JP2926386B2 - パン生地の焼成展板への移載方法とその装置 - Google Patents

パン生地の焼成展板への移載方法とその装置

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JP2926386B2 JP25692995A JP25692995A JP2926386B2 JP 2926386 B2 JP2926386 B2 JP 2926386B2 JP 25692995 A JP25692995 A JP 25692995A JP 25692995 A JP25692995 A JP 25692995A JP 2926386 B2 JP2926386 B2 JP 2926386B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ホットドッグロ
ールような細長いロール状をした製品の製造において、
棒状もしくは紡錘状としたパン生地を醗酵、焼成のため
にパンニング装置により焼成展板へ移載した際、該パン
生地の形状や向きが、むやみに変形等してしまわないよ
うにするためのパン生地の焼成展板への移載方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シート状に展延されたパン生地を端縁部
より巻付ける等して棒状もしくは紡錘状としてなる細長
ロールパン生地の焼成展板へ移載方法としては、細長ロ
ール状に成形されたパン生地を一旦保持するための略V
字状のポケット部を形成してなるシュート及びゲートを
有するパンニング装置に該パン生地を投入し、その後タ
イミングを計って該パンニング装置のゲートを開くこと
で焼成展板上に形成されたプレス溝内に該パン生地を単
純に落下させる方式によるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パン生
地を単純落下させる移載方式では、パン生地の焼成展板
上への移載後直ちに形状や向きが不規則に変形してしま
うことから、醗酵、焼成後の製品形状が安定しない場合
が非常に多く、好ましい形状をした製品を歩留り良く安
定して得ることは困難なものであった。すなわち、細長
いロール状に成形されたパン生地は、成形する際の加圧
力によって生地に残留歪みが発生することとなり、パン
ニング装置の略V字状のポケット部に保持されている時
は、シュート及びゲートによって両側より押さえられて
いるとともに自重によって残留歪みの発散を抑止してい
るが、焼成展板上へ移載するとこれらの抑止作用が無く
なることから、残留歪みが発散して前述のように不安定
なものとなってしまうのである(図13参照)。そし
て、この残留歪みの発散による生地の不規則な変形は、
その後の醗酵や焼成の膨化によって一層顕著なものとな
ることから、出来上がった製品の形状を安定した好まし
いものとするためには、パンニング装置による焼成展板
上へのパン生地の移載後に生地の姿勢や向きの修正を行
うことが必要なものとなる。しかし、この修正作業は人
手によって行っているのが現状であり、作業の効率、人
員の確保、及び製品の衛生面で好ましくないものであっ
た。本願発明は、このような課題に対処しようとするも
のであり、以下に記載の発明の完成によりその目的を達
成することが出来たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明は、細長ロール
パン生地、またはシート状に展延されたパン生地を端縁
部より巻付けて棒状もしは紡錘状としてなる細長ロール
パン生地を、パンニング装置へ投入し一旦保持させた後
タイミングを計って落下させることにより焼成展板上に
形成されたプレス溝内に移載してなるパン生地の焼成展
板への移載方法において、該焼成展板のプレス溝内に
下されるパン生地をストッパーにより停止させて該プレ
ス溝の長縁部に沿って当接して移載されるように、好ま
しくは、パン生地が展板のプレス溝の前方縁部に沿って
当接して移載されるようにしてなることを特徴とするも
のである。
【0005】また、本願発明は、細長ロールパン生地、
またはシート状に展延されたパン生地を端縁部より巻付
けて棒状もしくは紡錘状としてなる細長ロールパン生地
をパンニング装置へ搬送し投入してなる第1の搬送コン
ベアと、該第1の搬送コンベアから投入された該パン生
地を一旦保持するための略V字状のポケット部を形成し
てなるシュート及び開閉板を有するパンニング装置と、
該パンニング装置の開閉板を開くことで落下されるパン
生地を移載してなるプレス溝が形成された焼成展板と、
該焼成展板をプレス溝へのパン生地の移載に伴って断続
的に移動させながら後続装置へ搬送してなる第2の搬送
コンベアとからなるパン生地の焼成展板への移載装置に
おいて、焼成展板の上方に、パンニング装置から落下さ
れる細長ロールパン生地が焼成展板のプレス溝縁部に沿
って当接するように移載後の位置を定着させてなるスト
ッパーを設けてなることを特徴とするものである。
【0006】また、本願発明は、上記ストッパーを、パ
ンニング装置から落下されたパン生地が突き当たり停止
する接止板を有し、第2の搬送コンベアの断続的な移動
に適応してその都度回避移動するように設けてなること
を特徴とするものでもある。また、本願発明は、上記接
止板を有するものとしたストッパーの接止板を、焼成展
板に対して垂直に設けてなること、もしくは、パン生地
との当接面が焼成展板の載置面に対して僅かに鋭角に傾
斜して設けてなることを夫々特徴とするものでもある。
【0007】また、本願発明は、上記のようにして夫々
形成されたストッパーの接止板を、プレス溝の後方長縁
部からパン生地の径(幅)に相応する間隔分だけ前方寄
りに接止板の当接面が位置するように夫々設けてなるこ
と、もしくは、プレス溝の前方長縁部と略同位置に接止
板の当接面が位置するように夫々設けてなることを特徴
とするものでもある。
【0008】また、本願発明は、上記のようにして夫々
形成されたストッパーの接止板、もしくは、上記のよう
に位置するようにして夫々設けられたストッパーの接止
板を、パン生地との当接面側にパン生地の突き当たりに
伴って変形する緩衝材を有してなるものとすることを夫
々特徴とするものでもある。
【0009】また、本願発明は、上記のようにして夫々
形成されたストッパーの接止板、もしくは、上記のよう
に位置するようにして夫々設けられたストッパーの接止
板を、パン生地の突き当たりに伴って変形する可変形体
からなるものとすることを夫々特徴とするものでもあ
る。
【0010】また、本願発明は、上記のようにして夫々
形成されたストッパーの接止板、もしくは、上記のよう
に位置するようにして夫々設けられたストッパーの接止
板を、パン生地の突き当たりに伴って全体がもしくは当
接面部分だけが可動するように、該接止板の裏側もしく
は該当接面の裏側に弾性体が設けられてなるものとする
ことを夫々特徴とするものでもある。
【0011】また、本願発明は、上記ストッパーを、パ
ンニング装置から落下されたパン生地が突き当たり停止
する接止板を有するものの代わりに、パンニング装置か
ら落下されたパン生地の上方部分が突き当たりそのまま
挟まれ停止することとなる圧接挟持体を有するものと
し、第2の搬送コンベアの断続的な移動に適応してその
都度回避移動するように設けてなることを特徴とするも
のでもある。
【0012】また、本願発明は、上記圧接挟持体を有す
るものとしたストッパーの圧接挟持体を、パン生地との
圧接面が焼成展板側に向かって僅かに傾斜して設けてな
ること、もしくは、パン生地との圧接面が焼成展板側に
向かって弧状に突出して設けてなることを夫々特徴とす
るものでもある。
【0013】また、本願発明は、上記のようにして夫々
形成されたストッパーの圧接挟持体を、プレス溝の後方
長縁部からパン生地の径に相応する間隔分だけ前方寄り
に圧接面が位置するように夫々設けてなること、もしく
は、プレス溝の前方長縁部と略同位置に圧接面が位置す
るように夫々設けてなることを特徴とするものでもあ
る。
【0014】また、本願発明は、上記のようにして夫々
形成されたストッパーの圧接挟持体、もしくは、上記の
ように位置するようにして夫々設けられたストッパーの
圧接挟持体を、パン生地との圧接面側にパン生地の突き
当たりに伴って変形する緩衝材を有してなるものとする
ことを夫々特徴とするものでもある。
【0015】また、本願発明は、上記のようにして夫々
形成されたストッパーの圧接挟持体、もしくは、上記の
ように位置するようにして夫々設けられたストッパーの
圧接挟持体を、パン生地の突き当たりに伴って変形する
可変形体からなるものとすることを夫々特徴とするもの
でもある。
【0016】また、本願発明は、上記のようにして夫々
形成されたストッパーの圧接挟持体、もしくは、上記の
ように位置するようにして夫々設けられたストッパーの
圧接挟持体を、パン生地の突き当たりに伴って圧接面が
可動するよう該圧接面の裏側に弾性材が設けられてなる
ものとすることを夫々特徴とするものでもある。
【0017】また、本願発明は、上記のようにして夫々
形成されたストッパーの圧接挟持体、もしくは、上記の
ように位置するようにして夫々設けられたストッパーの
圧接挟持体を、パン生地の突き当たりに伴って全体がも
しくは圧接面部分だけが可動するように、該圧接挟持体
の裏側もしくは該圧接面の裏側に弾性体が設けられてな
るものとすることを夫々特徴とするものでもある。
【0018】焼成展板の上方にストッパーを設けると、
パンニング装置のゲートを開くことで焼成展板上へ無造
作にやや転がりながら落下することとなる細長ロール状
のパン生地が、該ストッパーに設けられた接止板によっ
て焼成展板のプレス溝の長縁部に沿って当接するように
規則正しく移載されることとなり、それによって該プレ
ス溝の長縁部分に当接した側への生地の残留歪みによる
発散が抑止されて一定方向(すなわち、プレス溝長縁部
当接側逆方向)にだけ発散するように導かれることによ
り、残留歪みによる不規則な生地の変形がおこらないよ
うに自然に矯正しながら、安定した醗酵、焼成が行われ
ることとなる。
【0019】また、パン生地が当接することとなるスト
ッパーの接止板の当接面を、焼成展板の載置面に対して
僅かに鋭角に傾斜するように設けると、焼成展板の上面
に対して垂直に設けた場合に比してパン生地が接止板の
当接面に突き当たる時の衝撃力が吸収されるので、残留
歪により生じるパン生地の変形が増大することを防止す
ることができるとともに、傾斜する角度によっては接止
板に当接したパン生地の上端部が該接止板の当接面によ
って上方から挟まれるように押さえ込まれることとな
り、やや転がりながら落下することとなるパン生地の接
止板の当接面への突き当たりに伴う跳ね返りを無くし、
当接したプレス溝長縁部からずれてしまうという恐れが
なくなる。
【0020】また、ストッパーの接止板を、プレス溝の
前方長縁部と略同位置に当接面が位置するように設ける
と、焼成展板へ落下したパン生地はプレス溝の前方長縁
部に沿って当接するように移載されることとなり、焼成
展板の各プレス溝へのパン生地の移載に伴う第2の搬送
コンベアの断続的な移動における慣性力や搬送中の衝撃
においても、パン生地の移載位置が無闇に乱れてしまう
という恐れがなくなる。
【0021】また、ストッパーの接止板を、パン生地と
の当接面側にパン生地の突き当たりに伴って変形する緩
衝材を有してなるもの、もしくは、パン生地の突き当た
りに伴って変形する可変形体からなるもの、もしくは、
パン生地の突き当たりに伴って全体がもしくは当接面部
分だけが可動するよう該接止板の裏側もしくは該当接面
の裏側に弾性体が設けられてなるものとすると、パン生
地を必要以上に変形させることなく優しく押さえ込むと
ともに当接面に突き当たることによる跳ね返り力を緩和
し、より効果的にパン生地の移載位置が無闇に乱れてし
まうという恐れをなくすことができることとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。本願発明は、図1乃至5に示
すように、シート状に展延されたパン生地を端縁部より
巻付けて棒状もしくは紡錘状としてなる細長ロール状の
パン生地(10)をパンニング装置(2)へ搬送し投入
してなる第1の搬送コンベア(4)と、該第1の搬送コ
ンベア(4)から投入された該パン生地(10)を一旦
保持するための略V字状のポケット部を形成してなるシ
ュート(7)、及びゲート(8)を有するパンニング装
置(2)と、該パンニング装置(2)のゲート(8)を
開くことで落下されるパン生地(10)を移載するプレ
ス溝(9)が形成された焼成展板(3)と、プレス溝
(9)へのパン生地(10)の移載に伴って該焼成展板
(3)を断続的に移動させながら後続の装置へ搬送して
なる第2の搬送コンベア(5)とからなる、従来の細長
ロール状のパン生地の焼成展板への移載装置において、
さらに、該パンニング装置(2)の後方に連続し、か
つ、該焼成展板(3)の上方に位置するように、パンニ
ング装置(2)から落下されるパン生地(10)の焼成
展板(3)上での移載後の位置を定着させてなるストッ
パー(1)を設けてなるものであり、これにより、パン
生地(10)をパンニング装置(2)に投入し一旦保持
させた後タイミングを計って落下させると、該パン生地
(10)はストッパー(1)によって焼成展板(3)上
での移載位置が矯正され、その都度移載位置がばらつく
ことなく常に焼成展板(3)上に形成されたプレス溝
(9)の長縁部(9aまたは9b)に沿って当接して移
載されるようにしてなるのである。
【0023】ストッパー(1)は、図4に示すように、
焼成展板(3)の両側に夫々設けられたアーム(11、
11′)と、該アーム(11、11′)の夫々の先端部
(11a、11′a)に架け渡すように設けられた支持
杆(12)と、該支持杆(12)にパンニング装置
(2)から落下されるパン生地(10)が突き当たり停
止するように取り付けられた接止板(6)とからなるも
のであり、一方のアーム(11)の基端部(11b)
は、該基端部(11b)を軸として回動自在であるとと
もに連動部材(14)を介してエアーシリンダ(13)
に連絡され、他方のアーム(11′)の基端部(11′
b)は、該基端部(11′b)を軸として単に回動自在
となっている。従って、ストッパー(1)は、焼成展板
(3)上へのパン生地(10)の移載時には、該エアー
シリンダ(13)の短縮動作により連動部材(14)を
引き、それに伴ってアーム(11、11′)を下方へ回
動させて接止板(6)を該焼成展板(3)のプレス溝
(9)上へ位置させ、また、焼成展板(3)上へのパン
生地(10)の移載終了に伴う第2の搬送コンベア
(5)の断続的な移動の際には、該エアーシリンダ(1
3)の伸長動作により連動部材(14)を押し、それに
伴ってアーム(11、11′)を上方へ回動させて接止
板(6)がパン生地(10)とぶつからないようにその
都度適応して回避移動するようになっている。また、棒
状もしくは紡錘状としてなる細長ロール状のパン生地
(10)は、第1の搬送コンベア(4)の後方に設けら
れた押さえネット(15)により、巻き付けられたばか
りの形状がより安定したものとなるように全体が軽く押
さえられた後パンニング装置(2)に投入されることと
なる。
【0024】接止板(6)は、パン生地(10)の形状
に合わせた横長の平板状体であり、接止板の(6)の回
避移動時にパン生地の粘着による移載位置の乱れを無く
すために、鉄製の芯材の表面にテフロン加工を施してパ
ン生地の粘着を防止してなる。
【0025】接止板(6)の設置は、図5(イ)に示す
ように、焼成展板(3)に対して垂直に設けてなるもの
でも良いが、図5(ロ)に示すように、パン生地(1
0)との当接面(6a)が焼成展板(3)の載置面に対
して僅かに鋭角に傾斜するように設けるようにすると、
パンニング装置(2)から落下されたパン生地(10)
の接止板(6)との突き当たりによる衝撃力が吸収さ
れ、衝撃により残留歪によるパン生地(10)の変形が
増大することを防止するとともに、パン生地(10)が
接止板(6)により上方から押さえ込まれるように挟ま
れることとなり、焼成展板(3)状でのパン生地(1
0)の移載位置が無闇にずれることがないので好まし
い。
【0026】接止板(6)の配置は、接止板(6)が焼
成展板(3)に対して略垂直に設けられてなるときに
は、プレス溝(9)の後方縁部(9b)からパン生地の
径(幅)に相応する間隔分だけ前方寄りに当接面(6
a)が位置するように設けてなるものでもよいが、前述
したように、焼成展板(3)の各プレス溝(9・・9)
へのパン生地(10)の移載後の第2の搬送コンベア
(5)の断続的な移動に伴う慣性力や搬送中の衝撃にお
いても、パン生地(10)の移載位置が無闇に乱れてし
まう恐れをなくすために、プレス溝(9)の前方長縁部
(9a)と略同位置に当接面(6a)が位置するように
設けて、パン生地(10)がプレス溝(9)の前方長縁
部(9a)に沿って当接して移載されるようにすると好
ましい。
【0027】また、ストッパー(1)の回避移動は、上
述のようにアーム(11、11′)が弧状に回動するよ
うにする手段に限られるものではなく、アームが上下に
昇降移動するようにする手段にしても差し支えない。
【0028】以上のようにして構成した本願発明を用い
て細長ロールパン生地の焼成展板への載置を行ったもの
と、従来技術(パン生地を焼成展板のプレス溝の長縁部
に沿って当接して移載することについて何ら考慮してい
ないもの)により細長ロールパン生地の焼成展板への載
置を行ったものとの相違を、より明解に判断することが
出来るように比較した結果を図14(イ)及び(ロ)に
それぞれ示す。すなわち、図14(イ)は、焼成前の細
長ロールパン生地を焼成展板へ載置した状態を示し、図
14(ロ)は、焼成後の細長ロールパン生地を焼成展板
へ載置した状態を示すものであり、いずれも、右寄り四
列が従来技術により、左寄り四列が本願発明によりそれ
ぞれ行ったものである。
【0029】また、本願発明の他の実施の形態としては
図6に示すように、接止板(26)の当接面側に、パン
生地の突き当たりに伴って変形する緩衝材(27)を有
してなるストッパー(21)としたものであり、これに
より、接止板(26)に対する衝撃によるパン生地(3
0)の変形をより一層少なくするようにするものであ
る。緩衝材(27)としては、例えば、スポンジや弾性
のある多孔質のゴムまたは合成樹脂よりなる平板部材
や、ビニールシートやゴムシートで作った中空の袋状体
よりなる平板部材など柔軟なものが用いられる。
【0030】また、本願発明の他の実施の形態として
は、接止板をパン生地の突き当たりに伴って変形する変
形体としたものであり、図7に示すように、接止板(3
6)をゴムまたは合成樹脂等自己撓み可能な変形体から
なる細長平板部材としたストッパー(31)とすること
により、衝撃によるパン生地(40)の変形をより一層
少なくするようにするものの他、図8に示すように、接
止板(46)をゴムまたは合成樹脂のほか金属等からな
る細長棒状部材を葦簾状に形成した変形体からなる細長
平状部材としたストッパー(41)とすることにより、
衝撃によるパン生地(50)の変形をより一層少なくす
るようにするものである。尚、細長棒状部材を葦簾状に
形成したものの場合、下方の細長棒状部材は軽くし上方
の細長棒状部材はやや重くするようにすると、接止板に
突き当たった際のパン生地は、下方の細長棒状部材の重
さにより強い衝撃を受けることなく、また、上方の細長
棒状部材の重さで軽く押さえられることとなり安定して
所定位置に停止するようになるので好ましい。
【0031】また、本願発明の他の実施の形態としては
図9に示すように、接止板(56)の裏側に、パン生地
の突き当たりに伴って接止板(56)が全体的に可動す
るようにした弾性体(57)を設けてなるストッパー
(51)としたものであり、これにより、接止板(5
6)に対する衝撃を吸収し、パン生地の変形をより一層
少なくするようにするものである。弾性体(57)とし
ては、例えば、コイルバネや板バネ、もしくはスポンジ
に代表される弾性のある多孔質のゴムまたは合成樹脂よ
りなる部材などが用いられる。この際のストッパー(5
1)は、接止板(56)部分が支持杆(52)と取り付
けられる固定体(56′)部分に対して可動するよう
に、上端部側が蝶番によりもしくは同等の手段により蝶
番状に取り付けられたものとする。
【0032】また、本願発明の他の実施の形態としては
図10に示すように、接止板(66)の当接面(66
a)の裏側に、パン生地の突き当たりに伴って該当接面
(66a)部分が可動するようにした弾性体(67)が
設けられてなるストッパー(61)としたものであり、
これにより、接止板(66)の当接面(66a)に対す
る衝撃を吸収し、パン生地の変形をより一層少なくする
ようにするものである。弾性体(67)としては、図9
に示す実施例と同様に、例えば、コイルバネや板バネ、
もしくはスポンジに代表される弾性のある多孔質のゴム
または合成樹脂よりなる部材などが用いられる。
【0033】また、本願発明の他の実施の形態としては
図11に示すように、パンニング装置から落下されたパ
ン生地が突き当たり停止する接止板を有するストッパー
の代わりに、パンニング装置から落下されたパン生地の
上方部分が突き当たりそのまま挟まれ停止する圧接挟持
体(76)を有するストッパー(71)としたものであ
り、該圧接挟持体(76)は、パン生地との圧接面(7
6a)が焼成展板側に向かって僅かに傾斜して設けてな
るものである。これにより、パン生地(80)が圧接挟
持体(76)により上方から押さえ込まれるように挟ま
れることとなり、パン生地の変形を少なくするととも
に、焼成展板上でのパン生地(80)の移載位置が無闇
にずれることがないようにしたものである。なお、圧接
面の形状は、上記のように焼成展板側に向かって僅かに
傾斜してなるものに限らず、図12に示すように、焼成
展板側に向かって弧状に突出した圧接面(86a)を有
する圧接挟持体(86)からなるストッパー(81)と
しても良い。
【0034】また、圧接挟持体の配置は、プレス溝の後
方縁部からパン生地の径に相応する間隔分だけ前方寄り
に圧接面が位置するように設けても良いが、前述の接止
板を有するストッパーの場合と同様に、第2の搬送コン
ベアの断続的な移動に伴う衝撃による無闇な移載位置の
乱れを無くすために、プレス溝の前方縁部と略同位置に
圧接面が位置するように設けると良い。
【0035】さらに、圧接挟持体は、前述の接止板を有
するストッパーの場合と同様に、パン生地との圧接面側
にパン生地の突き当たりに伴って変形する緩衝材を有し
てなるものとすることも出来るし、または、パン生地の
突き当たりに伴って変形する変形体からなるものや、パ
ン生地の突き当たりに伴って圧接挟持体全体が可動する
よう該圧接挟持体の裏側に弾性材が設けられてなるも
の、もしくは、パン生地の突き当たりに伴って圧接面部
分だけが可動するよう該圧接面の裏側に弾性体が設けら
れてなるものとすることも出来るものである。
【0036】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、パンニ
ング装置による焼成展板上へのパン生地の移載を、移載
時にパン生地が所定の位置に、すなわち焼成展板のプレ
ス溝の長縁部に沿って当接して移載されるように誘導、
矯正するようにするだけで、その後のパン生地の姿勢や
向きの修正を行うという手間を一切必要とせずに、出来
上がった製品の形状を安定した好ましいものとすること
が出来るものである。しかも、本願発明は、前述したよ
うに従来のパン生地の焼成展板への移載装置に、ストッ
パーを設けるという極めて簡単な手段により成し得るこ
とが出来るものであるので、既存の装置を無駄にするこ
となく適応することが出来る。
【0037】また、本願発明は、これら一連の作業を機
械的に行うものであるので、作業の効率、専属人員の確
保不要、及び製品の衛生等の各面でとても好ましいもの
とするとができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の装置を示す斜視図。
【図2】 (イ)及び(ロ)本願発明による移載手段を
夫々説明する概略側面図。
【図3】 本願発明によるパン生地の移載状態を示す平
面図。
【図4】 本願発明のストッパーの構造を説明する斜視
図。
【図5】 (イ)及び(ロ)本願発明のストッパーの設
置状態を夫々説明する部分側面図。
【図6】 本願発明のストッパーの他の実施の形態を説
明する部分側面図。
【図7】 本願発明のストッパーの他の実施の形態を説
明する部分側面図。
【図8】 本願発明のストッパーの他の実施の形態を説
明する部分側面図。
【図9】 本願発明のストッパーの他の実施の形態を説
明する部分側面図。
【図10】本願発明のストッパーの他の実施の形態を説
明する部分側面図。
【図11】本願発明のストッパーの他の実施の形態を説
明する部分側面図。
【図12】本願発明のストッパーの他の実施の形態を説
明する部分側面図。
【図13】従来のパン生地の移載状態を示す平面図。
【図14】本願発明と従来技術とを比較する(イ)焼成
前のパン生地の載置状態を示す平面図、(ロ)焼成後の
パン生地の載置状態を示す平面図。
【符号の説明】
1・・・ストッパー 2・・・パンニング装置 3・・・焼成展板 4・・・第1の搬送コンベア 5・・・第2の搬送コンベア 6・・・接止板 7・・・シュート 8・・・ゲート 9・・・プレス溝 10・・・パン生地

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長ロールパン生地を、パンニング装置
    へ投入し一旦保持させた後落下させることにより焼成展
    板上に形成されたプレス溝内に移載してなるパン生地の
    焼成展板への移載方法において、該焼成展板のプレス溝
    内に落下されるパン生地をストッパーにより停止させて
    該プレス溝の長縁部に沿って当接して移載されるように
    してなることを特徴とするパン生地の焼成展板への移載
    方法。
  2. 【請求項2】 シート状に展延されたパン生地を端縁部
    より巻付けて棒状もしくは紡錘状としてなる細長ロール
    パン生地を、パンニング装置へ投入し一旦保持させた後
    落下させることにより焼成展板上に形成されたプレス溝
    内に移載してなるパン生地の焼成展板への移載方法にお
    いて、該焼成展板のプレス溝内に落下されるパン生地を
    ストッパーにより停止させて該プレス溝の長縁部に沿っ
    て当接して移載されるようにしてなることを特徴とする
    パン生地の焼成展板への移載方法。
  3. 【請求項3】 パン生地が、展板のプレス溝の前方長縁
    部に沿って当接して移載されるようにしてなることを特
    徴とする請求項1または2に記載のパン生地の焼成展板
    への移載方法。
  4. 【請求項4】 細長ロールパン生地をパンニング装置へ
    搬送し投入してなる第1の搬送コンベアと、該第1の搬
    送コンベアから投入された該パン生地を一旦保持するた
    めの略V字状のポケット部を形成してなるシュート及び
    ゲートを有するパンニング装置と、該パンニング装置の
    ゲートを開くことで落下されるパン生地を移載してなる
    プレス溝が形成された焼成展板と、該焼成展板をプレス
    溝へのパン生地の移載に伴って断続的に移動させながら
    後続装置へ搬送してなる第2の搬送コンベアとからなる
    パン生地の焼成展板への移載装置において、焼成展板の
    上方に、パンニング装置から落下される細長ロールパン
    生地が焼成展板のプレス溝の長縁部に沿って当接するよ
    うに移載後の位置を定着させるストッパーを設けてなる
    ことを特徴とするパン生地の焼成展板への移載装置。
  5. 【請求項5】 シート状に展延されたパン生地を端縁部
    より巻付けて棒状もしくは紡錘状としてなる細長ロール
    パン生地をパンニング装置へ搬送し投入してなる第1の
    搬送コンベアと、該第1の搬送コンベアから投入された
    該パン生地を一旦保持するための略V字状のポケット部
    を形成してなるシュート及びゲートを有するパンニング
    装置と、該パンニング装置のゲートを開くことで落下さ
    れるパン生地を移載してなるプレス溝が形成された焼成
    展板と、該焼成展板をプレス溝へのパン生地の移載に伴
    って断続的に移動させながら後続装置へ搬送してなる第
    2の搬送コンベアとからなるパン生地の焼成展板への移
    載装置において、焼成展板の上方に、パンニング装置か
    ら落下される細長ロールパン生地が焼成展板のプレス溝
    の長縁部に沿って当接するように移載後の位置を定着さ
    せるストッパーを設けてなることを特徴とするパン生地
    の焼成展板への移載装置。
  6. 【請求項6】 ストッパーは、パンニング装置から落下
    されたパン生地が突き当たり停止する接止板を有し、第
    2の搬送コンベアの断続的な移動に適応してその都度回
    避移動されるように設けられてなることを特徴とする請
    求項4または5に記載のパン生地の焼成展板への移載装
    置。
  7. 【請求項7】 接止板は、焼成展板に対して略垂直に設
    けられてなることを特徴とする請求項6に記載のパン生
    地の焼成展板への移載装置。
  8. 【請求項8】 接止板は、パン生地との当接面が焼成展
    板の載置面に対して僅かに鋭角に傾斜して設けられてな
    ることを特徴とする請求項6に記載のパン生地の焼成展
    板への移載装置。
  9. 【請求項9】 接止板は、プレス溝の後方長縁部からパ
    ン生地の径に相応する間隔分だけ前方寄りに当接面が位
    置するように設けられてなることを特徴とする請求項7
    または8に記載のパン生地の焼成展板への移載装置。
  10. 【請求項10】接止板は、プレス溝の前方長縁部と略同
    位置に当接面が位置するように設けられてなることを特
    徴とする請求項7または8に記載のパン生地の焼成展板
    への移載装置。
  11. 【請求項11】接止板は、パン生地との当接面側にパン
    生地の突き当たりに伴って変形する緩衝材を有してなる
    ものであることを特徴とする請求項7乃至10のいずれ
    かに記載のパン生地の焼成展板への移載装置。
  12. 【請求項12】接止板は、パン生地の突き当たりに伴っ
    て変形する可変形体からなるものであることを特徴とす
    る請求項7乃至10のいずれかに記載のパン生地の焼成
    展板への移載装置。
  13. 【請求項13】接止体は、パン生地の突き当たりに伴っ
    て全体がもしくは当接面部分だけが可動するように、該
    接止体の裏側もしくは該圧接面の裏側に弾性体が設けら
    れてなるものであることを特徴とする請求項7乃至10
    のいずれかに記載のパン生地の焼成展板への移載装置。
  14. 【請求項14】ストッパーは、パンニング装置から落下
    されたパン生地の上方部分が突き当たりそのまま挟まれ
    停止する圧接挟持体を有し、第2の搬送コンベアの断続
    的な移動に適応してその都度回避移動されるように設け
    られてなることを特徴とする請求項4または5に記載の
    パン生地の焼成展板への移載装置。
  15. 【請求項15】圧接挟持体は、パン生地との圧接面が焼
    成展板側に向かって僅かに傾斜して設けられてなること
    を特徴とする請求項14に記載のパン生地の焼成展板へ
    の移載装置。
  16. 【請求項16】圧接挟持体は、パン生地との圧接面が焼
    成展板側に向かって弧状に突出して設けられてなること
    を特徴とする請求項14に記載のパン生地の焼成展板へ
    の移載装置。
  17. 【請求項17】圧接挟持体は、プレス溝の後方長縁部か
    らパン生地の径に相応する間隔分だけ前方寄りに圧接面
    が位置するように設けられてなることを特徴とする請求
    項15または16に記載のパン生地の焼成展板への移載
    装置。
  18. 【請求項18】圧接挟持体は、プレス溝の前方長縁部と
    略同位置に圧接面が位置するように設けられてなること
    を特徴とする請求項15または16に記載のパン生地の
    焼成展板への移載装置。
  19. 【請求項19】圧接挟持体は、パン生地との圧接面側に
    パン生地の突き当たりに伴って変形する緩衝材を有して
    なるものであることを特徴とする請求項15乃至18の
    いずれかに記載のパン生地の焼成展板への移載装置。
  20. 【請求項20】圧接挟持体は、パン生地の突き当たりに
    伴って変形する可変形体からなるものであることを特徴
    とする請求項15乃至18のいずれかに記載のパン生の
    焼成展板への移載装置。
  21. 【請求項21】圧接挟持体は、パン生地の突き当たりに
    伴って全体がもしくは圧接面部分だけが可動するよう
    に、該圧接挟持体もしくは該圧接面の裏側に弾性体が設
    けられてなるものであることを特徴とする請求項15乃
    至18のいずれかに記載のパン生地の焼成展板への移載
    装置。
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