JP3063326U - 地中管路用可撓管 - Google Patents
地中管路用可撓管Info
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- JP3063326U JP3063326U JP1999002752U JP275299U JP3063326U JP 3063326 U JP3063326 U JP 3063326U JP 1999002752 U JP1999002752 U JP 1999002752U JP 275299 U JP275299 U JP 275299U JP 3063326 U JP3063326 U JP 3063326U
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- JP
- Japan
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- flexible tube
- main body
- tube main
- protective film
- flexible
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- Expired - Lifetime
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- Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地中に埋設される可撓性ある管路材におい
て、外部からの各種の異物等の浸入を阻止して内部に配
線収納する各種ケーブルを保護し、その折曲操作も皺等
を生じさせずに円滑に行なえ、埋設配管作業を能率的に
遂行できる。 【解決手段】 金属製の可撓管本体1の外表面あるいは
内表面更には内外両表面に、塩化ビニール樹脂等による
軟質材製の保護膜2を被覆する。 【効果】 可撓管本体1の外表面あるいは内表面更には
内外両表面を被覆している保護膜2によって、例えば地
中に埋設された可撓管本体1外部の土中の水分、塵埃そ
の他の可撓管本体1内への浸入等を阻止し、可撓管本体
1内に配線収納した各種ケーブルCを保護する。また柔
軟性ある保護膜2は、可撓管本体1を折曲、屈曲すると
きに追随し、保護膜2の表面等に皺その他を生じさせ
ず、可撓管本体1自体の折曲、屈曲等の作業を阻害させ
ない。
て、外部からの各種の異物等の浸入を阻止して内部に配
線収納する各種ケーブルを保護し、その折曲操作も皺等
を生じさせずに円滑に行なえ、埋設配管作業を能率的に
遂行できる。 【解決手段】 金属製の可撓管本体1の外表面あるいは
内表面更には内外両表面に、塩化ビニール樹脂等による
軟質材製の保護膜2を被覆する。 【効果】 可撓管本体1の外表面あるいは内表面更には
内外両表面を被覆している保護膜2によって、例えば地
中に埋設された可撓管本体1外部の土中の水分、塵埃そ
の他の可撓管本体1内への浸入等を阻止し、可撓管本体
1内に配線収納した各種ケーブルCを保護する。また柔
軟性ある保護膜2は、可撓管本体1を折曲、屈曲すると
きに追随し、保護膜2の表面等に皺その他を生じさせ
ず、可撓管本体1自体の折曲、屈曲等の作業を阻害させ
ない。
Description
【0001】
この考案は例えば近時において数多く配線設置される通信、動力用の各種ケー ブルの地中配線のためにそれらを保護するように地中に埋設される配線管路用と して好適な地中管路用可撓管に関する。
【0002】
近時、地上における架空配線の地中埋設化、更には例えば道路交通管制等のた めに路側帯等に沿って配線される各種通信用ケーブルの地中埋設化等に伴ない、 大容量の管路材が使用されている。この管路材自体は地中に埋設されるに際し、 その配線形態に対応して、また各種地上物からの種々の影響、土中における土砂 等の独自の変動その他への対処性を考慮してフレキシブルな可撓管が使用されて いる。こうした可撓管として提案されているものの多くは、両側縁が互いに反対 方向に溝形に折曲されることで断面でほぼS字形を呈している金属製の帯状板材 を螺旋状に巻回すると共に夫々の側縁を相互に噛み合わせるように結合すること で1本の管材として構成されたものとなっているのである。
【0003】
ただこうした従来の金属製の可撓管によれば、噛み合わせた部分では密着性が 十分に得られないから、土中埋設時に土中の水分、細かい土砂分、塵埃等が内部 に浸入するのを阻止できず、内部に配線する各種のケーブルを確実に保護するの が困難であった。
【0004】 そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、金 属製の可撓管本体の外表面あるいは内表面更には内外両表面を軟質材製の合成樹 脂膜によって被覆することで内外を遮断し、外部からの各種の異物等の浸入を阻 止して内部に配線収納する各種ケーブルの保護を万全なものとすると共に、その 折曲操作も外部に皺等を生じさせずに円滑に行なうことができ、埋設配管作業を 能率的に遂行できるようにした地中管路用可撓管を提供することを目的とするも のである。
【0005】
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、金属製の可撓管本体1の 外表面あるいは内表面、あるいは内外両表面に軟質材製の保護膜2を被覆したも のである。
【0006】 以上のように構成されたこの考案に係る地中管路用可撓管にあって、可撓管本 体1の外表面あるいは内表面、あるいは内外両表面を被覆している保護膜2は、 例えば地中に埋設された可撓管本体1外部の土中の水分、塵埃その他の可撓管本 体1内への浸入等を阻止し、可撓管本体1内に配線収納した各種ケーブルCを保 護する。 また保護膜2自体の柔軟性は、可撓管本体1を折曲、屈曲するときに追随し、 保護膜2の表面等に皺その他を生じさせず、可撓管本体1自体の折曲、屈曲等の 作業を阻害させない。
【0007】
以下図面を参照してこの考案の一実施の形態を説明すると、図において示され る符号1は可撓管であり、両側縁が互いに断面でほぼ扁平な溝形に、またその開 口方向が表裏で反対方向に夫々折曲されることで全体の断面がほぼS字形を呈し ている長尺な金属製の帯状板材を形成しておき、この帯状板材自体を螺旋状に巻 回し、隣合う側縁同士を相互に噛み合わせるように重ね合わせて結合することで 1本の管材として構成されたものである。
【0008】 この可撓管本体1自体は土中に埋設されることを考慮して、防錆性に優れた例 えばSUSの如きステンレスを素材として形成されており、その内径はいわゆる 大口径のものとされ、例えば100mm程度から165mm程度のものとされる も、これに限定されるものではない。
【0009】 また図1乃至図3に示すように、この可撓管本体1の外表面には、柔軟性、耐 久性ある、更に好ましくは強靭な合成樹脂製の保護膜2が被覆されており、この 保護膜2自体は可撓管本体1自体の折曲、屈曲に追随し、その折曲、屈曲作用等 を阻害しない程度の柔軟性・硬度を備えているものである(図2参照)。
【0010】 保護膜2自体は例えばソフトな塩化ビニール樹脂を素材としており、その被覆 処理は、例えば溶融状態にある塩化ビニール樹脂液中に浸漬するディッピング処 理によって行なわれ、可撓管本体1の外表面全域に亙ってほぼ均一な肉厚に設定 されて被覆されるようにしてある。
【0011】 なお図3に示される実施の形態にあっては、可撓管本体1の外表面と、この外 表面に被覆される保護膜2との間に介在された接着剤層3によって可撓管本体1 と保護膜2とを一体化したものであり、一層の緊密的な組合せ形態を実現可能に している。
【0012】 図4に示される実施の形態にあっては、可撓管本体1の内表面に同様な保護膜 2が被覆された構造となっているのであり、溶融状態にある塩化ビニール樹脂液 中に浸漬するディッピング処理によって被覆されるものである。これによると、 可撓管本体1の内表面を平滑化できるから、可撓管本体1内に配線収納されるケ ーブルCの通線作業を円滑にし、その作業を一層効率的に行なえるのである。
【0013】 図5に示される実施の形態にあっては、可撓管本体1の外表面及び内表面夫々 に同様な保護膜2が被覆された構造となっているのであり、上述した実施の形態 におけるものと同様に溶融状態にある塩化ビニール樹脂液中に浸漬するディッピ ング処理によって内外両表面が被覆されるものである。これによると、可撓管本 体1の内外表面を被覆できるから、可撓管本体1内外の遮断性を一層向上でき、 外部からの水分、塵埃その他の侵入を確実に阻止すると共に、可撓管本体1自体 をも一層保護できる利点がある。
【0014】 なお図4、図5に示される実施の形態においても、可撓管本体1表面と保護膜 2との間に接着剤層3が介装されることがあるのは勿論であり、これは任意に選 択できるものである。
【0015】 次にこれの使用の一例を説明するに、地中に配線する各種ケーブルCの配線態 様に対応して地中に埋設配管されるのであり、可撓管本体1自体の折曲性、屈曲 性等を利用して構成する配線路に沿って配置され、例えば所定間隔毎に埋設され るハンドホール相互間、それらのハンドホール近傍位置に据え付けられるのであ る。次いで、可撓管本体1内部に所定の各種ケーブルCを配線収納し、配線路と するものである。
【0016】
この考案は以上のように構成されているために、自らの可撓性によって配線形 態の自由度を大きくできるばかりでなく、水分、塵埃等の外部からの各種の異物 等の浸入を阻止して内部に配線収納する各種ケーブルCの保護を万全なものとす ると共に、その外部に皺等を生じさせることなく折曲操作も円滑に行なうことが でき、そのため埋設配管作業を能率的に遂行できるものである。
【0017】 すなわちこれはこの考案において、金属製の可撓管本体1の外表面あるいは内 表面更には内外両表面に軟質材製の保護膜2を被覆したからであり、これによっ て、可撓管本体1の内外の遮断性、折曲、屈曲の容易性等が得られ、可撓管本体 1自体の錆その他の経年劣化をも防止できるものである。
【図1】この考案の一実施の形態を示す一部切欠側面図
である。
である。
【図2】同じく折曲時の一部切欠側面図である。
【図3】他の実施の形態における要部側断面図である。
【図4】同じく他の実施の形態における要部側断面図で
ある。
ある。
【図5】同じく他の実施の形態における要部側断面図で
ある。
ある。
C…ケーブル 1…可撓管本体 2…保護膜 3…接着剤層
Claims (3)
- 【請求項1】 金属製の可撓管本体の少なくとも外表面
に軟質材製の保護膜を被覆したことを特徴とする地中管
路用可撓管。 - 【請求項2】 金属製の可撓管本体の少なくとも内表面
に軟質材製の保護膜を被覆したことを特徴とする地中管
路用可撓管。 - 【請求項3】 金属製の可撓管本体の内外両表面に軟質
材製の保護膜を被覆したことを特徴とする地中管路用可
撓管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999002752U JP3063326U (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 地中管路用可撓管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1999002752U JP3063326U (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 地中管路用可撓管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3063326U true JP3063326U (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=43197036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1999002752U Expired - Lifetime JP3063326U (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 地中管路用可撓管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3063326U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006027833A1 (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Kokusan Rasenkan Co., Ltd. | フレキシブルパイプ及びフレキシブルパイプの製造方法 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP1999002752U patent/JP3063326U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006027833A1 (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Kokusan Rasenkan Co., Ltd. | フレキシブルパイプ及びフレキシブルパイプの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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