板を用いた光カード媒体を第3図に示され
る注形型を用いて以下の様に作成した。
【0035】プリグルーブトラッキングトラックの線幅
Lが2.3μm、ピッチが12μm、プリグルーブトラ
ッキングトラックの記録領域での凹状部の深さが280
0Åになる様に、かつプリグルーブの非記録領域でのプ
リグルーブトラッキングトラックの凹状部の深さが37
00Åになる様に、図3(a)に示す注形型31のクロ
ム蒸着部32のパタ−ン、および図3(b)に示すクロ
ム蒸着部33の膜厚をコントロールして注形成形用型を
得た。この注型成形用型を用いて、ポリメチルメタアク
リレートの0.4mm厚のプリグルーブ付基板を注形成
形で得た。該基板の断面形状をSEM(走査型電子顕微
鏡:日立製、S−820)で調べたところ、図1に示さ
れる様なプリグルーブトラッキングトラックが形成され
た基板が得られた。L=2.3μ、d=2750〜2
800Å、d=3650〜3700Åとなった。角度
θは約60°であった。
【0036】この基板を用い、下記の化4の構造式
(I)で表わされるポリメチン系色素をジアセトンアル
コールに3wt%となるように溶解し、グラビアコート法
によって基板のプリグルーブ表面に塗布し、溶媒を乾燥
させ有機色素記録層4を形成した。図1(b),(c) の記録
部7および再生レーザ走査部8の記録層の膜厚d3 、お
よびd4 は、d3 =1000Å、d4 =800 Åとなった。
【0037】
【化4】 有機色素記録層の上に、ホットメルトタイプのエチレン
−酢酸ビニル共重合体の接着剤を介して、厚さ0.3 mmの
PMMAからなるウラ材を接着してカードサイズに中空刃切
断機で切断し、光カード型光情報記録媒体を得た。
【0038】得られた光カード型光情報記録媒体に、波
長830 nm、レーザーパワー0.5mW 、ビーム径3μmの半
導体レーザー光を用いて、反射率を測定したところ、記
録部7では15.4%であり、非記録領域の再生レーザ走査
部8では15.0%であった。非記録領域の感度は記録部の
0.60倍であった。
【0039】実施例2実施例1のポリメチン系色素のジ
アセトンアルコール溶液に、下記の化5の構造式(I
I)で表わされる光安定剤を加え、実施例1と同じ方法
で光カード媒体を得た。得られた光カード媒体の記録部
7の反射率は14.4%であり、非記録領域では14.0%であ
った。非記録領域の再生レーザ走査部8の光劣化速度
を、再生レーザー光を静止状態で照射し続け測定したと
ころ、実施例2の記録部7の0.55倍に改善されていた。
【0040】
【化5】
【0041】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、従
来知られていた異種材料を光カードの非記録領域のカー
ドリターン(レーザヘッドリターン)領域に設けること
なく、記録層に用いる有機色素媒体と同一の材料を用い
て、該光カード非記録領域のカードリターン領域の再生
光劣化を2/3 〜1/2 に改善できる。
【0042】また、本発明は、従来と比較して光カード
の生産性が向上し、かつ光カード特有なカードリターン
部での有機色素層の再生光劣化を抑制した塗布型有機色
素記録層を用いた光カード媒体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的情報記録媒体の一例を示し、
図1(a) は本発明の光学的情報記録媒体の一般的な実施
形態を示す説明図、図1(b) はBB線断面図、図1(c)
はDD線断面図である。
【図2】有機色素膜の膜厚と記録層の反射率、および記
録感度との相関を示すグラフである。
【図3】本発明の実施例1で用いた注形成形用ガラス型
を示す説明図である。
【図4】従来例に於ける光カードの記録フォーマットを
示す模式的平面図である。
【図5】従来例に於ける光カード記録再生方法の概略的
構成図である。
【符号の説明】
1 光カード 2 記録領域 3 非記録領域 4 有機色素記録層 5 基板 6,6a トラッキングトラック 6′,6a ′ 凹状部 7 記録部 8 再生レーザ走査部 31,31′ 注形型 32,33 クロム蒸着部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹状のトラッキングトラックを表面に有
    する基板および該表面上に有機色素記録層を有する光学
    的情報記録媒体に於いて、該トラッキングトラックの
    状部の断面積が、記録領域よりも非記録領域の方が大き
    く、且つ凹状のトラッキングトラックで挟まれてなる該
    基板の凸部における該有機色素記録層の厚さが、該記録
    領域より該非記録領域の方が薄いことを特徴とする光学
    的情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 該光学的情報記録媒体が光カードである
    請求項1記載の光学的情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 該基板の凸部に於ける該記録層の厚さ
    が、該基板の凹部に於ける該記録層の厚さよりも薄い請
    求項1記載の光学的情報記録媒体。
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