JP2933126B2 - 田植機の植付装置 - Google Patents
田植機の植付装置Info
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- JP2933126B2 JP2933126B2 JP8191345A JP19134596A JP2933126B2 JP 2933126 B2 JP2933126 B2 JP 2933126B2 JP 8191345 A JP8191345 A JP 8191345A JP 19134596 A JP19134596 A JP 19134596A JP 2933126 B2 JP2933126 B2 JP 2933126B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植付部に備える複数
の植付ケースにそれぞれ植付爪を駆動支持させてなる多
条植田植機の植付装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、実公昭57−53125号公報に
示す如く、ユニットクラッチと縦送りクラッチを連動さ
せ、植付爪を停止させたとき、これに対応する苗縦送り
部材を自動的に停止させる技術があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、前記従来
技術は、縦送り駆動カムを作動または停止させるよう
に、縦送りクラッチを構成していたから、植付ユニット
数と同数分の縦送り駆動カム機構を植付ケースに設置さ
せる必要があり、縦送り駆動構造の簡略化並びに製造コ
ストの低減などを容易に行い得ない等の問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、植付
爪を植付ユニット別に停止させるユニットクラッチを切
にしたとき、その植付爪に対応する苗縦送り部材を連動
して停止させる縦送りクラッチを設ける田植機の植付装
置において、縦送り駆動カムの駆動によって複数条用の
苗縦送り部材を同時に作動させる縦送り従動カムを回転
支軸に設け、該回転支軸に苗縦送り部材を遊転軸支さ
せ、前記回転支軸を介して苗縦送り部材を苗載台に取付
けると共に、前記回転支軸と苗縦送り部材の連結途中で
植付ユニット別に縦送り力を入切させる複数の縦送りク
ラッチを設け、回転支軸に対し前記苗縦送り部材を植付
ユニット別に係脱自在に縦送りクラッチを介して連結さ
せ、前記ユニットクラッチ及び縦送りクラッチを植付ユ
ニット別に入切する複数のユニットクラッチレバーを左
右方向に並設させたもので、回転支軸に苗縦送り部材を
多重軸形に支持させ得、回転支軸軸芯上などに縦送りク
ラッチをコンパクトに取付け得ると共に、縦送り従動カ
ムに縦送り駆動力を伝達させる縦送り駆動入力を従来の
ように植付ユニット数分だけ設ける必要がなく、また回
転支軸に縦送り従動カムを設けることによって従来のよ
うに苗載台左右往復動用の横送り部材を兼用して縦送り
力を伝達させる必要がなく、縦送り従動カムによって回
転支軸に直接伝達させる縦送り駆動入力によって全ての
植付ユニットの苗縦送り部材を駆動し得、回転支軸に至
るまでの駆動系を全ての苗縦送り部材に共用し得、従来
に比べて縦送り駆動構造の簡略化並びに製造コストの低
減などを容易に行い得、しかも植付ユニット別に設ける
複数のユニットクラッチレバーを左右方向に並設させる
から、前記各レバーを植付ユニットと同一配列にするだ
けで、機体左側(または右側)のレバー操作で左側(ま
たは右側)の植付爪と縦送り部材の動力を入切し得、前
記レバー操作性の向上並びに誤認操作防止などを容易に
図り得るものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は乗用田植機の側面図、図2は同
平面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗する走行車で
あり、(2)はベースフレーム(3)に搭載するエンジ
ン、(4)は前記エンジン(2)を覆うボンネット、
(5)は前記ベースフレーム(3)後端に連設するミッ
ションケース、(6)は前記ミッションケース(5)の
後端左右両側に連設する車軸ケース、(7)(8)は水
田走行用前後車輪、(9)は運転席、(10)は操向ハ
ンドル、(11)は予備苗載台である。 【0006】さらに図中(12)は多条植え用の苗載台
(13)並びに複数の植付爪(14)などを具備する植
付部であり、前高後低の後傾式苗載台(13)を案内レ
ール(15)及びガイドレール(16)を介して植付ケ
ース(17)に左右往復摺動自在に支持させると共に、
クランク運動させる植付アーム(18)並びに植付爪駆
動軸(19)を介して植付ケース(17)に前記植付爪
(14)を取付ける。前記植付ケース(17)の下方に
滑走体である植付面均平用の主フロート(20)及び左
右のサイドフロート(21)(21)を装設し、前記走
行車(1)に三点リンク機構(22)及び油圧シリンダ
(23)を介し植付部(12)を昇降自在に連結させ、
前記前後車輪(7)(8)を略定速で駆動走行すると同
時に、左右に往復摺動させる苗載台(13)から一株分
の苗を植付爪(14)によって連続的に取出して圃場に
苗植え作業を行っていくように構成する。 【0007】なお、(24)はサイドクラッチペダル、
(25)は主クラッチペダル、(26)は主変速レバ
ー、(27)は植付部昇降レバーである。 【0008】図3に示す如く、前記植付爪(14)は植
付駆動ケース(28)に固定支持させる三つの植付ケー
ス(17)それぞれ取付けるように構成したもので、中
央の植付ケース(17a)に伝動パイプ(29a)(2
9b)を介し固定支持させる左右の植付ケース(17
b)(17c)の右後端両側に各二つの植付爪(14)
(14)を取付けると共に、前記駆動ケース(28)に
一体連設する中央の植付ケース(17a)に1つの植付
爪(14)を取付けるように構成している。 【0009】そして前記駆動ケース(28)は入力ギヤ
(30)・植付クラッチ(31)並びに多板クラッチ
(32)などを有する入力駆動軸(33)と、該駆動軸
(33)にギヤ変速機構(34)を介し連動連結させる
横送り軸(35)と、該横送り軸(35)の往復ネジ溝
(35a)に嵌合させる結合体(36)に一体支持する
横送り杆(37)などを備え、前記横送り軸(35)の
回転時前記横送り杆(37)の左右両端にブラケット
(38)(38)を介し支持させる苗載台(13)を左
右往復移動させるように構成している。また前記駆動ケ
ース(28)には縦送り駆動軸(39)を軸架させてい
て、横送り距離だけ間隔を隔てて左右一対の縦送り駆動
カム(40a)(40a)を前記駆動軸(39)に設
け、前記入力駆動軸(33)にチェン伝動機構(41)
を介しこの駆動軸(39)を連動連結させ、前記苗載台
(13)が左右移動終達に到達したとき前記苗載台(1
3)に備える苗縦送り駆動機構である縦送り軸(42)
の縦送り従動カム(40b)に一方の前記駆動カム(4
0a)を当接させて該縦送り軸(42)を一方向に間欠
回転させることによって、前記軸(42)に取付けた苗
縦送り部材であるスターホイル(43)を回転させ、苗
載台(13)上の苗マットを傾斜下端側に縦送りするよ
うに構成している。 【0010】一方、前記駆動軸(33)にチェン伝動機
構(44)を介し連動連結する植付ケース(17a)
(17b)(17c)の各伝動入力軸(45)には安全
クラッチ(46)をそれぞれ有し、植付ケース(17
a)(17b)(17c)の後端側に取付ける前記植付
爪駆動軸(19)にチェン伝動機構(47)を介し前記
入力軸(45)を連動連結させて、この入力軸(45)
の回転によって各駆動軸(19)に取付けるそれぞれの
植付爪(14)を上下駆動させるように構成している。 【0011】図4に示す如く、前記植付ケース(17
a)(17b)(17c)の各駆動軸(19)には前記
入力軸(45)からの駆動力を適宜継断させるユニット
クラッチ(48)をそれぞれ備えるもので、該クラッチ
(48)は前記伝動機構(47)のスプロケット(4
9)を一体固設する前記駆動軸(19)に遊嵌の固定爪
クラッチ(50)と、前記駆動軸(19)にスプライン
嵌合させる可動爪クラッチ(51)と、前記可動爪クラ
ッチ(51)を固定爪クラッチ(50)にそのバネ力で
もって噛合せるクラッチバネ(52)と、前記爪クラッ
チ(50)(51)の噛合せを適宜解除させるシフター
(53)及びクラッチアーム(54)とから構成し、常
態時においては前記クラッチバネ(52)でもって各爪
クラッチ(50)(51)を噛合せ状態とさせて前記入
力軸(45)からの駆動力により植付爪(14)を上下
駆動させる一方、引張りバネ(55)及びワイヤ(5
6)を介し前記アーム(54)に連結する各ユニットク
ラッチレバー(57a)(57b)(57c)の操作に
よって爪クラッチ(50)(51)の噛合せを解除させ
たとき前記植付爪(14)の駆動を停止させるように構
成している。 【0012】図5乃至図7に示す如く、前記縦送り軸
(42)は、回転支軸(58)に一方向クラッチ(5
9)を介し支持させて前記従動カム(40b)を外側に
有するカム軸(60)と、前記ユニットクラッチ(4
8)に対応する苗載台(13)条間の支軸(58)上に
ピン(61)を介し固設させて左右両側にクラッチ爪
(62a)を有する固定側クラッチ(63)と、前記支
軸(58)の外周に嵌合させて前記クラッチ爪(62
a)に一側のクラッチ爪(62b)を適宜噛合せる可動
側クラッチ(64)と、前記可動クラッチ(64)の外
周に回動自在に支持させて一側にカム接触面(65)を
外側に前記クラッチレバー(57a)(57b)(57
c)とのワイヤ(66)連結部(67)を有してなる縦
送りクラッチ(68)と、前記苗載台(13)の下面に
固設させ左右両側に前記接触面(65)に当接させるカ
ム面(69)を有する固定カム体(70)と、一端を前
記クラッチ(64)(68)にスプリング(71)と長
孔(72)及びピン(73)を介し支持させ他端を前記
カム軸(60)及び苗載台(13)の支持部材(74)
に支持させる複数のスターホイル(43)を有する縦送
り筒軸(75)とから構成し、通常は前記クラッチ爪
(62a)(62b)を噛合せ状態とさせることによっ
て前記カム(40b)の一方向の間欠回転を支軸(5
8)・クラッチ(63)(64)・ピン(62)並びに
筒軸(75)などを介し前記スターホイル(43)に伝
達して苗載台(13)上の苗の縦送りを行わしめる一
方、前記クラッチレバー(57a)(57b)(57
c)の戻りバネ(76)に抗するワイヤ(66)の引張
り操作によって前記クラッチ(68)を回転させると
き、前記カム体(70)のカム面(69)と該クラッチ
(68)のカム接触面(65)とのカム係合によってク
ラッチ(64)(68)を後退させ前記クラッチ爪(6
2a)(62b)の噛合せを解除させてそのユニットク
ラッチ(48)に対応する苗載台(13)の各条のスタ
ーホイル(43)を駆動停止させるように構成してい
る。 【0013】上記から明らかなように、植付爪(14)
を植付ユニット別に停止させるユニットクラッチ(4
8)を切にしたとき、その植付爪(14)に対応する苗
縦送り部材であるスターホイル(43)を連動して停止
させる縦送りクラッチ(68)を設ける田植機の植付装
置において、縦送り駆動カム(40a)の駆動によって
複数条用の苗縦送り部材(43)…を同時に作動させる
縦送り従動カム(40b)を回転支軸(58)に設け、
該回転支軸(58)にスターホイル(43)を遊転軸支
させ、前記回転支軸(58)を介してスターホイル(4
3)を苗載台(13)に取付けると共に、前記回転支軸
(58)とスターホイル(43)の連結途中で植付ユニ
ット別に縦送り力を入切させる複数の縦送りクラッチ
(68)…を設け、回転支軸(58)に対し前記スター
ホイル(43)を植付ユニット別に係脱自在に縦送りク
ラッチ(68)を介して連結させ、前記ユニットクラッ
チ(48)及び縦送りクラッチ(68)を植付ユニット
別に入切する複数のユニットクラッチレバー(57a)
(57b)(57c)を左右方向に並設させている。そ
して、回転支軸(58)にスターホイル(43)を多重
軸形に支持させ、回転支軸(58)軸芯上などに縦送り
クラッチ(68)をコンパクトに取付けると共に、縦送
り従動カム(40b)に縦送り駆動力を伝達させる縦送
り駆動入力を従来のように植付ユニット数分だけ設ける
必要がなく、また回転支軸(58)に縦送り従動カム
(40b)を設けることによって従来のように苗載台
(13)左右往復動用の横送り部材(37)を兼用して
縦送り力を伝達させる必要がなく、縦送り従動カム(4
0b)によって回転支軸(58)に直接伝達させる縦送
り駆動入力によって全ての植付ユニットのスターホイル
(43)を駆動でき、回転支軸(58)に至るまでの駆
動系を全てのスターホイル(43)に共用でき、従来に
比べて縦送り駆動構造の簡略化並びに製造コストの低減
などを容易に行え、しかも植付ユニット別に設ける複数
のユニットクラッチレバー(57a)(57b)(57
c)を左右方向に並設させるから、前記各レバー(57
a)(57b)(57c)を植付ユニットと同一配列に
するたけで、機体左側(または右側)のレバー(57
b)操作で左側(または右側)の植付爪(14)とスタ
ーホイル(43)の動力を入切でき、前記レバー(57
a)(57b)(57c)操作性の向上並びに誤認操作
防止などを図れるように構成している。 【0014】なお、図1及び図2、図8に示す如く、こ
の田植機は左右の筋引マーカ(77)及びサイドマーカ
(78)の他に補助マーカ(79)を備えるもので、前
記マーカ(79)基端をベースフレーム(3)のマーカ
取付台(80)に取付ネジ(81)を介し突出長さ調節
自在に且つ水平回転自在に支持させて、使用時にはこの
マーカ(79)先端を機体斜め前方の隣接条上方に沿わ
せ機体を走行させるように構成している。 【0015】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、前記車輪(7)(8)を転動させて走行移動すると
共に、苗載台(13)を左右に往復摺動させ、苗載台
(13)のマット苗を植付爪(14)によって分割して
一株分ずつ取出して順次植付けるもので、今左側の植付
ケース(17b)のユニットクラッチ(48)を切状態
とさせて残りの植付ケース(17b)(17c)の植付
爪(14)によって三条の植付作業を行う場合におい
て、前記クラッチレバー(57b)を切操作すると前記
植付ケース(17b)のユニットクラッチ(48)が切
状態となってこのケース(17b)に取付ける左右2条
分の植付爪(14)(14)の駆動を停止させると同時
に、この植付爪(14)(14)によって苗取りを行う
苗載台(13)の2条分の前記縦送り筒軸(75)も前
記クラッチ(68)の回動によるクラッチ(62a)
(62b)の噛合せ解除によってその駆動が停止され、
各スターホイル(43)による苗の縦送りを中断させ
る。この結果植付爪(14)の駆動が停止してもこれに
対応する苗載台(13)の苗の縦送りが行われて苗マッ
トが形崩れを起すなどの不都合が解消され、苗マットは
常に正確且つ安全に苗載台(13)上に保持される。し
たがって植付再開時などに欠株や植付姿勢不良などを起
すことがなく常に良好な植付作業が行える。 【0016】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、植付爪(14)を植付ユニット別に停止させるユニ
ットクラッチ(48)を切にしたとき、その植付爪(1
4)に対応する苗縦送り部材(43)を連動して停止さ
せる縦送りクラッチ(68)を設ける田植機の植付装置
において、縦送り駆動カム(40a)の駆動によって複
数条用の苗縦送り部材(43)…を同時に作動させる縦
送り従動カム(40b)を回転支軸(58)に設け、該
回転支軸(58)に苗縦送り部材(43)を遊転軸支さ
せ、前記回転支軸(58)を介して苗縦送り部材(4
3)を苗載台(13)に取付けると共に、前記回転支軸
(58)と苗縦送り部材(43)の連結途中で植付ユニ
ット別に縦送り力を入切させる複数の縦送りクラッチ
(68)…を設け、回転支軸(58)に対し前記苗縦送
り部材(43)を植付ユニット別に係脱自在に縦送りク
ラッチ(68)を介して連結させ、前記ユニットクラッ
チ(48)及び縦送りクラッチ(68)を植付ユニット
別に入切する複数のユニットクラッチレバー(57a)
(57b)(57c)を左右方向に並設させたもので、
回転支軸(58)に苗縦送り部材(43)を多重軸形に
支持させることができ、回転支軸(58)軸芯上などに
縦送りクラッチ(68)をコンパクトに取付けることが
できると共に、縦送り従動カム(40b)に縦送り駆動
力を伝達させる縦送り駆動入力を従来のように植付ユニ
ット数分だけ設ける必要がなく、また回転支軸(58)
に縦送り従動カム(40b)を設けることによって従来
のように苗載台(13)左右往復動用の横送り部材(3
7)を兼用して縦送り力を伝達させる必要がなく、縦送
り従動カム(40b)によって回転支軸(58)に直接
伝達させる縦送り駆動入力によって全ての植付ユニット
の苗縦送り部材(43)を駆動でき、回転支軸(58)
に至るまでの駆動系を全ての苗縦送り部材(43)に共
用でき、従来に比べて縦送り駆動構造の簡略化並びに製
造コストの低減などを容易に行うことができ、しかも植
付ユニット別に設ける複数のユニットクラッチレバー
(57a)(57b)(57c)を左右方向に並設させ
るから、前記各レバー(57a)(57b)(57c)
を植付ユニットと同一配列にするたけで、機体左側(ま
たは右側)のレバー(57b)操作で左側(または右
側)の植付爪(14)と縦送り部材(43)の動力を入
切でき、前記レバー(57a)(57b)(57c)操
作性の向上並びに誤認操作防止などを容易に図ることが
できるものである。
の植付ケースにそれぞれ植付爪を駆動支持させてなる多
条植田植機の植付装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、実公昭57−53125号公報に
示す如く、ユニットクラッチと縦送りクラッチを連動さ
せ、植付爪を停止させたとき、これに対応する苗縦送り
部材を自動的に停止させる技術があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、前記従来
技術は、縦送り駆動カムを作動または停止させるよう
に、縦送りクラッチを構成していたから、植付ユニット
数と同数分の縦送り駆動カム機構を植付ケースに設置さ
せる必要があり、縦送り駆動構造の簡略化並びに製造コ
ストの低減などを容易に行い得ない等の問題があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、植付
爪を植付ユニット別に停止させるユニットクラッチを切
にしたとき、その植付爪に対応する苗縦送り部材を連動
して停止させる縦送りクラッチを設ける田植機の植付装
置において、縦送り駆動カムの駆動によって複数条用の
苗縦送り部材を同時に作動させる縦送り従動カムを回転
支軸に設け、該回転支軸に苗縦送り部材を遊転軸支さ
せ、前記回転支軸を介して苗縦送り部材を苗載台に取付
けると共に、前記回転支軸と苗縦送り部材の連結途中で
植付ユニット別に縦送り力を入切させる複数の縦送りク
ラッチを設け、回転支軸に対し前記苗縦送り部材を植付
ユニット別に係脱自在に縦送りクラッチを介して連結さ
せ、前記ユニットクラッチ及び縦送りクラッチを植付ユ
ニット別に入切する複数のユニットクラッチレバーを左
右方向に並設させたもので、回転支軸に苗縦送り部材を
多重軸形に支持させ得、回転支軸軸芯上などに縦送りク
ラッチをコンパクトに取付け得ると共に、縦送り従動カ
ムに縦送り駆動力を伝達させる縦送り駆動入力を従来の
ように植付ユニット数分だけ設ける必要がなく、また回
転支軸に縦送り従動カムを設けることによって従来のよ
うに苗載台左右往復動用の横送り部材を兼用して縦送り
力を伝達させる必要がなく、縦送り従動カムによって回
転支軸に直接伝達させる縦送り駆動入力によって全ての
植付ユニットの苗縦送り部材を駆動し得、回転支軸に至
るまでの駆動系を全ての苗縦送り部材に共用し得、従来
に比べて縦送り駆動構造の簡略化並びに製造コストの低
減などを容易に行い得、しかも植付ユニット別に設ける
複数のユニットクラッチレバーを左右方向に並設させる
から、前記各レバーを植付ユニットと同一配列にするだ
けで、機体左側(または右側)のレバー操作で左側(ま
たは右側)の植付爪と縦送り部材の動力を入切し得、前
記レバー操作性の向上並びに誤認操作防止などを容易に
図り得るものである。 【0005】 【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は乗用田植機の側面図、図2は同
平面図を示し、図中(1)は作業者が搭乗する走行車で
あり、(2)はベースフレーム(3)に搭載するエンジ
ン、(4)は前記エンジン(2)を覆うボンネット、
(5)は前記ベースフレーム(3)後端に連設するミッ
ションケース、(6)は前記ミッションケース(5)の
後端左右両側に連設する車軸ケース、(7)(8)は水
田走行用前後車輪、(9)は運転席、(10)は操向ハ
ンドル、(11)は予備苗載台である。 【0006】さらに図中(12)は多条植え用の苗載台
(13)並びに複数の植付爪(14)などを具備する植
付部であり、前高後低の後傾式苗載台(13)を案内レ
ール(15)及びガイドレール(16)を介して植付ケ
ース(17)に左右往復摺動自在に支持させると共に、
クランク運動させる植付アーム(18)並びに植付爪駆
動軸(19)を介して植付ケース(17)に前記植付爪
(14)を取付ける。前記植付ケース(17)の下方に
滑走体である植付面均平用の主フロート(20)及び左
右のサイドフロート(21)(21)を装設し、前記走
行車(1)に三点リンク機構(22)及び油圧シリンダ
(23)を介し植付部(12)を昇降自在に連結させ、
前記前後車輪(7)(8)を略定速で駆動走行すると同
時に、左右に往復摺動させる苗載台(13)から一株分
の苗を植付爪(14)によって連続的に取出して圃場に
苗植え作業を行っていくように構成する。 【0007】なお、(24)はサイドクラッチペダル、
(25)は主クラッチペダル、(26)は主変速レバ
ー、(27)は植付部昇降レバーである。 【0008】図3に示す如く、前記植付爪(14)は植
付駆動ケース(28)に固定支持させる三つの植付ケー
ス(17)それぞれ取付けるように構成したもので、中
央の植付ケース(17a)に伝動パイプ(29a)(2
9b)を介し固定支持させる左右の植付ケース(17
b)(17c)の右後端両側に各二つの植付爪(14)
(14)を取付けると共に、前記駆動ケース(28)に
一体連設する中央の植付ケース(17a)に1つの植付
爪(14)を取付けるように構成している。 【0009】そして前記駆動ケース(28)は入力ギヤ
(30)・植付クラッチ(31)並びに多板クラッチ
(32)などを有する入力駆動軸(33)と、該駆動軸
(33)にギヤ変速機構(34)を介し連動連結させる
横送り軸(35)と、該横送り軸(35)の往復ネジ溝
(35a)に嵌合させる結合体(36)に一体支持する
横送り杆(37)などを備え、前記横送り軸(35)の
回転時前記横送り杆(37)の左右両端にブラケット
(38)(38)を介し支持させる苗載台(13)を左
右往復移動させるように構成している。また前記駆動ケ
ース(28)には縦送り駆動軸(39)を軸架させてい
て、横送り距離だけ間隔を隔てて左右一対の縦送り駆動
カム(40a)(40a)を前記駆動軸(39)に設
け、前記入力駆動軸(33)にチェン伝動機構(41)
を介しこの駆動軸(39)を連動連結させ、前記苗載台
(13)が左右移動終達に到達したとき前記苗載台(1
3)に備える苗縦送り駆動機構である縦送り軸(42)
の縦送り従動カム(40b)に一方の前記駆動カム(4
0a)を当接させて該縦送り軸(42)を一方向に間欠
回転させることによって、前記軸(42)に取付けた苗
縦送り部材であるスターホイル(43)を回転させ、苗
載台(13)上の苗マットを傾斜下端側に縦送りするよ
うに構成している。 【0010】一方、前記駆動軸(33)にチェン伝動機
構(44)を介し連動連結する植付ケース(17a)
(17b)(17c)の各伝動入力軸(45)には安全
クラッチ(46)をそれぞれ有し、植付ケース(17
a)(17b)(17c)の後端側に取付ける前記植付
爪駆動軸(19)にチェン伝動機構(47)を介し前記
入力軸(45)を連動連結させて、この入力軸(45)
の回転によって各駆動軸(19)に取付けるそれぞれの
植付爪(14)を上下駆動させるように構成している。 【0011】図4に示す如く、前記植付ケース(17
a)(17b)(17c)の各駆動軸(19)には前記
入力軸(45)からの駆動力を適宜継断させるユニット
クラッチ(48)をそれぞれ備えるもので、該クラッチ
(48)は前記伝動機構(47)のスプロケット(4
9)を一体固設する前記駆動軸(19)に遊嵌の固定爪
クラッチ(50)と、前記駆動軸(19)にスプライン
嵌合させる可動爪クラッチ(51)と、前記可動爪クラ
ッチ(51)を固定爪クラッチ(50)にそのバネ力で
もって噛合せるクラッチバネ(52)と、前記爪クラッ
チ(50)(51)の噛合せを適宜解除させるシフター
(53)及びクラッチアーム(54)とから構成し、常
態時においては前記クラッチバネ(52)でもって各爪
クラッチ(50)(51)を噛合せ状態とさせて前記入
力軸(45)からの駆動力により植付爪(14)を上下
駆動させる一方、引張りバネ(55)及びワイヤ(5
6)を介し前記アーム(54)に連結する各ユニットク
ラッチレバー(57a)(57b)(57c)の操作に
よって爪クラッチ(50)(51)の噛合せを解除させ
たとき前記植付爪(14)の駆動を停止させるように構
成している。 【0012】図5乃至図7に示す如く、前記縦送り軸
(42)は、回転支軸(58)に一方向クラッチ(5
9)を介し支持させて前記従動カム(40b)を外側に
有するカム軸(60)と、前記ユニットクラッチ(4
8)に対応する苗載台(13)条間の支軸(58)上に
ピン(61)を介し固設させて左右両側にクラッチ爪
(62a)を有する固定側クラッチ(63)と、前記支
軸(58)の外周に嵌合させて前記クラッチ爪(62
a)に一側のクラッチ爪(62b)を適宜噛合せる可動
側クラッチ(64)と、前記可動クラッチ(64)の外
周に回動自在に支持させて一側にカム接触面(65)を
外側に前記クラッチレバー(57a)(57b)(57
c)とのワイヤ(66)連結部(67)を有してなる縦
送りクラッチ(68)と、前記苗載台(13)の下面に
固設させ左右両側に前記接触面(65)に当接させるカ
ム面(69)を有する固定カム体(70)と、一端を前
記クラッチ(64)(68)にスプリング(71)と長
孔(72)及びピン(73)を介し支持させ他端を前記
カム軸(60)及び苗載台(13)の支持部材(74)
に支持させる複数のスターホイル(43)を有する縦送
り筒軸(75)とから構成し、通常は前記クラッチ爪
(62a)(62b)を噛合せ状態とさせることによっ
て前記カム(40b)の一方向の間欠回転を支軸(5
8)・クラッチ(63)(64)・ピン(62)並びに
筒軸(75)などを介し前記スターホイル(43)に伝
達して苗載台(13)上の苗の縦送りを行わしめる一
方、前記クラッチレバー(57a)(57b)(57
c)の戻りバネ(76)に抗するワイヤ(66)の引張
り操作によって前記クラッチ(68)を回転させると
き、前記カム体(70)のカム面(69)と該クラッチ
(68)のカム接触面(65)とのカム係合によってク
ラッチ(64)(68)を後退させ前記クラッチ爪(6
2a)(62b)の噛合せを解除させてそのユニットク
ラッチ(48)に対応する苗載台(13)の各条のスタ
ーホイル(43)を駆動停止させるように構成してい
る。 【0013】上記から明らかなように、植付爪(14)
を植付ユニット別に停止させるユニットクラッチ(4
8)を切にしたとき、その植付爪(14)に対応する苗
縦送り部材であるスターホイル(43)を連動して停止
させる縦送りクラッチ(68)を設ける田植機の植付装
置において、縦送り駆動カム(40a)の駆動によって
複数条用の苗縦送り部材(43)…を同時に作動させる
縦送り従動カム(40b)を回転支軸(58)に設け、
該回転支軸(58)にスターホイル(43)を遊転軸支
させ、前記回転支軸(58)を介してスターホイル(4
3)を苗載台(13)に取付けると共に、前記回転支軸
(58)とスターホイル(43)の連結途中で植付ユニ
ット別に縦送り力を入切させる複数の縦送りクラッチ
(68)…を設け、回転支軸(58)に対し前記スター
ホイル(43)を植付ユニット別に係脱自在に縦送りク
ラッチ(68)を介して連結させ、前記ユニットクラッ
チ(48)及び縦送りクラッチ(68)を植付ユニット
別に入切する複数のユニットクラッチレバー(57a)
(57b)(57c)を左右方向に並設させている。そ
して、回転支軸(58)にスターホイル(43)を多重
軸形に支持させ、回転支軸(58)軸芯上などに縦送り
クラッチ(68)をコンパクトに取付けると共に、縦送
り従動カム(40b)に縦送り駆動力を伝達させる縦送
り駆動入力を従来のように植付ユニット数分だけ設ける
必要がなく、また回転支軸(58)に縦送り従動カム
(40b)を設けることによって従来のように苗載台
(13)左右往復動用の横送り部材(37)を兼用して
縦送り力を伝達させる必要がなく、縦送り従動カム(4
0b)によって回転支軸(58)に直接伝達させる縦送
り駆動入力によって全ての植付ユニットのスターホイル
(43)を駆動でき、回転支軸(58)に至るまでの駆
動系を全てのスターホイル(43)に共用でき、従来に
比べて縦送り駆動構造の簡略化並びに製造コストの低減
などを容易に行え、しかも植付ユニット別に設ける複数
のユニットクラッチレバー(57a)(57b)(57
c)を左右方向に並設させるから、前記各レバー(57
a)(57b)(57c)を植付ユニットと同一配列に
するたけで、機体左側(または右側)のレバー(57
b)操作で左側(または右側)の植付爪(14)とスタ
ーホイル(43)の動力を入切でき、前記レバー(57
a)(57b)(57c)操作性の向上並びに誤認操作
防止などを図れるように構成している。 【0014】なお、図1及び図2、図8に示す如く、こ
の田植機は左右の筋引マーカ(77)及びサイドマーカ
(78)の他に補助マーカ(79)を備えるもので、前
記マーカ(79)基端をベースフレーム(3)のマーカ
取付台(80)に取付ネジ(81)を介し突出長さ調節
自在に且つ水平回転自在に支持させて、使用時にはこの
マーカ(79)先端を機体斜め前方の隣接条上方に沿わ
せ機体を走行させるように構成している。 【0015】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、前記車輪(7)(8)を転動させて走行移動すると
共に、苗載台(13)を左右に往復摺動させ、苗載台
(13)のマット苗を植付爪(14)によって分割して
一株分ずつ取出して順次植付けるもので、今左側の植付
ケース(17b)のユニットクラッチ(48)を切状態
とさせて残りの植付ケース(17b)(17c)の植付
爪(14)によって三条の植付作業を行う場合におい
て、前記クラッチレバー(57b)を切操作すると前記
植付ケース(17b)のユニットクラッチ(48)が切
状態となってこのケース(17b)に取付ける左右2条
分の植付爪(14)(14)の駆動を停止させると同時
に、この植付爪(14)(14)によって苗取りを行う
苗載台(13)の2条分の前記縦送り筒軸(75)も前
記クラッチ(68)の回動によるクラッチ(62a)
(62b)の噛合せ解除によってその駆動が停止され、
各スターホイル(43)による苗の縦送りを中断させ
る。この結果植付爪(14)の駆動が停止してもこれに
対応する苗載台(13)の苗の縦送りが行われて苗マッ
トが形崩れを起すなどの不都合が解消され、苗マットは
常に正確且つ安全に苗載台(13)上に保持される。し
たがって植付再開時などに欠株や植付姿勢不良などを起
すことがなく常に良好な植付作業が行える。 【0016】 【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、植付爪(14)を植付ユニット別に停止させるユニ
ットクラッチ(48)を切にしたとき、その植付爪(1
4)に対応する苗縦送り部材(43)を連動して停止さ
せる縦送りクラッチ(68)を設ける田植機の植付装置
において、縦送り駆動カム(40a)の駆動によって複
数条用の苗縦送り部材(43)…を同時に作動させる縦
送り従動カム(40b)を回転支軸(58)に設け、該
回転支軸(58)に苗縦送り部材(43)を遊転軸支さ
せ、前記回転支軸(58)を介して苗縦送り部材(4
3)を苗載台(13)に取付けると共に、前記回転支軸
(58)と苗縦送り部材(43)の連結途中で植付ユニ
ット別に縦送り力を入切させる複数の縦送りクラッチ
(68)…を設け、回転支軸(58)に対し前記苗縦送
り部材(43)を植付ユニット別に係脱自在に縦送りク
ラッチ(68)を介して連結させ、前記ユニットクラッ
チ(48)及び縦送りクラッチ(68)を植付ユニット
別に入切する複数のユニットクラッチレバー(57a)
(57b)(57c)を左右方向に並設させたもので、
回転支軸(58)に苗縦送り部材(43)を多重軸形に
支持させることができ、回転支軸(58)軸芯上などに
縦送りクラッチ(68)をコンパクトに取付けることが
できると共に、縦送り従動カム(40b)に縦送り駆動
力を伝達させる縦送り駆動入力を従来のように植付ユニ
ット数分だけ設ける必要がなく、また回転支軸(58)
に縦送り従動カム(40b)を設けることによって従来
のように苗載台(13)左右往復動用の横送り部材(3
7)を兼用して縦送り力を伝達させる必要がなく、縦送
り従動カム(40b)によって回転支軸(58)に直接
伝達させる縦送り駆動入力によって全ての植付ユニット
の苗縦送り部材(43)を駆動でき、回転支軸(58)
に至るまでの駆動系を全ての苗縦送り部材(43)に共
用でき、従来に比べて縦送り駆動構造の簡略化並びに製
造コストの低減などを容易に行うことができ、しかも植
付ユニット別に設ける複数のユニットクラッチレバー
(57a)(57b)(57c)を左右方向に並設させ
るから、前記各レバー(57a)(57b)(57c)
を植付ユニットと同一配列にするたけで、機体左側(ま
たは右側)のレバー(57b)操作で左側(または右
側)の植付爪(14)と縦送り部材(43)の動力を入
切でき、前記レバー(57a)(57b)(57c)操
作性の向上並びに誤認操作防止などを容易に図ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図。
【図2】同平面図。
【図3】部分拡大平面図。
【図4】要部の拡大断面図。
【図5】要部の拡大断面説明図。
【図6】同部分拡大説明図。
【図7】要部の作動系統説明図。
【図8】マーカ部の拡大説明図。
【符号の説明】
(13) 苗載台
(14) 植付爪
(40a) 縦送り駆動カム
(40b) 縦送り従動カム
(43) スターホイル(苗縦送り部材)
(48) ユニットクラッチ(57a)(57b)
(57c) ユニットクラッチレ
バー (58) 回転支軸 (68) 縦送りクラッチ
バー (58) 回転支軸 (68) 縦送りクラッチ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
A01C 11/02
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.植付爪(14)を植付ユニット別に停止させるユニ
ットクラッチ(48)を切にしたとき、その植付爪(1
4)に対応する苗縦送り部材(43)を連動して停止さ
せる縦送りクラッチ(68)を設ける田植機の植付装置
において、縦送り駆動カム(40a)の駆動によって複
数条用の苗縦送り部材(43)…を同時に作動させる縦
送り従動カム(40b)を回転支軸(58)に設け、該
回転支軸(58)に苗縦送り部材(43)を遊転軸支さ
せ、前記回転支軸(58)を介して苗縦送り部材(4
3)を苗載台(13)に取付けると共に、前記回転支軸
(58)と苗縦送り部材(43)の連結途中で植付ユニ
ット別に縦送り力を入切させる複数の縦送りクラッチ
(68)…を設け、回転支軸(58)に対し前記苗縦送
り部材(43)を植付ユニット別に係脱自在に縦送りク
ラッチ(68)を介して連結させ、前記ユニットクラッ
チ(48)及び縦送りクラッチ(68)を植付ユニット
別に入切する複数のユニットクラッチレバー(57a)
(57b)(57c)を左右方向に並設させたことを特
徴とする田植機の植付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8191345A JP2933126B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 田植機の植付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8191345A JP2933126B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 田植機の植付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0998621A JPH0998621A (ja) | 1997-04-15 |
JP2933126B2 true JP2933126B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=16273034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8191345A Expired - Lifetime JP2933126B2 (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 田植機の植付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2933126B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55165066A (en) * | 1979-06-11 | 1980-12-23 | Canon Inc | Photoelectric conversion unit |
US4439151A (en) * | 1980-06-30 | 1984-03-27 | Cahal Whelan | Dental device |
JPS5753125U (ja) * | 1980-09-11 | 1982-03-27 |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP8191345A patent/JP2933126B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0998621A (ja) | 1997-04-15 |
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