JP2928544B2 - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JP2928544B2 JP2928544B2 JP1190096A JP19009689A JP2928544B2 JP 2928544 B2 JP2928544 B2 JP 2928544B2 JP 1190096 A JP1190096 A JP 1190096A JP 19009689 A JP19009689 A JP 19009689A JP 2928544 B2 JP2928544 B2 JP 2928544B2
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- JP
- Japan
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- sheet
- opening
- paper
- suction
- sheet feeding
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Description
ものであって、その使用態様をこの発明の給紙装置も用
いられる第3図に示す複写装置を参照して概略説明す
る。
原稿台からなる用紙台、3はエドプレート、4′は給紙
装置、12は原稿からなる用紙、16は第1ターン経路、17
は横搬送路、18は第2ターン経路、19は搬送ベルト、20
はプラテンガラス、21は第1切換爪、22は第3ターン経
路、23は排紙経路、24は排紙ローラ、25は排紙口、26は
反転紙引出ローラ、27は第2切換爪、28は反転紙排紙経
路、29はセンサをそれぞれ示す。
をも参照してその作用を説明する。
示しないブロアーが回転してブロアータンク10の噴気孔
11から圧縮空気が噴出して、用紙束12の先端が浮き上
り、これと同時にバキュームタンク5′の開口部6′及
び給紙ベルト7の吸気孔8を介しての吸気により、用紙
束12の最下方の用紙が給紙ベルト7に吸着される。
がオンし、給紙ベルト7を反時計方向に回動して、これ
に吸着された最下位の用紙を第1ターンローラ16へ送り
込む。このターンローラ16の直後に設けたセンサ29が、
この用紙を検知すると、バキュームタンク5′の吸気が
図示しない弁の作用によって中止されてクラッチをオフ
とするが、給紙ベルト7は拭き出される用紙によってつ
れ回りをし、このようにしてこの用紙の給紙が完了す
る。
は、第4図から明らかなようにバキュームタンク5′の
開口部6′の先端口縁が垂直線X′−X′上に位置し、
一方用紙束12の先端面はそれより水平方向において距離
lだけ前方の垂直線Y′−Y′上に位置する。このため
用紙束12の先端に吸引力が作用しにくく、特にカール紙
の場合には給紙ベルト7から離間する傾向が大きく、こ
れによりブロアータンク10の噴気孔11からの噴出空気が
最下位に位置する用紙とその上の用紙との間に入りにく
くなって、両者の分離がうまく行かなくなり、重送の原
因となるという問題があった。さらに給紙ベルト7の吸
気孔8が開口部6′の先端口縁部にあって給紙を開始す
るとは限らないことから、前記の傾向は一層顕著なもの
となる。
置のもつ問題を解消し、ブロアータンクから噴出される
噴出空気によって用紙台上の最下位の用紙とその上の用
紙との分離を確実に行うことができ、且つ重送の発生を
防止することのできる給紙装置を提供することである。
項1に記載の発明は、用紙台に載置される用紙の給紙方
向下流に設けられた上面に開口部を有する吸気手段と、
複数の吸気孔を有し、前記吸気手段の開口部部上を移動
する給紙ベルトと、前記吸気手段の開口部より用紙の給
紙方向下流に設けられた噴気口を有する噴気手段とを備
えた給紙装置において、前記給紙ベルトの吸気孔の位置
いかんに係らずに最下位の用紙の浮き上がりが防止され
る程度に、吸気手段の開口部の幅寸法を、給紙ベルトの
幅寸法より広く、且つ給紙ベルトの幅方向両側に開口す
るように設定することを特徴とするものである。また、
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明におい
て前記開口部の先端口縁が用紙の先端部とほぼ一致する
ように設定されていることを特徴とするものである。
に形成されている開口部の幅寸法が、給紙ベルトの幅寸
法より広く、且つ給紙ベルトの幅方向両側に開口するよ
うに設定されているため、給紙ベルトの吸気孔が開口部
の先端口縁と一致する位置になくても、最下位に位置す
る用紙は幅広に形成された開口部による吸引によって給
紙ベルトから浮き上ることなく確実に給紙される。ま
た、この開口部の先端口縁が用紙の先端部とほぼ一致す
るように設定した場合には、この最下位用紙の先端部は
吸気孔の位置のいかんに係わらず開口部によって吸引さ
れるため、ブロアータンクからの吸気によっても浮き上
ることがなくなる。これにより、噴気により浮き上る用
紙と最下位の用紙との分離が確実に行われ、この最下位
の用紙のみが給紙されることとなる。
の従来例と相違するところは、開口部6の横幅Wが給紙
ベルト7の横幅wより広く、且つ給紙ベルト7の幅方向
両側に開口するように設定されていることであって、他
には格別の相違がない。
置4′と全く同様の原理に基いて給紙するものである。
そして、この給紙装置4では、前述したように吸気手段
を構成するバキュームタンク5に形成される開口部6は
その横幅が給紙ベルト7のそれより広く設定されている
ことにより、給紙ベルト7の吸気孔8が開口部6の先端
口縁より後方に位置する場合であっても、最下位に位置
する用紙は給紙ベルト7の両側に開口した開口部6を介
して吸引される。これによって、最下位の用紙が給紙ベ
ルト7から浮き上ることが防止され、この最下位用紙の
みが確実に給紙される。
上に載置される用紙束12の先端面の位置Y−Yとがほぼ
同一になるように開口部6の形成位置を設定した場合に
は、開口部6の先端口縁と用紙束12の先端面とが同一の
位置になることから、最下位に位置する用紙の先端部に
は開口部6の先端口縁、吸気孔8を介して直接吸引力が
作用する。これによって、最下位の用紙の先端が噴気手
段を構成するブロアータンク10の噴気孔11から噴気によ
り、給紙ベルト7上から浮き上ることがなくなるため、
最下位の用紙とその上の用紙との分離が確実に行われ
る。この結果、給紙される用紙の重送を確実に防止する
ことができる。
明は、用紙台に載置される用紙の給紙方向下流側に設け
られた上面に開口部を有する吸気手段と、複数の吸気孔
を有し、前記吸気手段の開口部上を移動する給紙ベルト
と、前記吸気手段の開口部より用紙の給紙方向下流に設
けられた噴気口を有する噴気手段とを備えた給紙装置に
おいて、前記給紙ベルトの吸気孔の位置いかんに係らず
最下位の用紙の浮き上がりが防止される程度に、吸気手
段の開口部の幅寸法を、給紙ベルトの幅寸法より広く、
且つ給紙ベルトの幅方向両側に開口するように設定され
ているので、吸気孔の位置のいかんに係らず最下位の用
紙は給紙ベルトの両側からの開口部により吸引され張付
けられた状態で給紙されるため、浮き上りにより不送り
の防止ができるという効果がある。また、請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の発明において前記開口部
の先端口縁が用紙台に載置される用紙の先端部とほぼ一
致するように設定されているので、給紙時にブロアータ
ンクからの吸気によっても最下位の用紙は浮き上ること
がなく、この最下位用紙とその上の浮き上る用紙との分
離が確実に行われ、この最下位用紙のみを重送すること
なく給紙できるという効果がある。
用を説明するための一部の縦断正面図、第3図は従来の
給紙装置を装着した複写装置の一部の概略説明図、第4
図は従来の給紙装置に関する第2図と同様の図面であ
る。 2……用紙台、4……給紙装置 5……バキュームタンク、6……開口部 7……給紙ベルト、8……吸気孔 10……ブロアータンク、11……噴気孔 12……用紙束
Claims (2)
- 【請求項1】用紙台と、この用紙台に載置される用紙の
給紙方向下流側に設けられた上面に開口部を有する吸気
手段と、複数の吸気孔を有し、前記吸気手段の開口部上
を移動する給紙ベルトと、前記吸気手段の開口部より用
紙の給紙方向下流に設けられた噴気口を有する噴気手段
とを備えた吸気装置において、前記吸気ベルトの吸気孔
の位置いかんに係らず最下位の用紙の浮き上がりを防止
される程度に、吸気手段の開口部の幅寸法を、給紙ベル
トの幅寸法より広く、且つ給紙ベルトの幅方向両側に開
口するように設定することを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】前記開口部の先端口縁が用紙の先端部とほ
ぼ一致するように設定されていることを特徴とする請求
項1に記載の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1190096A JP2928544B2 (ja) | 1989-07-22 | 1989-07-22 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1190096A JP2928544B2 (ja) | 1989-07-22 | 1989-07-22 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0356331A JPH0356331A (ja) | 1991-03-11 |
JP2928544B2 true JP2928544B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=16252306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1190096A Expired - Lifetime JP2928544B2 (ja) | 1989-07-22 | 1989-07-22 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2928544B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106081676A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-11-09 | 广东溢达纺织有限公司 | 裁片自动铺放机构 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6288735A (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機等の給紙装置 |
-
1989
- 1989-07-22 JP JP1190096A patent/JP2928544B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6288735A (ja) * | 1985-10-14 | 1987-04-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機等の給紙装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106081676A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-11-09 | 广东溢达纺织有限公司 | 裁片自动铺放机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0356331A (ja) | 1991-03-11 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20040618 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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