JP2929568B2 - 終端位置ロック装置を有する空気圧式線型駆動装置 - Google Patents

終端位置ロック装置を有する空気圧式線型駆動装置

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JP2929568B2
JP2929568B2 JP5155590A JP15559093A JP2929568B2 JP 2929568 B2 JP2929568 B2 JP 2929568B2 JP 5155590 A JP5155590 A JP 5155590A JP 15559093 A JP15559093 A JP 15559093A JP 2929568 B2 JP2929568 B2 JP 2929568B2
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piston
control piston
spring
control
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フランツ・シユペルバー
アルノ・フォイト
ヴアルター・シユテイッヒ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices
    • F15B15/26Locking mechanisms
    • F15B15/261Locking mechanisms using positive interengagement, e.g. balls and grooves, for locking in the end positions

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単動空気圧式ピスト
ン・シリンダユニットと、空気圧に抵抗してピストン棒
に終端位置方向の負荷をかけるばねと、ピストン棒の両
終端位置の各々に対する係合確実な空気圧式ロック装置
各1個とを有する特にロケット推進装置の液状推進剤導
管中に設けた極低温制御弁用の線型駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DE-OS 3609765 から知られる、複動空気
圧式ピストン・シリンダユニットを有する線型駆動装置
はシリンダ両端の領域に、ピストン棒の両端位置のそれ
ぞれに対する係合確実なロック部を1個づつ有する。ロ
ックは両方の位置で、ロック要素にピストン棒の方へ向
かう方向の初応力を加えるばねによって行われる。ロッ
ク解除はばねの力の克服により空気圧で行われ、圧縮ガ
スは完全なロック解除の後に初めてピストン・シリンダ
ユニット内に流入可能となってピストン棒を移動させる
ことができる。このようにして特に損耗軽微・騒音微弱
の作動が達成される。DE-OS 3609765 の図1中右側に示
されたロック要素はピストン棒の(左から右への)外向
き移動の際最終位置に到達して対応する切欠部に係止す
るまでばね力によってピストン棒の表面に接触してい
る。このようにしてロック要素は圧力と摩擦力をピスト
ン棒に加える。その圧力と摩擦力は場合によっては発生
する軽微な振動を減衰するのに好適である。
【0003】この線型駆動装置のある程度の欠点は比較
的長い構造にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、複
動空気圧式線型駆動装置のこの公知の構成から出発して
単動ピストン・シリンダユニットと、空気圧に抵抗する
少なくとも1個のばねと、ピストン棒の両終端位置の各
々に対する係合確実な空気圧式ロック装置各1個とを有
する空気圧式線型駆動装置に関する。この線型駆動装置
は特にコンパクトで、軽くて、複雑でなく、安全操作が
でき、僅かな費用で種々の運転上の要請に応ずることが
でき、特にロケット駆動工場の周辺で起きるような様々
な振動の中で投入可能である。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題はこの発明に
よって、線型駆動装置がピストン棒と交差する方向に移
動する、正反対の側面からピストン棒のそれぞれの切欠
部に係合するロック連結リンク、ロック連結リンクに固
着連結された第一の制御ピストン、ロック連結リンクに
固着連結された支持管上に長手移動するように支承さ
れ、加圧された横断面は第一の制御ピストンのそれより
大きい第二の制御ピストン、第二の制御ピストンをその
外側の、支持管の停止部材によって予めきめられた終端
位置の方向に加圧する、制御ピストンとロック連結リン
クとの間の少なくとも1個のばね、第二の制御ピストン
の移動をピストン・シリンダユニットのピストン棒まで
に制限する、ケーシングに固定した停止部材、第二の制
御ピストンに連結されて、このピストンの外側端面と制
御ピストンに固定された停止部材(停止突起)との間で
長手方向移動する、少なくとも1個の中央絞り管路を有
し、少なくとも1個のばね(ばねフィンガ)によって制
御ピストンの端面に接触させられる弁ピストン、弁ピス
トンの絞り管路の一時的な閉鎖のために設けた、支持管
の外端部の端面、制御ピストンの範囲とロック連結リン
クの範囲の少なくとも1個のそれぞれの開口部を有する
支持管の内部の少なくとも1個の流動管路、ロック連結
リンクの行程空間とピストン・シリンダユニットの圧縮
空間との間の少なくとも1個の流路連絡部(開口部)と
から成ることによって解決される。
【0006】両終端位置用のロック部は直径上の両端側
からピストン棒の各切欠部に係合する1個のロック連結
リンクにまとまっている。ロック連結リンクにはこれに
係合する2個の制御ピストンがある。こうしてロック機
構の緊密な構造ができる。加圧される横断面から小さく
なる第一の制御ピストンはロック連結リンクにしっかり
結合されて空気圧のない、即ちばねで作動されるピスト
ン棒の最終位置のロックを可能にする。極低温制御弁に
関してはこのことは特に弁の閉鎖位置を意味する。
【0007】より大きい制御ピストンの第二の加圧され
た横断面はロック連結リンクに対して相対的にこのロッ
ク連結リンクにしっかり結合された支持管上を伝達制限
されて移動可能であり、支持管に固定され且つケーシン
グに固定された停止部材があり、制御ピストンとロック
連結リンクとの間には圧縮ばねを設けてある。こうして
制御ピストンとロック連結リンクとの間の力伝達がばね
弾性をもって、即ち比較的柔軟に行われる。
【0008】第二の比較的大きい制御ピストンは空気圧
を加えられた、即ち動的なピストン棒の最終位置でのロ
ックに役立つ。極低温制御弁に関してはこのことは特に
開き位置を意味する。
【0009】この第二の比較的大きい制御ピストンはそ
の他に圧縮ガスをピストン・シリンダユニットの圧縮室
に供給し且つ排出することができ、この目的のために追
加の弁ピストンに連結されている。各種の停止部材と連
絡している弁ピストン、第二の制御ピストン、支持管、
ロック連結リンクの領域の対応流動管路によって、ピス
トン・シリンダユニットの加圧作用、即ち作動は無圧の
最終位置の完全なロック解除の後に初めて実施され、こ
れにより作動態様は材料を保護する作用、即ち押圧を大
幅に減らした作用となる。
【0010】作動の最終位置のロック解除の後作動位置
から受動位置へ移行する際弁ピストンは自体と第二の制
御ピストンとの間で追加の流動横断面を解放するので、
ピストン棒の運動は比較的スムーズに行われる。
【0011】請求項2〜4に請求項1の線型駆動装置の
好ましい構成を記載する。
【0012】
【実施例】重要な各要素に分けて示した線型駆動装置1
は冷凍液状ロケット推進剤成分の一つの流れを阻止又は
放出する、図示してない極低温制御弁の一部である。
【0013】図1に示した、繰り出されたピストン棒8
とピストン6の位置(左)は制御弁の閉鎖位置に対応す
る。図3と4に示した、ピストン棒8の入り込んだ位置
(右)は開き位置に対応する。この「入り込んだ」と
「繰り出した」の概念はピストン6から左へ移動したピ
ストン棒8の部分に関連することで、この部分は同様に
図示してない極低温制御弁の弁体に連結されている。線
型駆動装置1はピストン・シリンダユニット2を有す
る。このピストン・シリンダユニットは本質的にケーシ
ング部分3と4、パッキンリング7を有するピストン
6、ピストン棒8から構成される。
【0014】線型駆動装置には更にばね5がある。この
ばねは左側の見えない端部が直接または間接にピストン
棒8に連結してあり、このピストン棒を空気力に逆らっ
てその左端位置へ動かす。
【0015】線型駆動装置1は同様にロック機構全体を
包含し、このロック機構を介してピストン棒運動の制御
も行われる。ケーシング部分3にはピストン・シリンダ
ユニット2のストローク空間が有り、ピストン棒8の右
側の部分を支持する。この右側の部分は棒とピストンの
案内を良くするが、しかし機能全体からみればそれは必
ずしも必要ではない。
【0016】ケーシング部分4はロック機構を収容して
いて、ばね5の右端を支持する。ロック機構の中央要素
はロック連結リンク14を形成する。このロック連結リ
ンクはそのストローク空間15においてピストン棒8に
対して交差する方向に限定直線運動を行い、ピストン棒
8の終端位置で交互に反対側からその切欠部9、10に
非摩擦係合的に係合する。この目的のためにロック連結
リンク14は切欠部16を有する。切欠部はピストン棒
の周囲を円形に閉鎖するか或いはロック部の運動方向に
交差する方向に片側を開くことができる。ロック連結リ
ンク14のストローク空間15は特に長方形の、場合に
よっては丸みを持った角部をもつか或いは楕円形の横断
面を有する。これに対して既存のすべてのピストンのス
トローク空間は必ず円形の横断面を有する。ロック連結
リンク14はピストン棒19を介して比較的小さい第一
の制御ピストン17に固定結合されている。第一の制御
ピストン17はパッキンリング18によって気密にその
移動軌道中に案内される。制御ピストンには図1と4に
白矢で示してあるように管路20から圧縮ガス、特にヘ
リウムを当てることができ、それによってロック連結リ
ンク14を半径方向にピストン棒8の方へ動かす力を生
み出す。
【0017】図中で下側の、制御ピストン17と向き合
う側に第二の大きい制御ピストン21を配設してある。
この第二制御ピストンは弁棒28と連結してロック連結
リンクを移動させるのに役立つのみではなく、本来の作
動ピストン即ちピストン6のためのガス制御にも役立
つ。第二制御ピストン21は第一のそれ17と異なって
ロック連結リンク14に固定結合されているのではな
く、ロック連結リンク14に固定結合された支持管30
上を軸方向に限定移動可能に支承される。制御ピストン
21のリンクから離れている終端位置は支持管30に固
定された停止部材31によってきまる。この停止部材は
制御ピストン21中の段付き孔23の小さい直径の部分
と共に作用する。このピストン位置は図1に示してあ
る。ロック連結リンク14またはピストン棒8の方へ向
かう制御ピストン21の移動は二重に制限される。即ち
一つは支持管30の端面32に弁ピストン28の底部が
突き当たることと、もう一つはケーシング部分4中にあ
る停止部材39による。弁ピストン28は通常は制御ピ
ストン21に固定結合されたばねかご25の予備緊張さ
せられたばねフィンガ27の力によって制御ピストン2
1の端面24に気密に当接し、その場合この領域に追加
の密封要素、たとえばOリングを設けることができる。
適当な加圧または加力によって弁ピストン28を端面2
4から最大限ばねかご25の停止突起26に当接するま
で持ち上げることができる。その場合ピストン21と2
8の間に開放流動横断面ができる。この場合を図4に示
してある。ばねかご25は閉鎖された鉢型の構造ではな
く、いくつかの透過孔を有する流体透過体である。こう
してピストン21と28は大抵は一体の一物体として作
用する。所定の状況下でのみこれらピストンのばね弾性
のある連結が行われる。
【0018】制御ピストン21からロック連結リンク1
4への力の伝達はばね37によって弾力的に柔軟に行わ
れる。比較的固い、直接の力伝達は弁ピストン28の底
部が支持管30の端面32に当接する瞬間にのみ達成さ
れる。
【0019】ピストン6の圧縮ガス供給は弁ピストン2
8と制御ピストン21に通して実施される。これを特に
図2と3に示してある。ピストン21と28の内部から
ロック連結リンク14のストローク空間15に到る流路
と、そしてそこから更に壁部要素11を通ってピストン
6の圧力側(左)に到る流路は常に開いている。この結
合は支持管30の端面32の領域の開口部33から始ま
り、支持管内部の流動管路36及びロック連結リンク1
4の領域の開口部34と35に続く。更に壁部要素11
の開口部12と13もこの流路結合に加わる。開口部と
管路の数、大きさ、構造によってピストン棒8の運動経
過が影響を受け、壁部要素11に対するロック連結リン
ク14の相対位置によっても異なる。しかし大切なこと
はただ一つ、前記流路結合は常に開いていることであ
る。但し一定の操作状態では弁ピストン28の外側(下
側)からピストン28と21の内部への流路結合が絞り
管路29を閉鎖して支持管30の端面32への弁ピスト
ン28の底部の当接による場合は中断される。その場合
には弁ピストン28が制御ピストン21にも気密に当接
しなければならず、そのとき制御ピストン21はパッキ
ンリング22によってその運動軌道中を気密にして案内
される。多数の操作状態においてケーシング部分4の管
路38からピストン6の加圧側までの流路結合は図1〜
4に示すように開いている。
【0020】分かりやすいように図1〜4の操作状態と
それら各状態の関連について更に詳しく説明する。図1
はばね5の力によって到達した、ピストン棒8の繰り出
し(左)・ロック終端位置を示す。ロックを確実にする
ために制御ピストン17に加圧ヘリウムを当てる。ピス
トン21、28、6からは脱気してある、即ち加圧して
ない。ばね37の力によって制御ピストン21は停止部
材31に沿う支持管30上の最外側(最下位)にある。
【0021】ロックを解除し且つピストン棒8の進入を
開始するために制御ピストン17に排気を行い、制御ピ
ストン21に加圧ヘリウムを当てる。狭い絞り管路29
の強力な絞り作用の結果弁ピストン28は制御ピストン
21と共に支持管30の端面32に突き当たるまで押さ
れ、絞り管路29は閉鎖され、ばね37は圧縮される。
そのときからピストン21と28及び支持管30がロッ
ク連結リンク14と一緒に動き、制御ピストン17の方
を向いた、ロック連結リンク14の部分は完全に切欠部
10から抜け出てピストン棒8を解放する。制御ピスト
ン21は最後にケーシングに固定された停止部材39に
突き当たって停止し、支持管30はロック連結リンク1
4と共に更にピストン棒8に当接するまで移動し、その
場合絞り管路29は再び開放され、加圧ヘリウムはピス
トン6まで流れて進入運動を開始することができる。こ
の状態を図2に示す。
【0022】ケーシング部分4中の制御ピストン21の
突き当たりに至るまではまだ加圧ヘリウムは殆どピスト
ン6まで流動していないので、ロック解除はかなりスム
ーズに行われる。即ちロック連結リンク14にはたとえ
ば長方形の開口部である切欠部16があって、この切欠
部を通ってピストン棒8が移動する。切欠部9、10が
ロック連結リンク14の領域にないときのピストン棒8
の各位置ではロック連結リンク14は上方から下方へピ
ストン棒8の表面に向かって押されることがあり、ピス
トン棒8が特に長手方向に万一振動しても当接するロッ
ク連結リンク14との摩擦によって減衰される。換言す
ると、切欠部16の上縁または下縁がピストン棒8の表
面に当たってこする。つまりピストン棒8の振動は摩擦
によって減衰され、その場合ロック連結リンク14は事
実上動かない。即ちロック連結リンク14は振動するの
ではなく、常に上方または下方へ向かって移動する。図
1の状態から図2の状態へロック解除される場合ロック
連結リンク14は上方へのみ移動し、その場合切欠部1
6の上縁は切欠部10から出て、下縁はピストン棒8に
こすりながら軽く当接する(図2参照)。
【0023】図3は最大限に圧縮されたばね5によるピ
ストン棒8の入り込んだロック位置を示す。この位置は
図示してない極低温制御弁の開かれた状態に対応する。
ロック連結リンクはばね37の力によってピストン棒8
の切欠部9に係止し、ピストン6は圧力を受けている。
【0024】再びこのロック状態を解除し且つ繰り出し
運動を開始するために、ピストン21と28は空気除去
を受け、制御ピストン17には加圧され、こうしてロッ
ク連結リンク14のロック解除運動が開始される。ピス
トン6のストローク空間中になお存在して、ピストン2
1と28の領域の中まで拡がる圧力によって弁ピストン
28は制御ピストン21の端面24から離れ、絞り管路
29を越して比較的大きな流路横断面を解放する。この
ようにしてピストン6のストローク空間の圧力除去がス
ムーズに行われ、完全なロック解除の後比較的急速にピ
ストン棒8が繰り出し運動を行う。
【0025】図4はロック解除から繰り出し運動までの
瞬間を示す。運動のその後の経過中にロック連結リンク
14は再び軽くピストン棒8に、繰り出し終端位置で切
欠部10に係止するまで当接している。軽く当接してい
る間の摩擦力は制御ピストン17の横断面積が小さいこ
とによって適度の水準に保たれる。既に説明した通り、
ロック連結リンク14にしっかり連結された制御ピスト
ン17はロック連結リンク14に弾力的に連結された、
より大きい制御ピストン21より小さい直径を有し、従
って圧力が加えられる断面積も小さい。従って制御ピス
トン17が上方からロック連結リンク14に及ぼし且つ
ピストン棒8に及ぼす力は力=圧力×断面積の公式通り
に限定されることになる。即ち、ピストン棒8の振動運
動は、ロック連結リンク14の著しい運動なしにロック
連結リンク14の切欠部16の上縁がピストン棒8の上
縁にこすりながら当たることによって減衰される。
【0026】
【発明の効果】この発明の構成によって、2本の制御ピ
ストンの各々はそれぞれ一方の終端位置でのロックと反
対側の終端位置でのロック解除に役立つことができる。
これら制御ピストンは片側の空気圧の作用により作動す
る。終端位置間の各ピストン運動の最中ロック連結リン
クは片側では空気の力またはばねの力によってピストン
棒表面に当接し、場合によっては生じることがある振動
は加えられた法線力と摩擦力とにより減衰する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピストン棒が繰り出されてロックされた、線型
駆動装置の部分縦断面図。
【図2】ピストン棒が入り込んでロック解除された部分
縦断面図。
【図3】ピストン棒が入り込んでロックされた部分縦断
面図。
【図4】ピストン棒がロック解除されて繰り出しの直前
であって、まだ入り込んでいる状態の部分縦断面図。
【符号の説明】
1 線型駆動装置 2 ピストン・シリンダユニット 3 ケーシング部分 4 ケーシング部分 5 ばね 6 ピストン 7 パッキンリング 8 ピストン棒 9 切欠部 10 切欠部 11 壁部要素 12 開口部 13 開口部 14 ロック連結リンク 15 ストローク空間 16 切欠部 17 制御ピストン 18 パッキンリング 19 ピストン棒 20 管路 21 制御ピストン 23 段付き孔 24 端面 25 ばねかご 26 停止突起 27 フィンガーばね 28 弁ピストン 29 絞り管路 30 支持管 31 停止部材 32 30の端面 33 開口部 34 開口部 35 開口部 36 流動管路 37 ばね 38 管路 39 停止部材
フロントページの続き (72)発明者 ヴアルター・シユテイッヒ ドイツ連邦共和国、ミースバッハ、フリ ーダーヴエーク、16 (56)参考文献 独国特許出願公開3609765(DE,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02K 9/58

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単動空気圧式ピストン・シリンダユニッ
    トと、空気圧に抵抗してピストン棒に終端位置方向の負
    荷をかける少なくとも1個のばねと、ピストン棒の両終
    端位置の各々に対する係合確実な空気圧式ロック装置各
    1個とを有する特にロケット推進装置の液状推進剤導管
    中に設けた極低温制御弁用の線型駆動装置において、ピ
    ストン棒(8)と交差する方向に移動する、正反対の側
    面からピストン棒(8)のそれぞれの切欠部(9,10)
    に係合するロック連結リンク(14)、ロック連結リン
    ク(14)に固着連結された第一の制御ピストン(1
    7)、ロック連結リンク(14)に固着連結された支持
    管(30)上に長手移動するように支承され、加圧され
    た横断面は第一の制御ピストン(17)のそれより大き
    い第二の制御ピストン(21)、第二の制御ピストン
    (21)をその外側の、支持管(30)の停止部材(3
    1)によって予めきめられた終端位置の方向に加圧す
    る、制御ピストン(21)とロック連結リンク(14)
    との間の少なくとも1個のばね(37)、第二の制御ピ
    ストン(21)の移動をピストン・シリンダユニット
    (2)のピストン棒(8)までに制限する、ケーシング
    に固定した停止部材(39)、第二の制御ピストン(2
    1)に連結されて、このピストンの外側端面(24)と
    制御ピストンに固定された停止部材(停止突起26)と
    の間で長手方向移動する、少なくとも1個の中央絞り管
    路(29)を有し、少なくとも1個のばね(ばねフィン
    ガ27)によって制御ピストン(21)の端面(24)
    に接触させられる弁ピストン(28)、弁ピストン(2
    8)の絞り管路(29)の一時的な閉鎖のために設け
    た、支持管(30)の外端部の端面(32)、制御ピス
    トン(21)の範囲とロック連結リンク(14)の範囲
    の少なくとも1個のそれぞれの開口部(33,34,3
    5)を有する支持管(30)の内部の少なくとも1個の
    流動管路(36)、ロック連結リンク(14)の行程空
    間(15)とピストン・シリンダユニット(2)の圧縮
    空間との間の少なくとも1個の流路連絡部(開口部1
    2,13)とから成ることを特徴とする線型駆動装置。
  2. 【請求項2】 弁ピストンと第二制御ピストンの接触領
    域にある少なくとも1個の弾性密封要素を特徴とする請
    求項1の線型駆動装置。
  3. 【請求項3】 ピストン・シリンダユニット(2)のピ
    ストン(6)並びに第一制御ピストン(17)と第二制
    御ピストン(21)を密封するそれぞれ少なくとも各1
    個の弾性密封要素(パッキンリング7,18,22)が
    それらピストンのそれぞれのシリンダ移動面に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または2の線型駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 制御ピストンに固定した停止部材(停止
    突起26)とばね籠(25)としての弁ピストン(2
    8)用のばね(ばねフィンガ27)とが一体構成である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一の線型駆動
    装置。
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