JP2939243B2 - アルミニウム製ドアビーム材 - Google Patents
アルミニウム製ドアビーム材Info
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- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/042—Reinforcement elements
- B60J5/0422—Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires
- B60J5/0438—Elongated type elements, e.g. beams, cables, belts or wires characterised by the type of elongated elements
- B60J5/0443—Beams
- B60J5/0444—Beams characterised by a special cross section
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
等の自動車のドア補強用部材として使用されるアルミニ
ウム製ドアビーム材に関する。
を吸収するためドアの内部に前後方向に取り付けられる
もので、インパクトビーム、インパクトバー、ガードバ
ー、サイドビーム又は単に補強部材と呼ばれることがあ
る。このドアビームには衝突時の負荷吸収性能が要求さ
れ、例えば、FMVSS(米国連邦安全規格)では最終
的には実車の側面から負荷を与えたときにその負荷に対
する曲げ荷重値と、荷重−変形量関係の面積で表される
エネルギー吸収量に一定の基準値を設けているが、それ
らは実験室レベルでは一般的に、車両にかかる衝突を想
定し、図2(a)に示すようにドアビーム材の両端を支
持しその中央部を負荷治具で押圧する3点曲げの曲げ性
能で評価される。
って得られる荷重(P)−変位(δ)曲線の模式図であ
り、変位が大きくなるとやがて最大荷重に達し、途中で
荷重に耐えられず座屈変形して荷重が低下する様子を示
すものだが、一般的に、この荷重(P)−変位(δ)曲
線において、最大荷重が大きく、座屈するまでの変位が
大きく(図3の実線参照)、エネルギー吸収量(面積)
が大きい方が望ましいとされている。
gf/mm2クラスのハイテン鋼が使用されているが、
軽量化の観点からアルミ押出形材の適用が検討されるよ
うになった。例えば特開平5−311309号公報に
は、Al−Zn−Mg−Cu系アルミ合金押出形材から
なるドアビームが記載され、また、特開平7−1648
80号公報には、アウター及びインナーフランジとこれ
を連結する一対のウエブからなる断面をもつアルミニウ
ム製ドアビーム材において、上フランジの幅をR1、下
フランジの幅をR2、ウエブの間の間隔をWとしたと
き、R1<R2、0.4×R1≦W≦0.5×R1の関
係を満足するとき、優れた特性を確保できることが記載
されている。
ー及びインナーフランジとこれを連結するウエブからな
る断面をもつアルミニウム製ドアビーム材において、重
量を増やすことなく、最大荷重が大きく、座屈するまで
の変位(座屈変位)が大きくエネルギー吸収量が大きい
ドアビーム材を得ることを目的として、アルミニウム押
出形材の断面形状を種々検討した。その結果、アウター
フランジの張り出し部の先端のアウター側コーナーR
(RFO)、ウエブと両フランジが連結する箇所の外側
コーナーR(RWO)の大きさが、ドアビーム材の荷重
(P)−変位(δ)曲線における座屈変位の大きさ及び
エネルギー吸収量に大きく影響することを見いだした。
本発明は、この知見をもとにその最適値を求めた点に特
徴がある。
ミニウム製ドアビーム材(請求項1)は、アウター及び
インナーフランジとこれを連結するウエブを有するアル
ミニウム押出形材であって、長さ方向に垂直な断面にお
いて、アウターフランジの張り出し部先端のアウター側
コーナーR(RFO)が2.5mm以下で、ウエブと両
フランジが連結する箇所の外側コーナーR(R WO )が
ウエブ幅(t W )の1.5〜2倍の大きさであり、かつ
ウエブと両フランジが連結する箇所の外側コーナーR
(R WO )がいずれも2〜4mmであることを特徴とす
る。また、本発明に係るアルミニウム製ドアビーム材
(請求項2)は、アウター及びインナーフランジとこれ
を連結するウエブを有するアルミニウム押出形材であっ
て、長さ方向に垂直な断面において、アウターフランジ
の張り出し部先端のアウター側コーナーR(R FO )が
2.5mm以下で、アウターフランジの張り出し部の長
さ(L F )がウエブと両フランジが連結する箇所の外側
コーナーR(R WO )の1〜2倍の長さであり、かつウ
エブと両フランジが連結する箇所の外側コーナーR(R
WO )がいずれも2〜4mmであることを特徴とする。
なお、本発明においてアルミニウム製とは、アルミニウ
ム又はアルミニウム合金製を意味する。
の特徴を兼ね備えるドアビーム材がより望ましいことは
いうまでもない。また、アウターフランジFO、インナ
ーフランジFI、ウエブW、フランジ張り出し部先端の
アウター側コーナーR(RFO)、ウエブとフランジが
連結する箇所の外側コーナーR(RWO)、ウエブ幅
(tW)、アウターフランジの張り出し部の長さ
(LF)等は、図1に示すとおりである。
ム材は、ドア内部に取り付けられた際に乗員側に向くイ
ンナーフランジと、車外側に向き衝撃時の荷重を垂直方
向から受けるアウターフランジ、及びそれらのフランジ
を連結する1本又は複数本のウエブを有することが必須
である。また、アウターフランジ、インナーフランジに
張り出し部を設けることで最大荷重が飛躍的に向上する
ので、本発明では両フランジに張り出し部を設けてい
る。そして、インナーフランジとアウターフランジは互
いに平行に設置されるのが好ましく、両者の間に別のフ
ランジがあってもよい。例えば断面でみてインナーフラ
ンジの途中に隙間があるような形状(いわゆるセミホロ
ー形状)も本発明に含まれる。
は、アウターフランジFOの張り出し部先端のアウター
側コーナーR(RFO)を2.5mm以下とした。これ
は、従来のドアビーム材は押出性を考慮してフランジ張
り出し部先端が図4に示すように丸みを帯びているが、
ここが角張っている方が座屈しにくく座屈変位及びエネ
ルギー吸収量が向上するすることを見いだしたことによ
る。RFOが2.5mmより大きいとこの向上効果はな
い。RFOは小さいほど座屈変位及びエネルギー吸収量
を向上させる効果が高く、好ましくは2mm以下であ
り、より好ましくは1mm以下である。なお、押出性を
考慮した場合には0.5mm以上が好ましい。ここで、
アウターフランジの張り出し部先端のアウター側コーナ
ーが角張っている方が座屈しにくいのは、丸みを帯びて
いる場合よりも張り出し部の平均的な厚みが実質的に大
きくなり、座屈理論でいうところの幅厚比が小さくなる
ため、及び、アウターフランジの荷重を受ける面の面積
が大きくなり(丸みを帯びている場合は丸みの部分で衝
突物や治具と接触せず、接触面積が小さくなる)、荷重
をより分散して受けるようになるため、ではないかと推
測される。アウターフランジFOの張り出し部先端のイ
ンナー側コーナーR(RFI)については、アウター側
コーナーR(RFO)ほど影響せず、また両者同一であ
る必要はないが、アウター側コーナーR(RFO)同
様、好ましくは2.5mm以下、さらに2mm以下、1
mm以下とするのがよい。なお、本発明において、座屈
するまでの座屈変位は、図5に示すように、最大荷重変
形後の変位領域において荷重値が最大荷重(p)の半分
になるときの変位量(δ)によって定義される。
先端のコーナーRについては、ドアビームの設計思想に
従って適宜に決めることができる。例えば、インナーフ
ランジFIの張り出し部を車両ドアへの取り付けに利用
する場合、フラットな面を必要とするのであれば、この
コーナーRは小さい方がよく、逆に押出性や表面性状を
重視する場合はコーナーRは大きい方がよい。
材では、ウエブと両フランジが連結する箇所の外側コー
ナーR(RWO)を2〜4mmとした。従来のドアビー
ム材では、このコーナーRは押出性の観点でのみ考慮さ
れていたに過ぎないが、本発明者らはこのコーナーR
(RWO)の大きさが座屈変位に大きく影響することを
見いだし、さらにこれを2〜4mmの範囲に設定するこ
とで座屈変位を大きく向上させることができた。この外
側コーナーR(RWO)が2mmに満たない場合はアウ
ターフランジFOの張り出し部の座屈を防止する効果が
弱くドアビーム材の座屈変位及びエネルギー吸収量を向
上させることができない。これは、この外側コーナーR
(RWO)を2mm以上に設定したとき、RWOがアウ
ターフランジFOの張り出し部に荷重がかかった際に張
り出し部を支える効果をもち、2mm以下では事実上そ
の効果をもたないためと推測される。また、逆に4mm
を超える場合は重量が増加する割には座屈防止効果が向
上しない。一方、内側コーナーR(RWI)については
特に限定的ではないが、やはり2〜4mmとするのが好
ましい。
材で、外側コーナーR(RWO)をウエブ幅(tW)の
1.5〜2倍の大きさとしたのは、このRWOがウエブ
幅(tW)の1.5〜2倍の幅を有するとき、つまり、
R WO =(1.5〜2)×tWのとき、座屈変位及びエ
ネルギー吸収量の向上効果が大きくなるからである。し
かし、RWOがtWの1.5倍に満たないときはアウタ
ーフランジFOの張り出し部の座屈を防止する効果が弱
くドアビーム材の座屈変位及びエネルギー吸収量を向上
させることができず、逆に2倍を超えると座屈防止効果
が飽和し重量も増えるためである。一方、内側コーナー
R(RWI)については特に限定的ではないが、やはり
(1.5〜2)×tWmmとするのが好ましい。
ム材では、アウターフランジFOの張り出し部の長さ
(LF)をウエブとフランジが連結する箇所の外側コー
ナーR(RWO)と関連付け、LF=(1〜2)×R
WO とした。LFとRWOが上記の関係を満たすように
断面形状を設定することで座屈変位及びエネルギー吸収
量が大きく向上する。ここで、LFをRWO以上とした
のは、LFがこれより短いとウエブの座屈防止効果が少
なく座屈変位を向上させることができず、2×R WO 以
下としたのは重量増の割に座屈防止効果が向上しないた
めである。なお、インナーフランジFIの長さ(インナ
ーフランジの張り出し部の長さ)については、これをア
ウターフランジFOの長さ(アウターフランジFOの張
り出し部の長さ)より長くして中立軸をインナー側へ偏
らせると、衝突時荷重を受けたときインナー側の割れ
(破断)が遅くなり、エネルギー吸収量が増加する利点
がある。
形状の設計にあたり、考慮すべき事項として下記〜
の要件を個別に挙げた。RFOが2.5mm以下、
RWOが2〜4mm、RWOがtWの1.5〜2倍、
LFがRWOの1〜2倍これらの要件を組み合わせる
ことで座屈変位及びエネルギー吸収量の向上効果がさら
に高くなり、具体的には、+、+(and/or
)、+、(and/or)+、+(and/or
)+等、2〜4つの要件を兼ね備えるドアビーム材
が好ましい。なお、本発明のアルミニウム製ドアビーム
材は長さ方向に垂直な断面において左右対称である必要
はなく、例えばアウターフランジの左右の張り出し部の
長さ(LF)、両張り出し部先端のアウター側コーナー
R(RFO)、複数本のウエブを有する場合各ウエブの
幅(tW)等は互いに異なっていてもよい。また、ウエ
ブとフランジが連結する箇所の外側コーナーR
(RWO)についても、全て同一である必要はない。
として、種々のアルミニウム又はアルミニウム合金を用
いることができるが、特にドアビーム材としての強度の
観点から、Mg:0.8〜1.5%、Zn:4〜7%を
含む7000系合金が好ましい。例えば、Mg:0.8
〜1.5%、Zn:4〜7%、Ti:0.005〜0.
3%を含有し、さらにCu:0.05〜0.6%、M
n:0.2〜0.7%、Cr:0.05〜0.3%、Z
r:0.05〜0.25%から選択された1種又は2種
以上を含有し、残部不可避不純物とAlからなるアルミ
合金を好ましい例として挙げることができる。なお、こ
の7000系合金において、各元素の添加理由は次の通
りである。
に必要な元素である。Mgが0.8%未満、Znが4%
未満では所望の強度が得られない。また、Mgが1.5
%、Znが7%を超えるとアルミニウム合金の押出性が
低下するとともに伸びも低下し、所望の特性値が得られ
なくなる。従って、Mg:0.8〜1.5%、Zn:4
〜7%とする。 Ti Tiは鋳塊組織の微細化のために必須の元素である。T
iが0.005%より少ないと、微細化の効果が十分で
なく、0.3%より多いと飽和して巨大化合物が発生し
てしまう。従って、Tiの含有量は0.005%〜0.
3%とする。
た、Cuはアルミニウム合金の耐応力腐食割れ性を改善
し、Mn、Cr、Zrは押出材に繊維状組織を形成して
合金を強化する作用があり、これらの中から1種又は2
種以上が適宜添加される。好適な範囲は、Cu:0.0
5〜0.6%、Mn:0.2〜0.7%、Cr:0.0
5〜0.3%、Zr:0.05〜0.25%である。そ
れぞれ下限未満では上記の作用が不十分であり、また、
上限を超えると、押出性が悪くなり、Cuの場合は一般
耐食性が悪くなる。 不可避不純物 不可避不純物のうちFeはアルミニウム地金に最も多く
含まれる不純物であり、0.35%を超えて合金中に存
在すると鋳造時に粗大な金属間化合物を晶出し、合金の
機械的性質を損なう。従って、Feの含有量は0.35
%以下に規制する。また、アルミニウム合金を鋳造する
際には地金、添加元素の中間合金等様々な経路より不純
物が混入する。混入する元素は様々であるが、Fe以外
の不純物は単体で0.05%以下、総量で0.15%以
下であれば合金の特性にほとんど影響を及ぼさない。従
って、Fe以外の不純物として含まれる元素は単体で
0.05%以下、総量で0.15%以下に制限するのが
望ましい。
ナーフランジとそれらを垂直に連結する2つのウエブか
らなり左右対称の断面形状を持つ、Mg:1.4%、Z
n:6.5%、Cu:0.2%、Zr:0.15%を含
むAl−Mg−Zn系アルミニウム合金押出形材を、ス
パン1200mmの3点曲げ試験にて350mm押し込
んだ。そのときの荷重(P)−変位(δ)曲線を図7に
示す。また、図7から求めたそれぞれの最大荷重、座屈
変位、エネルギー吸収量を、部材単位重量とともに表1
に示す。なお、ドアビーム材Aは、アウターフランジの
長さが38mm、幅が4.4mm、インナーフランジの
長さが48mm、幅が4.6mm、ウエブの長さが28
mm、幅が2.1mmであり、ドアビーム材A、Bの断
面形状の違いは、アウターフランジの張り出し部の長さ
(LF)とアウターフランジの張り出し部先端のアウタ
ー側コーナーR(RFO)のみである。
の張り出し部先端のアウター側コーナーR(RFO)が
本発明に規定する範囲内のドアビーム材Bを、本発明の
規定から外れるドアビーム材Aと比較すると、同じ材質
で単位重量が同等以下であるにも関わらず、最大荷重は
同等で、座屈変位が17%向上し、エネルギー吸収量が
10%向上している。なお、同様の関係はJISに定め
る7N01、6061、6063、6N01合金、国際
登録合金である6082等の6000系合金、7000
系合金でも成立した。
ナーフランジとそれらを垂直に連結する2つのウエブか
らなり左右対称の断面形状を持つ、実施例1と同じ組成
のAl−Mg−Zn系アルミニウム合金押出形材を、ス
パン950mmの3点曲げ試験にて300mm押し込ん
だ。なお、図8C〜Eの特徴点を挙げると、表2のよう
にまとめることができる。また、ドアビーム材C〜Eの
断面形状のうち、アウターフランジ及びインナーフラン
ジの幅と厚み、全体の高さ、両ウエブ間の距離は同一で
ある。そのときの荷重(P)−変位(δ)曲線を図9に
示す。また、図9から求めたそれぞれのエネルギー吸収
量を、部材単位重量とともに表3に示す。
要件を全く満たさないドアビーム材Cを基準とすると、
R WO とL F /R WO が本発明の規定を満たすドアビー
ム材Dは、重量比は5%増に過ぎないのにエネルギー吸
収量比は29%増となっており、さらにR WO /t W が
本発明の規定を満たすドアビーム材Eは、重量比は9%
増に過ぎないのにエネルギー吸収量比は73%増と著し
い向上を示している。なお、同様の関係はJISに定め
る7N01、6061、6063、6N01合金、国際
登録合金である6082等の6000系合金、7000
系合金でも成立した。
ーム材の断面形状を工夫することで、重量を増やすこと
なく座屈変位及びエネルギー吸収量を向上させることが
でき、あるいは同じエネルギー吸収量であれば重量を軽
減することができる。従って、ドアビーム材の軽量化及
び緩衝部材としての性能アップに貢献できる。
部の記号を示す図である。
図(a)及び3点曲げ試験して得られる荷重(P)−変
位(δ)曲線の模式図(b)である。
重(P)−変位(δ)曲線の模式図である。
状を示す図である。
る。
面形状を示す図である。
れた荷重(P)−変位(δ)曲線である。
面形状を示す図である。
れた荷重(P)−変位(δ)曲線である。
側コーナーR RWO ウエブと両フランジが連結する箇所の外側コー
ナーRの大きさ tW ウエブ幅 LF アウターフランジの張り出し部の長さ
Claims (3)
- 【請求項1】 アウター及びインナーフランジとこれを
連結するウエブを有するアルミニウム押出形材であっ
て、長さ方向に垂直な断面において、アウターフランジ
の張り出し部先端のアウター側コーナーR(RFO)が
2.5mm以下で、ウエブと両フランジが連結する箇所
の外側コーナーR(R WO )がウエブ幅(t W )の1.
5〜2倍の大きさであり、かつウエブと両フランジが連
結する箇所の外側コーナーR(R WO )がいずれも2〜
4mmであることを特徴とするアルミニウム製ドアビー
ム材。 - 【請求項2】 アウター及びインナーフランジとこれを
連結するウエブを有するアルミニウム押出形材であっ
て、長さ方向に垂直な断面において、アウターフランジ
の張り出し部先端のアウター側コーナーR(RFO)が
2.5mm以下で、アウターフランジの張り出し部の長
さ(L F )がウエブと両フランジが連結する箇所の外側
コーナーR(R WO )の1〜2倍の長さであり、かつウ
エブと両フランジが連結する箇所の外側コーナーR(R
WO )がいずれも2〜4mmであることを特徴とするア
ルミニウム製ドアビーム材。 - 【請求項3】 アルミニウム押出形材が、Mg:0.8
〜1.5%(重量%、以下同じ)、Zn:4〜7%を含
有するアルミニウム合金からなることを特徴とする請求
項1又は2に記載されたアルミニウム製ドアビーム材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10157042A JP2939243B2 (ja) | 1997-06-07 | 1998-06-05 | アルミニウム製ドアビーム材 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16499597 | 1997-06-07 | ||
JP9-164995 | 1997-06-07 | ||
JP10157042A JP2939243B2 (ja) | 1997-06-07 | 1998-06-05 | アルミニウム製ドアビーム材 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37457498A Division JPH11314521A (ja) | 1997-06-07 | 1998-12-28 | アルミニウム製ドアビ―ム材 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1148779A JPH1148779A (ja) | 1999-02-23 |
JP2939243B2 true JP2939243B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=26484623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10157042A Expired - Lifetime JP2939243B2 (ja) | 1997-06-07 | 1998-06-05 | アルミニウム製ドアビーム材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2939243B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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---|---|---|---|---|
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JP2015071365A (ja) * | 2013-10-03 | 2015-04-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 自動車用サイドドアの補強構造 |
US9878603B2 (en) | 2015-05-28 | 2018-01-30 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Vehicle door impact beam |
-
1998
- 1998-06-05 JP JP10157042A patent/JP2939243B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
日本鋼構造協会編,「建設用鋼材」,株式会社コロナ社,1977年10月,p567−587 |
Also Published As
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---|---|
JPH1148779A (ja) | 1999-02-23 |
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