JP2925506B2 - パワートランスミッション制御装置 - Google Patents

パワートランスミッション制御装置

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JP2925506B2 JP8271162A JP27116296A JP2925506B2 JP 2925506 B2 JP2925506 B2 JP 2925506B2 JP 8271162 A JP8271162 A JP 8271162A JP 27116296 A JP27116296 A JP 27116296A JP 2925506 B2 JP2925506 B2 JP 2925506B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はギヤ比の確立及びそ
の変更を行うためのパワートランスミッション制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動シフト型式のパワートランスミッシ
ョンは自動車のエンジンとタイヤ等の接地手段との間で
選択的に確立される複数のギヤ比を有する。ギヤ比はク
ラッチやブレーキの如き液圧作動摩擦装置により確立さ
れる。これら摩擦装置の係合及び係合解除はそれぞれの
摩擦装置の作動ピストンに対する液圧流体の直接の出入
りを行わせる弁機構により制御される。弁機構は制御圧
力及び制御バネによりアップシフト位置とダウンシフト
位置との間で制御されていた。制御圧力はガバナーやス
ロットル弁の如き機械的な機構又はソレノイドの如き電
気的な素子により得ることができる。
【0003】
【発明の構成並びに作用効果】本発明は、2つの可変圧
力制御弁から選択的な摩擦装置へ液圧流体を供給して摩
擦装置の係合及び係合解除を制御するように選択的に位
置決めされる3つのリレー弁を有する改善された電気液
圧制御装置を備えるパワートランスミッションを提供す
る。
【0004】すなわち、本発明に係るパワートランスミ
ッションは、6つの前進駆動比と1つの後進駆動比とを
選択的に確立させるために選択的に係合可能な第1ない
し第5の流体作動摩擦装置(以下に述べる実施形態にお
いて参照番号C1−C5で示す)を有するギヤ機構(1
6)と;流体作動摩擦装置を選択的に係合及び係合解除
するための電気液圧制御手段とを有し、該電気液圧手段
が、流体圧力源(50)と;それぞれ第1位置及び第2
位置へ選択的に移動できる第1シフト弁(66)、第2
シフト弁(64)及び第3シフト弁(88)と;上記各
シフト弁をそれぞれの第1位置へ押圧するためのバネ手
段(172、138、152)と;上記第1、第2及び
第3シフト弁を上記第2位置へ押圧するために加圧流体
を当該第1、第2及び第3シフト弁にそれぞれ選択的に
供給するように付勢可能な第1ソレノイド弁(78)、
第2ソレノイド弁(74)及び第3ソレノイド弁(7
6)と;制御された圧力流体を送るための第1比例圧力
弁(56)及び第2比例圧力弁(54)と;前進ギヤ比
のときには上記第1及び第2流体作動摩擦装置(C1、
C2)へ加圧流体を選択的に供給すると共に,後進ギヤ
比のときには第1及び第2流体作動摩擦装置から加圧流
体を排除するためセレクタ弁手段(132)と;を有
し、上記第1シフト弁(66)は、上記第1位置にある
ときは、上記流体圧力源(50)と上記セレクタ弁手段
(132)との間、上記第2シフト弁(64)と第4流
体作動摩擦装置(C4)との間、及び、上記第2シフト
弁(64)と第3シフト弁(88)との間での加圧流体
の連通を可能にし、また、当該第1シフト弁が上記第2
位置にあるときは、上記流体圧力源と上記第3シフト弁
(88)との間、上記第2シフト弁(64)と上記セレ
クタ弁手段との間、及び、上記第3シフト弁(88)と
第4流体作動摩擦装置(C4)との間での加圧流体の連
通を可能にし、第2シフト弁(64)は、上記第1位置
にあるときには、上記第1比例圧力弁(56)と該第1
シフト弁(66)との間の加圧流体の連通を可能とし
て、第1及び第3シフト弁(66,88)が上記第1位
置にあるときに、上記セレクタ弁手段(132)を介して
第2流体作動摩擦装置(C2)への加圧流体の分配を行
い、第1シフト弁(66)が上記第2位置にあるとき
に、上記セレクタ手段(132)を介して第1流体作動
摩擦装置(C1)への加圧流体の分配を行うようになさ
れており、上記第1シフト弁(88)が上記第1位置に
あるときには上記第4流体作動摩擦装置(C4)から加圧
流体を排除し、更に、上記第1シフト弁(66)が上記第
2位置にあり且つ上記第3シフト弁が第1位置にあると
きには、第4流体作動摩擦装置(C4)から加圧流体を
排除するようになされており、また、当該第2シフト弁
が上記第2位置にあるときは、上記第1比例圧力弁(5
6)と上記第1シフト弁(66)との間の加圧流体の連
通を可能とし、第1シフト弁が上記第1位置にあるとき
には、上記第4流体作動摩擦装置(C4)への加圧流体の
分配を行い、上記第1シフト弁が上記第2位置にあると
きには第3シフト弁(88)への加圧流体の分配を行う
ようになされており、第3シフト弁(88)は、上記第
1位置にあるときには、上記第2比例圧力弁(54)と
上記第3流体作動摩擦装置(C3)との間の加圧流体の連
通を可能とし、また、上記流体圧力源と上記セレクタ弁
手段(132)との間の加圧流体の連通を可能として上記
第1シフト弁(64)が上記第2位置にあるときには上記
第2流体作動摩擦装置への加圧流体の分配を行い、ま
た、上記第1シフト弁及び第2シフト弁が上記第2位置
にあるときには上記第1シフト弁への加圧流体の分配を
可能として、上記第4流体作動摩擦装置(C4)への加
圧流体の分配を行い、上記第1及び第2シフト弁が上記
第1位置にあるときには上記第1比例圧力弁から上記セ
レクタ弁手段への加圧流体の分配を可能として、第2流
体作動摩擦装置(C2)への加圧流体の分配を行い、当該
第3シフト弁(88)が上記第2位置にあるときには、上
記第2比例圧力弁(54)から第5流体作動摩擦装置(C
5)への加圧流体の分配を行い、また、上記第1シフト
弁及び第2シフト弁が上記第2位置にあるときには、上
記第1比例圧力弁及び第1シフト弁を通して第3流体作
動摩擦装置への加圧流体の分配を行い、上記第1シフト
弁が上記第2位置にあるときには、上記第4流体作動摩
擦装置の加圧流体を排除するようにしてあり、上記第
1、第2、及び、第3シフト弁、第1及び第2比例圧力
弁、並びに、上記セレクタ弁手段が駆動比を変えるため
に共働して上記流体作動摩擦装置から所要の一対の流体
作動摩擦装置を係合させることにより上記6つの前進駆
動比と1つの後進駆動比を得るようにしてあることを特
徴とする。
【0005】本発明に係る装置では、第1及び第2比例
圧力弁を用いることにより、それらから供給する流体圧
力を増減制御することができる。従って、例えば以下に
述べる実施形態でも詳細に説明するように、ある1つの
前進駆動比において、第1比例圧力弁から加圧流体を供
給して1つの流体作動摩擦装置を係合状態としておき、
次にその1つの前進駆動比から次の前進駆動比への変化
を行う場合、該1つの流体作動摩擦装置を係合解除する
のに、第1比例圧力弁と該流体作動摩擦装置との流体連
通状態はそのままにしておいて、同第1比例圧力弁から
の流体圧力を減圧すれば、当該流体作動摩擦装置を係合
解除状態とすることができる。すなわち、流体作動摩擦
装置の係合及び係合解除を生じさせるのに、その流体作
動摩擦装置と比例圧力弁との流体連通状態を変えずに行
うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に示すパワートレイン(動力
列)10はエンジン12と、トルクコンバータ/電気液
圧制御子14と、多段速度遊星ギヤ機構16とを有す
る。
【0007】エンジン12及びトルクコンバータ14は
普通の装置であり、遊星ギヤ機構16は好ましくは米国
特許第4,070,927号明細書に開示されたように
構成される。
【0008】遊星ギヤ機構16はトルクコンバータ14
を介してエンジン12により駆動せしめられる入力ハブ
18を有する。入力ハブ18は第1遊星ギヤセット22
の一部であるサンギヤ20に常に駆動連結されている。
遊星ギヤ機構16はまた、遊星セット24、26を有す
る。遊星セット22はブレーキC3を介して固定部(gro
und)に選択的に接続されるリングギヤ28と、ピニオン
ギヤ32を支持し、遊星セット24の一部であるリング
ギヤ34に接続されたキャリヤ素子30とを有する。リ
ングギヤ34はブレーキC4により固定部に選択的に接
続される。
【0009】遊星セット24はまた、クラッチC1に接
続されたサンギヤ36を有し、クラッチC1はサンギヤ
36をハブ18に接続するように選択的に作動できる。
遊星セット24は更に、キャリヤ部材38を備え、この
キャリヤ部材はクラッチC2によりハブ18に選択的に
接続でき、選択的に係合可能なブレーキC5により固定
部に接続できる。ブレーキC5は遊星セット26の一部
であるリングギヤ40を固定部に接続させることもでき
る。
【0010】遊星セット26は、サンギヤ36と共にク
ラッチC1により接続されたサンギヤ42と、複数個の
ピニオン46を回転可能な状態で支持するキャリヤ部材
44とを有する。キャリヤ部材44は車輪又はトラック
(図示せず)の如き普通の接地手段に接続されたトラン
スミッション出力シャフト48に接続している。
【0011】図1に示す遊星ギヤ機構16は、クラッチ
C1、C2及びブレーキC3、C4、C5の選択的な係
合及び係合解除時に、6つの前進ギヤ比(駆動比)と、
ニュートラル状態と、後進ギヤ比(駆動比)とを提供す
る。第1前進ギヤ比はクラッチC1及びブレーキC5の
係合により得られる。第1前進ギヤ比から第2前進ギヤ
比への変更はブレーキC5の係合を解除し、ブレーキC
4を係合させることにより達成される。第2前進ギヤ比
から第3前進ギヤ比への変更はブレーキC4の係合を解
除し、ブレーキC3を係合させることにより達成され
る。第4前進ギヤ比はブレーキC3の係合を解除し、ク
ラッチC2を係合させることにより得られる。第5前進
ギヤ比はクラッチC1とブレーキC3とを交代すること
により得られる。この第5前進ギヤ比はハブ18と出力
シャフト48との間にオーバードライブを提供する。第
6前進ギヤ比(最速ギヤ比)は、クラッチC2を係合さ
せた状態で、ブレーキC3とブレーキC4とを交代する
ことにより得られる。
【0012】ニュートラル状態はすべての摩擦装置の係
合を解除することにより得られる。しかし、ニュートラ
ル状態中に、必要なら、ブレーキC5を係合させてトラ
ンスミッションの基本的な作動状態を確立することがで
きる。後進ギヤ比はブレーキC3、C5の係合により得
られる。後進ギヤ比中は、ハブ18からの入力ドライブ
はサンギヤ20に直接伝わり、遊星セット24がトラン
スミッションのギヤ比において後進機能を提供する。上
述の米国特許第4,070,927号明細書はこの遊星
ギヤ機構の作動及び構成を一層詳細に説明している。
【0013】遊星ギヤ機構16のクラッチ及びブレーキ
は図2、3に示すような電気液圧制御装置により分配さ
れる液圧流体によって制御される。電気液圧制御装置は
メイン圧力通路即ち高圧通路52に流体を分配する普通
の液圧容積式ポンプ及び調整弁50を有する。通路52
内の流体圧力はトルクコンバータ14に普通の方法で組
み込まれたコンバータクラッチ(図示せず)の係合及び
係合解除を制御するパルス幅変調ソレノイド弁53へ供
給される。メイン通路52は圧力制御弁54及び圧力制
御弁56を介して流体圧力を導く。
【0014】メイン通路52内の流体はフィルタ58を
通り、通路52内の流体と同じ圧力レベルを有するメイ
ン通路60へ流入する。通路60内の流体は圧力制御弁
62及び一対のリレー弁即ちシフト弁64、66に通じ
る。圧力制御弁62は出力通路68を有し、この通路
は、通路60からの減圧した圧力流体をパルス幅ソレノ
イド弁53、ソレノイド弁70、ソレノイド弁72、ソ
レノイド弁74、ソレノイド弁76及びソレノイド弁7
8へ供給する。
【0015】圧力制御弁62は普通の下流側圧力調整弁
であり、通路60内の圧力が所定レベル又はそれ以上に
なる毎に、通路68内の圧力が弁62へフィードバック
されて弁を閉じ、通路68内の圧力を一定値に制限す
る。
【0016】ソレノイド弁70、72は、ソレノイド弁
70、72のコイルに流れる電流に応じて変化する可変
圧力出力を提供する普通のソレノイド弁である。これら
の弁は周知の方法で作動し、ソレノイド弁70が通路8
0内に可変圧力を発生させ、ソレノイド弁72が通路8
2内に可変圧力を発生させる。通路80内の圧力は圧力
制御弁54に通じる。この弁54は通路52からクラッ
チ送り(フィード)通路86への流体の分配を制御する
ために通路80内の可変圧力に応答して作動するスプー
ル弁84を有する。
【0017】クラッチ送り通路86内の圧力はリレー弁
即ちシフト弁88へ分配され、また、通路86内の出力
圧力を通路80内の圧力に比例する値に制限するために
スプール弁84に作用するように導かれる。従って、通
路80内の圧力が増大するにつれて、通路86内の圧力
は増大する。
【0018】通路82は弁56に連通し、流体が弁スプ
ール90に作用して、メイン通路52からリレー弁64
に接続したクラッチ送り通路92への流体の分配を制御
する。弁56は弁54の機能とは反対の機能を有する。
換言すれば、通路82内の圧力が増大すると、通路92
内の圧力が減少する。通路82内の圧力は弁スプール9
0に作用し、この弁スプールにより通路52、90間の
作動即ち流体分配を遮断させる。通路82内の圧力が減
少すると、通路68内の流体圧力が弁スプール90に作
用し、弁56を開いて通路52、92間の流体連通を確
立させる。
【0019】通路92内の圧力は通路82内の圧力と共
働して弁56を閉じさせる。それ故、通路82内の圧力
が減少するにつれて、通路92内の圧力は増大する。弁
70、72は共に常開型の弁であり、これらの弁に電気
エネルギが作用していないときは、これらの弁は開いて
いて最大出力圧力を提供する。電気エネルギがこれらの
弁に作用すると、ソレノイド弁70への電気エネルギが
最大の場合に通路86内の圧力が最大値となり、ソレノ
イド弁72への電気エネルギが最大の場合に通路92内
の圧力が最小値となる。従って、弁54、56により、
広範囲の圧力を制御でき、供給できる。
【0020】ソレノイド弁74、76、78は常閉型の
普通のオン/オフソレノイド弁である。すなわち、電気
エネルギが弁に作用していないときには、これらの弁は
流体圧力を下流側へ供給しない。ソレノイド弁74が開
いたときには、流体圧力が制御通路94へ供給される。
通路94はリレー弁64に連通する。ソレノイド弁76
はリレー弁88に連通した制御通路96へ制御された圧
力を供給し、ソレノイド弁78はリレー弁66に連通し
た制御通路98へ流体を供給する。
【0021】トルクコンバータクラッチ(図示せず)の
係合及び係合解除を制御するソレノイド弁53は通路5
2から(ポンプ及び調整弁50に連通し、コンバータ調
整弁102にも連通した)制御通路100への流体圧力
の分配を制御するように作動する。
【0022】通路100内の圧力は周知の方法で調整弁
50に作用し、通路100内の圧力に比例して通路52
内の圧力を減少させることができる。このような圧力減
少(圧力降下)の制御はパワートランスミッション制御
分野では周知である。
【0023】通路100内の圧力はコンバータ調整弁1
02の一部を構成するスプール弁104の一端に作用す
る。スプール弁の他端にはバネ106が作用する。この
バネは弁スプール104を所定位置へ押圧するように作
動し、この所定位置では、通路108内のコンバータ送
り圧力が弁スプール104を介してコンバータ端通路1
10へ導かれ、既知の方法でコンバータ14へ流体圧力
を送り、トルクコンバータ内での流体力学的な流体駆動
を可能にする。この状態でトルクコンバータから流出す
る流体は弁102に接続した通路112に導かれる。
【0024】図示の弁位置において、通路112内の流
体はクーラー及び潤滑通路114へ導かれ、この通路を
通った流体はクーラー116を経て潤滑通路(図示せ
ず)へ分配される。潤滑通路内の流体圧力は普通の圧力
調整弁118により制御される。
【0025】通路100内の流体圧力が所定の値に達し
たとき、弁102の弁スプール104はバネ106に抗
して移動し、通路112と通路100との間の流体連通
を確立し、これとほぼ同時に、通路110と通路114
との間の流体連通を確立する。これはトルクコンバータ
14に対する流体接続を逆転させ、トルクコンバータへ
の流体入力は通路112を介して行われ、排液流体は弁
102において排液通路に排出される。これはトルクコ
ンバータクラッチを係合させる普通の方法である。通常
のトルクコンバータクラッチ送り通路108は弁102
によりクーラー通路114及び潤滑系に接続する。
【0026】通路68内の流体圧力はまた、前進圧力ノ
ックダウン弁即ち流れ分配弁120に連通する。弁12
0はバネ124により図示の位置へ押圧される弁スプー
ル122を有する。この位置において、弁スプール12
2は制御通路126への通路68内の流体の分配を阻止
する。しかし、通路68内の流体圧力は弁120を介し
てリレー弁64へ導かれる。弁120はリレー弁64に
接続した制御通路128に連通し、弁120はまた、リ
レー弁66及び手動セレクタ弁132に連通した制御通
路130に流体連通する。
【0027】図示のバネ設定位置において、弁スプール
122は通路130、128間の流体連通を許容する
が、通路68と通路126との間の流体連通を阻止す
る。弁スプール122は、リレー弁88及び手動シフト
弁即ちセレクタ弁132に連通した制御通路134内の
流体圧力により、バネ力に抗して移動できる。
【0028】リレー弁64はバネ138により図示の位
置へ押圧された弁スプール136を有する。弁スプール
136は、ソレノイド弁74により提供されるような通
路94内の流体圧力によって、バネ138に抗して移動
することができる。
【0029】前述のように、リレー弁64は通路12
8、68、60、92に連通する。バネ138は排液通
路に連通した室内に位置する。弁64は圧力スイッチ1
40及び流体通路142、144、146にも連通す
る。通路142は調整弁50に連通した前進ノックダウ
ン圧力通路である。この通路内で利用できるときの流体
圧力は調整弁50の出力圧力を減少させるように作用
し、通路52内の圧力を減少させる。通路144はリレ
ー弁88、64、排液制御弁148及び手動セレクタ弁
132に連通する。
【0030】排液制御弁148は通路144内に最小圧
力を常に維持させるように作動できる普通のボールダン
プ弁である。周知のように、流体作動摩擦装置を係合さ
せるのに必要な時間を減少させるために流体作動摩擦装
置内に最小圧力を維持させることが好ましい。通路14
4内の制御された排液はパルス幅変調弁53に通じる。
リレー弁88は弁スプール150を有し、この弁スプー
ルはバネ152の作用を受けて図3に示すように上方に
押圧される。しかし、弁スプール150はソレノイド弁
76により制御されるような通路96内の流体圧力によ
って下方へ移動することができる。
【0031】図示の状態では、制御装置は手動セレクタ
弁132のドライブ状態(「D」位置)にて示すような
前進位置にあり、ソレノイド弁が最も低い駆動比用に条
件づけられていて、ソレノイド弁76が付勢され、それ
故、通路96内の流体圧力がバネ152に抗して弁スプ
ール150を下方位置に維持している。前述のように、
弁88は通路86、通路144及び通路96に連通す
る。弁88は摩擦装置(ブレーキ)C5に接続した通路
159にも連通する。従って、リレー弁88は摩擦装置
(ブレーキ)C3、C5の係合及び係合解除のための圧
力の分配を制御する。弁スプール150は、弁66に連
通した通路154、手動セレクタ弁132に連通した通
路186、摩擦ブレーキC3に連通した通路158、弁
66に連通した通路160、弁66に連通した通路16
2、及び、圧力スイッチ166に接続し多重絞りオリフ
ィス168を介して通路68に接続した通路164への
流体圧力の分配を制御する。
【0032】図示の圧力設定位置においては、制御弁5
4により圧力の供給を受けた通路86内の圧力は通路1
58従ってブレーキC3へ導かれ、このブレーキC3を
係合させる。弁66は摺動可能な弁スプール170を有
し、この弁スプールはバネ172により図示の位置へ押
圧されるが、ソレノイド弁78によって供給されるが如
き通路98内の流体圧力により、バネ172に抗して圧
力位置へ押圧されることができる。
【0033】弁66は通路60、通路98、通路16
0、通路162、通路146、通路130、通路126
及び通路144に連通する。弁66は摩擦装置(ブレー
キ)C4に接続した通路174にも連通する。それ故、
弁66は摩擦装置C4の係合及び係合解除のための流体
の分配を制御する。
【0034】後に明らかとなるが、リレー弁66は摩擦
装置(クラッチ)C1の係合及び係合解除のための流体
圧力の分配をも制御する。リレー弁66はまた、圧力ス
イッチ178に接続した通路176に連通する。通路1
76は多重絞りオリフィス180を介して通路68に連
通する。通路68は多重絞りオリフィス182を介して
圧力スイッチ184に連通し、セレクタ弁132に連通
する通路186にも連通する。
【0035】圧力スイッチ140、166、178、1
84はリレー弁64、88、66及びセレクタ弁132
の位置を決定するために制御装置の電気的な部分により
使用される信号装置である。例えば、第3図に示すよう
に、圧力スイッチ140は排液通路144に接続し、圧
力スイッチ166は弁スプール150により排液通路か
ら遮断され、圧力スイッチ178は排液通路144に接
続し、圧力スイッチ184はセレクタ弁132により排
液通路から遮断される。通路68内の流体圧力はスイッ
チ166及びスイッチ184を加圧し、電気制御に対し
て弁の位置の表示を与える。
【0036】セレクタ弁132は運転手によりドライブ
位置「D」、ニュートラル位置「N」及び後進位置
「R」へ移動可能な弁スプール188を有する。必要な
ら、駐車位置を追加することができる。前述のように、
手動セレクタ弁132は通路130及び通路186に連
通し、また、クラッチC1に連通したクラッチ係合通路
190及びクラッチC2に連通した通路192に連通す
る。手動セレクタ弁132はパルス幅変調弁53に連通
した通路194に接続する。このパルス幅変調弁は、上
述のような複数の弁に接続するほかに、リレー弁88に
連通した通路196にも連通する。
【0037】図2、3に示す制御装置は手動セレクタ弁
132を有するものとして説明した。必要なら、電子制
御又は電気制御ソレノイド弁を利用することができる。
そのためには、手動ステム198を取り除き、バネを設
置し、圧力スイッチ184を排液されないバネ室に接続
する。通路58に追加することのできるオン/オフソレ
ノイドに弁132の他端を接続する。
【0038】制御装置における他の小さな変更は遮断さ
れたある通路について行われ、例えば、通路144を通
路200を介してセレクタ弁に接続する。しかし、電気
的に作動するセレクタ弁と手動セレクタ弁との間に実質
的な制御機能の違いはない。電気的に作動するセレクタ
弁を利用した場合、電力中断時には、装置は後進駆動を
提供する。電力中断が生じた場合に前進駆動を提供する
ために機械的なオーバードライブを組み込むことができ
る。
【0039】図4においては、手動セレクタ弁132は
後進位置「R」へ移動してしまっており、トランスミッ
ションは後進動作状態にある。図1から分かるように、
後進動作においては、駆動は摩擦装置C3、C5の作動
により制御される。後進動作においては、各ソレノイド
弁74、76、78が付勢され、弁64、66、88を
その圧力設定位置に位置決めする。弁64が圧力設定位
置にくると、通路92からの流体圧力が弁64を介して
弁66へ導かれる。弁66からの流体圧力は弁88を介
して摩擦装置C3に導かれ、この摩擦装置の係合を制御
する。ソレノイド弁70により決定された通路86内の
圧力は弁88により摩擦装置C5へ導かれる。
【0040】後進駆動を達成するため、摩擦装置C5は
完全に係合し、ソレノイド弁72は通路92内の圧力を
上昇させるように制御され、その結果、摩擦装置C3の
制御された係合が得られ、車両は後進駆動状態となる。
また、後進動作においては、弁88がスイッチ166に
対する排液通路を閉じていて通路68内の制御圧力がス
イッチ166へ導かれるため、スイッチ166が加圧さ
れる。また、弁66が排液通路を閉じているため、スイ
ッチ178が付勢され、スイッチ140は弁64を介し
て付勢される。従って、対応するソレノイド弁が付勢さ
れる毎に、スイッチ140、166、178は作動す
る。このように、制御装置はどのソレノイド弁が作動し
ているかを確認し、摩擦装置が意図するように作動して
いるか否かを確認している。
【0041】スイッチ184は手動セレクタ弁132を
通して排液通路に接続する。ニュートラル位置に制御装
置を条件づけるためには、手動セレクタ弁をニュートラ
ル位置「N」へ移動させ、制御装置の電子部分によりソ
レノイド弁74を去勢して弁64をバネ設定位置に運
び、残りのセレクタ弁88、66は対応するソレノイド
弁により圧力設定位置に押圧される。
【0042】ニュートラル状態においては、摩擦装置C
5はソレノイド弁70により決定されるような通路92
内の出力圧力によって付勢される。しかし、他の摩擦装
置は付勢されず、トランスミッションは入力ハブ18か
ら出力シャフト48へトルクを伝達できない。
【0043】前進駆動にトランスミッションを条件づけ
るためには、手動セレクタ弁132をドライブ位置
「D」へ移動させる。第1の最も低い前進駆動比を得る
ためには、ソレノイド弁76を付勢し、ソレノイド弁7
4、78は付勢しない。これにより、弁88は圧力設定
位置となり、弁64、66はバネ設定位置となる。この
ような位置において、通路60内のメイン流体圧力はリ
レー弁66を介して手動弁132へ導かれ、そこから摩
擦装置C1へ導かれる。同様に、流体圧力は弁120の
バネ端部に導かれ、この弁をバネ設定位置へ押圧し、流
体圧力を通路128を通してリレー弁64へ導く。その
目的は後に明らかとなろう。
【0044】前進駆動比を得るためには、ソレノイド弁
70を付勢し、摩擦装置C5内の圧力をゼロまで減少さ
せ、次いで、低い駆動比の選択的で制御された係合を制
御するのに必要な係合圧力まで上昇させる。トランスミ
ッションを第1駆動比から第2駆動比へシフトさせるた
めには、ソレノイド弁74を付勢して、弁64を圧力設
定位置にする。この位置においては、ソレノイド弁72
からの通路92内の流体圧力はリレー弁64を介してリ
レー弁66へ導かれ、そこから摩擦装置C4へ導かれ
る。通路60内のメイン圧力は、第1駆動比と同様、手
動セレクタ弁132に導かれる。
【0045】第2駆動比を得るため、通路92内の流体
圧力が増大するにつれて、ソレノイド弁70により制御
されるような通路86内の流体圧力が減少し、摩擦装置
C4を係合させると共に摩擦装置C5の係合を解除す
る。これにより、トランスミッションは第2駆動比とな
る。圧力設定位置になったときのリレー弁64は通路1
28内の流体圧力を前進ノックダウン圧力通路142に
連通させ、メイン制御圧力を第2前進駆動比のための減
少したレベルに維持させる。第1前進駆動比において
は、メイン圧力はリレー弁64を介してノックダウン通
路142へ導かれていた。
【0046】第2前進駆動比においては、スイッチ14
0は不作動位置から作動位置へ変更され、弁64がその
圧力設定位置に実際到達したことを電子制御部分に知ら
せる。トランスミッションを第2駆動比から第3駆動比
へ変更するためには、ソレノイド弁76を去勢し、ソレ
ノイド弁74を付勢状態に維持する。これにより、弁8
8はバネ設定位置となり、他の2つのリレー弁は第2駆
動比の位置に留まる。
【0047】バネ設定位置においては、弁88は弁54
からの通路86内の流体圧力を摩擦装置C3へ導く。通
路92内の流体圧力はリレー弁64、66を介して摩擦
装置C4に導かれたままである。第2駆動比から第3駆
動比への変更を完成させるため、通路86内の流体圧力
は弁54により増大せしめられ、通路92内の流体圧力
は弁56により減少せしめられ、摩擦装置C4の作動と
摩擦装置C3の作動とを交換させる。
【0048】第3駆動比においては、スイッチ166が
去勢されて弁88をバネ設定位置に運び、この弁が第3
駆動比のための適正な状態に実際達したことを電子制御
部分に知らせる。
【0049】図9に示すような第4駆動比を得るために
は、ソレノイド弁74を去勢する。ソレノイド弁74が
去勢されると、弁64、66、68がそのバネ設定位置
に位置することとなる。
【0050】弁66がバネ設定位置にくると、通路13
0内のメイン圧力は手動セレクタ弁132へ分配され
る。通路92内の流体圧力はリレー弁64、66、88
を介して通路134へ導かれる。通路134内の流体圧
力は弁132により摩擦装置C2へ導かれる。通路13
4内の流体圧力はまた、弁120に接続される。しか
し、弁120の両端が加圧されるが、バネが不平衡力を
生じさせるので、弁120はバネ設定位置に留まる。弁
56により制御されるような通路92からの流体圧力は
リレー弁66を介して手動弁132へ導かれ、次いで摩
擦装置C1へ導かれる。3−4駆動比変更(第3駆動比
から第4駆動比への変更)を制御するため、通路86内
の圧力を制御する弁54の作動により摩擦装置C3内の
流体圧力を減少させ、弁56により制御される通路92
内の流体圧力を増大させて、摩擦装置C2へ圧力を供給
する。摩擦装置C1は通路130内の圧力により完全に
係合した状態に維持される。
【0051】スイッチ178、166、140は不作動
位置にあり、弁が第4駆動比のための適正な位置にある
ことを電子制御部分に知らせる。
【0052】トランスミッションを第4駆動比から第5
駆動比に変更するためには、ソレノイド弁78を付勢
し、弁66、88、132を介して通路60内の圧力を
摩擦装置C2に供給する。弁54により制御されるよう
な通路86内の流体圧力は増大し、弁56により制御さ
れるような通路92内の流体圧力は減少する。このよう
な制御された圧力の変化により、弁88を介して摩擦装
置C3が係合し、弁66を介して摩擦装置C1の係合が
解除される。
【0053】通路134内の流体圧力が減少すると通路
92内の圧力が減少して、弁120が圧力設定位置とな
り、通路68内の流体圧力が絞り部を介してリレー弁6
6の圧力室に連通する。従って、第5前進駆動比におい
ては、弁66は、ソレノイド弁78からの圧力及び弁1
20からの圧力により圧力設定位置へ押圧される。この
目的は後に明らかとなろう。
【0054】トランスミッション内で第6駆動比を得る
ためには、ソレノイド弁74を作動させ、弁64を圧力
設定位置に運ぶ。この位置において、通路92内の流体
圧力は弁66に連通した通路146へ導かれる。弁66
は通路146内の流体圧力を弁88に連通した通路16
0へ導く。弁88は通路160内の流体圧力を通路16
2へ導き、次いで、弁66を介して、摩擦装置C4に連
通した通路174へ導く。
【0055】第6駆動比を確立するためには、通路92
内の流体圧力を増大させ、通路86内の流体圧力を減少
させて、摩擦装置C3の係合を解除し、摩擦装置C4、
C2の係合状態を維持させる。また、弁66のための圧
力室は、ソレノイド弁78、及び、制御圧力通路68か
らの通路126内の圧力により、加圧状態に維持され
る。
【0056】弁64のバネ設定位置から圧力設定位置へ
の変更を行うソレノイド弁74の作動により、弁120
での流体圧力を弁64を介して通路142へ導き、メイ
ン圧力を後進駆動比に比べて減圧状態に維持する。図4
において、後進駆動比を利用する場合、通路142は通
路144に接続されるが、この通路144は制御された
排液通路であり、極めて小さな圧力しか存在しない。ニ
ュートラル状態から第6前進駆動比までは、通路142
にはメインライン(主ライン)圧力が存在し、すべての
前進駆動状態及びニュートラル状態においてメイン圧力
を減少させる。これは有効な改善特性である。摩擦装置
に前進駆動比を確立させるのに要する流体圧力は高いレ
ベルにする必要がないので、減少した主ライン圧力が減
少した圧力でのポンプ50の作動を許容し、制御機能に
必要な馬力を減少させる。
【0057】トランスミッションが第4駆動比ないし第
6駆動比の前進駆動レンジで作動している際に電力が中
断したりなどすることによりソレノイドの機能が中断し
た場合は、トランスミッションは第5駆動比での作動を
続行する。
【0058】すなわち、ソレノイドが機能しなくなった
場合は、トランスミッション制御装置は図15に示す位
置を占める。ソレノイドの機能が中断したとき、ソレノ
イド弁72が最大出力圧力を有するので、通路92内の
圧力はゼロに減少し、その結果、上述のように、通路9
2は低圧力又はゼロ圧力となる。トランスミッションが
第4駆動比で作動している場合は、摩擦装置C1の係合
が解除される。その結果、第5駆動比が確立される。ト
ランスミッションが第6駆動比で作動している場合は、
通路92内の圧力が減少すると、摩擦装置C4の係合が
解除される。
【0059】通路92内の流体圧力の減少と同時に、弁
54の流体圧力出力のため、通路86内の圧力が最大と
なる。通路86内の圧力は摩擦装置C3を係合させる。
従って、摩擦装置C2、C3が係合し、トランスミッシ
ョンを第5前進駆動比に条件づける。
【0060】車両を停止させ、ニュートラル状態へのシ
フトを行い、エンジンを切り、システム圧力を減少させ
たときには、図13に示す弁位置となる。図13から分
かるように、ソレノイド弁70により与えられるような
圧力は摩擦装置C3を作動させ続ける。しかし、手動セ
レクタ弁が摩擦装置C2の作動を阻止し、トランスミッ
ションをニュートラル状態にする。
【0061】電力中断などによりソレノイドの機能が中
断した後に運転手が後進駆動比での作動を行いたい場合
は、制御装置は図12に示す位置をとる。図12におい
て、手動セレクタ弁はメイン圧力源からの流体圧力をリ
レー弁66を介して通路130へ導き、通路130は手
動セレクタ弁132を介して通路194に連通し、通路
194はパルス幅変調弁53を介して通路96に連通
し、通路196はリレー弁88を介して摩擦装置C5に
通じている。従って、利用できる電力が存在しないとき
に後進駆動比を選択した場合は、摩擦装置C5は係合せ
しめられる。
【0062】また、ソレノイド弁70により決定される
ような通路86内の流体圧力は最大となり、リレー弁8
8を介して摩擦装置C3へ導かれ、この摩擦装置を係合
させる。上述のように、摩擦装置C3、C5が係合する
と、トランスミッションは後進駆動状態となる。
【0063】運転手が前進駆動を行いたい場合は、制御
装置は図14に示すような位置となる。この状態におい
ては、手動弁132は通路130内の流体圧力を摩擦装
置C1へ導く。通路130はリレー弁66を介してメイ
ン通路60からの圧力により加圧される。また、上述の
ように、ソレノイド弁70により提供されるような通路
86内の流体圧力は最大となり、リレー弁88を介して
摩擦装置C3へ導かれる。摩擦装置C1、C3が係合す
ると、第3前進駆動比が得られる。従って、運転手は電
力が存在しなくても手動セレクタ弁を操作することによ
り、前進駆動状態、後進駆動状態及びニュートラル状態
を選択することができる。第1及び第2駆動比を利用で
きないので、運転手はトランスミッションの機能に変化
が生じたことに気づき、修理が必要なことが分かる。
【0064】また、第4、第5又は第6前進駆動比での
作動中に電力が中断した場合にトランスミッションが第
5前進駆動比になるという事実のため、第5駆動比から
第3駆動比への又は第6駆動比から第2駆動比への大飛
びダウンシフトを阻止する。これは本発明の利点なくし
ては得られない。
【0065】トランスミッションが第5駆動比での作動
を保持する主な理由は、第5駆動比においては、制御圧
力が流れ分配弁120から及びソレノイド弁78から通
路126を介してリレー弁66へ導かれるためである。
通路126内の圧力がソレノイド弁78を通って排出さ
れるのを絞り部204により阻止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液圧制御装置を使用できるパワートレ
インの概略構成図である。
【図2】図1に示す摩擦装置の係合及び係合解除を実行
するために使用される液圧制御装置の一部の構成図であ
る。
【図3】図2の液圧制御装置の残りの部分の構成図であ
る。
【図4】図2の液圧制御装置の後進駆動状態を示す図で
ある。
【図5】図3と同様の図であるが、ニュートラル状態を
示す図である。
【図6】図3と同様の図であるが、第1前進駆動比状態
を示す図である。
【図7】図3と同様の図であるが、第2前進駆動比状態
を示す図である。
【図8】図3と同様の図であるが、第3前進駆動比状態
を示す図である。
【図9】図3と同様の図であるが、第4前進駆動比状態
を示す図である。
【図10】図3と同様の図であるが、第5前進駆動比状
態を示す図である。
【図11】図3と同様の図であるが、第6前進駆動比状
態を示す図である。
【図12】電力源を利用できない場合の液圧制御装置の
後進駆動状態を示す図である。
【図13】電力源を利用できない場合の液圧制御装置の
ニュートラル状態を示す図である。
【図14】電力源を利用できない場合の液圧制御装置の
第3前進駆動比状態を示す図である。
【図15】電力源を利用できない場合の液圧制御装置の
第5前進駆動比状態を示す図である。
【符号の説明】
16 遊星ギヤ機構 50 調整弁 54 圧力制御弁 56 圧力制御弁 64、66 88 リレー弁 74、76、78 ソレノイド弁 132 手動セレクタ弁 138、152、172 バネ C1、C2、C3、C4、C5 摩擦装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー・ジェイ・コウル アメリカ合衆国インディアナ州46168, プレインフィールド,ウィーズナー・ド ライブ 546 (72)発明者 フィリップ・フランクリン・マッコーリ ー アメリカ合衆国インディアナ州46077, ザイアンスヴィル,ブレントウッド・ア ベニュー 11061 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 61/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワートランスミッション制御装置にお
    いて、 6つの前進駆動比と1つの後進駆動比とを選択的に確立
    させるために選択的に係合可能な第1ないし第5の流体
    作動摩擦装置(C1−C5)を有するギヤ機構(16)
    と;流体作動摩擦装置を選択的に係合及び係合解除するため
    の電気液圧制御手段とを有し、 該電気液圧手段が、 流体圧力源(50)と;それぞれ 第1位置及び第2位置へ選択的に移動できる第
    1シフト弁(66)、第2シフト弁(64)及び第3シ
    フト弁(88)と; 上記各シフト弁をそれぞれの第1位置へ押圧するための
    バネ手段(172、138、152)と; 上記第1、第2及び第3シフト弁を上記第2位置へ押圧
    するために加圧流体を当該第1、第2及び第3シフト弁
    にそれぞれ選択的に供給するように付勢可能な第1ソレ
    ノイド弁(78)、第2ソレノイド弁(74)及び第3
    ソレノイド弁(76)と; 制御された圧力流体を送るための第1比例圧力弁(5
    6)及び第2比例圧力弁(54)と;前進ギヤ比のときには上記第1及び第2流体作動摩擦装
    置(C1、C2)へ加圧流体を選択的に供給すると共
    に,後進ギヤ比のときには第1及び第2流体作動摩擦装
    置から加圧流体を排除するため セレクタ弁手段(13
    2)と; を有し、上記第1シフト弁(66)は、上記第1位置にあるとき
    は、 上記流体圧力源(50)と上記セレクタ弁手段(13
    2)との間、上記第2シフト弁(64)と第4流体作動
    摩擦装置(C4)との間、及び、上記第2シフト弁(6
    4)と第3シフト弁(88)との間での加圧流体の連通
    を可能にし、 また、当該第1シフト弁が上記第2位置にあるときは、 上記流体圧力源と上記第3シフト弁(88)との間、上
    記第2シフト弁(64)と上記セレクタ弁手段との間、
    及び、上記第3シフト弁(88)と第4流体作動摩擦装
    置(C4)との間での加圧流体の連通を可能にし、 第2シフト弁(64)は、上記第1位置にあるときに
    は、 上記第1比例圧力弁(56)と該第1シフト弁(66)
    との間の加圧流体の連通を可能として、第1及び第3シ
    フト弁(66,88)が上記第1位置にあるときに、上
    記セレクタ弁手段(132)を介して第2流体作動摩擦装
    置(C2)への加圧流体の分配を行い、第1シフト弁(6
    6)が上記第2位置にあるときに、上記セレクタ手段
    (132)を介して第1流体作動摩擦装置(C1)への
    加圧流体の分配を行うようになされており、上記第1シ
    フト弁(88)が上記第1位置にあるときには上記第4
    流体作動摩擦装置(C4)から加圧流体を排除し、更に、
    上記第1シフト弁(66)が上記第2位置にあり且つ上記
    第3シフト弁が第1位置にあるときには、第4流体作動
    摩擦装置(C4)から加圧流体を排除するようになされ
    ており、 また、当該第2シフト弁が上記第2位置にあるときは、 上記第1比例圧力弁(56)と上記第1シフト弁(6
    6)との間の加圧流体の連通を可能とし、第1シフト弁
    が上記第1位置にあるときには、上記第4流体作動摩擦
    装置(C4)への加圧流体の分配を行い、上記第1シフト
    弁が上記第2位置にあるときには第3シフト弁(88)
    への加圧流体の分配を行うようになされており、 第3シフト弁(88)は、上記第1位置にあるときに
    は、 上記第2比例圧力弁(54)と上記第3流体作動摩擦装
    置(C3)との間の加圧流体の連通を可能とし、また、上
    記流体圧力源と上記セレクタ弁手段(132)との間の加
    圧流体の連通を可能として上記第1シフト弁(64)が上
    記第2位置にあるときには上記第2流体作動摩擦装置へ
    の加圧流体の分配を行い、また、上記第1シフト弁及び
    第2シフト弁が上記第2位置にあるときには上記第1シ
    フト弁への加圧流体の分配を可能として、上記第4流体
    作動摩擦装置(C4)への加圧流体の分配を行い、上記
    第1及び第2シフト弁が上記第1位置にあるときには上
    第1比例圧力弁から上記セレクタ弁手段への加圧流体
    の分配を可能として、第2流体作動摩擦装置(C2)への
    加圧流体の分配を行い、 当該第3シフト弁(88)が上記第2位置にあるときに
    は、 上記第2比例圧力弁(54)から第5流体作動摩擦装置
    (C5)への加圧流体の分配を行い、また、上記第1シフ
    ト弁及び第2シフト弁が上記第2位置にあるときには、
    上記第1比例圧力弁及び第1シフト弁を通して第3流体
    作動摩擦装置への加圧流体の分配を行い、上記第1シフ
    ト弁が上記第2位置にあるときには、上記第4流体作動
    摩擦装置の加圧流体を排除するようにしてあり、 上記第1、第2、及び、第3シフト弁、第1及び第2比
    例圧力弁、並びに、上記セレクタ弁手段が駆動比を変え
    るために共働して上記流体作動摩擦装置から所要の一対
    の流体作動摩擦装置を係合させることにより上記6つの
    前進駆動比と1つの後進駆動比を得るようにしてあるこ
    とを特徴とするパワートランスミッション制御装置。
JP8271162A 1995-10-13 1996-10-14 パワートランスミッション制御装置 Expired - Fee Related JP2925506B2 (ja)

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