JP2927049B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2927049B2
JP2927049B2 JP14601191A JP14601191A JP2927049B2 JP 2927049 B2 JP2927049 B2 JP 2927049B2 JP 14601191 A JP14601191 A JP 14601191A JP 14601191 A JP14601191 A JP 14601191A JP 2927049 B2 JP2927049 B2 JP 2927049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
unit
control unit
output
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14601191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH056425A (ja
Inventor
淳 長谷部
良平 加藤
徳一 伊藤
裕之 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14601191A priority Critical patent/JP2927049B2/ja
Publication of JPH056425A publication Critical patent/JPH056425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2927049B2 publication Critical patent/JP2927049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば人工衛星からの
画像データの処理を行う画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置に適用可能な装置として、
本願発明者は先にマイクロプログラムによって駆動され
る多数のプロセッサからなると共に、これらのマイクロ
プログラムがRAMに設けられるようにしたディジタル
信号処理装置を提案した(特開昭58−215813号
公報参照)。この装置によれば、並列に処理を行うこと
によって多量のデータを短時間で処理することができ、
特に画像処理に適用した場合にこれを良好に行うことが
できる。
【0003】ところがこの装置において、従来は多数の
プロセッサで処理されるデータの転送を1本のデータバ
スで行っており、このためデータの転送を効率よく行う
ことができないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の装置では処理されるデータの転送を効率よ
く行うことができないというものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部コンピュ
ータ100が接続される装置制御部1と、この装置制御
部からの制御信号が供給されるデータ流れ制御部2と、
上記装置制御部からのデータ信号が供給されると共に上
記データ流れ制御部からの制御信号が供給される演算部
3と、この演算部との間でデータが転送されると共に上
記データ流れ制御部からの制御信号が供給されるワーク
メモリ部4と、上記演算部との間でデータが転送される
と共に上記データ流れ制御部からの制御信号が供給され
る入出力部5とから成り、上記演算部と上記ワークメモ
リ部とを接続して画像信号の各色成分を互いに独立に転
送する第1の複数のバス(WIR、WIG、WIB、W
IA、WOR、WOG、WOB、WOA)と、上記演算
部と上記入出力部とを接続して画像信号の各色成分を互
いに独立に転送する第2の複数のバス(VIR、VI
G、VIB、VIA、VOR、VOG、VOB、VO
A)とが設けられていることを特徴とする画像処理装置
である。
【0006】
【作用】これによれば、転送を行うバスがそれぞれ独立
に設けられているので、データの転送を効率よく行うこ
とができる。
【0007】
【実施例】図1は画像処理装置の全体の構成を示す。こ
の図において、装置は装置制御部1、データ流れ制御部
2、演算部3、ワークメモリ部4、入出力部5及びメモ
リバス6、データバス7、入出力データ線8によって構
成される。また100は外部コンピュータであって、こ
の外部コンピュータ100は装置には含まれないが、シ
ステムバス(例えばVMEバス)200を介して装置と
接続され、装置の実行制御やプログラム開発環境として
使用される。なお図中の破線は制御線、実線はデータ線
が示される。
【0008】この装置において、装置制御部1と外部コ
ンピュータ100との間で通信やデータの転送が行われ
る。そしてこの装置制御部1でメモリバス6の管理が行
われ、外部コンピュータ100からのプログラムが装置
制御部1、メモリバス6を経由してデータ流れ制御部
2、演算部3にロードされると共に、外部コンピュータ
100からワークメモリ部4のアクセスが行われる。
【0009】また装置制御部1とデータ流れ制御部2の
間で通信が行われ、このデータ流れ制御部2での処理が
管理される。そしてこのデータ流れ制御部2では、後述
する演算部3の各プロセッサとの通信や各プロセッサと
データバス7間の入出力制御が行われる。またワークメ
モリ部4及び入出力部5に対してそれぞれのメモリアド
レス生成の制御が行われる。
【0010】さらに演算部3は多数(例えば72個)の
プロセッサからなっている。またワークメモリ部4は例
えばメモリとアドレス生成部とからなり、アドレスのビ
ット割り付けにより1次元から多次元までのメモリとし
て使用される。さらに入出力部5は例えばダブルバッフ
ァ方式のメモリで構成され、高速レートのデータの入出
力ができると共に、外部同期方式によって入出力データ
線8に接続される装置のレートに合わせて入出力を行う
ことができる。
【0011】またデータバス7は例えば16本の独立し
たバス線VIR、VIG、VIB、VIA、WIR、W
IG、WIB、WIA、VOR、VOG、VOB、VO
A、WOR、WOG、WOB、WOAによって構成さ
れ、この内の8本(VIR、VIG、VIB、VIA、
WIR、WIG、WIB、WIA)が演算部3に入力デ
ータを供給するバス線とされ、他の8本(VOR、VO
G、VOB、VOA、WOR、WOG、WOB、WO
A)が演算部3から出力データの供給されるバス線とさ
れる。さらにこれらのバス線のそれぞれ4本づつ(WI
R、WIG、WIB、WIA、WOR、WOG、WO
B、WOA)がワークメモリ部4に接続され、残りの4
本づつ(VIR、VIG、VIB、VIA、VOR、V
OG、VOB、VOA)が入出力部5に接続される。な
おワークメモリ部4及び入出力部5への接続は、演算部
3と入出力関係が逆にされる。
【0012】さらに図2は装置制御部1の具体構成を示
す。この図において外部コンピュータ100はシステム
バス(例えばVMEバス)200を介してメモリバス6
に接続される。また装置制御部1はメモリバス制御部1
1と、装置制御部プロセッサ12、動作制御レジスタ1
3とからなる。
【0013】ここでメモリバス制御部11は、メモリバ
ス6のデータを取り込み、解釈し、目的の機能がメモリ
バス6とデータをやり取りできるように制御線14、1
5、16を通じてメモリバス6の管理を行う。なお制御
線14は装置制御部プロセッサ12にプログラムをロー
ドする際に用いられる。制御線15は動作制御レジスタ
13に制御データを設定する場合や、装置内部の状況を
示す状態信号を読み出す場合に用いられる。制御線16
はワークメモリ部4を外部コンピュータ100がアクセ
スする際に用いられる。
【0014】また装置制御部プロセッサ12は、外部コ
ンピュータ100からのプログラムがメモリバス6を経
由してロードされて動作可能にされる。そしてこの装置
制御部プロセッサ12では、制御線17を通じてデータ
流れ制御部2と通信して処理のタイミングを合わせた
り、データ流れ制御部2の状況を外部コンピュータ10
0に伝えるために制御線18を通じて動作制御レジスタ
13に状況データを設定する。
【0015】さらに動作制御レジスタ13は、外部コン
ピュータ100から装置を直接制御する制御データがメ
モリバス6を通じて供給され、制御線15によってこの
制御データが設定される。この制御データは制御線19
を通じて装置の各部に伝えられる。
【0016】また図3はデータ流れ制御部2と装置制御
部1及び演算部3との関係を示す説明図である。この図
において、データ流れ制御部2は例えば4個のデータ流
れ制御部プロセッサ21R、21G、21B、21Aか
らなり、それぞれがデータバス7の1/4(末尾の英字
の等しいもの)づつに対応してこれらのデータの流れを
制御する。なお上述の装置制御部1からの制御線17
は、4個のデータ流れ制御部プロセッサ21R、21
G、21B、21Aに対してそれぞれ往路及び復路の計
8本が独立に設けられる。
【0017】一方、演算部3は例えば72個のプロセッ
サ31R1 〜31R18、31G1 〜31G18、31B1
〜31B18、31A1 〜31A18が18個づつの4組に
分割され、これらの各組ごとにデータバス7の末尾の英
字の等しいバス線(4本)が接続されると共に、各組ご
とに英字の等しいデータ流れ制御部プロセッサ21R、
21G、21B、21Aと通信して処理が進められる。
なおデータ流れ制御部プロセッサ21R、21G、21
B、21Aと演算部3のプロセッサとの間は各組ごとに
共通の2本の制御線で通信が行われると共に、各組ごと
に共通の4本の制御線でそれぞれデータバス7のバス線
VIR、VIG、VIB、VIA、WIR、WIG、W
IB、WIA、VOR、VOG、VOB、VOA、WO
R、WOG、WOB、WOAとの入出力の制御が行われ
る。
【0018】さらにデータ流れ制御部2は、図4に示す
ようにワークメモリ部4及び入出力部5のアドレス生成
器のパラメータ設定及び制御も行う。すなわち図におい
て、ワークメモリ部4のアドレス生成器41R1 、41
2 、41G1 、41G2 、41B1 、41B2 、41
1 、41A2 及び入出力部5のアドレス生成器51R
1 、51R2 、51G1 、51G2 、51B1 、51B
2 、51A1 、51A 2 、52R1 、52R2 、52G
1 、52G2 、52B1 、52B2 、52A1 、52A
2 に対して、上述の演算部3と同様に英字の等しい各組
ごとに英字の等しいデータ流れ制御部プロセッサ21
R、21G、21B、21Aからのパラメータ設定及び
制御が行われる。
【0019】また図5は演算部3の全体の構成を示す。
この図において、上述のように例えば72個のプロセッ
サ31R1 〜31R18、31G1 〜31G18、31B1
〜31B18、31A1 〜31A18は18個づつの4組に
分割され、これらの各組ごとにデータバス7の末尾の英
字の等しいバス線(4本)に接続される。従ってそれぞ
れバス線VIR、VIG、VIB、VIA、WIR、W
IG、WIB、WIAからデータが供給され、処理され
たデータはバス線VOR、VOG、VOB、VOA、W
OR、WOG、WOB、WOAに出力される。さらに各
添数字の等しいプロセッサ31Ri 、31Gi 、31B
i 、31Ai (i=1〜18)同士が信号線32iで接
続されることによって、例えばデータが色成分別に各バ
ス線VIR、VIG、VIB、VIA、WIR、WI
G、WIB、WIAに供給された場合にも、色成分相互
の処理を効率よく行うことができる。
【0020】さらに図6はワークメモリ部4の全体の構
成を示す。この図において、ワークメモリ部4には4個
のメモリ42R、42G、42B、42Aが設けられ、
それぞれデータバス7の末尾の英字の等しいバス線WI
R、WIG、WIB、WIA、WOR、WOG、WO
B、WOAに接続される。またそれぞれ英字の等しいア
ドレス生成器41R1 、41R2 、41G1 、41
2 、41B1 、41B2 、41A1 、41A2 からの
アドレスが供給される。これによってバス線WOR、W
OG、WOB、WOAからのデータがメモリ42R、4
2G、42B、42Aの任意のアドレスに記憶され、ま
たメモリ42R、42G、42B、42Aの任意のアド
レスのデータがバス線WIR、WIG、WIB、WIA
に供給される。
【0021】なおメモリ42R、42G、42B、42
Aはそれぞれ2分割して書き込み、読み出しを独立に行
うことができ、そのためアドレス生成器41R1 、41
2 、41G1 、41G2 、41B1 、41B2 、41
1 、41A2はそれぞれ2個づつ設けられている。ま
たメモリ42R、42G、42B、42Aのアドレス
は、アドレス生成器41R1 、41R2 、41G1 、4
1G2 、41B1 、41B2 、41A1 、41A2 から
だけでなく、演算部3で計算されたアドレスを選択して
用いることもでき、そのためバス線WOR、WOG、W
OBがアドレス生成器41R1 、41R2 、41G1
41G2 、41B1 、41B2 、41A1 、41A2
接続されて、演算部3で計算されたアドレスをこれらの
バス線WOR、WOG、WOBに供給することによって
所望のアドレスがアドレス生成器41R1 、41R2
41G1 、41G2 、41B1 、41B2 、41A1
41A2 から取り出されるようになっている。さらにメ
モリ42R、42G、42B、42Aはそれぞれメモリ
バス6を経由して外部コンピュータ100から直接アク
セスが行われる。
【0022】また図7は入出力部5の全体の構成を示
す。この図において、入出力部5には入力側に4個のメ
モリ53R、53G、53B、53Aと、出力側に4個
のメモリ54R、54G、54B、54Aが設けられ、
それぞれ入出力データ線8に接続されると共に、入力側
の4個のメモリ53R、53G、53B、53Aはそれ
ぞれデータバス7の末尾の英字の等しいバス線VIR、
VIG、VIB、VIAに接続され、出力側の4個のメ
モリ54R、54G、54B、54Aにそれぞれデータ
バス7の末尾の英字の等しいバス線VOR、VOG、V
OB、VOAが接続される。さらにアドレス生成器51
1 、51R2、51G1 、51G2 、51B1 、51
2 、51A1 、51A2 からのアドレスがそれぞれ英
字の等しい入力側の4個のメモリ53R、53G、53
B、53Aに供給され、アドレス生成器52R1 、52
2 、52G1 、52G2 、52B1 、52B2 、52
1 、52A2 からのアドレスがそれぞれ英字の等しい
出力側の4個のメモリ54R、54G、54B、54A
に供給される。
【0023】なおメモリ53R、53G、53B、53
A、54R、54G、54B、54Aはそれぞれ2分割
して書き込み、読み出しを独立に行うことができ、その
ためアドレス生成器51R1 、51R2 、51G1 、5
1G2 、51B1 、51B2 、51A1 、51A2 、5
2R1 、52R2、52G1 、52G2 、52B1 、5
2B2 、52A1 、52A2 はそれぞれ2個づつ設けら
れている。また各アドレス生成器51R1 、51R2
51G1 、51G2 、51B1 、51B2 、51A1
51A2 、52R1 、52R2 、52G1 、52G2
52B1 、52B2 、52A1 、52A2 はそれぞれ英
字の等しいデータ流れ制御部プロセッサ21R、21
G、21B、21Aからの制御信号によってパラメータ
設定や生成開始等の制御が行われる。さらに入力側の4
個のメモリ53R、53G、53B、53Aの書き込み
を担当するアドレス生成器51R1 、51R2 、51G
1 、51G2 、51B1 、51B2 、51A1 、51A
2 と、出力側の4個のメモリ54R、54G、54B、
54Aの読み出しを担当するアドレス生成器52R1
52R2 、52G1 、52G2 、52B1 、52B2
52A1 、52A2 はアドレス生成時に外部クロックで
動作される。
【0024】さらに図8は、演算部3を形成するプロセ
ッサ31R1 〜31R18、31G1 〜31G18、31B
1 〜31B18、31A1 〜31A18の内の1つのプロセ
ッサ31の制御系の構成を示し、この構成は全てのプロ
セッサに共通のものである。この図において、301は
選択器、302はプログラムコントローラ、303はマ
ップレジスタ、304は選択器、305は1段目レジス
タ、306はマイクロプログラムメモリ、307は2段
目レジスタ、308は選択器、309はループカウンタ
である。
【0025】そしてこの構成において、選択器301は
状態信号CC0・・・CC31の1つを選択し、プログ
ラムコントローラ302の制御コードとして用いるもの
である。マップレジスタ303は外部コンピュータ10
0から供給されるMAPデータを保持し、このMAPデ
ータは通常プログラムの実行開始アドレスとして用いら
れる。またこの装置では、プログラムコントローラ30
2とマイクロプログラムメモリ306との間に1段目レ
ジスタ305が設けられており、これによってプログラ
ムコントローラ302の信号処理時間とマイクロプログ
ラムメモリ306のアクセス時間の合計時間(プログラ
ムコントローラ302のアドレス生成時間+マイクロプ
ログラムメモリ306のアクセス時間)から両者の遅い
方の時間にスピードアップして動作できる。なお合計時
間での動作で支障の無いときはレジスタ305は不要で
ある。
【0026】さらにプログラムコントローラ302はマ
イクロプログラムメモリ306のアドレスを生成する。
このアドレスは、2段目レジスタ307からのアドレス
データとマップレジスタ303の出力の一方が2段目レ
ジスタ307からの選択信号で選択され、この選択され
たアドレスデータが2段目レジスタ307からの次期命
令INSTと選択器301からの制御コードによって、
そのままマイクロプログラムメモリ306のアドレスに
なる場合や、単に現在のアドレスに1を加えたアドレス
になる場合がある。そしてプログラムコントローラ30
2で生成されたアドレスは1段目レジスタ305でラッ
チされてマイクロプログラムメモリ306に供給され
る。
【0027】またマイクロプログラムメモリ306から
は、2段目レジスタ307の入力になる信号と、後述す
る信号系に行く信号NUMが取り出される。さらに2段
目レジスタ307からは、上述した信号の他に、選択器
301の選択信号や、後述する信号系の制御及び他のプ
ロセッサと通信するための信号が取り出される。
【0028】さらにループカウンタ309はプログラム
のループ回数を制御する信号を生成する。すなわちこの
ループカウンタ309の入力には、2段目レジスタ30
7からのアドレスデータ、後述する信号系の算術論理演
算器312からのデータ、及び、同じく信号系のスタッ
クSTKからの信号の中から選択器308で選択された
信号が供給される。そしてこのループカウンタ309で
所定の回数のループが終了したか否かを示す信号が生成
され、この信号が選択器301の状態信号CC31にな
る。
【0029】また図9は、演算部3を形成するプロセッ
サ31R1 〜31R18、31G1 〜31G18、31B1
〜31B18、31A1 〜31A18の内の1つのプロセッ
サ31の信号系の構成を示し、この構成は全てのプロセ
ッサに共通のものである。この図において、信号系は3
つの算術論理演算器(ALU)311、312、313
と乗算器(MPY)314、係数メモリ315、プロセ
ッサ固有のワークメモリ316、317とからなる。な
お上述の制御系からの信号NUMは信号系の4箇所(選
択器318、レジスタ(R)319、選択器320、3
21)に入力でき、例えばマイクロプログラムで定義す
る定数として処理に利用される。
【0030】そしてこの構成において、係数メモリ31
5には処理に必要な大量のデータ、例えばフーリエ変換
の三角関数表などを収容するのに使用される。この係数
メモリ315に対するアドレスは算術論理演算器311
からレジスタ322を通じて供給される。また信号系の
データは乗算器314に入力される際、2つのデータが
選択器323、324で制御系からの指示で選択され
る。さらに乗算器314の出力側の325は丸め回路
(RND)、算術論理演算器312の出力側の326は
クリップ回路(CLIP)、327は絶対値回路(AB
S)、328はスタック(STK)である。
【0031】またプロセッサ固有のワークメモリ31
6、317に対するアドレスは算術論理演算器313か
らレジスタ329を通じて供給される。これらのワーク
メモリ316、317はプロセッサとデータバス7との
データの入出力にも使用され、プロセッサの入力データ
は末尾の英字の等しいバス線VIR、VIG、VIB、
VIA、WIR、WIG、WIB、WIAから供給さ
れ、出力データはバス線VOR、VOG、VOB、VO
A、WOR、WOG、WOB、WOAに供給される。な
おバス線VIR、VIG、VIB、VIA、WIR、W
IG、WIB、WIAと接しているレジスタ330、3
31のラッチ制御、及び、バス線VOR、VOG、VO
B、VOA、WOR、WOG、WOB、WOAと接して
いるレジスタ332、333の出力制御はデータ流れ制
御部2によって行われる。さらにDBE0 、DBE21
DBE22、DBE31、DBE32、DBE4 、DBE5
装置の診断やプログラム開発を効率よく行えるように用
意されたデバッグデータの取り出し口である。
【0032】装置の構成は以上のようになっている。そ
こで外部コンピュータ100からVMEバス200経由
で装置制御部1にプログラムのロードが指示されると、
メモリバス制御部11と動作制御レジスタ13からの制
御信号によって、VMEバス200、装置制御部1、メ
モリバス6を通じて、装置制御部1の装置制御部プロセ
ッサ12、データ流れ制御部2の4個のデータ流れ制御
部プロセッサ21R、21G、21B、21A、演算部
3の例えば72個のプロセッサ31R1 〜31R18、3
1G1 〜31G18、31B1 〜31B18、31A1 〜3
1A18にプログラムと処理に必要なデータがロードされ
る。これによって装置内のプロセッサは動作可能にされ
る。なお演算部3の例えば72個のプロセッサ31R1
〜31R 18、31G1 〜31G18、31B1 〜31
18、31A1 〜31A18にロードされるプログラムは
処理内容により同じ場合もあれば、各プロセッサにより
異なる場合もある。
【0033】さらに処理対象データの入力は、外部コン
ピュータ100からワークメモリ部4を通じて、または
外部インターフェース(図示せず)から入出力部5を通
じて行うことができる。まず外部コンピュータ100か
ら行う場合には、外部コンピュータ100からワークメ
モリ部4の4個のメモリ42R、42G、42B、42
Aにデータを転送する。これは外部コンピュータ100
からVMEバス200経由で装置制御部1にワークメモ
リ部4へデータを転送することが指示されると、メモリ
バス制御部11と動作制御レジスタ13からの制御信号
によって、VMEバス200、装置制御部1、メモリバ
ス6を通じて、ワークメモリ部4の4個のメモリ42
R、42G、42B、42Aにデータが転送される。こ
の場合の制御は外部コンピュータ100の主導で行わ
れ、装置は実行状態でなくてもよい。
【0034】また処理対象データの入力を外部インター
フェースから入出力部5を通じて行う場合には、外部イ
ンターフェースからのデータ転送制御信号(例えば画像
データの場合のフレーム開始信号やライン開始信号)を
データ流れ制御部2が受け、入出力部5の書き込み用ア
ドレス生成器51R1 、51R2 、51G1 、51
2 、51B1 、51B2 、51A1 、51A2 がデー
タ流れ制御部2からの制御信号で起動される。そして入
力側の4個のメモリ53R、53G、53B、53Aに
外部インターフェースからのデータが外部インターフェ
ースのクロックに同期して転送される。この場合に、外
部コンピュータ100は装置のプログラムを起動し、そ
の後処理の主導権を装置側に移す。
【0035】さらに外部コンピュータ100からワーク
メモリ部4または外部インターフェースから入出力部5
に転送されたデータを、演算部3の例えば72個のプロ
セッサ31R1 〜31R18、31G1 〜31G18、31
1 〜31B18、31A1〜31A18に配給する動作は
次のようにして行われる。まず外部コンピュータ100
からワークメモリ部4に転送されたデータを配給する場
合には、データ流れ制御部2にロードされたプログラム
の指示に従って、データ流れ制御部2がワークメモリ部
4の読み出し用アドレス生成器41R1 、41G1 、4
1B1 、41A 1 を起動し、同時にデータを配給する演
算部3のプロセッサの入力側のバス線WIR、WIG、
WIB、WIAと接しているレジスタ332にラッチ制
御信号を供給する。これによってワークメモリ部4に転
送されたデータが演算部3の指定したプロセッサ31R
1 〜31R18、31G1 〜31G18、31B1 〜31B
18、31A1 〜31A18に配給される。
【0036】また外部インターフェースから入出力部5
に転送されたデータを配給する場合には、データ流れ制
御部2にロードされたプログラムの指示に従って、デー
タ流れ制御部2が入出力部5の入力側のアドレス生成器
52R1 、52R2 、52G 1 、52G2 、52B1
52B2 、52A1 、52A2を起動し、以下同様に、
同時にデータを配給する演算部3のプロセッサの入力側
のバス線VIR、VIG、VIB、VIAと接している
レジスタ330にラッチ制御信号を供給する。これによ
って入出力部5に転送されたデータが演算部3の指定し
たプロセッサ31R1 〜31R18、31G1 〜31
18、31B1 〜31B18、31A1 〜31A18に配給
される。
【0037】さらにデータ流れ制御部2は、演算部3の
プロセッサと個々に通信してデータの集配のタイミング
をとる。また演算部3のプロセッサのレジスタ330、
331にラッチされたデータは演算部3のプロセッサの
信号系で生成されるアドレスでプロセッサ固有のワーク
メモリ316または317に格納される。なおプロセッ
サに入力されるデータは孤立データの場合やブロックデ
ータの場合もある。これらのワークメモリ316または
317に格納されたデータは再び信号系で生成されるア
ドレスで読み出され、プロセッサ内の演算機能を用いて
予めロードされたプログラムの指示で目的の処理が行わ
れる。この処理されたデータは再び信号系で生成される
アドレスでワークメモリ316または317に格納され
る。
【0038】また演算部3の例えば72個のプロセッサ
31R1 〜31R18、31G1 〜31G18、31B1
31B18、31A1 〜31A18で処理されたデータを、
ワークメモリ部4または入出力部5に回収する動作は次
のようにして行われる。まずワークメモリ部4に回収す
る場合には、データ流れ制御部2が演算部3のプロセッ
サと個々に通信し、演算部3のプロセッサはデータ出力
の許可が得られると、プロセッサ固有のワークメモリ3
17にアドレスを供給してデータを読み出し、出力側レ
ジスタ333にデータを順次セットする。さらにデータ
流れ制御部2から出力側レジスタ333に出力制御信号
を供給し、データを出力側のバス線WOR、WOG、W
OB、WOAに供給する。同時にデータ流れ制御部2が
ワークメモリ部4の書き込み用アドレス生成器41
2 、41G2 、41B2 、41A2 を起動し、メモリ
42R、42G、42B、42Aにデータが格納され
る。
【0039】さらに入出力部5に回収する場合には、デ
ータ流れ制御部2が演算部3のプロセッサと個々に通信
し、演算部3のプロセッサはデータ出力の許可が得られ
ると、プロセッサ固有のワークメモリ316にアドレス
を供給してデータを読み出し、出力側レジスタ331に
データを順次セットする。さらにデータ流れ制御部2か
ら出力側レジスタ331に出力制御信号を供給し、デー
タを出力側のバス線VOR、VOG、VOB、VOAに
供給する。同時にデータ流れ制御部2が入出力部5の出
力側のアドレス生成器51R1 、51R2 、51G1
51G2 、51B1 、51B2 、51A1 、51A2
起動し、出力側のメモリ54R、54G、54B、54
Aにデータが格納される。
【0040】またワークメモリ部4から外部コンピュー
タ100、または入出力部5から外部インターフェース
(図示せず)へ処理データを出力する動作は次のように
して行われる。まずワークメモリ部4から外部コンピュ
ータ100へ処理データを出力する場合は、外部コンピ
ュータ100からVMEバス200経由で装置制御部1
にワークメモリ部4のデータを外部コンピュータ100
へ転送することが指示されると、メモリバス制御部11
と動作制御レジスタ13からの制御信号によって、ワー
クメモリ部4の4個のメモリ42R、42G、42B、
42AのデータがVMEバス200、装置制御部1、メ
モリバス6を通じて、外部コンピュータ100へ転送さ
れる。この場合の制御は外部コンピュータ100の主導
で行われ、装置は実行状態でなくてもよい。
【0041】さらに入出力部5から外部インターフェー
スへ処理データを出力する場合には、外部インターフェ
ースからのデータ転送制御信号(例えば画像データの場
合のフレーム開始信号やライン開始信号)をデータ流れ
制御部2が受け、入出力部5の読み出し用アドレス生成
器52R1 、52R2 、52G1 、52G2 、52
1 、52B2 、52A1 、52A2 がデータ流れ制御
部2からの制御信号で起動される。そして出力側の4個
のメモリ54R、54G、54B、54Aからのデータ
が外部インターフェースのクロックに同期して外部イン
ターフェースに転送される。この場合に、外部コンピュ
ータ100は装置のプログラムを起動し、その後処理の
主導権を装置側に移す。
【0042】以上が一般的な処理の流れである。この他
に上述の装置では演算部3で処理されたデータを一旦ワ
ークメモリ部4に格納し、それを再度読み出して処理を
行う場合などにも適用できる。これは例えば別画像との
相関処理を行う場合に必要とされるものであるが、その
場合には、例えば上述の段落番号〔0035〕〔003
7〕〔0038〕の処理を繰り返し行うことで実行でき
る。
【0043】こうして画像処理を行うことができる訳で
あるが、上述の装置によれば、転送を行うバス7がそれ
ぞれ独立(バス線VIR、VIG、VIB、VIA、W
IR、WIG、WIB、WIA、VOR、VOG、VO
B、VOA、WOR、WOG、WOB、WOA)に設け
られているので、データの転送を効率よく行うことがで
きるものである。
【0044】なお上述の装置において、例えば画像処理
で演算部3の全てのプロセッサが同じ処理を行う場合に
は、演算部3のプロセッサの制御系を単一にして、例え
ば72個の信号系を同時に制御するようにしてもよい。
この場合には、処理の柔軟性は損なわれるが、ハードウ
ェアの構成が簡単になると共に、プログラムも簡単にな
る。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、転送を行うバスがそ
れぞれ独立に設けられているので、データの転送を効率
よく行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理装置の一例の構成図であ
る。
【図2】装置制御部の具体構成図である。
【図3】データ流れ制御部と装置制御部及び演算部の関
係を示す説明図である。
【図4】データ流れ制御部とワークメモリ部及び入出力
部の関係を示す説明図である。
【図5】演算部の全体の構成図である。
【図6】ワークメモリ部の全体の構成図である。
【図7】入出力部の全体の構成図である。
【図8】演算部を形成する1つのプロセッサの制御系の
構成図である。
【図9】演算部を形成する1つのプロセッサの信号系の
構成図である。
【符号の説明】
1 装置制御部 2 データ流れ制御部 3 演算部 4 ワークメモリ部 5 入出力部 6 メモリバス 7 データバス 8 入出力データ線 100 外部コンピュータ 200 システムバス VIR、VIG、VIB、VIA、WIR、WIG、W
IB、WIA バス線 VOR、VOG、VOB、VOA、WOR、WOG、W
OB、WOA バス線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 裕之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−247770(JP,A) 特開 昭62−208158(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 - 1/20 G06F 13/40 G06F 15/16 - 15/173

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部コンピュータが接続される装置制御
    部と、この装置制御部からの制御信号が供給されるデー
    タ流れ制御部と、上記装置制御部からのデータ信号が供
    給されると共に上記データ流れ制御部からの制御信号が
    供給される演算部と、この演算部との間でデータが転送
    されると共に上記データ流れ制御部からの制御信号が供
    給されるワークメモリ部と、上記演算部との間でデータ
    が転送されると共に上記データ流れ制御部からの制御信
    号が供給される入出力部とから成り、上記演算部と上記
    ワークメモリ部とを接続して画像信号の各色成分を互い
    に独立に転送する第1の複数のバスと、上記演算部と
    入出力部とを接続して画像信号の各色成分を互いに独
    立に転送する第2の複数のバスとが設けられていること
    を特徴とする画像処理装置。
JP14601191A 1991-06-18 1991-06-18 画像処理装置 Expired - Fee Related JP2927049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14601191A JP2927049B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14601191A JP2927049B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH056425A JPH056425A (ja) 1993-01-14
JP2927049B2 true JP2927049B2 (ja) 1999-07-28

Family

ID=15398078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14601191A Expired - Fee Related JP2927049B2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2927049B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05282199A (ja) * 1992-03-30 1993-10-29 Sony Corp 画像メモリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH056425A (ja) 1993-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5301344A (en) Multibus sequential processor to perform in parallel a plurality of reconfigurable logic operations on a plurality of data sets
US3787673A (en) Pipelined high speed arithmetic unit
US4979096A (en) Multiprocessor system
US5664214A (en) Parallel processing computer containing a multiple instruction stream processing architecture
EP0127508A2 (en) Full floating point vector processor
JPH0764853A (ja) Simdマルチプロセッサ用の可変正確度間接的アドレス方法およびそれを行う装置
US4956800A (en) Arithmetic operation processing apparatus of the parallel processing type and compiler which is used in this apparatus
EP0377976A2 (en) Microcode control apparatus utilizing programmable logic array circuits
JPS5936770B2 (ja) デ−タ処理装置に於ける周辺装置からのリクエスト信号を受信してサ−ビスする装置
JPH0520286A (ja) 画像処理装置
JPH01261772A (ja) コンピュータ及びその動作方法
JP2927049B2 (ja) 画像処理装置
JPH0731613B2 (ja) 診断制御装置
EP0543607B1 (en) Image processing system
JPS63147255A (ja) 複数の直列接続段を有する計算用プロセッサおよびこのプロセッサを応用したコンピュータならびに計算方法
JP2583774B2 (ja) 高速数値演算装置
JPH05101172A (ja) 画像処理装置
US5745740A (en) Parallel processing computer system, constituent units for use therein, and clock tuning method for a parallel processing computer system
JP3317819B2 (ja) シングルポートramの2ポートアクセスの制御方式
JPH09106346A (ja) 並列計算機
JP2507871B2 (ja) 並列処理方式
JPS59219060A (ja) 電子交換試験システム
JPH02136982A (ja) 演算ネットワーク構成方法及びその装置
JPS6017140B2 (ja) デ−タ処理装置におけるマイクロプログラムの実行順序制御方式
JPS61253538A (ja) 演算回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees