JP2935966B2 - 地中式冷凍・冷蔵倉庫 - Google Patents

地中式冷凍・冷蔵倉庫

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JP2935966B2 JP33087595A JP33087595A JP2935966B2 JP 2935966 B2 JP2935966 B2 JP 2935966B2 JP 33087595 A JP33087595 A JP 33087595A JP 33087595 A JP33087595 A JP 33087595A JP 2935966 B2 JP2935966 B2 JP 2935966B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中式冷凍・冷蔵
倉庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用の冷凍・冷蔵倉庫は、地上
に倉庫を構築し、同倉庫を断熱構造にして、倉庫内を冷
凍装置により一定の冷却温度に保って、収容物を冷凍又
は冷蔵保存することができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した冷
凍・冷蔵倉庫は、未だ、次のような問題点を有してい
る。
【0004】 倉庫の収容能力を高めるためには、広
大な敷地を必要とし、しかも、敷地は平地でなければな
らないために、土地の活用度が低い割には土地代が高
く、維持費が高くなる。
【0005】 地上に構築した冷凍・冷蔵倉庫の場
合、外気(夏期、その他の高温時期の外気温度や日射
等)の影響を受けやすいために、断熱効果を高めるため
の施工費が高くなる。
【0006】 地上に構築した冷凍・冷蔵倉庫の場
合、外気(夏期、その他の高温時期の外気温度や日射
等)の影響を受けやすいために、保冷効果を確保するた
めの光熱費が高くなる。
【0007】 地上の冷凍・冷蔵倉庫では、寿命が2
0年〜40年と短く、しかも、建替えに大きな費用を要
する。
【0008】 地上に構築した冷凍・冷蔵倉庫では、
耐震性を高めると、その分、施工費が大幅に増大する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、基本的構造
として、地中に横穴を形成し、同横穴の内面に底部と周
壁部と奥の縦壁部とをコンクリートにより成形し、同底
部上に冷凍・冷蔵室を断熱素材により形成し、同冷凍・
冷蔵室に冷凍装置を設けて、同冷凍装置により、冷凍・
冷蔵室内を保冷可能とした地中式冷凍・冷蔵倉庫を提供
せんとするものである。
【0010】そして、本発明は、次の構成に特徴を有し
ている。
【0011】 底部に基礎形成体を設けると共に、同
基礎形成体は、上面を略水平面に形成する一方、下面を
下方へ円弧状に膨出させて形成して、中間部には、横穴
の伸延方向と平行して前後方向に伸延する複数の底部側
通気路を左右幅方向に間隔を開けて形成し、同底部側通
気路の終端側に連通させて、奥の縦壁部と、同縦壁部と
対面する冷凍・冷蔵室の前壁との間に縦壁側通気路を形
成し、同縦壁側通気路の周縁側に連通させて、周壁部と
冷凍・冷蔵室の周壁との間に周壁側通気路を形成したこ
と。
【0012】 底部側通気路の始端側より温風を供給
して、同温風を底部側通気路より縦壁側通気路を通して
周壁側通気路へ供給可能としたこと。
【0013】 底部側通気路と縦壁側通気路と周壁側
通気路とにわたって温水流通パイプを連通させて配置
し、同温水流通パイプ中に温水を流通可能としたこと。
【0014】 冷凍装置は、冷凍・冷蔵室内に設けた
エバポレータと、冷凍・冷蔵室外に設けたコンデンサ
と、これらの間に介設した冷却用循環流路と、同冷却
循環流路の中途部に取付けたコンプレッサとを具備し、
上記コンデンサに、冷却器を凍結防止用循環流路を介し
て連通連結し、同凍結防止用循環流路の一部を前記温水
流通パイプ中に形成して、同温水流通パイプ中にコンデ
ンサより温水を供給可能としたこと。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0016】図1及び図2に示すAは、本発明に係る地
中式冷凍・冷蔵倉庫(以下「倉庫」と略称する)であ
り、地山B中に横穴Cを形成し、同横穴Cの内面に底部
1とアーチ状の周壁部2と奥の縦壁部3とをコンクリー
トにより成形し、同底部1上に冷凍・冷蔵室4を断熱素
材により形成し、同冷凍・冷蔵室4に冷凍装置5を設け
て、同冷凍装置5により、冷凍・冷蔵室4内を保冷可能
としている。6は、ロックボルト、Dは保冷貨物であ
る。
【0017】底部1は、図1〜図4に示すように、鉄筋
コンクリート製の基礎形成体10と、同基礎形成体10の上
面に形成した防湿層形成体11と、同防湿層形成体11の上
面に形成した防熱層形成体12と、同防熱層形成体12の上
面に形成した防水層形成体13と、同防水層形成体13の上
面に形成した鉄筋コンクリート製の底版形成体14とを積
層させて形成している。15,16 は鉄筋である。
【0018】そして、基礎形成体10は、上面を水平面に
形成する一方、下面を下方へ円弧状に膨出させて形成し
て、中間部には、横穴Cの伸延方向と平行して前後方向
に伸延する複数の底部側通気路17を左右幅方向に間隔を
開けて形成している。
【0019】また、防湿層形成体11は、ブチレンゴム等
の防湿材ををシート状に形成したものを使用し、また、
防熱層形成体12は、ウレタンや発泡スチロール等の防熱
材を板状に形成したものを使用し、また、防水層形成体
13は、ウレタンフォーム等の防水材をシート状に形成し
たものを使用している。
【0020】周壁部2は、図1〜図3、及び、図5に示
すように、横穴Cの内周面に沿わせて周壁層形成体20を
ナトム工法により形成し、同周壁層形成体20及び地山B
中に複数のロックボルト挿通孔21を円周方向に間隔を開
けて放射状に形成し、各ロックボルト挿通孔21中に前記
ロックボルト6を挿通すると共に、モルタル22を充填し
て地山Bに周壁層形成体20を固定し、同周壁層形成体20
の内周面に防水シート23を張設して形成している。24は
ナット、25は固定プレートである。
【0021】縦壁部3は、図2に示すように、横穴Cの
奥の縦壁面にナトム工法により形成している。
【0022】冷凍・冷蔵室4は、図1〜図3、及び、図
5に示すように、底部1上に前後一対の前・後壁30,31
を立設し、両前・後壁30,31 間にアーチ状の周壁32を架
設して形成しており、これら前・後壁30,31 と周壁32
は、それぞれ外壁形成体30a,31a,32a と内壁形成体30b,
31b,32b とから形成している。35は、後壁31に形成した
開閉扉体である。
【0023】そして、各外壁形成体30a,31a,32a は、断
熱性と耐久性と耐震性に優れた複数のパネル〔例えば、
東洋ゴム工業株式会社製の「イソテクニカルパネル」
(商品名)〕を、連結具33を介して断熱ボルト34により
周壁部2に固定している。
【0024】また、各内壁形成体30b,31b,32b は、不燃
材により形成している。
【0025】かかる冷凍・冷蔵室4は、横穴C内におい
て、図2に示すように、前壁30と縦壁部3との間に縦壁
部側通気路36を形成し、同縦壁部側通気路36の下端側を
前記底部側通気路17の終端側に連通孔37を介して連通さ
せると共に、周壁32と周壁部2との間に周壁側通気路38
を形成し、同周壁側通気路38の始端側を上記縦壁部側通
気路36の周縁側に連通させている。
【0026】そして、図2に示すように、横穴C内に
は、冷凍・冷蔵室4の直後方に仕切壁40を立設すると共
に、横穴開口部41に外壁42を立設して、同外壁42と仕切
壁40との間に機械室43を形成しており、仕切壁40と外壁
42には、それぞれ出入用の開閉扉体44,45 を形成してい
る。
【0027】また、機械室43には、図2に示すように、
前記周壁側通気路38と外部とを連通する外部連通パイプ
46を設けている。
【0028】冷凍装置5は、図2に示すように、機械室
43内に冷凍装置本体50を配設する一方、冷凍・冷蔵室4
内にエバポレータ51を配設して、同エバポレータ51と冷
凍装置本体50とを往路パイプ52と復路パイプ53を介して
連通連結している。
【0029】そして、冷凍装置本体50内には、コンデン
サとコンプレッサとドライヤ等を設けている。
【0030】このようにして、エバポレータ51より冷凍
・冷蔵室4内に冷気を吹出して、同冷凍・冷蔵室4内
を、例えば、−60℃〜+5℃内の範囲で保冷可能とし
ている。
【0031】また、図2に示すように、横穴Cの外部に
温風ファン54を配設し、同温風ファン54と前記底部側通
気路17の始端側とを温風供給パイプ55を介して連通連結
している。
【0032】このようにして、温風ファン54より温風を
温風供給パイプ55→底部側通気路17→連通孔37→縦壁側
通気路36→周壁側通気路38→外部連通パイプ46を通して
外部へ放出させ、この際、各通気路17,36,38中を流通す
る温風により、地山Bの凍結を防止することができるよ
うにしている。
【0033】ここで、温風ファン54より供給する温風の
温度は、外部連通パイプ46より外部へ放出される風の温
度が、好ましくは、0℃以上、例えば3℃〜4℃となる
ように、温度制御手段(図示せず)により温度制御して
いる。
【0034】従って、上記の条件が満たされるならば、
外気をそのまま温風供給パイプ55より供給することによ
り、地山Bの凍結を防止することもできる。
【0035】図6は、他の実施例としての倉庫Aを示し
ており、基本的構成は前記倉庫Aと同様に構成している
が、図7にも示すように、各通気路17,36,38中に温水流
通パイプ60を蛇行状態に配置し、同温水流通パイプ60の
始端を、冷凍装置本体50内に配置したコンデンサ61の温
水流出口に接続する一方、温水流通パイプ60の終端を、
横穴Cの外部に配置した冷却器62の温水流入口に接続
し、同冷却器62の冷水流出口とコンデンサ61の冷水流入
口とを冷水流通パイプ63を介して連通連結している。64
は開閉バルブ、65は温水圧送ポンプ、66は冷水圧送ポン
プ、67は給水パイプ、68は開閉バルブ、69はドライヤ、
70は膨張弁、71はコンプレッサである。
【0036】このようにして、コンデンサ61とエバポレ
ータ51との間に、往路パイプ52と復路パイプ53とを介設
して冷却用循環流路72を形成する一方、コンデンサ61
と、冷却器62との間に、温水流通パイプ60と冷水流通パ
イプ63とを介設して凍結防止用循環流路73を形成して、
冷却用循環流路72内で発生する温水を凍結防止用循環流
路73内に供給して、同温水を地山Bの凍結防止に有効利
用すると共に、同凍結防止用循環流路73内で発生する冷
水を冷却用循環流路72内に供給して、冷凍・冷蔵室4内
の保冷に有効利用することができて、冷凍・冷蔵室4内
の冷凍・冷蔵効果と地山Bの冷凍防止効果の両方を同時
に、かつ、良好に確保することができ、しかも、ランニ
ングコストの低減も図ることができる。
【0037】ここで、凍結防止用循環流路73内を循環す
る温水の温度は、各通気路17,36,38中の空気温度が、少
なくとも0℃以下にならない程度に温度制御するのが好
ましい。
【0038】なお、本実施例では、地山B中に倉庫Aを
構築した場合について説明してきたが、これに限らず、
地中に構築するものであればよく、構築した倉庫Aに盛
土して地中化することもできる。
【0039】そして、倉庫Aの周壁部2の断面形状は、
アーチ状に限らず、矩形状、さらには、多角形状に形成
することもできる。さらに、ボックスカルバートを地中
に敷設して、底部1と周壁部2とを形成することもでき
る。
【0040】また、地山Bの凍結防止効果を確保する他
の方法としては、各通気路17,36,38内に、伝熱線、ペル
チェ素子、電磁誘導体、赤外線ランプ(遠赤外線ラン
プ)、その他の発熱手段を配設することより行なうこと
が考えられる。
【0041】なお、本発明に係る倉庫Aは、温度調節機
能と、飲食物の貯蔵機能と、自家発電機能とを有してい
るために、同倉庫Aを都市部の近郊に構築した場合に
は、災害時の避難所(シェルター)としても有効利用す
ることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明では、次のような効果が得られ
る。
【0043】 請求項1記載の本発明では、地中に横
穴を形成し、同横穴の内面に底部と周壁部と奥の縦壁部
とをコンクリートにより成形し、同底部上に冷凍・冷蔵
室を断熱素材により形成し、同冷凍・冷蔵室に冷凍装置
を設けて、同冷凍装置により、冷凍・冷蔵室内を保冷可
能としているために、例えば、本来、未利用地、又は、
低密度利用地である斜面地や山腹を活用することができ
て、広い平地の敷地を必要とせず、しかも、土地代や維
持費の低減を図ることができる。
【0044】しかも、年間を通じて温度変化の少ない地
中に冷凍・冷蔵倉庫を構築するために、断熱構造とする
ための施工費を低減させることができる。
【0045】さらに、保冷効果を確保するための光熱費
も低減させることができる。
【0046】そして、地中に冷凍・冷蔵倉庫を構築して
いるために、地上に構築した場合に比べて構造物の外周
の劣化が少なく、維持費を削減することができると共
に、建替えることなく、内部と外部から補強することに
より対応することができるために、構造物の長寿命化が
図れる。。
【0047】また、地中に形成した横穴内に冷凍・冷蔵
倉庫を構築するために、耐震性に優れ、施工費の低減も
図れる。しかも、上部の土地を多目的に活用することが
できて、上・下部の土地の有効利用が図れる。
【0048】さらに、底部に基礎形成体を設けると共
に、同基礎形成体は、上面を略水平面に形成する一方、
下面を下方へ円弧状に膨出させて形成して、中間部に
は、横穴の伸延方向と平行して前後方向に伸延する複数
の底部側通気路を左右幅方向に間隔を開けて形成し、同
底部側通気路の終端側に連通させて、奥の縦壁部と、同
縦壁部と対面する冷凍・冷蔵室の前壁との間に縦壁側通
気路を形成し、同縦壁側通気路の周縁側に連通させて、
周壁部と冷凍・冷蔵室の周壁との間に周壁側通気路を形
成しているために、冷凍・冷蔵室と地中との間の断熱効
果を底部側通気路と縦壁側通気路と周壁側通気路とによ
り確保することができて、地盤の凍結により、同地盤が
膨張して縦壁部や周壁部に作用する圧力が増大するのを
防止して、冷凍・冷蔵倉庫が破損されて機能しなくなる
のを防止することができる。
【0049】この際、底部の基礎形成体は、下面を下方
へ円弧状に膨出させて形成して、中間部に複数の底部側
通気路を形成しているために、底部の強度を適正に確保
することができると共に、底部側通気路の断面積を大き
く形成することができて、通気流量を適正に確保するこ
とができ、その結果、通気性を良好に確保することがで
きる。そして、地山中に冷凍・冷蔵倉庫を構築した場合
には、地山の崩壊も防止することができる。
【0050】 請求項2記載の本発明では、底部側通
気路の始端側より温風を供給して、同温風を底部側通気
路より縦壁側通気路を通して周壁側通気路へ供給可能と
しているために、地中の凍結を確実に防止することがで
きて、縦壁部や周壁部に作用する土圧を一定に確保する
ことができ、冷凍・冷蔵倉庫の機能を良好に確保するこ
とができる。
【0051】 請求項3記載の本発明では、底部側通
気路と縦壁側通気路と周壁側通気路とにわたって連通す
る温水流通パイプを配置し、同温水流通パイプ中に温水
を流通可能としているために、この場合にも、地中の凍
結を確実に防止することができて、縦壁部や周壁部に作
用する土圧を一定に確保することができ、冷凍・冷蔵倉
庫の機能を良好に確保することができる。
【0052】 請求項4記載の本発明では、冷凍装置
は、冷凍・冷蔵室内に設けたエバポレータと、冷凍・冷
蔵室外に設けたコンデンサと、これらの間に介設した
用循環流路と、同冷却用循環流路の中途部に取付けた
コンプレッサとを具備し、上記コンデンサに、冷却器を
凍結防止用循環流路を介して連通連結し、同凍結防止用
循環流路の一部を前記温水流通パイプ中に形成して、同
温水流通パイプ中にコンデンサより温水を供給可能とし
ているために、冷却用循環流路内に発生する温水を、簡
易な構造にて地中の凍結防止用の温水として有効利用す
ることができると共に、凍結防止用循環流路内に発生す
る冷水を冷凍・冷蔵室内の保冷用の冷却水として有効利
用することができて、冷凍・冷蔵室内の冷凍・冷蔵効果
と地山の凍結防止効果の両方を同時に、かつ、良好に確
保することができ、しかも、ランニングコストの低減も
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地中式冷凍・冷蔵倉庫の断面背面
図。
【図2】同冷凍・冷蔵倉庫の断面側面図。
【図3】同冷凍・冷蔵倉庫の一部断面側面図。
【図4】底部の一部断面背面図。
【図5】周壁部の一部断面背面図。
【図6】他の実施例としての地中式冷凍・冷蔵倉庫の断
面側面説明図。
【図7】同冷凍・冷蔵倉庫の一部断面側面図。
【符号の説明】
A 地中式冷凍・冷蔵倉庫 B 地山 C 横穴 1 底部 2 周壁部 3 縦壁部 4 冷凍・冷蔵室 5 冷凍装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木野 安夫 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株 式会社佐藤組内 (72)発明者 柴田 一郎 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株 式会社佐藤組内 (72)発明者 宮崎 浩 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株 式会社佐藤組内 (72)発明者 金子 佳生 大分県大分市舞鶴町1丁目7番1号 株 式会社佐藤組内 (56)参考文献 特開 昭55−95076(JP,A) 実開 昭55−116971(JP,U) 実開 昭58−25354(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 13/00 F25D 21/04 F25D 17/06 301 F25D 17/08 301

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に横穴を形成し、同横穴の内面に底
    部と周壁部と奥の縦壁部とをコンクリートにより成形
    し、同底部上に冷凍・冷蔵室を断熱素材により形成し、
    同冷凍・冷蔵室に冷凍装置を設けて、同冷凍装置によ
    り、冷凍・冷蔵室内を保冷可能とした地中式冷凍・冷蔵
    倉庫において、 底部に基礎形成体を設けると共に、同基礎形成体は、上
    面を略水平面に形成する一方、下面を下方へ円弧状に膨
    出させて形成して、中間部には、横穴の伸延方向と平行
    して前後方向に伸延する複数の底部側通気路を左右幅方
    向に間隔を開けて形成し、同底部側通気路の終端側に連
    通させて、奥の縦壁部と、同縦壁部と対面する冷凍・冷
    蔵室の前壁との間に縦壁側通気路を形成し、同縦壁側通
    気路の周縁側に連通させて、周壁部と冷凍・冷蔵室の周
    壁との間に周壁側通気路を形成した ことを特徴とする地
    中式冷凍・冷蔵倉庫。
  2. 【請求項2】 底部側通気路の始端側より温風を供給し
    て、同温風を底部側通気路より縦壁側通気路を通して周
    壁側通気路へ供給可能としたことを特徴とする請求項1
    記載の地中式冷凍・冷蔵倉庫。
  3. 【請求項3】 底部側通気路と縦壁側通気路と周壁側通
    気路とにわたって温水流通パイプを連通させて配置し、
    同温水流通パイプ中に温水を流通可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の地中式冷凍・冷蔵倉庫。
  4. 【請求項4】 冷凍装置は、冷凍・冷蔵室内に設けたエ
    バポレータと、冷凍・冷蔵室外に設けたコンデンサと、
    これらの間に介設した冷却用循環流路と、同冷却用循環
    流路の中途部に取付けたコンプレッサとを具備し、上記
    コンデンサに、冷却器を凍結防止用循環流路を介して連
    通連結し、同凍結防止用循環流路の一部を前記温水流通
    パイプ中に形成して、同温水流通パイプ中にコンデンサ
    より温水を供給可能としたことを特徴とする請求項3記
    載の地中式冷凍・冷蔵倉庫。
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