JP2935619B2 - 底質・水質改善方法及び該方法に使用する改善剤セット - Google Patents

底質・水質改善方法及び該方法に使用する改善剤セット

Info

Publication number
JP2935619B2
JP2935619B2 JP11621393A JP11621393A JP2935619B2 JP 2935619 B2 JP2935619 B2 JP 2935619B2 JP 11621393 A JP11621393 A JP 11621393A JP 11621393 A JP11621393 A JP 11621393A JP 2935619 B2 JP2935619 B2 JP 2935619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
water
water quality
sediment
hereinafter referred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11621393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06114397A (ja
Inventor
重久 岩井
達治 小林
千尋 内田
晃二 黒田
茂 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BAIO KEMU KOGYO KK
Original Assignee
BAIO KEMU KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BAIO KEMU KOGYO KK filed Critical BAIO KEMU KOGYO KK
Priority to JP11621393A priority Critical patent/JP2935619B2/ja
Priority to US08/114,232 priority patent/US5387343A/en
Priority to AU42185/93A priority patent/AU658519B2/en
Priority to TW83112069A priority patent/TW268930B/zh
Priority to TW82105960A priority patent/TW243439B/zh
Priority to DE69327889T priority patent/DE69327889T2/de
Priority to EP19930112053 priority patent/EP0583658B1/en
Priority to KR1019930015820A priority patent/KR970001445B1/ko
Priority to BR9303421A priority patent/BR9303421A/pt
Priority to CN93117630A priority patent/CN1065515C/zh
Publication of JPH06114397A publication Critical patent/JPH06114397A/ja
Priority to US08/319,390 priority patent/US5460744A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2935619B2 publication Critical patent/JP2935619B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/30Aerobic and anaerobic processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/28Treatment of water, waste water, or sewage by sorption
    • C02F1/281Treatment of water, waste water, or sewage by sorption using inorganic sorbents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/52Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities
    • C02F1/5236Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities using inorganic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/02Aerobic processes
    • C02F3/10Packings; Fillings; Grids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/28Anaerobic digestion processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F3/00Biological treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F3/34Biological treatment of water, waste water, or sewage characterised by the microorganisms used
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、河口や湖、池、沼等の
水の流れがないか又は水の流れの少ない閉鎖的水域にお
ける底質・水質改善方法及び、該方法に使用する改善剤
セットに関するものである。
【0002】本発明によって、湖、池、沼、河川、海等
の底部に汚泥(ヘドロ)が堆積している閉鎖的水域にお
ける底質・水質が改善でき、また、当該水域における魚
介類の成育に寄与できる。
【0003】
【従来の技術】周知の通り、生活系廃水や農業廃水、工
場廃水が排出されている湖,池,沼,河川,海等の水の
流れの少ない閉鎖的水域においては、底部に汚泥が堆積
して水質を悪化させ生態系に悪影響を与えている。そこ
で、その対策として浚渫や覆砂等が行なわれており、ま
た、ゼオライトを特殊加工した汚泥沈降剤の散布や石灰
(生石灰及び顆粒状消石灰)の散布が試みられている。
【0004】ところが、浚渫の場合には、除去後の引上
げ汚泥の処理に問題があるとともに膨大な工事費用にも
問題があり、更に、浚渫時に底泥が攪拌され水質の悪化
が助長されるという問題がある。また、覆砂の場合に
は、底面のかさ上げによる航路障害の問題があるととも
に膨大な工事費用にも問題があり、更に、覆砂の流出と
底泥の分散という問題がある。
【0005】また、ゼオライトを特殊加工した汚泥沈降
剤は価格が高すぎるので実用性がない。
【0006】顆粒状消石灰の散布は、本発明者等が発表
したもので(雑誌・環境技術・環境技術研究協会発行・
第17巻第12号:1988年12月30日、第18巻第 6号:1989年
6月30日、第19巻第 5号:1990年 5月30日及び第19巻第
8号:1990年 8月30日) 、当該発表文献に記載されてい
る如く、顆粒状消石灰を1m2当り200g散布することによ
り、石灰と水中及び汚泥中の硫化水素とが反応して硫化
水素が消滅するとともに、石灰膜が底泥の表面に形成さ
れることにより堆積している汚泥と水との遮断膜となっ
て、水質悪化要因となる諸物質の水中への溶出を阻止す
るという技術的手段(以下「石灰散布法」という)であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】石灰散布法は、生石灰
又は顆粒状消石灰を散布するだけであるためコスト的に
安価ですみ、更に、魚介類の成育に役立つCaイオンの
放出も認められるので、近時注目されているが、散布日
から数日間は白濁状態が続く点(その後は透明とな
る)、水質改善、例えばBOD値の低下に時間を要する
点、水中の浮遊性物質の沈降にも時間がかかる点等に改
良の余地があり、また、石灰膜によって水と遮断された
汚泥の分解減少は自然現象に委ねられている。
【0008】本発明は、石灰散布法の前記諸点を改良す
るとともに、Caイオンの放出量をより多くし、また、
石灰膜によって水と遮断された汚泥の分解減少が積極的
にはかれる技術的手段を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は底部に汚泥が堆積している水域の底質及
び水質を改善する底質・水質改善方法において、以下の
手段を講じている。
【0010】即ち、対象とする水域に、石灰と活性汚泥
及び嫌気性汚泥とケイソウ土又はゼオライトと光合成細
菌の菌体液とを、該菌体液は前記各活性汚泥及び嫌気性
汚泥と、ケイソウ土又はゼオライトの少なくとも1つに
しみこませた状態で、散布することを特徴としている。
【0011】または、本発明は、対象とする水域に、石
灰と活性汚泥及び嫌気性汚泥とケイソウ土又はゼオライ
トとを、或いは活性汚泥及び嫌気性汚泥とケイソウ土又
はゼオライトと光合成細菌の菌体液とを、散布すること
を特徴としている。
【0012】次に、本発明の構成を詳しく説明する。
【0013】本発明において用いる石灰(以下「UT」
と称する)は、市販の生石灰又は消石灰を乾式造粒法や
湿式造粒法によって常法に従い米粒程度の大きさに造粒
したものが好ましい。粉状の場合は、散布時に水質を白
濁させるが顆粒状の場合は速やかに沈降するため白濁さ
せることがない。また、生石灰は、水と反応して発熱及
びpH値上昇の作用があるので、消石灰の形態として使用
することが好ましい。
【0014】本発明において用いる活性汚泥及び嫌気性
汚泥(以下「TB」と称する)は、下水道処理施設や有
機物廃水処理施設において好気性菌体、例えば Achromo
bacter属, Alcaligenes 属, Pseudomonas 属, Chromoba
cterium 属, Paracolobacterium 属, Escherichia 属,
Nitrosomonas属等の有機物分解細菌によって生物処理を
行なっている曝気槽内の活性汚泥、及び嫌気性菌体、例
えばFlavobacterium属, Desulfovibrio 属, Methanobac
terium属, Serratia属, Bacteroides 属, Clostridium
属等の有機物分解細菌によって生物処理を行なっている
消化槽内の嫌気性消化汚泥を、水分調整し、2〜3週間
かけて醗酵させた後、常法に従い米粒程度の大きさに造
粒したものである。
【0015】なお、上記消化槽内の嫌気性消化汚泥の代
わりに嫌気性浸漬濾床汚泥、又はその両方を用いること
もできる。
【0016】上記曝気槽内活性汚泥及び消化槽内嫌気性
消化汚泥には、脱水処理時に添加された例えばPAC
(粉末活性炭),塩化第二鉄,硫酸バンド,石灰等の無機
凝集剤や、例えばカチオン系,アニオン系,ノニオン系
等の高分子凝集剤が含まれていることは、周知の通りで
ある。
【0017】本発明において用いるケイソウ土又はゼオ
ライト(以下「CG」と称する)は、市販のケイソウ土
又はゼオライト含有物を常法に従い米粒程度の大きさに
造粒したものである。
【0018】本発明において用いる光合成細菌の菌体液
(以下「PB」と称する)は、紅色無硫黄細菌及び紅色
硫黄細菌、例えば Rhodopseudomonas Capsulatus( 微工
研菌寄第 879号),Rhodospirillum rubrum(微工研菌寄第
878号),Chromatium Vinosam( 微工研菌寄第 890号)等
が108 株/ml以上含まれた菌体液である。なお、菌体液
の菌濃度が108 株/ml未満であるときには、所期の効果
が得られ難い。
【0019】本発明は、対象とする底部に汚泥が堆積し
ている閉鎖的水域に前記の通りのUT,TB,CG及び
PBを散布することによって、当該水域における底質・
水質を改善するものである。
【0020】散布に際しては、あらかじめPBをTB及
びCGの少なくとも一方に、好ましくはCGにしみこま
せた状態としておく必要がある。
【0021】UT,TB,CG及びPBの使用割合は、
UTを1〜2重量部、TBを3〜6重量部、CGを4〜
6重量部、PBを3〜4重量部とするのが望ましい。
【0022】上記使用割合の範囲をある程度ずれた使用
割合であっても改善効果は得られるが、上記範囲におい
て最良の結果が得られ、また、コスト的にも有利であ
る。
【0023】底質・水質の状態は対象とする水域により
それぞれ異なるためにTB,CG及びPB及び/又はU
Tの散布量は、対象とする閉鎖的水域の状況によって適
宜選定する必要があるが、通常、前記使用割合の範囲内
にあるUT,TB,CG及びPBの合計量を底部面積1
m2当り約 500〜600g散布すれば充分な改善効果を得るこ
とができる。
【0024】即ち、本発明においては、底部に汚泥が堆
積している閉鎖的水域に、前記使用割合の範囲内をもっ
てUT,TB,CG及びPBの所要量を散布し、後述す
る作用によって、当該水域の水中に浮遊している汚濁物
質を急速に沈降させるとともに水中及び汚泥中の硫化水
素を可及的に分解させ、且つ汚泥を分解減少させるとと
もに水中にCaイオンを効果的に放出させることによっ
て底質・水質を改善するのである。
【0025】本発明を実施するに当たって、UT,T
B,CG及びPBを、次の通りの態様で準備しておくこ
とが望ましい。
【0026】即ち、UT1〜2重量部、TB3〜6重量
部、CG4〜6重量部及びPB3〜4重量部の割合であ
って、PBが前記TB及びCGの少なくとも一方にしみ
こまされており、且つ、当該UT,TB及びCGが、そ
れぞれ別個に袋詰されている改善剤セットなる態様であ
る。
【0027】なお、PBをTB又はCGにしみこませる
に際しては、所定量のTB又はCGを、シート状として
おき、これに所定量のPBを振り掛けて、しばらくの間
放置した後に袋詰めすればよい。また、TB又はCGの
いずれか一種に所定量のPBの全量をしみこませてもよ
く、TB及びCGの二種に所定量のPBを分割してしみ
こませてもよい。CGは、多孔体であり、微細な孔を数
多くもっているのでPBを効率よくしみこませることが
できる。
【0028】
【作用】本発明の作用を説明すれば、次の通りである。
【0029】対象とする水域にTBを散布すると、TB
に含まれている嫌気性菌が働き硫化水素やメタンが生成
され放出される。次に石灰を散布すると、放出された硫
化水素と石灰とが反応し硫酸カルシウムが生成され、底
泥の上に硫酸カルシウムの膜が形成される。その結果、
底泥はより嫌気的環境となり更に嫌気性菌が働く。
【0030】石灰と反応しなかった硫化水素は次に散布
されるPB中の光合成細菌により分解される一方、膜よ
り上は好気的環境となっているので、石灰より後に散布
されるTB中の好気性菌により水中の有機物等が分解さ
れる。
【0031】ところで、底部に汚泥が堆積している閉鎖
的水域における汚濁原因は、(イ)浮遊性物質によるも
の,(ロ)溶解性物質によるもの及び(ハ)底泥からの
溶解物質によるものの三種に大別でき、これらを除去す
ることによって、水質・底質の浄化がはかれる。
【0032】上記閉鎖的水域にUT,TB,CG及びP
Bが散布された場合、先ず(イ)について見ると、TB
に含まれている無機凝集剤や高分子凝集剤は活性化して
いる(活性汚泥及び嫌気性消化汚泥に含まれている有機
物は第3次醗酵過程を完了することにより有機物分解細
菌によって分解されるから凝集剤が活性化する)ので、
TBから水中に放出されるこれら凝集剤が浮遊性物質と
結び付き該浮遊性物質を強制沈降させるとともに、CG
は微細な孔を数多く持っているので、これに浮遊性物質
が吸着され該浮遊性物質を沈降させるから、浮遊性物質
による汚濁原因が除去できる。
【0033】次に、(ロ)について見ると、溶解性物質
の内の一部のものは、上記浮遊性物質の場合と同様に、
凝集と吸着によって沈降させられ、他の溶解物質の内の
有機物は、TB中の活性汚泥に含まれている好気性菌体
が水中に放出されるので該菌体によって分解されるか
ら、溶解性物質による汚濁原因が除去できる。
【0034】次に、(ハ)について見ると、前掲文献に
記載されている通り、UTにより底泥からの溶解物質に
よる汚濁原因が除去できる。
【0035】また、TB又はCGにしみこまされている
PBは、それ自体が溶解性物質の内の有機物や硫化水素
を分解するとともに、前記TB中の好気性菌体による溶
解性物質の分解を促進させる。なお、PBをTB又はC
Gにしみこませないで、液の状態で散布する場合には、
水中に拡散してしまって底泥に到着させることができな
い。
【0036】また、前掲文献に記載されている通り、U
Tの散布によって石灰膜が底泥の表面に形成され汚泥と
水との遮断膜となり、石灰膜形成後は底泥からの溶解物
質による汚濁が防止できる。
【0037】更に、石灰膜によって水と遮断されている
底泥は、嫌気状態となり石灰膜の形成前に到着している
TB中の嫌気性消化汚泥に含まれている嫌気性菌体やP
Bの内の嫌気性菌体によって分解されて減少する。この
場合、石灰膜の下にはCGも存在しており、このCGが
嫌気性菌体の濾材となるので、嫌気性菌体はCGを担体
として嫌気性生物膜を形成する。
【0038】また、石灰散布法による場合には水中への
Caイオンの放出が認められた旨が前掲文献に記載され
ているが、後出実施例並びに比較例に示す通り、UT,
TB,CG及びPBを散布した場合には、Caイオンの
放出量が顕著に増加する。この現象の理論的解明は、い
まだ行なえていないが、本発明者らが行なった数多くの
実験データからするとPBの存在がCaの溶解度を促進
しているものと推定できる。
【0039】本発明においては、上述した通りの諸作用
によって底質・水質が改善されており、また、これらの
諸作用は相乗的に作用しているのである。
【0040】なお、本発明を実施するに当たって、U
T,TB,CG及びPBを、前記の改善剤セットの態様
で準備しておく場合には、使用時まで効能を劣化させる
ことなく保存できるとともに、使用時にあっては取扱い
やすいので散布作業を効率よく行なうことができる。
【0041】
【実施例】実施例並びに比較例によって本発明の構成、
作用、効果を説明すれば、次の通りである。
【0042】〔実施例1〕 (1)UT,TB,CG及びPBの調製 UT:市販の粉状消石灰を米粒大に造粒して顆粒状物と
して用いた。 TB:兵庫県尼崎市北部下水処理場の曝気槽内の活性汚
泥及び同所の消化槽内の嫌気性消化汚泥を水分調製(含
水率約50〜60%)して、3週間醗酵(醗酵中の最高
昇温温度約85℃)した醗酵物(含水率36%以下)
を、米粒大に造粒して顆粒状物として用いた。 CG:市販の粉状ケイソウ土を米粒大に造粒して顆粒状
物として用いた。 PB:紅色無硫黄細菌、紅色硫黄細菌の109 株/ml菌
体液を用いた。
【0043】(2)対象とした閉鎖的水域の海水及び底
泥 三重県志摩郡磯部町三ケ所,的矢湾三ケ所湾漁業協同組
合漁場,阿古屋貝養殖場イカダ下(水深約10m)の海
水及び底泥を採取して対象とした。
【0044】(3)処理内容 透明塩化ビニル製水槽を7ケ準備し、No.1〜No.7槽とし
た。
【0045】No.1〜No.7槽の各槽に、先ず(2)の底泥
を槽の底面から約10cmの高さまで充填し、次いで満水に
なるまで(2)の海水を満たし、各槽内を攪拌した後、
約二時間放置して底泥が槽の底面から約10cmの高さに堆
積した状態において;No.1槽には、UTを1m2当り10
0g,TBを1m2当り150g,CGを1m2当り200
g及びPBを1m2当り150gを散布した。
【0046】No.2槽には、UTを1m2当り50g,TB
を1m2当り200g,CGを1m2当り200g及びPB
を1m2当り150gを散布した。
【0047】No.3槽には、TBを1m2当り150g,C
Gを1m2当り300g及びPBを1m2当り150gを散
布した。
【0048】No.4槽には、TBを1m2当り200g,C
Gを1m2当り200g及びPBを1m2当り200gを散
布した。
【0049】なお、いずれの場合にも、PBは、あらか
じめCGにしみこませておいてから散布した。
【0050】No.5槽には、UTを1m2当り100g,T
Bを1m2当り300g及びCGを1m2当り200gを散
布した。
【0051】更に、比較例として、No.6槽にはUTを1
m2当り200g散布し、No.7槽にはTBを1m2当り60
0g散布した。
【0052】(4)観察と分析・測定 No.1〜No.7槽の透視度を目視で観察するとともにBO
D,COD,SS(浮遊物),T−N(総窒素量),T
−P(総リン量),Ca濃度及びpHの各値を、常法に
従って分析・測定した。
【0053】先ず、透視度について述べる。
【0054】散布前にあっては、底泥が底部に堆積して
いる状態では海水部は灰色を呈して濁っており、槽内を
攪拌した状態では海水は灰緑色を呈して濁っていた。な
お、攪拌停止後、約2時間後に底泥は再び底部に堆積
し、海水部は灰色を呈し濁った状態となる。
【0055】散布後にあっては、No.1槽は散布時から約
24時間後に海水部が透明となり、No.2〜No.7槽は散布
時から約48時間後に海水部が透明となった。以後、各
槽とも海水部の透視度に差はなく、全て透明状態を保っ
ていた。
【0056】また、散布時から約120時間後にはNo.
1,2,5及び6 槽は、その底部に堆積している底泥の全表
面にほぼ均一な厚さの石灰膜が形成されていることを確
認した。
【0057】更に、散布時から約336時間後には、底
面から石灰膜までの高さが、No.1槽では約7cm弱となっ
ており、No.6槽では殆ど変化していないことを確認し
た。
【0058】次に分析・測定結果を表1に示す。
【0059】
【表1】
【0060】なお、散布前の分析・測定は攪拌下にある
槽内の海水について行なったものであり、散布後の分析
・測定は底泥が底部に堆積した状態にある槽内の海水部
について行なったものである。
【0061】(5)考察 散布後のNo.1〜No.5槽(実施例)並びにNo.6及びNo.7槽
(比較例)は、表1に見られる通り、いずれも生態系環
境に適合した数値を示していたが、No.1,2槽、特にNo.1
槽では多量のカルシウムが溶解していた。
【0062】また、No.7槽ではTBの添加に起因して、
COD値,T−N値及びT−P値がそれぞれ上昇してい
たが、No.1及びNo.2槽ではTB及びPBを添加している
にもかかわらずCOD値,T−N値及びT−P値の上昇
が抑制されていた。
【0063】なお、No.7槽ではT−N値が 6.3mm/l以上
となっているので、5.0mm/l を越えると魚介類に影響が
あるという説に留意すべきである。
【0064】また、UT,TB,CGは米粒大の顆粒状
物として用いるので、速やかに底泥に到達すると共に散
布器を用いた機械的散布が行なえる。
【0065】〔実施例2〕実施例1によって得られた最
適菌配合比(No.1槽の配合比) を用いて、水質改善及び
底泥の減量化(有機物の分解)の測定を行なった。
【0066】A槽 (0.5m×0.5m×0.8m) 、B槽(0.5m×
0.5m×0.8m)及びC槽(0.3m×0.3m×0.3m)を用意し、
それぞれの槽に底泥約15cmを入れた後満水になるまで
海水で満たし、A槽、B槽は水温を24℃に保持し、C
槽は常温(14℃)のままとした。
【0067】B槽及びC槽には、それぞれUT,CG,
TB及びPBを、UT:100g/m2,CG:200g/
m2,TB:150g/m2,PB:150g/m2となるように
散布した。A槽は比較のため何も加えなかった。
【0068】測定結果を表2及び表3に示した。
【0069】
【表2】
【0070】
【表3】
【0071】供試汚泥の採取状態及び実験水槽への投入
状況及び比重による物理的差異を考慮しても、B槽及び
C槽とA槽とでは相当の開きが認められた。
【0072】〔実施例3〕海洋において栽培実施海面を
利用して実験を行なった。
【0073】海底に蓄積した堆積物の内、ほぼ無機化さ
れているものを一次底泥、無機化されていない堆積物
(ヘドロ上部)を二次底泥とし、二次底泥を対象として
汚泥の分解減量と水質浄化を行なった。
【0074】(1)実験場所、実験日 三重県志摩郡磯部町三ケ所,三ケ所漁業協同組合阿古屋
貝養殖場 平成4年3月31日 (2)実験装置 原区と処理区とを設けるために、ファーゴットシートで
遮断し両区を独立させた。
【0075】(3)実験操作 次の順序でUT,CG,TB,PBを投入した。
【0076】1) 嫌気性汚泥消化菌(TB)を底泥に注
入及び底泥表面に散布を行なった。
【0077】注入作業 特殊注入パイプ径:0.06m 注入深度 :0.6m 注入本数 :60本(1m2当り3本) 注入剤混合比 :砂1kg, TB30g(3%) 注入量(全体) :0.113m3 表面散布作業 TB150g/m2の量を海面上より散布した。
【0078】散布量:3kg (150g×20m2) 2) 顆粒状消石灰(UT)100g/m2の量を海面上より
散布した。
【0079】散布量:2kg (100g×20m2) 3) 好気性汚泥消化菌(TB)と光合成細菌の菌体液
(PB)をケイソウ土(CG)と混合し、350g/m2
量を海面上より散布した。
【0080】 混合比: CG:PB:TB=2:1:0.5 散布量:7kg (350g×20m2) 注入、散布後の処理区の状態を図1に示す。
【0081】一定期間後に底泥を採取し、それに含まれ
る有機態窒素、有機態リン酸、無機態窒素、無機態リン
酸及び熱灼減量を測定した。平成4年7月24日に測定
した結果を図2〜図6に、平成4年9月3日に測定した
結果を図7〜図11に示した。また、底泥減量(沈下)
を測定した結果を表4に示した。なお、底泥減量の測定
地点は、図12(a)(b)に示す位置とした。
【0082】
【表4】
【0083】これらから、底泥表面部及び60cm下部共に
有機態窒素・有機態リン酸・熱灼減量の値の減少が認め
られた。即ち海底に堆積している有機質底泥が分解減少
したことがわかる。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、湖,池,沼,河川,海
等の底部に汚泥が堆積している閉鎖的水域における底質
・水質が改善できるとともに、魚介類の成育に寄与して
いるとされているCaイオン量を当該水域において増加
させることができる。
【0085】また、石灰散布法では期待できなかった石
灰膜によって水と遮断されている汚泥の分解減少をはか
ることができる。
【0086】更に、石灰散布法では散布日から数日間は
白濁状態が続いていたが、本発明によれば散布時から約
24時間で透明状態とすることも可能である。
【0087】本発明の実施に当たって、UT,TB,C
G及びPBを前記改善剤セットの態様で準備すれば、保
存や取扱いに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例3における処理区の状態を示す
説明図である。
【図2】底泥に含まれる有機態窒素の測定結果を示すグ
ラフである。
【図3】底泥に含まれる有機態リン酸の測定結果を示す
グラフである。
【図4】底泥に含まれる無機態窒素の測定結果を示すグ
ラフである。
【図5】底泥に含まれる無機態リン酸の測定結果を示す
グラフである。
【図6】底泥の熱灼減量の測定結果を示すグラフであ
る。
【図7】底泥に含まれる有機態窒素の測定結果を示すグ
ラフである。
【図8】底泥に含まれる有機態リン酸の測定結果を示す
グラフである。
【図9】底泥に含まれる無機態窒素の測定結果を示すグ
ラフである。
【図10】底泥に含まれる無機態リン酸の測定結果を示
すグラフである。
【図11】底泥の熱灼減量の測定結果を示すグラフであ
る。
【図12】沈下量測定用スタッフの設置箇所を示す説明
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 茂 兵庫県小野市片山町1111番20 バイオケ ム工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−6900(JP,A) 特開 平2−218488(JP,A) 特開 平4−215900(JP,A) 実開 昭63−16803(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 11/00 - 11/20 C09K 17/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部に汚泥が堆積している水域の底質及び
    水質を改善する底質・水質改善方法であって、 対象とする水域に、活性汚泥及び嫌気性汚泥(以下「T
    B」と称する)を散布した後、石灰(以下「UT」と称
    する)を散布し、更にその後、TB並びにケイソウ土又
    はゼオライト(以下「CG」と称する)及び光合成細菌
    の菌体液(以下「PB」と称する)を散布することを特
    徴とする底質・水質改善方法。
  2. 【請求項2】底部に汚泥が堆積している水域の底質及び
    水質を改善する底質・水質改善方法であって、 対象とする水域に、石灰(以下「UT」と称する)と、
    活性汚泥及び嫌気性汚泥(以下「TB」と称する)と、
    ケイソウ土又はゼオライト(以下「CG」と称する)
    と、光合成細菌の菌体液(以下「PB」と称する)と
    を、PBはTB及びCGの少なくとも一方にしみこませ
    た状態で、散布することを特徴とする底質・水質改善方
    法。
  3. 【請求項3】底部に汚泥が堆積している水域の底質及び
    水質を改善する底質・水質改善方法であって、 対象とする水域に、石灰(以下「UT」と称する)と、
    活性汚泥及び嫌気性汚泥(以下「TB」と称する)と、
    ケイソウ土又はゼオライト(以下「CG」と称する)と
    を散布することを特徴とする底質・水質改善方法。
  4. 【請求項4】底部に汚泥が堆積している水域の底質及び
    水質を改善する底質・水質改善方法であって、 対象とする水域に、活性汚泥及び嫌気性汚泥(以下「T
    B」と称する)と、ケイソウ土又はゼオライト(以下
    「CG」と称する)と、光合成細菌の菌体液(以下「P
    B」と称する)とを、PBはTB及びCGの少なくとも
    一方にしみこませた状態で、散布することを特徴とする
    底質・水質改善方法。
  5. 【請求項5】UT1〜2重量部,TB3〜6重量部,C
    G4〜6重量部及びPB3〜4重量部の割合で散布する
    請求項2記載の底質・水質改善方法。
  6. 【請求項6】UT1〜2重量部,TB3〜6重量部,C
    G4〜6重量部及びPB3〜4重量部の割合であって、
    PBが前記TB及びCGの少なくとも一方にしみこまさ
    れており、且つ、当該UT,TB及びCGがそれぞれ別
    個に袋詰めされている、請求項2記載の底質・水質改善
    方法に使用する改善剤セット。
JP11621393A 1992-08-20 1993-05-18 底質・水質改善方法及び該方法に使用する改善剤セット Expired - Fee Related JP2935619B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11621393A JP2935619B2 (ja) 1992-08-20 1993-05-18 底質・水質改善方法及び該方法に使用する改善剤セット
US08/114,232 US5387343A (en) 1992-08-20 1993-07-26 Method for improving bottom and water quality in water areas and a set of agents used in the method
AU42185/93A AU658519B2 (en) 1992-08-20 1993-07-26 A method for improving bottom and water quality in water areas and a set of agents used in the method
TW82105960A TW243439B (ja) 1992-08-20 1993-07-27
TW83112069A TW268930B (ja) 1992-08-20 1993-07-27
EP19930112053 EP0583658B1 (en) 1992-08-20 1993-07-28 A method for improving bottom and water quality in water areas and a set of agents used in the method
DE69327889T DE69327889T2 (de) 1992-08-20 1993-07-28 Verfahren zur Verbesserung der Boden- und Wasserqualität in einem Wassergebiet und in diesem Verfahren verwendeter Satz von Agentien
KR1019930015820A KR970001445B1 (ko) 1992-08-20 1993-08-16 수역의 저질 및 수질 개선방법 및 그 방법에 사용되는 개선제 세트
BR9303421A BR9303421A (pt) 1992-08-20 1993-08-19 Processo e conjunto de agentes para aperfeicoamento da qualidade de fundo e agua em areas de agua
CN93117630A CN1065515C (zh) 1992-08-20 1993-08-20 一种改善水域底层质量和水质的方法及用于该方法的一组处理剂
US08/319,390 US5460744A (en) 1992-08-20 1994-10-06 Agents used for improving the bottom and water quality in water areas where sludge is deposited

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24559692 1992-08-20
JP4-245596 1992-08-20
JP11621393A JP2935619B2 (ja) 1992-08-20 1993-05-18 底質・水質改善方法及び該方法に使用する改善剤セット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06114397A JPH06114397A (ja) 1994-04-26
JP2935619B2 true JP2935619B2 (ja) 1999-08-16

Family

ID=26454592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11621393A Expired - Fee Related JP2935619B2 (ja) 1992-08-20 1993-05-18 底質・水質改善方法及び該方法に使用する改善剤セット

Country Status (9)

Country Link
US (2) US5387343A (ja)
EP (1) EP0583658B1 (ja)
JP (1) JP2935619B2 (ja)
KR (1) KR970001445B1 (ja)
CN (1) CN1065515C (ja)
AU (1) AU658519B2 (ja)
BR (1) BR9303421A (ja)
DE (1) DE69327889T2 (ja)
TW (2) TW243439B (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2935619B2 (ja) * 1992-08-20 1999-08-16 バイオケム工業株式会社 底質・水質改善方法及び該方法に使用する改善剤セット
US5736048A (en) * 1995-05-24 1998-04-07 Spelman College Biological process of remediating chemical contamination of a pond
GB2312893B (en) * 1996-10-21 2001-01-24 Holding Company Belgie Nv Zeolite composition
CN100343186C (zh) * 2004-06-08 2007-10-17 张广志 水质改良剂
US7824129B2 (en) * 2006-10-18 2010-11-02 Menzie-Cura & Associates, Inc. Low-impact delivery system for in situ treatment of contaminated sediment
KR101065814B1 (ko) * 2011-05-03 2011-09-19 청호환경개발주식회사 생태복원형 고효율자연정화습지
CN102424819B (zh) * 2011-12-29 2013-05-15 四川清和科技有限公司 光合细菌固化颗粒及其制备方法
CN102583881A (zh) * 2012-02-13 2012-07-18 广东中大环保科技投资有限公司 一种治理黑臭河道水质的方法
CN103241842B (zh) * 2013-05-14 2014-11-26 四川清和科技有限公司 Epsb治理水体污染的方法
JP6258277B2 (ja) * 2014-10-15 2018-01-10 アクアサービス株式会社 水質浄化方法および水質浄化システム
CN104529111B (zh) * 2014-12-29 2016-03-02 天津振邦水产养殖有限公司 一种清除海参生长水域底泥中有机污染物的方法
CN105253988A (zh) * 2015-10-16 2016-01-20 巢湖市聚源机械有限公司 一种用于织染污水处理的发酵处理剂
CN105417840A (zh) * 2015-11-02 2016-03-23 安徽洋森环保节能科技有限公司 一种涂装前处理废水的处理方法
CN107232090A (zh) * 2017-05-03 2017-10-10 蚌埠市宝煦家庭农场 一种提高青竹鱼养殖中水质稳定性的方法
CN107640829A (zh) * 2017-09-04 2018-01-30 安徽秀安生态农业有限公司 一种净化娃娃鱼用水的组合物
CN107601678B (zh) * 2017-09-26 2018-09-14 惠州学院 一种城镇黑臭水体及底泥原位快速治理材料
CN109052667B (zh) * 2018-09-06 2021-07-09 河南利源净化材料有限公司 一种二合一净水剂的制备方法
JP2021109154A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 株式会社クリーン・アース・バイオ 水処理用添加剤および水処理システム
CN111423079A (zh) * 2020-02-26 2020-07-17 中交第一公路勘察设计研究院有限公司 异质分层覆盖结合化学处理的受污染底泥原位帽封方法
CN112159062B (zh) * 2020-09-07 2022-06-24 中国环境科学研究院 一种河湖水环境多界面治理与修复的方法
CN112592010A (zh) * 2020-11-19 2021-04-02 广州绿邦环境技术有限公司 一种河流底泥修复剂及生产工艺

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3505213A (en) * 1969-02-24 1970-04-07 Martin Marietta Corp Method and apparatus for purifying a natural body of water
US3855121A (en) * 1971-11-01 1974-12-17 A Gough Biochemical process
US4263142A (en) * 1979-06-13 1981-04-21 Microphor, Inc. Process and system for purifying water
SE8206091D0 (sv) * 1982-10-27 1982-10-27 Sydkraft Ab Forfarande for neutralisering av forsurade vattendrag
JPH0751237B2 (ja) * 1987-06-18 1995-06-05 海洋工業株式会社 連続水域における部分浄水方法
JPH01199698A (ja) * 1988-01-30 1989-08-11 Tsurumi Mfg Co Ltd 池水浄化方法および装置
JPH0689330B2 (ja) * 1988-04-25 1994-11-09 東亜建設工業株式会社 底質改良方法
US4895665A (en) * 1989-04-26 1990-01-23 George D. Smith Method for treating and reclaiming oil and gas well working fluids and drilling pits
US5011604A (en) * 1990-02-07 1991-04-30 Wilde Edward W Use of microalgae to remove pollutants from power plant discharges
JPH04296754A (ja) * 1991-03-26 1992-10-21 Fuji Photo Film Co Ltd ポジ型フオトレジスト組成物
US5227068A (en) * 1991-10-25 1993-07-13 Eco-Soil Systems, Inc. Closed apparatus system for improving irrigation and method for its use
JP2935619B2 (ja) * 1992-08-20 1999-08-16 バイオケム工業株式会社 底質・水質改善方法及び該方法に使用する改善剤セット

Also Published As

Publication number Publication date
DE69327889T2 (de) 2000-10-05
TW268930B (ja) 1996-01-21
US5387343A (en) 1995-02-07
JPH06114397A (ja) 1994-04-26
BR9303421A (pt) 1994-03-08
KR940003860A (ko) 1994-03-12
TW243439B (ja) 1995-03-21
AU658519B2 (en) 1995-04-13
AU4218593A (en) 1994-02-24
KR970001445B1 (ko) 1997-02-06
US5460744A (en) 1995-10-24
EP0583658A1 (en) 1994-02-23
CN1065515C (zh) 2001-05-09
CN1085877A (zh) 1994-04-27
EP0583658B1 (en) 2000-02-23
DE69327889D1 (de) 2000-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2935619B2 (ja) 底質・水質改善方法及び該方法に使用する改善剤セット
Tabassum et al. Efficient nitrification treatment of comprehensive industrial wastewater by using Novel Mass Bio System
CN110078329A (zh) 一种底泥原位生物强化与底栖环境生态修复方法
Xu et al. Research progress of phosphorus adsorption by attapulgite and its prospect as a filler of constructed wetlands to enhance phosphorus removal from mariculture wastewater
CN110845020B (zh) 一种富营养化水体修复药剂及其制备方法
Oswald et al. Performance of methane fermentation pits in advanced integrated wastewater pond systems
Zhou et al. Nitrogen reduction using bioreactive thin-layer capping (BTC) with biozeolite: A field experiment in a eutrophic river
CN113860497A (zh) 城市及市政污水脱氮除磷填料及其制备方法
CN111170597A (zh) 一种原位底质改良剂
US20230050281A1 (en) Method for treating waters, sediments and/or sludges
CN111470739A (zh) 一种复合矿物耦合底栖藻类抑制内源污染释放的方法
JPH0819774A (ja) 水質並びに底質の苦土系改善剤
Yang et al. Development of an advanced biological treatment system applied to the removal of nitrogen and phosphorus using the sludge ceramics
CN110818094B (zh) 一种富营养化水体修复方法
CN115490341A (zh) 一种微生物菌剂颗粒、其制备方法及应用
Galil et al. Biomass deflocculation and process disturbances exerted by phenol induced transient load conditions
Çifçi et al. A critical review on biofiltration for wastewater treatment: Focus on organic micropollutants
JPH084796B2 (ja) 生物学的処理材およびその使用方法
CN114605029A (zh) 一种清淤产生的污水的治理方法
JPH09206800A (ja) 水域底泥の処理方法
KR100292432B1 (ko) 산화구형자연정화처리방법
CN114262128A (zh) 利用胶囊包埋微生物与复合功能性矿物联合治理黑臭内河
Senthilnathan et al. Application of biomass carriers in activated sludge process
CN113830904B (zh) 一种铁氧化微生物联合活性碳处理老龄垃圾渗滤液的技术
KR102108989B1 (ko) 비점 오염원 처리를 위한 다공성 담체 및 그 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees