JP2930201B2 - 多チャンバ注射器筒内に使用するためのバイパスを有するストッパ組立体 - Google Patents

多チャンバ注射器筒内に使用するためのバイパスを有するストッパ組立体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストッパ、より具
体的には、皮下注射器の筒内に保持された凍結乾燥薬剤
のような乾質薬剤を液体に戻し易くし、次に、注射器の
筒内の別個のチャンバ内に保持された別個の成分を完全
に順序通りに注射し易くするバイパス機能を備えたスト
ッパ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】当該技術分野にて公知であるように、皮
下注射器は、対向した基端及び末端と、流体を受け入れ
るべくその基端及び末端の間に設けられたチャンバとを
有する細長の筒を備えている。通路が注射器の筒の末端
を貫通して伸長し、チャンバと連通している。この注射
器の筒の末端は、針カニューレ、又は鈍角なカニューレ
のような穿刺部材に接続されて、チャンバ及び通路から
流体を供給する。この注射器の筒の基端は、プランジャ
ロッド及びストッパ組立体を受け入れる。このプランジ
ャロッドに付与された力は、ストッパを注射器の筒に沿
って付勢し、チャンバから液体を針カニューレを通じて
押し出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チャンバ内に保持され
た多数の別個の物質を皮下注射器から投与することが望
まれることが多い。これらの別個の物質は、通常、患者
への投与が望まれるとき迄、互いに分離した状態に保持
しなければならない。そこで、細長の筒の基端と末端と
の間に形成されたチャンバを多数の独立的なチャンバに
仕切り、そのチャンバの各々が患者に投与しようとする
物質を保持することのできるようにする必要がある。
【0004】上述のことを考慮するならば、投与すべき
全ての成分と同時に、ある薬剤を貯蔵することのできる
皮下注射器であって、投与が望まれるとき迄、それらの
薬剤及び成分を分離した状態に保つ機能を有する皮下注
射器の構造とすることが有用である。皮下注射器内に貯
蔵可能な薬剤は、液体の形態、又は乾質の形態とするこ
とができる。薬剤の種類によっては、その薬剤は液体形
態の薬剤と向かい合った状態で長期間の貯蔵寿命が得ら
れるため、その薬剤を乾質形態にて貯蔵することが望ま
れることが多い。当業者が理解するように、液体薬剤を
乾質形態に戻す一つの方法は、凍結乾燥法によることで
ある。この方法において、液体薬剤は、フリーズ・ドラ
イ法、又は凍結乾燥法にて処理し、液体薬剤を乾質粉
末、又は粒子の形態にする。簡略化のため、本明細書に
て凍結乾燥形態にある薬剤に言及することは、投与する
前に液体に戻すことを必要とする全ての乾質薬剤を包含
するものとする。
【0005】乾質薬剤は、穿刺部材に最も近い位置に配
置されたチャンバ内で多数チャンバ式注射器の筒内に配
置されることが多い。患者に薬剤を投与するためには、
その薬剤をその液体の形態に戻すため、その乾質薬剤を
保持するチャンバ内に希釈剤を導入する。その後に、そ
の液体に戻った薬剤をその凍結乾燥した薬剤を貯蔵した
ものと同一の多数チャンバ式注射器から投与することが
できる。また、液体に戻して、投与することが望まれる
とき迄、乾質薬剤を周囲の環境から隔離することも望ま
しい。
【0006】上述の目的を考慮して、その内容を引用し
て本明細書に含めたフレデリック・W・プフレガー(F
rederick W.Pfleger)への米国特許
第4,929,230号には、注射器の筒を複数のチャ
ンバに仕切り、その注射器の筒により保持された別個の
液体成分を患者に順序通りに投与することを可能にする
のに有用である特別なストッパ構造が記載されている。
このプフレガーの特許第4,929,230号に開示さ
れた構成要素を表示する特別な参照符号を説明しつつ、
注射器の筒の端部壁23に対面した中空のチャンバ48
を含む自由ピストン(又は、ストッパ)33が開示され
ている。該チャンバ48は、ストッパ33の中心軸線の
周りに円形に配置された中空の円形体として具体化する
ことができ(図6、図7、図8)、又は、図10、図1
1又は図12に示すように、このチャンバは、ストッパ
の中心軸線からずらした位置にある平坦な狭小な形態と
することができる。該ストッパ33は、注射器の筒の端
部壁23から反対方向を向いた閉鎖端34を有してい
る。該閉鎖端34は、注射器の筒の内径よりも小さい直
径を有する。周側壁35がストッパ33の閉鎖端34
と、注射器の筒の内面に接触した円筒状の周方向密封面
36との間を斜め方向に伸長している。この斜めの側壁
35は、中空のチャンバ48の一部と重なり合う。上記
の米国特許の第3欄、15−17行目には、この斜めの
側壁35は、注射器の筒と密封係合し得るように、密封
面36として略円筒状の大径端を有していると説明さ
れ、また、その第3欄、19−23行目には、ピストン
が注射器の筒内を動くとき、外側リブ37がそのピスト
ンの傾動を防止し易くすると説明されている。当該発明
者によれば、この斜めの側壁35は、それ自体、ストッ
パ33の周りにて円筒状に形成され、このため、ストッ
パの全周に沿って伸長していると考えられる。プランジ
ャロッド30に接続された最基端のストッパ31により
発生される力のため、ストッパ33は、注射器の筒の内
側肩部25に隣接する位置にて静止する。ストッパ31
の動きが続くと、その斜めの側壁35に加わる流体の力
が増大して、ストッパ33の固有の弾性材料の密封力に
打ち勝つ。中空のチャンバ48が存在するため、斜めの
側壁35は、内方に潰れて、閉鎖端34の基端方向に保
持された流体成分が末端方向に進んで、針カニューレを
投与することを可能にする。
【0007】プフレガーの上記米国特許第4,929,
230号は、注射器の筒により保持された、流し液のよ
うなその他の成分を順序通りに投与する前に、その乾質
薬剤を液体に元に戻すことを必要とする用途に、格別適
したものではない。例えば、プフレガーの米国特許第
4,929,230号及びプフレガーの米国特許第4,
929,230号の構造の双方共に、注射器の筒のチャ
ンバ内に乾質形態にて保持された薬剤を元の液体に戻し
得るようにされていない。このプフレガーの米国特許第
4,929,230号は、液体成分を順序通りに投与す
ることを目的とするが、乾質成分を順序通りに投与する
ことを目的とするものではない。
【0008】更に、ある従来技術の皮下注射器におい
て、注射過程中、筒の全長に沿ってストッパが進んだ後
に、ある量の液体が注射器の筒内に残る可能性がある。
殆どの注射器内には、いかに少量であっても、ストッパ
の端部と針の先端との間に取り込まれた一定の量が残
る。この量は、針カニューレの容積と、注射器の筒の末
端における容積とを合わせた量に等しい。また、ストッ
パの側壁の周りで且つ該側壁と注射器の筒の内部との間
の領域内にもある量の薬剤が取り込まれる可能性があ
る。高価な薬剤の場合、及び極端な正確さ及び投与を必
要とする薬剤の場合、このいわゆる「デッドスペース」
は、適正な投与量にて投与されるようにするため、その
筒に過剰充填することにより解消しなければならない。
追加的な薬剤は、使用済みの注射器と共に処分されるこ
とになる。このデッドスペースの容積に関係するコスト
は、著しく多額のものとなる可能性がある。例えば、プ
フレガーの米国特許第4,929,230号に示される
ように、ストッパの中空端48と、注射器の筒の最末端
に設けられた内側肩部25と、注射器の筒に関係付けら
れた出口ポート24との間にて、薬剤が注射器の筒内に
取り込まれて無駄になるのを防止することが有利と考え
られる。例えば、プフレガーの米国特許第4,929,
230号の図7には、こうした面の間にてある量の薬剤
を保持することができることが示されている。
【0009】従って、注射器の筒内に保持された乾質薬
剤を元の液体に戻し易くするバイパス機能を備える順序
通りに投与するためのストッパであって、その後に、注
射器の筒内の独立のチャンバ内に保持された一連の別個
の成分を順序通りに注射することを可能にするストッパ
が必要とされている。これらの機能は全て、投与後に注
射器の筒内に取り込まれて残る薬剤の量を少なくするも
のである。本明細書には、かかるストッパが開示されて
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるストッパ組
立体は、次の2つの構成要素を備えている。即ち、
(a)ピストン状の順序通りに投与するためのストッパ
本体であって、流体の力に応答して、該順序通りに投与
するためのストッパ本体の基端位置にて注射器内に独立
に保持された、別個の流体のような別個の成分を順序通
りに投与することを可能にする、ピストン状の順序通り
に投与するためのストッパ本体と、(b)順序通りに投
与するためのストッパ本体の末端に取り付けられた略円
筒状の流路機構であって、該流路機構の末端の位置にて
注射器の筒内に保持された、凍結乾燥した薬剤のような
乾質薬剤を元の液体に戻すことを可能にし、その後に、
注射器の筒内に設けられた流体流路を通じて、順序通り
に投与するためのストッパ本体の基端方向に保持された
別個の流体を順序通りに投与することを可能にする流路
機構とである。
【0011】本発明によるストッパ組立体は、凍結乾燥
した薬剤、及び別個の流体を保持し得る形態とされた多
数チャンバ式注射器の筒に採用することができる。この
ストッパ組立体は、凍結乾燥した薬剤を保持する流路機
構の末端方向に配置された1つのチャンバを画成し得る
ような仕方にて、注射器の筒の末端に隣接する位置に配
置することができる。別個の流体を互いに分離した状態
に保持すべく注射器の筒を2つの独立したチャンバに仕
切るような仕方にて、1つ又は2つ以上のバイパススト
ッパを、順序通りに投与するためのストッパ本体の基端
方向の位置に配置することができる。そのそれぞれのチ
ャンバの間を通り且つ流路機構上に形成された流体流路
を通って別個の流体が順序通りに流れて、注射器の筒の
通路を通じて投与されるようにするため、注射器の筒の
壁には、バイパス通路が設けられている。
【0012】この順序通りに投与するためのストッパ本
体は、末端と、基端と、長手方向の貫通軸線とを有する
略円筒状の側壁を備えている。この順序通りに投与する
ためのストッパ本体の内部には、細長い中空のチャンバ
が画成されている。この細長い中空のチャンバは、順序
通りに投与するためのストッパ本体の長手方向軸線の一
側部に配置されることが好ましい。この細長い中空のチ
ャンバは、末端と、基端と、順序通りに投与するための
ストッパ本体の末端と連通する開口部とを有している。
1つ以上の密封要素が順序通りに投与するためのストッ
パ本体の側壁の周りで周方向に配置されている。これら
の周方向密封要素は、ピストン状の順序通りに投与する
ためのストッパ本体の周りで周方向に形成された複数の
リングとして形成することができる。
【0013】本発明のストッパ本体は、凍結乾燥した薬
剤を液体に戻し、また、ストッパ組立体の基端方向に保
持された略全ての流体を穿刺部材(注射器の筒の末端に
取り付けられている)に対して略完全に投与し得るよう
に末端方向に向け得るような設計とされた構造体を有し
ている。この目的のため、一対の密封要素が長手方向軸
線に対して、好ましくは平行な関係にて、順序通りに投
与するためのストッパ本体の側壁に沿って長手方向に配
置されている。これらの対の長手方向密封要素は、各
々、側壁に沿って且つ互いに分離された位置に配置され
ている。その分離距離は、順序通りに投与するためのス
トッパ本体内に形成された細長いチャンバにより画成さ
れる最大幅と少なくとも等しいか又はそうでなければ若
干大きい距離である。
【0014】一つの好適な実施の形態において、順序通
りに投与するためのストッパ本体の円筒状側壁及び/又
は周方向密封要素は、注射器の筒の内面と略流体密に接
触している。しかしながら、円筒状側壁の一部分は、注
射器の筒の内面から凹状になっており、周方向側壁の一
部分に流体の圧力を付与する手段を提供する。この手段
により、周方向側壁の当該部分のみを中空のチャンバに
向けて潰れさせて、これにより、順序通りに投与するた
めのストッパ本体の末端と基端との間に流体導管を形成
する。一つの好適な実施の形態において、円筒状側壁の
凹状にした部分は、ストッパ本体の基端(対の長手方向
密封要素の間に配置されている)に隣接する傾斜面とし
て形成されている。
【0015】この流路機構は、該流路機構の基端と末端
との間を伸長する少なくとも1つの流体流路を有してい
る。一つの好適な実施の形態において、流路機構の周り
には、1つ以上のら旋状に方向決めした流路が設けられ
ている。これらの流体流路は、順序通りに投与するため
のストッパ組立体の末端側を通る流体を注射器の筒の通
路へと連通させている。末端方向に向けた、略円錐形の
突起は、流路機構の末端に設けられている。末端方向に
向けた円錐形の突起は、注射器の筒の末端に設けられた
内側肩部の形状に略適合する寸法とすることができる。
【0016】使用時、順序通りに投与するためのストッ
パ本体の基端に付与される流体の力によって、順序通り
に投与するためのストッパ本体の基端側に保持された別
個の流体が、注射器の筒の流体流路を通り、また、流路
機構の流路を通って順序通りに流れる。このように、薬
剤は、流路機構の末端側に配置されたチャンバ内にて液
体に戻され且つそのチャンバから投与される。順序通り
に投与するためのストッパ本体の基端に液体圧力が逐
次、加わる結果、流路機構は注射器の筒の末端に隣接す
る位置に着座する。注射器の筒の末端に設けられた内側
肩部の形状に略適合する、末端方向を向いた円錐形の突
起は、その領域内に流体が過剰に溜まるのを防止する。
【0017】流路機構が注射器の筒の末端に対して着座
したならば、順序通りに投与するためのストッパ本体の
円筒状側壁の凹状部分に加わる流体力が増大すると、長
手方向密封要素の間に配置された側壁の部分が中空のチ
ャンバに向けて潰れる。この領域にて側壁が潰れると、
順序通りに投与するためのストッパ本体の基端と末端と
の間に流体導管が形成され始める。この流体導管は、長
手方向密封要素の間に配置された順序通りに投与するた
めのストッパ本体の円筒状の側壁部分に略制限され、ス
トッパ組立体の基端側に保持された第二の液体を順序通
りに投与することを可能にする。長手方向密封要素自体
は、長手方向密封要素の間に配置されていない周方向密
封要素の部分と共に、注射器の筒と流体密に接触したま
まである。従って、順序通りに投与するためのストッパ
本体の円筒状側壁の周りに、又は、末端方向を向いた円
錐形の突起と注射器の筒の対応する末端との間に、流体
が溜まることが略防止される。このため、流体は、該流
体導管を略完全に通って流れるように導入されて、流路
機構の流体流路を通じて且つ穿刺部材(注射器の筒の末
端に取り付けられている)から外に投与される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に関して本発明に
ついてより詳細に説明する。
【0019】本明細書において従来通り使用される「末
端」という語は、注射器の筒の針端部に近い一端を意味
する一方、「基端」という語は、注射器の筒の針端部か
ら離れた一端を意味するものとする。
【0020】次に、同様の構成要素は同様の参照符号で
表示する図面を参照すると、図2乃至図6には、本発明
によるストッパ組立体の一つの実施の形態200が図示
されている。図1及び図7乃至図13には、多数チャン
バ式注射器の筒100と共にストッパ組立体200が示
されている。図7乃至図13には、ストッパ組立体の末
端方向に保持された凍結乾燥薬剤「M」を液体に戻すと
きにストッパ組立体200を使用する状態が特に図示さ
れており、これと共に、ストッパ組立体200の基端側
に画成された独立のチャンバ内に保持された別個の成分
を順序通りに投与する状態が示してある。
【0021】説明の便宜上、ストッパ組立体200の詳
細について最初に説明する。その後に、多数チャンバの
注射器の筒と共に、ストッパ組立体の使用方法に関して
説明する。
【0022】先ず、図2乃至図6を参照すると、ストッ
パ組立体200は、順序通りに投与するためのストッパ
本体201と、流路機構225とを備えている。該順序
通りに投与するためのストッパ本体201は、基端20
4と、末端206と、該基端と該末端との間を伸長する
円筒状側壁202とを備えている。この順序通りに投与
するためのストッパ本体は長手方向軸線208を特徴と
している。同様に、流路機構225は、基端226と、
末端228と、該基端と該末端との間を伸長する1つ以
上の流体流路238とを特徴としている。該流路機構2
25の構造は、その開示内容を引用して本明細書に含め
た、「注射器組立体及び注射可能な薬剤を凍結乾燥し且
つ液体に戻す方法(Syringe Assembly
andMethod for Lyophilizi
ng and Reconstituting Inj
ectable Medication)」という名称
の米国特許出願第5,489,266号に記載されたも
のと同様である。
【0023】図2乃至図6には、ストッパ組立体200
が別個の構成要素、即ち、順序通りに投与するためのス
トッパ本体201及び流路機構225(接続した協働可
能な係合構造体)に分けて形成された状態が示してあ
る。例えば、順序通りに投与するためのストッパ本体の
末端206には突起242を形成することができ、該突
起は、流路機構の基端226に形成された孔240内に
挿入可能な形態とされている。該突起は、該孔内に形成
された1つ以上の瘤状部246に係合可能な形態とされ
た溝244を含めることができる。勿論、該突起及び該
孔の配置位置は、溝及び瘤状部の位置と同様に順序通り
に投与するためのストッパ本体201と流路機構225
との間で、逆にすることができることが理解されよう。
それによって形成される接続部により、順序通りに投与
するためのストッパ本体201は流路機構225に確実
に固定される。また、接着剤による接着のような順序通
りに投与するためのストッパ本体を流路機構に固着する
その他の協働可能な構造体も本発明の範囲に付属する。
更に、所望であるならば、順序通りに投与するためのス
トッパ本体201及び流路機構225は、突起242と
孔240との間にねじ式の境界面を提供することによ
り、解放可能に係合接触する形態とすることができる。
同様に、所望であるならば、順序通りに投与するための
ストッパ本体201を流路機構225とは別個に提供す
ることに代えて、ストッパ組立体200は、一方の構成
要素から単一体として形成することもできる。
【0024】次に、順序通りに投与するためのストッパ
本体201をより詳細に説明すると、該順序通りに投与
するためのストッパ本体と注射器の筒100の内面14
0とを摺動可能に流体密に接触させるべく複数の密封要
素を順序通りに投与するためのストッパ本体に設けるこ
とができる(図1及び図7乃至図13参照)。周方向に
配置された1つ、又はより多くの密封要素210が、円
筒状側壁202の周りに設けられている。本明細書に記
載した実施の形態において、かかる周方向密封要素21
0a、210bは4つ設けられている。この場合、順序
通りに投与するためのストッパ本体の基端204に隣接
する位置には最基端の周方向密封要素210bが設けら
れており、注射器の筒100の円筒状側壁202と注射
器筒の内面140との間にて周方向密封要素210aの
基端領域に流体が溜まるのを防止することができる。該
周方向密封要素自体は、順序通りに投与するためのスト
ッパ本体201の基端と末端との中間の位置に配置され
る。ストッパの寸法に従い、又は必要応じて、或いは所
望通りに、任意の数の周方向密封要素を選択することが
可能であることが当業者に理解されよう。
【0025】順序通りに投与するためのストッパ本体2
01は、長手方向軸線208に対して略平行であること
が好ましい方向に配置された細長い中空のチャンバ22
0を有している。図3に最も良く示すように、平坦な形
状とすることができる該細長い中空のチャンバ220
は、長手方向軸線208に対して同心状ではなく、円筒
状側壁202に隣接する位置に配置されることが好まし
い。該細長い中空のチャンバ220は、順序通りに投与
するためのストッパ本体の内部に配置された基端221
と、末端223とを特徴とする。細長い中空のチャンバ
220の目的は、上述したように、プフレガーの米国特
許第4,929,230号の中空チャンバ48と同様で
ある。図示するように、順序通りに投与するためのスト
ッパ本体100を形成するために従来から採用される成
形工具を使用するので、該チャンバの末端223は、開
口部222を介して順序通りに投与するためのストッパ
の本体201の末端206と連通することが理解でき
る。しかしながら、この細長いチャンバ220は、開口
部222を介さずに、順序通りに投与するためのストッ
パ本体内に完全に位置するようにその他の方法で形成す
ることも可能であることが当業者に理解されよう。
【0026】本発明によるストッパ組立体200の一つ
の特徴は、ストッパ組立体200と注射器の筒100と
の間に取り込まれて、使用後に注射器の筒を処分すると
きに無駄となる可能性のある薬剤の量を最小にし得るよ
うに設計された構造体である点である。この目的のた
め、順序通りに投与するためのストッパ本体201は、
長手方向軸線208に関して略平行な関係にて円筒状側
壁202上に配置されることが好ましい、一対の長手方
向密封要素212を特徴としている。図2、図5、図6
に最も良く示すように、該長手方向密封要素212は、
距離「Y」(細長い中空のチャンバ220により変位さ
れる最大幅「W」に少なくとも等しいかそうでなければ
若干長い距離)だけ円筒状側壁202上で互いに隔たっ
た位置にある。本出願の目的のため、長手方向密封要素
212の間に配置された円筒状側壁202の部分又はそ
の領域と言うときには、長手方向密封要素を分離させる
距離「Y」により取り巻かれる円筒状側壁202の部分
又は領域を意味するものとする。
【0027】注射過程におけるストッパ組立体200の
以下の説明(図7乃至図13)から明らかであるよう
に、流路機構225が注射器の筒の内側肩部302に完
全に着座したとき、順序通りに投与するためのストッパ
本体201の基端204と末端206との間にて流体導
管を形成し、ストッパ組立体200の基端側に保持され
た別個の成分が、順序通りに投与するためのストッパ本
体の基端と末端との間を通り且つ流路機構225の通路
238を通って、注射器100の通路108を通って投
与されるようにする必要がある(図11乃至図13参
照)。この目的のため、本発明によるストッパ組立体2
00は、順序通りに投与するためのストッパ本体の基端
と末端との間の流体導管310を長手方向密封要素21
2の間に配置された円筒状側壁202の領域内でのみ形
成することが一つの特徴である。順序通りに投与するた
めのストッパ本体201自体は、周方向密封要素210
a、210bと注射器の筒の内面140との間の摺動可
能な流体密の関係により、図示するように、注射器の筒
100の内面140に対して摺動可能な流体密の関係に
配置されている。流体導管310を形成する一つの方法
は、基端204に隣接し且つ長手方向密封要素212の
間にある円筒状側壁202の部分を隔てて、この円筒状
側壁の部分が、注射器の筒の内面140と流体密に接触
しないようにすることである。このようにして、密封要
素212の間に配置された円筒状側壁202の部分に流
体の力が加わって、側壁のその部分を中空のチャンバ2
20に向けて潰れさせることができる。
【0028】円筒状側壁202の一部を注射器の筒10
0の内面140から隔てる一つの方法は、長手方向密封
要素212間にあり且つ基端204に隣接する領域内に
て側壁に凹所215を長手方向軸線208と略整合する
ように形成することである(図4参照)。図1乃至図3
に示したストッパ組立体の実施の形態において、長手方
向密封要素の間の領域内にてストッパの基端204に隣
接して、円筒状側壁202に傾斜面214を提供するこ
とにより、側壁が注射器の筒の内面から隔たった位置に
配置される。該傾斜面214は、基端204から最基端
の周方向密封要素210aまで円筒状側壁202上を斜
め外方に伸長している。考慮すべき事項は、側壁の一部
が注射器の筒の内面から隔たった位置に配置されて、流
体が側壁の当該領域に流れることができるようにするこ
とである。凹所215又は傾斜面214が存在するた
め、周方向密封要素210bは、その一部のみが順序通
りに投与するためのストッパ本体の周りで周方向に配置
され、長手方向密封要素212の間を伸長していないこ
とが理解されよう。
【0029】本発明によるストッパ組立体200の更な
る特徴は、該ストッパ組立体が、流路機構225の末端
228と注射器の筒100と関係付けられた内側肩部3
02との間にて流体が溜まるのを防止することである
(図7乃至図13参照)。この目的のため、流路機構2
25は、末端228における末端方向を向いた円錐形の
突起230を特徴としている。この場合、ココナッツ形
として図示されているが、円錐形の突起230は、略コ
コナッツに類似した任意の形状とすることができること
が理解されよう。円錐形の突起230は、流路機構の末
端228と交差する基部236を特徴としており、ま
た、先端234と、該先端と基部との間を伸長する壁部
分235とを備えることを特徴としている。末端方向を
向いた円錐形の突起230の形状及び寸法は、流体を取
り込む可能性のあるその間の全てのデッドスペースを最
小にし得る仕方にて、末端肩部302の形状に適合した
形状であることが好ましいことが理解されよう。
【0030】注射器の筒100の特定の部分と関係付け
られた形状又は寸法を制御することは難しいことが当業
者に理解されよう。例えば、特に制御することが難しい
一つの事項は、内側肩部302におけるような注射器の
筒の底部の形状である。従って、所望であるならば、末
端肩部302における許容公差又は形状の差に対処する
構造体を円錐形の突起230に含めることも可能であ
る。図2を参照すると、円錐形の突起230は、1つ以
上の持ち上がったリブ250(内側肩部302の領域内
にて流体流路108が直ちに密封するのを妨げる作用を
する)のような1つ以上の不連続部分を備えることを選
択随意的な特徴とすることができる。従って、末端肩部
302と円錐形の突起230との間のデッドスペース内
に取り込まれた全ての液体は、持ち上がったリブ250
に沿って流体流路108内を流動し、注射器の筒200
の末端の先端104に取り付けられた針カニューレ40
0により投与することができる(図7乃至図13参
照)。これらの持ち上がったリブは、注射段階の終了時
に潰れ得るような設計とし、円錐形の突起の壁部分23
5と注射器の筒の末端肩部302とが略完全に表面接触
して、その間に取り込まれたものが何も残らないように
することができる。リブ250に代えて、又はリブ25
0と組み合わせて、溝を採用することが可能であること
が当業者に理解されよう。
【0031】次に、図7乃至図13を参照すると、多数
チャンバ式注射器の筒100と共にストッパ組立体20
0の作用に関して説明する。注射器の筒100は、開口
した基端102と、閉鎖した末端104と、該基端と該
末端との間を伸長する略円筒状のチャンバ壁106とを
備えることを特徴とする。末端肩部302は閉鎖した末
端104に隣接する位置に配置されている。注射器の筒
100(より具体的には、チャンバ壁106)は、注射
器の筒内に流体を受け入れる室を画成する上述した内面
140を有している。ストッパ組立体200は、基端1
02と末端104との間の中間の位置にて注射器の筒1
00内に配置し、元の液体に戻そうとするある量の凍結
乾燥薬剤「M」を保持するチャンバ130を流路機構2
25の末端側に形成し得るようにすることが好ましい。
カニューレ組立体400は、従来の方法にて注射器の筒
の末端104に取り付けて、該カニューレ組立体が注射
器の通路108と連通するようにすることができる。所
望であるならば、各種の密封手段を通路108内に内蔵
し且つ/又は針カニューレ400により注射が望まれる
ときまで、薬剤「M」を隔離することができる。
【0032】順序通りに投与するためのストッパ本体2
01の基端側にて、注射器の筒100を1つ以上の独立
的なチャンバに仕切って、そのチャンバの各々が注射過
程が開始するとき迄、別個の成分を隔離状態に保持し得
るようにすることができる。本明細書に記載した実施の
形態において、順序通りに投与するためのストッパ本体
201の基端側に配置された注射器の筒100の部分
は、仕切るバイパスストッパ120により2つのチャン
バ132、134に仕切られている。バイパスストッパ
120は、基端122と、末端121とを有し、注射器
の筒の内面140と摺動可能に流体密な関係となる従来
の構造とすることができる。チャンバ132は、凍結乾
燥した薬剤「M」を元の液体に戻すために使用される希
釈剤「D」を保持する一方、チャンバ134は、液体に
戻った薬剤(「M+D」)の略全てを注射器の筒から除
去して、その薬剤が通路108を通じて投与され易くす
る働きをする流し液「F」を保持することができる。当
業者に明らかであるように、注射器の筒及びその構成要
素の寸法を適宜に設定し、また、注射器の筒上における
バイパス110の位置(以下参照)を適宜に設定するこ
とにより、順序通りに投与するためのストッパ本体20
1の基端側に配置された注射器の筒100の部分は、所
望通りに多数の独立的なチャンバに仕切って、その結
果、適当な数のバイパスストッパ120を採用すること
により、所望の数の別個の物質を保持することができ
る。
【0033】注射段階中、力を付与するため、プランジ
ャストッパ114は内面140と摺動可能な流体密の関
係にて注射器の筒100内に配置される。プランジャロ
ッド116をプランジャストッパ114に螺着可能に接
続し、親指操作板118をプランジャロッド116の他
端に設ける。フランジ107を注射器の筒の開口した基
端102の周りに形成して、使用中、注射器の筒を指で
操作し得るようにすることができる。
【0034】注射器の筒100は、該注射器の筒の円筒
状側壁106に形成されたバイパス110を特徴とす
る。該バイパス110は流体バイパス通路112を形成
する。流体バイパス通路112は、ストッパ組立体20
0及びバイパスストッパ120を肩部302に向けて末
端方向に付勢させたとき、順序通りに投与するためのス
トッパ本体の周方向密封要素210a、210b(及び
バイパスストッパ120と関係付けられた密封要素)と
注射器の筒の内面140との間の完全な流体密の接触状
態を中断させる。流体のバイパス通路112は、順序通
りに投与するためのストッパ本体の基端方向に保持され
た流体が流体の流路機構225内に設定された流体流路
238を介して薬剤チャンバ130内に流れるのを許容
する。
【0035】以下の説明からより明らかとなるように、
各種の構成要素の寸法及び注射器の筒100内のその位
置は、バイパス通路112が注射器の筒内に保持された
最基端の流体を除いて、順序通りに投与するためのスト
ッパ本体201の基端方向に保持された全ての流体に対
する流体導管として機能するようなものとする。この場
合、最基端の流体はチャンバ134内に配置された流し
液「F」で表示されている。最基端の流体を除いて、全
ての流体が薬剤チャンバ130内に付勢され、通路10
8から排出されるときに、保持された流体の最基端部分
はバイパス通路112の末端の一点にて注射器の筒内に
配置されている。この時点にて、以下に説明するよう
に、流体の圧力が順序通りに投与するためのストッパ本
体201の傾斜面214に作用して、流体導管310を
開放させる。
【0036】次に、本発明によるストッパ組立体200
を採用する注射過程に関して説明する。図7において、
注射器100は、チャンバ130内に凍結乾燥薬剤
「M」の充填量を含んでいる。この希釈剤「D」の充填
量は注射器の筒100内に形成されたチャンバ132内
に配置されている。流し液「F」の充填量は、バイパス
ストッパ120を介してチャンバ132との境界が設定
されたチャンバ134内に配置されている。プランジャ
ストッパ114は、チャンバ134の基端限界点に配置
されている。
【0037】図8において、ユーザはプランジャロッド
116を「Z」の方向に動かし始めることにより、注射
過程を開始する。ユーザによりプランジャロッド116
に加えられた力により、プランジャストッパ114は流
し液「F」、バイパスストッパ120、希釈剤「D」及
びストッパ組立体200を末端方向に動かす。注射過程
のある段階にて、周方向密封要素210はバイパス通路
112に出会う。これによりバイパス通路112が希釈
剤「D」に開放され、希釈剤「D」がバイパス通路11
2を通り、更に、流路機構の流体流路238を通って薬
剤チャンバ130に入ることを可能にする。流体流路2
38をら旋状に配置した結果、薬剤チャンバ130に入
る希釈剤「D」が旋回動作をする。この希釈剤「D」の
旋回動作により、薬剤「M」の充填量は完全に液体に戻
ることが促進される。全ての希釈剤「D」が薬剤チャン
バ130内に移されたならば、順序通りに投与するため
のストッパ本体の基端204及びバイパスストッパの末
端121が接触する。この時点にて、バイパスストッパ
に加わる、逐次的な末端方向を向いた力のため、ストッ
パ組立体200は末端方向に動いて、液体に戻った薬剤
「M+D」の注射を開始させる。
【0038】図9には、ユーザがプランジャロッド11
6をZ方向に向けて逐次、作用させる状態が示してあ
る。ストッパ組立体200はバイパス通路112の末端
方向に完全に進んだ一方、バイパスストッパ120の基
端122はバイパス通路112の開始部分の丁度、末端
方向に進んだことが理解されよう。この時点にて、チャ
ンバ130内の液体に戻った薬剤「M+D」は、注射器
の筒100の通路108を通じて投与され続ける。これ
と同時に、流し液「F」は、チャンバ134からバイパ
ス通路112を通って、その前に希釈剤「D」を保持し
ていたチャンバ132に入る。
【0039】図10には、液体に戻った薬剤「M+D」
を続けて注射する状態が示してある。流路機構225
は、注射器の筒の末端の内側肩部302に対して未だ着
座していない。プランジャロッド116の逐次的な末端
方向への動き「Z」により、全ての流し液「F」はチャ
ンバ132内に押し出されて、バイパスストッパの基端
122及びプランジャストッパ114が接触している。
【0040】図11には、液体に戻った薬剤「M+D」
を含む注射段階の略終了状態が示してある。この場合、
流路機構225は、注射器の筒の末端肩部302に隣接
する位置に着座していることが理解されよう。プランジ
ャストッパ114/バイパスストッパ120に力が加え
られて、流し液「F」の充填量を順序通りに投与するた
めのストッパ本体201に押し付ける状態が続く。この
時点にて、各種の構成要素の寸法は、ストッパ組立体2
00がバイパス通路112の末端方向に配置されて、順
序通りに投与するためのストッパ本体の周方向密封要素
210が注射器の筒の内面140と完全に接触するよう
にする寸法であることが理解されよう。流し液「F」を
押し出すためには、順序通りに投与するためのストッパ
本体201内に流体導管310を形成する必要がある。
【0041】図2乃至図6及び図11乃至図13を参照
すると、円錐形とした突起230を注射器の筒100の
内側肩部302に隣接する位置に着座させた後、順序通
りに投与するためのストッパ本体の基端204に加わっ
た逐次的な流体の力は、傾斜面214の領域に向けられ
る。長手方向密封要素212の間に周方向密封要素21
0bが存在しないため、流体(この場合、流し液
「F」)は傾斜面214に力を加える。周方向密封要素
210(特に、最基端の周方向密封要素210b)及び
長手方向密封要素212は、注射器の筒の内面140と
密封接触状態を保ち、注射器の筒の内面140と順序通
りに投与するためのストッパ本体の円筒状側壁202と
の間にて流体が流れるのを防止する。
【0042】流し液「F」により傾斜面214に加わっ
た逐次的な流体の力により、傾斜面は細長い中空チャン
バ220の方向に潰れる。傾斜面214が中空チャンバ
に向けて潰れる結果、長手方向密封要素間の側壁202
の部分が潰れる。特に、周方向密封要素210aの部分
210c(該部分210cは、長手方向密封要素212
の間に配置された周方向密封要素210aの部分であ
る)は、注射器の筒100の内面140から分離して非
接触状態となる。長手方向密封要素212がチャンバ2
20の最大幅「W」に関して十分な距離「Y」だけ確実
に分離するようにすることで、長手方向密封要素212
は、それ自体、注射器の筒の内面140と略流体密に接
触した状態を保つ。図11乃至図13に示すように、傾
斜面214が潰れ且つ部分210cが注射器の筒の内面
140から分離することの効果は、順序通りに投与する
ためのストッパ本体の基端204と末端206との間に
流体導管310を形成することである。該流体導管31
0は、長手方向密封要素212の間に形成された側壁2
02の領域に略制限される。このように、順序通りに投
与するためのストッパ本体201の基端側に配置された
流し液「F」は、流体導管310を通って、流路機構2
25の流体流路238内に入る。流し液「F」は、流路
機構225を末端方向に流れて、通路108を通じて投
与される。流し液「F」は、チャンバ130内に残る液
体に戻った薬剤「M+D」の残留分を除去して、患者に
対してその液体に戻った薬剤が略完全に投与されるよう
にする働きをする。順序通りに投与するためのストッパ
本体201の基端方向に配置された流し液「F」は、流
体導管310を介して順序通りに投与するためのストッ
パ本体の末端方向にのみ流れることができる。順序通り
に投与するためのストッパ本体の円筒状側壁202と注
射器の筒の内面140との間に流体が溜まるのを防止
し、また、注射器の筒の末端肩部302と流路機構の末
端228との間のデッドスペースを略解消し、更に、順
序通りに投与するためのストッパ本体の基端と末端との
間に単一の流体導管310を提供することにより、スト
ッパ組立体の基端方向に保持された略全ての流体は、通
路208を通じて末端方向に向けられ、穿刺部材400
で投与することができる。
【0043】順序通りに投与するためのストッパ本体2
01の長手方向密封要素及び周方向密封要素は、順序通
りに投与するためのストッパ本体を形成する材料と同一
の材料で製造することができる。順序通りに投与するた
めのストッパ本体201及び流路機構225は、注射器
ストッパを製造するのに適したものであると当業者に公
知のゴム又は熱可塑性エラストマー又はその他の材料の
ような適当なエラストマー材料で製造することが好まし
い。このことは、バイパスストッパ120及びプランジ
ャストッパ114についても当て嵌まる。各種のストッ
パ及びその関係付けられた構成要素は、実際に使用され
る各種寸法の注射器に対応する適当な寸法で製造するこ
とができる。また、必要に応じ又は所望に応じてシリコ
ーン処理のような各種の潤滑処理、溶射処理のような各
種の被覆処理、又はPTFE膜処理のような各種の被膜
処理を任意のストッパに施して、注射器の筒内の滑り性
能を高めることが可能であることが当業者に理解されよ
う。
【0044】請求の範囲の精神及び範囲から逸脱せず
に、本発明の更なる及び追加的な形態が可能であり、本
発明は記載した特定の実施の形態にのみ限定されるもの
ではないことが当業者に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストッパ組立体を採用する注射器
組立体の斜視図である。
【図2】順序通りに投与するためのストッパ本体及び流
路機構の双方を示す、本発明によるストッパ組立体の分
解斜視図である。
【図3】図2の線3−3に沿った本発明のストッパ組立
体の断面図である。
【図4】順序通りに投与するためのストッパ本体の側壁
に凹所を提供する一つの方法を示す断面図である。
【図5】図2に示した順序通りに投与するためのストッ
パ本体の底面図である。
【図6】図2に示した順序通りに投与するためのストッ
パ本体の平面図である。
【図7】その凍結乾燥形態にある薬剤と、独立的なチャ
ンバ内に保持された別個の成分とを保持する注射器組立
体を示す、注射過程を開始する前の図1の注射器組立体
の断面図である。
【図8】注射過程中、注射器の筒のバイパス流路と流路
機構の流体流路とを通じて独立的なチャンバの1つから
希釈体を供給し、凍結乾燥した薬剤を液体に戻す状態を
示す、図1の注射器組立体の第二の断面図である。
【図9】液体に戻った薬剤を注射器の筒の通路から供給
し、また流し液がそのチャンバからその前に希釈体が入
っていた隣接するチャンバ内に末端方向に動く状態を示
す、図1の注射器組立体の第三の断面図である。
【図10】その前に希釈剤が入っていたチャンバ内に流
し液が完全に配置された状態を示す、図1の注射器組立
体の第四の断面図である。
【図11】流路機構が注射器の筒の末端に対して完全に
着座し、また、長手方向密封要素の間にて順序通りに投
与するためのストッパ本体の円筒状側壁が潰れて、順序
通りに投与するためのストッパ本体の基端と末端との間
にて流体導管を形成する状態を示す、図1の注射器組立
体の第五の断面図である。流し液は、注射器の通路を通
じて供給し得るように流路機構の流体流路に供給され
る。
【図12】注射過程の終了を示す、図1の注射器組立体
の第六の断面図である。
【図13】注射過程の終了時における各種の構成要素の
位置を示す、図1の注射器組立体の部分断面図である。
【符号の説明】
23 注射器の筒の端部壁 24 出口ポート 25 注射器の筒の内側肩部 30 プランジャロ
ッド 31 最基端のストッパ 33 自由ピストン 34 閉鎖端 35 周側壁 36 周方向密封面 37 外側リブ 48 中空のチャンバ 100 注射器の筒 102 注射器の筒
の基端 104 注射器の筒の閉鎖端 106 注射器の筒
の円筒状側壁 107 フランジ 108 通路 110 バイパス 112 流体バイパ
ス通路 114 プランジャストッパ 116 プランジャ
ロッド 118 親指操作板 120 バイパスス
トッパ 121 バイパスストッパの末端 122 バイパスス
トッパの基端 130 凍結乾燥した薬剤「M」を保持するチャンバ 132 希釈剤「D」を保持するチャンバ 134 流し液「F」を保持するチャンバ 140 注射器の筒の内面 200 ストッパ組立体 201 ストッパ本
体 202 ストッパ本体の円筒状側壁 204 ストッパ本体の基端 206 ストッパ本
体の末端 208 長手方向軸線 210 密封要素 210a、210b 周方向密封要素 212 長手方向密封要素 220 細長い中空
のチャンバ 221 中空のチャンバの基端 222 開口部 223 中空のチャンバの末端 225 流路機構 226 流路機構の基端 228 流路機構の
末端 230 円錐形突起 234 円錐形突起
の先端 235 円錐形突起の壁部分 236 円錐形突起
の基部 238 流体流路 240 ストッパ本
体の末端の孔 242 流路機構の末端の突起 244 溝 246 瘤状部 250 リブ 302 注射器の筒の内側肩部/末端肩部 310 流体導管
フロントページの続き (73)特許権者 595117091 1 BECTON DRIVE, FR ANKLIN LAKES, NEW JERSEY 07417−1880, UNI TED STATES OF AMER ICA (72)発明者 フーバート・ヤンセン フランス共和国38560 オート・ジャリ ー,ル・ドメーヌ・ドゥ・パンクロー (番地なし),バーティマン・エ (56)参考文献 特開 平7−213608(JP,A) 米国特許4929230(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61M 5/178 - 5/315

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注射器の筒内に保持された乾質薬剤を液
    体に戻すことを可能にし、また、注射器の筒内に別個に
    保持された別個の成分を順序通りに略完全に投与するこ
    とを可能にするストッパ組立体にして、 流体の力に応答して、前記注射器の筒内に別個に保持さ
    れた前記別個の成分を順序通りに投与することを可能に
    する順序通りに投与するためのストッパ本体であって、
    末端と、基端と、貫通する長手方向軸線とを有する略円
    筒状の側壁を備える前記順序通りに投与するためのスト
    ッパ本体と、 該順序通りに投与するためのストッパ本体の末端に取り
    付けられた略円筒状の流路機構であって、該流路機構
    は、該流路機構の末端側にて前記注射器の筒内に保持さ
    れた乾質薬剤を液体に戻すことを可能にし、且つ対向し
    た基端及び末端と、該基端と該末端との間を伸長する略
    円筒状の外面と、該流路機構の前記基端と末端との間を
    伸長する少なくとも1つの流体流路と、該流路機構の前
    記末端に配置された末端方向を向いた円錐形の突起とを
    備える、前記流路機構と、 を含むストッパ組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のストッパ組立体にし
    て、前記順序通りに投与するためのストッパ本体及び前
    記流路機構が、単一の構成要素として形成された、スト
    ッパ組立体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のストッパ組立体にし
    て、前記順序通りに投与するためのストッパ本体及び前
    記流路機構が、前記順序通りに投与するためのストッパ
    本体が該流路機構に取り付けられるようにする協働可能
    な構造を備える、ストッパ組立体。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のストッパ組立体にし
    て、前記協働可能な構造が、前記流路機構の前記基端に
    形成された少なくとも1つの孔と、前記順序通りに投与
    するためのストッパ本体の前記末端に設けられた少なく
    とも1つの突起とを備え、該突起が前記孔に係合して、
    前記流路機構を前記順序通りに投与するためのストッパ
    本体に取り付ける、ストッパ組立体。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のストッパ組立体にし
    て、前記少なくとも1つの流体流路が複数の流体流路を
    含む、ストッパ組立体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のストッパ組立体にし
    て、前記複数の流体流路が、前記流路機構の周りにてそ
    の前記末端からその前記基端までら旋状に方向決めされ
    る、ストッパ組立体。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のストッパ組立体にし
    て、前記順序通りに投与するためのストッパ本体が、 該順序通りに投与するためのストッパ本体内に配置され
    た細長い中空のチャンバであって、末端と、基端と、あ
    る幅とを有する前記中空のチャンバと、 前記注射器の筒の前記内面と密封係合し得るように前記
    順序通りに投与するためのストッパ本体の前記円筒状側
    壁の周りで周方向に配置された少なくとも1つの周方向
    密封要素と、 前記注射器の筒の前記内面と密封係合し得るように前記
    長手方向軸線に関して平行に前記順序通りに投与するた
    めのストッパ本体の前記側壁に沿って長手方向に配置さ
    れた一対の長手方向密封要素であって、前記中空のチャ
    ンバの前記幅に少なくとも等しい距離だけ前記側壁に沿
    って分離された前記一対の長手方向密封要素と、 前記順序通りに投与するためのストッパ本体の前記円筒
    状側壁に設けられた凹状面であって、前記順序通りに投
    与するためのストッパ本体の前記基端に隣接し且つ前記
    一対の長手方向密封要素の間の位置にある前記凹状面と
    を備え、 該順序通りに投与するためのストッパ本体の前記基端に
    加えられた流体の圧力に応答して、前記凹状面が、前記
    一対の長手方向密封要素の間の位置に配置された側壁の
    部分が前記中空のチャンバに向けて潰れるのを許容し、 前記長手方向密封要素自体が、前記注射器の筒と流体密
    に接触した状態を保ち、前記順序通りに投与するための
    ストッパ本体の前記基端と前記末端との間に流体導管を
    提供し、該流体導管が、前記長手方向密封要素間の前記
    側壁の部分に制限され、前記順序通りに投与するための
    ストッパ本体の基端側に保持された略全ての流体を前記
    流路機構の前記少なくとも1つの流体流路に向けて案内
    するようにした、ストッパ組立体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のストッパ組立体にし
    て、前記凹状面が傾斜面を含む、ストッパ組立体。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のストッパ組立体にし
    て、前記少なくとも1つの周方向密封要素が、前記順序
    通りに投与するためのストッパ本体の前記基端に隣接す
    る位置に配置された基端の周方向密封要素を備える、ス
    トッパ組立体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のストッパ組立体にし
    て、前記基端の周方向密封要素が前記ストッパ本体の周
    りに部分的に且つ周方向に配置される、ストッパ組立
    体。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のストッパ組立体にし
    て、前記末端方向を向いた円錐形の突起が、先端と、前
    記ストッパ本体の前記末端に隣接する位置に配置された
    基部と、該先端と該基部との間を伸長する壁部分とを備
    える、ストッパ組立体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のストッパ組立体に
    して、前記末端方向を向いた円錐形の突起が前記壁部分
    に1つ以上の不連続部分を更に備える、ストッパ組立
    体。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のストッパ組立体に
    して、前記1つ以上の不連続部分が1つ以上のリブを備
    える、ストッパ組立体。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載のストッパ組立体に
    して、前記1つ以上の不連続部分が1つ以上の溝を含
    む、ストッパ組立体。
  15. 【請求項15】 注射器組立体内に保持された乾質薬剤
    を液体に戻すことを可能にし、また、その後に、該注射
    器組立体により保持された別個の成分を略完全に投与す
    ることを可能にする注射器組立体にして、 開口した基端と、末端と、該基端と該末端との間を伸長
    する、流体受け入れ室を形成する略円筒状のチャンバ壁
    とを有する注射器の筒であって、該流体受け入れ室が少
    なくとも2つの独立的なチャンバに仕切られて、前記別
    個の成分を別個に保持し、更に、前記末端を貫通して伸
    長する通路を有する前記注射器の筒と、前記注射器の筒
    の前記流体受け入れ室と摺動可能に流体密に係合し得る
    寸法とされたプランジャストッパであって、対向した基
    端と、末端とを有する前記プランジャストッパと、 前記乾質薬剤を液体に戻すことを可能にし、その後、前
    記注射器の筒により保持された別個の成分を略完全に投
    与することを可能にするストッパ組立体であって。前記
    プランジャストッパの末端側の位置にて前記流体受け入
    れ室内に配置され、 (a)流体の力に応答して、前記注射器の筒内に別個に
    保持された前記別個の成分を順序通りに投与することを
    可能にする順序通りに投与するためのストッパ本体であ
    って、末端と、基端と、貫通する長手方向軸線とを有す
    る、略円筒状の側壁を備える前記順序通りに投与するた
    めのストッパ本体と、 (b)前記注射器の筒内に保持された乾質薬剤を液体に
    戻すことを可能にし得るように前記順序通りに投与する
    ためのストッパ本体の末端に取り付けられた略円筒状の
    流路機構であって、対向した基端及び末端と、該基端と
    該末端との間を伸長する略円筒状の外面と、該流路機構
    の前記基端と前記末端との間を伸長する少なくとも1つ
    の流体流路と、該流路機構の前記末端に設けられた、末
    端方向を向いた円錐状の突起とを有する前記流路機構
    と、を備えたストッパ組立体と、 前記流路機構の末端方向にて前記注射器の筒内に保持さ
    れた前記乾質薬剤と、 前記流体受け入れ室を前記少なくとも2つの独立的なチ
    ャンバに仕切り得るように前記プランジャストッパと前
    記ストッパ組立体との中間の位置に配置された少なくと
    も1つのバイパスストッパと、 前記少なくとも2つの独立のチャンバにより保持された
    前記別個の成分が前記ストッパ組立体の末端を通って前
    記注射器の筒の前記末端の通路を通じて投与され得るよ
    うに、前記注射器の筒の前記円筒状側壁に設けられたバ
    イパス通路とを備える、注射器組立体。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載のストッパ組立体にし
    て、エラストマー材料で出来ている、ストッパ組立体。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のストッパ組立体に
    して、前記エラストマー材料がゴム又は熱可塑性エラス
    トマーから成る群から選択される、ストッパ組立体。
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