JPS62117842A - 複合材の強化部材用又はその芯体用異形織物 - Google Patents

複合材の強化部材用又はその芯体用異形織物

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JPS62117842A
JPS62117842A JP60259229A JP25922985A JPS62117842A JP S62117842 A JPS62117842 A JP S62117842A JP 60259229 A JP60259229 A JP 60259229A JP 25922985 A JP25922985 A JP 25922985A JP S62117842 A JPS62117842 A JP S62117842A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、航空礪等の構造補強材を形成する複合材の強
化部材又はその芯体に使用する、異形織物に関するもの
である。 従来の技術 一般に航空i等においては、胴体や兎等の構造補強材と
して、多数の断面路「工」字型やrTJ字型等の、三差
部を有する異形の材料が使用される。これらの構造補強
材としては、かつては金属製の材料が使用されていたの
であるが、近年、軽く且つ強度の大ぎい材料が要求され
、炭素tiii等の軽く旦つ極めて高強度の繊維で織成
した織物を?!2数枚貼り合わせて強化部材とし、これ
を合成樹脂で固めた複合材が多く使用されるようになう
でいる。 その−例として、断面路「工」字型の複合材の一例を第
4図に示す。この複合材において、la。 1bは炭素la帷をたて糸及びよこ糸として織成した織
物であって、織物1aを3枚重ね合わせて略「コ」字状
に曲げたものを、二組背中合わせに重ねて直立部2を形
成し、その両端部おいて前記二組に跨って、織物1bを
3枚重ね合わせ°C水平部3を形成する。そしてその全
体を縫合糸4で縫合して略「工」字型の強化部材を形成
し、さらにモの強化部材全体を合成樹脂で固めて複合材
を構成している。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら前記構造の複合材においては、直立部2を
構成する織物1aと水平部3における織物1bにより構
成された部分とは、縫合糸4及び合成樹脂で接合されて
いるだ
【プであって、織1!7I構造としては別体で構
成されている。従って直立部2に引張り力が作用した場
合には、三差部に局部的に大きな剥離力が加わり、その
力は三差部における合成樹脂のみが負担することとなり
、織物1a、1bの大きな強度が全(寄与せず、容易に
剥離してしまうのである。 特に首記三差部に作用する剥離力は、いわゆる90度剥
離であって、極めて苛酷な剥離条f1であり、合成樹脂
の強度程度で耐え得るような条件ではない。 本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、三差
部の強度の優れた複合材を得るために、それに使用する
強化部材又は該強化部材の芯体として使用する異形織物
を提供することを目的とするものである。 問題点を解決する手段 而して本願発明における強化部材用又はその芯体用異形
織物は、たて糸とよこ糸とを織成してなる三差部を有す
る織物であって、前記よこ糸が、ボ1記三差部において
、該三差部から延びる一の織布部分から、前記三差部を
経て、仙の二つの織布部分のいずれにへも延びているこ
とを特徴とするものである。 第1図は、本発明の異形織物5を示すものであって、炭
素繊維等のたて糸7とJ:こ糸8とを織成してなる織布
よりなり、該織イロは二つの水平部6a、(3bと、該
水平部5a 、(3bの途中の三差部9a、9bから分
岐して、互いに連結する直立部10とを有しており、全
体としで略[工」字型を呈している。そして前記各水平
部5a、6bは、三差部9a 、9bにおいて、それぞ
れ二つの織物部分5a1,6a2及び6bt、61)2
に分けられる。 前記たて糸7は、略「工」字型に互いに平行に配置され
ている。モしてよこ糸8は、前記たて糸7に織込まれな
がら、各水平部5a、5bの織物部分5al、6a2及
び61)+、61)2から、前記三差部9a 、9bを
経て、水平部6a 、6bの他の織物部分6a216a
 1及び6b2.6btに向うものと、前記直立部10
に向うものとの両方を有しており、また直立部10に織
込まれたよこ糸8は、前記三差部9a、9bを経て、該
三差部9a 、9bから延びるそれぞれ両方の織物部分
6a1* 6” 2及び6b1.6b2に向うものを有
している。 本発明の異形織物5を構成するIa紺は、炭素繊維が好
適であるが、その他、金属繊維、ガラス繊維、アラミツ
ド繊維等の、高強度で高弾性の繊維を使用することもで
きる。 第2図は、本発明を強化部材用芯体5′として使用した
複合材を示すものである。該強化部材用芯体5′の一方
の水平部6′aの上面及び他方の水平部6′bの下面に
、それぞれ2枚の織物1bがmねられ、また水平部5′
aの下面から直立部10=を経て水平部6−bの上面に
かけて、2枚の略「コJ字型の織物1aがそれぞれ前記
直立部10=の両側に看ねられている。而して前記強化
部材用芯体5一の水平部6′″a、5−hの配置された
部分が強化部材における水平部3を形成し、直立部10
′の配置された部分が強化部材の直立部2を形成してい
る。イして強化部材用芯体5′と織物1a及び織物1b
とを縫合糸4で縫合して18「工」字型の強化部材を形
成し、ざらにその全体に合成樹脂を含浸し、固めて一体
の複合材を成型している。 なお前記[コJ字型の織物1aは、その織物1aにおけ
るたて糸及びよこ糸が本発明の芯体5′のたて糸7及び
よこ糸8とそれぞれ同方向になるように重ねてもよいが
、バイアス方向に重ねることもできる。 第3図は、本発明の前記略「工」字型の穴形織物5を織
成する状態を示すものであって、三組のたて糸7a、7
b、7cを、図面に示すように一部重なり合うように平
行に配し、該たて糸7a。 7b、7cに次の順序でよこ糸8を織込んで、異形織物
5を織成する。 Jなわち、先ずよこ糸8を図中左’QHHから右方に打
込み、第一の組のたて糸7aと組織して、織物部分5a
1.6a2を通じて一方の水平部6aの全体に織込む。 次によこ糸8を左方に打込み、前記第一の組のたて糸7
aの図中右半分と組織して、前記一方の水平部6aにお
()る図中右半部の織物部分6a2に織込み、よこ糸8
を三差部9aから図中下方に引出す。 続いてよこ糸8を再び右方に打込み、中央の組のたて糸
7bと組織して直立部10に織込む。次にこのよこ糸8
を左方に打込み、三差部9bから第三の組のたて糸7C
の図中左半部に織込んで組織し、使方の水平部6bにお
ける図中左半部の水平部611tに織込む。 続いて、よこ糸8を図中右方に打込み、第三の組のたて
糸7Cと組織して、織物部分6tlt、61】2を通じ
て前記他方の水平部6bの全体に織込む。次によこ糸8
を左方に打込み、前記第三の組のたて糸7Cと組織して
前記他方の水平部6bの織物部分6b2に織込み、三差
部9bから図中上方に引出して中央のたて糸7bと組織
して直立部10に織込み、ざらに三差部9aから前記第
一の組のたて糸7aに織込んで組織して織物部分6a1
に織込む。 これにより、異形織物5を織成するーサイクルが終了す
る。さらに以上の工程の最初に戻って同様の工程を繰返
すことにより、断面路「工」字型の異形織物5を織成し
ていく。 以上の説明においては、前記異形織物5を構成する各織
物部分は一重の織物であるが、これを多ψ[11の織物
で構成することもできる。以下本発明の多重織物よりな
る異形織物5について説明する。 第5図は、本発明の多重織物で構成する異形織物5を示
すものであって、炭素繊維等のたて糸7とよこ糸8とを
織成してなる織布よりなり、該織布は二つの水平部6a
 、5bと、該水平部6a。 6bの途中の三差部9a 、9bから分岐して互いに連
結する直立部10とを有しており、全体として略「工」
字型を呈している。そして前記各水平部6a 、(3b
及び直立部10は、それぞれ二つの織布層5al、 6
a2.6b1.6b2及び10a、10bよりなり、前
記各水平部6a 、6bの織布層6a1.6a2.6b
l、 5b2は、三差部9a、9b1.:t、>いてそ
れぞれ二つの織物部分5a11 、5a12 、6a2
1 、6a22 、6blB 、 6b12 、6b2
1 、6b22に分りられる。 前記たて糸7は、略「11字型に互いに平行に配置され
ている。また前記よこ糸8は、前記たて糸7に織込まれ
なから゛、各水平部6a 、5bの各織布層5a1.5
a2及び6b1.6h2の織物部分6a1+ 、 6a
12 、6a2+ 、 6a22及び6b1t 、 6
b12 。 6b2. 、5b22から、前記三差部9a、9bを経
て、それぞれ対応する織布層の他の織物部分5a12 
、6alt 、 6a2□、 6a2+及び5b12 
、6b1t 。 6b22 、6b2.に向うものと、前記直立部10の
対応する織布層10a、10bに向うものとの両方があ
り、また直立部10のtIA布層10a、10hに織込
まれたよこ糸8は、三差部9a 、9bを経て、該三に
部9a 、9bから延びる水平部5a。 6bにおけるそれぞれ対応する織布層(3al、 5 
a2゜6b1.6b2の、両方の織物部分6a11.6
a12 。 5a21  、 6a22. 6b1t  、  6b
12. 6b2t  、  6b22に向うものを有し
ている。また水平部6a、6b及び直立部10を構成す
る織布層6a1.6a2゜6bl、 6b2及び10a
、10bは、隣接する織布層同士がそれぞれ接結よこ糸
11で接結され、一体に構成されている。 なお以上の説明においては、本発明の異形織物を接結二
重織組織のものとして記載しているが、これは二重織組
織のものに限られるものではなく、三重織組織又はざら
に多重の組織とすることもできる。また異形織物5の水
平部5a、6bと直立部10との織物組織を変え、その
一部の織物部分のみを一重織組織又は三重以上の多重織
組織とすることもできる。 またこのように多重の組織とする場合の接結組織は、織
布層を構成する地組織のよこ糸とは別の接結J:こ糸で
接結づる中央接結組織であってもよく、また地組織を織
成しながら、そのよこ糸を他の織布層のたて糸に11織
して接結する酋通接結組織であっても良い。また前記中
火接結組織の場合には、接結よこ糸は地組織のよこ糸と
は全く別個の糸条を使用することもできるが、地組織の
よこ糸に連続する同一のよこ糸を使用して接結しても良
い。また前記説明ではよこ糸を使用して接結する組織を
示したが、たて糸を使用して接結する組織とすることも
可能である。 本発明の多重織物で構成する異形織物は、前記−重組織
の異形織物において説明したと同様に、これを強化部材
用芯材とし、これに織物1a、1bを重ねて強化部材と
して使用することがでさると共に、この異形織物をその
まま強化部材として使用し、直接合成樹脂を含浸させて
複合材とすることもできる。 第6図は、前記断回路「工」字型の二層の異形織物5を
織成する状態を示すものである。六組のたて糸7a1.
7a2.7b1.7b2.7c1.7c2ヲ、二組、図
面に示すように一部重なり合うように平行に配し、該た
て糸7a1.7a2.7b1.7b2.7c1,7c2
に、次の順序でよこ糸8を織込んで、異形織物5を織成
する。 すなわち、先ずよこ糸8を図中左端から右方に打込み、
第一の組のたて糸7alと組織して、織物部分6a+、
 、 6a22を通じて一方の水平部6aの=の織布層
(3a1の全体に織込む。次によこ糸8を左方に打込み
、前記第一の組のたて糸7a1の図中右半分と組織して
、前記一方の水平部6aの一の織布層6a1における図
中右半部の織物部分6a12に織込み、よこ糸8を三差
部9aから第二の組のたて糸7a2の図中下方に引出す
。 続いて前記よこ糸8を再び右方に打込み、第三の組のた
て糸7blと組織して直立部10の一の、織布層10a
に織込む。次にこのよこ糸8を左方に打込み、三差部9
bから第五の絹のたて糸7c1の図中左半部に織込んで
組織し、他方の水平部6bの一の織布層5b1における
図中左半部の織物部分6b21に織込む。 続いて、前記よこ糸8を図中右方に打込み、第五の組の
たて糸7c1と組織して、織物部分(3b21゜6b2
2を通じて前記他方の水平部6bの一の織布層6b1の
全体に織込む。次に、前記よこ糸8を左方に打込み、前
記第五の組のたて糸7c1の図中右半分と組織して、前
記他方の水平部6bの一の織布層6b1の織物部分6b
12に織込み、首記三差部9bから図中上方に出して、
第三のたて糸7b1と組織して竹記直立部10の一の織
布層10aに織込み、ざらに三差部9aから前記第一の
組のたて糸7a1の右半分に織込んで組織して、前記一
方の水平部6aの一の織布11i76a1の織物部分6
a11に織込む。 次に、よこ糸8を再び図中左端から右方に打込み、第二
の組のたて糸7a2と組織して、織物部分5a21 、
6a22を通じて一方の水平部6aの他の織布層6a2
の全体に織込む。次によこ糸8を左方に打込み、前記第
二の組のたて糸7a2の図中右半分と!11織して、首
記一方の水平部6aの他の織布層5a2にみける図中右
半部の織物部分6a22に織込み、よこ糸8を三差部9
aから第三の組のたて糸7b1の図中下方に引出す。 続いてよこ糸8を再び右方に打込み、第四の組のたて糸
7b2と組織して直立部10の他の織布層10bに織込
む。次にこのよこ糸8を左方に打込み、三差部9bから
第六の組のたて糸7c2の図中左半部に織込んで組織し
、使方の水平部6bの他の織イ[層f3b2における、
図中左半部の織物部分6b2.に織込む。 続いてよこ糸8を図中右方に打込み、第六の組のたて糸
7c2と組織して、織物部分6 b2t 、 6 b2
2を通じて前記他方の水平部6bの伯の織IFi層6b
2の全体に織込む。次によこ糸8を左方に打込み、前記
第六の相のたて糸7c2と組織して、前記他方の水平部
6bの他の織布層13b2の織物部分6b22に織込み
、三差部9bから図中上方に出して、第四のたて糸7b
2とfill織して直立部10の他の織布層10bに織
込み、ざらに三差部9aから前記第二の絹のたて糸7a
2に織込んで組織して、前記一方の水平部6aの他の織
布層5a2の織物部分6a2、に織込む。 続いて第6図(b)に示すように、よこ糸8を三度び図
中左端から右方に打込み、第−及び第二の紺のたて糸7
a1.7a2と組織して、織物部分6al、 、 5a
12及び5a21 、5a22を通じて、一方の水平部
6aの両様布層5al、 5a2を接結しながら全体に
織込む。次によこ糸8を左方に打込み、前記第−及び第
二の組のたて糸7 al、  7 a2の図中右半分と
組織して、前記一方の水平部6aの両様布層6al、 
6a2における図中右半部の織物部分6a12 、6a
22を接結しながら織込み、よこ糸8を三差部9aから
第二の組のたて糸7a2の図中下方に引出す。 続いてよこ糸8を再び右方に打込み、第三及び第四の組
のたて糸7bl、 7b2と組織して、前記直立部10
の両様布層10a、10bを接結しながら織込む。次に
このよこ糸8を左方に打込み、三差部9bから第五及び
第六の組のたて糸7c1,7C2の図中左半部に織込ん
で組織し、前記他方の水平部6bの両織布116b1,
6b2を接結しながら、その図中左半部の織物部分6b
1s 、 6b21に織込む。 続いてよこ糸8を図中右方に打込み、第五及び第六の組
のたて糸7c1.7c2と組織して、織物部分6b1.
 、6b12及び61)2t 、 6b22を通じて、
前記他方の水平部6bの両様布層6b1,6b2を接結
しながら、その全体に織込む。次によこ糸8を左方に打
込み、前記第五及び第六の′組のたて糸7cl、7c2
と組織して、前記他方の水平部6bの両様布層6bl、
 6b2の織物部分6b12.5b22を接結しながら
織込み、前記三差部9bから図中上方に出して第三及び
第四のたて糸7b1,7b2と組織して、前記直立部1
0の両様布層10a、10bを接結しながら織込み、ざ
らに三差部9aから前記第−及び第二の組のたて糸7a
1,7a2に織込んで組織して、前記一方の水平部6a
の両織布FfI6a1.5a2の織物部分6a11 、
6a2tを接結しながら織込む。 水平部5a 、5b及び直立部10が三層織物である場
合には、以上の工程に続いて前記他の織布1116a2
.6b2. I Qbに隣接してさらに次の織布層を織
成し、次いで該次の織布層と前記他の織布層とを接結す
る。これを繰返すことによりさらに多層の織物で構成さ
れた異形織物5を織成することができる。 以上の工程により、異形織物5を織成する一サイクルが
終了する。さらに以上の工程の最初に戻って同様の工程
を繰返すことにより、断面路[11字型の異形織物5を
織成していく。 上記の説明においては、異形織物5を構成する各織布層
6a1.6a2.6b1.6b2及び10a、1obは
、それぞれ独立した織布として組織されており、接結よ
こ糸11はよこ糸8と別に組織された中火接結組織とな
っているが、各織布層6a1゜6a2.6bl、 6b
2及び10a、10bを組織するよこ糸8を他の織布層
を形成するたて糸に組織した、口過接結組織にすること
もできる。また中央接結の場合でも、前述のように地組
織のよこ糸8を接結よこ糸11に使用したが、全く別個
の糸を接結よこ糸として使用したものであってもよい。 さらに中央接結の場合Cも普通接結の場合でも、先の例
のように接結可能な位置において全て接結することもで
きるが、接結の密度をさらに減少することも可能である
。 なお本発明は、以上の説明に示したような断面路「工」
字型の異形織物についてのみ適用されるものではなく、
断面路rTJ字型その他の、三差部を右する異形織物に
ついても適用することができるしのである。 作用 而して本発明の異形織物5は、その直立部10から水平
部6のそれぞれの片面にかけて、断面路「コ」字型等の
織物1aを重ね、さらに前記水平部6の他の面にもそれ
ぞれ織物1bを重ね、これらを縫合糸4で縫合して強化
部材を形成し、該強化部材を合成樹脂で固めることによ
り、断面路「工」字型や略rTJ字型等の三差部を有す
る複合材を成型することができる。また本発明の構造物
自体を強化部材として使用し、これを直接合成樹脂で固
めることにより複合材を成型することも可能である。 発明の効果 而して本発明の異形織物は、それ自体水平部6と直立部
10とが一体のものであるので、直立部10に力が加わ
っても内部で剥がれが生じることがなく、全体として極
めて大ぎな引張り強度を有している。また本発明の異形
織物を使用した複合材は、複合Hの直立部2における異
形織物の直立部10と、水平部3における異形織物の水
平部6とが、異形織物の三差部において一体であるため
、直立部2に引張り力が作用した場合にも、三差部にお
いて剥離が生じることがなく、直立部2の立設方向に、
大きな引張り強度を有することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願第一の発明の異形織物の横断面図であり
、第2図は、本発明を強化部材用芯体として使用した複
合材の横断面図である。第3図は、前記異形織物を製造
する状態を示す横断面図である。第4図は、従来の複合
材の横断面図である。 第5図は、第三の発明による二層構造の本発明の異形織
物の横断面図であり、第6図は、これを製造する状態を
示す横断面図である。 5・・・・・・異形織物 6・・・・・・水平部    7・・・・・・たて糸8
・・・・・・よこ糸    9・・・・・・三差部10
・・・・・・直立部 出 願 人  三菱重工業株式会社 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 たて糸(7)とよこ糸(8)とを織成してなる三差
    部(9)を有する織物であって、前記よこ糸(8)が、
    前記三差部(9)において、該三差部(9)から延びる
    一の織布部分から、前記三差部(9)を経て、他の二つ
    の織布部分のいずれにへも延びていることを特徴とする
    、複合材の強化部材用又はその芯体用異形織物
JP60259229A 1985-11-18 1985-11-18 複合材の強化部材用又はその芯体用異形織物 Expired - Lifetime JPH07113176B2 (ja)

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