JP2930908B2 - 血小板保存液 - Google Patents

血小板保存液

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人工の血小板保存
液に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来血小
板輸血の必要な患者への高単位血小板製剤は、血小板ア
フェレーシス献血により確保されており、5から20単
位(1単位:200ml由来)が日本赤十字社より供給
されている。ところが血小板製剤の頻回輸血患者の中に
は、供血者由来の血漿成分により、アレルギー、浮腫、
呼吸困難、発熱、じんましん等の副作用を生じる場合が
あり、このような患者は、過敏な場合5から10mlで
輸血中止せざるを得ないことがあり、仮に輸血されても
血小板の輸血効果が得られない等の問題を生じている。
また血漿分画製剤の需給体制が未完成で、一部輸入に頼
っている場合もあり、血漿分画製剤に使用される原料血
漿の増量が急がれている。
【0003】これらの問題点を解決するため、血小板製
剤中の血漿成分を人工保存液と置き換えることは、血漿
蛋白等に由来する輸血時副作用をなくすと共に、原料血
漿を増加できることになる。そこで本発明者は、上記従
来技術の問題点を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、
以下の成分を有する血小板保存液を発明した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は下記組成を含有
する生理学的に適合する血小板保存液を提供する。 リン酸水素二ナトリウム 10〜50mM 酢酸ナトリウム 10〜30mM クエン酸ナトリウム 5〜30mM クエン酸 0〜10mM グルコース 0〜50mM 膜透過性多価アルコール 5〜100mM 電解質 50〜150mM
【0005】本発明の血小板保存液において、リン酸水
素二ナトリウムは、pH緩衝剤としてクエン酸ナトリウ
ム、クエン酸及び酢酸ナトリウムとともに保存液をpH
6.5から8.0、好ましくは6.7から7.5に保
ち、血小板の嫌気的代謝により生成する有機酸(乳酸
等)によって保存液のpHが低下するのを防止するもの
である。乳酸生成量は、5日間血小板保存液で血小板を
保存した場合最大20mM程となり、これによるpH低
下を抑えるためには、リン酸水素二ナトリウムを10〜
50mM、好ましくは25〜40mM含む緩衝作用が必
要となる。血小板の機能を維持できるのは、通常中性域
であるpH6.5から8.0位といわれており、6.5
未満ないし8.0を越えると凝集能の低下、形態変化が
起こり血小板本来の機能を失うことが報告されているの
で好ましくない。酢酸ナトリウムは血小板の好気的代謝
を促し、乳酸の生成を抑制するためのものである。クエ
ン酸ナトリウムは血小板の凝集を防止し、クエン酸はp
H緩衝剤又は調整剤としての役割を果す。クエン酸はリ
ン酸−クエン酸系緩衝液として添加されるが血小板の保
存液として好ましいpHである7.4を目指したとき、
リン酸水素二ナトリウムの濃度によっては、クエン酸の
添加によるpH調整を必要としない場合があるので本発
明では必ずしもクエン酸を添加しなくても良い場合があ
る。グルコースは血小板のエネルギー源として含まれ、
高エネルギーリン酸化合物であるATP(アデノシン三
リン酸)を生成し、血小板膜の安定化、生存率等の血小
板機能を維持する役割を果す。膜透過性多価アルコール
は、保存期間中の血小板膜の安定化を図るもので、本発
明では体細胞、組織片、血液の細胞成分等の凍害保護作
用のあるグリセリンを使用するのが好ましい。電解質は
保存液を等張に維持するためのものであり、本発明では
Na+ 、K+、Mg2+、Cl- を使用するのが好まし
い。本発明の血小板保存液は生理食塩液(浸透圧:28
0から285mOsm)に対する浸透圧比を0.5から
2.0に調整するのが良い。血小板保存液の生理食塩液
に対する浸透圧化は、血小板保存の際、血小板膜を介し
て保存状態に影響を与える。浸透圧比は0.5未満にな
ると血小板は膨化が激しく、2.0を越えると萎縮が激
しくなり、凝集能、膜の柔軟性が低下するので好ましく
ない。
【0006】
【発明の実施の形態】実験例1 400mlの血液を抗凝固剤CPD液(クエン酸塩、リ
ン酸塩、デキストロース)56mlを収納した塩化ビニ
ル樹脂製血液バッグ中に採血し、軽遠心処理により上層
成分としてPRP(多血小板血漿)を得た。PRPを前
記血液バッグに無菌的に接続された空バッグに移し、強
遠心により下層に血小板ペレットを得た。上清の血漿を
別の空バッグに移し、血小板ペレットに表1に示す血小
板保存液(実施例1、2及び比較例1)を無菌的に添加
し、容量を約40mlに調整した。
【0007】
【表1】
【0008】室温で約1時間静置後、22℃で水平振盪
機(55ストローク/分)にて、撹拌し、血小板を浮遊
させた。また、比較例2として従来の血小板濃厚液(P
C、血漿中に血小板を浮遊させたもので、輸血患者にお
いてアレルギー等の副作用がなければ、最も好ましい血
小板保存検体)を他の子バッグに40ml調整し、実施
例1、2及び比較例1、2の血小板溶液を保存後3日目
及び5日目に前記バッグの輸血用口に操作アダプターを
接続して無菌的にサンプリングし、試験を行った。試験
結果を表2に示す。
【0009】
【表2】
【0010】保存中の血小板は嫌気的代謝を行い、その
結果乳酸を生成しpHが低下することになる。pHが著
しく低下(6.5以下)すると、血小板機能は低下し、
凝集能、輸血後の生存率等に影響を与えるといわれてい
る。保存期間に伴う乳酸生成量は、血小板のグルコース
嫌気的代謝の割合を表わす指標になると考えられる。実
施例2、比較例1及び2は保存後3日目には、差がなか
ったが、保存後5日目には、実施例2は、比較例1より
低く、比較例2(血漿中で保存した血小板)と同レベル
に抑制することができた。実施例1はグルコースを含ま
ないため採血時に抗凝固剤として使用したCPD液由来
分がわずかに保存液中に残るだけであり、乳酸生成量は
低く抑えられていた。
【0011】pHの維持効果は、実施例2は比較例1に
比べ、より比較例2に近く高pHを維持し、血小板機能
の低pHによる劣化(活性化)を抑制できることが確認
できた。血小板凝集能は凝集誘起物質が高濃度(コラー
ゲン10μg/ml、ADP10μg/ml)下では、
実施例1、2及び比較例1、2に差はなかったが、低濃
度(コラーゲン5μg/ml)では、実施例2は比較例
2により近い凝集能を示し、血小板凝集機能をよく保持
していた。低浸透圧ショック回復試験(%HSR)は保
存後3日目では実施例2が比較例2をも上回る結果とな
り、保存後5日目でも実施例1、2と比較例1、2は同
程度の耐低浸透圧性を示した。血小板形態も%HSRの
結果同様、実施例2が保存後3日目では、比較例2より
良好であったが保存後5日目では双方とも同等であっ
た。
【0012】以上から実施例1及び2はいずれも良好な
血小板保存性を示し、比較例2により近く血小板を保存
できることが判明した。特に実施例2は、保存後3日目
は%HSR、血小板形態において比較例2より良好な結
果も得られており、現在血小板製剤の保存期間が3から
5日間であることを考えると、実施例2は、非常に有効
な血小板保存液であるといえる。
【0013】実験例2 200mlの血液を抗凝固剤CPD液(クエン酸塩、リ
ン酸塩、デキストロース)28mlを収納した塩化ビニ
ル樹脂製血液バッグ中に採血し、軽遠心処理により上層
成分としてPRP(多血小板血漿)を得た。PRPを前
記血液バッグに無菌的に接続された空バッグに移し、強
遠心により下層に血小板ペレットを得た。上清の血漿を
別の空バッグに移し、血小板ペレットに表1に示す血小
板保存液(実施例3、4、5及びグリセリンを含まない
比較例3)約20mlを無菌的に添加し、調整した。
【0014】
【表3】
【0015】室温で約1時間静置後、22℃で水平振盪
機(55ストローク/分)にて、撹拌し、血小板を浮遊
させた。また、比較例3として従来の血小板濃厚液(P
C、血漿中に血小板を浮遊させたもので、輸血患者にお
いてアレルギー等の副作用がなければ、最も好ましい血
小板保存検体)を他の子バッグに20ml調整し、実施
例3、4、5及び比較例3、4の血小板溶液を保存後3
日目及び5日目に前記バッグの輸血用口に操作アダプタ
ーを接続して無菌的にサンプリングし、試験を行った。
試験結果を表4に示す。
【0016】
【表4】
【0017】
血小板の保存期間に伴う乳酸生成量
は、血小板のグルコース嫌気的代謝の割合を表わす指標
になると考えられるが、実施例4及び5の生成量は比較
例4とほぼ同じであり、実施例3は比較例4より低かっ
た。比較例3はグリセリンを含まないため、MPV(平
均血小板容積)が5日保存後に比較例4よりも大きくな
り、血小板の膨化が観察された。さらに、血小板の保存
期間中の活性化の指標として、血小板から放出されるβ
−TG及びTXB2 を測定したが、すべての実施例3、
4、5及び比較例3、4で著しい差は認められなかっ
た。
【0018】
一方実施例4及び実施例5は、ブド
ウ糖とグリセリンを両方含んでいる血小板保存液であ
り、ブドウ糖のエネルギー源としての代謝とグリセリン
による血小板の安定化作用が相乗し、5日間の保存期間
中血小板を比較例4である一般的に使用されている血小
板濃厚液(PC)と同レベルで保存できたと考えられ
た。血小板の膨化傾向もなく、低浸透圧に対する血小板
膜の柔軟性(%HSR)もよく維持し、形態的(Mor
phology)にも5日間比較例4と差はなかった。
pHの維持効果は、実施例4及び実施例5共に5日間
6.8以上を維持でき、低pHによる血小板機能への影
響はないものと考えられた。
【0019】
以上から比較例3に示したグリセリ
ンを含まない処方では、血小板の膨化と凝集能低下の傾
向が観察され、5日保存後では形態的にも活性型が増加
するようで、3日保存までは比較例4とほとんどその保
存性は変わらないが、5日間の保存は問題を有するもの
と考えられた。実施例4及び5は、グリセリンとブドウ
糖を両方含むため、上記の問題を解決できた結果が得ら
れ、結論として血小板を比較例4と同等に5日間保存す
ることができると考えられた。
【0020】実験例3 健常人男性ボランティアより血小板アフェレーシスにて
定法に従い20単位の血小板濃厚液を調整し、二分割後
(10単位相当)1つは比較例5として血漿保存とし
(PC)、残りは血漿を表3の実施例5に示した血小板
保存液に置換し、血小板保存液PC(実施例6)とし
た。実施例6及び比較例5の3日間保存した血小板を51
Cr及び 111Inで放射性ラベルを行い、自己血小板を
被験者に輸注し、輸注後24時間後及び48時間後の血
小板生存率を測定した。輸注後15分値を100%と
し、24時間後及び48時間後の生存率を放射活性より
求めることで評価した。試験結果を表5に示す。
【0021】
【表5】
【0022】表5の通り、実施例6の血小板輸注後生存
率は、1日後76.8±10.1%、2日後59.7±
11.8%であり、これに対し比較例4の生存率は1日
後74.9±7.9%、2日後56.9±4.5%とな
り、実施例6及び比較例5の差は認められず、血小板保
存液において血小板が良好に保存されたことを確認でき
た。
【0023】以上に示した通り、実験例1、実験例2及
び実験例3の結果から、本発明である血小板保存液に使
用された膜透過性多価アルコールは、血小板膜を安定に
保つことが確認され、本発明により、血小板を比較例
2、比較例4及び比較例5と同等もしくはそれ以上に良
好に保存できることが確認できた。
【0024】
【発明の効果】本発明の血小板保存液は、膜透過性多価
アルコールを使用することで血小板膜を安定にし、その
保護作用により血小板機能を良好に維持できた。pHの
維持効果も良く、より従来のPC(比較例2、比較例
4、比較例5)と同等の血小板保存性を示したことで血
小板保存液として極めて効果があると判断できる。この
血小板保存液を使用すれば血小板機能を損なうことなく
保存が可能となり、血漿由来の輸血副作用を防止でき
る。本発明の血小板保存液は従来血小板濃厚液の血小板
浮遊液として使用されていた血漿と置換して使用するこ
とができるので、血小板の浮遊液として使用されていた
血漿を大部分回収してクリオ製剤、第8因子製剤、グロ
ブリン製剤等の血漿分画製剤用原料血漿の国内需給の増
加に貢献することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 47/10 A61K 47/10 K 47/12 47/12 K 47/26 47/26 K

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記組成を含有する生理学的に適合する
    血小板保存液。 リン酸水素二ナトリウム 10〜50mM 酢酸ナトリウム 10〜30mM クエン酸ナトリウム 5〜30mM クエン酸 0〜10mM グルコース 0〜50mM 膜透過性多価アルコール 5〜100mM 電解質 50〜150mM
  2. 【請求項2】 水素イオン濃度(pH)が6.5〜8.
    0、生理食塩液に対する浸透圧比が0.5〜2.0の請
    求項1に記載の血小板保存液。
  3. 【請求項3】 膜透過性多価アルコールがグリセリンで
    ある請求項1の血小板保存液。
  4. 【請求項4】 電解質がNa+ 、K+ 、Mg2+、Cl-
    である請求項1の血小板保存液。
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