JP2935424B1 - ケーブル保護管 - Google Patents

ケーブル保護管

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JP2935424B1
JP2935424B1 JP9786298A JP9786298A JP2935424B1 JP 2935424 B1 JP2935424 B1 JP 2935424B1 JP 9786298 A JP9786298 A JP 9786298A JP 9786298 A JP9786298 A JP 9786298A JP 2935424 B1 JP2935424 B1 JP 2935424B1
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宏和 石田
保広 大橋
盛宣 法亢
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Chubu Electric Power Co Inc
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Abstract

【要約】 【課題】 地中にケーブルを敷設する際に、マンホール
を敷設しなくても亘長の長い管路を形成しうるケーブル
保護管を提供する。 【解決手段】 所定曲率の円弧状に湾曲形成された管本
体6の内周部内側付近に、中絞り円筒状のローラ10を
回転自在に配設する。すると、3本の電線13aを撚っ
たケーブル13をケーブル保護管2内に引き入れると
き、ケーブル13が管本体6内で浮いた状態でローラ1
0上を進んでいく。そのため、ケーブル13の引入張力
が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中にケーブルを
敷設する際に適用するに好適なケーブル保護管に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地中にケーブルを敷設する際に
は、直線状あるいは曲線状のケーブル保護管を多数本連
結して管路を形成し、これを地中に埋設した後、ワイヤ
ーロープ等を用いて管路内にケーブルを引き入れて挿通
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは管路
内にケーブルを引き入れるとき、特に管路の曲り部分に
おいてケーブルと管路との間に滑り摩擦による大きな抵
抗が生じ、引入張力が増大することから、あまり亘長の
長い管路を形成することはできず、適所にマンホールを
設けて管路を区切る必要があるので、マンホールの敷設
に伴う工期や費用が余計にかかるという不都合があっ
た。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、ケーブルを引
き入れるときに生じる管路との摩擦の大きい曲がり部分
の抵抗を小さくして引入張力を軽減することにより、マ
ンホール間の距離を長くでき、マンホールの減少による
管路建設コストを低減することが可能なケーブル保護管
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、地中
の配管平面に埋設される管路(1)を構成するケーブル
保護管(2)において、所定曲率に湾曲形成された管本
体(6)を有し、この管本体の内周部内側付近にローラ
(10)を前記配管平面に直交する軸心を中心として回
転自在に配設し、このローラの外周形状に合致するケー
ブル受け部材(15)を前記管本体のローラ非設置部位
に設けて構成される。
【0006】また本発明は、上記ローラ(10)を中絞
り円筒状として構成される。
【0007】
【0008】なお、括弧内の符号は図面において対応す
る要素を表す便宜的なものであり、従って、本発明は図
面上の記載に限定拘束されるものではない。このことは
「特許請求の範囲」の欄についても同様である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0010】図1は本発明に係るケーブル保護管の一実
施形態を用いた管路の一例を示す平面図、図2は図1に
示すケーブル保護管のA−A線による拡大断面図、図3
は本発明に係るケーブル保護管の別の実施形態を示す図
であり、(a)はその水平断面図、(b)は(a)のB
−B線による断面図、(c)は(a)のC−C線による
断面図である。
【0011】管路1は、図1に示すように、複数本(例
えば、3本)のケーブル保護管2と連結管3、5とから
構成されている。各ケーブル保護管2は、図1および図
2に示すように、所定曲率(例えば、曲率半径で3m)
の円弧状に湾曲形成された管本体6を有しており、管本
体6の内周部内側付近には複数個(例えば、4個)のガ
イド部材7が互いに一定の間隔を置いて配設されてい
る。各ガイド部材7は丸棒状のシャフト9、中絞り円筒
状のローラ10およびカバー12等から構成されてい
る。このシャフト9はその軸心が配管平面に直交する形
で管本体6に固着されており、シャフト9にはローラ1
0が回転自在に装着されている。なお、シャフト9の両
端は管本体6から突出しており、これらを覆う形でカバ
ー12が付設されている。
【0012】管路1は以上のような構成を有するので、
この管路1を用いて地中にケーブルを敷設する際には、
地中に管路1を埋設した後、図2に想像線で示すよう
に、3本の電線13aを撚ったケーブル13を管路1内
に引き入れて挿通する。もちろん、2本線、4本線、単
線の場合も同様である。すると、ケーブル13は円弧状
のケーブル保護管2の内側、すなわちガイド部材7側に
引き寄せられつつケーブル保護管2内を進んでいくが、
ガイド部材7のローラ10は回転自在であり、しかも中
絞り円筒状であるので、ケーブル13は、図2に実線で
示すように、管本体6内で浮いた状態で進んでいく。そ
の結果、ケーブル13と管路1との間には滑り摩擦では
なく転がり摩擦による小さな抵抗が生じるに過ぎず、両
者間の摩擦抵抗は大幅に減少するため、引入張力が軽減
される。よって、たとえ管路1の亘長が長くても、余計
なマンホールの敷設を必要とせず、工期短縮および費用
削減を図ることが可能となる。
【0013】なお、図3に示すように、各ケーブル保護
管2の管本体6の両端に差し口6a、受け口6bを設け
ておき、これらケーブル保護管2を所定の角度で連結す
ることにより、管路1全体の曲率を任意に設定すること
もできる。
【0014】また、図3(a)、(c)に示すように、
ローラ10の外周形状に合致するケーブル受け部材15
をガイド部材7間、すなわち管本体6のローラ非設置部
位に形設しておけば、ケーブル13を管路1内に引き入
れるときにケーブル13がケーブル受け部材15に沿っ
て進むことから、ケーブル13がローラ10の裏側に入
り込む事態を回避できると同時に、ケーブル13の先端
がローラ10に当接する際の衝撃を弱めることが可能と
なり、作業性に優れる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
中の配管平面に埋設される管路1を構成するケーブル保
護管2において、所定曲率に湾曲形成された管本体6を
有し、この管本体6の内周部内側付近にローラ10を前
記配管平面に直交する軸心を中心として回転自在に配設
、このローラ10の外周形状に合致するケーブル受け
部材15を前記管本体6のローラ非設置部位に設けて構
成したので、ケーブル13を管路1内に引き入れると
き、両者間には転がり摩擦による小さな抵抗が生じるに
止まり、引入張力が軽減されることから、マンホールを
敷設しなくても亘長の長い管路1を形成することが可能
となり、工期短縮および費用削減を図ることができる。
しかも、ケーブル13を管路1内に引き入れるとき、ケ
ーブル13がローラ10の裏側に入り込む事態を回避で
きると同時に、ケーブル13の先端がローラ10に当接
する際の衝撃を弱めることが可能となることから、作業
性を改善することができる。
【0016】また本発明によれば、上記ローラ10を中
絞り円筒状として構成したので、ケーブル13を管路1
内に引き入れるとき、ケーブル13を管本体6内で浮か
せた状態で引き入れることができるため、引入張力をさ
らに小さくでき、一層の工期短縮および費用削減を図る
ことが可能となる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブル保護管の一実施形態を用
いた管路の一例を示す平面図である。
【図2】図1に示すケーブル保護管のA−A線による拡
大断面図である。
【図3】本発明に係るケーブル保護管の別の実施形態を
示す図であり、(a)はその水平断面図、(b)は
(a)のB−B線による断面図、(c)は(a)のC−
C線による断面図である。
【符号の説明】
1……管路 2……ケーブル保護管 6……管本体 10……ローラ 15……ケーブル受け部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 法亢 盛宣 愛知県名古屋市天白区植田西2丁目213 番地 マルホ産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−245835(JP,A) 特開 昭61−34502(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 1/06 - 1/08 G02B 6/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中の配管平面に埋設される管路(1)
    を構成するケーブル保護管(2)において、 所定曲率に湾曲形成された管本体(6)を有し、 この管本体の内周部内側付近にローラ(10)を前記配
    管平面に直交する軸心を中心として回転自在に配設し このローラの外周形状に合致するケーブル受け部材(1
    5)を前記管本体のローラ非設置部位に設け たことを特
    徴とするケーブル保護管。
  2. 【請求項2】 ローラ(10)を中絞り円筒状としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のケーブル保護管。
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