JP2926670B2 - セル到着順序検出装置 - Google Patents

セル到着順序検出装置

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JP2926670B2
JP2926670B2 JP4224774A JP22477492A JP2926670B2 JP 2926670 B2 JP2926670 B2 JP 2926670B2 JP 4224774 A JP4224774 A JP 4224774A JP 22477492 A JP22477492 A JP 22477492A JP 2926670 B2 JP2926670 B2 JP 2926670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】デジタル通信の一方式であるAT
M(Asynchonous Transfer Mode:非同期転送モード)通
信システムにおいては、多くの通信情報は小単位(以下
セルという)の情報に分割されて非同期転送されるため
に、分割されたセルの順序は、送信・受信の後に元の順
序が保存されていなければならない。したがって、交換
機等の各種の伝送路からなるATM通信システムが、順
序通りに、セルを相手先に転送しているかどうかが問題
となる。本発明は、このようなATM通信システムにお
けるセルの転送状態を試験するセル到着順序検出装置に
関し、特に試験用の信号として擬似ランダム(PN)信
号を用いたセル到着順序検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM通信システムにおいては、音声等
の連続する通信情報は、順次分割された後に、セル(小
単位)にされ、それがレイヤー処理を施されて相手先に
転送される。図3にセルの構造の一例を示す。セルは、
相手先のアドレス情報を格納する5バイトのヘッダ領
域、各セル毎に順次増加するようなシーケンス番号情報
を格納する4ビットのシーケンス番号領域、上記シーケ
ンス番号情報の検出、訂正が行えるような情報を格納す
る4ビットのシーケンス番号保護領域及び分割された通
信情報を格納する47バイトの情報領域から構成され、
全体で53バイトの領域を有している。
【0003】ATM通信システムにおいては、送り出さ
れたセルが順序通りに相手先に転送されることが要求さ
れるが、通信システム内のトラフィックの込み具合やヘ
ッダのアドレス情報のビットエラー等により、セルが逆
転(セルの順序が入れ替わる)されたり、廃棄(消失)
されたり、多重化されたり、又は誤配送されたりして、
送り出しの順序通りに相手先に転送されない場合が生ず
る。そのために、セルの転送が順序通り正常に行われて
いるか否かの試験が必要となる。
【0004】このような試験を行う方法として、従来か
ら、特開平3ー139043号公報に開示されている発
明「ATM交換におけるセル抜けおよび誤配送検出方
式」があった。この発明は、上述のシーケンス番号領域
に格納した、セルの順番を示す4ビットのシーケンス番
号情報に基づいて、セルの転送状態を試験するものであ
る。すなわち、試験信号の送信側においては、セルの順
番を示す連続性情報をシーケンス番号情報として各セル
のシーケンス番号領域に順次格納してATM通信システ
ムに送出し、そして、試験信号の受信側(相手先)にお
いては、順次到着するセルの各シーケンス番号情報か
ら、セルの到着順序を検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ATM通信シ
ステム内においては、ビットエラーの発生は避けられ
ず、しかもそのビットエラーが、転送されるセルのどの
部分で、いつ発生するか分からない。したがって、上述
のシーケンス番号情報に基づいてセルの到着順序を検出
する方法においては、セルのシーケンス番号情報にビッ
トエラーが発生した場合には、例えセルが順序通り正常
に到着したとしても、到着順序を誤って検出してしまう
という問題があった。すなわち、正しい情報転送状態も
エラーと認識される問題があった。本発明は、上記問題
を解決し、例えATM通信システム内でビットエラーが
発生したとしても、セルの到着順序を正しく検出できる
セル到着順序検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すため
に、本発明では、セルの到着順序を検出するための試験
信号として擬似ランダム信号(PseudouーNoi
seすなわちPN信号と呼ばれる)を用いた。すなわ
ち、PN信号の規則性に着眼して、次のようにセルの到
着順序を検出した。
【0007】 試験信号として発生されたPN信号
が、ATM通信システムに入力されて、セルにされる
と、各セルはそれぞれ位相の異なったPN信号となるた
めに、試験信号の受信側においては、位相の違いに着目
して、各セルのPN信号を検出すれば、セルをそれぞれ
特定することができる。図12に、一周期が31個
((2m −1)でm=5の場合)のビットデータからな
るPN信号を、図3に示すセルの情報領域の376ビッ
ト毎にセルにした例を示す。図において、PN信号は一
周期が31個のビットデータ(0〜30ビット目のデー
タで表される)が1〜37周期にわたって連続して発生
し、また、セルはセル1、セル2・・・・と連続していると
ともに、各セルの情報(376ビット)は連続したPN
信号が分割されてセルになっていることを示している。
各セルの情報は、具体的には、セル1ではPN信号の1
周期の0ビット目から13周期の3ビット目のデータ、
セル2はPN信号の13周期の4ビット目から25周期
の7ビット目のデータ、(セル3、セル4の説明は省
略)で構成されている。
【0008】ここで、セルの情報に着目すると、各セル
の情報領域に示した数字(PN信号の周期は省略して、
一周期の何ビット目であるかだけを示している)から、
各セルのPN信号の先頭のビットデータが0、4、8、
12と4ビットずつ位相が遅れていることが分かる。す
なわち、PN信号がセルに分割されると、一定ビットず
つ位相のずれたPN信号となる。これに基づいて、受信
側では、例えばセル2を基準に次に到着するセルが、セ
ル1、セル3、又はセル4であるかを検出する場合は、
それぞれ、4ビット位相の進んだPN信号か、4ビット
位相の遅れたPN信号か、又は8ビット位相の遅れたP
N信号かを検出すれば、セルを特定することができる。
【0009】 PN信号は、例えば、一周期が(2m
−1)個のビットデータからなる場合、連続するm個の
ビットデータのパターン構成により、一周期における位
相を特定できるという特性を持っている。換言すれば、
連続するm個のビットデータのパターン構成が同一なも
のは、一周期に一つしか存在しないので、それによって
位相を特定できる。具体的には、上記に例示した一周
期が31個(m=5の場合)のビットデータからなるP
N信号を用いる場合には、連続する5個のビットデータ
を検出することにより、それぞれのPN信号の位相、す
なわちセルを特定することができる。
【0010】 一周期が(2m −1)個のビットデー
タからなるPN信号は、直列m段のシフトレジスタと少
なくとも一つの排他的論理和回路との組合せでなる論理
回路によって発生される。例えば、一周期が31個(m
=5の場合)のビットデータからなるPN信号は、図2
に示すような回路によって発生される。このような論理
回路で発生されたPN信号を、試験信号としてATM通
信システムに出力して、ATM通信システム内を経由す
る過程で、このPN信号にビットエラーが発生したとし
ても、試験信号の受信側においては、上記PN信号を発
生させた回路と同一な論理回路に、PN信号の連続する
m個(上記で述べたPN信号の特性に基づく)のビッ
トデータを取り込んで同期引き込み動作を行うことによ
り、試験信号として送出されたPN信号と同一なPN信
号(参照PN信号)を発生させることができる。
【0011】なお、上記同期引き込み動作は、送出され
たPN信号と同一なPN信号(参照PN信号)を発生さ
せるために行うもので、具体的には、論理回路に取り込
んだデータにビットエラーが含まれているか否かの判
定、すなわち同期外れ状態か同期状態かの同期判定を行
うとともに、同期外れ状態のときには新たにデータを取
り込んで、再度同期判定を行い、最終的に、ビットエラ
ーを含まないデータを論理回路に取り込むための動作で
ある。同期判定は、取り込んだデータに基づいて発生さ
れる連続するm個のビットデータと、上記取り込んだデ
ータに続く連続するm個のビットデータとを順次比較し
て、両方の連続するm個のビットデータ間に一つでも差
異がなければ同期状態とし、また一つでも差異があれば
同期外れ状態とするものである。
【0012】 任意の位相を有し、一周期が(2m
1)個のビットデータからなるPN信号は、連続するm
個(上記で述べたPN信号の特性に基づく)のビット
データに基づいて生成される。したがって、これを用い
てば、で述べた位相の異なるPN信号を受信側で検出
する場合、基準となる所望の位相を有する検出用信号
(例えば4ビット位相の遅れたPN信号)を生成するこ
とができる。
【0013】このために、本発明のセル到着順序検出装
置においては、一周期が(2m −1)個のビットデータ
からなるPN信号を発生してATM通信システムに送出
するPN信号発生器と、ATM通信システム内でセルに
分割されて、順次転送されてくるPN信号の連続するm
個のビットデータを各セル毎に受けて、前記PN信号発
生器で発生されたPN信号と同一の参照PN信号を前記
各セル毎に逐次発生させる参照PN信号発生回路と、該
参照PN信号発生回路から出力された一つの参照PN信
号の連続するm個のビットデータを受けて、次に到着す
るセルの順序を検出するための検出用信号を生成するセ
ル順序検出用信号生成回路(4)と、前記参照PN信号
発生回路から出力される前記参照PN信号と前記セル順
序検出用信号生成回路から出力される前記検出用信号と
が連続するm個のビットデータについて一致するか否か
を検出するセル順序検出回路(5)とを備えた。
【0014】
【作用】PN信号発生器によって発生されたPN信号
は、セルの順序を検出するための試験信号として、AT
M通信システムに送出される。このPN信号は、ATM
通信システム内において、セルの情報領域の376ビッ
ト(図3に示す)毎にセルに分割される。このとき、手
段ので述べたように、各セルはそれぞれ位相の異なっ
たPN信号となる。これによって、試験信号の受信側で
は、このPN信号の位相の違いに着目すれば、セルの順
序を検出することができる。
【0015】セルにされて、ATM通信システムを経由
して送られてきたPN信号は、順次、受信側の参照PN
信号発生回路に入力される。参照PN信号発生回路は、
手段ので述べたように、PN信号発生器と同等な論理
回路を有しており、受信したPN信号の連続するm個の
ビットデータを各セル毎にこの論理回路に取り込んで、
例えATM通信システム内でビットエラーが発生したと
しても、PN信号発生器が発生したPN信号と同一なP
N信号(参照PN信号)を各セル毎に順次発生する。
【0016】セル順序検出用信号生成回路は、手段の
で述べたように、一つのセルによって発生された参照P
N信号の連続するm個のビットデータを受けて、この参
照PN信号を発生させたセルの次に到着するセルの順序
を検出するための検出用信号を生成する。すなわち、次
に到着するセルのPN信号の位相が、この一つのセルの
PN信号の位相とどの様な関係にあるか、例えば、手段
ので述べたように、4ビット位相が遅れているか、又
は8ビット位相が遅れているか等を、検出するための基
準となる信号が生成される。この生成された検出用信号
の連続するm個のビットデータと、次に到着するセルの
PN信号に基づいて発生される参照PN信号の連続する
m個のビットデータとの一致状態が、セル順序検出回路
で順次検出されて、セルの到着順序にエラーがあるかな
いかが判定され、被試験ATM通信システムの動作の良
否が判断される。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は、セル到着順序検出装置の概略構成を示
すブロック図である。PN信号発生器1は、例えば5段
構成のFSR(Feedback Shift Register) 1aと帰還ル
ープ1bとで構成され、一周期が31個((2m −1)
でm=5の場合)のビットデータからなるPN信号aを
発生して、セルの到着順序を検出するための試験信号と
してATM通信システム2へ送出する。なお、5段構成
のFSR1aは、例えば、図2に示すように、直列5段
のシフトレジスタ1cと、1個のEXORゲート(排他
的論理和回路)1dとで構成されている。また、一周期
が(2m −1)個のビットデータからなるPN信号を発
生させる場合には、直列m段のシフトレジスタを用い
る。
【0018】ATM通信システム2に送出されたPN信
号aは、例えば、図3に示すセルの情報領域の376ビ
ット毎にセルにされる。このとき、図12に示したよう
に、PN信号aがセルに分割されると、4ビットずつ位
相が遅れたPN信号のセルになる。セルは、順次セル
1、セル2、セル3、セル4、・・・・と、試験信号の受信
側へATM通信システム2内を転送される。ATM通信
システム2は、試験信号の送信側から転送されて到着す
る各セルの情報領域から、PN信号のセルを順次取り出
して、連続するPN信号に復元して出力する。この場
合、ATM通信システム2内でビットエラー及びセルの
逆転、廃棄、多重又は誤配送がなければ、試験信号とし
て送出されたPN信号aと同一のPN信号となる。
【0019】なお、この例のATM通信システム2にお
いては、上記連続するPN信号を復元したときに、各セ
ルにおける先頭のデータが特定できるデータ先頭信号c
が出力されるとともに、クロックdも出力される。AT
M通信システム2から出力される上記連続するPN信号
(受信信号b)は、試験信号の受信側の参照PN信号発
生回路3の入力端子3eに入力される。受信信号bを復
元される前のセル単位で考えると、PN信号aの分割さ
れたセルが順次入力端子3eに到着していることを意味
している。具体的には、受信信号bは、セルの逆転、廃
棄、多重又は誤配送がなければ、送出されたセルの順序
通りに、セル1、セル2、セル3、セル4、・・・・と到着
し、また、セルの逆転があった場合には、例えば、セル
1、セル2、セル4、セル3、・・・・といったように、セ
ル3とセル4が反転して到着する。
【0020】参照PN信号発生回路3は、切換器3a、
FSR3b(FSR1aと同一構成)、帰還ループ3c
及び同期判定回路3dから構成され、受信信号bに基づ
いて同期引き込み動作を行って、順次到着するセル毎
(例えばセル1、セル2、セル3、セル4、・・・・)にP
N信号aと同一な(同期のとれた)PN信号(参照PN
信号e)を発生させる。
【0021】以下に、参照PN信号eを発生させるため
の、同期引き込み動作を説明する。制御手段6から出力
される制御信号fにより、切換器3aが入力端子3e側
に切り換えられて、受信信号bの中の、セル(例えばセ
ル2)の先頭から5ビット(FSR1aを5段構成とし
たため)のデータがFSR3bの直列5段のシフトレジ
スタに取り込まれると、再び制御信号fにより切換器3
aがFSR3bの出力側に切り換えられて、FSR3b
と帰還ループ3cとが接続され、FSR3bは自走状態
となる。
【0022】同期判定回路3dは、受信信号bとFSR
3bの出力信号i(図2のPN信号aに相当する)とを
受けて、制御手段6から出力される判定期間信号gに基
づいて、自走状態になったFSR3bから出力される最
初の5ビットの出力信号iと上記セル2の先頭から5ビ
ットのデータに続く5ビットのデータとを順次比較し
て、この5ビットが連続して差異がなければ、FSR3
bから出力される出力信号iは、受信信号bと同期状態
と判定し、また、1ビットでも差異があると同期外れ状
態と判定し、その判定結果(同期判定信号h)を制御手
段6に出力する。なお、同期外れ状態と判定さたとき
は、再び切換器3aが入力端子3e側に切り換えられ、
受信信号bのセル2の新たな5ビットのデータがFSR
3bに取り込まれて、更に上記の動作が行われる。そし
て、同期状態と判定されるまでこの同期引き込み動作が
繰り返される。
【0023】その結果、参照PN信号発生回路3はPN
信号発生器1と同一なPN信号(出力信号i)を発生す
る。なお、参照PN信号eとしては、FSR3bの5段
目のシフトレジスタから出力される信号を用いている。
この参照PN信号eは、FSR3bの出力信号iに対し
て5ビット前のビットデータを出力する。
【0024】セル順序検出用信号生成回路4は、切換器
4a、FSR4b(FSR1aと同一構成)、帰還ルー
プ4c及び遅延PN信号生成回路4dから構成され、参
照PN信号発生回路3から出力される参照PN信号eに
基づいて、この参照PN信号eを発生させたセルの次に
到着するセルの順序を検出するための検出用信号を生成
する。具体的には、この参照PN信号eを発生させたセ
ルがセル2であったとすると、セル2の次に到着するセ
ルが順序通りセル3か、又は順序の違ったセル4か、セ
ル1か、等の検出を行う(すなわち、参照PN信号eを
発生させたセルを基準にして、一つ後のセルか、二つ後
のセルか、又は一つ前のセルか、等の相対的な順序を検
出する)ための検出用信号が生成される。更に、手段の
で述べた説明に基づくならば、4ビット位相の進んだ
(27ビット遅れと同じ)PN信号か、4ビット位相の
遅れたPN信号か、又は8ビット位相の遅れたPN信号
か等を検出するための信号を生成することである。
【0025】以下に、このセル順序検出用信号生成の動
作を説明する。制御手段6から出力される制御信号jに
より、切換器4aが参照PN信号発生回路3側に切り換
えられて、同期状態で参照PN信号発生回路3から出力
されている参照PN信号eがFSR4bの直列5段のシ
フトレジスタに取り込まれる。例えば、参照PN信号e
を発生させたセル(例えばセル2)の最後の5ビットの
データが読み込まれる。そして、再び制御信号jにより
切換器4aがFSR4bの出力側に切り換えられて、F
SR4bと帰還ループ4cとが接続され、FSR4bは
自走状態となる。
【0026】この結果、FSR4bはPN信号発生器1
と同一なPN信号k(図2のPN信号aに相当する)を
発生するとともに、直列5段のシフトレジスタの各出力
から、それぞれ位相の異なったPN信号m1 〜m5 を遅
延PN信号生成回路4dに出力する。遅延PN信号生成
回路4dは、入力されたPN信号m1 〜m5 を任意に排
他的論理和回路で合成することにより、所望の遅延PN
信号(検出用信号)、例えば遅延PN信号p1 〜p4
(検出用信号)を生成してセル順序検出回路5に出力す
る。なお、以下遅延PN信号及び遅延PN信号p1 〜p
4 が検出用信号であることの記載は省略する。ここで、
先ず、遅延PN信号p1 〜p4 の生成について詳述す
る。上述のように、FSR4bが図2に示すFSR1a
と同一な5段構成であるので、自走状態となったFSR
4bは図4のようになる。このような直列5段のシフト
レジスタから発生されるPN信号の場合、0〜30通り
のビット遅延が考えられる。
【0027】図5は、PN信号m5 を基準として、これ
に対して1ビットずつ遅延したPN信号(31通り)を
生成する場合、PN信号m1 〜m5 を排他的論理和回路
でどのように合成すればよいかを示している。例えば、
5ビット遅延した遅延PN信号は、PN信号m3 とPN
信号m5 との排他的論理和によって生成され、また9ビ
ット遅延した遅延PN信号は、PN信号m1 とPN信号
m2 とPN信号m4 との排他的論理和によって生成され
る。なお、この5ビット遅延した遅延PN信号は、帰還
ループ4cを介して1段目のシフトレジスタに帰還され
るPN信号kと同一位相(遅延)である。
【0028】次に、セル順序を検出するためには、遅延
PN信号生成回路4dで、どのような遅延PN信号を生
成すればよいかを図6で説明する。図6において、受信
信号bは、セル1、セル2、セル3、セル4、セル5と
順序通りに参照PN信号発生回路3に入力されるととも
に、セル2で前述の参照PN信号eが発生され、かつセ
ル2の最後の5ビットがFSR4bに読み込まれること
を示している。また、ビット数は、セル2の最後から5
ビット前を基準(0)にして、各セルの頭のビットまで
をビット単位の数字で示している。例えば、セル3の頭
は5ビット目、セル4の頭は381ビット目、セル2の
頭は−371ビット目である。なお、「−」は基準に対
してビット位置が前にあることを示している。セルは前
述のように376ビットで構成されている。
【0029】そして、遅延量は、上記と同様にセル2の
最後から5ビット前を基準にして、各セルの頭のビット
が何ビット遅延(31ビット周期のPN信号に対して)
しているかを示している。例えば、セル3の頭は5ビッ
ト遅延、セル4の頭は9ビット遅延(31ビットの12
周期後において)、セル2の頭は1ビット遅延(31ビ
ットの12周期前において)であり、手段ので説明し
たのと同様に、4ビットずづ位相(遅延量)がずれてい
る。なお、前述の図12と、この図6との位相(遅延
量)の違いは、基準をセル1の先頭(図12)に置く
か、又はセル2の最後から5ビット前(図6)に置くか
の違いであり、基本的には同じである。
【0030】したがって、以上の図6の内容から、セル
3を検出するためには5ビット遅延した遅延PN信号、
セル4を検出するためには9ビット遅延した遅延PN信
号、セル2を検出するためには1ビット遅延した遅延P
N信号、・・・・等を生成すればよいことが分かる。なお、
必要な遅延量を有する遅延PN信号を生成する方法は、
前述の図5に示した通りである。上記の内容に基づい
て、遅延PN信号生成回路4dをより具体化した例を示
すと、図7のようになる。なお、この具体例は、参照P
N信号eを発生させたセルをセルn(上記の例ではセル
2としたが、実際にはセル3、セル4・・・・というように
順次変わっていく)としたときに、セルnの次に到着す
るセルが、セルnの前のセルn-1か、セルnと同じセル
nか、セルnの次のセルn+1か、及びセルnの次の次の
セルn+2かを検出する場合についての例である。
【0031】図7において、セルn-1(図6のセル1に
相当)を検出するための28ビット遅延した遅延PN信
号p1 はPN信号m1 ,m3 ,m4 及びEXORゲート
4e,4fにより生成され、セルn(図6のセル2に相
当)を検出するための1ビット遅延した遅延PN信号p
2 はPN信号m4 により生成され、セルn+1(図6のセ
ル3に相当)を検出するための5ビット遅延した遅延P
N信号p3 はPN信号m3 ,m5 及びEXORゲート4
gにより生成され、またセルn+2(図6のセル4に相
当)を検出するための9ビット遅延した遅延PN信号p
4 はPN信号m1,m2 ,m4 及びEXORゲート4
h,4iにより生成される。
【0032】セル順序検出回路5は、比較器5a〜5d
及び到着セル検出回路5eから構成され、セル順序検出
条件設定回路4から出力される遅延PN信号p1 〜p4
と参照PN信号発生回路3から出力される参照PN信号
eとを比較して、遅延PN信号p1 〜p4 を発生させた
セルを基準にして、参照PN信号eを発生させたセルの
相対的な順序を検出する。具体的には、遅延PN信号p
1 〜p4 を発生させたセルがセルnであったとすると、
次に到着したセル(次に参照PN信号eを発生させたセ
ル)が、セルn-1、セルn、セルn+1又はセルn+2かを
検出する。
【0033】以下に、このセル順序検出の動作を説明す
る。比較器5a〜5dの一方に、上述の例のように、セ
ル2で発生された参照PN信号eに基づいて生成されて
いる遅延PN信号p1 〜p4 がそれぞれ入力されている
とすると、比較器5a〜5dの他方には、セル2の次に
到着したセルで発生された参照PN信号eが入力されて
いる。なお、遅延PN信号p1 ,p2 ,p3,p4 に
は、それぞれセル2の次に到着セルが、セル1,セル
2,セル3,セル4であるかを検出するための信号が出
力されているものとする。比較器5a〜5dは、それぞ
れ遅延PN信号p1 〜p4 と参照PN信号eとをビット
毎に比較し、その結果を到着セル検出回路5eに出力す
る。
【0034】到着セル検出回路5eは、制御手段6から
出力されるセル検出期間信号qにより指定される5ビッ
トの期間において、比較器5a〜5dからそれぞれ出力
されてくる比較結果の何れが5ビット連続して差異がな
いかを検出し、到着セルを決定する。例えば、セル2の
次に到着したセルがセル3であった場合には、比較器5
cの比較結果が5ビット連続して差異がなかったと到着
セル検出回路5eで検出される。
【0035】なお、セル検出期間信号qにより指定され
る5ビットの期間は、セル2の次に到着したセル(上記
ではセル3)の、参照PN信号発生回路3における同期
引き込み動作が終了し、同期状態になった後からセル3
の最後のビットの間(例えばセル3の最後の5ビット)
で到着セルの検出が行われるように、設定されている。
すなわち、参照PN信号発生回路3が同期状態になった
後は、自走状態においてFSR3bとFSR4bは互い
に同期するので、この同期状態となった後であればいつ
でも到着セルの検出が可能となる。
【0036】制御手段6は、ATM通信システム2から
出力される、前述のデータ先頭信号c(各セルにおける
先頭のデータを特定する信号)及びクロックdに基づい
て、各セル毎に、前述の制御信号f(受信信号bの各セ
ルの先頭から5ビットをFSR3bに読み込むために切
換器3aを制御する)、判定期間信号g(出力信号iが
受信信号bと同期状態であるか否かを判定する期間を示
す信号)、制御信号j(参照PN信号eの各セルの最後
の5ビットをFSR4bに読み込むために切換器4aを
制御する)及びセル検出期間信号q(参照PN信号eと
遅延PN信号p1 〜p4 とを比較して、到着セルを検出
するための検出期間を示す信号)を発生し、出力する。
【0037】なお、制御信号fは、同期判定回路3dか
ら制御手段6に入力される同期判定信号h(出力信号i
が受信信号bと同期状態であるか否かを示す信号)が同
期外れ状態を示したときには、受信信号bの5ビットを
FSR3bに読み込むために切換器3aを再び制御す
る。そして、図1に示す実施例では、以上説明したよう
な内容を入力端子3eに到着するセル毎に繰り返すこと
によって、前に到着したセルに対して次に到着するセル
の相対的な順序を順次検出している。
【0038】図8は、本発明の他の実施例に係わるセル
到着順序検出装置の概略構成を示すブロック図である。
図1の実施例と同一部分には同一符号が付けてある。し
たがって、重複する部分の詳細説明は省略する。この実
施例においては、参照PN信号発生回路3から出力され
る参照PN信号eは、FSR3bの直列5段のシフトレ
ジスタから5ビット並列に出力される。セル順序検出用
信号生成回路4は、メモリ4j及び検出用信号生成回路
4kから構成されており、動作は次の通りである。
【0039】制御手段6から出力される制御信号jによ
り、同期状態で参照PN信号発生回路3から出力されて
いる参照PN信号eが、5ビット並列にメモリ4jに読
み込まれる。例えば、参照PN信号eを発生させたセル
(例えばセル2)の最後の5ビットのデータが読み込ま
れる。そして、メモリ4jはこの読み込んだ参照PN信
号eを、5ビット並列のデータr1 〜r5 として検出用
信号生成回路4kに出力する。検出用信号生成回路4k
は、入力されたデータr1 〜r5 を排他的論理和回路で
合成することにより、到着セルを検出するための検出用
信号、例えば検出用信号s1 〜s4 を生成してセル順序
検出回路5に出力する。
【0040】ここで、セル順序を検出するためには、検
出用信号生成回路4kで、どのような検出用信号を生成
すればよいかを図9で説明する。図9において、受信信
号bは、セル1、セル2、セル3、セル4、セル5と順
序通りに参照PN信号発生回路3に入力されるととも
に、セル2で前述の参照PN信号eが発生され、かつセ
ル2の最後の5ビットがメモリ4jに読み込まれること
を示している。
【0041】また、ビット数は、セル2の最後から5ビ
ット前を基準(0)にして、各セルの最後のビットまで
をビット単位の数字で示している。例えば、セル2の最
後は4ビット目、セル3の最後は380ビット目、セル
4の最後は756ビット目、セル1の最後は−372ビ
ット目、・・・・等である。なお、「−」は基準に対してビ
ット位置が前にあることを示している。セルは前述のよ
うに376ビットで構成されている。
【0042】そして、遅延量は、上記と同様にセル2の
最後から5ビット前を基準にして、各セルの最後の5ビ
ットがそれぞれ何ビット遅延(31ビット周期のPN信
号に対して)しているかを示している。例えば、セル2
の最後の5ビットは0,1,2,3,4ビット遅延、セ
ル3の最後の5ビットは4,5,6,7,8ビット遅延
(31ビットの12周期後において)、セル4の最後の
5ビットは8,9,10,11,12ビット遅延(31
ビットの24周期後において)、セル1の最後の5ビッ
トは27,28,29,30,0ビット遅延(31ビッ
トの13周期前において)、・・・・等であり、手段ので
説明したのと同様に、4ビットずづ位相(遅延量)がず
れている。
【0043】したがって、以上の図9の内容から、セル
3を検出するためには4,5,6,7,8ビット遅延し
た5ビット並列の検出用信号、セル4を検出するために
は8,9,10,11,12ビット遅延した5ビット並
列の検出用信号、セル2を検出するためには0,1,
2,3,4ビット遅延した5ビット並列の検出用信号、
セル1を検出するためには27,28,29,30,0
ビット遅延した5ビット並列の検出用信号、・・・・等を生
成すればよいことが分かる。なお、この遅延量は到着セ
ルの検出を各セルの最後の5ビットを比較する場合の例
である。
【0044】また、上記に示した5ビット並列の検出用
信号の必要な遅延量は、前述の図5を用いて実現するこ
とができる。ただし、図5において、mはrと読み変え
る。例えば、セル1の検出に必要な、27,28,2
9,30,0ビットの遅延量は次のように作られる。2
7ビット遅延はデータr2 ,r4 ,r5 の排他的論理和
により、28ビット遅延はデータr1 ,r3 ,r4 の排
他的論理和により、29ビット遅延はデータr2 ,r5
の排他的論理和により、30ビット遅延はデータr1 ,
r4 の排他的論理和により、0ビット遅延はデータr5
により作られる。
【0045】上記の内容に基づいて、検出用信号生成回
路4kをより具体化した例を示すと、図10のようにな
る。なお、この具体例は前述の図7と同様、参照PN信
号eを発生させたセルをセルn(上述の例ではセル2と
したが、実際にはセル3、セル4・・・・というように順次
変わっていく)としたときに、セルnの次に到着するセ
ルが、セルnの前のセルn-1か、セルnと同じセルn
か、セルnの次のセルn+1か、及びセルnの次の次のセ
ルn+2かを検出する場合についての例である。
【0046】図10において、セルn-1(図9のセル1
に相当)を検出するための27〜0ビット遅延した5ビ
ット並列の検出用信号s1 はデータr1 〜r5 及び4個
の排他的論理和回路4mにより生成され、セルn(図9
のセル2に相当)を検出するための0〜4ビット遅延し
た5ビット並列の検出用信号s2 はデータr1 〜r5に
より生成され、セルn+1(図9のセル3に相当)を検出
するための4〜8ビット遅延した5ビット並列の検出用
信号s3 はデータr1 〜r5 及び4個の排他的論理和回
路4mにより生成され、またセルn+2(図9のセル4に
相当)を検出するための8〜12ビット遅延した5ビッ
ト並列の検出用信号s4 はデータr1 〜r5 及び5個の
排他的論理和回路4mにより生成される。
【0047】セル順序検出回路5は、比較回路5f〜5
i及び到着セル検出回路5eから構成される。比較回路
5f〜5iは、セル順序検出用信号生成回路4から出力
される5ビット並列の検出用信号s1 〜s4 と参照PN
信号発生回路3から出力される5ビット並列の参照PN
信号eとを比較して、その結果を到着セル検出回路5e
に出力する。比較回路5fの一例は、図11に示す通り
であり、5個のEXORゲート5jとアンドゲート5k
から構成されている。なお、比較回路5g〜5iはそれ
ぞれ比較回路5fを同一構成である。
【0048】到着セル検出回路5eは、制御手段6から
出力されるセル検出期間信号qにより指定される1ビッ
トの期間において、比較回路5f〜5iからそれぞれ出
力されてくる比較結果の何れが1ビット差異がないかを
検出し、到着セルを決定する。なお、セル検出期間信号
qにより指定される1ビットの期間は、セル2の次に到
着したセル(上記ではセル3)の、参照PN信号発生回
路3における同期引き込み動作が終了し、同期状態にな
った後からセル3の最後のビットの間で到着セルの検出
が行われるように、設定されている。例えば、図9のよ
うに、到着セルの検出を各セルの最後の5ビットを比較
する場合には、セル3の最後の1ビットにすればよい。
そして、図8に示す実施例では、以上説明したような内
容を入力端子3eに到着するセル毎に繰り返すことによ
って、前に到着したセルに対して次に到着するセルの相
対的な順序を順次検出している。
【0049】以上、本発明の二つの実施例を、主に図1
及び図8を用いて説明した。なお、本発明はこれに限定
されるものではなく、以下のようなものであってもよ
い。PN信号発生器1のFSR1aをは5段構成とした
が、m段構成(例えば9、15段)のFSRを用いても
よい。この場合、図1においては、FSR3b及びFS
R4bはm段構成とし、遅延PN信号生成回路4dには
mビットのPN信号が入力できるようにする。また、図
8においては、FSR3bはm段構成とし、メモリ4j
はmビット記憶できるメモリとし、検出用信号生成回路
4kはmビットのデータが入力できるようにし、比較回
路5f〜5iはmビットの並列信号の比較ができるよう
にする。そして、参照PN信号発生回路3の同期判定及
びセル順序検出回路5の到着セルの決定は、mビットを
対象にする。なお、このFSRの段数によって、図6及
び図9に示した遅延量が変わる(図12に説明したよう
に、PN信号の一周期のビット数によって、各セルのP
N信号の位相が変わるため)とともに、図5に示した必
要な遅延量を生成する方法も変える必要がある。
【0050】また、到着セルの検出として、セルn-1、
セルn、セルn+1及びセルn+2の4種類の状態を検出す
る例を示したが、これに限定されるものではない。更
に、図1に示す実施例においては、参照PN信号eをF
SR3bの5段目のシフトレジスタから出力されるPN
信号としたが、これに限定されるものではなく、他のシ
フトレジスタから出力される信号(例えば出力信号i)
を用いてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のセル到着
順序検出装置は、セルの到着順序を検出するための試験
信号として擬似ランダム(PN)信号を用いたために、
仮にATM通信システム内でビットエラーが発生した場
合にも、PN信号の規則性を利用して、送出したPN信
号と同一なPN信号(参照PN信号)を発生することが
でき、かつ、この参照PN信号に基づいて、それぞれ所
望の位相を有する複数の検出用信号、すなわち次に到着
するセルの順序を検出する基準となる信号を合成するこ
とができた。この結果、シーケンス数を用いた従来の測
定装置とは違って、ATM通信システム内で発生するビ
ットエラーの影響を排除することができ、セルの到着順
序を正しく検出できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わるセル到着順序検出
装置の概略構成を示すブロック図、
【図2】 5段構成のFSRを示す図、
【図3】 セルの構造の一例を示す図、
【図4】 自走状態となったFSRを示す図、
【図5】 図4のFSRから出力される複数のPN信号
で遅延PN信号を生成するための方法を示す図、
【図6】 セルと遅延量の関係を示す図、
【図7】 遅延PN信号生成回路をより具体的に示した
図、
【図8】 本発明の他の実施例に係わるセル到着順序検
出装置の概略構成を示すブロック図、
【図9】 他の実施例におけるセルと遅延量の関係を示
す図、
【図10】 検出条件信号生成回路をより具体的に示し
た図、
【図11】 比較回路をより具体的に示した図、
【図12】 PN信号を分割してセルにした例を示す
図。
【符号の説明】
1・・・ PN信号発生器、2・・・ ATM通信システム、3
・・・ 参照PN信号発生回路、3a,4a・・・ 切換器、3
b,4b・・・ FSR、3d・・・ 同期判定回路、3c,4
c・・・ 帰還ループ、3e・・・ 入力端子、4・・・ セル順序
検出用信号生成回路、4d・・・ 遅延PN信号生成回路、
4j・・・ メモリ、4k・・・ 検出用信号生成回路、5・・・
セル順序検出回路、5a,5b,5c,5d・・・ 比較
器、5e・・・ 到着セル検出回路、5f,5g,5h,5
i・・・ 比較回路、a,m1 ,m2 ,m3 ,m4 ,m5・・・
PN信号、b・・・ 受信信号、c・・・ データ先頭信号、d
・・・クロック、e・・・ 参照PN信号、f,j・・・ 制御信
号、g・・・ 判定期間信号、h・・・ 同期判定信号、i・・・
出力信号、p1 ,p2 ,p3 ,p4・・・遅延PN信号(検
出用信号)、q・・・ セル検出期間信号、r1 ,r2 ,r
3 ,r4 ,r5・・・データ、s1 ,s2 ,s3 ,s4・・・検
出用信号。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−250834(JP,A) 特開 平3−139043(JP,A) 特開 平4−137843(JP,A) 特開 平5−183573(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56 H04L 12/26 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報をセルに分割して転送するATM通
    信システムに接続されて、セルの到着順序を検出するセ
    ル到着順序検出装置において、 一周期が(2m −1)個のビットデータからなる擬似ラ
    ンダム(PN)信号を発生してATM通信システムに送
    出するPN信号発生器(1)と、 ATM通信システム内でセルに分割されて、順次転送さ
    れてくるPN信号の連続するm個のビットデータを各セ
    ル毎に受けて、前記PN信号発生器で発生されたPN信
    号と同一の参照PN信号を前記各セル毎に逐次発生させ
    る参照PN信号発生回路(3)と、 該参照PN信号発生回路から出力された一つの前記参照
    PN信号の連続するm個のビットデータを受けて、次に
    到着するセルの順序を検出するための検出用信号を生成
    するセル順序検出用信号生成回路(4)と、 前記参照PN信号発生回路から出力される前記参照PN
    信号と前記セル順序検出用信号生成回路から出力される
    前記検出用信号とが連続するm個のビットデータについ
    て一致するか否かを検出するセル順序検出回路(5)と
    を備えたセル到着順序検出装置。
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