JP2925961B2 - フィルタ移動型光スイッチ - Google Patents
フィルタ移動型光スイッチInfo
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- JP2925961B2 JP2925961B2 JP6299093A JP29909394A JP2925961B2 JP 2925961 B2 JP2925961 B2 JP 2925961B2 JP 6299093 A JP6299093 A JP 6299093A JP 29909394 A JP29909394 A JP 29909394A JP 2925961 B2 JP2925961 B2 JP 2925961B2
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- Japan
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- optical
- permanent magnet
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- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学フィルタを用いた
光スイッチに関するものである。
光スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光学フィルタを用いた光スイッチ
を図10および図11に示す。図において、符号11は入口側
コネクタ、13は出口側コネクタ、15aは光路切替用の移
動側コネクタ、15bは光路切替用の固定側コネクタ、17
は光学フィルタ、19a、19bは本光路用光ファイバ、21
a、21bはバイパス光路用光ファイバ、23はケースであ
る。
を図10および図11に示す。図において、符号11は入口側
コネクタ、13は出口側コネクタ、15aは光路切替用の移
動側コネクタ、15bは光路切替用の固定側コネクタ、17
は光学フィルタ、19a、19bは本光路用光ファイバ、21
a、21bはバイパス光路用光ファイバ、23はケースであ
る。
【0003】移動側コネクタ15aが図10の位置にあると
きは、本光路用光ファイバ19aと19bが接続され、光信
号は入口側コネクタ11から出口側コネクタ13へ直接伝送
される。これに対し移動側コネクタ15aが図11の位置に
あるときは、本光路用光ファイバ19aとバイパス光路用
光ファイバ21aが、本光路用光ファイバ19bとバイパス
光路用光ファイバ21bがそれぞれ接続され、入口側コネ
クタ11から入った光信号は光学フィルタ17を通って出口
側コネクタ13へ伝送される。すなわちこの光スイッチ
は、光信号をそのまま伝送する図10の状態と、光学フィ
ルタ17を通過する光信号だけを伝送する図11の状態との
切替を行うものである。
きは、本光路用光ファイバ19aと19bが接続され、光信
号は入口側コネクタ11から出口側コネクタ13へ直接伝送
される。これに対し移動側コネクタ15aが図11の位置に
あるときは、本光路用光ファイバ19aとバイパス光路用
光ファイバ21aが、本光路用光ファイバ19bとバイパス
光路用光ファイバ21bがそれぞれ接続され、入口側コネ
クタ11から入った光信号は光学フィルタ17を通って出口
側コネクタ13へ伝送される。すなわちこの光スイッチ
は、光信号をそのまま伝送する図10の状態と、光学フィ
ルタ17を通過する光信号だけを伝送する図11の状態との
切替を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の光スイッチには
次のような問題があった。すなわち、光路切替用のコネ
クタを使用しているため、この部分で光軸のズレが発生
しやすく、低ロス接続を繰り返して再現することが困難
である。また本光路とは別にバイパス光路を設け、バイ
パス光路に光学フィルタを設置する構造であるため、大
きい部品収納スペースを必要とし、光スイッチが大型化
する欠点がある。
次のような問題があった。すなわち、光路切替用のコネ
クタを使用しているため、この部分で光軸のズレが発生
しやすく、低ロス接続を繰り返して再現することが困難
である。また本光路とは別にバイパス光路を設け、バイ
パス光路に光学フィルタを設置する構造であるため、大
きい部品収納スペースを必要とし、光スイッチが大型化
する欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
問題点を解決したフィルター移動型の光スイッチを提供
するもので、その構成は、光軸を合わせて設置された光
ファイバの端面間に薄板状の光学フィルタを出し入れし
て光信号の切替を行う光スイッチであって、前記光学フ
ィルタを磁性体よりなる可動体に支持させ、光学フィル
タが光ファイバの端面間の外に出た位置にあるときの可
動体をその位置に磁力で保持する第1の永久磁石と、光
学フィルタが光ファイバの端面間に入った位置にあると
きの可動体をその位置に磁力で保持する、第1の永久磁
石とは極性が反対の第2の永久磁石とを設け、 さらに、
可動体を第1の永久磁石と同じ極性に磁化する方向の磁
界と第2の永久磁石と同じ極性に磁化する方向の磁界を
発生するコイルを設けた、ことを特徴とするものであ
る。
問題点を解決したフィルター移動型の光スイッチを提供
するもので、その構成は、光軸を合わせて設置された光
ファイバの端面間に薄板状の光学フィルタを出し入れし
て光信号の切替を行う光スイッチであって、前記光学フ
ィルタを磁性体よりなる可動体に支持させ、光学フィル
タが光ファイバの端面間の外に出た位置にあるときの可
動体をその位置に磁力で保持する第1の永久磁石と、光
学フィルタが光ファイバの端面間に入った位置にあると
きの可動体をその位置に磁力で保持する、第1の永久磁
石とは極性が反対の第2の永久磁石とを設け、 さらに、
可動体を第1の永久磁石と同じ極性に磁化する方向の磁
界と第2の永久磁石と同じ極性に磁化する方向の磁界を
発生するコイルを設けた、ことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【0007】
【作用】本発明の構成にすると、次のように作動する。
【0008】 光学フィルタが光ファイバの端面間の
外に出ている状態では、第1の永久磁石が可動体を保持
している。この状態はコイルに電流が流れていなくても
保持される。 この状態でコイルに電流を流して、可
動体を第1の永久磁石と同じ極性に磁化する方向の磁界
を発生させると、可動体は第1の永久磁石と反発し合う
と共に第2の永久磁石と引き合うので、第2の永久磁石
の方へ移動する。これにより光学フィルタが光ファイバ
の端面間に入った状態となる。この状態はコイルの電流
を切っても保持される。 次にコイルに上記とは逆方
向の電流を流して、可動体を第2の永久磁石と同じ極性
に磁化する方向の磁界を発生させると、可動体は第2の
永久磁石と反発し合うと共に第1の永久磁石と引き合う
ので、第1の永久磁石の方へ移動する。これにより光学
フィルタが光ファイバの端面間から出た状態(の状
態)となる。この状態はコイルの電流を切っても保持さ
れる。
外に出ている状態では、第1の永久磁石が可動体を保持
している。この状態はコイルに電流が流れていなくても
保持される。 この状態でコイルに電流を流して、可
動体を第1の永久磁石と同じ極性に磁化する方向の磁界
を発生させると、可動体は第1の永久磁石と反発し合う
と共に第2の永久磁石と引き合うので、第2の永久磁石
の方へ移動する。これにより光学フィルタが光ファイバ
の端面間に入った状態となる。この状態はコイルの電流
を切っても保持される。 次にコイルに上記とは逆方
向の電流を流して、可動体を第2の永久磁石と同じ極性
に磁化する方向の磁界を発生させると、可動体は第2の
永久磁石と反発し合うと共に第1の永久磁石と引き合う
ので、第1の永久磁石の方へ移動する。これにより光学
フィルタが光ファイバの端面間から出た状態(の状
態)となる。この状態はコイルの電流を切っても保持さ
れる。
【0009】この光スイッチは以上のようにして光学フ
ィルタを光ファイバの端面間に出し入れし、光信号の切
替を行うものである。光学フィルタが光ファイバの端面
間から出ている状態は第1の永久磁石によって自己保持
され、光学フィルタが光ファイバの端面間に入っている
状態は第2の永久磁石によって自己保持される。
ィルタを光ファイバの端面間に出し入れし、光信号の切
替を行うものである。光学フィルタが光ファイバの端面
間から出ている状態は第1の永久磁石によって自己保持
され、光学フィルタが光ファイバの端面間に入っている
状態は第2の永久磁石によって自己保持される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1ないし図3は本発明の一実施例を示
す。図において、25a、25bは端面間に隙間をあけ、光
軸を合わせて設置された光ファイバ、27は光ファイバ25
a、25bの端面間に出し入れされる薄板状の光学フィル
タである。
に説明する。図1ないし図3は本発明の一実施例を示
す。図において、25a、25bは端面間に隙間をあけ、光
軸を合わせて設置された光ファイバ、27は光ファイバ25
a、25bの端面間に出し入れされる薄板状の光学フィル
タである。
【0011】光学フィルタ27は磁性体からなる可動体29
に支持されている。可動体29は円筒状のコイル31内に配
置され、ガイド33によってコイル31の径方向に移動可能
となっている。35はコイル31の巻枠である。コイル31の
外の、ガイド33の一端側には第1の永久磁石37が設置さ
れ、他端側には第2の永久磁石39が設置されている。第
1の永久磁石37と第2の永久磁石39は、コイル31の中心
軸線と平行に、かつ極性が反対になるように設置されて
いる。
に支持されている。可動体29は円筒状のコイル31内に配
置され、ガイド33によってコイル31の径方向に移動可能
となっている。35はコイル31の巻枠である。コイル31の
外の、ガイド33の一端側には第1の永久磁石37が設置さ
れ、他端側には第2の永久磁石39が設置されている。第
1の永久磁石37と第2の永久磁石39は、コイル31の中心
軸線と平行に、かつ極性が反対になるように設置されて
いる。
【0012】図2の状態は、可動体29が第1の永久磁石
37に引き寄せられ、光学フィルタ27が光ファイバ25a、
25bの端面間の外に出ている状態を示す。この状態では
光ファイバ25aから25bへ光信号が直接伝送される。こ
の状態はコイル31に電流が流れていなくても第1の永久
磁石37の磁力により保持される。
37に引き寄せられ、光学フィルタ27が光ファイバ25a、
25bの端面間の外に出ている状態を示す。この状態では
光ファイバ25aから25bへ光信号が直接伝送される。こ
の状態はコイル31に電流が流れていなくても第1の永久
磁石37の磁力により保持される。
【0013】次に図2の状態で、コイル31に矢印方向の
電流を流し、コイル31内に可動体29を第1の永久磁石37
と同じ極性に磁化する方向の磁界を発生させると、可動
体29は第1の永久磁石37と反発し合うと共に、第2の永
久磁石と引き合うようになるため、第2の永久磁石の方
へ移動し、図3の状態になる。
電流を流し、コイル31内に可動体29を第1の永久磁石37
と同じ極性に磁化する方向の磁界を発生させると、可動
体29は第1の永久磁石37と反発し合うと共に、第2の永
久磁石と引き合うようになるため、第2の永久磁石の方
へ移動し、図3の状態になる。
【0014】図3の状態は、可動体29が第2の永久磁石
39に引き寄せられ、光学フィルタ27が光ファイバ25a、
25bの端面間に入っている状態を示す。この状態では光
ファイバ25aから25bへ光学フィルタ27を介して光信号
が伝送される。光学フィルタ27を通過しない光信号はこ
こでカットされる。この状態はコイル31に電流が流れて
いなくても第2の永久磁石37の磁力により保持される。
39に引き寄せられ、光学フィルタ27が光ファイバ25a、
25bの端面間に入っている状態を示す。この状態では光
ファイバ25aから25bへ光学フィルタ27を介して光信号
が伝送される。光学フィルタ27を通過しない光信号はこ
こでカットされる。この状態はコイル31に電流が流れて
いなくても第2の永久磁石37の磁力により保持される。
【0015】次に図3の状態からコイル31に矢印方向
(図2とは逆方向)の電流を流し、コイル31内に可動体
29を第2の永久磁石37と同じ極性に磁化する方向の磁界
を発生させると、可動体29は第2の永久磁石37と反発し
合うと共に、第1の永久磁石と引き合うようになるた
め、第1の永久磁石の方へ移動し、図2の状態になる。
(図2とは逆方向)の電流を流し、コイル31内に可動体
29を第2の永久磁石37と同じ極性に磁化する方向の磁界
を発生させると、可動体29は第2の永久磁石37と反発し
合うと共に、第1の永久磁石と引き合うようになるた
め、第1の永久磁石の方へ移動し、図2の状態になる。
【0016】この光スイッチは以上のようにして光学フ
ィルタ27を光ファイバ25a、25bの端面間に出し入れ
し、光信号の切替を行うものである。切替時にはコイル
31に短時間だけ電流を流すだけでよい。
ィルタ27を光ファイバ25a、25bの端面間に出し入れ
し、光信号の切替を行うものである。切替時にはコイル
31に短時間だけ電流を流すだけでよい。
【0017】なお、光ファイバ端面における反射を防止
するためには、光ファイバの端面間にシリコンオイル等
の屈折率整合剤を入れておけばよい。また光ファイバの
端面だけでなく光学フィルタが移動する領域を屈折率整
合剤に浸すようにすれば、光学フィルタ移動時に発生す
る衝撃から光学フィルタを保護することができる。また
光ファイバ端面における反射を防止するためには、光フ
ァイバの端面を傾斜させることも一つの方法である。ま
た本実施例では、第1の永久磁石と第2の永久磁石をそ
れぞれ1個の永久磁石で構成したが、第1の永久磁石と
第2の永久磁石はそれぞれ極性の同じ複数個の永久磁石
を並列に配置することにより構成することもできる。
するためには、光ファイバの端面間にシリコンオイル等
の屈折率整合剤を入れておけばよい。また光ファイバの
端面だけでなく光学フィルタが移動する領域を屈折率整
合剤に浸すようにすれば、光学フィルタ移動時に発生す
る衝撃から光学フィルタを保護することができる。また
光ファイバ端面における反射を防止するためには、光フ
ァイバの端面を傾斜させることも一つの方法である。ま
た本実施例では、第1の永久磁石と第2の永久磁石をそ
れぞれ1個の永久磁石で構成したが、第1の永久磁石と
第2の永久磁石はそれぞれ極性の同じ複数個の永久磁石
を並列に配置することにより構成することもできる。
【0018】次に図4および図5を参照して本発明の他
の実施例を説明する。この光スイッチは、光学フィルタ
27を支持する可動体29をコイル31より長くして、光学フ
ィルタ27をコイル31の外に配置したものである。これに
合わせて光ファイバ25a、25bも、その端面間の隙間が
光学フィルタ27と同じ位置にくるように設置されてい
る。また可動体29には軸線方向の移動を阻止するための
ガイド板41が一体に設けられている。さらにコイル31内
には、光学フィルタ27が光ファイバ25a、25bの端面間
に入ったときの可動体29の位置を規制するストッパー43
が設置されている。それ以外の構成および作用は第一の
実施例と同様であるので、同一部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
の実施例を説明する。この光スイッチは、光学フィルタ
27を支持する可動体29をコイル31より長くして、光学フ
ィルタ27をコイル31の外に配置したものである。これに
合わせて光ファイバ25a、25bも、その端面間の隙間が
光学フィルタ27と同じ位置にくるように設置されてい
る。また可動体29には軸線方向の移動を阻止するための
ガイド板41が一体に設けられている。さらにコイル31内
には、光学フィルタ27が光ファイバ25a、25bの端面間
に入ったときの可動体29の位置を規制するストッパー43
が設置されている。それ以外の構成および作用は第一の
実施例と同様であるので、同一部分には同一符号を付し
て説明を省略する。
【0019】図6および図7は本発明のさらに他の実施
例を示す。この光スイッチは、第1の永久磁石37と第2
の永久磁石39をコイル31内に設置したものである。それ
以外の構成および作用は第一の実施例と同様であるの
で、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。こ
のような構成にすると第一の実施例のものより光スイッ
チを小型化することができる。
例を示す。この光スイッチは、第1の永久磁石37と第2
の永久磁石39をコイル31内に設置したものである。それ
以外の構成および作用は第一の実施例と同様であるの
で、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。こ
のような構成にすると第一の実施例のものより光スイッ
チを小型化することができる。
【0020】図8および図9は本発明のさらに他の実施
例を示す。この光スイッチは、第1の永久磁石を同じ極
性の2つの永久磁石37a、37bで構成し、第2の永久磁
石も同様に同じ極性(第1の永久磁石とは反対の極性)
の2つの永久磁石39a、39bで構成し、コイル31の一端
側に一方の永久磁石37a、39aを、他端側に他方の永久
磁石37b、39bを配置したものである。それ以外の構成
は前記第一の実施例と同様であるので、同一部分には同
一符号を付してある。
例を示す。この光スイッチは、第1の永久磁石を同じ極
性の2つの永久磁石37a、37bで構成し、第2の永久磁
石も同様に同じ極性(第1の永久磁石とは反対の極性)
の2つの永久磁石39a、39bで構成し、コイル31の一端
側に一方の永久磁石37a、39aを、他端側に他方の永久
磁石37b、39bを配置したものである。それ以外の構成
は前記第一の実施例と同様であるので、同一部分には同
一符号を付してある。
【0021】このように構成すると、光学フィルタ27を
支持する可動体(磁性体)29に永久磁石が近づくと共
に、コイル31を挟まずに永久磁石の磁界が可動体29に及
ぶので、自己保持能力が前記実施例のものより強化され
る。なお、この実施例の光スイッチは、巻枠35の両端部
に磁力線の流れが追加されるが、可動体29周辺の磁力線
の流れは前記第一の実施例のものと同様であり、したが
って動作も前記第一の実施例のものと同様である。
支持する可動体(磁性体)29に永久磁石が近づくと共
に、コイル31を挟まずに永久磁石の磁界が可動体29に及
ぶので、自己保持能力が前記実施例のものより強化され
る。なお、この実施例の光スイッチは、巻枠35の両端部
に磁力線の流れが追加されるが、可動体29周辺の磁力線
の流れは前記第一の実施例のものと同様であり、したが
って動作も前記第一の実施例のものと同様である。
【0022】
【発明の効果】本発明の光スイッチは、光軸を合わせて
設置された光ファイバの端面間に光学フィルタを出し入
れする方式であるので、従来のような光路切替用のコネ
クタを必要とせず、光軸のズレが発生することがない。
またバイパス光路を設ける必要がなく、永久磁石とコイ
ルにより光学フィルタを移動させる方式であるので、全
体を小型化することができる。さらに光学フィルタが光
ファイバの端面間の外に出ている状態と、端面間に入っ
ている状態は第1と第2の永久磁石により自己保持され
るので、停電時でも動作が不安定になることがない。
設置された光ファイバの端面間に光学フィルタを出し入
れする方式であるので、従来のような光路切替用のコネ
クタを必要とせず、光軸のズレが発生することがない。
またバイパス光路を設ける必要がなく、永久磁石とコイ
ルにより光学フィルタを移動させる方式であるので、全
体を小型化することができる。さらに光学フィルタが光
ファイバの端面間の外に出ている状態と、端面間に入っ
ている状態は第1と第2の永久磁石により自己保持され
るので、停電時でも動作が不安定になることがない。
【図1】 本発明の一実施例に係るフィルター移動型光
スイッチを示す一部切開斜視図。
スイッチを示す一部切開斜視図。
【図2】 図1の光スイッチの、光学フィルタが光ファ
イバの端面間から出ている状態を示す断面図。
イバの端面間から出ている状態を示す断面図。
【図3】 図1の光スイッチの、光学フィルタが光ファ
イバの端面間に入っている状態を示す断面図。
イバの端面間に入っている状態を示す断面図。
【図4】 本発明の他の実施例に係る光スイッチの、光
学フィルタが光ファイバの端面間から出ている状態を示
す断面図。
学フィルタが光ファイバの端面間から出ている状態を示
す断面図。
【図5】 図4の光スイッチの、光学フィルタが光ファ
イバの端面間に入っている状態を示す断面図。
イバの端面間に入っている状態を示す断面図。
【図6】 本発明のさらに他の実施例に係る光スイッチ
の、光学フィルタが光ファイバの端面間から出ている状
態を示す断面図。
の、光学フィルタが光ファイバの端面間から出ている状
態を示す断面図。
【図7】 図6の光スイッチの、光学フィルタが光ファ
イバの端面間に入っている状態を示す断面図。
イバの端面間に入っている状態を示す断面図。
【図8】 本発明のさらに他の実施例に係る光スイッチ
の、光学フィルタが光ファイバの端面間から出ている状
態を示す断面図。
の、光学フィルタが光ファイバの端面間から出ている状
態を示す断面図。
【図9】 図8の光スイッチの、光学フィルタが光ファ
イバの端面間に入っている状態を示す断面図。
イバの端面間に入っている状態を示す断面図。
【図10】 従来の光スイッチの、光学フィルタが光路
に入っていない状態を示す平面図。
に入っていない状態を示す平面図。
【図11】 図10の光スイッチの、光学フィルタが光
路に入っている状態を示す平面図。
路に入っている状態を示す平面図。
25a、25b:光ファイバ 27:光学フィルタ 29:可動体 31:コイル 33:ガイド 35:巻枠 37:第1の永久磁石 39:第2の永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 静 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 富田 信夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−154406(JP,A) 実開 昭61−153023(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 26/02
Claims (1)
- 【請求項1】光軸を合わせて設置された光ファイバの端
面間に薄板状の光学フィルタを出し入れして光信号の切
替を行う光スイッチであって、 前記光学フィルタを磁性体よりなる可動体に支持させ、 光学フィルタが光ファイバの端面間の外に出た位置にあ
るときの可動体をその位置に磁力で保持する第1の永久
磁石と、光学フィルタが光ファイバの端面間に入った位
置にあるときの可動体をその位置に磁力で保持する、第
1の永久磁石とは極性が反対の第2の永久磁石とを設
け、 さらに、可動体を第1の永久磁石と同じ極性に磁化する
方向の磁界と第2の永久磁石と同じ極性に磁化する方向
の磁界を発生するコイルを設けた、 ことを特徴とするフィルタ移動型光スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6299093A JP2925961B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | フィルタ移動型光スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6299093A JP2925961B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | フィルタ移動型光スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08136835A JPH08136835A (ja) | 1996-05-31 |
JP2925961B2 true JP2925961B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=17868077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6299093A Expired - Lifetime JP2925961B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | フィルタ移動型光スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2925961B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59154406A (ja) * | 1983-02-22 | 1984-09-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 自己保持形光スイツチ |
JPS61153023U (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-22 |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP6299093A patent/JP2925961B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08136835A (ja) | 1996-05-31 |
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