JPS6321949A - 繊維強化耐熱セラミツクス用多層織物構造体 - Google Patents
繊維強化耐熱セラミツクス用多層織物構造体Info
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- JPS6321949A JPS6321949A JP61160388A JP16038886A JPS6321949A JP S6321949 A JPS6321949 A JP S6321949A JP 61160388 A JP61160388 A JP 61160388A JP 16038886 A JP16038886 A JP 16038886A JP S6321949 A JPS6321949 A JP S6321949A
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Landscapes
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は繊維強化耐熱セラミックスの基材となる補強織
物に間するものであって、特に他の物体と接合する場合
、接着剤を使用せずに機械的な接合により接合機能の向
上をはかることのできる繊維強化耐熱セラミックス用の
多Ｐ！織物構造体に間するものである。
物に間するものであって、特に他の物体と接合する場合
、接着剤を使用せずに機械的な接合により接合機能の向
上をはかることのできる繊維強化耐熱セラミックス用の
多Ｐ！織物構造体に間するものである。
（従来の技術）
アルミナ繊維、炭化硅素繊維、炭素繊維、ガラス繊維等
の無機繊維やポリアラミド繊維等の有機繊維を用いて製
織された厚みのある多層織物は樹脂や無機物をマトリッ
クスとする繊維強化複合材の基材として用いられ、いわ
ゆるＦＲＰ、ＣＦＲＰ、ＦＲＭ等として各方面に高機能
材料として使用されている。
の無機繊維やポリアラミド繊維等の有機繊維を用いて製
織された厚みのある多層織物は樹脂や無機物をマトリッ
クスとする繊維強化複合材の基材として用いられ、いわ
ゆるＦＲＰ、ＣＦＲＰ、ＦＲＭ等として各方面に高機能
材料として使用されている。
この補強基材の多Ｐｉ織物の製造方法はいろいろあるが
、在来法でｉ！模された薄い布帛を重ね合わせて縫合し
たり、あるいは接結糸を用いて多数枚の織物を一体化し
たもの（特開昭５６−５８０２４号公報参照）等がある
。
、在来法でｉ！模された薄い布帛を重ね合わせて縫合し
たり、あるいは接結糸を用いて多数枚の織物を一体化し
たもの（特開昭５６−５８０２４号公報参照）等がある
。
また、三次元繊維構造体としてＸ、Ｙ、Ｚ方向糸を用い
て製織、製編されたものが特公昭５２−３９４７３公報
、特開昭６０−１９４１４５号公報に開示されている。
て製織、製編されたものが特公昭５２−３９４７３公報
、特開昭６０−１９４１４５号公報に開示されている。
（発明が解決しようとする問題点）
上記従来の技術等によって作成した強化用基材たる繊維
構造体よりなる強化物をロケット等の宇宙飛翔体の外壁
面の強化材及び断熱材として機能せしめる場合、これら
の部材と本体とは機械的に接合せずに接着剤を用いて行
われているので、接着強度の信頼性に問題があった。ス
ペースシャトル用の断熱タイルが多数枚はがれ落ちたと
の報道もあった。
構造体よりなる強化物をロケット等の宇宙飛翔体の外壁
面の強化材及び断熱材として機能せしめる場合、これら
の部材と本体とは機械的に接合せずに接着剤を用いて行
われているので、接着強度の信頼性に問題があった。ス
ペースシャトル用の断熱タイルが多数枚はがれ落ちたと
の報道もあった。
本発明は上記のような使用状況に対処するため在来の耐
熱強化材よりも比重を軽くして且つ熱強度９機械強度を
維持し、しかも被着体との接着強力を機械的接合により
、高めることの可能な強化基材たる多層織物構造体を提
供するものである。
熱強化材よりも比重を軽くして且つ熱強度９機械強度を
維持し、しかも被着体との接着強力を機械的接合により
、高めることの可能な強化基材たる多層織物構造体を提
供するものである。
（間Ｕを解決するための手段）
このような目的を達成するため２本発明は強化用Ｉｌｉ
維基材である織物構造を複数層からなる粗密度の多１ｍ
物構造体であってその片面または複数面に！＆謙糸条よ
りなるループを突出させたことによって解決した。
維基材である織物構造を複数層からなる粗密度の多１ｍ
物構造体であってその片面または複数面に！＆謙糸条よ
りなるループを突出させたことによって解決した。
（構成及び実施例）
織物を構成する糸条はアルミナ繊維、炭化珪酸繊維、炭
素繊維等の無機繊維からなり、マトリックス樹脂も無機
物の耐熱性、高強度のものが使用されている。
素繊維等の無機繊維からなり、マトリックス樹脂も無機
物の耐熱性、高強度のものが使用されている。
経糸と緯糸によって構成される層を複数層形成し、この
複数層は接結糸により接合される。全体層の上面または
上、下面に各層を相互に結合する接結糸の一部をループ
として突出させる。更に。
複数層は接結糸により接合される。全体層の上面または
上、下面に各層を相互に結合する接結糸の一部をループ
として突出させる。更に。
緯糸の折り返しによって両端部にも必要に応じてループ
を作成することができる。あるいは、複数層を結合する
糸条とは別の糸条を用いて、上層または下層に挿入して
必要面に引き出してループを形成する。
を作成することができる。あるいは、複数層を結合する
糸条とは別の糸条を用いて、上層または下層に挿入して
必要面に引き出してループを形成する。
繊維体積密度を少なくするために各層間には若干の隙間
を閏けるようにする。
を閏けるようにする。
次に図面を用いて詳細に説明する。
第１図は２１よりなる強化用織物であり、第２図は３層
よりなる強化用織物であり、第３図は織機を使用しない
で作成する方法を示す説明図である。いずれの場合も層
の片面にループの突出している場合を示すが２本出願は
これに限らず上下両面その池にもループを突出させたも
のを含むものとする。
よりなる強化用織物であり、第３図は織機を使用しない
で作成する方法を示す説明図である。いずれの場合も層
の片面にループの突出している場合を示すが２本出願は
これに限らず上下両面その池にもループを突出させたも
のを含むものとする。
第１図において多層ｍａを使用し、経糸Ｃ１） （１’
）、緯糸（２Ｍ２’）及び接結糸（３）を用いて公知の
方法によって２層をそれぞれ平場に製織し、同時に接結
糸（３）によって２層を連結する。この時接結糸の一部
を織物上面より層外に突出させてループ（４）を形成さ
せる。ループ（４）の密度は設計によって自由に変更す
ることが可能である。
）、緯糸（２Ｍ２’）及び接結糸（３）を用いて公知の
方法によって２層をそれぞれ平場に製織し、同時に接結
糸（３）によって２層を連結する。この時接結糸の一部
を織物上面より層外に突出させてループ（４）を形成さ
せる。ループ（４）の密度は設計によって自由に変更す
ることが可能である。
各層の間隙は予め経糸を２分して供給し、経糸の張力を
高めることによって保持するか、または適当なスペーサ
ーを各層間に挿入し、打ち込みが完了するにつれて順次
に引き抜き移動させることによって作られる。層の上面
に形成されるループもスペーサーを用いて成形し、その
寸法、形状はスペーサーの大きさを変更することによっ
て設計に合わせることが可能である。スペーサーは金属
線または合成樹脂の板を使用する。ループ用糸条に本体
糸条、すなわち接結糸とは別の糸条を用いる場合には必
要位置にそれ用の糸を別個に追加することによって行う
ことができる。低密度の場合や眉間が問いている場合、
織物形状の自己保持性を保持するために！！織直後に樹
脂成形することが必要である。捲取りは在来方法ではな
く直線状に引き出す。
高めることによって保持するか、または適当なスペーサ
ーを各層間に挿入し、打ち込みが完了するにつれて順次
に引き抜き移動させることによって作られる。層の上面
に形成されるループもスペーサーを用いて成形し、その
寸法、形状はスペーサーの大きさを変更することによっ
て設計に合わせることが可能である。スペーサーは金属
線または合成樹脂の板を使用する。ループ用糸条に本体
糸条、すなわち接結糸とは別の糸条を用いる場合には必
要位置にそれ用の糸を別個に追加することによって行う
ことができる。低密度の場合や眉間が問いている場合、
織物形状の自己保持性を保持するために！！織直後に樹
脂成形することが必要である。捲取りは在来方法ではな
く直線状に引き出す。
第２図は３Ｎ構造で上面のループが緯糸４本に１個の割
合で突出している例を示す。
合で突出している例を示す。
第３図は２Ｎ構造織物を別の簡易装置で作成する方法を
示すもので、基板（７）上に抜き差し自由に嵌装できる
糸条案内管（５）（６）を設け、これを３列設置しく内
１列（６）はループ用）経糸に相当する糸（１）（１）
を第１列、第２列目のそれぞれの管（５）を案内とし相
互に位相を変えて柁（テ配列する。
示すもので、基板（７）上に抜き差し自由に嵌装できる
糸条案内管（５）（６）を設け、これを３列設置しく内
１列（６）はループ用）経糸に相当する糸（１）（１）
を第１列、第２列目のそれぞれの管（５）を案内とし相
互に位相を変えて柁（テ配列する。
次いで接結糸に相当する糸（３）を管（５）（５）（６
）にまたがって蛇行配列する。次にまた経糸を配列し、
これを必要積Ｆｊ繰り返すことによって織物の幅に相当
する高さとなる。管（６）を懸回した糸（３）はループ
（４）を形成することとなる。
）にまたがって蛇行配列する。次にまた経糸を配列し、
これを必要積Ｆｊ繰り返すことによって織物の幅に相当
する高さとなる。管（６）を懸回した糸（３）はループ
（４）を形成することとなる。
次に糸条案内管（５Ｘ５）を緯糸（２）（図示せず）に
よって置換し最後に管（６）を引き抜くことにより片面
にループを持った２層構造織物が作成される。２本の管
（５Ｘ５）の間が層間距離となる。眉間距離はいずれの
場合においても１．５ｇｍ −１００ｍｍの範囲にある
ことが好ましい。この間隔はそれぞれの層の中心線間で
表示するものとす。
よって置換し最後に管（６）を引き抜くことにより片面
にループを持った２層構造織物が作成される。２本の管
（５Ｘ５）の間が層間距離となる。眉間距離はいずれの
場合においても１．５ｇｍ −１００ｍｍの範囲にある
ことが好ましい。この間隔はそれぞれの層の中心線間で
表示するものとす。
（発明の効果）
以上述べたように２本発明のｍ維強化セラミックス用多
層織物は織物層間に隙間を持っているので全体として粗
密度であり、従って繊維体積密度は小である。
層織物は織物層間に隙間を持っているので全体として粗
密度であり、従って繊維体積密度は小である。
また、Ｈの上面または複数面に突出したループを持って
いるので、これに耐熱性樹脂、無機物を含浸、硬化させ
て補強材、断熱材として利用する場合、このループが被
着体と機械的に掛止してより強固な接合が得られ、かつ
、必要な配列方向に自由に強化繊維を配列できるので２
強化材とじての重量も軽減することが可能であり、再使
用型シャトルやロケット等に使用された場合、在来の欠
点を十分に補い、所期の目的を達成することが可能であ
る。
いるので、これに耐熱性樹脂、無機物を含浸、硬化させ
て補強材、断熱材として利用する場合、このループが被
着体と機械的に掛止してより強固な接合が得られ、かつ
、必要な配列方向に自由に強化繊維を配列できるので２
強化材とじての重量も軽減することが可能であり、再使
用型シャトルやロケット等に使用された場合、在来の欠
点を十分に補い、所期の目的を達成することが可能であ
る。
第１図、第２図は本発明に係る織゛物のＭｉ織例を示す
断面図である。第３図は簡易製作法を示す装置の説明図
である。 （＋）・・・経糸 （２）・・・緯糸 （３）・・・接
結糸（４）・・・ループ （５Ｘ６）・・・糸条案内管
（７）・・・基板
断面図である。第３図は簡易製作法を示す装置の説明図
である。 （＋）・・・経糸 （２）・・・緯糸 （３）・・・接
結糸（４）・・・ループ （５Ｘ６）・・・糸条案内管
（７）・・・基板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）複数層からなる粗密度の多層織物構造体であって、
該構造体の片面または複数面から繊維糸条よりなるルー
プが突出していることを特徴とする繊維強化耐熱セラミ
ックス用多層織物構造体 ２）ループは本体織物を構成する糸条が突出して形成し
た特許請求の範囲第１項記載の繊維強化耐熱セラミック
ス用多層織物構造体 ３）ループは本体織物を構成する糸条とは別の糸条によ
り構成されている特許請求の範囲第１項記載の繊維強化
耐熱セラミックス用多層織物構造体 ４）複数層をなす各層の間隔が１．５ｍｍないし１００
ｍｍである特許請求の範囲第１項に記載の繊維強化耐熱
セラミックス用多層織物構造体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61160388A JPS6321949A (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | 繊維強化耐熱セラミツクス用多層織物構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61160388A JPS6321949A (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | 繊維強化耐熱セラミツクス用多層織物構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6321949A true JPS6321949A (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=15713881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61160388A Pending JPS6321949A (ja) | 1986-07-07 | 1986-07-07 | 繊維強化耐熱セラミツクス用多層織物構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6321949A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH044078U (ja) * | 1990-04-25 | 1992-01-14 | ||
| JPH04506953A (ja) * | 1989-07-25 | 1992-12-03 | ダンロップ・エアロスペース・リミテッド | 炭素―炭素複合体 |
| JP2004532161A (ja) * | 2001-06-27 | 2004-10-21 | アプリックス | ループのある織物を有する車両の天板 |
-
1986
- 1986-07-07 JP JP61160388A patent/JPS6321949A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04506953A (ja) * | 1989-07-25 | 1992-12-03 | ダンロップ・エアロスペース・リミテッド | 炭素―炭素複合体 |
| JPH044078U (ja) * | 1990-04-25 | 1992-01-14 | ||
| JP2004532161A (ja) * | 2001-06-27 | 2004-10-21 | アプリックス | ループのある織物を有する車両の天板 |
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