JP2927403B2 - 塵芥貯留施設 - Google Patents
塵芥貯留施設Info
- Publication number
- JP2927403B2 JP2927403B2 JP7179771A JP17977195A JP2927403B2 JP 2927403 B2 JP2927403 B2 JP 2927403B2 JP 7179771 A JP7179771 A JP 7179771A JP 17977195 A JP17977195 A JP 17977195A JP 2927403 B2 JP2927403 B2 JP 2927403B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- dust
- arc side
- arc
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65F—GATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
- B65F9/00—Transferring of refuse between vehicles or containers with intermediate storage or pressing
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型塵芥収集車で
収集した塵芥を一時貯留して大型塵芥車に積替えさせる
塵芥貯留施設に関する。
収集した塵芥を一時貯留して大型塵芥車に積替えさせる
塵芥貯留施設に関する。
【０００２】
【従来の技術】塵芥処理施設が近隣にない地域では、塵
芥を塵芥収集車で遠距離運搬しなければならない。しか
し、塵芥収集車が頻繁に道路を往来すると沿道の地域住
民からの苦情が出る。そこで、塵芥収集地に近い場所で
塵芥収集車の塵芥を一時的に複数台分貯留し、ここで大
型塵芥車に積替えて塵芥処理施設まで運搬する処理方法
が提案されている。
芥を塵芥収集車で遠距離運搬しなければならない。しか
し、塵芥収集車が頻繁に道路を往来すると沿道の地域住
民からの苦情が出る。そこで、塵芥収集地に近い場所で
塵芥収集車の塵芥を一時的に複数台分貯留し、ここで大
型塵芥車に積替えて塵芥処理施設まで運搬する処理方法
が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような処
理方法では、塵芥をまとめて一時的に貯留する施設が絶
対必要であり、しかも、かかる貯留施設は公害防止の観
点から悪臭や汚水を外部に洩らすことは許されない。
理方法では、塵芥をまとめて一時的に貯留する施設が絶
対必要であり、しかも、かかる貯留施設は公害防止の観
点から悪臭や汚水を外部に洩らすことは許されない。
【０００４】また、この貯留施設は、用地や費用確保の
困難性から省スペース及び省コストの徹底化が望まれ
る。
困難性から省スペース及び省コストの徹底化が望まれ
る。
【０００５】本発明は、このような要求を満たすべく提
案されたもので、塵芥収集車で収集した塵芥を一時的に
外部から遮断して貯留し、従来よりもさらに衛生的に大
型塵芥車へ積替えることのできるコンパクトな塵芥貯留
施設を提供することを目的としている。
案されたもので、塵芥収集車で収集した塵芥を一時的に
外部から遮断して貯留し、従来よりもさらに衛生的に大
型塵芥車へ積替えることのできるコンパクトな塵芥貯留
施設を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る塵芥貯留施設は、下端部に排出口を有
する垂直側壁と、前記垂直側壁と対向配置され下端部が
前記排出口に連続した円弧側壁とを有する塵芥ホッパ
と、前記塵芥ホッパの円弧側壁内面に沿って、前記塵芥
ホッパ内の塵芥に埋没した状態で往復移動可能に配設さ
れ、前側が前記円弧側壁内面に対して前傾した凸状部分
円筒面の押圧面に形成されると共に後側が前記円弧側壁
内面に対して前傾した凹状部分円筒面の掬い面に形成さ
れた押出部材と、一端に前記排出口に接続された入口が
配設され、他端に開閉可能な蓋板によって覆われた出口
が配設された横置きの回転ドラムとを具備したことを特
徴としている。
め、本発明に係る塵芥貯留施設は、下端部に排出口を有
する垂直側壁と、前記垂直側壁と対向配置され下端部が
前記排出口に連続した円弧側壁とを有する塵芥ホッパ
と、前記塵芥ホッパの円弧側壁内面に沿って、前記塵芥
ホッパ内の塵芥に埋没した状態で往復移動可能に配設さ
れ、前側が前記円弧側壁内面に対して前傾した凸状部分
円筒面の押圧面に形成されると共に後側が前記円弧側壁
内面に対して前傾した凹状部分円筒面の掬い面に形成さ
れた押出部材と、一端に前記排出口に接続された入口が
配設され、他端に開閉可能な蓋板によって覆われた出口
が配設された横置きの回転ドラムとを具備したことを特
徴としている。
【０００７】また、本発明に係る塵芥貯留施設は、下端
部に排出口を有する垂直側壁と、前記垂直側壁と対向配
置され下端部が前記排出口に連続した円弧側壁とを有す
る塵芥ホッパと、前記塵芥ホッパの円弧側壁内面に沿っ
て、前記塵芥ホッパ内の塵芥に埋没した状態で往復移動
可能に配設され、前側が前記円弧側壁内面に対して前傾
した凸状部分円筒面の押圧面に形成されると共に後側が
前記円弧側壁内面に対して前傾した凹状部分円筒面の掬
い面に形成された押出部材と、を具備したことを特徴と
している。
部に排出口を有する垂直側壁と、前記垂直側壁と対向配
置され下端部が前記排出口に連続した円弧側壁とを有す
る塵芥ホッパと、前記塵芥ホッパの円弧側壁内面に沿っ
て、前記塵芥ホッパ内の塵芥に埋没した状態で往復移動
可能に配設され、前側が前記円弧側壁内面に対して前傾
した凸状部分円筒面の押圧面に形成されると共に後側が
前記円弧側壁内面に対して前傾した凹状部分円筒面の掬
い面に形成された押出部材と、を具備したことを特徴と
している。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図１
乃至図４に基づいて説明する。この塵芥貯留施設１は、
図１に示すように、塵芥２を投入するための塵芥ホッパ
３と、塵芥ホッパ３から塵芥２を押出す押出手段６と、
押出された塵芥２を貯留する横置きの回転ドラム１１と
を有する。
乃至図４に基づいて説明する。この塵芥貯留施設１は、
図１に示すように、塵芥２を投入するための塵芥ホッパ
３と、塵芥ホッパ３から塵芥２を押出す押出手段６と、
押出された塵芥２を貯留する横置きの回転ドラム１１と
を有する。
【０００９】塵芥ホッパ３は、図２及び図３に示すよう
に、上端部に塵芥２の投入口３ａが形成されるように対
向配置された垂直側壁４と円弧側壁５とを有する。垂直
側壁４の下端部には、塵芥２の排出口４ａが形成され、
この排出口４ａに円弧側壁５の下端部が連続している。
円弧側壁５は支軸Ｐ１を中心とする略４分の１の円弧で
構成される。
に、上端部に塵芥２の投入口３ａが形成されるように対
向配置された垂直側壁４と円弧側壁５とを有する。垂直
側壁４の下端部には、塵芥２の排出口４ａが形成され、
この排出口４ａに円弧側壁５の下端部が連続している。
円弧側壁５は支軸Ｐ１を中心とする略４分の１の円弧で
構成される。
【００１０】押出手段６は、塵芥ホッパ３の左右の外側
板７，７の内部に上端が前記支軸Ｐ１，Ｐ１によって回
動自在に軸着された２本の平行なアーム８，８と、この
アーム８，８を回転移動させるシリンダ９，９、及び２
本のアーム８，８の下端に架渡された押出部材１０とか
ら構成される。
板７，７の内部に上端が前記支軸Ｐ１，Ｐ１によって回
動自在に軸着された２本の平行なアーム８，８と、この
アーム８，８を回転移動させるシリンダ９，９、及び２
本のアーム８，８の下端に架渡された押出部材１０とか
ら構成される。
【００１１】各外側板７は、図２に示すように、アーム
８及びシリンダ９を保護する収納空間７ａを備える。こ
の収納空間７ａの下部には、図３に示すように、円弧側
壁５に沿って押出部材１０の両端を通過させるための半
円弧状の切欠溝７ｂが形成されている。
８及びシリンダ９を保護する収納空間７ａを備える。こ
の収納空間７ａの下部には、図３に示すように、円弧側
壁５に沿って押出部材１０の両端を通過させるための半
円弧状の切欠溝７ｂが形成されている。
【００１２】各シリンダ９の上端部９ａは、外側板７の
上部に支軸Ｐ２によって回動自在に軸着され、そのロッ
ド端部９ｂはアーム８の中間部に支軸Ｐ３によって軸着
されている。
上部に支軸Ｐ２によって回動自在に軸着され、そのロッ
ド端部９ｂはアーム８の中間部に支軸Ｐ３によって軸着
されている。
【００１３】押出部材１０は、図３に示すように、投入
口３ａに対応する側が円弧側壁５内面に対して前傾した
凹状部分円筒面の掬い面１０ａに形成され、排出口４ａ
に対応する側が円弧側壁５内面に対して前傾した凸状部
分円筒面の押圧面１０ｂに形成されている。
口３ａに対応する側が円弧側壁５内面に対して前傾した
凹状部分円筒面の掬い面１０ａに形成され、排出口４ａ
に対応する側が円弧側壁５内面に対して前傾した凸状部
分円筒面の押圧面１０ｂに形成されている。
【００１４】一方、回転ドラム１１は、図１に示すよう
に、横置きの円筒体形状を呈し、その前後両端に塵芥２
の入口１１ａと出口１１ｂをそれぞれ備える。入口１１
ａは塵芥ホッパ３の排出口４ａに接続され、出口１１ｂ
には開閉可能な蓋板１２が配設されている。この回転ド
ラム１１は、図示しないモータによって周方向に回転可
能になっており、その内部には、必要に応じて塵芥２を
解砕ないし前方移動させる螺旋状のフィン１１ｃが形成
されている。また、図示しないが解砕・圧縮過程で生じ
る汚水等を除去する濾過器も内蔵している。
に、横置きの円筒体形状を呈し、その前後両端に塵芥２
の入口１１ａと出口１１ｂをそれぞれ備える。入口１１
ａは塵芥ホッパ３の排出口４ａに接続され、出口１１ｂ
には開閉可能な蓋板１２が配設されている。この回転ド
ラム１１は、図示しないモータによって周方向に回転可
能になっており、その内部には、必要に応じて塵芥２を
解砕ないし前方移動させる螺旋状のフィン１１ｃが形成
されている。また、図示しないが解砕・圧縮過程で生じ
る汚水等を除去する濾過器も内蔵している。
【００１５】さらに、塵芥ホッパ３の投入口３ａには、
複数本のグリッドバー１３ａを平行等間隔に配設してな
る転落防止ゲート１３が水平方向に開閉自在に配置され
ている。また、投入口３ａ近傍の路面には、塵芥収集車
１５の後輪が接触すると転落防止ゲート１３の駆動源
（図示せず）を作動させるタッチセンサ１４が配設され
ている。
複数本のグリッドバー１３ａを平行等間隔に配設してな
る転落防止ゲート１３が水平方向に開閉自在に配置され
ている。また、投入口３ａ近傍の路面には、塵芥収集車
１５の後輪が接触すると転落防止ゲート１３の駆動源
（図示せず）を作動させるタッチセンサ１４が配設され
ている。
【００１６】次に、この塵芥貯留施設１の作動について
説明する。タッチセンサ１４に塵芥収集車１５の後輪が
接触していない状態では、塵芥ホッパ３の投入口３ａが
転落防止ゲート１３によって覆われ、作業者が塵芥ホッ
パ３に転落するのを防止している。
説明する。タッチセンサ１４に塵芥収集車１５の後輪が
接触していない状態では、塵芥ホッパ３の投入口３ａが
転落防止ゲート１３によって覆われ、作業者が塵芥ホッ
パ３に転落するのを防止している。
【００１７】また、常時は回転ドラム１１の入口１１ａ
は押出部材１０の押圧面１０ｂによって閉鎖され、か
つ、出口１１ｂは蓋板１２によって閉鎖されているた
め、回転ドラム１１の内部の異臭が外部に漏洩すること
はない。
は押出部材１０の押圧面１０ｂによって閉鎖され、か
つ、出口１１ｂは蓋板１２によって閉鎖されているた
め、回転ドラム１１の内部の異臭が外部に漏洩すること
はない。
【００１８】そして、塵芥２を満載した塵芥収集車１５
が投入口３ａまで後退してその後輪がタッチセンサ１４
に接触すると、転落防止ゲート１３は回転ドラム１１の
上方にスライド移動する。この状態で、複数台の塵芥収
集車１５から塵芥２を塵芥ホッパ３の投入口３ａにかわ
るがわる投入し、円弧側壁５の内面上に集積させる。
が投入口３ａまで後退してその後輪がタッチセンサ１４
に接触すると、転落防止ゲート１３は回転ドラム１１の
上方にスライド移動する。この状態で、複数台の塵芥収
集車１５から塵芥２を塵芥ホッパ３の投入口３ａにかわ
るがわる投入し、円弧側壁５の内面上に集積させる。
【００１９】塵芥２が円弧側壁５の内面上にある程度の
高さまで集積されたら、シリンダ９，９を退縮させて押
出部材１０を円弧側壁５の内面に沿って上方（図３中Ａ
方向）に回転移動させる。
高さまで集積されたら、シリンダ９，９を退縮させて押
出部材１０を円弧側壁５の内面に沿って上方（図３中Ａ
方向）に回転移動させる。
【００２０】円弧側壁５の内面に集積された塵芥２は、
円弧側壁５の内面に沿って移動する押出部材１０の掬い
面１０ａによって掬上げられ、押出部材１０の上を乗越
えて押圧面１０ｂ側（排出口４ａ側）に落下する。この
際、掬い面１０ａは、凹状部分円筒面に形成されている
ので塵芥２が押出部材１０の上を乗越えやすく、シリン
ダ９の負荷を軽減する作用と、塵芥２が塵芥ホッパ３の
投入口３ａから押出されるのを防止する作用をなす。
円弧側壁５の内面に沿って移動する押出部材１０の掬い
面１０ａによって掬上げられ、押出部材１０の上を乗越
えて押圧面１０ｂ側（排出口４ａ側）に落下する。この
際、掬い面１０ａは、凹状部分円筒面に形成されている
ので塵芥２が押出部材１０の上を乗越えやすく、シリン
ダ９の負荷を軽減する作用と、塵芥２が塵芥ホッパ３の
投入口３ａから押出されるのを防止する作用をなす。
【００２１】次に、シリンダ９，９を伸長させて押出部
材１０を円弧側壁５の内面に沿って下方（図４中Ｂ方
向）に回転移動させ、押圧面１０ｂの前方に落下した塵
芥２を押圧面１０ｂで排出口４ａから押出す。この際、
凸状部分円筒面の押圧面１０ｂは、下向きに形成されて
いるので、塵芥２が押出部材１０の上に逃げないように
効率よく排出口４ａに押出す作用をなす。また、新たに
押出される塵芥２が、回転ドラム１１の入口１１ａの蓋
として機能するため、回転ドラム１１の内部の異臭が外
部に漏洩することはない。
材１０を円弧側壁５の内面に沿って下方（図４中Ｂ方
向）に回転移動させ、押圧面１０ｂの前方に落下した塵
芥２を押圧面１０ｂで排出口４ａから押出す。この際、
凸状部分円筒面の押圧面１０ｂは、下向きに形成されて
いるので、塵芥２が押出部材１０の上に逃げないように
効率よく排出口４ａに押出す作用をなす。また、新たに
押出される塵芥２が、回転ドラム１１の入口１１ａの蓋
として機能するため、回転ドラム１１の内部の異臭が外
部に漏洩することはない。
【００２２】押出された塵芥２は、回転ドラム１１の入
口１１ａから回転ドラム１１内に入り、図１に示す回転
ドラム１１のフィン１１ｃによって攪拌され、次第に圧
縮されて貯留される。
口１１ａから回転ドラム１１内に入り、図１に示す回転
ドラム１１のフィン１１ｃによって攪拌され、次第に圧
縮されて貯留される。
【００２３】塵芥２が回転ドラム１１にある程度貯留さ
れたら、蓋板１２を開放させて塵芥２を出口１１ｂから
大型塵芥車１６の投入口１６ａに自動排出させる。大型
塵芥車１６に積替えられた塵芥２は、塵芥処理施設まで
搬送され塵芥ピット（図示せず）に投入される。
れたら、蓋板１２を開放させて塵芥２を出口１１ｂから
大型塵芥車１６の投入口１６ａに自動排出させる。大型
塵芥車１６に積替えられた塵芥２は、塵芥処理施設まで
搬送され塵芥ピット（図示せず）に投入される。
【００２４】この塵芥貯留施設１によれば、小型塵芥収
集車１５から塵芥ホッパ３内に投入された全ての塵芥２
を、円弧側壁５の内面に沿って往復移動する押出部材１
０によって回転ドラム１１内に迅速かつ確実に押出すこ
とができる。また、回転ドラム１１は、密閉状態で塵芥
２を解砕・圧縮することができるため、異臭等が外部に
漏洩するおそれがない。
集車１５から塵芥ホッパ３内に投入された全ての塵芥２
を、円弧側壁５の内面に沿って往復移動する押出部材１
０によって回転ドラム１１内に迅速かつ確実に押出すこ
とができる。また、回転ドラム１１は、密閉状態で塵芥
２を解砕・圧縮することができるため、異臭等が外部に
漏洩するおそれがない。
【００２５】そのため、装置全体はきわめてコンパクト
でありながら、大型塵芥車１６に積み替えるまでのあい
だ、小型塵芥収集車１５の複数台分の塵芥２を非常に衛
生的かつ安全に一時的にまとめて貯留できる。
でありながら、大型塵芥車１６に積み替えるまでのあい
だ、小型塵芥収集車１５の複数台分の塵芥２を非常に衛
生的かつ安全に一時的にまとめて貯留できる。
【００２６】図５は、塵芥貯留施設の変形例の断面側面
図である。この塵芥貯留施設２１は、塵芥ホッパ２３の
投入口２３ａを上記塵芥ホッパ３の投入口３ａよりも大
型の漏斗状に形成すると共に、上記回転ドラム１１を省
略して塵芥ホッパ２３の排出口４ａに大型塵芥車１６の
投入口１６ａを接続可能にしたものである。
図である。この塵芥貯留施設２１は、塵芥ホッパ２３の
投入口２３ａを上記塵芥ホッパ３の投入口３ａよりも大
型の漏斗状に形成すると共に、上記回転ドラム１１を省
略して塵芥ホッパ２３の排出口４ａに大型塵芥車１６の
投入口１６ａを接続可能にしたものである。
【００２７】その他の押出手段６等の構成、作用及び効
果は上述した塵芥貯留施設１とほぼ同様であるので同一
符号を付して図示及び説明を簡単なものとする。本例に
よれば、回転ドラム１１を省略した空間分だけ全体構成
を一層小型化することができる。
果は上述した塵芥貯留施設１とほぼ同様であるので同一
符号を付して図示及び説明を簡単なものとする。本例に
よれば、回転ドラム１１を省略した空間分だけ全体構成
を一層小型化することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る塵芥
貯留施設によれば、塵芥ホッパ内において円弧側壁内面
に沿って押出部材を往復移動させるようにしたため、塵
芥ホッパの外部において必要とされるスペースを最小限
にでき、また、この押出部材によって円弧側壁上の塵芥
を全て塵芥ホッパの排出口に確実に押出すことができ
る。また、塵芥は、外部から遮断された回転ドラム内で
解砕・圧縮されて一時貯留されるため、大型塵芥車に積
み替えるまでに悪臭や汚水が外部に漏洩せず公害防止に
貢献するところ大である。
貯留施設によれば、塵芥ホッパ内において円弧側壁内面
に沿って押出部材を往復移動させるようにしたため、塵
芥ホッパの外部において必要とされるスペースを最小限
にでき、また、この押出部材によって円弧側壁上の塵芥
を全て塵芥ホッパの排出口に確実に押出すことができ
る。また、塵芥は、外部から遮断された回転ドラム内で
解砕・圧縮されて一時貯留されるため、大型塵芥車に積
み替えるまでに悪臭や汚水が外部に漏洩せず公害防止に
貢献するところ大である。
【００２９】とくに、小型塵芥収集車複数台分の塵芥
を、その体積よりも小型の回転ドラムで安全確実かつ衛
生的に一時貯留することが可能になり、塵芥の中継施設
に十分な用地を確保できない自治体にきわめて好都合で
ある。
を、その体積よりも小型の回転ドラムで安全確実かつ衛
生的に一時貯留することが可能になり、塵芥の中継施設
に十分な用地を確保できない自治体にきわめて好都合で
ある。
【図１】本発明の第１の実施形態の全体を示す一部断面
側面図。
側面図。
【図２】本発明の第１実施形態に使用するホッパ部を示
す一部断面平面図。
す一部断面平面図。
【図３】図２のIII-III線断面図。
【図４】押出部材を移動させた状態を示す断面図。
【図５】本発明の第２の実施形態の全体を示す断面側面
図。
図。
１ 塵芥貯留施設 ３ 塵芥ホッパ ４ 垂直側壁 ４ａ 排出口 ５ 円弧側壁 １０ 押出部材 １１ 回転ドラム １１ａ 入口 １１ｂ 出口 １２ 蓋板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−261101（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−47219（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−136703（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−127503（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−167827（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−53906（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−109911（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭57−12766（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭54−20727（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭55−29881（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭58−23764（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭36−27008（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65F 5/00 B65F 1/10 B65F 3/20 B65G 47/82
Claims (2)
- 【請求項１】 下端部に排出口を有する垂直側壁と、前
記垂直側壁と対向配置され下端部が前記排出口に連続し
た円弧側壁とを有する塵芥ホッパと、 前記塵芥ホッパの円弧側壁内面に沿って、前記塵芥ホッ
パ内の塵芥に埋没した状態で往復移動可能に配設され、
前側が前記円弧側壁内面に対して前傾した凸状部分円筒
面の押圧面に形成されると共に後側が前記円弧側壁内面
に対して前傾した凹状部分円筒面の掬い面に形成された
押出部材と、 一端に前記排出口に接続された入口が配設され、他端に
開閉可能な蓋板によって覆われた出口が配設された横置
きの回転ドラムとを具備したことを特徴とする塵芥貯留
施設。 - 【請求項２】 下端部に排出口を有する垂直側壁と、前
記垂直側壁と対向配置され下端部が前記排出口に連続し
た円弧側壁とを有する塵芥ホッパと、 前記塵芥ホッパの円弧側壁内面に沿って、前記塵芥ホッ
パ内の塵芥に埋没した状態で往復移動可能に配設され、
前側が前記円弧側壁内面に対して前傾した凸状部分円筒
面の押圧面に形成されると共に後側が前記円弧側壁内面
に対して前傾した凹状部分円筒面の掬い面に形成された
押出部材と、を具備したことを特徴とする塵芥貯留施
設。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179771A JP2927403B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 塵芥貯留施設 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7179771A JP2927403B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 塵芥貯留施設 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930603A JPH0930603A (ja) | 1997-02-04 |
| JP2927403B2 true JP2927403B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16071604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7179771A Expired - Lifetime JP2927403B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 塵芥貯留施設 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2927403B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107487570A (zh) * | 2017-08-03 | 2017-12-19 | 长沙中联重科环境产业有限公司 | 垃圾压缩装置、垃圾压缩机以及垃圾车 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100762460B1 (ko) * | 2001-08-30 | 2007-10-02 | 주식회사 포스코 | 트럭 호퍼의 분진비산 방지장치 |
| DE202009016700U1 (de) * | 2009-12-09 | 2010-04-01 | Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg | HF-Interface sowie Verbindungseinrichtung zum Verbinden eines Hochfrequenz-(HF)-Kabels mit dem HF-Interface |
| CN104249889A (zh) * | 2013-06-26 | 2014-12-31 | 长沙中联重科环卫机械有限公司 | 垃圾卸料设备 |
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1995
- 1995-07-17 JP JP7179771A patent/JP2927403B2/ja not_active Expired - Lifetime
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