JP2936040B2 - 務歯列織込みストリンガーの製織機における綜絖 - Google Patents

務歯列織込みストリンガーの製織機における綜絖

Info

Publication number
JP2936040B2
JP2936040B2 JP5210739A JP21073993A JP2936040B2 JP 2936040 B2 JP2936040 B2 JP 2936040B2 JP 5210739 A JP5210739 A JP 5210739A JP 21073993 A JP21073993 A JP 21073993A JP 2936040 B2 JP2936040 B2 JP 2936040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heald
frame
support rod
base
heald frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5210739A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0770864A (ja
Inventor
喜平 高橋
嘉治 田中
賢二 沓掛
久善 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WAI KEI KEI KK
Original Assignee
WAI KEI KEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WAI KEI KEI KK filed Critical WAI KEI KEI KK
Priority to JP5210739A priority Critical patent/JP2936040B2/ja
Priority to TW085209385U priority patent/TW308188U/zh
Priority to US08/285,742 priority patent/US5507321A/en
Publication of JPH0770864A publication Critical patent/JPH0770864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2936040B2 publication Critical patent/JP2936040B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C11/00Selvedge shedding mechanisms not forming part of main shedding mechanism
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C9/00Healds; Heald frames
    • D03C9/06Heald frames
    • D03C9/0608Construction of frame parts
    • D03C9/0616Horizontal upper or lower rods
    • D03C9/0625Composition or used material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続するコイル状の合
成樹脂製務歯列をファスナーテープの織成と同時に織り
込み一体化するストリンガーの細幅織機における綜絖枠
に支持される綜絖に関し、更に詳しくは強度を確保する
と共に軽量化が達成できる綜絖枠に容易に脱着し得る綜
絖の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の織機における開口装置として
は、複数の綜絖枠を一本の回転軸に取り付けた同数の板
カムにより上下動させている。板カムの厚みには強度上
の問題から下限があるため、綜絖枠の並列方向における
長さも、ある限度以下に短くすることができず、最前列
の枠と最後列の枠との上下する運動差が大きくなる。
【0003】この運動差をなくす開口装置が、例えば実
公昭58−48383号公報に開示されている。同開口
装置は、複数枚の綜絖枠を前後方向に並設された綜絖枠
群の設置部位の下方に左右一対の回転軸を平行して設け
ると共に、各回転軸には綜絖枠の1/2の数の板カムを
左右互い違いに且つ対応する綜絖枠に相対して配設して
いる。各板カムには同カムの回転に応じて上下動する各
従動部が設けられ、その各従動端を各対応する綜絖枠の
列設方向に沿って千鳥状に連結し、板カムの厚みを変更
することなく、綜絖枠群の前後方向の列設長さを従来の
略1/2として前後における綜絖枠の上下運動差を少な
くし、上下動する各部品の疲労度を低減させると共に、
その運動量を最小限として織機運動の高速化を図ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の公報
に開示されたものをも含めて従来の綜絖枠を構成する素
材は全て鋼鉄であり、綜絖枠の取付部品や綜絖をも含め
ると上下動する運動部材の総重量は現状の運転速度にお
いても無視できない大きさとなる。これを具体例を挙げ
て説明すると、例えば上記開口装置における綜絖枠群、
綜絖、綜絖枠取付部材、その他の付属品を含む運動部材
の総重量は略2.1kgであり、この重量に対する織機
の運転速度の上限は1,500rpmとされている。も
し、この運転速度以上で織機を稼働すると、個々の運動
部材の慣性力による影響が増大し、例えば綜絖枠の取付
部におけるピン孔にガタが発生し、或いは綜絖支持杆と
綜絖枠本体との結合部位の折損などが発生し、安定した
連続運転が不可能となる。
【0005】即ち、本発明の目的はこの種の開口装置に
おける運動部材の強度を確保すると共に、その重量を軽
量化して織機の高速運転を可能にすることにあり、更に
加えて綜絖枠に対する交換作業を容易にする取付構造を
有する綜絖を開発することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の綜絖は綜絖枠の綜絖支持杆に嵌着する嵌着
溝を有する駒部材と、同駒部材に摺嵌し同駒部材と共に
前記綜絖支持杆を挟持する基部を有する綜絖本体と、前
記駒部材に取り付けられ、同駒部材及び前記綜絖本体の
基部間で前記綜絖支持杆を挟持固定する固定手段とを備
え、前記駒部材の嵌着溝と前記綜絖本体の基部の一部と
で前記綜絖支持杆を包持すると共に、駒部材と基部との
相互に雄雌摺嵌部を形成してなることを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】全体が略T字状をなす綜絖枠を、多層の繊維構
造体を補強材とする合成樹脂成形品から構成して、構造
体全体の軽量化を実現すると同時に強度を確保してい
る。また、かかる複合材料から構成される綜絖枠は、構
造体の曲げ強度及び曲げ弾性率が共に上記値を上回る
が、更に最も大きな慣性が作用する部分の綜絖支持部と
綜絖支持枠体との連結部を略V字状の骨部で連結すると
共に、開口動作時の経糸による負荷が大きく作用する綜
絖支持体を矩形状に構成し、高速運転下における慣性や
激しい動きに対する強度を確保している。
【0008】また、本発明の綜絖を綜絖枠の支持杆に装
着するときは、先ず駒部材の嵌着溝を同支持杆に外嵌し
てから、駒部材の雄雌摺嵌部に基部の雌雄摺嵌部をそれ
ぞれ側方から摺動させながら嵌着させる。その後で、上
記ボルトを回転させて駒部材に形成されたネジ孔にねじ
込み、ボルトの先端と基部の下部支持杆当接面との間
で、下部支持杆を強力に固定する。綜絖を綜絖枠の支持
杆から取り外すときは、前記操作と逆の操作を行うこと
により容易に取り外すことができる。
【0009】
【実施例】先ず、綜絖枠について図示実施例に基づき具
体的に説明する。図1は前記綜絖枠の代表的な構造例を
部分斜視図で示したものである。図示例による綜絖枠1
0は、複数の綜絖20を平行に支持する綜絖支持体11
と、同支持体11から直角に延設される綜絖支持体12
とを備え、前記綜絖支持枠体11は中央の板部11aと
その左右に延設された矩形状の綜絖支持部11bとを有
し、前記綜絖支持体12は前記綜絖支持枠体11の中央
板部11aに略V字状の骨部10aを介して一体に連結
されており、全体の形状が略T字状をなしている。そし
て、中央の板部11aとその左右に延設された矩形状の
綜絖支持部11bとの間には、それぞれ同一方向の段差
を有しており、この段差により綜絖20を織口に最大限
近づけるようにしている。
【0010】前記綜絖枠10の構成素材は、ある種の補
強材により強化された合成樹脂を母材とする強化複合材
料から構成されている。この綜絖枠10に求められる特
性は、高強度であること、軽量であること、成形性及び
2次加工性に優れていること、並びに材料原価が低廉で
あることなどが挙げられる。強度については、例えば曲
げ強度が40kg/mm2 以上で、且つ曲げ弾性率が1
550kg/mm2 であることが要求される。また、軽
量化を実現するには原材料の比重が小さいばかりでな
く、構造体としての比重をも小さくすることが望まし
い。
【0011】かかる要求に応えるには、金属に比して比
重の低い合成樹脂を母材とすると共に、繊維材料を補強
材とする複合材料が好適である。使用される合成樹脂と
しては、熱可塑性樹脂材料であるナイロン、PPS、P
P、ポリカーボネート(PC)、ポリエステル等であ
り、勿論、熱硬化性樹脂を使用することも可能である。
一方、補強材としての繊維にはCF(カーボンファイバ
ー)、GF(ガラスファイバー)、金属繊維などが挙げ
られる。
【0012】本実施例においては、全体が略T字状をな
す上記綜絖枠10の構造を、図2に示すごとき多層体と
している。即ち、表裏両面にCF又はGFを母材と同等
の樹脂原料からなる繊維を40〜70重量%含有する織
物か、或いは同原料からなる糸条を縦横に配して、表面
の剛性を確保し、中間に線径が40〜300μmのSU
S.Ni製金属線からなる10〜200メッシュの金網
を間隔をおいて2層配して構造体全体の強度を確保し、
表裏織物層と2層の金網との間にできる各間隙に、GF
を母材と同等の樹脂原料からなる繊維を35〜45%含
有する3層のランダムマットを配して各層の結合強度を
向上させている。
【0013】かかる複合材料から構成される本実施例に
おける綜絖枠10は、構造体の曲げ強度及び曲げ弾性率
が共に上記値を上回るものではあるが、更に高速運転下
における慣性や激しい動きに対する強度を確保するた
め、前記綜絖枠10では軽量化をも考慮して上述のごと
く最も大きな慣性が作用する部分である綜絖支持部11
の中央部を支持する綜絖支持体12の支持部を略V字状
の骨部10aとすると共に、開口動作時の経糸による負
荷が大きく作用する綜絖支持枠体11を矩形状に構成し
ている。
【0014】上述の構成をもつ本実施例の綜絖枠10に
は、端部に綜絖支持杆を挿通させるための挿通孔を有す
る従来の綜絖を取り付けることは不可能である。本発明
の綜絖20は従来一般の綜絖支持杆にも装脱できること
は勿論であるが、特に本実施例の特殊な構造をもつ矩形
枠状の上記綜絖支持枠体11に対しても装脱を可能にし
た構造を有している。
【0015】これを具体的に説明すると、本発明の綜絖
20は上記綜絖枠10における矩形状の綜絖支持枠体1
1の上下支持杆11c,11dのうち下部支持杆11d
に嵌着する嵌着溝21aを有する駒部材21と、同駒部
材21に側方から摺嵌し同駒部材21と共に前記下部支
持杆11dを挟持する基部22aを有する綜絖本体22
と、前記駒部材21に取り付けられ、同駒部材21の嵌
着溝21a及び前記綜絖本体22の基部22a間で前記
綜絖支持杆11dを挟持固定する固定手段23とを備
え、前記駒部材21の嵌着溝21aと前記綜絖本体22
の基部22aの一部とで前記下部支持杆11dを包持す
ると共に、駒部材21と基部22aとの間で互いに嵌脱
を可能とした雄雌摺嵌部30が形成されている。
【0016】図1には本発明の綜絖20の代表的な実施
例が示されており、同図によれば前記駒部材21は上記
下部支持杆11dの矩形状断面の3辺を取り囲む嵌着溝
21aを有すると共に、その開放端部に摺嵌溝と摺嵌突
起とがそれぞれ形成されている。また、一方の綜絖本体
22の基部22aには前記摺嵌溝21b及び摺嵌突起2
1cと同一の断面形状を有し、それぞれに側方から嵌め
込むことのできる摺嵌突起及び摺嵌溝が形成されてい
る。これらの摺嵌溝及び摺嵌突起をもって雄雌摺嵌部3
0を構成する。そして、更に駒部材21の閉塞端部の中
央にはネジ孔が貫通して設けられ、同ネジ孔には上記固
定手段23としてのボルトがねじ込まれている。
【0017】かかる構成により、本発明の綜絖20を綜
絖枠10の下部支持杆11dに装着するときは、先ず駒
部材21の嵌着溝21aを下部支持杆11dに外嵌して
から、駒部材21の摺嵌溝21bと摺嵌突起21cに基
部22aの摺嵌突起22b及び摺嵌溝22cをそれぞれ
側方から摺動させながら嵌着する。その後で、上記ボル
ト23を回転させて駒部材21に形成されたネジ孔にね
じ込み、ボルト23の先端と基部22aの下部支持杆当
接面との間で、下部支持杆11dを強力に固定する。
【0018】図3は、上述のようにして複数の綜絖20
が左右の下部支持杆11dに取り付けられ、所要枚数の
綜絖枠10を経糸方向に重ね合わせるようにして設置さ
れたファスナーストリンガー織機の開口装置における横
断面を示している。同開口装置における綜絖枠10の駆
動部は、既述した実公昭58−48383号公報に開示
された機構と実質的に同一である。これを簡単に説明す
ると、綜絖枠群1の下方に位置するフレーム2内に一対
の回転軸3,3が綜絖枠群1の左右に互いに平行して設
けられている。この両回転軸3,3間に駆動軸4が配設
され、駆動軸4と両回転軸3,3とを歯車5,6,7で
連結し、両回転軸3,3が互いに逆方向に回転するよう
にされている。
【0019】両回転軸3,3には、綜絖枠群1の綜絖枠
数と同数の板カム8が装着される。ただし、左右の回転
軸3,3にはそれぞれ左右の板カム8が互い違いに配さ
れると共にそれぞれが対応する綜絖枠10に相対して設
けられている。従って、一方の回転軸3の各板カム8は
綜絖枠群1の一つ置きの綜絖枠10に相対して設けられ
る。また各板カム8には、同カム8の回転に応じて上下
動する従動部9が設けられている。この従動部9は、回
転軸3と直交させて設けられたレバー13を備え、その
両回転軸3,3間とは反対側の端部をフレーム2に枢支
させている。該レバー13の中間部には板カム8に接す
る転子14が付設され、フレーム2とレバー13間にス
プリング15を介在させて、転子14を板カム8に圧接
させている。各従動部9の自由端側はコネクター16を
介して連結されたロッド17をフレーム2上に起立させ
ており、各ロッド17に綜絖枠10の下端を支持させて
いる。
【0020】この開口装置は、綜絖枠群1の下方に左右
に設けた一対の回転軸3に綜絖枠10と同数の板カム8
を左右互い違いに、且つ綜絖枠10と対向して配設する
ため、左右の片側では板カム8が一つ置きの綜絖枠10
と相対向することになり、綜絖枠10間の間隔が十分に
狭くでき、板カム8の肉厚を許容される範囲において最
大限厚くして強度が確保される。従って、綜絖枠群1の
経糸方向の長さを従来の長さの略1/2とすることを可
能にして綜絖枠10の開口運動を最小に押える共に、軽
量化と高強度が実現された上記実施例の綜絖枠10を採
用することとが相まって、高速運転を十分耐えられる強
度をもたせることができるようになる。
【0021】図4は、上記開口装置が適用された織機を
上方から見た概略構成図であり、ファスナーテープTの
経糸列Wの側方に、機枠31から務歯成形用のマンドレ
ル32が延設され、更に固定軸33には歯車34,35
及び連動機構36を介して回転体37が偏心して配設さ
れており、該回転体37には務歯形成用の合成樹脂線条
38の案内孔39が軸方向に形成され、該案内孔39を
前記マンドレル32の周囲で旋回させ得るように構成さ
れている。また前述の機枠31及び固定軸33には、芯
紐40の導出孔が開口されている。更に、前記マンドレ
ル32に対して経糸列Wとは反対側の側方には、務歯を
織込み固定するための固定経糸41,42を開口運動さ
せる本発明の綜絖20が配置されている。また、マンド
レル32の側方には、緯入れ運動させる個別のフイリン
グキヤリヤ48、49が配設されている。図中の符号w
は固定用織物組織の地経糸を示し、符号20は同地経糸
wの開口用に使用される本発明の綜絖を示している。な
お符号10はファスナーテープTの経糸列W用に適用さ
れる綜絖枠、符号52は筬を示し、53は前記フイリン
グキヤリヤ48、49の作動腕、54は下緯糸47をキ
ャッチするラツチ針である。
【0022】図5は、上述の織機によって、連続コイル
状の務歯列を同時に織り込むファスナーストリンガーを
織成する状態を略示したものである。この織成の手順は
特公昭59−51814号公報に具体的に開示されてお
り、本実施例の綜絖枠10及び本発明の綜絖20を採用
したことで格別に変更されるものではないため、ここで
はその説明を省略する。コイル状に連続する合成樹脂線
条38からなる務歯列は、ファスナーテープTの務歯取
付縁上に、務歯の上脚部の上面に形成されている押え組
織を含む固定用織物組織により固定され、同固定用織物
組織は上下経糸、上下緯糸等で構成されていると共に、
務歯の噛合頭部側の外側端縁に少なくとも2本の固定経
糸が配される。務歯列の固定織物組織における噛合頭部
側の外側端縁の少なくとも2本の固定経糸がそれぞれ対
称的に上下脚部を包絡する組織で、務歯の上脚部側と下
脚部側とのそれぞれ別個の緯糸と交錯させられ、その噛
合頭部をファスナーテープ面に対し垂直に位置させて、
スライドファスナーとしての強い噛合強度を発現させる
例である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、綜絖枠
全てが合成樹脂を母材として、CF、GFや金属繊維
を補強材とする複合材料で構成されている場合、総重量
が1.2kg前後となり、従来の鋼鉄構造の綜絖枠に較
べて6割弱の軽量化を計ることができ、しかも充分な強
度が確保され、更には構造上も最も慣性力が作用する部
分を特殊な構造として、より大きな強度を確保している
ため、織機の高速運転にもよく耐え、例えば綜絖枠の取
付部においても慣性力による損傷がなく、部品間にガタ
付きが生じない。また、本発明の綜絖によれば、機上に
綜絖枠を取り付けたまま容易に交換が可能であり、効率
的な稼働が保障される。
【図面の簡単な説明】
【図1】綜絖枠本発明の綜絖の代表的な構造例を部分
的に示した斜視図である。
【図2】綜絖枠の内部構成例を示す部分断面図である。
【図3】綜絖枠を経糸方向に重ね合わせるようにして設
置したファスナーストリンガー織機の開口装置における
横断面である。
【図4】同開口装置を適用した織機を上方から見た概略
構成図である。
【図5】同織機によって連続コイル状の務歯列を同時に
織り込むファスナーストリンガーの織成状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 綜絖枠群 2 フレーム 3 回転軸 4 駆動軸 5,6,7 歯車 10 綜絖枠 10a 骨部 11 綜絖支持体 11a 板部 11b 綜絖支持部 11c,11d 上下支持体 12 綜絖支持体 13 レバー 14 転子 15 スプリング 16 コネクター 17 ロッド 20 綜絖 21 駒部材 21a 嵌着溝 22 綜絖本体 22a 基部 23 ボルト 30 雄雌摺嵌部 31 機枠 32 マンドレル 33 固定軸 34,35 歯車 36 連動機構 37 回転体 38 合成樹脂線条 39 案内孔 40 芯紐 41,42 固定経糸 48,49 フイリングキヤリヤ 52 筬 53 作動腕 54 ラツチ針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−81351(JP,A) 特開 昭62−156331(JP,A) 特開 昭63−41131(JP,A) 特開 昭58−180630(JP,A) 特開 平4−240238(JP,A) 特開 昭58−180632(JP,A) 実公 昭58−48383(JP,Y2) 実公 昭58−42465(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D03C 9/02 - 9/06 D03C 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続するコイル状の合成樹脂製務歯列を
    ファスナーテープの織成と同時に織り込み一体化するス
    トリンガーの製織機における綜絖(20)であって、 綜絖枠(10)の綜絖支持杆(11d) に嵌着する嵌着溝を有す
    る駒部材(21)と、同駒部材(21)に摺嵌し同駒部材(21)と
    共に前記綜絖支持杆(11d) を挟持する基部(22a) を有す
    る綜絖本体(22)と、前記駒部材(21)に取り付けられ、同
    駒部材(21)及び前記綜絖本体(22)の基部(22a) 間で前記
    綜絖支持杆(11d) を挟持固定する固定手段(23)とを備
    え、 前記駒部材(21)の嵌着溝と前記綜絖本体(22)の基部(22
    a) の一部とで前記綜絖支持杆(11d) を包持すると共
    に、駒部材(21)と基部(22a) との相互に雄雌摺嵌部(30)
    を形成してなることを特徴とする務歯列織込みストリン
    ガーの製織機における綜絖。
JP5210739A 1993-08-25 1993-08-25 務歯列織込みストリンガーの製織機における綜絖 Expired - Fee Related JP2936040B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5210739A JP2936040B2 (ja) 1993-08-25 1993-08-25 務歯列織込みストリンガーの製織機における綜絖
TW085209385U TW308188U (en) 1993-08-25 1994-08-01 Heald frame
US08/285,742 US5507321A (en) 1993-08-25 1994-08-04 Heald frame for weaving a slide fastener stringer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5210739A JP2936040B2 (ja) 1993-08-25 1993-08-25 務歯列織込みストリンガーの製織機における綜絖

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0770864A JPH0770864A (ja) 1995-03-14
JP2936040B2 true JP2936040B2 (ja) 1999-08-23

Family

ID=16594317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5210739A Expired - Fee Related JP2936040B2 (ja) 1993-08-25 1993-08-25 務歯列織込みストリンガーの製織機における綜絖

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5507321A (ja)
JP (1) JP2936040B2 (ja)
TW (1) TW308188U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08309926A (ja) * 1995-05-17 1996-11-26 Nitto Boseki Co Ltd 積層板材及びそれから作製した織機の綜絖枠
ES2153254B1 (es) * 1997-08-20 2001-09-01 Murtra Ind Mejoras introducidas en cintas fruncidoras de cortinas y dispositivo para su fabricacion.
WO2007111993A2 (en) * 2006-03-22 2007-10-04 Cellgate, Inc. Polyamine analogs as therapeutic agents for skin diseases

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB189229A (en) * 1921-08-26 1922-11-27 Brintons Ltd Improvements in heddle frames for looms
US2142615A (en) * 1936-08-27 1939-01-03 Nicolet Walter Method of weaving with two warp systems
US3085597A (en) * 1961-10-10 1963-04-16 Crompton & Knowles Corp Harness connection for looms
GB961699A (en) * 1962-01-03 1964-06-24 John Heathcote & Company Ltd Improvements relating to dobby mechanisms for looms
CH523987A (de) * 1971-04-23 1972-06-15 Mueller Jakob Weblitzenhalte- und Antriebsvorrichtung an Webmaschine
DE3277538D1 (en) * 1981-08-19 1987-12-03 Nissan Motor Heald assembly of loom
JP2759723B2 (ja) * 1992-07-16 1998-05-28 ナンカイ工業株式会社 織機のヘルドフレーム

Also Published As

Publication number Publication date
TW308188U (en) 1997-06-11
JPH0770864A (ja) 1995-03-14
US5507321A (en) 1996-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5854142A (en) Laminated plate material and loom harness frame manufactured therefrom
US5592977A (en) Multi-layered woven belt with rope shaped portion
JPH02293440A (ja) 円形織機のシャトル支持機構
Gandhi The fundamentals of weaving technology
JP2936040B2 (ja) 務歯列織込みストリンガーの製織機における綜絖
JPS5994645A (ja) ひ道形成装置を備えた織機に用いられる並置綾取り制御装置
JPS5951814B2 (ja) 織り込みスライドフアスナ−とその製造装置
CN1113527A (zh) 起圈织物织机上的成圈装置
US5832961A (en) Method and apparatus for manufacturing a woven slide fastener stringer
CN1952235A (zh) 一种串联式双层刚性剑杆引纬传动的方法
JPS5946162B2 (ja) 織り込みスライドフアスナ−
CN108893839A (zh) 一种用于织造宋锦的新型剑杆织机及其织造技术
JPS62117842A (ja) 複合材の強化部材用又はその芯体用異形織物
JPS5994646A (ja) ヘルド制御装置
ITMI971691A1 (it) Dispositivo di comando per la legatura a giro inglese in telai di tessitura
JPS6045631A (ja) 平織開口装置
CN2630278Y (zh) 绞织剑杆织机
JPH05140840A (ja) 直列型開口式織機
JP3994897B2 (ja) 織機における開口装置
JP3850023B2 (ja) 経糸開口装置
CN220079346U (zh) 针织面料
JP3440851B2 (ja) 緯糸挿入方法および装置
US5255707A (en) Double reed apparatus for manufacturing a woven slide fastener stringer
CN1856609B (zh) 用于剑杆带的导向机件
CN2177031Y (zh) 毛巾织布机起毛圈机构

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080604

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100604

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100604

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110604

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees