JP2926255B2 - 自動車用ガードネット - Google Patents

自動車用ガードネット

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JP2926255B2
JP2926255B2 JP2087268A JP8726890A JP2926255B2 JP 2926255 B2 JP2926255 B2 JP 2926255B2 JP 2087268 A JP2087268 A JP 2087268A JP 8726890 A JP8726890 A JP 8726890A JP 2926255 B2 JP2926255 B2 JP 2926255B2
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銃二 小島
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/06Safety nets, transparent sheets, curtains, or the like, e.g. between occupants and glass

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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は後部荷室に搭載された荷物が客室側に飛び込
むのを防止して、急ブレーキなどから搭乗者の保護を行
う自動車用ガードネットに関するものである。
[従来の技術] バンタイプやハッチバックタイプなどの自動車はリヤ
シートの後側に後部荷室を備え、この荷室に荷物を搭載
することが可能となっている。ガードネットはこの後部
荷室とリヤシートの背部とを仕切るように張設されて、
後部荷室内の荷物が客室側に飛び込むのを防止するため
に使用されている。
第9図は従来より使用されているガードネットを示
す。ガードネット90は金属パイプが縦横方向に組み付け
られて形成され、上端部両サイドが車体の天井に取り付
けられたフック91内に挿入されると共に、下端部がリヤ
シート92のショルダ部内に挿入されている。これによ
り、ガードネット90は後部荷室とリヤシート92との間を
仕切って、上記作用を行うようになってる。
[発明が解決しようとする課題] 従来のガードネットは、下端部がリヤシートに連結さ
れているため、リヤシートを前方折り畳むと使用ができ
ない不便さがある。また、固定寸法となっているため、
不使用時の格納スペースを広く必要とすると共に、取扱
い性が悪いものとなっている。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、リヤシー
トの折り畳みに関係なく、使用ができる便利性を有する
と共に、折り畳むことが可能な自動車用ガードネットを
提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成する本発明に係る自動車用ガードネッ
トは、山部と谷部とが連続するように形成された隣接す
るばね鋼からなる2本のホームドワイヤのうち、一方の
ホームドワイヤの谷部と他方のホームドワイヤの山部と
をかしめ金具を介して互いに回転可能に連結して2本以
上のホームドワイヤを組み付けた折り畳み可能なネット
本体とし、このネット本体を伸縮自在に組み付けること
により後部荷室と客室とを仕切るように設けたことを特
徴とする。
[作 用] 上記構成ではホームドワイヤの回動により、ネット本
体が任意に折り畳みあるいは伸長されるため、折り畳
み,起立などのリヤシートの形態変化に追従した張設が
行われるようになっている。
[実施例] 以下、本発明を図示する実施例により具体的に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示し、複数のホームドワ
イヤ2が連結されてネット本体1が形成されている。ホ
ームドワイヤ2は横方向に連続する角「U」字形に折曲
されており、その水平部2aが上下方向に隣接する他のホ
ームドワイヤ2の水平部2aと回動可能に連結されてい
る。3は上下方向に隣接するホームドワイヤ2の水平部
2aを相互に回動可能に連結するかしめ金具である。第2
図はこのかしめ金具3による連結方法を示す。かしめ金
具3は同図(a)で示すように横「コ」字形に折曲され
ており、当接されているホームドワイヤ2の水平部2a,2
aを挟むように嵌め合わせられる。そして、同図(b)
で示すように、ホームドワイヤ2の水平部2aを抱持する
ように巻回された後、同図(c)で示すように水平部2a
の外面形状に沿って、かしめられる。これにより、かし
め金具3「8」字形状となり、ホームドワイヤ2の各水
平部2aが回動自在の状態でこれらを連結する。このよう
なかしめ金具3による連結に加えて、ネット本体1の上
下端部にはフレーム4が嵌め合わされている(第1図参
照)。フレーム4は断面「U」字形に形成されており、
かつ長手方向に切込み4aが適宜の間隔に形成されること
によって弾持部4bが形成されている。そして、このフレ
ーム4はネット本体1の上下端部に位置したホームドワ
イヤ2の水平部2a弾持部4bが嵌着されることにより、ネ
ット本体1の長手方向に沿って取り付けられている。
このようにホームドワイヤ2が相互に回動自在に連結
されて形成されたネット本体1はホームドワイヤ2の回
動によって折り畳みが可能となり、その上下方向の長さ
を調節することができる。第3図はこの一例を示し、同
図(a)のように、すべてのホームドワイヤ2が起立し
た状態では最大に伸長される一方、同図(c)のように
すべてのホームドワイヤ2が倒伏した状態では伸長が最
小となる。そして、これらの間で伸長の長さ調整が行わ
れ、例えば、同図(b)のように、下側のホームドワイ
ヤ2を倒伏すると、(a),(b)の中間の長さとな
る。このようにホームドワイヤ2の回動によってネット
本体1の伸長調節が行われるガードネットでは、自動車
の車室内の高さに合わせた張設ができるため、適用範囲
が広く、汎用性が拡大すると共に、不使用などの格納時
には折り畳みができるため、便利となり、取り扱い性も
向上する。
第4図および第5図は以上のように構成されたガード
ネットを自動車10に適用した場合の各例を示す。これら
の図において、自動車10は後部荷室11を有するバンタイ
プのものが使用されており、後部荷室11の前側にはリヤ
シート12が設けられている。リヤシート12はそのシート
バック13が起立状態から前倒し可能となっており、前倒
しにより後部荷室11の拡大が図られる。ガードネットは
そのネット本体1の下端部がリヤシート12のシートバッ
ク13背部に連結されている。このためシートバック13背
部にはブラケット14が取り付けられると共に、ブラケッ
ト14にはネット本体1の下部が格納されるボックス15が
取り付けられている。ボックス15がブラケット14に対し
て回動可能に取り付けられている。一方、ネット本体1
の上端部は車体の天井16に掛止されている。17はこの掛
止を行うため、天井16に取り付けられたフックである。
この場合、第4図においてはシートバック13の前倒し位
置に対応したフック18が天井16に併設されている。以上
のような構造によって、ガードネットはそのネット本体
1が各図実線で示すように、後部荷室11とリヤシート12
背部とを仕切るように張設されて、後部荷室11内に搭載
された荷物のシート側への飛び込みを防止する。この実
線で示す張設状態では、ネット本体1は部分的に折り畳
まれた状態となって、さらに伸長が可能となっている。
そして破線で示すように、リヤシート12のシートバック
13が前倒しされた状態においても、ガードネットは張設
状態を維持することができる。すなわち、第4図におい
ては、ネット本体1上端部の掛止をフック17からフック
18に掛け換えることにより、ガードネットが後部荷室11
と運転席側を仕切ることができる一方、第5図において
は、シートバック13の前倒しに追随してネット本体1が
フック17から伸長し、この伸長と共に、ボックス15が回
動して、ガードネットが斜め状態で後部荷室を仕切るこ
とができる。このためリヤシート12のシートバック13の
起立状態のみならず、その前倒し状態でも後部荷室11を
仕切ることができ、後部荷室11の拡大に対しても、その
荷物の飛び込みを防止することができる。
第6図は自動車10への適用の別例を示す。この例では
同図(a)で示すように、ボックス15が後部荷室11のフ
ロア面の前側に取り付けられており、ネット本体1はこ
のボックス15から引き出されて、天井16のフック17に掛
止されるようになっている。そして、ガードネットが不
要の場合には、ネット本体1の上端部をフック17から外
して、ホームドワイヤ2を相互に回動させて折り畳むこ
とにより、同図(b)で示すように、ネット本体1をボ
ックス15内に格納することができる。これにより不要時
の格納が容易となるメリットがある。
第7図は本発明の別の実施例を示し、最上部のホーム
ドワイヤ2の水平部2aと接続する軌跡が円孤曲線を描く
ようになっている。この円孤曲線は自動車の天井16の曲
面に合うようになっており、これにより、最上部のホー
ムドワイヤ2の水平部2aすべてをフックに確実に掛止す
ることができる。
第8図はホームドワイヤ2の別形状を示す。ホームド
ワイヤ2は所定の屈曲部が規則的に連続するものであれ
ば良く、同図(a)のように、円弧形状が連続しても良
く、同図(b)のように矩形々状が連続しても良く、さ
らには同図(c)のように長円形状が連続しても良い。
そして、これらの連続形状の境界部分である水平部2aを
相互に回動可能に連結することにより、伸長調節および
折り畳みが可能なネット本体を形成することができる。
かかるホームドワイヤ2の線材として、ばね鋼を使用し
ても良く、ばね鋼の剛性により細くすることができるた
め、軽量化が可能となる。
また、ばね鋼を用いた場合、その弾性力により荷物の
衝突の際の衝撃力が緩和され荷物が保護される。
[発明の効果] 以上説明した本発明は、ホームドワイヤを相互に回動
可能に連結してネット本体を形成し、その折り畳みおよ
び伸長調節を可能としたため、リヤシートのシートバッ
クの起立および前倒しのいずれにおいても調節でき、便
利なものとなる、効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図(a)
〜(c)はホームドワイヤの連結方向を示す斜視図、第
3図(a)〜(c)はネット本体の作動を示す側面図、
第4図および第5図は張設の各例を示す側面図、第6図
(a),(b)は張設の別例を示す側面図、第7図は本
発明の別の実施例を示す正面図、第8図(a)〜(c)
はホームドワイヤの別例を示す概略図、第9図は従来の
自動車用ガードネットの装着状態を示す概略図である。 1……ネット本体、2……ホームドワイヤ、 2a……水平部(連結部)、3……かしめ金具、 10……自動車、11……後部荷室、 12……リヤシート、13……シートバック。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】山部と谷部とが連続するように形成された
    隣接するばね鋼からなる2本のホームドワイヤのうち、
    一方のホームドワイヤの谷部と他方のホームドワイヤの
    山部とをかしめ金具を介して互いに回転可能に連結して
    2本以上のホームドワイヤを組み付けた折り畳み可能な
    ネット本体とし、このネット本体を伸縮自在に組み付け
    ることにより後部荷室と客室とを仕切るように設けたこ
    とを特徴とする自動車用ガードネット。
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DE10140256B4 (de) 2001-08-07 2012-09-06 Bos Gmbh & Co. Kg Schutzvorrichtung für einen Laderaum eines Fahrzeugs
US7287796B2 (en) * 2006-02-22 2007-10-30 Ford Global Technologies, Llc Integrated cargo net for a vehicle

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