JP2938087B2 - 直線ショートベクトル列によって表された形状の角の検出方法 - Google Patents

直線ショートベクトル列によって表された形状の角の検出方法

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JP2938087B2 JP1100535A JP10053589A JP2938087B2 JP 2938087 B2 JP2938087 B2 JP 2938087B2 JP 1100535 A JP1100535 A JP 1100535A JP 10053589 A JP10053589 A JP 10053589A JP 2938087 B2 JP2938087 B2 JP 2938087B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、原形状を近似的に表現する直線ショートベ
クトル列をもとに、文字の輪郭,図形などを2次元平面
上で表わすシステムにおいて用いられる、直線ショート
ベクトルによって表された形状の角の検出方法に関す
る。
(従来の技術) コンピュータグラフィクス、CAD、アウトラインフォ
ント生成等の分野において、文字の輪郭、図形等を求め
る場合には、一般的に原形状を近似的に表現する複数の
直線ベクトルの列(直線ショートベクトル列)に、例え
ばBezier(ベジエ)曲線をあてはめる方法がとられてい
る。
このような方法においては、直線ショートベクトル列
が示す形状から、原形状における傾きが非連続となる点
(角の点)を検出したのちに曲線のあてはめが行われ
る。すなわち、直線ショートベクトルに対する曲線をあ
てはめは、直線部分を除いた曲線部分について行なうた
め、直線ショートベクトル列から直線部分を判別するた
めに角の点を検出するものである。
(発明が解決しようとする課題) 従来、直線ショートベクトル列で表現された形状にお
ける角の点を検出する方法としては、直線ショートベク
トルの接続点において、この接続点で隣り合う2つの直
線ショートベクトルのなす角度がある基準値θref以下
である場合に、この接続点を角の点であると判断してい
た。
しかしながら、第5図に示すような原形状が、第6図
に示すような直線ショートベクトル列によって表現され
ている場合には、正確に角の点を検出できないことがあ
った。すなわち、第6図に示すように直線ショートベク
トルによって表現された第5図の曲線部分の角度が、原
形状においてもともと角の点であった部分の角度θ1と
等しい角度θ2で表現されている場合には、ある基準値
θrefに基づいた判別によって、両点とも度の点、また
は両点とも角の点以外であると判別されてしまう。
このように、二つの直線ショートベクトルによって挟
まれる角度がθが、ある基準角度θraf以下である場合
に角の点であると判別する方法では、確実に角の点を判
別することができなかった。
本発明は前記のような点に鑑みてなされたもので、直
線ショートベクトル列によって表現された形状から確実
に角を検出することが可能な方法を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、直線ショートベクトルPi−1 Piを、m−1:
1に内分する点と、直線ショートベクトルPi Pi+1を、
1:m−1に内分する点とを通過する直線Li上に点Qiを設
定し、予め設定された基準値δと点Qiとの間に、|Pi−Q
i|>δなる関係が成立するか否かを判別する。そして、
|Pi−Qi|>δなる関係が成立すると判別された場合に、
直線ショートベクトルPi−1 Pi,Pi Pi+1の接続点が原
形状において角の点であると判定するものである。
(作用) このような方法によれば、直線ショートベクトルの接
続点が原形状において角の点であるか否かを、基準角度
(θraf)に基づいた単純な角検出の場合より確実に行
なうことができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は同実施例を示すブロック構成図である。同図に
おいて、内分点設定部11は、直線ショートベクトル列を
示すデータ(各直線ショートベクトルに関するデータ)
をもとに、各直線ショートベクトルPi−1 Piをm−1:1
に内分する点と、直線ショートベクトルPi Pi+1を、
1:m−1に内分する点とを設定する。補点設定部12は、
内分点設定部11において設定された内分点上を通過する
直線Li上に点Qiを設定する。判別処理部13は、補点設定
部12において設定された点Qiと予め設定された基準値δ
との間に|Pi−Qi|>δなる関係が成立するか否かを判別
する。
次に、同実施例の処理手順を説明する。
ここでは、第2図に示すような、直線ショートベクト
ル列についての処理を例にして説明する。なお、第2図
に示す直線ショートベクトル列は、直線ショートベクト
ルP1 P2,P2 P3,P3 P4,P4 P5,およびP5 P1によって表さ
れている。
はじめに、第2図に示すような、直線ショートベクト
ル列を示すデータが内分点設定部11に与えられる。内分
点設定部11は、最初の処理対象として選択した点P1にお
いて接続されている直線ショートベクトルP5 P1,P1 P2
の長さを、それぞれm−1:1、1:m−1に内分する点を求
める。ここでは、m=6として、直線ショートベクトル
P5 P1を5:1に内分する点A1、直線ショートベクトルP1 P
2を1:5に内分する点B1を設定する。
次に、補点設定部12は、内分点設定部11において設定
された内分点A1,B1を通過する直線L1を求める。そし
て、補点設定部12は、角を検出するための処理に用いら
れる点(補点)Q1を第3図(a)に示すように直線L1上
に設定する。ここでは、補点Q1を、直線ショートベクト
ルP5 P1,P1 P2の接続点における角度を二等分(θA=
θB)する直線M1との好転に求めている。
内分点設定部11は、及び補点設定部12は、以下同様に
して、各直線ショートベクトルの接続点P2〜P5に対応す
る補点Q2〜Q5を設定する。こうして設定した接続点P1〜
P5に対応する補点Q1〜Q5を、第3図(b)に示してい
る。
また、補点Qiの設定は、次のような方法によって行な
うことができる。すなわち、接続点P1における処理を例
にすると、第4図(a)に示すように、内分点A1,B1を
通る直線L1と、この直線L1への接続点P1を通過する垂線
N1との交点に、補点Q1を求めるものである。各直線ショ
ートベクトルの接続点P2〜P5に対応す補点Q2〜Q5につい
ても、同様にして設定する。こうして設定した接続点P1
〜P5にそれぞれ対応する補点Q1〜Q5を、第4図(b)に
示している。
さらに、次のような方法によっても、補点Qiを設定す
ることができる。すなわち、接続点P1における処理を例
にすると、内分点設定部11において設定された内分点A1
B1で示される線分A1 B1の中点に、補点Q1を求めるもの
である。各直線ショートベクトルの接続点P2〜P5に対応
する補点Q2〜Q5についても、同様にして設定する。
補点設定部12において各直線ショートベクトルの接続
点P1〜P5にそれぞれ対応する補点Q1〜Q5が設定される
と、判別処理部13は、予め設定された基準値δに基づい
て、原形状における角の点の判別を行なう。すなわち、
判別処理部13は、各補点Q1〜Q5と基準値δとの間に|Pi
−Qi|>δ(i=1〜5)なる関係が成立するか否かを
判別する。判別処理部13は、基準点Piと、この点に対応
する補点Qiとの長さが、基準値δよりも大きい場合に
は、この基準点Piを原形状における角の点と判別するも
のである。例えば、基準値δを、第3図(b)、第4図
(b)の図中にそれぞれ示す距離とすれば、接続点P1,P
2が原形状における角の点と判別される。
以上の方法は、次のような考えに基づいたものであ
る。つまり、直線ショートベクトル列は、原形状を近似
的に表現するものである。したがって、原形状を直線シ
ョートベクトル列に近似表現する場合、各直線ショート
ベクトルと原形状との距離が所定の最大許容距離以内と
なるように設定されているものと判断される。例えば、
原形状における曲線部分を、この曲線に接する直線ショ
ートベクトルで表現すると、線分の長さが比較的短い直
線ショートベクトルがあてはめられ、直線ショートベク
トルの接続点と原形状との距離が最大許容距離となる。
このようなことから、最大許容距離に基づいて原形状
から直線ショートベクトル列に近似表現された場合に
は、この最大許容距離を判別処理部13に予め設定される
基準値δとすることにより、|Pi−Qi|>δなる条件によ
って角の点を判別できる。また、原形状を直線ショート
ベクトル列に近似表現する場合に、前記条件(最大許容
距離に基づいた方法)以外で設定された場合であって
も、基準値δを所定の値に設定することによって角の点
を判別することができる。
こうして得られた原形状における角の点の検出結果
は、コンピュータグラフィクス、CSD、アウトラインフ
ォント生成等の分野において用いられる。すなわち、原
形状を近似的に表現する直線ショートベクトル列をもと
に、例えばBezier(ベジエ)曲線をあてはめることによ
って文字の輪郭、図形等を求める場合に、角の点と判別
された以外の部分、すなわち曲線部分を対象とするもの
である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、各直線ショートベクト
ルの接続点Piに対応する補点Qiを求め、この補点Qiと予
め設定される基準値δとの間に|Pi−Qi|>δなる関係が
成立するか否かによって原形状における角の点を判別す
るので、確実に角の点を判別することが可能となるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第2
図は同実施例において処理手順を説明するために用いら
れる直線ショートベクトル列の例を示す図、第3図及び
第4図は同実施例における補点Qiの設定方法を説明する
ための図、第5図は従来例を説明するための原形状を示
す図、第6図は第5図に示す原形状を近似的に表現する
直線ショートベクトル列の例を示す図である。 11……内分点設定部、12……補点設定部、13……判別処
理部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原形状を近似的に表現する直線ショートベ
    クトル列(P1 P2,P2 P3,…,Pn−1 Pn)をもとに、文字
    の輪郭,図形などを2次元平面上で表すシステムにおい
    て、 直線ショートベクトルPi−1 Pi(2≦i≦n−1)を、
    m−1:1に内分する点と、直線ショートベクトルPi Pi+
    iを、1:m−1に内分する点とを通過する直線Li上に点Q
    iを設定し、 この設定された点Qiと予め設定された基準値δとの間
    に、|Pi−Qi|>δなる関係が成立するか否かを判別し、 この判別の結果、|Pi−Qi|>δなる関係が成立する場合
    に、前記直線ショートベクトルPi−1 Pi,Pi Pi+1の接
    続点が前記原形状において角の点であると判定すること
    を特徴とする直線ショートベクトルによって表された形
    状の角の検出方法。
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