JP2932182B2 - 重質炭化水素を含有する流れを、より低い沸点範囲を有する炭化水素を含有する流れに転化する方法 - Google Patents
重質炭化水素を含有する流れを、より低い沸点範囲を有する炭化水素を含有する流れに転化する方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高い沸点範囲を有する重質炭化水素を含有
する流れを、より低い沸点範囲を有する炭化水素を含有
する流れに転化する方法に関する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 第1段階で実質的に液体である流れを転化し、そして
第2段階で実質的に気体である流れを転化する方法を提
供することが本発明の目的である。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的のため、本発明による、高い沸点範囲を有す
る重質炭化水素を含有する第1の流れを、より低い沸点
範囲を有する炭化水素を含有する第2の流れに転化する
方法は、 a)高い沸点範囲を有する重質炭化水素を含有する第1
の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧力及び0.0
5〜5kg//時の毎時空間速度で、転化触媒を含有す
る、水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第
一の転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、転化触
媒を含有する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過さ
せ、もつてより低い沸点範囲を有する、更に転化された
第2の流れを生成する段階と、 を具備する。 詳細には、本発明は、370℃超の沸点範囲を有する炭
化水素を70重量%超含有する炭化水素を含有する第1の
流れを、370℃未満の沸点範囲を有する炭化水素を40重
量%超含有する、標準状態で液体である炭化水素を含有
する第2の流れに転化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 を具備する方法に関する。 本発明による方法の利点は、第1転化ゾーンと第2転
化ゾーンとの間で分別蒸留が行われないということであ
る。他の利点は、気体の流れが高圧及び高温に維持され
るということである。 180〜205℃の沸点範囲を有する炭化水素含有流れであ
る熱分解ガソリンを水素精製する方法であつて、該流れ
を第1反応器内で80〜130℃の温度及び約6MPaの圧力で
処理し、該第1反応器からの流出液を気体の流れとその
一部が該第1反応器に戻される液体の流れとに分離し、
該気体の流れと該液体の流れの残部との混合物を2反応
器内で230〜280℃の温度及び4.5〜6.5MPaの圧力で処理
し、そして該第2反応器からの流出液を、該第2反応器
に再循環させられる気体の流れと液体の製品流れとに分
離する方法は公知である。 本明細書において、用語「高い沸点範囲を有する重質
炭化水素」は、370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を7
0重量%超含有する炭化水素を意味すべく使用される。
これらの炭化水素は、硫黄を例えば0.05〜8重量%、及
びバナジウムのような重金属を例えば0.5〜2000ppm(百
万分率)含有していてもよい。用語「より低い沸点範囲
を有する炭化水素」は、370℃未満の沸点範囲を有する
炭化水素を40重量%超含有する、標準状態で液体である
炭化水素を意味すべく使用される。 本明細書において、毎時空間速度は、1時間当りでの
触媒1当りのkgの単位における炭化水素含有流れ(kg
//時)として表現される。 第1転化ゾーンは、アスフアルテンの除去及び脱金属
用第1転化触媒を含む。適切な触媒の例は、ニツケル、
バナジウム、モリブデン及びタングステンの化合物の内
の1個又は複数個を含有する、無機酸化物担体、例えば
シリカ及び/又はアルミナからなる触媒である。 第2転化ゾーンは、気体の炭化水素流れの、脱硫、水
素化及び/又は脱窒素化(窒素洗出し)に適した第2転
化触媒を含む。適切な触媒の例は、ニツケル及び/又は
コバルト、又はモリブデン及び/又はタングステンのい
ずれか一方を含有する、無機酸化担体、例えばアルミナ
及び/又はシリカからなる触媒である。 高い沸点範囲を有する炭化水素からの重金属は、第1
転化ゾーン内の触媒上に析出する。更に、分離ゾーンに
おいて、第1転化ゾーンからの生成物中に依然として存
在する重質芳香族分子は、気体の流れから分離される。
従つて、重金属及び重質芳香族分子を実質的に含まない
流れが、第2転化ゾーンにおいて触媒と接触させられ
る。このことは、第2転化ゾーン内の触媒の寿命に有益
な効果を及ぼす。 〔実 施 例〕 以下、図面を参照して本発明に係る実施例について説
明する。 第1図は本発明による方法を実行するための装置を概
略的に示す図である。該装置は、第1反応器1の形をと
る第1転化ゾーン、第1気体/液体分離器4の形をとる
第1分離ゾーン及び第2反応器7の形をとる第2転化ゾ
ーンからなる。第1反応器1には、水素供給管8及び原
料供給管9が接続されている。第1気体/液体分離器4
は、管10により第1反応器1に接続されている。第1気
体/液体分離器4の上部ゾーンは、管12により第2反応
器7に接続されており、そして液管15が第1気体/液体
分離器4の下部ゾーンに接続されている。第2反応器7
には、第2水素供給管17が接続されており、そして第2
反応器7の上端部には、流出物取出し管18が接続されて
いる。 通常の操作の間、高い沸点範囲を有する重質炭化水素
を含有する、予熱された、実質的に液体の流れが、原料
供給管9を通して第1反応器1に供給され、そして水素
が、水素供給管8を通して第1反応器1に供給される。
炭化水素含有流れの温度は325〜600℃、好ましくは350
〜500℃であり、圧力は1〜30MPa、好ましくは2〜25MP
aであり、そして炭化水素含有流れが供給される速度
は、第1反応器1における毎時空間速度が0.05〜5kg/
/時、好ましくは0.1〜2.5kg//時になるように選択
される。水素の量は、炭化水素含有流れ1000kg当り250
〜2000Nm3が好適である。第一の転化された流れは、第
1反応器1から取り出され、管10を介して第1気体/液
体分離器4に送られる。第1気体/液体分離器4から、
気体の流れ及び液体の流れが取り出される。気体/液体
分離は、第1反応器及び第2反応器における転化と実質
的に同じ圧力及び温度で実行されるので、水素を含有す
る気体の流れは、加熱及び/又は加圧を実質的に受ける
ことなく第2反応器に送られる。 気体の流れは、325〜600℃、好ましくは350〜500℃の
温度及び1〜30MPa、好ましくは2〜25MPaの圧力で、管
12を介して第2反応器7に供給される。第2反応器7中
の触媒の量は、炭化水素含有流れが供給される速度にお
いて、毎時空間速度が0.1〜10.0kg//時、好ましくは
0.25〜5.0kg//時になるような量である。更に、水素
の量が好適に炭化水素含有流れ1kg当り2000Nm3になる
迄、水素が第2反応器7に供給され得る。より低い沸点
範囲を有する炭化水素を含有する、更に転化された流れ
は、流出物取出し管18を通して第2反応器7から回収さ
れる。 第1気体/液体分離器4及び第2反応器7内の圧力を
制御するため、管10及び/又は12に圧力制御手段(図示
せず)が設けられていてもよい。 例 1 93.5重量%の、370℃超の沸点範囲を有する炭化水
素、4.7重量%の硫黄及び84ppmのバナジウムを含有する
液体炭化水素含有流れが、1kg//時の毎時空間速度、
440℃の温度及び15MPaの圧力で第1反応器1に供給され
る。水素は、液体炭化水素含有流れ1000kg当り1000Nm3
の割合で第1反応器1に供給される。第1反応器1は、
シリカ含有担体とニツケル及びバナジウムの化合物とか
らなる触媒で満たされている。第1反応器内で生成され
た、第一の転化された流れは、第1気体/液体分離器4
に送られ、そして第1気体/液体分離器4から、気体の
流れ及び液体の流れが取り出される。 液体の流れは、液管15を通して第1気体/液体分離器
4から取り出され、そして液体の流れの量は、第1反応
器に供給された液体炭化水素含有流れの39重量%であ
る。液体の流れは、53.47重量%の、370〜520℃の沸点
範囲を有する炭化水素及び46.53重量%の、520℃超の沸
点範囲を有する炭化水素を含有し、そして更に3.2重量
%の硫黄及び4ppmバナジウムを含有する。 管12を通して第1気体/液体分離器4から取り出され
た気体の流れは、炭化水素と水素とからなり、この流れ
の炭化水素含有量は、第1反応器1に供給された液体炭
化水素含有流れの61重量%である。気体の流れの炭化水
素分は、83重量%の、370℃未満の沸点範囲を有する炭
化水素と0.8重量%の硫黄とからなる。 この気体の流れは、410℃の温度及び13MPaの圧力で第
2反応器7に供給される。余分な水素は第2反応器7に
供給されない。第2反応器7は、アルミナ含有担体とニ
ツケル及びモリブデンの化合物とからなる触媒で満たさ
れている。触媒で満たされている反応器の容量は、処理
される流れが供給される速度において、毎時空間速度が
0.5kg//時になるような容量である。 第2反応器7内で生成された、更に転化された流れ
は、炭化水素、水素並びにH2S及びNH3のような気体の汚
染物を含有する。更に転化された流れの炭化水素含有量
は、第1反応器1に供給された液体炭化水素含有流れの
61重量%に等しく、そしてそれは、96.4重量%の、1〜
4個の炭素原子を有する炭化水素と、32.78重量%の、
6個以上の炭素原子及び250℃未満の沸点範囲を有する
炭化水素と、49.61重量%の、250〜370℃の沸点範囲を
有する炭化水素と、7.98重量%の、370〜520℃の沸点範
囲を有する炭化水素と、0.014重量%の硫黄とからな
る。硫化水素及び水素が、ここでは記載されない常法に
より、更に転化された流れから除去され得るというこ
と、及び分離された水素が、圧縮され、そして第1又は
第2転化ゾーンで再使用され得るということは認められ
よう。 第2図に示されている本発明に係る実施例において、
液管15は、管20により原料供給管9に接続されている。
第2図に示されている装置の要素であつて、第1図に示
されている要素と同様のものは、同じ参照符号を有して
いる。この実施例は、第一の転化された流れから分離さ
れた液体の一部又は実質的に全部を第1反応器1に送る
ことが可能であり、この結果、液体の流れは、第1反応
器1内の触媒によつて更に転化され得る。 例 2 例1の炭化水素含有流れが、後述する再循環流れと共
に、第1反応器1に同一条件下で供給される。 第1気体/液体分離器4から取り出された液体の流れ
の量は、第1反応器1に供給される液体炭化水素含有流
れの106重量%である。液体の流れは、61.03重量%の、
370〜520℃の沸点範囲を有する炭化水素及び38.97重量
%の、520℃超の沸点範囲を有する炭化水素を含有し、
そして更に2重量%の硫黄及び2ppmのバナジウムを含有
する。第1気体/液体分離器4から取り出された液体か
ら、第1反応器1に供給される液体炭化水素含有流れの
60重量%に等しい量が、管20を通して第1反応器1に再
循環流れとして送られる。 管20が液管15に接続される点よりも下流で液管15から
取り出される液体の流れの量は、第1反応器1に供給さ
れる炭化水素含有流れの46重量%であり、そしてこの流
れは残液として除去される。 管12を通して気体/液体分離器4から取り出された気
体の流れは、炭化水素及び水素を含有し、この気体の流
れの炭化水素含有量は、第1反応器1に供給された炭化
水素含有流れの54重量%である。気体の流れの炭化水素
分は、73重量%の、370℃未満の沸点範囲を有する炭化
水素と0.9重量%の硫黄とからなる。この気体の流れ
は、410℃の温度及び13MPaの圧力で第2反応器7に供給
される。余分な水素は第2反応器7に供給されない。第
2反応器7は、例1における場合と同じ触媒で満たされ
ている。触媒で満たされている反応器の容量は、処理さ
れる流れが供給される速度において、毎時空間速度が0.
5kg//時になるような容量である。 第2反応器7内で生成された、更に転化された流れ
は、炭化水素、水素並びにH2S及びNH3のような汚染物を
含有する。更に転化された流れの炭化水素分は、7.33重
量%の、1〜4個の炭素原子を有する炭化水素と、28.8
6重量%の、6個以上の炭素原子及び250℃未満の沸点範
囲を有する炭化水素と、50.73重量%の、250〜370℃の
沸点範囲を有する炭化水素と、13.08重量%の、370〜52
0℃の沸点範囲を有する炭化水素と、0.021重量%の硫黄
とからなる。転化された重質炭化水素の単位当りの、更
に転化された流れにおけるC1〜C4の範囲内の炭化水素の
量は、例1において生成された、更に転化された流れに
おけるものよりも少ない。 転化されるべき、いくつかの種類の重質炭化水素に対
し、370℃超の沸点範囲を有する炭化水素の全転化率を
改善するため、第2反応器に供給される気体の流れの沸
点範囲の上限を高くすることは、より有益であろう。 気体の流れの沸点範囲の上限を高くするため、液管15
の出口は、第2気体/液体分離器24(第3図参照)の形
をとる第2分離ゾーンに接続される。気体の炭化水素
は、第2気体/液体分離器24から取り出され、管25を通
して管12に送られ、そして第2転化反応器7内に送られ
る。 液体の炭化水素は、管26を通して第2気体/液体分離
器24から取り出される。もし必要であるならば、液体の
炭化水素の一部が、高い沸点範囲を有する重質炭化水素
を含有する流れに、この流れが第1反応器1内に送り込
まれる前に、管27を通して加えられるようにしてもよ
い。 例 3 90.05重量%の、370℃超の沸点範囲を有する炭化水
素、4.7重量%の硫黄及び84ppmのバナジウムを含有する
炭化水素含有流れが、1kg//時の毎時空間速度、440
℃の温度及び15MPaの圧力で、後述する再循環流れと共
に第1反応器1に供給される。水素は、炭化水素含有流
れ1000kg当り1000Nm3の割合で第1反応器1に供給され
る。第1反応器1は、シリカ含有担体とニツケル及びバ
ナジウムの化合物とからなる触媒で満たされている。第
1反応器1内で生成された、第一の転化された流れは、
第1気体/液体分離器4に送られ、そして第1分離ゾー
ンから、気体の流れ及び液体の流れが取り出される。 液体の流れは、管15を通して気体/液体分離器4から
取り出される。この液体の流れの量は、第1反応器1に
供給された炭化水素含有流れの77重量%であり、そして
液体の流れは、410℃未満の沸点範囲を有する炭化水素
を含有せず、1.9重量%の硫黄及び4ppmのバナジウムを
含有する。液体の流れは、第2気体/液体分離器24に供
給される。30mmHgの圧力で動作している第2気体/液体
分離器24内で、流れは、第1反応器1に供給された炭化
水素含有流れの28.4重量%に相当する気体の流れと、液
体の流れとに分離される。気体の流れは第2反応器7に
供給される。液体の流れは、4.03重量%の、370〜520℃
の沸点範囲を有する炭化水素及び95.97重量%の、520℃
超の沸点範囲を有する炭化水素を含有する。供給された
炭化水素含有流れの30重量%に相当する、液体の流れの
一部は、管27を通して第1反応器1に、第1反応器1へ
の再循環流れとして供給され、そして第1反応器1に供
給された炭化水素含有流れの19重量%に相当する、液体
の流れの残部は、管27を下り、管26を通して残液として
除去される。 管12を通して気体/液体分離器4から取り出された気
体の流れは、炭化水素及び水素を含有し、この気体の流
れの炭化水素含有量は、第1反応器1に供給された炭化
水素含有流れの54重量%である。気体の流れの炭化水素
分は、73重量%の、370℃未満の沸点範囲を有する炭化
水素と0.9重量%の硫黄とからなる。この気体の流れは
第2反応器7に供給される。 分離器4及び分離器24からの気体の流れは、410℃の
温度及び13MPaの圧力で第2反応器7に供給される。気
体の流れの全量は、第1反応器1に供給された炭化水素
含有流れの81重量%である。余分な水素は第2反応器7
に供給されない。第2反応器7は、アルミナ含有担体と
ニツケル及びモリブデンの化合物とからなる触媒で満た
されている。触媒で満たされている反応器の容量は、処
理される流れが供給される速度において、毎時空間速度
が0.5kg//時になるような容量である。 第2反応器7内で生成された、更に転化された流れの
炭化水素含有量は、第1反応器に供給された炭化水素含
有流れの81重量%であり、そしてこの更に転化された流
れは、5.75重量%の、1〜4個の炭素原子を有する炭化
水素と、25.90重量%の、6個以上の炭素原子及び250℃
未満の沸点範囲を有する炭化水素と、42.34重量%の、2
50〜370℃の沸点範囲を有する炭化水素と、25.74重量%
の、370〜520℃の沸点範囲を有する炭化水素と、0.032
重量%の硫黄とからなる。 次に、第4図に示されている本発明に係る実施例にお
いて、第1気体/液体分離器4から取り出された液体の
流れは、更に付け加えられる転化のため、第3反応器30
の形をとる第3転化ゾーンに管15を通して送られる。第
3反応器30内で、液体の流れは、第二の転化された流れ
を生成するため、第2反応器7内に存在する種類の転化
触媒と、水素の存在下で接触させられる。 この転化触媒は、気体の炭化水素流れの、脱硫、水素
化及び/又は窒素洗出しに適している。適切な触媒の例
は、アルミナ又はシリカ及びアルミナを含有する担体
と、ニツケル及び/又はコバルト、又はモリブテン及び
/又はタングステンのいずれか一方とからなる触媒であ
る。 液体の流れの温度は325〜600℃、好ましくは350〜500
℃であり、第3反応器30内の圧力は1〜30MPa、好まし
くは2〜25MPaであり、そして第3反応器中の触媒の量
は、液体の流れが供給される速度において、第3反応器
30内の毎時空間速度が0.05〜10kg//時、好ましくは
0.1〜5kg//時になるような量である。もし必要であ
るならば、水素が、水素供給管31を通して3反応器に供
給され得る。第二の転化された流れは、出口管32を通し
て第3反応器30から取り出される。 第二の転化された流れから気体成分を取り出すため、
この流れは第1気体/液体分離器に直接的に送られるこ
とが可能であり(図示せず)、あるいはこの第二の転化
された流れは、第3気体/液体分離器35の形をとる第3
分離ゾーンに送られることも可能である。 第3気体/液体分離器35から、気体の流れは管36を通
して第2反応器7に送られる。液体の流れは管37を通し
て第3気体/液体分離器35から取り出される。もし必要
であるならば、液体の流れの一部又は全部が、管38を通
して第1反応器1に送られ得る。 例 4 例1の炭化水素含有流れが、後述する再循環流れと共
に、第1反応器1に同一条件下で、供給される。 管12を通して気体/液体分離器4から取り出された気
体の流れは、炭化水素及び水素を含有し、そしてこの気
体の流れの炭化水素含有量は、第1反応器1に供給され
た炭化水素含有流れの54重量%である。気体の流れの炭
化水素分は、73重量%の、370℃未満の沸点範囲を有す
る炭化水素と0.9重量%の硫黄とからなる。この気体の
流れは、410℃の温度及び13MPaの圧力で、第2反応器7
に供給される。 液体の流れは、液管15を通して気体/液体分離器4か
ら取り出される。この液体の流れの量は、第1反応器1
に供給された炭化水素含有流れの76重量%であり、そし
て液体の流れは、63重量%の、520℃超の沸点範囲を有
する炭化水素を含有し、410℃未満の沸点範囲を有する
炭化水素を含有せず、そして1.9重量%の硫黄を含有す
る。 液体の流れは、アルミナ含有担体とニツケル及びモリ
ブデンの化合物とからなる触媒で満たされている第3反
応器30に送られる。触媒で満たされている反応器の容量
は、処理される流れが供給される速度において、毎時空
間速度が2.7kg//時になるような容量である。第3反
応器30内で生成された、第二の転化された流れは、97重
量%の、370℃超の沸点範囲を有する炭化水素と、58重
量%の、520℃超の沸点範囲を有する炭化水素と、0.4重
量%の硫黄とからなる。この流れは、30mmHgで動作して
いる第3気体/液体分離器25に、管32を通して送られ
る。 第3気体/液体分離器35で得られた液体の流れの量
は、第1反応器1に供給された炭化水素含有流れの45重
量%である。液体の流れは、3.97重量%の、370〜520℃
の沸点範囲を有する炭化水素及び96.03重量%の、520℃
超の沸点範囲を有する炭化水素を含有する。第1反応器
1に供給された炭化水素含有流れの15重量%に相当す
る、液体の流れの一部は、残液として管37を通して除去
される。 液体の流れの残部は、再循環流れとして、管38を通し
て第1反応器1に送られ、この流れの量は、第1反応器
1に供給された炭化水素含有流れの30重量%である。 第3気体/液体分離器35で得られた気体の流れの量
は、第1反応器1に供給れた炭化水素含有流れの31重量
%に等しい。気体の流れは管36を通して第2反応器7に
送られ、そこでそれは第1気体/液体分離器4からの気
体の流れと共に転化される。余分な水素は第2反応器に
供給されない。第2反応器7は、アルミナ含有担体とニ
ツケル及びモリブデンの化合物とからなる触媒で満たさ
れている。触媒で満たされている反応器の容量は、処理
される流れが供給される速度において、毎時空間速度が
0.5kg//時になるような容量である。 第2反応器7内で生成された、更に転化された流れの
炭化水素含有量は、第1反応器1に供給された炭化水素
含有流れの84.90%であり、この更に転化された流れ
は、6.15重量%の、1〜4個の炭素原子を有する炭化水
素と、24.50重量%の、6個以上の炭素原子及び250℃未
満の沸点範囲を有する炭化水素と、41.41重量%の、250
〜370℃の沸点範囲を有する炭化水素と、27.59重量%
の、370〜520℃の沸点範囲を有する炭化水素と、0.33重
量%の、520℃超の沸点範囲を有する炭化水素と、0.020
重量%の硫黄とからなる。 図面中に参照符号1、7又は30で示されている反応器
は、触媒が固定床内に配置される充填床反応器、又は消
費された触媒が反応器から所定の速度で連続的に除去さ
れると共に、消費された触媒のあとを継ぐ新鮮な触媒が
反応器に供給される移動床反応器、又は上方に流れる転
化されるべき流体によつて触媒が流動化される流動床反
応器であつてもよい。 各転化ゾーンは、1個の反応器又は2個以上、例えば
3個もしくは4個の反応器を備えていてもよい。 水素は別個の流れとして反応器内に導入されてもよ
く、あるいは転化されるべき流体と、その液体が反応器
内に入る前に混合されてもよい。
する流れを、より低い沸点範囲を有する炭化水素を含有
する流れに転化する方法に関する。 〔発明が解決しようとする問題点〕 第1段階で実質的に液体である流れを転化し、そして
第2段階で実質的に気体である流れを転化する方法を提
供することが本発明の目的である。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的のため、本発明による、高い沸点範囲を有す
る重質炭化水素を含有する第1の流れを、より低い沸点
範囲を有する炭化水素を含有する第2の流れに転化する
方法は、 a)高い沸点範囲を有する重質炭化水素を含有する第1
の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧力及び0.0
5〜5kg//時の毎時空間速度で、転化触媒を含有す
る、水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第
一の転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、転化触
媒を含有する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過さ
せ、もつてより低い沸点範囲を有する、更に転化された
第2の流れを生成する段階と、 を具備する。 詳細には、本発明は、370℃超の沸点範囲を有する炭
化水素を70重量%超含有する炭化水素を含有する第1の
流れを、370℃未満の沸点範囲を有する炭化水素を40重
量%超含有する、標準状態で液体である炭化水素を含有
する第2の流れに転化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 を具備する方法に関する。 本発明による方法の利点は、第1転化ゾーンと第2転
化ゾーンとの間で分別蒸留が行われないということであ
る。他の利点は、気体の流れが高圧及び高温に維持され
るということである。 180〜205℃の沸点範囲を有する炭化水素含有流れであ
る熱分解ガソリンを水素精製する方法であつて、該流れ
を第1反応器内で80〜130℃の温度及び約6MPaの圧力で
処理し、該第1反応器からの流出液を気体の流れとその
一部が該第1反応器に戻される液体の流れとに分離し、
該気体の流れと該液体の流れの残部との混合物を2反応
器内で230〜280℃の温度及び4.5〜6.5MPaの圧力で処理
し、そして該第2反応器からの流出液を、該第2反応器
に再循環させられる気体の流れと液体の製品流れとに分
離する方法は公知である。 本明細書において、用語「高い沸点範囲を有する重質
炭化水素」は、370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を7
0重量%超含有する炭化水素を意味すべく使用される。
これらの炭化水素は、硫黄を例えば0.05〜8重量%、及
びバナジウムのような重金属を例えば0.5〜2000ppm(百
万分率)含有していてもよい。用語「より低い沸点範囲
を有する炭化水素」は、370℃未満の沸点範囲を有する
炭化水素を40重量%超含有する、標準状態で液体である
炭化水素を意味すべく使用される。 本明細書において、毎時空間速度は、1時間当りでの
触媒1当りのkgの単位における炭化水素含有流れ(kg
//時)として表現される。 第1転化ゾーンは、アスフアルテンの除去及び脱金属
用第1転化触媒を含む。適切な触媒の例は、ニツケル、
バナジウム、モリブデン及びタングステンの化合物の内
の1個又は複数個を含有する、無機酸化物担体、例えば
シリカ及び/又はアルミナからなる触媒である。 第2転化ゾーンは、気体の炭化水素流れの、脱硫、水
素化及び/又は脱窒素化(窒素洗出し)に適した第2転
化触媒を含む。適切な触媒の例は、ニツケル及び/又は
コバルト、又はモリブデン及び/又はタングステンのい
ずれか一方を含有する、無機酸化担体、例えばアルミナ
及び/又はシリカからなる触媒である。 高い沸点範囲を有する炭化水素からの重金属は、第1
転化ゾーン内の触媒上に析出する。更に、分離ゾーンに
おいて、第1転化ゾーンからの生成物中に依然として存
在する重質芳香族分子は、気体の流れから分離される。
従つて、重金属及び重質芳香族分子を実質的に含まない
流れが、第2転化ゾーンにおいて触媒と接触させられ
る。このことは、第2転化ゾーン内の触媒の寿命に有益
な効果を及ぼす。 〔実 施 例〕 以下、図面を参照して本発明に係る実施例について説
明する。 第1図は本発明による方法を実行するための装置を概
略的に示す図である。該装置は、第1反応器1の形をと
る第1転化ゾーン、第1気体/液体分離器4の形をとる
第1分離ゾーン及び第2反応器7の形をとる第2転化ゾ
ーンからなる。第1反応器1には、水素供給管8及び原
料供給管9が接続されている。第1気体/液体分離器4
は、管10により第1反応器1に接続されている。第1気
体/液体分離器4の上部ゾーンは、管12により第2反応
器7に接続されており、そして液管15が第1気体/液体
分離器4の下部ゾーンに接続されている。第2反応器7
には、第2水素供給管17が接続されており、そして第2
反応器7の上端部には、流出物取出し管18が接続されて
いる。 通常の操作の間、高い沸点範囲を有する重質炭化水素
を含有する、予熱された、実質的に液体の流れが、原料
供給管9を通して第1反応器1に供給され、そして水素
が、水素供給管8を通して第1反応器1に供給される。
炭化水素含有流れの温度は325〜600℃、好ましくは350
〜500℃であり、圧力は1〜30MPa、好ましくは2〜25MP
aであり、そして炭化水素含有流れが供給される速度
は、第1反応器1における毎時空間速度が0.05〜5kg/
/時、好ましくは0.1〜2.5kg//時になるように選択
される。水素の量は、炭化水素含有流れ1000kg当り250
〜2000Nm3が好適である。第一の転化された流れは、第
1反応器1から取り出され、管10を介して第1気体/液
体分離器4に送られる。第1気体/液体分離器4から、
気体の流れ及び液体の流れが取り出される。気体/液体
分離は、第1反応器及び第2反応器における転化と実質
的に同じ圧力及び温度で実行されるので、水素を含有す
る気体の流れは、加熱及び/又は加圧を実質的に受ける
ことなく第2反応器に送られる。 気体の流れは、325〜600℃、好ましくは350〜500℃の
温度及び1〜30MPa、好ましくは2〜25MPaの圧力で、管
12を介して第2反応器7に供給される。第2反応器7中
の触媒の量は、炭化水素含有流れが供給される速度にお
いて、毎時空間速度が0.1〜10.0kg//時、好ましくは
0.25〜5.0kg//時になるような量である。更に、水素
の量が好適に炭化水素含有流れ1kg当り2000Nm3になる
迄、水素が第2反応器7に供給され得る。より低い沸点
範囲を有する炭化水素を含有する、更に転化された流れ
は、流出物取出し管18を通して第2反応器7から回収さ
れる。 第1気体/液体分離器4及び第2反応器7内の圧力を
制御するため、管10及び/又は12に圧力制御手段(図示
せず)が設けられていてもよい。 例 1 93.5重量%の、370℃超の沸点範囲を有する炭化水
素、4.7重量%の硫黄及び84ppmのバナジウムを含有する
液体炭化水素含有流れが、1kg//時の毎時空間速度、
440℃の温度及び15MPaの圧力で第1反応器1に供給され
る。水素は、液体炭化水素含有流れ1000kg当り1000Nm3
の割合で第1反応器1に供給される。第1反応器1は、
シリカ含有担体とニツケル及びバナジウムの化合物とか
らなる触媒で満たされている。第1反応器内で生成され
た、第一の転化された流れは、第1気体/液体分離器4
に送られ、そして第1気体/液体分離器4から、気体の
流れ及び液体の流れが取り出される。 液体の流れは、液管15を通して第1気体/液体分離器
4から取り出され、そして液体の流れの量は、第1反応
器に供給された液体炭化水素含有流れの39重量%であ
る。液体の流れは、53.47重量%の、370〜520℃の沸点
範囲を有する炭化水素及び46.53重量%の、520℃超の沸
点範囲を有する炭化水素を含有し、そして更に3.2重量
%の硫黄及び4ppmバナジウムを含有する。 管12を通して第1気体/液体分離器4から取り出され
た気体の流れは、炭化水素と水素とからなり、この流れ
の炭化水素含有量は、第1反応器1に供給された液体炭
化水素含有流れの61重量%である。気体の流れの炭化水
素分は、83重量%の、370℃未満の沸点範囲を有する炭
化水素と0.8重量%の硫黄とからなる。 この気体の流れは、410℃の温度及び13MPaの圧力で第
2反応器7に供給される。余分な水素は第2反応器7に
供給されない。第2反応器7は、アルミナ含有担体とニ
ツケル及びモリブデンの化合物とからなる触媒で満たさ
れている。触媒で満たされている反応器の容量は、処理
される流れが供給される速度において、毎時空間速度が
0.5kg//時になるような容量である。 第2反応器7内で生成された、更に転化された流れ
は、炭化水素、水素並びにH2S及びNH3のような気体の汚
染物を含有する。更に転化された流れの炭化水素含有量
は、第1反応器1に供給された液体炭化水素含有流れの
61重量%に等しく、そしてそれは、96.4重量%の、1〜
4個の炭素原子を有する炭化水素と、32.78重量%の、
6個以上の炭素原子及び250℃未満の沸点範囲を有する
炭化水素と、49.61重量%の、250〜370℃の沸点範囲を
有する炭化水素と、7.98重量%の、370〜520℃の沸点範
囲を有する炭化水素と、0.014重量%の硫黄とからな
る。硫化水素及び水素が、ここでは記載されない常法に
より、更に転化された流れから除去され得るというこ
と、及び分離された水素が、圧縮され、そして第1又は
第2転化ゾーンで再使用され得るということは認められ
よう。 第2図に示されている本発明に係る実施例において、
液管15は、管20により原料供給管9に接続されている。
第2図に示されている装置の要素であつて、第1図に示
されている要素と同様のものは、同じ参照符号を有して
いる。この実施例は、第一の転化された流れから分離さ
れた液体の一部又は実質的に全部を第1反応器1に送る
ことが可能であり、この結果、液体の流れは、第1反応
器1内の触媒によつて更に転化され得る。 例 2 例1の炭化水素含有流れが、後述する再循環流れと共
に、第1反応器1に同一条件下で供給される。 第1気体/液体分離器4から取り出された液体の流れ
の量は、第1反応器1に供給される液体炭化水素含有流
れの106重量%である。液体の流れは、61.03重量%の、
370〜520℃の沸点範囲を有する炭化水素及び38.97重量
%の、520℃超の沸点範囲を有する炭化水素を含有し、
そして更に2重量%の硫黄及び2ppmのバナジウムを含有
する。第1気体/液体分離器4から取り出された液体か
ら、第1反応器1に供給される液体炭化水素含有流れの
60重量%に等しい量が、管20を通して第1反応器1に再
循環流れとして送られる。 管20が液管15に接続される点よりも下流で液管15から
取り出される液体の流れの量は、第1反応器1に供給さ
れる炭化水素含有流れの46重量%であり、そしてこの流
れは残液として除去される。 管12を通して気体/液体分離器4から取り出された気
体の流れは、炭化水素及び水素を含有し、この気体の流
れの炭化水素含有量は、第1反応器1に供給された炭化
水素含有流れの54重量%である。気体の流れの炭化水素
分は、73重量%の、370℃未満の沸点範囲を有する炭化
水素と0.9重量%の硫黄とからなる。この気体の流れ
は、410℃の温度及び13MPaの圧力で第2反応器7に供給
される。余分な水素は第2反応器7に供給されない。第
2反応器7は、例1における場合と同じ触媒で満たされ
ている。触媒で満たされている反応器の容量は、処理さ
れる流れが供給される速度において、毎時空間速度が0.
5kg//時になるような容量である。 第2反応器7内で生成された、更に転化された流れ
は、炭化水素、水素並びにH2S及びNH3のような汚染物を
含有する。更に転化された流れの炭化水素分は、7.33重
量%の、1〜4個の炭素原子を有する炭化水素と、28.8
6重量%の、6個以上の炭素原子及び250℃未満の沸点範
囲を有する炭化水素と、50.73重量%の、250〜370℃の
沸点範囲を有する炭化水素と、13.08重量%の、370〜52
0℃の沸点範囲を有する炭化水素と、0.021重量%の硫黄
とからなる。転化された重質炭化水素の単位当りの、更
に転化された流れにおけるC1〜C4の範囲内の炭化水素の
量は、例1において生成された、更に転化された流れに
おけるものよりも少ない。 転化されるべき、いくつかの種類の重質炭化水素に対
し、370℃超の沸点範囲を有する炭化水素の全転化率を
改善するため、第2反応器に供給される気体の流れの沸
点範囲の上限を高くすることは、より有益であろう。 気体の流れの沸点範囲の上限を高くするため、液管15
の出口は、第2気体/液体分離器24(第3図参照)の形
をとる第2分離ゾーンに接続される。気体の炭化水素
は、第2気体/液体分離器24から取り出され、管25を通
して管12に送られ、そして第2転化反応器7内に送られ
る。 液体の炭化水素は、管26を通して第2気体/液体分離
器24から取り出される。もし必要であるならば、液体の
炭化水素の一部が、高い沸点範囲を有する重質炭化水素
を含有する流れに、この流れが第1反応器1内に送り込
まれる前に、管27を通して加えられるようにしてもよ
い。 例 3 90.05重量%の、370℃超の沸点範囲を有する炭化水
素、4.7重量%の硫黄及び84ppmのバナジウムを含有する
炭化水素含有流れが、1kg//時の毎時空間速度、440
℃の温度及び15MPaの圧力で、後述する再循環流れと共
に第1反応器1に供給される。水素は、炭化水素含有流
れ1000kg当り1000Nm3の割合で第1反応器1に供給され
る。第1反応器1は、シリカ含有担体とニツケル及びバ
ナジウムの化合物とからなる触媒で満たされている。第
1反応器1内で生成された、第一の転化された流れは、
第1気体/液体分離器4に送られ、そして第1分離ゾー
ンから、気体の流れ及び液体の流れが取り出される。 液体の流れは、管15を通して気体/液体分離器4から
取り出される。この液体の流れの量は、第1反応器1に
供給された炭化水素含有流れの77重量%であり、そして
液体の流れは、410℃未満の沸点範囲を有する炭化水素
を含有せず、1.9重量%の硫黄及び4ppmのバナジウムを
含有する。液体の流れは、第2気体/液体分離器24に供
給される。30mmHgの圧力で動作している第2気体/液体
分離器24内で、流れは、第1反応器1に供給された炭化
水素含有流れの28.4重量%に相当する気体の流れと、液
体の流れとに分離される。気体の流れは第2反応器7に
供給される。液体の流れは、4.03重量%の、370〜520℃
の沸点範囲を有する炭化水素及び95.97重量%の、520℃
超の沸点範囲を有する炭化水素を含有する。供給された
炭化水素含有流れの30重量%に相当する、液体の流れの
一部は、管27を通して第1反応器1に、第1反応器1へ
の再循環流れとして供給され、そして第1反応器1に供
給された炭化水素含有流れの19重量%に相当する、液体
の流れの残部は、管27を下り、管26を通して残液として
除去される。 管12を通して気体/液体分離器4から取り出された気
体の流れは、炭化水素及び水素を含有し、この気体の流
れの炭化水素含有量は、第1反応器1に供給された炭化
水素含有流れの54重量%である。気体の流れの炭化水素
分は、73重量%の、370℃未満の沸点範囲を有する炭化
水素と0.9重量%の硫黄とからなる。この気体の流れは
第2反応器7に供給される。 分離器4及び分離器24からの気体の流れは、410℃の
温度及び13MPaの圧力で第2反応器7に供給される。気
体の流れの全量は、第1反応器1に供給された炭化水素
含有流れの81重量%である。余分な水素は第2反応器7
に供給されない。第2反応器7は、アルミナ含有担体と
ニツケル及びモリブデンの化合物とからなる触媒で満た
されている。触媒で満たされている反応器の容量は、処
理される流れが供給される速度において、毎時空間速度
が0.5kg//時になるような容量である。 第2反応器7内で生成された、更に転化された流れの
炭化水素含有量は、第1反応器に供給された炭化水素含
有流れの81重量%であり、そしてこの更に転化された流
れは、5.75重量%の、1〜4個の炭素原子を有する炭化
水素と、25.90重量%の、6個以上の炭素原子及び250℃
未満の沸点範囲を有する炭化水素と、42.34重量%の、2
50〜370℃の沸点範囲を有する炭化水素と、25.74重量%
の、370〜520℃の沸点範囲を有する炭化水素と、0.032
重量%の硫黄とからなる。 次に、第4図に示されている本発明に係る実施例にお
いて、第1気体/液体分離器4から取り出された液体の
流れは、更に付け加えられる転化のため、第3反応器30
の形をとる第3転化ゾーンに管15を通して送られる。第
3反応器30内で、液体の流れは、第二の転化された流れ
を生成するため、第2反応器7内に存在する種類の転化
触媒と、水素の存在下で接触させられる。 この転化触媒は、気体の炭化水素流れの、脱硫、水素
化及び/又は窒素洗出しに適している。適切な触媒の例
は、アルミナ又はシリカ及びアルミナを含有する担体
と、ニツケル及び/又はコバルト、又はモリブテン及び
/又はタングステンのいずれか一方とからなる触媒であ
る。 液体の流れの温度は325〜600℃、好ましくは350〜500
℃であり、第3反応器30内の圧力は1〜30MPa、好まし
くは2〜25MPaであり、そして第3反応器中の触媒の量
は、液体の流れが供給される速度において、第3反応器
30内の毎時空間速度が0.05〜10kg//時、好ましくは
0.1〜5kg//時になるような量である。もし必要であ
るならば、水素が、水素供給管31を通して3反応器に供
給され得る。第二の転化された流れは、出口管32を通し
て第3反応器30から取り出される。 第二の転化された流れから気体成分を取り出すため、
この流れは第1気体/液体分離器に直接的に送られるこ
とが可能であり(図示せず)、あるいはこの第二の転化
された流れは、第3気体/液体分離器35の形をとる第3
分離ゾーンに送られることも可能である。 第3気体/液体分離器35から、気体の流れは管36を通
して第2反応器7に送られる。液体の流れは管37を通し
て第3気体/液体分離器35から取り出される。もし必要
であるならば、液体の流れの一部又は全部が、管38を通
して第1反応器1に送られ得る。 例 4 例1の炭化水素含有流れが、後述する再循環流れと共
に、第1反応器1に同一条件下で、供給される。 管12を通して気体/液体分離器4から取り出された気
体の流れは、炭化水素及び水素を含有し、そしてこの気
体の流れの炭化水素含有量は、第1反応器1に供給され
た炭化水素含有流れの54重量%である。気体の流れの炭
化水素分は、73重量%の、370℃未満の沸点範囲を有す
る炭化水素と0.9重量%の硫黄とからなる。この気体の
流れは、410℃の温度及び13MPaの圧力で、第2反応器7
に供給される。 液体の流れは、液管15を通して気体/液体分離器4か
ら取り出される。この液体の流れの量は、第1反応器1
に供給された炭化水素含有流れの76重量%であり、そし
て液体の流れは、63重量%の、520℃超の沸点範囲を有
する炭化水素を含有し、410℃未満の沸点範囲を有する
炭化水素を含有せず、そして1.9重量%の硫黄を含有す
る。 液体の流れは、アルミナ含有担体とニツケル及びモリ
ブデンの化合物とからなる触媒で満たされている第3反
応器30に送られる。触媒で満たされている反応器の容量
は、処理される流れが供給される速度において、毎時空
間速度が2.7kg//時になるような容量である。第3反
応器30内で生成された、第二の転化された流れは、97重
量%の、370℃超の沸点範囲を有する炭化水素と、58重
量%の、520℃超の沸点範囲を有する炭化水素と、0.4重
量%の硫黄とからなる。この流れは、30mmHgで動作して
いる第3気体/液体分離器25に、管32を通して送られ
る。 第3気体/液体分離器35で得られた液体の流れの量
は、第1反応器1に供給された炭化水素含有流れの45重
量%である。液体の流れは、3.97重量%の、370〜520℃
の沸点範囲を有する炭化水素及び96.03重量%の、520℃
超の沸点範囲を有する炭化水素を含有する。第1反応器
1に供給された炭化水素含有流れの15重量%に相当す
る、液体の流れの一部は、残液として管37を通して除去
される。 液体の流れの残部は、再循環流れとして、管38を通し
て第1反応器1に送られ、この流れの量は、第1反応器
1に供給された炭化水素含有流れの30重量%である。 第3気体/液体分離器35で得られた気体の流れの量
は、第1反応器1に供給れた炭化水素含有流れの31重量
%に等しい。気体の流れは管36を通して第2反応器7に
送られ、そこでそれは第1気体/液体分離器4からの気
体の流れと共に転化される。余分な水素は第2反応器に
供給されない。第2反応器7は、アルミナ含有担体とニ
ツケル及びモリブデンの化合物とからなる触媒で満たさ
れている。触媒で満たされている反応器の容量は、処理
される流れが供給される速度において、毎時空間速度が
0.5kg//時になるような容量である。 第2反応器7内で生成された、更に転化された流れの
炭化水素含有量は、第1反応器1に供給された炭化水素
含有流れの84.90%であり、この更に転化された流れ
は、6.15重量%の、1〜4個の炭素原子を有する炭化水
素と、24.50重量%の、6個以上の炭素原子及び250℃未
満の沸点範囲を有する炭化水素と、41.41重量%の、250
〜370℃の沸点範囲を有する炭化水素と、27.59重量%
の、370〜520℃の沸点範囲を有する炭化水素と、0.33重
量%の、520℃超の沸点範囲を有する炭化水素と、0.020
重量%の硫黄とからなる。 図面中に参照符号1、7又は30で示されている反応器
は、触媒が固定床内に配置される充填床反応器、又は消
費された触媒が反応器から所定の速度で連続的に除去さ
れると共に、消費された触媒のあとを継ぐ新鮮な触媒が
反応器に供給される移動床反応器、又は上方に流れる転
化されるべき流体によつて触媒が流動化される流動床反
応器であつてもよい。 各転化ゾーンは、1個の反応器又は2個以上、例えば
3個もしくは4個の反応器を備えていてもよい。 水素は別個の流れとして反応器内に導入されてもよ
く、あるいは転化されるべき流体と、その液体が反応器
内に入る前に混合されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る第1実施例を概略的に示す図、
第2図は本発明に係る第2実施例を概略的に示す図、
第3図は本発明に係る第3実施例を概略的に示す図、及
び 第4図は本発明に係る第4実施例を概略的に示す図であ
る。 1、7、30……反応器 4、24、35……気体/液体分離器
び 第4図は本発明に係る第4実施例を概略的に示す図であ
る。 1、7、30……反応器 4、24、35……気体/液体分離器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ロベルト・ヘンドリツク・ヴアン・ドン
ゲン
オランダ国 1031 シー・エム アムス
テルダム、バトホイスウエヒ 3
(72)発明者 エデユアルド・フイリツプ・キーフアー
オランダ国 1031 シー・エム アムス
テルダム、バトホイスウエヒ 3
(56)参考文献 特開 昭53−77204(JP,A)
特開 昭48−19601(JP,A)
特開 昭58−32694(JP,A)
特開 昭54−114504(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を70重量%超
含有する炭化水素を含有する第1の流れを、370℃未満
の沸点範囲を有する炭化水素を40重量%超含有する、標
準状態で液体である炭化水素を含有する第2の流れに転
化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 を具備する方法。 2.370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を70重量%超
含有する炭化水素を含有する第1の流れを、370℃未満
の沸点範囲を有する炭化水素を40重量%超含有する、標
準状態で液体である炭化水素を含有する第2の流れに転
化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 を具備する方法であつて、更に、段階b)において得ら
れた前記液体の流れの少なくとも一部が、第1の流れ
に、この流れが段階a)において前記第1転化ゾーンを
通過させられる前に加えられる前記方法。 3.370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を70重量%超
含有する炭化水素を含有する第1の流れを、370℃未満
の沸点範囲を有する炭化水素を40重量%超含有する、標
準状態で液体である炭化水素を含有する第2の流れに転
化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 を具備する方法であつて、更に、段階b)において得ら
れた前記液体の流れを第2分離ゾーンに送り、該第2分
離ゾーンから気体の流れ及び液体の流れを取り出し、そ
して該気体の流れを、段階b)において得られた前記気
体の流れに、この気体の流れが段階d)において前記第
2転化ゾーンを通過させられる前に加える段階を具備す
る前記方法。 4.370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を70重量%超
含有する炭化水素を含有する第1の流れを、370℃未満
の沸点範囲を有する炭化水素を40重量%超含有する、標
準状態で液体である炭化水素を含有する第2の流れに転
化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 を具備する方法であつて、更に、段階b)において得ら
れた前記液体の流れを第2分離ゾーンに送り、該第2分
離ゾーンから気体の流れ及び液体の流れを取り出し、そ
して該気体の流れを、段階b)において得られた前記気
体の流れに、この気体の流れが段階d)において前記第
2転化ゾーンを通過させられる前に加える段階及び、前
記第2分離ゾーンから取り出された前記液体の流れの一
部が、第1の流れに、この流れが段階a)において前記
第1転化ゾーンを通過させられる前に加えられる段階を
具備する前記方法。 5.370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を70重量%超
含有する炭化水素を含有する第1の流れを、370℃未満
の沸点範囲を有する炭化水素を40重量%超含有する、標
準状態で液体である炭化水素を含有する第2の流れに転
化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 段階b)において得られた前記液体の流れを、325〜600
℃の温度、1〜30MPaの圧力及び0.05〜10kg//時の毎
時空間速度で、転化触媒を含有する、水素存在下の第3
転化ゾーンを通過させ、もつて第二の転化された流れを
生成する段階を具備する前記方法。 6.370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を70重量%超
含有する炭化水素を含有する第1の流れを、370℃未満
の沸点範囲を有する炭化水素を40重量%超含有する、標
準状態で液体である炭化水素を含有する第2の流れに転
化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 段階b)において得られた前記液体の流れを、325〜600
℃の温度、1〜30MPaの圧力及び0.05〜10kg//時の毎
時空間速度で、転化触媒を含有する、水素存在下の第3
転化ゾーンを通過させ、もつて第二の転化された流れを
生成し、該第二の転化された流れの一部を前記第1分離
ゾーンに送る段階を更に具備する前記方法。 7.370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を70重量%超
含有する炭化水素を含有する第1の流れを、370℃未満
の沸点範囲を有する炭化水素を40重量%超含有する、標
準状態で液体である炭化水素を含有する第2の流れに転
化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 段階b)において得られた前記液体の流れを、325〜600
℃の温度、1〜30MPaの圧力及び0.05〜10kg//時の毎
時空間速度で、転化触媒を含有する、水素存在下の第3
転化ゾーンを通過させ、もつて第二の転化された流れを
生成し、該第二の転化された流れを第3分離ゾーンに送
り、該第3分離ゾーンから気体の流れ及び液体の流れを
取り出し、そして該気体の流れを、段階b)において得
られた前記気体の流れに、この気体の流れが段階d)に
おいて前記第2転化ゾーンを通過させられる前に加える
段階を更に具備する前記方法。 8.370℃超の沸点範囲を有する炭化水素を70重量%超
含有する炭化水素を含有する第1の流れを、370℃未満
の沸点範囲を有する炭化水素を40重量%超含有する、標
準状態で液体である炭化水素を含有する第2の流れに転
化する方法であつて、 a)第1の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの圧
力及び0.05〜5kg//時の毎時空間速度で、シリカ含有
担体とニッケル及びバナジウムの化合物とからなる、ア
スファルテンの除去及び脱金属用転化触媒を含有する、
水素存在下の第1転化ゾーンを通過させ、もつて第一の
転化された流れを生成する段階と、 b)該第一の転化された流れを第1分離ゾーンに送り、
そして該第1分離ゾーンから、重金属及び重質芳香族分
子を実質的に含まない気体であって、常温常圧にて液体
の炭化水素を含有する気体の流れ及び液体の流れを取り
出す段階と、 c)該気体の流れの少なくとも一部を第2転化ゾーンに
送る段階と、 d)該気体の流れを、325〜600℃の温度、1〜30MPaの
圧力及び0.1〜10.0kg//時の毎時空間速度で、アルミ
ナ含有担体とニッケル及びモリブデンの化合物とからな
る、脱硫、水素化及び/又は脱窒素化用転化触媒を含有
する、水素存在下の第2転化ゾーンを通過させ、もつて
第2の流れを生成する段階と、 段階b)において得られた前記液体の流れを、325〜600
℃の温度、1〜30MPaの圧力及び0.05〜10kg//時の毎
時空間速度で、転化触媒を含有する、水素存在下の第3
転化ゾーンを通過させ、もつて第二の転化された流れを
生成し、該第二の転化された流れを第3分離ゾーンに送
り、該第3分離ゾーンから気体の流れ及び液体の流れを
取り出し、そして該気体の流れを、段階b)において得
られた前記気体の流れに、この気体の流れが段階d)に
おいて前記第2転化ゾーンを通過させられる前に加える
段階及び、前記第3分離ゾーンから取り出された前記液
体の流れの一部を、第1の流れに、この流れが段階a)
において前記第1転化ゾーンを通過させられる前に加え
る段階を更に具備する前記方法。
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