JP2935860B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2935860B2 JP1312890A JP31289089A JP2935860B2 JP 2935860 B2 JP2935860 B2 JP 2935860B2 JP 1312890 A JP1312890 A JP 1312890A JP 31289089 A JP31289089 A JP 31289089A JP 2935860 B2 JP2935860 B2 JP 2935860B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は通信回路を利用したファクシミリ装置に関す
るものである。
従来の技術 近年、画像データを通信する機器の一つとしてファク
シミリ装置が開発された。これは、発達した電話網やデ
ータ通信網等の通信回路を利用して画像データの送受信
を行なうもので、一般的には光学的に読取った原稿の画
像データを、電話機と同様な操作で送信先を指定して送
信を行なうようになっている。
だが、これでは送信を行なう毎にダイヤルやキーボー
ドの操作により送信先を指定する必要があり、操作が煩
雑であるなどして改善が望まれている。
そこで、このような課題を解決するものとしては、特
開昭62−130071号公報や特開昭63−114460号公報及び特
開昭63−160468号公報に開示されている装置が存する。
例えば、特開昭62−130071号公報や特開昭63−114460号
公報に開示されたファクシミリ装置では、送信先を指定
する文字情報を原稿の一部に記載するようにし、原稿の
画像を読取ると共に前記文字情報を認識して送信先の指
定を行ない、キーボードの操作等を要することなく画像
データの送信を実行可能としている。
また、特開昭63−160468号公報に開示されたファクシ
ミリ装置では、予め設定された所定のフォーマットで送
信先指定情報を記載するトップシートを形成し、このト
ップシートを一枚目として原稿と共に装置にセットし、
このトップシートの記載形式が所定のフォーマットに従
っていることから画像送信用の原稿と判別してOCR(Opt
ical Character Reader;光学式文字読取装置)で送信先
指定情報を読取り、やはりキーボードの操作等を要する
ことなく画像データの送信を実行可能としている。
発明が解決しようとする課題 上述のような装置では、送信先指定情報を紙面に記載
して装置に読取らせることで、キーボードの操作等を要
することなく自動的に送信先を指定して画像データを送
信することができる。
だが、上述のような装置で送信先指定情報の読取りに
利用するOCRは信頼性が十分でなく、読取結果に誤りが
生じて操作者の指定とは異なる回線に画像データが送信
される可能性が高い。
課題を解決するための手段 請求項1記載の発明は、原稿の画面を光学的に読取る
画像読取手段と印刷用紙に画像を印刷する画像再現手段
とを有し、通信回線を介して他のファクシミリ装置と画
像データの送受信を行なう通信手段を備え、原稿上に記
載された送信先指定情報を光学的に読取って認識する送
信先認識手段を設け、この送信先認識手段の出力結果に
基づいて自動的にダイヤリングを行なって画像データを
送信する自動送信機構を設けたファクシミリ装置におい
て、原稿上に送信先指定情報と共に記載された送信先名
称を光学的に読取って認識する名称認識手段を設け、通
信回線が通じた時点で通信先のファクシミリ装置から送
信される名称表示信号と名称認識手段の出力結果とを比
較して通信先の正誤を判別する送信先確認手段を設け、
この送信先認識手段の判別結果に従って画像データの送
信を実行又は中止する誤送信防止手段を設ける。
請求項2記載の発明は、名称認識手段の出力結果と通
信先のファクシミリ装置から得た名称表示信号との一致
度を名称認識手段の信頼性に基づいた演算処理で算出し
て所定の閾値と比較する送信先確認手段を設ける。
作用 請求項1記載の発明は、原稿上に送信先指定情報と共
に記載された送信先名称を光学的に読取って認識する名
称認識手段を設け、通信回線が通じた時点で通信先のフ
ァクシミリ装置から送信される名称表示信号と名称認識
手段の出力結果とを比較して通信先の正誤を判別する送
信先確認手段を設け、この送信先確認手段の判別結果に
従って画像データの送信を実行又は中止する誤送信防止
手段を設けたことにより、ダイヤリングが自動でも画像
データの誤送信が発生することがない。
請求項2記載の発明は、名称認識手段の出力結果と通
信先のファクシミリ装置から得た名称表示信号との一致
度を名称認識手段の信頼性に基づいた演算処理で算出し
て所定の閾値と比較する送信先確認手段を設けたことに
より、簡易に高性能な送信先確認手段を実施することが
できる。
実施例 請求項1記載の発明の実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。まず、第1図に例示するように、本実
施例のファクシミリ装置1は、画像読取部2に原稿3の
表面を光学走査して光電変換する画像読取手段(図示せ
ず)が設けられている。そして、前記画像読取部2のデ
ータ出力のうち、画像情報の出力は画像バッファ4を介
して送信先確認手段であり誤送信防止手段でもある制御
部5に接続され、文字情報の出力はOCRからなる送信先
認識手段であり名称認識手段でもある情報認識部6を介
して自動送信機構でもある自動ダイヤリング器7に接続
されている。ここで、この自動ダイヤリング器7は前記
制御部5と通信回線である電話回線8とに接続されてお
り、この電話回線8には前記制御部5がモデム9を介し
て接続されている。
このような構成において、このファクシミリ装置1の
自動ダイヤリング機構を利用する原稿3は、定形のフォ
ーマットに従って記載するようになっており、第2図に
例示するように、画像10を記載する領域の上方に送信先
指定情報11と送信先名称12とを記載する文字欄が形成さ
れている。
そこで、上述のようにして画像10と送信先指定情報11
及び送信先名称12を記載した原稿3をファクシミリ装置
1にセットして送信動作を開始させると、走査移動され
る原稿3の各情報10〜12が画像読取部2により光学的に
読取られる。すると、画像10の読取データはデジタルの
画像データとして画像バッファ4に一時記憶され、送信
先指定情報11と送信先名称12との読取データは情報認識
部6のOCRで各々数字コードと文字コードに変換され
る。そして、これらの数字コードと文字コードとが入力
された制御部5は、数字コードに従って自動ダイヤリン
グ器7を作動させることで送信先への電話回線8を通じ
させ、この回線が通じた時点で通信先のファクシミリ装
置(図示せず)から送信されてくる名称表示信号と文字
コードとを比較して通信先の正誤を判別することにな
る。
そこで、この制御部5は、通信先に誤りのないことを
認識すると画像バッファ4内の画像データをモデム9で
ファクシミリ信号に変換して電話回線8に出力し、ま
た、通信先が間違っていると判断すると画像データの送
信は行なわず、エラー音で操作者に警告を発するなどす
る。
このようにすることで、このファクシミリ装置1は、
キーボードの操作等を要することなく自動的なダイヤリ
ングが行なえ、しかも、ダイヤリングは自動でも画像デ
ータの誤送信が発生することがなく、簡易な操作で確実
な作業が実行されることになる。
つぎに、請求項2記載の発明の実施例を以下に説明す
る。本実施例のファクシミリ装置は第1図に例示したフ
ァクシミリ装置1と同様な構造になっている。そして、
このファクシミリ装置は、情報認識部6のOCRの信頼性
に基づいた所定の演算処理で原稿3から得た文字コード
と通信先のファクシミリ装置から得た名称表示信号との
一致度を算出することで、通信先の正誤を判断するよう
になっている。
そこで、上述のような演算処理の一例を以下に説明す
る。まず、情報認識部6のOCRの認識結果の信頼性rは
以下の式により算出する。
r=1−(1/(2d−1d)) … なお、1d及び2dは各々パターンマッチングの結果の第
一第二候補の距離である。そして、文字コードと名称表
示信号との一致度mは以下の式により算出する。
なお、fは文字コードと名称表示信号との一致不一致
により+1及び−1となるフラグがあり、cは文字数で
ある。
従って、このファクシミリ装置は、上述のようにして
算出した一致度が予め設定した閾値に対して以上以下と
なることで、送信先の正誤を判断するようになってい
る。また、送信する情報の重要性に対応して閾値を可変
することも考えられる。
そこで、原稿3に記載されている送信先名称が“リコ
ーチュウケン”で通信先から送信された名称表示信号も
“リコーチュウケン”であり、情報認識部6のOCRのパ
ターンマッチングの結果が“リフーテュウケン”と“リ
コマチコワクソ”となった場合、一致度の算出結果は下
記に例示したテーブルのようになる。
つまり、上述のテーブルに例示したような場合、正誤
判別の閾値の設定が0.5なら画像データの送信は中止さ
れ、0.4なら実行されることになる。従って、この閾値
の設定によりファクシミリ装置の特性が変化するので、
送信する情報の重要度に従って閾値を可変することで、
作業能率と信頼性とを両立させることも可能である。
また、本実施例のファクシミリ装置では、情報認識部
6のOCRの認識結果の信頼性を求める方法として前述の
式を例示したが、本発明は上記方式に決定されるもの
ではなく、これは認識系の特性等により様々な方法が実
施可能である。
発明の効果 請求項1記載の発明は、自動送信機構を設けたファク
シミリ装置において、原稿上に送信先指定情報と共に記
載された送信先名称を光学的に読取って認識する名称認
識手段を設け、通信回線が通じた時点で通信先のファク
シミリ装置から送信される名称表示信号と名称認識手段
の出力結果とを比較して通信先の正誤を判別する送信先
確認手段を設け、この送信先確認手段の判別結果に従っ
て画像データの送信を実行又は中止する誤送信防止手段
を設けたことにより、ダイヤリングが自動でも画像デー
タの誤送信が発生することがなく、操作が簡易でありな
がら信頼性が高く実用的なファクシミリ装置を得ること
ができ、さらに、請求項2記載の発明は、名称認識手段
の出力結果と通信先のファクシミリ装置から得た名称表
示信号との一致度を名称認識手段の信頼性に基づいた演
算処理で算出して所定の閾値と比較する送信先確認手段
を設けたことにより、簡易に高性能な送信先確認手段を
実施することができ、閾値の設定によりファクシミリ装
置の特性が変化するので、送信する情報の重要度に従っ
て閾値を可変することで、作業能率と信頼性とを両立さ
せることも可能である等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は原
稿の平面図である。 1……ファクシミリ装置、2……画像読取手段かつ送信
先認識手段、3……原稿、5……送信先確認手段かつ誤
送信防止手段、6……送信先認識手段かつ名称認識手
段、7……通信手段かつ自動ダイヤリング機構、8……
通信回線、10……画像、11……送信先指定情報、12……
送信先名称

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画面を光学的に読取る画像読取手段
    と印刷用紙に画像を印刷する画像再現手段とを有し、通
    信回路を介して他のファクシミリ装置と画像データの送
    受信を行なう通信手段を備え、原稿上に記載された送信
    先指定情報を光学的に読取って認識する送信先認識手段
    を設け、この送信先認識手段の出力結果に基づいて自動
    的にダイヤリングを行なって画像データを送信する自動
    送信機構を設けたファクシミリ装置において、原稿上に
    送信先指定情報と共に記載された送信先名称を光学的に
    読取って認識する名称認識手段を設け、通信回線が通じ
    た時点で通信先のファクシミリ装置から送信される名称
    表示信号と前記名称認識手段の出力結果とを比較して通
    信先の正誤を判別する送信先確認手段を設け、この送信
    先確認手段の判別結果に従って画像データの送信を実行
    又は中止する誤送信防止手段を設けたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】名称認識手段の出力結果と通信先のファク
    シミリ装置から得た名称表示信号との一致度を前記名称
    認識手段の信頼性に基づいた演算処理で算出して所定の
    閾値と比較する送信先確認手段を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のファクシミリ装置。
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