JP2935819B2 - 電圧基準回路およびこの電圧基準回路を用いた電圧検出回路 - Google Patents

電圧基準回路およびこの電圧基準回路を用いた電圧検出回路

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JP2935819B2
JP2935819B2 JP29705195A JP29705195A JP2935819B2 JP 2935819 B2 JP2935819 B2 JP 2935819B2 JP 29705195 A JP29705195 A JP 29705195A JP 29705195 A JP29705195 A JP 29705195A JP 2935819 B2 JP2935819 B2 JP 2935819B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電圧基準回路に関す
る。
【0002】本発明は、フラッシュEPROMチップ用
の電源電圧を検出するための電圧検出回路に使用する基
準回路にとくに関するものであるが、それに限定される
ものではない。電圧検出回路は、正常な電源電圧Vcc
が安全値(通常はデータシートにおいてVLKOと呼ば
れる)より低い時に、フラッシュメモリのプログラミン
グと消去を阻止するために、それらのチップで必要とさ
れる。その理由は、電源電圧がある値より低いと、メモ
リチップが確実に動作しないことがあり、そうするとラ
ンダム・アクセス・メモリのセルのプログラミングおよ
び消去の少なくとも1つを行わせることがあるからであ
る。
【0003】3.3Vまたは5Vの電源電圧で動作でき
るフラッシュメモリチップでは、電圧検出回路が電源電
圧範囲を決定することが望ましい。
【0004】
【従来の技術】従来の電圧検出回路を図1に示す。この
回路は、比較器2を含む。この比較器の負入力端子4
に、電源電圧Vccから得た電圧V1が、抵抗RとR
を含む抵抗列を介して供給される。比較器2の正入力
端子6が電圧基準VREFを受ける。この比較器は、入
力電圧V1が電圧基準VREFを超えるか否かに応じ
て、それの出力信号VDETECTの論理状態を変化す
るように動作できる。しかし、入力電圧V1が電圧基準
VREFより低いとすると、出力信号VDETECTが
高くなり、電源電圧Vccがそれの正しい値にまだ達し
ていないことを示す。
【0005】基準電圧と、抵抗RとRの抵抗値の比
とが、電源電圧の希望のレベルに応じて、比較のために
適当な値に設定される。
【0006】動作電源電圧範囲が3.3Vプラスマイナ
ス0.3Vまたは5Vプラスマイナス0.5Vであるこ
とを検出するために、類似の検出回路を使用できる。そ
のために、電圧検出回路は、3.6Vと4.5Vとの間
で切り替わる出力信号VDETECTを発生しなければ
ならない。この場合には、出力信号VDETECTを用
いて、電源電圧範囲に応じてフラッシュメモリチップの
内部回路の部品を再構成する。
【0007】図1で、電源電圧から得る電圧V1は抵抗
分割器から得られるから、その電圧V1は温度変化また
はプロセスの変動とはほとんど独立している。しかし、
基準電圧VREFがどのように変化しても、電圧検出レ
ベルが望ましくない変化を生ずる。
【0008】また、電力の遷移中に確実に動作させるた
めに、電圧基準VREFが求められる。さもないと、電
圧検出回路は最も必要とする丁度その時に正しく動作す
ることに失敗することがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は電圧基準VREFのための良い基準源を選択する
ことである。
【0010】本発明の別の目的は、電力の遷移中に確実
に動作する電圧検出回路を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様は、
電圧検出回路のための基準電圧を発生するために、バン
ドギャップ基準回路を使用することにある。周知のよう
に、バンドギャップ基準回路は、正入力端子と負入力端
子を持つ演算増幅器を含むことができる。この演算増幅
器の出力信号は、帰還電流を第1の抵抗列と第2の抵抗
列に供給する。これは、pチャネル出力トランジスタに
よって達成できる。そのトランジスタのソースは上側電
源電圧レールに接続され、それのドレインは帰還電流を
供給するために接続され、それのゲートは、演算増幅器
の出力信号を受けるために接続される。第1の抵抗列
は、ダイオード接続された第1のバイポーラ・トランジ
スタに直列接続された第1の抵抗と第2の抵抗を含む。
第2の抵抗列は、ダイオード接続された第2のバイポー
ラ・トランジスタに直列接続された単一の抵抗を含む。
演算増幅器の正入力端子は、それの入力を第1の抵抗列
の第1の抵抗と第2の抵抗との中間回路点から受ける。
演算増幅器の負入力端子は、それの入力を第2の抵抗列
の抵抗と第2のバイポーラ・トランジスタのエミッタと
の中間回路点から受ける。バイポーラ・トランジスタの
コレクタは、下側電源レールに接続される。そのレール
は、通常はアースである。バンドギャップ回路によって
発生された基準電圧は、第1の抵抗列と第2の抵抗列の
共通接続点での出力回路点における基準レベルから得ら
れる。
【0012】バンドギャップ基準回路の動作は周知であ
るから、ここでは簡単に説明することにする。第1のバ
イポーラ・トランジスタは、それのエミッタ面積が第2
のバイポーラ・トランジスタのエミッタ面積の何倍かで
あるように製造される。バイポーラ・トランジスタのベ
ース−エミッタ間電圧Vbeは、温度がマイナス55℃
から150℃まで変化すると、0.8Vと0.4Vの間
で直線的に変化する。第1のバイポーラ・トランジスタ
のエミッタ面積が第2のバイポーラ・トランジスタのエ
ミッタ面積より広いのに、同じ電流が両者を流れるか
ら、第1のバイポーラ・トランジスタのベース−エミッ
タ間電圧の方が第2のバイポーラ・トランジスタのベー
ス−エミッタ間電圧より低い。第1の抵抗列および第2
の抵抗列の抵抗と、演算増幅器とがその電圧差を適当な
値だけ増幅し、それを元のベース−エミッタ間電圧に加
えて一定の出力基準電圧VBGを発生する。それは温度
または電源電圧に依存しないから、非常に良い基準であ
る。
【0013】バンドギャップ基準回路は、基準回路を起
動させるための起動回路を含む。しかし、いわゆる遅い
ランプ(10μsより長い)では、基準回路に供給され
る電源電圧がパワーダウン値(典型的には0V)から起
動回路を正しく動作させるために十分な所定レベルまで
上昇させるために、有限の時間を要する。この初期化段
階中は、基準回路は不確実に動作する。更に、電源電圧
が所定レベルに決して達しないとすると、基準回路のそ
れ以上の使用を阻止することは有用である。
【0014】1ないし10μsのオーダーの、いわゆる
高速ランプ電圧では、電源電圧が所要のレベルに迅速に
達するとしても、基準回路を適切に起動させるための信
号はまだ設定されていないことがある。この場合には、
起動状態が設定されるまで基準回路の使用を阻止するこ
とが望ましい。
【0015】本発明のある態様によれば、基準回路点に
基準電圧を発生するために構成された電圧基準回路にお
いて、この基準回路は、基準回路を起動させるための起
動回路と、イネイブル信号発生回路と、を含み、前記起
動回路は、パワーダウン状態では第1のレベルであり、
パワーアップ状態を開始した後では、適切な起動状態が
設定されたことを示す第2のレベルへ変化するアナログ
信号基準を発生するアナログ信号基準発生回路を含み、
前記アナログ信号基準発生回路は、第1の電圧と基準出
力回路点の間に接続された第1の抵抗性トランジスタ
と、第2の電圧と前記基準出力回路点の間に接続された
第2のダイオード接続されたトランジスタとを含み、そ
れによって、第1の電圧がパワーダウンレベルから上昇
するにつれて前記アナログ信号基準は増加し、前記第2
のレベルはダイオード接続されたトランジスタのしきい
値によって決定され、前記アナログ信号基準が第2のレ
ベルにある時に、前記イネイブル信号発生回路は前記ア
ナログ信号基準に応答してイネイブル信号を発生する、
基準回路点に基準電圧を発生するために構成された電圧
基準回路、が得られる。
【0016】ここで説明する実施例では、基準回路が上
側電源レールと下側電源レールの間に接続される。基準
回路は、パワーダウン信号に応答するパワーアップ/パ
ワーダウン検出装置を含むことができる。上側電源レー
ルと前記下側電源レールとの間に電源電位を加えること
によって、またはパワーダウン信号の状態を変更するこ
とによって、パワーダウン状態からパワーアップ状態へ
入ることを開始できることが分かるであろう。それらの
状況の両方で、ランプ電圧は、基準回路と起動回路によ
って見られる。
【0017】イネイブル信号発生器は、電源電圧が所定
レベルを超えた時のみ、イネイブル信号を発生する検出
装置を含むことが好ましい。これは、いわゆる遅いラン
プ電圧の場合にとくに有用である。検出装置は、負pチ
ャネル・トランジスタとすることができる。
【0018】そのようなイネイブル信号発生回路を設け
ることによって、電源電圧が所定レベルに達し、起動回
路を確実に正しく動作させるために十分なレベルにアナ
ログ信号が達した時のみ、イネイブル信号が発生される
ようにされる。したがって、この状態に達する前に、ま
たはこの状態に全く達しないとすると、他の回路が不確
実な領域で動作しないように、その回路を不能にするこ
とが可能である。
【0019】ここで説明する実施例では、アナログ信号
基準発生回路は、第1の電圧と基準出力回路点の間に接
続された第1の抵抗性トランジスタと、第2の電圧と前
記基準出力回路点の間に接続された第2のダイオード接
続されたトランジスタとを含み、それによって、電源電
圧が上昇するにつれて前記アナログ基準信号は増加し、
アナログ基準信号の第2のレベルはダイオード接続され
たトランジスタのしきい値によって決定される。ここで
説明する実施例では、第1の電圧は電源電圧であり、第
2の電圧はアースである。第2のレベルが2つのしきい
値電圧、すなわち、2Vまたは2.2V、であるよう
に、直列の2つのダイオード接続されたトランジスタを
設けることができる。
【0020】本発明の基準回路は、検出すべき電圧から
得た入力電圧を1つの入力端子に受け、他の入力端子に
本発明の基準回路から得た基準電圧を受ける比較器を備
える電圧検出回路においてとくに有用である。この状況
では、基準回路が正しく起動するまで比較器が動作不能
にされるように、比較器はイネイブル信号発生回路から
イネイブル信号を受けることができる。これによって、
電源電圧の上昇中の重要な時刻に比較器が誤った信号を
発生しないようにされる。
【0021】検出すべき電圧が電源電圧である場合に、
本発明はとくに有用である。基準回路に電源電圧が加え
られた後で、基準回路は起動を開始するが、安定にされ
た基準レベルに達するまでに、依然として何マイクロ秒
か要することがある。この時間中に基準電圧がそれの正
しい値より低いとすると、電源電圧の正常なレベルより
はるかに低い基準電圧が、電圧検出回路によって適切で
あるとして検出されることがある危険が存在する。
【0022】これを阻止するために、本発明の実施例
は、基準回路の起動中は第1の論理レベルに維持され、
その後で基準値が設定された時に第2の論理レベルを得
るロック信号を発生するロック信号発生回路と、ロック
トランジスタとを含み、このロックトランジスタは制御
可能な回路点と制御可能な経路とを有し、前記回路点は
前記ロック信号を受けるために接続され、前記経路は起
動電圧レベルと前記基準回路点の間に接続され、前記起
動電圧レベルは前記安定な基準値と少なくとも同じ値で
あり、それによって基準電圧が回路の起動中に起動電圧
レベルに保持される。
【0023】電源電圧は、基準回路によって発生された
基準電圧の安定な基準値より常に高いから、基準回路の
電源電圧から起動電圧レベルを得ることができるために
便利である。
【0024】ロック信号発生回路は、起動中に前記第1
の論理レベルの起動信号を発生する起動回路と、第1の
インバータと第2のインバータとを備えるロック発生器
とを含み、第1のインバータは前記起動信号を受けるた
めに結合され、第2のインバータは前記ロック信号を発
生するために構成される。
【0025】この構成は、ロック発生器によって発生さ
れたロック信号が、起動信号自体を用いるよりも深く、
かつ迅速にロックトランジスタをターンオンするという
利点を持つ。したがって、基準回路がターンオンされて
から非常に短い時間の後で、ロックトランジスタは作動
させられて基準電圧を起動電圧レベルに保持する。
【0026】起動信号がロック発生器を作動させるため
に十分低くなる必要がないように、第1のインバータは
高い引き外し点を持つためにスキューされることが好ま
しい。
【0027】ロックトランジスタはpチャネルMOSF
ET装置とすることができ、それのゲートはロック信号
を受けるために接続され、それのソースは起動電圧レベ
ルに接続され、それのゲートは基準回路点に接続され
る。
【0028】基準回路をターンオンするために電源電圧
が基準回路に加えられると、基準回路点における電圧を
予測できない点まで電源電圧が上昇する期間である初期
段階が存在する。その後で、ある中間値からそれの正し
い安定値まで徐々に上昇する。この起動段階中は、起動
信号が低いと、ロック信号も低く、基準回路点を起動電
圧レベルにクランプするように、ロック信号が発生され
る。これによって基準電圧が起動電圧レベルより低くな
ることができないようにされる。安定な基準値より高
い、基準回路への電源電圧から起動電圧レベルが取り出
されるということは、基準電圧が、より低い値から安定
な値まで上昇するのではなくて、起動電圧レベルからそ
れの安定な値まで降下することを意味する。
【0029】
【発明の実施の形態】図2は、3種類の電源電圧レベル
を検出できる電圧検出回路を示す。この電圧検出回路
は、第1の比較器8と、第2の比較器10と、第3の比
較器12とを含む。各比較器は、基準電圧VBGをバン
ドギャップ比較器基準回路14から受ける。各比較器
8、10、12は、イネイブル論理16からイネイブル
信号ENも受ける。イネイブル信号ENは、ここで詳し
く説明するように、回路の初期化段階中に比較器8、1
0、12を動作不能にするために発生される。第1の比
較器8は、電源電圧がある適切なレベルより低く降下し
た時を検出する出力信号LOW Vccを発生する。こ
れを行うために、その比較器はそれの基準電圧V
BGを、電源電圧Vccから、通常はアースである低い
方の電源電圧レールVssに接続されている抵抗列20
を介して得られる電圧V1と比較する。抵抗列20は3
個の抵抗22、24、26を有し、抵抗22と24の間
の回路点28から電圧V1を得る。
【0030】第2の比較器10は、チップの電源動作範
囲(すなわち、3V±0.3Vまたは5V±0.5V)
を示す出力信号Vcc3Vを発生する。このために、第
2の比較器10は入力電圧V2を、抵抗列20の抵抗2
4と26との間の第2の回路点30から受ける。
【0031】第3の比較器12は、第2の電源Vppの
障害を示す信号LOW Vppを発生する。その電源
は、チップのいくつかの動作のために使用する電源であ
って、その電圧はVccより一般に高く、通常は12V
である。そのために、第3の比較器12には、第2の電
源電圧VppとVssとの間に接続されている抵抗列3
2から得られる。
【0032】本発明は、図2に示す出力信号を任意の1
つまたは複数個を発生するために応用でき、したがっ
て、3つの比較器の全てが存在する場合に限定されるも
のではないことが容易にわかるであろう。
【0033】第1の比較器に保証された電源34から電
力が供給される。その電源は、図2に信号LOWV S
UPとして示されている最低電圧を少なくとも維持す
る。第2の比較器10と第3の比較器13は、電源電圧
Vccをおのおの受ける。
【0034】図3は、バンドギャップ基準回路14の回
路図を示す。このバンドギャップ基準回路14は、正入
力端子54と負入力端子56を有する演算増幅器52を
含む。演算増幅器52の出力信号Ioutが第1の抵抗
列60と第2の抵抗列62の間の共通回路点58に供給
される。第1の抵抗列60は、第1の抵抗64と、第2
の抵抗66と、ダイオード接続された第1のバイポーラ
・トランジスタQ1とを含む。第2の抵抗列62は、第
1の抵抗68と、ダイオード接続された第2のバイポー
ラ・トランジスタQ2とを含む。演算増幅器52の正入
力端子54が、第1の抵抗列60は、第1の抵抗64と
第2の抵抗66の中間回路点70から入力を受ける。演
算増幅器52の負入力端子56が、第2の抵抗列62の
第1の抵抗68とダイオード接続された第2のバイポー
ラ・トランジスタQ2の中間回路点72から入力を受け
る。バイポーラ・トランジスタのコレクタが、通常はア
ースである、下側電源レールVssに接続される。演算
増幅器は電源電圧Vccを受け、線57におけるパワー
ダウン信号PWDによってパワーダウンできる。バンド
ギャップ基準回路の動作は当業者には周知であって、こ
の明細書の初めの部分で概略説明した。帰還のために、
帰還信号Ioutが、温度および動作条件とは独立して
いる安定な基準レベルを達成する。バンドギャップ基準
回路14から基準回路点59に供給される基準電圧V
GB出力は、抵抗RoutとコンデンサCoutを備え
るフィルタを介して共通回路点58におけるレベルから
得られる。
【0035】演算増幅器52は、起動信号STARTU
Pとバイアス基準信号BIAS REFを発生する回路
も含む。線74における起動信号は、ロック発生器回路
76に供給される。ロック発生器回路76はそれの電力
を上側電源レールVccから受け、ロック信号を線78
に発生する。ロック信号は第1のpチャネルMOSFE
T80のゲートと、第2のpチャネルMOSFET82
とに供給される。MOSFET80は、上側電源レール
Vccと共通接続回路点58の間に接続され、MOSF
ET82は、上側電源レールVccと基準回路点59の
間に接続される。
【0036】線84における信号BIAS REFは、
イネイブル論理16に供給される。
【0037】図4は、演算増幅器52のトランジスタで
構成した回路図を示す。この演算増幅器は、既知の増幅
器回路を有する。この増幅器回路では、段1の回路が、
ソース結合されたpチャネル・トランジスタ86、88
を備えたロングテール対(long−tailed p
air)を含む。トランジスタ88は正入力端子54と
して機能し、トランジスタ86は負入力端子56として
機能する。ロングテール対のトランジスタ86、88の
ドレインは、電流ミラートランジスタ90、92にそれ
ぞれ接続される。トランジスタ86、88のソースは、
pチャネル・トランジスタ94に共通に接続される。ト
ランジスタ94のソースは上側電源レールVccに接続
され、それのゲートは増幅器回路の出力線96に接続さ
れる。その増幅器回路は段2回路103を含む。この回
路は本発明の構成部分ではないから、ここでは説明しな
い。出力線96における信号Voutは、pチャネル出
力トランジスタ98のゲートに供給される。このトラン
ジスタのソースは上側電源レールVccに接続され、そ
れのドレインは帰還電流を供給するために接続される。
【0038】演算増幅器は、起動回路も含む。この起動
回路は、バイアス基準発生器回路101と、抵抗トラン
ジスタ100と、バイアストランジスタ102と、起動
トランジスタ104とによって構成される。線57にお
けるパワーダウン信号PWDから得た線159における
制御信号pwdに応答する第1のパワーダウン制御トラ
ンジスタ106と、第2のパワーダウン制御トランジス
タ108が上側電源レールVccと、出力線96および
転送トランジスタ100との間にそれぞれ接続される。
制御トランジスタ105と108は、ゲートに信号PW
Dを受ける。
【0039】バイアス基準発生器回路101は、信号B
IAS REFを線84に発生する。線84は、ゲート
電圧を抵抗トランジスタ100に供給する。信号BIA
SREFは電源電圧Vccで置き換えることができる
が、電源電圧の広い範囲にわたって回路は良く動作しな
い。
【0040】バイアストランジスタ102のソースは上
側電源レールVccに接続され、それのゲートは増幅器
回路の出力線98に接続され、それのドレインは、第2
の制御トランジスタ108のドレインと一緒に起動信号
出力線74に接続される。起動トランジスタ104のゲ
ートが線74から起動信号を受けるために接続され、そ
れのソースが上側電源レールVccに接続され、それの
ドレインは段2回路103に接続される。
【0041】正常な動作では、バイアストランジスタ1
02は電流源として動作し、抵抗トランジスタ100が
吸収できる電流より多くの電流を供給しようとし、それ
によって線74における起動信号を高いレベルに維持す
る。しかし、起動中は増幅器回路96の出力端子におけ
る信号Voutは高く、そのためにpチャネル・トラン
ジスタを流れる電流はほぼ零である。したがって、抵抗
トランジスタ100は線74における起動信号を低く引
き下げることができる。それによって起動トランジスタ
104はターンオンさせられ、そのために段2回路10
3が高く引き上げられる。それによって信号Voutが
低くされる。そうすると、バイアストランジスタを含む
pチャネル・トランジスタに電流が流される。演算増幅
器52は帰還電流Ioutも発生する。その帰還電流は
抵抗列60、62を介して演算増幅器の正入力端子と負
入力端子に帰還される。
【0042】転送トランジスタ100の電流吸収効果を
克服するために、バイアストランジスタ102が十分深
くターンオンされるまで、起動信号74は低いままであ
る。回路が正しく起動すると、その回路はその信号を高
いレベルに変更する。この回路の構成は、正しい動作を
確実に行わせるために基準電圧VBGを、その時までに
十分高い電圧であるようにするようなものである。
【0043】図5は、ロック発生器回路76をトランジ
スタで構成した例の回路図を示す。この回路は、第1の
インバータ110と第2のインバータ112とを備え
る。第1のインバータは起動信号を線74から受け、そ
れの出力を第2のインバータに供給する。第2のインバ
ータは、それの出力としてロック信号を線78に供給す
る。インバータは、上側電源レールVccとの電圧Vs
sの間に接続される。図5の回路は、装置が起動状態に
ある時、すなわち、起動信号が低い時、はロック信号も
常に低いように、起動信号からロック信号を発生するよ
うに動作することが容易にわかるであろう。図3を再び
参照して、この図は、ロック信号が低くなると、pチャ
ネル・トランジスタ80、82が、共通回路点58およ
び基準回路点59それぞれにおける基準レベルをVcc
にクランプする。
【0044】図5において、線74における起動信号が
回路を作動させるために十分低くなる必要はないよう
に、第1のインバータ110は高い引き外し点を持つ。
こうすると、ロックトランジスタ80、82がより迅速
にターンオンされるので有利である。しかし、スキュー
されない実現が可能である。
【0045】起動中に、共通回路点58と基準回路点5
9とを電源電圧Vccにクランプするために、起動信号
自体をpチャネル・トランジスタ80、82に直接供給
できることが容易にわかるであろう。しかし、別々のロ
ック発生器を設けることによって、起動信号自体を単に
用いるよりも深く、かつ迅速にロックトランジスタ8
0、82をターンオンできる。
【0046】抵抗RoutとコンデンサCoutとで構
成されているフィルタのRC時定数の作用のために、共
通回路点58がパワーダウン値から安定な基準値まであ
る率で上昇している間に、基準回路点59における電圧
がパワーダウン値から安定な基準値までその率より低い
率で上昇することが容易にわかるであろう。したがっ
て、この回路にpチャネル・トランジスタ80と82と
を示しているが、本発明の最も重要な効果は、バンドギ
ャップ基準回路の基準回路点59を起動中にクランプす
るpチャネル・トランジスタ82によって達成されるこ
とに注目すべきである。pチャネル・トランジスタ80
は希望によって使用できる。
【0047】次に、種々の信号についての電圧と時間と
の関係を示すグラフである図6を参照して、ロック信号
およびロックトランジスタの効果を説明する。図6で、
グラフ(a)は電源電圧Vccを示し、グラフ(b)は
ロック信号を示し、グラフ(c)は基準電圧VBGを示
し、グラフ(d)は、ロックトランジスタがない時に基
準回路点において優勢な電圧を示す。
【0048】電圧Vccは、初期化段階中に一定レベル
まで上昇する。その一定レベルは、通常は5Vのすぐ上
である。グラフ(a)は、完全Vccまでのlμsの迅
速上昇を示す。電源電圧Vccがそれの一定レベルに達
し、その後で高くなるまで、ロック信号(グラフ
(b))は低いままである。ロック信号が低い間に、ロ
ックトランジスタ80、82はターンオンされるから、
基準電圧VBGは電源電圧に追従する。ロック信号が高
く(ほぼlus)なると、pチャネル・ロックトランジ
スタがターンオフされて、基準電圧VBGが約1.25
Vのそれの安定な値に落ち着くことを許す。
【0049】グラフ(d)は、ロックトランジスタが無
い時に基準電圧がどのように振舞うかを示す。電源電圧
Vccが上昇すると、かなり奇妙な予測できない挙動が
行われ、その結果として基準電圧が低い値から安定な基
準レベルまで上昇することになる。先に述べたように、
これは望ましくない。
【0050】図6に示すような種類の波形は、電源電圧
Vccを一定に保ったまま、電源レールの間の電源電位
が加えられた結果、またはパワーダウン信号の状態が変
化したことによる結果であることが容易にわかるであろ
う次に、図7および図8を参照してバイアス基準信号と
イネイブル信号がどのようにして発生されるかについて
説明する。
【0051】図7は、バンドギャップ比較器をトランジ
スタで構成した例の回路図であって、図4に示す起動回
路の詳しい部分を除外して図示を簡単にし、その代わり
にバイアス基準発生回路101を詳細に示す。図7で類
似の参照番号は、図4における類似の部分を示す。
【0052】図7から分かるように、バイアス基準発生
回路101は、ダイオード接続されたnチャネルMOS
FETの形の第1のバイアストランジスタ130と第2
のバイアストランジスタ132とを含む。それらのトラ
ンジスタは、電源レールVssとバイアス基準出力回路
点134の間に接続される。バイアス基準発生回路10
1は、第3の抵抗pチャネルMOSFET136も含
む。このトランジスタのゲートは下側電源レールVss
に接続され、それのソースは上側電源レールVccに接
続され、それのドレインは抵抗パワーダウンpチャネル
・トランジスタ138のドレインに接続される。パワー
ダウン・トランジスタ138のゲートは、パワーダウン
信号PWDを受けるために線57に接続され、それのド
レインはバイアス基準出力回路点134に接続される。
【0053】電源電圧Vccが加えられると、またはパ
ワーダウンモードを出た後で、線84に存在するバイア
ス基準信号は低くなる。電源電圧Vccが高くなると、
バイアス基準信号はpチャネル・トランジスタ136、
138の動作によって、pチャネル・トランジスタ13
2と130との組合わされたしきい値電圧またはVcc
の、いずれか低い方、に等しいしきい値レベルに達する
まで徐々に上昇する。
【0054】設計のパラメータに応じて装置138を省
くために抵抗pチャネル装置136のみを用いることが
可能である。
【0055】上記のように、線138に存在するバイア
ス基準信号は、イネイブル論理16に供給される。これ
を図8を参照して詳しく説明する。線138に存在する
バイアス基準信号は、負入力トランジスタ144のゲー
トに供給される。ネイティブというのは、この素子にし
きい値が定められていないために、従来のMOSFET
より低いしきい値を持つことを意味する。ネイティブ・
トランジスタがゲートにおける破線で示されている。入
力トランジスタ144のソースが、ネイティブnチャネ
ル抵抗トランジスタ146に接続される。そのトランジ
スタ146のドレインが下側電源レールVssに接続さ
れ、それのゲートが電源レールVccに接続される。入
力トランジスタ144のドレインがネイティブpチャネ
ル検出トランジスタ148のドレインに接続され、その
トランジスタ148のソースが電源レールVccに接続
され、それのゲートが下側電源レールVssに接続され
る。入力トランジスタ144と抵抗トランジスタ146
との共通接続点150に、パワーオン・リセット信号R
ORが発生される。この信号は、保証された電源LOW
V SUPの出力端子と下側電源レールVssとの間に
直列接続されているトランジスタ152と154とを含
む第1のインバータに供給される。この第1のインバー
タの出力端子は、第2のインバータの入力端子に接続さ
れる。第2のインバータは第1のインバータと同様に、
保証された電源LOWV SUPの出力端子と下側電源
レールVssの間に直列接続されているトランジスタ1
56と158とを含む。イネイブル信号ENは、第2の
インバータの出力端子から取り出される。
【0056】イネイブル論理は、リセットトランジスタ
160も含む。このトランジスタのソースは、パワーオ
ン・リセット信号PORを受けるために接続され、それ
のドレインは下側電源レールVssに接続され、それの
ゲートは上側電源レールVccに接続される。
【0057】イネイブル論理16は次のように動作す
る。
【0058】電源電圧Vccの上の非常に小さい値で、
抵抗トランジスタ146はターンオンして、回路点15
0における信号PORを低く引き下げようとする。した
がって、保証された電源LOWV SUPの電圧が高い
ように、第2の電源電圧が存在するものとしても、信号
RORは依然として低く、第1のインバータと第2のイ
ンバータとはイネイブル信号が低いように動作する。
【0059】徐々に(〜1ms)上昇する電源電圧に対
して、および1.7Vより低い電源電圧の全ての値に対
して(あらゆるものが信頼できない時に)、イネイブル
信号は低いままであるように、約1.7Vのしきい値電
圧を有する。したがって、比較器は動作不能にされる。
ネイティブpチャネル装置を使用できないとすると、同
じ効果を達成するために別の装置を使用できる。最初の
上昇では、電源電圧Vccがそれの最終のレベルをほと
んど瞬時に達成するような上昇率である。したがって、
それより高い上昇率(≦1μs)では、トランジスタ1
48を省くことができる。
【0060】約1.7Vより高い電源電圧Vccの値の
場合には、信号PORの状態は線84における基準信号
の状態に依存する。バイアス基準信号がそれの高いレベ
ル(図5における2つのnチャネル・トランジスタ13
0、132のしきい値電圧、またはVccのいずれか低
い方)に達すると、もちろんVccが1.7Vより高い
ならば、信号PORは入力トランジスタ144の作用に
よって高く引き上げられる。したがって、第1のインバ
ータの出力が低く、イネイブル信号が高いように、信号
PORは高い。
【0061】信号PORは、Vccまでは高くならない
ことは明らかである。第1のインバータおよび第2のイ
ンバータのための電源LOWV SUPの電圧は、第2
の電源電圧Vppが存在するならば、Vccよりかなり
高くできるから、トランジスタ152を抵抗性にするこ
とによって、第1のインバータがスキューされる。これ
によって、インバータを依然として切り替えることがで
きる。
【0062】イネイブル論理16は、リセット装置16
0を含む。このリセット装置は電源電圧Vccが故障し
たときのみ使用できる。通常、信号PORが電源電圧V
ccより低いと、リセット装置160はオフである。し
かし、パワーオン・リセット信号PORが電源電圧Vc
cより高いと、リセット装置160はターンオンされ
る。したがって、電源電圧が零であるとしても、リセッ
ト装置はPOR信号を電源電圧より高い1つのしきい値
電圧より高くない値にクランプする。保証された電源が
線LOWV SUPに電力を依然として供給すると仮定
すると、これは第1のインバータの出力を高くし、した
がってイネイブル信号を低くしたままにするためには十
分である。
【0063】次に、図9を参照して1msという低い上
昇率における図8のイネイブル信号発生回路の動作を説
明する。グラフ(a)は、線84におけるバイアス基準
信号を示す。グラフ(b)は、回路点150におけるパ
ワーオン・リセット信号を示す。グラフ(c)は、イネ
イブル信号発生回路の第1のインバータと第2のインバ
ータとの間の回路点で得た信号を示す。図9には、電源
電圧Vccが7Vまで上昇しているのが示されている
が、実際にはそれは通常は5Vまで上昇するだけであ
る。グラフ(c)の信号の高いレベルは、それに応じて
変化する。
【0064】イネイブル信号発生回路からのイネイブル
信号出力は、グラフ(c)に示す信号を反転したもので
あることが容易にわかるであろう。
【0065】図9から容易にわかるように、イネイブル
信号発生回路の第1のインバータと第2のインバータと
の間の回路点Nにおける信号は、最初は高いレベルにあ
る。グラフ(d)に示す電源電圧Vccが上昇するにつ
れて、線84におけるバイアス基準信号は最初は0Vで
あり、約1.0Vに達するまではVccである。その後
で、そのバイアス基準信号は、約2.2Vの第2のレベ
ルに達するまでVccに沿って上昇を開始する。これを
グラフ(a)に示す。電源電圧Vccが1.7Vを超
え、ネイティブnチャネル入力トランジスタ144のし
きい値電圧(公称0.4V)より高いバイアス基準信号
が存在すると、0Vであったパワーオン・リセット信号
が約1.2Vの値までの迅速な上昇を開始する。これ
は、トランジスタ152、154で形成された第1のイ
ンバータを切り替えさせて、回路点Nにおける高いレベ
ルをグラフ(c)に示すように低いレベルまで低下させ
る。バイアス基準信号の最後の値は、トランジスタ13
0、132のしきい値電圧によって設定される。トラン
ジスタ154のしきい値電圧は約1Vである、すなわ
ち、トランジスタ130に類似する。入力トランジスタ
144のしきい値電圧は、約0.4Vであり、すなわ
ち、トランジスタ132のそれより低い。トランジスタ
154のゲートに1,2Vの比較的低い電圧が加えられ
たとしても、トランジスタ154が回路点Nのレベルを
引き下げるように、トランジスタ152、154の寸法
が選択される。パワーオンリセット信号PORのレベル
は、トランジスタ154をターンオンするために十分で
ある。その理由は、トランジスタ144がネイティブト
ランジスタで、上記のようにバイアス基準のレベルを部
分的に決定する正常なトランジスタ132のしきい値よ
り低いしきい値を有するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電圧検出回路を示す回路図。
【図2】本発明の一実施例の検出回路のブロック図。
【図3】ロック発生回路を有するバンドギャップ基準回
路の回路図。
【図4】起動信号発生回路を有するバンドギャップ基準
回路のトランジスタで構成したものの回路図。
【図5】ロック発生回路のトランジスタで構成したもの
の回路図。
【図6】種々の信号の電圧と時間の関係を示すグラフ。
【図7】バイアス基準発生回路を示す図4の回路の簡単
にした回路図。
【図8】イネイブル信号発生回路のトランジスタで構成
したものの回路図。
【図9】種々の信号の電圧と時間の関係を示すグラフ。
【符号の説明】
8,10,12 比較器 14 バンドギャップ比較器基準回路 16 イネイブル論理 34 保証された電源 52 演算増幅器 76 ロック発生器回路 101 バイアス基準発生回路 110,112 インバータ 160 リセット装置

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準回路点に基準電圧を発生するために構
    成された電圧基準回路において、 この基準回路は、 基準回路を起動させるための起動回路と、 イネイブル信号発生回路と、 を含み、 前記起動回路は、パワーダウン状態では第1のレベルで
    あり、パワーアップ状態を開始した後では、適切な起動
    状態が設定されたことを示す第2のレベルへ変化するア
    ナログ信号基準を発生するアナログ信号基準発生回路を
    含み、 前記アナログ信号基準発生回路は、 第1の電圧と基準出力回路点の間に接続された第1の抵
    抗性トランジスタと、第2の電圧と前記基準出力回路点
    の間に接続された第2のダイオード接続されたトランジ
    スタとを含み、 それによって、第1の電圧がパワーダウンレベルから上
    昇するにつれて前記アナログ信号基準は増加し、前記第
    2のレベルはダイオード接続されたトランジスタのしき
    い値によって決定され、 前記アナログ信号基準が第2のレベルにある時に、前記
    イネイブル信号発生回路は前記アナログ信号基準に応答
    してイネイブル信号を発生する、基準回路点に基準電圧
    を発生するために構成された電圧基準回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電圧基準回路において、 上側電源レールと下側電源レールの間に接続され、前記
    上側電源レールと前記下側電源レールの間に電源電位を
    加えることによって、前記パワーアップ状態を開始でき
    る電圧基準回路。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の基準回路におい
    て、 パワーダウン状態に応答して前記パワーアップ状態と前
    記パワーダウン状態の間で変化するパワーアップ/パワ
    ーダウン検出装置を有する電圧基準回路。
  4. 【請求項4】請求項3記載の電圧基準回路において、 前記第1の電圧は電源電圧であり、前記第2の電圧はア
    ースである電圧基準回路。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の電圧
    基準回路において、 前記イネイブル信号発生器は、電源電圧が所定レベルを
    超えた時のみ、イネイブル信号を発生する検出装置を含
    む電圧基準回路。
  6. 【請求項6】請求項1記載の電圧基準回路において、 基準電圧が、起動中に、パワーダウンレベルから安定な
    基準値まで変化し、 基準回路の起動中は第1の論理レベルに維持され、その
    後で基準値が設定された時に第2の論理レベルを得るロ
    ック信号を発生するロック信号発生回路と、 ロックトランジスタと、 を含み、 このロックトランジスタは制御可能な回路点と制御可能
    な経路とを有し、前記回路点は前記ロック信号を受ける
    ために接続され、前記経路は起動電圧レベルと前記基準
    回路点の間に接続され、前記起動電圧レベルは前記安定
    な基準値と少なくとも同じ値であり、それによって基準
    電圧が回路の起動中に起動電圧レベルに保持される電圧
    基準回路。
  7. 【請求項7】請求項6記載の電圧基準回路において、 前記ロックトランジスタはpチャネル・トランジスタで
    あり、そのトランジスタのゲートがロック信号を受ける
    ために接続され、それのソースが起動電圧レベルに選択
    され、それのドレインが基準回路点に接続される電圧基
    準回路。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の電圧基準回路に
    おいて、 前記ロック信号発生回路は、起動中に前記第1の論理レ
    ベルの起動信号を発生する起動回路と、第1のインバー
    タと第2のインバータを備えるロック発生器とを含み、
    第1のインバータは前記起動信号を受けるために結合さ
    れ、 前記第2のインバータは前記ロック信号を発生するため
    に構成される電圧基準回路。
  9. 【請求項9】請求項8記載の電圧基準回路において、 第1の論理レベルは低く、起動信号がロック発生器を作
    動させるために十分低くなる必要がないように、前記第
    1のインバータは高い引き外し点を持つためにスキュー
    される電圧基準回路。
  10. 【請求項10】請求項1ないし9のいずれかに記載の電
    圧基準回路において、 前記基準回路点における期間基準レベルから得た前記基
    準電圧を発生するために構成されたバンドギャップ基準
    回路である電圧基準回路。
  11. 【請求項11】請求項1ないし10のいずれかに記載の
    電圧基準回路と、 検出すべき電圧から得た入力電圧を1つの入力端子に受
    け、他の入力端子に前記基準電圧を受けて、前記入力電
    圧を前記基準電圧と比較するために動作できる比較器
    と、 を備える電圧検出回路。
  12. 【請求項12】請求項11記載の電圧検出回路におい
    て、 基準回路が起動するまで比較器を動作不能にするために
    イネイブル信号発生回路が動作できる電圧検出回路。
  13. 【請求項13】請求項11または12記載の電圧検出回
    路において、 前記比較器はそれの入力電圧を電源電圧から得、かつ前
    記比較器は、電源電圧が適切なレベルより低く降下した
    時に出力信号を供給するために構成される電圧検出回
    路。
  14. 【請求項14】請求項11、12または13記載の電圧
    検出回路において、 前記基準電圧を、前記最初に述べた入力電圧とは異なる
    第2の入力電圧と比較するために動作できる第2の比較
    器を備える電圧検出回路。
  15. 【請求項15】請求項14記載の電圧検出回路におい
    て、 第2の入力電圧は電源電圧から得られ、前記電源電圧が
    降下する電圧範囲を示す出力信号を発生するために構成
    される電圧検出回路。
  16. 【請求項16】請求項11ないし15のいずれかに記載
    の電圧検出回路において、 前記基準電圧を別の入力電圧と比較して、前記別の入力
    電圧が適切なレベルより下に降下した時に検出信号を発
    生するために動作できる別の比較器を備える電圧検出回
    路。
  17. 【請求項17】請求項16記載の電圧検出回路におい
    て、 前記別の入力電圧は第2の電源電圧から得られる電圧検
    出回路。
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