JP2936689B2 - トリガ発生装置 - Google Patents

トリガ発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、デジタルオシロスコープなどの波形測定装
置で波形データのメモリへの取込制御に用いるトリガ発
生装置に関するものであり、詳しくは、トリガ機能の強
化に関するものである。
<従来の技術> 測定波形の注目部分を画面に表示させるためには、測
定波形の注目部分をメモリに取り込むように制御する必
要がある。
そこで、一般には、測定波形に対しては任意のトリガ
レベルとエッジの極性をトリガ条件として設定し、これ
らトリガ条件が成立した場合にトリガを有効にして波形
データのメモリへの取込を制御し、メモリに取り込まれ
た波形データを測定波形として表示させることが行われ
ている。なお、これらの処理はソフトウェアで実行する
こともできるが、高速処理は困難であって高周波測定に
は不向きであり、回路を構成することで必要な処理を実
現している。
ところで、このようなトリガ機能だけで第4図のよう
な波形Sを表示させる場合を考える。トリガ条件として
トリガレベルTL1が設定され、検出すべきエッジとして
波形SがトリガレベルTL1に対して増加方向に横切るこ
とが設定されているのとすると、時刻t1およびt2のいず
れにおいてもトリガ条件を成立することになる。
この結果、時刻t1を起点とする波形と時刻t2を起点と
する波形が重なり合った状態で表示されることになり、
表示波形の識別は困難になる。
そこで、このような不具合を解決するために、レベル
とゲートを組み合わせたゲートトリガ機能が提案されて
いる。再び第4図においては、LGはゲートトリガをかけ
るために用いられるレベルゲートであり、上限値レベル
ULと下限値レベルLLが設定されている。このレベルゲー
トLGは、レベルトリガ点t1,t2から所定の時間T遡った
時刻における波形Sのレベルを比較するように機能す
る。
この結果、例えば波形SがレベルゲートLG内を通過し
た場合にトリガ条件が成立するものと設定されていれば
時刻t1のトリガ点のみが有効になり、波形Sがレベルゲ
ートLG内を通過しない場合にトリガ条件が成立するもの
と設定されていれば時刻t2のトリガ点のみが有効にな
る。
これにより、時刻t1を起点とする波形と時刻t2を起点
とする波形のいずれかが選択的に表示されることになっ
て、表示波形の重なりはなくなる。
ところが、実際の波形測定にあたっては、例えば第5
図のTV波形のように、左側半分の輝度がハッチングを付
けた指定輝度よりも高い部分Aを有する走査線の波形S
のみを表示させたいこともある。
この場合には、同期信号の立ち上がりエッジに対して
レベルトリガを設定し、ハッチング部分の少なくとも開
始位置と終了位置に対してレベルゲートを用いたゲート
トリガを設定しなければならない。
<発明が解決しようとする課題> しかし、このように複数のレベルゲートを用いた場
合、レベルゲート位置以外の波形部分についてはゲート
は機能しないことになり、正確なゲートトリガ動作が確
保できない。
また、複数のゲートトリガを設定するためにはゲート
トリガの数に比例した回路部品が必要になる。
本発明は、このような点に着目したものであり、その
目的は、レベルゲートに時間幅を持たせることによりト
リガ機能を強化したトリガ発生装置を提供することにあ
る。
<課題を解決するための手段> 本発明のトリガ発生装置は、 測定波形をデジタル信号に変換するA/D変換器と、 このA/D変換器の出力データを格納するメモリと、 前記A/D変換器に入力される測定波形のレベルとエッ
ジを判定するレベルトリガ回路と、 前記メモリの出力データと予め設定された基準レベル
とを比較するコンパレータと、 このコンパレータの出力信号でプリセットされ、キャ
リー信号でカウント動作が停止するプリセットカウンタ
と、 予め設定されたオフセットアドレスを有し前記A/D変
換器の出力データを前記メモリに書込むための書込みア
ドレスと前記メモリに格納されているデータを読みだし
て前記コンパレータに加えるための読みだしアドレスを
交互に出力するように構成されたメモリ制御回路と、 前記レベルトリガ回路の出力信号とプリセットカウン
タのキャリー信号の論理積信号をトリガとして前記メモ
リ制御回路に加えることにより前記メモリへのアドレス
出力動作を制御する論理ゲート、 とで構成されたことを特徴とする。
<作用> コンパレータによりレベル範囲が設定され、プリセッ
トカウンタのプリセットデータにより時間幅が設定され
て、表示波形に対して時間幅が加味されたトリガ条件を
設定する矩形の窓が形成される。一方、トリガレベルと
エッジにより設定されるトリガ条件に基づくトリガ点か
らこの窓の通過の有無が確定するまでの時間幅は、メモ
リに交互に加えられる書込みアドレスと読みだしアドレ
ス間のオフセットアドレスの大きさにより設定される。
これにより、従来よりも複雑なトリガ条件の組合わせ
が設定できる。
<実施例> 以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。図において、測定波形が加えられる入力端子1は、
測定波形Sをデジタル信号に変換するA/D変換器2に接
続されるとともに、測定波形のレベルとエッジを判定す
るレベルトリガ回路3に接続されている。A/D変換器2
の出力端子はメモリ制御回路4に接続されている。メモ
リ制御回路4は、メモリ5にA/D変換器2の出力データ
を格納するための書込みアドレスWRとメモリ5に格納さ
れたデータを読みだすための読みだしアドレスRDを交互
に出力するものであり、これら書込みアドレスWRと読み
だしアドレスRDの間にはレジスタ6に予め保持されたオ
フセットアドレスが与えられている。ただし、WR>RDと
する。コンパレータ7の一方の入力端子にはメモリ制御
回路4を介してメモリ5から読みだされるデータが加え
られ、他方の入力端子には予め設定された基準レベルと
なる上限値および下限値を保持するレジスタ8が接続さ
れている。このコンパレータ7の出力端子はプリセット
カウンタ9のロード端子に接続されている。プリセット
カウンタ9はキャリー出力端子を有しキャリーを発生す
ることによりカウント動作を停止するものであり、プリ
セット入力端子にはプリセットデータを保持するレジス
タ10が接続され、キャリー出力端子はアンドゲート11の
一方の入力端子に接続されている。なお、これらプリセ
ットカウンタ7のクロック端子にはA/D変換器2に加え
られるのと同じサンプルクロックSCが加えられている。
アンドゲート11の入力端子にはレベルトリガ回路3の出
力信号が加えられている。このアンドゲート11の出力信
号はメモリ制御回路4に加えられていて、メモリ制御回
路4からメモリ5への各アドレスWR,RDの出力を制御す
る。
また、メモリ5に格納される波形データは図示しない
表示制御系統の制御に従って表示回路にも読み出され
る。
このように構成することにより、第2図にハッチング
を付けて示すような、横方向にプリセットカウンタ9の
プリセット値に対応した時間幅Taを有し縦方向にコンパ
レータ7の基準レベルに対応したレベル幅LWを有する測
定波形Sに対するトリガ条件の窓Wが設定されることに
なる。また、レベルトリガ回路3のトリガ条件に基づい
て検出されるトリガ点Pから窓Wの一端までの時間幅Tb
はレジスタ6に保持されている書込みアドレスWRと読み
だしアドレスRDのアドレスオフセット量で設定される。
これら2種類のトリガ条件を適宜組合わせることによ
り、例えば第2図のような窓Wを通過する波形または窓
Wを通過しない波形に対してトリガ点Pを有効にするこ
とができる。
第3図を用いて第1図の動作を説明する。
なお、第3図では、説明を簡単にするために窓Wの幅
を2クロックサイクルとし、波形Sが窓Wを通過しない
ことが確実してから5クロックサイクル後にトリガを有
効にするものとする。すなわち、プリセットカウンタ9
のプリセット値はフルカウント「F」から「2」を引い
た値「F−2」になり、レジスタ6に保持される書込み
アドレスWRと読みだしアドレスRDのアドレスオフセット
量は「5」になる。従って、データは書込みアドレスWR
によりメモリ5に書込まれ、5クロックサイクル経過後
の読みだしアドレスRDによりコンパレータ7に読みださ
れる。
波形Sには〜の4つの変化部分が含まれている。
ここで、波形Sのの立ち上がり部分のレベル変化と
第1図のプリセットカウンタ9のプリセット値に対応し
て設定される時間幅とレジスタ8に保持されている上限
値および下限値により設定されるコンパレータ7の基準
レベルに対応したレベル幅を有するトリガ条件の窓Wと
の関係に着目すると、波形Sのの立ち上がり部分は窓
Wにより形成されるレベル領域を通過しない関係にあ
る。これにより、プリセットカウンタ9はアドレスオフ
セット分の5クロック後にカウントを開始する。A/Dデ
ータのハッチングを付けた部分D1〜D3,D6はコンパレー
タ5の出力信号がカウントイネーブルになっていること
を表している。そして、カウント値がフルカウントに達
するまで波形Sは窓Wを通過しなかったのでプリセット
カウンタ9はキャリーを出力してカウントを停止する。
このキャリーはアンドゲート11に出力される。一方、窓
Wの終了端部から5クロックサイクル経過後の波形Sの
の立ち上がり部分はトリガレベルTLを横切っている。
これにより、トリガが有効になってメモリ制御回路4に
対してメモリ5へのアドレスWR,RDの出力終了が指示さ
れることになる。
これに対し、波形Sのの立ち上がり部分も窓Wの開
始端部を通過しないのでプリセットカウンタ9はカウン
トを開始するが、カウント値がフルカウントに達するま
でに波形Sが窓Wを通過してしまい、プリセットカウン
タ9にはレジスタ10からプリセット値がロードされる。
従って、波形Sのの立ち上がり部分もトリガレベルTL
を横切っているもののトリガが有効になることはなく、
メモリ制御回路4に対してメモリ5へのアドレス出力終
了が指示されることはない。
なお、上記実施例では窓Wが1個の例を説明したが、
必要に応じて複数個を設けることは可能であり、さらに
複雑なトリガ制御が行える。
また、波形Sが窓Wを通過する(パス)か通過しない
(バイパス)かの選択は、コンパレータ7の出力信号
が、データがレジスタ8で設定される基準レベル内にあ
るときアクティブになるか基準レベル外にあるときアク
ティブになるかで切換えることができる。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれは、レベルゲート
に時間幅を持たせることによりトリガ機能を強化したト
リガ発生装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図お
よび第3図は第1図の動作説明図、第4図は従来のトリ
ガ機能の説明図、第5図はTV信号に対するトリガ動作の
説明図である。 1……測定信号入力端子、2……A/D変換器、3……レ
ベルトリガ回路、4……メモリ制御回路、5……メモ
リ、6,8,10……レジスタ、7……コンパレータ、9……
プリセットカウンタ、11……アンドゲート。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定波形をデジタル信号に変換するA/D変
    換器と、 このA/D変換器の出力データを格納するメモリと、 前記A/D変換器に入力される測定波形のレベルとエッジ
    を判定するレベルトリガ回路と、 前記メモリの出力データと予め設定された基準レベルと
    を比較するコンパレータと、 このコンパレータの出力信号でプリセットされ、キャリ
    ー信号でカウント動作が停止するプリセットカウンタ
    と、 予め設定されたオフセットアドレスを有し前記A/D変換
    器の出力データを前記メモリに書込むための書込みアド
    レスと前記メモリに格納されているデータを読みだして
    前記コンパレータに加えるための読みだしアドレスを交
    互に出力するように構成されたメモリ制御回路と、 前記レベルトリガ回路の出力信号とプリセットカウンタ
    のキャリー信号の論理積信号をトリガとして前記メモリ
    制御回路に加えることにより前記メモリへのアドレス出
    力動作を制御する論理ゲート、 とで構成されたことを特徴とするトリガ発生装置。
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