JP2931397B2 - 速度位相検出装置 - Google Patents

速度位相検出装置

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JP2931397B2
JP2931397B2 JP2323334A JP32333490A JP2931397B2 JP 2931397 B2 JP2931397 B2 JP 2931397B2 JP 2323334 A JP2323334 A JP 2323334A JP 32333490 A JP32333490 A JP 32333490A JP 2931397 B2 JP2931397 B2 JP 2931397B2
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利明 田中
幸治 木戸
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba AVE Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はモータのロータや水平移動する物体の速度及
び位相を検出する速度位相検出装置に関し、特にVTR
(ビデオテープレコーダ)等に使用されるモータの回転
速度及び回転位相を検出するための速度位相検出装置に
関する。
(従来の目的) 従来、VTRのドラムモータやキャプスタンモータのサ
ーボ系において、モータの回転速度及び回転位相を検出
するために、モータの回転軸にロータを取り付け、この
ロータにマグネットパターンを着磁させ、このロータに
対向するようにステータ側基板を配置し、該基板上に速
度検出用及び位相検出用の銅箔パターンを方形状に形成
し、ステータ側基板から速度検出信号(以下、FG信号と
いう)や位相検出信号(以下、PG信号という)を得てい
る。
第4図はVTRにおける回転ドラムの軸に取り付けた速
度位相検出装置を示している。速度位相検出装置10は、
回転ドラム11の軸11aに取り付けられ、一面にマグネッ
トパターン12aが形成されたロータ12と、このロータ12
に対向配置され、前記マグネットパターン12aに対応す
るように同一ピッチで導体パターン(例えば銅箔パター
ン)13aが形成されたステータ側基板13とで構成されて
いる。
第5図(a),(b)はステータ側導体パターンとロ
ータ側マグネットパターンの関係を示す図である。この
図においては、両者のパターンの関係を分かり易くする
ため直線的に表現している。ステータ側導体パターンは
回転速度を検出するための方形状のFGパターンで構成さ
れているが、そのFGパターンの1ピッチのみ凹部が大き
くされてPGパターンが形成されている。このPGパターン
は、回転位相を検出するために使用される。一方、ロー
タ側マグネットパターンはN極とS極を交互に着磁した
磁性体で構成され、基板側FGパターンと同一のピッチと
なるようN極とS極が形成されている。これによってFG
パターンが構成されているが、そのFGパターンの1つの
N極にもう1つのN極が連設されてPGパターンとされて
いる。
このような関係にあるパターンは、回転ドラムの回転
と共にロータ側マグネットパターンはステータ側導体パ
ターンに対して図示矢印の方向に移動する。これによっ
て、導体パターンの両端からは磁束変化に基づくFG出力
が得られる。このFG出力はマグネットパターンの移動に
伴い第6図(a)に示すような正弦波状の電圧変化とし
て出力されるが、マグネットパターンのPG着磁部分が導
体パターンのPGパターン部と一致したところで大きな出
力が得られる。この部分がPG出力となる。このように第
5図(a)のパターンと第5図(b)のパターンとはド
ラムの1回転に1回一致するところがあり、この一致し
たところでRG出力としての大きな出力が得られる。
このような得られたFG出力は後段の図示しないFGレベ
ル検出回路及びPGレベル検出回路に供給され、それぞれ
の検出レベルによって第6図(b),(c)に示すよう
なFGパルス,PGパルスが検出される。
ところで、第5図に示すような従来のパターン構成で
は、FGパターンの中に1つのPGパターンを配したもので
あり、得られるPG出力は小さく、このためPGレベル検出
回路におけるPG検出レベルも小さく設定しなければなら
ず、ノイズを拾いやすく、S/N比が悪化するという問題
があった。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、従来の技術では、FGパターンの1ピッチ
のみ検出部を大きくすることによってPG出力を得ている
ため、PG出力が小さく、その検出レベルも小さく設定さ
れるため、S/N比が悪くなるという問題があった。
そこで、本発明は上記の問題に鑑み、FG出力に対して
大きなPG出力が得られるようにし、PG検出におけるS/N
比を改善できる速度位相検出装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、回転体にその回転軸を中心に磁極が円周
状に所定ピッチで設けられた速度検出用着磁部と、前記
回転体にその回転軸を中心に円周状に円周方向に異なる
間隔で複数設けられた位相検出用着磁部を有した回転側
マグネットと、 前記回転体に対向配置された固定側基板であって、該
固定側基板上に、前記回転側マグネットの着磁部に対峙
し、前記速度検出用着磁部と同一ピッチとなるように円
周状に設けられた速度検出用パターンと、前記位相検出
用着磁部と同じ位置関係で円周状に前記位相検出用着磁
部と同数設けられた位相検出用パターンから成る固定側
導体パターンとが設けられた固定側基板とを具備したも
のである。
(作用) この発明によれば、FGパターンの複数箇所に設けたPG
パターンが、移動側マグネットパターンの1回転に1回
若しくは水平移動中の1回に一致して、大きなPG出力が
得られる。しかも、FGパターンにおけるPGパターンの間
隔がそれぞれすべて異なるようにしたので、前述の一致
時点以外はFG出力が低く抑えられ、位相検出のためのPG
出力のみが大きく出力される。このため、PG検出レベル
を高く設定でき、ノイズを検出する虞れがなくなり、PG
パルスの検出精度を高めることができる。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の速度位相検出装置を示す
斜視図である。
この図において、回転軸1aはVTR等のドラムモータや
キャプスタンモータの回転軸であり、これには円盤状の
ロータ2が取り付けられている。ロータ2には、N極,S
極に着磁された多数(例えば120組)の磁性体から成る
マグネットパターン2aが、リング状に設けられている。
そして、ロータ2に対面するように、導体パターン3a
を備えたステータ側基板3が配設されている。このステ
ータ側基板3の表面には、前記マグネットパターン2aの
N極,S極と同数の(同一ピッチの)の凹凸を形成した導
体パターン3aが設けられている。このステータ側導体パ
ターン3aは検出コイルとしての機能を有しており、その
両端からFG出力が得られるようになっている。
第2図(a),(b)は上記速度位相検出装置1の要
部を成すステータ側導体パターン及びロータ側マグネッ
トパターンの構成を示している。この図においては、パ
ターンを直線的に示している。
第2図(a),(b)のパターン構成では、(a),
(b)の両パターンともPGパターンとなる検出部を複数
箇所(図では5箇所)設けた構成とし、隣り合う各PGパ
ターン検出部の間隔はマグネット移動方向に順次に2ピ
ッチずつずらすように構成している。
このように導体パターン及びマグネットパターンを構
成することにより、ロータが回転した時、導体パターン
の両端からは第3図に示すようなFG出力が得られる。こ
のFG出力では、導体パターンとマグネットパターンが第
2図に示すように一致した時点で、従来より5ピッチ分
大きなPG出力が得られる。この大きなPG出力はロータの
1回転に1回発生する。なお、PG出力以外の部分におけ
るFG出力では、従来(第6図(a))の1ピッチ分に相
当する振幅の部分と更に1ピッチ分のアップした部分が
発生する。しかしながら、PG出力の振幅はそれ以外のFG
出力の振幅に比べ、従来の場合より、相対的に極めて大
きいと言える。従って、このFG出力に含まれるPG出力に
対して、高いレベルのPG検出レベルを設定することがで
きる。このため、後段のPG検出回路でPG検出を行う場
合、ノイズを拾うことが少なくなり、S/N比を改善する
ことができる。
尚、以上の説明では、VTR等に使用するモータの回転
速度及び回転位相を検出する装置について述べたが、本
発明は固定側基板に対して、移動体が水平移動する場合
に、移動体の速度及び位相を検出するための装置に適用
することができる。
また、上記実施例では、隣り合う各PGパターン検出部
の間隔はマグネット移動方向に順次に2ピッチずつずら
しているが、本発明はPGパターン検出部の間隔は2ピッ
チに限らないことは勿論である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、従来に比べ大きな
PG出力が得られ、PG検出におけるS/N比を改善できる。
従って、FGパルス検出と共にPGパルス検出の精度を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の速度位相検出装置を示す斜
視図、第2図は第1図のステータ側導体パターンとロー
タ側マグネットパターンの関係を示す説明図、第3図は
第1図の装置にて検出されるFG出力及びPG出力を説明す
る波形図、第4図は従来の速度位相検出装置を示す斜視
図、第5図は第4図のステータ側導体パターンとロータ
側マグネットパターンの関係を示す説明図、第6図は第
4図の装置にて検出されるFG出力及びPG出力を説明する
波形図てけある。 1a……回転軸、2……ロータ、 2a……ロータ側マグネットパターン、 3……基板、3a……ステータ側導体パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 小松 正 (56)参考文献 特開 平1−144379(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/467 H02P 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体にその回転軸を中心に磁極が円周状
    に所定ピッチで設けられた速度検出用着磁部と、前記回
    転体にその回転軸を中心に円周状に円周方向に異なる間
    隔で複数設けられた位相検出用着磁部を有した回転側マ
    グネットと、 前記回転体に対向配置された固定側基板であって、該固
    定側基板上に、前記回転側マグネットの着磁部に対峙
    し、前記速度検出用着磁部と同一ピッチとなるように円
    周状に設けられた速度検出用パターンと、前記位相検出
    用着磁部と同じ位置関係で円周状に前記位相検出用着磁
    部と同数設けられた位相検出用パターンから成る固定側
    導体パターンとが設けられた固定側基板とを具備した速
    度位相検出装置。
JP2323334A 1990-11-28 1990-11-28 速度位相検出装置 Expired - Lifetime JP2931397B2 (ja)

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