JP2937427B2 - リチウム電池 - Google Patents
リチウム電池Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は負極にリチウム、リチウム合金又はカーボン
等のリチウム吸蔵電極、電解液に非水成電解液を用いた
リチウム電池に関するものである。
等のリチウム吸蔵電極、電解液に非水成電解液を用いた
リチウム電池に関するものである。
従来技術とその問題点 近年、高エネルギー密度のリチウム二次電池の開発を
目的として、正極活物質にLiCoO2やLiNiO2を用いた4V級
の電池の開発が盛んに行われている。
目的として、正極活物質にLiCoO2やLiNiO2を用いた4V級
の電池の開発が盛んに行われている。
これらの正極活物質を用いた電池では正極電位が高
く、特に充電時には4.3〜4.5Vに達する。
く、特に充電時には4.3〜4.5Vに達する。
従って、電池電解液もこの高い電位に耐えるものが要
求される。
求される。
しかしながら、従来より用いられている電解液、例え
ば、プロピレンカーボネートは、4V以上では酸化分解を
受け変質するので、充放電サイクルの繰返しや、保存に
よって電池の性能が急激に劣化するという欠点があっ
た。このような観点より、高い電位に耐える新しい電解
液が要望されていた。
ば、プロピレンカーボネートは、4V以上では酸化分解を
受け変質するので、充放電サイクルの繰返しや、保存に
よって電池の性能が急激に劣化するという欠点があっ
た。このような観点より、高い電位に耐える新しい電解
液が要望されていた。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであ
り、高電位において安定な電解液を用いた充放電サイク
ル特性の優れたリチウム電池を提供することを目的とす
るものである。
り、高電位において安定な電解液を用いた充放電サイク
ル特性の優れたリチウム電池を提供することを目的とす
るものである。
発明の構成 本発明は上記目的を達するべく、 ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾール−２−オン（フェニ
レンカーボネート）のアルキル誘導体を電解液の溶媒と
して用いたことを特徴とするリチウム電池である。
レンカーボネート）のアルキル誘導体を電解液の溶媒と
して用いたことを特徴とするリチウム電池である。
更に、ベンゾ〔1.3〕ディォキシゾール−２−オンの
アルキル誘導体が４−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキ
シゾール−２−オンである前記のリチウム電池である。
アルキル誘導体が４−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキ
シゾール−２−オンである前記のリチウム電池である。
更に、ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾール−２−オンの
アルキル誘導体が４−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキ
シゾール−２−オンである前記のリチウム電池である。
アルキル誘導体が４−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキ
シゾール−２−オンである前記のリチウム電池である。
更に、ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾール−２−オンの
アルキル誘導体が４−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキ
シゾール−２−オンと５−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディ
オキシゾール−２−オンの混合体である前記のリチウム
電池である。
アルキル誘導体が４−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキ
シゾール−２−オンと５−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディ
オキシゾール−２−オンの混合体である前記のリチウム
電池である。
実施例 以下、本発明の詳細について実施例により説明する。
第１図は本発明の一実施例を示したチリウム電池の断
面図、第２図は本発明のリチウム電池と従来品のリチウ
ム電池との充放電サイクル特性の比較図である。
面図、第２図は本発明のリチウム電池と従来品のリチウ
ム電池との充放電サイクル特性の比較図である。
ここで１は負極、２は正極、３はセパレータ、４は負
極電槽、５は正極電槽、６はシール材である。
極電槽、５は正極電槽、６はシール材である。
１はリチウムやリチウム合金等からなる負極、２はLi
CoO2やLiNiO2とアセチレンブラック等の導電剤からなる
正極、３は微孔性ポリプロピレン膜からなるセパレータ
である。
CoO2やLiNiO2とアセチレンブラック等の導電剤からなる
正極、３は微孔性ポリプロピレン膜からなるセパレータ
である。
電解液はLiPF6を１モル／の濃度で４メチル−ベン
ゾ〔1,3〕ディオキシゾール−２−オンに溶解させた溶
液からなり、セパレータ及び正極中に含浸されている。
この電池を本発明Ｉとした。
ゾ〔1,3〕ディオキシゾール−２−オンに溶解させた溶
液からなり、セパレータ及び正極中に含浸されている。
この電池を本発明Ｉとした。
上記と同じ構成として、電解液は、LiPF6を１モル／
の濃度で４メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾール
−２−オンと５メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾー
ル−２−オンの等量の混合溶媒に溶解させた溶液を用い
た電池を本発明IIとした。
の濃度で４メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾール
−２−オンと５メチル−ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾー
ル−２−オンの等量の混合溶媒に溶解させた溶液を用い
た電池を本発明IIとした。
比較のために、従来品の電池として、上記と同じ構成
として、電解液はLiPF6を１モル／の濃度で等量のエ
チレンカーボネイトとプロピレンカーボネートからなる
混合溶媒中に溶解させた溶液を用いた。（従来品） これらの電池を充放電試験して、第２図にその特性比
較図を示した。試験は充電が4.5Vの充電圧充電、放電が
定電流放電で終止電圧3.3Vとした。
として、電解液はLiPF6を１モル／の濃度で等量のエ
チレンカーボネイトとプロピレンカーボネートからなる
混合溶媒中に溶解させた溶液を用いた。（従来品） これらの電池を充放電試験して、第２図にその特性比
較図を示した。試験は充電が4.5Vの充電圧充電、放電が
定電流放電で終止電圧3.3Vとした。
１サイクル目の放電容量を基準として示した。
従来品が20〜30サイクルで急激な容量低下を示したの
に対して、本発明Ｉ、本発明IIは100サイクルを越えて
も安定した特性を示している。
に対して、本発明Ｉ、本発明IIは100サイクルを越えて
も安定した特性を示している。
発明の効果 上述した如く、本発明は高電位において安定な電解液
を用いた充放電サイクル特性の優れたリチウム電池を提
供することが出来るので、その工業的価値は極めて大で
ある。
を用いた充放電サイクル特性の優れたリチウム電池を提
供することが出来るので、その工業的価値は極めて大で
ある。
第１図は本発明の一実施例を示したリチウム電池の断面
図、第２図は本発明のリチウム電池と従来品のリチウム
電池との充放電サイクル特性の比較図でである。 １……負極、２……正極 ３……セパレータ、４……負極電槽 ５……正極電槽、６……シール材
図、第２図は本発明のリチウム電池と従来品のリチウム
電池との充放電サイクル特性の比較図でである。 １……負極、２……正極 ３……セパレータ、４……負極電槽 ５……正極電槽、６……シール材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01M 10/40 H01M 6/16
Claims (4)
- 【請求項１】ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾール−２−オ
ン（フェニレンカーボネート）のアルキル誘導体を電解
液の溶媒として用いたことを特徴とするリチウム電池。 - 【請求項２】ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾール−２−オ
ンのアルキル誘導体が４−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディ
オキシゾール−２−オンである請求項１記載のリチウム
電池。 - 【請求項３】ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾール−２−オ
ンのアルキル誘導体が５−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディ
オキシゾール−２−オンである請求項１記載のリチウム
電池。 - 【請求項４】ベンゾ〔1.3〕ディオキシゾール−２−オ
ンのアルキル誘導体が４−メチル−ベンゾ〔1.3〕ディ
オキシゾール−２−オンと５−メチルーベンゾ〔1.3〕
ディオキシゾール−２−オンの混合体である請求項１記
載のリチウム電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2189136A JP2937427B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | リチウム電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2189136A JP2937427B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | リチウム電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0475266A JPH0475266A (ja) | 1992-03-10 |
| JP2937427B2 true JP2937427B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=16236012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2189136A Expired - Fee Related JP2937427B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | リチウム電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2937427B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4474741B2 (ja) * | 2000-06-21 | 2010-06-09 | 株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション | 非水電解質電池 |
| WO2006077817A1 (ja) * | 2005-01-19 | 2006-07-27 | Mitsuba Corporation | ギア歯車およびギア歯車形成用の転造ダイス |
| DE102010018079A1 (de) * | 2010-04-22 | 2011-10-27 | Ims Gear Gmbh | Welle mit einem stirnseitig angegossenen Zahnrad und Verfahren zum Herstellen einer solchen Welle |
-
1990
- 1990-07-17 JP JP2189136A patent/JP2937427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0475266A (ja) | 1992-03-10 |
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