JP2925153B2 - 熱転写記録方法 - Google Patents
熱転写記録方法Info
- Publication number
- JP2925153B2 JP2925153B2 JP1025278A JP2527889A JP2925153B2 JP 2925153 B2 JP2925153 B2 JP 2925153B2 JP 1025278 A JP1025278 A JP 1025278A JP 2527889 A JP2527889 A JP 2527889A JP 2925153 B2 JP2925153 B2 JP 2925153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- transfer material
- recording
- ink layer
- recording medium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感熱転写材の使用量を少なくしても良好な
記録が得られる熱転写記録方法に関する。
記録が得られる熱転写記録方法に関する。
熱転写記録方法は、使用する装置が軽量かつコンパク
トで騒音がなく、操作性、保守性に優れるという熱記録
方法の一般的特長に加えて、発色型の加工紙が不要であ
り、また記録像の耐久性にも優れるという特長を有して
おり、最近、広く使用されている。
トで騒音がなく、操作性、保守性に優れるという熱記録
方法の一般的特長に加えて、発色型の加工紙が不要であ
り、また記録像の耐久性にも優れるという特長を有して
おり、最近、広く使用されている。
この熱転写記録方法は、一般にシート状である支持体
上に、熱溶融性バインダー中に着色材を分散させてなる
熱転写性インク層を塗設してなる感熱転写材を用い、こ
の感熱転写材をその熱転写性インク層が被記録体に接す
るように重畳させ、基材側から熱ヘツドにより熱を供給
して溶融したインク層を被記録体に転写することによ
り、被記録体上に熱供給形状(パターン)に応じた転写
記録像を形成するものである。
上に、熱溶融性バインダー中に着色材を分散させてなる
熱転写性インク層を塗設してなる感熱転写材を用い、こ
の感熱転写材をその熱転写性インク層が被記録体に接す
るように重畳させ、基材側から熱ヘツドにより熱を供給
して溶融したインク層を被記録体に転写することによ
り、被記録体上に熱供給形状(パターン)に応じた転写
記録像を形成するものである。
従来の熱転写記録では、1回の熱印加により感熱転写
材から熱転写インクがほぼ完全に被記録体に転写してし
まうため、使い捨てであり、ランニングコストが高く、
また使用済の感熱転写材から機密が漏洩する心配もあっ
た。
材から熱転写インクがほぼ完全に被記録体に転写してし
まうため、使い捨てであり、ランニングコストが高く、
また使用済の感熱転写材から機密が漏洩する心配もあっ
た。
これに対し、米国特許第3,984,809号,特開昭57−834
71号、あるいは特公昭62−58917号のように、感熱転写
材と被記録体との間に相対速度をもたせて感熱転写材の
使用量を低減する記録方法(以下、倍密記録と称す)が
提案されている。しかしながら、この記録方法には、従
来次のようないくつかの問題点があった。
71号、あるいは特公昭62−58917号のように、感熱転写
材と被記録体との間に相対速度をもたせて感熱転写材の
使用量を低減する記録方法(以下、倍密記録と称す)が
提案されている。しかしながら、この記録方法には、従
来次のようないくつかの問題点があった。
第1の問題点は地汚れ(紙等の被記録体に不必要なイ
ンク転写が発生すること)が生じることである。
ンク転写が発生すること)が生じることである。
これは、倍密記録では感熱転写材と被記録体とが摺動
するため、感熱転写材のインク層が被記録体表面にけず
り取られ、被記録体全面に転写するために発生する。
するため、感熱転写材のインク層が被記録体表面にけず
り取られ、被記録体全面に転写するために発生する。
第2の問題点は、第6図に示したように、転写したイ
ンク層のヘツド走行方向端部に、不要なヒゲ状の転写20
(以下、ヒゲ状端部)が生じることである。これは倍密
記録では、インク層の同じ部分に複数回熱印加が繰り返
されるため、インク層の溶融粘度が著しく低くなってい
る上、感熱転写材と被記録体とが摺動するために生ず
る。
ンク層のヘツド走行方向端部に、不要なヒゲ状の転写20
(以下、ヒゲ状端部)が生じることである。これは倍密
記録では、インク層の同じ部分に複数回熱印加が繰り返
されるため、インク層の溶融粘度が著しく低くなってい
る上、感熱転写材と被記録体とが摺動するために生ず
る。
地汚れの対策として、特開昭60−178088号には、イン
ク層上に着色剤の含有しないオーバー層を設けている
が、熱印加後にはオーバー層が被記録体へ転写してしま
うため、ヒゲ状端部については解決がなされていない。
ク層上に着色剤の含有しないオーバー層を設けている
が、熱印加後にはオーバー層が被記録体へ転写してしま
うため、ヒゲ状端部については解決がなされていない。
本発明は、上記の実情に鑑みなされたもので、倍密記
録によっても地汚れやヒゲ状端部の生じない熱転写記録
方法を提供することを目的とする。
録によっても地汚れやヒゲ状端部の生じない熱転写記録
方法を提供することを目的とする。
本発明の熱転写記録方法は、基材上に25℃の破断強度
が30〜80kg/cm2の範囲にあるインク層を有する感熱転写
材を用い、同じ時間内に被記録体が記録ヘツドに対して
移動する距離よりも、前記感熱転写材が記録ヘツドに対
して移動する距離の方が短いことを特徴とするものであ
る。
が30〜80kg/cm2の範囲にあるインク層を有する感熱転写
材を用い、同じ時間内に被記録体が記録ヘツドに対して
移動する距離よりも、前記感熱転写材が記録ヘツドに対
して移動する距離の方が短いことを特徴とするものであ
る。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
なお以下の記述において、量比を表わす「%」および
「部」は、特に断わらない限り重量基準である。
「部」は、特に断わらない限り重量基準である。
熱転写記録方法(倍率記録方法)は、第1図に示すよ
うに、本発明の感熱転写材1と紙等の被記録体2とを重
ねて、サーマルヘツド等の記録ヘツド3で加熱すること
により、感熱転写材1の熱溶融性インクが被記録体2に
転写して記録像が得られるものである。感熱転写材1と
被記録体2とは、キヤプスタンローラ12及びピンチロー
ラ13とプラテンローラ11との回転によりそれぞれ矢印A,
Bの方向に連続的に移動し、次々に被記録体2上に記録
が行なわれる。キヤプスタンローラ12及びピンチローラ
13はモーター14により、またプラテンローラ12はモータ
ー15によりそれぞれ駆動される。搬送された感熱転写材
1は、モーター14により駆動される巻取りローラ10で巻
き取られる。16はスプリングで、感熱転写材1及び被記
録体2を介して、プラテンローラ11に対して記録ヘツド
3を押圧するものである。
うに、本発明の感熱転写材1と紙等の被記録体2とを重
ねて、サーマルヘツド等の記録ヘツド3で加熱すること
により、感熱転写材1の熱溶融性インクが被記録体2に
転写して記録像が得られるものである。感熱転写材1と
被記録体2とは、キヤプスタンローラ12及びピンチロー
ラ13とプラテンローラ11との回転によりそれぞれ矢印A,
Bの方向に連続的に移動し、次々に被記録体2上に記録
が行なわれる。キヤプスタンローラ12及びピンチローラ
13はモーター14により、またプラテンローラ12はモータ
ー15によりそれぞれ駆動される。搬送された感熱転写材
1は、モーター14により駆動される巻取りローラ10で巻
き取られる。16はスプリングで、感熱転写材1及び被記
録体2を介して、プラテンローラ11に対して記録ヘツド
3を押圧するものである。
第1図では、感熱転写材1と被記録体2は、同じ方向
に移動しているが、例えば被記録体2を矢印B方向とは
逆方向に搬送して、感熱転写材1と被記録体2とが全く
逆の方向に移動するようにしてもかまわない。
に移動しているが、例えば被記録体2を矢印B方向とは
逆方向に搬送して、感熱転写材1と被記録体2とが全く
逆の方向に移動するようにしてもかまわない。
さて、この熱転写記録方法では、感熱転写材1と被記
録体2との間に相対速度を有している。第1図に示す例
の場合、ヘツド3は移動せず、感熱転写材1は、被記録
体2よりも遅く移動している。つまり、同じ時間内に感
熱転写材1が移動する距離と被記録体が移動する距離を
比較すると、感熱転写材1の移動距離の方が短い。その
結果、この記録方法では、第2図〜第5図で示すように
記録が行われる。
録体2との間に相対速度を有している。第1図に示す例
の場合、ヘツド3は移動せず、感熱転写材1は、被記録
体2よりも遅く移動している。つまり、同じ時間内に感
熱転写材1が移動する距離と被記録体が移動する距離を
比較すると、感熱転写材1の移動距離の方が短い。その
結果、この記録方法では、第2図〜第5図で示すように
記録が行われる。
第2図に示すように記録ヘツド3の発熱体3aの、感熱
転写材送り方向(矢印A方向)の幅をlとした場合、1
回目の熱印加は全く未使用の感熱転写材1にlの大きさ
で行われる(第2図)。尚、感熱転写材1は、支持体1a
上に熱溶融性インク層1bを設けてなる。
転写材送り方向(矢印A方向)の幅をlとした場合、1
回目の熱印加は全く未使用の感熱転写材1にlの大きさ
で行われる(第2図)。尚、感熱転写材1は、支持体1a
上に熱溶融性インク層1bを設けてなる。
しかし、2回目の熱印加時には被記録体2は、矢印B
方向にl移動しているのに対し、感熱転写材1は記録ヘ
ツド3に対してl/N(第2図ではN=5。Nの値は感熱
転写材1の同じ部分で何回印字できるかによる。)しか
移動しないため、感熱転写材1の〔l−(l/N)〕の部
分は既に1度熱印加を受けた部分が再度使用されること
になる(第3図)。
方向にl移動しているのに対し、感熱転写材1は記録ヘ
ツド3に対してl/N(第2図ではN=5。Nの値は感熱
転写材1の同じ部分で何回印字できるかによる。)しか
移動しないため、感熱転写材1の〔l−(l/N)〕の部
分は既に1度熱印加を受けた部分が再度使用されること
になる(第3図)。
このようにして横方向に連続して熱印加が行われた場
合、2回目以降の熱印加を受ける感熱転写材は、l/Nだ
けが未使用の状態で、あとはl/Nずつ何回か既に熱印加
が行われたものとなる(第3図〜第5図)。つまり感熱
転写材は、同一箇所をN回使用したのと同じ状態とな
り、しかも被記録体表面をこすりながら移動しているの
である。
合、2回目以降の熱印加を受ける感熱転写材は、l/Nだ
けが未使用の状態で、あとはl/Nずつ何回か既に熱印加
が行われたものとなる(第3図〜第5図)。つまり感熱
転写材は、同一箇所をN回使用したのと同じ状態とな
り、しかも被記録体表面をこすりながら移動しているの
である。
上記の例では、2回目,3回目…の熱印加で、感熱転写
材1は、それぞれ記録ヘツド3に対してl/Nずつ移動し
ているとしたが、l未満、l/N以上の移動であれば感熱
転写材1の節約になる。そして一番効率のよい感熱転写
材1の移動量が、熱印加から次の熱印加までの間にl/N
移動する場合である。上記Nとしては、2〜10、更に3
〜8が好ましい。
材1は、それぞれ記録ヘツド3に対してl/Nずつ移動し
ているとしたが、l未満、l/N以上の移動であれば感熱
転写材1の節約になる。そして一番効率のよい感熱転写
材1の移動量が、熱印加から次の熱印加までの間にl/N
移動する場合である。上記Nとしては、2〜10、更に3
〜8が好ましい。
以上の説明では、記録ヘツド3が移動しない例を示し
たが、熱ヘツド3が移動する場合であっても、感熱転写
材1及び被記録体2のそれぞれの移動距離を記録ヘツド
3を基準にして記録ヘツド3からの距離とすれば、第1
図〜第5図で説明した例と同様に考えることができる。
つまり、本発明の熱転写記録方法では、同じ時間内に被
記録体2が記録ヘツド3に対して移動する距離よりも、
感熱転写材1が記録ヘツド3に対して移動する距離の方
が短い。
たが、熱ヘツド3が移動する場合であっても、感熱転写
材1及び被記録体2のそれぞれの移動距離を記録ヘツド
3を基準にして記録ヘツド3からの距離とすれば、第1
図〜第5図で説明した例と同様に考えることができる。
つまり、本発明の熱転写記録方法では、同じ時間内に被
記録体2が記録ヘツド3に対して移動する距離よりも、
感熱転写材1が記録ヘツド3に対して移動する距離の方
が短い。
さて、以上の説明から明らかなように、本発明の感熱
転写材1は、紙等の被記録体と摺動しながら使用される
ため、インク層1bの破断強度が小さすぎると、被記録体
表面との擦過により地汚れが発生したり、ヒゲ状端部を
発生してしまい好ましくない。またインク層1bの破断強
度が大きすぎる場合には、インク層1bの熱印加部と比熱
印加部との境界で良好に破断することが難しくなり、切
れの悪い(記録像端部が凹凸となりクリアでないこと。
以下凹凸端部)記録像となったり、最悪の場合にはイン
ク層が切れず被記録体へ転写しなくなったりする。本発
明者は、インク層の破断強度が違う種々の2記録媒体を
用いて、倍密記録におけるインク層の破断強度と記録像
との関係について検討した結果、インク層の破断強度は
25℃において、30〜80kg/cm2、さらに好ましくは35〜60
kg/cm2に設定することが非常に有効であることがわかっ
た。
転写材1は、紙等の被記録体と摺動しながら使用される
ため、インク層1bの破断強度が小さすぎると、被記録体
表面との擦過により地汚れが発生したり、ヒゲ状端部を
発生してしまい好ましくない。またインク層1bの破断強
度が大きすぎる場合には、インク層1bの熱印加部と比熱
印加部との境界で良好に破断することが難しくなり、切
れの悪い(記録像端部が凹凸となりクリアでないこと。
以下凹凸端部)記録像となったり、最悪の場合にはイン
ク層が切れず被記録体へ転写しなくなったりする。本発
明者は、インク層の破断強度が違う種々の2記録媒体を
用いて、倍密記録におけるインク層の破断強度と記録像
との関係について検討した結果、インク層の破断強度は
25℃において、30〜80kg/cm2、さらに好ましくは35〜60
kg/cm2に設定することが非常に有効であることがわかっ
た。
本発明において破断強度の値は、ダンベル状にした厚
さ均一なインク皮膜を引張強度試験機(テンシロン・RT
M−100、東洋ボールドウイン社製)を用い、温度25℃で
引張速度200mm/分で測定し、データより得られる降伏値
(kg/cm2)を言う。
さ均一なインク皮膜を引張強度試験機(テンシロン・RT
M−100、東洋ボールドウイン社製)を用い、温度25℃で
引張速度200mm/分で測定し、データより得られる降伏値
(kg/cm2)を言う。
ダンベル状(JISK7113,2号形試験片)のインク皮膜
は、次のようにして作製する。すなわち、剥離紙上にア
プリケーターやワイヤバー等を用い、感熱転写材に用い
るインク層と同じインク材料を塗布し、乾燥後の厚みが
約35μmになるようにする。インク層乾燥後、剥離紙を
除去してインク皮膜を作製する。
は、次のようにして作製する。すなわち、剥離紙上にア
プリケーターやワイヤバー等を用い、感熱転写材に用い
るインク層と同じインク材料を塗布し、乾燥後の厚みが
約35μmになるようにする。インク層乾燥後、剥離紙を
除去してインク皮膜を作製する。
また、本発明の感熱転写材のインク層は、120℃にお
ける溶融粘度が3×103〜5×104cPoise,更には7×103
〜4×104cPoiseであることが好ましい。
ける溶融粘度が3×103〜5×104cPoise,更には7×103
〜4×104cPoiseであることが好ましい。
インク層の溶融粘度が、小さすぎると倍密記録の場
合、1回の熱印加で、多量のインク層が転写してしまい
2回目以降の熱印加ではわずかのインク層しか転写しな
いため、記録像の濃度が低下したり、濃度ムラが生じた
りする。逆にインク層の溶融粘度が大きすぎると、イン
ク層と被記録体がはり付いて分離しにくくなり好ましく
ない。
合、1回の熱印加で、多量のインク層が転写してしまい
2回目以降の熱印加ではわずかのインク層しか転写しな
いため、記録像の濃度が低下したり、濃度ムラが生じた
りする。逆にインク層の溶融粘度が大きすぎると、イン
ク層と被記録体がはり付いて分離しにくくなり好ましく
ない。
本発明において、溶融粘度はB型粘度計(ハーケ社製
ロトビスコTK−I−0.3)を用いて測定した値である。
ロトビスコTK−I−0.3)を用いて測定した値である。
本発明の感熱転写材において、インク層はバインダー
と着色材を混合したものである。バインダーに用いる材
料としては、皮膜性を有し、かつ熱印加により良好に軟
化/溶融するものとしてエチレン−酢酸ビニル共重合
体、あるいはエチレン−エチルアクリレート共重合体が
好ましい。中でもエチレン−酢酸ビニル共重合体が好ま
しい。エチレンと酢酸ビニルの共重合比率は、90:10〜5
0:50が良く、軟化点(環球法)は70〜130℃、より好ま
しくは85〜100℃の範囲のエチレン−酢酸ビニル共重合
体が好ましい。エチレン−エチルアクリレート共重合体
のエチレンとエチルアクリレートの共重合比率は90:10
〜65:35が良く、軟化点(環球法)は70〜130℃より好ま
しくは85〜100℃の範囲のものが好ましい。
と着色材を混合したものである。バインダーに用いる材
料としては、皮膜性を有し、かつ熱印加により良好に軟
化/溶融するものとしてエチレン−酢酸ビニル共重合
体、あるいはエチレン−エチルアクリレート共重合体が
好ましい。中でもエチレン−酢酸ビニル共重合体が好ま
しい。エチレンと酢酸ビニルの共重合比率は、90:10〜5
0:50が良く、軟化点(環球法)は70〜130℃、より好ま
しくは85〜100℃の範囲のエチレン−酢酸ビニル共重合
体が好ましい。エチレン−エチルアクリレート共重合体
のエチレンとエチルアクリレートの共重合比率は90:10
〜65:35が良く、軟化点(環球法)は70〜130℃より好ま
しくは85〜100℃の範囲のものが好ましい。
バインダーのほとんどをエチレン−酢酸ビニル共重合
体あるいはエチレン−エチルアクリレート共重合体で構
成すると、溶融粘度が大きくなり、またインク層の破断
強度も強くなる。そのため、インク層の溶融粘度やイン
ク層の破断強度を調整するため、カルナバワツクス,モ
ンタンワツクス,リノールワツクス等の天然ワツクス、
パラフインワツクス,マイクロクリスタリンワツクス,
カスターワツクス,ポリエチレンワツクス,サゾールワ
ツクス等の合成ワツクス、その他酸ワツクス,エステル
ワツクス,ポリエチレンワツクス,ポリプロピレンワツ
クス等のワツクス類から選ばれた1種または2種以上混
合したワツクスをバインダーに混合するとよい。
体あるいはエチレン−エチルアクリレート共重合体で構
成すると、溶融粘度が大きくなり、またインク層の破断
強度も強くなる。そのため、インク層の溶融粘度やイン
ク層の破断強度を調整するため、カルナバワツクス,モ
ンタンワツクス,リノールワツクス等の天然ワツクス、
パラフインワツクス,マイクロクリスタリンワツクス,
カスターワツクス,ポリエチレンワツクス,サゾールワ
ツクス等の合成ワツクス、その他酸ワツクス,エステル
ワツクス,ポリエチレンワツクス,ポリプロピレンワツ
クス等のワツクス類から選ばれた1種または2種以上混
合したワツクスをバインダーに混合するとよい。
バインダー中の、エチレン−酢酸ビニル共重合体ある
いはエチレン−エチルアクリレート共重合体の含有量
は、バインダーに対して40〜80重量%、更には45〜70重
量%が好ましい。また、ワツクスの含有量は、20〜60重
量%、更には25〜50重量%が好ましい。
いはエチレン−エチルアクリレート共重合体の含有量
は、バインダーに対して40〜80重量%、更には45〜70重
量%が好ましい。また、ワツクスの含有量は、20〜60重
量%、更には25〜50重量%が好ましい。
またインク層が被記録体に強固に接着するように、バ
インダーにタツキフアイヤーを含有してもよい。タツキ
フアイヤーとしてはクマロンインデン樹脂、フエノール
・ホルムアルデヒド樹脂、ポリテルペン樹脂、キシレン
・ホルムアルデヒド樹脂、ポリブテン、ロジンペンタエ
リスリトールエステル、ロジングリセリンエステル、水
素添加ロジン、水素添加ロジンメチルエステル、水素添
加ロジントリエチレングリコールエステル、水素添加ロ
ジンペンタエリスリトールエステル、重合ロジンエステ
ル、脂肪族石油樹脂、脂環族石油樹脂、合成ポリテルペ
ン、ペンタジエン樹脂などから選ばれる1種または2種
以上混合して使用する。
インダーにタツキフアイヤーを含有してもよい。タツキ
フアイヤーとしてはクマロンインデン樹脂、フエノール
・ホルムアルデヒド樹脂、ポリテルペン樹脂、キシレン
・ホルムアルデヒド樹脂、ポリブテン、ロジンペンタエ
リスリトールエステル、ロジングリセリンエステル、水
素添加ロジン、水素添加ロジンメチルエステル、水素添
加ロジントリエチレングリコールエステル、水素添加ロ
ジンペンタエリスリトールエステル、重合ロジンエステ
ル、脂肪族石油樹脂、脂環族石油樹脂、合成ポリテルペ
ン、ペンタジエン樹脂などから選ばれる1種または2種
以上混合して使用する。
バインダーにタツキフアイヤーを含有する場合、タツ
キフアイヤーの含有量はバインダーに対して5〜15重量
%、更には7〜12重量%が好ましい。
キフアイヤーの含有量はバインダーに対して5〜15重量
%、更には7〜12重量%が好ましい。
本発明の感熱転写材において、バイダーの好ましい態
様の1つは、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体を40
〜70重量%、ワツクスを25〜50重量%、タツキフアイヤ
ーを7〜12重量%含有するもので、このバイダー中に着
色材を分散してインク層の破断強度を、25℃において30
〜80kg/cm2の範囲に調整する。
様の1つは、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体を40
〜70重量%、ワツクスを25〜50重量%、タツキフアイヤ
ーを7〜12重量%含有するもので、このバイダー中に着
色材を分散してインク層の破断強度を、25℃において30
〜80kg/cm2の範囲に調整する。
着色材としては、例えばカーボンブラツク、ニグロシ
ン染料、ランプブラツク、スーダンブラツクSM、フアス
ト・エローG、ベンジン・エロー、ピグメント・エロ
ー、インドフアストオレンジ、イルガジン・レツド、パ
ラニトロアニリン・レツド、トルイジンレツド、カーミ
ンFB、パーマネント・ボルドーFRR、ピグメント・オレ
ンジR、リソール・レツド2G、レーキ・レツドC、ロー
ダミンFB、ローダミンBレーキ、メチルバイオレツトB
レーキ、フタロシアニングブルー、ピグメントブルー、
ブリリアント・グリーンB、フタロシアニンルグリー
ン、オイルイエローGG、ザボンフアストエローCGG、カ
ヤセツトY963、スミプラストエローGG、ザボンフアスト
オレンジRR、オイルスカーレツト、スミプラストオレン
ジG、オラズールブラウンG、ザボンフアストスカーレ
ツトCG、アイゼンスピロンレツドF4R、フアストゲンブ
ルー5007、スーダンブルー、オイルピーコツクブルーな
ど従来から公知の着色材を1種又は2種以上混合して使
用する。
ン染料、ランプブラツク、スーダンブラツクSM、フアス
ト・エローG、ベンジン・エロー、ピグメント・エロ
ー、インドフアストオレンジ、イルガジン・レツド、パ
ラニトロアニリン・レツド、トルイジンレツド、カーミ
ンFB、パーマネント・ボルドーFRR、ピグメント・オレ
ンジR、リソール・レツド2G、レーキ・レツドC、ロー
ダミンFB、ローダミンBレーキ、メチルバイオレツトB
レーキ、フタロシアニングブルー、ピグメントブルー、
ブリリアント・グリーンB、フタロシアニンルグリー
ン、オイルイエローGG、ザボンフアストエローCGG、カ
ヤセツトY963、スミプラストエローGG、ザボンフアスト
オレンジRR、オイルスカーレツト、スミプラストオレン
ジG、オラズールブラウンG、ザボンフアストスカーレ
ツトCG、アイゼンスピロンレツドF4R、フアストゲンブ
ルー5007、スーダンブルー、オイルピーコツクブルーな
ど従来から公知の着色材を1種又は2種以上混合して使
用する。
インク層に含有する着色材の量は、インク層全体に対
して1〜50重量%が好ましく、さらに5〜35重量%が望
ましい。着色材の量が1重量%未満であると記録像の濃
度が著しく低くなり、50重量%を超えると記録エネルギ
ーの増大化や、インク層の破断強度の低下、あるいは被
記録体への転写性の低下等の問題が発生し好ましくな
い。
して1〜50重量%が好ましく、さらに5〜35重量%が望
ましい。着色材の量が1重量%未満であると記録像の濃
度が著しく低くなり、50重量%を超えると記録エネルギ
ーの増大化や、インク層の破断強度の低下、あるいは被
記録体への転写性の低下等の問題が発生し好ましくな
い。
基材としては、従来から公知のプラスチツクフイルム
や紙などが使用できるが、倍密記録では基材の同一箇所
へ何回も熱印加が行われるので、例えば芳香族ポリアミ
ドフイルム、ポリフエニレンサルフアイドフイルム、ポ
リエーテルエーテルケトン、コンデンサー紙等耐熱性の
高いものが好ましい。また従来感熱転写材に好適に用い
られているポリエステルフイルム(特にポリエチレンテ
レフタレートフイルム、略称PETフイルム)を用いる場
合は、インク面と反対の面に耐熱性やすべり性を有する
材料を背面処理として設けることが好ましい。基材の厚
さは3〜20μmが好ましく、さらに4〜12μmが望まし
い。強度や耐熱性の高いものであれば3μm以下の薄い
ものも使用可能である。また過度に厚いものは熱伝導性
が劣るので好ましくない。
や紙などが使用できるが、倍密記録では基材の同一箇所
へ何回も熱印加が行われるので、例えば芳香族ポリアミ
ドフイルム、ポリフエニレンサルフアイドフイルム、ポ
リエーテルエーテルケトン、コンデンサー紙等耐熱性の
高いものが好ましい。また従来感熱転写材に好適に用い
られているポリエステルフイルム(特にポリエチレンテ
レフタレートフイルム、略称PETフイルム)を用いる場
合は、インク面と反対の面に耐熱性やすべり性を有する
材料を背面処理として設けることが好ましい。基材の厚
さは3〜20μmが好ましく、さらに4〜12μmが望まし
い。強度や耐熱性の高いものであれば3μm以下の薄い
ものも使用可能である。また過度に厚いものは熱伝導性
が劣るので好ましくない。
インク層の厚さは、乾燥塗工重量で15〜30g/m2が好ま
しく、さらには16〜25g/m2が望ましい。インク層厚が15
g/m2未満であると倍密記録で十分な記録濃度が得られ
ず、30g/m2を超えると感熱転写材のカールや記録エネル
ギーの増大化等の問題が発生し好ましくない。
しく、さらには16〜25g/m2が望ましい。インク層厚が15
g/m2未満であると倍密記録で十分な記録濃度が得られ
ず、30g/m2を超えると感熱転写材のカールや記録エネル
ギーの増大化等の問題が発生し好ましくない。
本発明の感熱転写材を製造するにあたっては、上述し
た観点で選択したバインダー材料を、例えばトルエン、
メチルエチルケトン、イソプロピルアルコール、メタノ
ール、キシレン等の有機溶剤に溶解させ、着色材を混合
して例えばサンドミル等の分散機で十分分散し、バーコ
ートやグラビアコート等の塗布方法で基材上に塗布すれ
ば良い。また、樹脂を軟化点以上に加熱し、着色材を分
散した後、いわゆるホツトメルトコートで塗布しても良
い。さらに樹脂や着色材を界面活性剤等の分散剤を加え
て水系エマルジヨンとして塗布しても良い。
た観点で選択したバインダー材料を、例えばトルエン、
メチルエチルケトン、イソプロピルアルコール、メタノ
ール、キシレン等の有機溶剤に溶解させ、着色材を混合
して例えばサンドミル等の分散機で十分分散し、バーコ
ートやグラビアコート等の塗布方法で基材上に塗布すれ
ば良い。また、樹脂を軟化点以上に加熱し、着色材を分
散した後、いわゆるホツトメルトコートで塗布しても良
い。さらに樹脂や着色材を界面活性剤等の分散剤を加え
て水系エマルジヨンとして塗布しても良い。
基剤にインクを塗布する際、全面に単色(例えば黒
色)の着色インクを塗布すれば、単色の感熱転写が得ら
れる。また、基剤の長手方向に所定の長さごと、もしく
は幅方向に所定の幅ごとに複数色のインク層(例えば、
シアン色インク、マゼンタ色インク、イエロー色イン
ク、ブルー色インク、グリーン色インクあるいはレツド
色インクなど)を繰り返し塗り分けて、印字時に色重ね
を行うよう記録することで多色記録が可能な感熱転写材
を得ることもできる。
色)の着色インクを塗布すれば、単色の感熱転写が得ら
れる。また、基剤の長手方向に所定の長さごと、もしく
は幅方向に所定の幅ごとに複数色のインク層(例えば、
シアン色インク、マゼンタ色インク、イエロー色イン
ク、ブルー色インク、グリーン色インクあるいはレツド
色インクなど)を繰り返し塗り分けて、印字時に色重ね
を行うよう記録することで多色記録が可能な感熱転写材
を得ることもできる。
以下に実施例を示し本発明をさらに具体的に説明す
る。
る。
実施例1 上記の材料をボールミルで混合調製した後、厚さ6μ
m,幅260mmのPETフイルム上に#60のメイヤーバーで乾燥
塗工重量が20g/m2になるように塗工し、本発明の感熱転
写材を得た。
m,幅260mmのPETフイルム上に#60のメイヤーバーで乾燥
塗工重量が20g/m2になるように塗工し、本発明の感熱転
写材を得た。
なお、ポリエステルフイルムのインク塗工面とは反対
面には予じめシリコーン−アクリル−ウレタン3元共重
体の背面処理剤が乾燥塗工重量0.3g/m2となるように塗
工されているものを使用した。インク層の膜強度を測定
し、その結果を第1表に示した。
面には予じめシリコーン−アクリル−ウレタン3元共重
体の背面処理剤が乾燥塗工重量0.3g/m2となるように塗
工されているものを使用した。インク層の膜強度を測定
し、その結果を第1表に示した。
一方、キヤノン社製フアクシミリ、商品明キヤノンフ
アツクス630を一部改造して倍率記録用フアクシミリ装
置として評価機とした。
アツクス630を一部改造して倍率記録用フアクシミリ装
置として評価機とした。
この装置の機械物理条件は、以下の通りである。
(1)8pel/mmのフルマルチサーマルヘツドが搭載され
ており、プラテンローラーに対して1kg/cm2の圧力で固
定されている。
ており、プラテンローラーに対して1kg/cm2の圧力で固
定されている。
(2)感熱転写材の送り量は被記録体の送り量に比べて
約1/5である。
約1/5である。
(3)感熱転写材と被記録体の送り方向は逆方向であ
る。
る。
(4)記録媒体への印字スピードは25mm/secである。ま
たこの時の被記録体と感熱転写材の相対速度は31.2mm/s
ecである。
たこの時の被記録体と感熱転写材の相対速度は31.2mm/s
ecである。
(5)サーマルヘツドの表面発熱エネルギーは22mJ/mm2
である。
である。
次に前述の感熱転写材をこの装置に挿入して記録紙に
記録像を形成し、評価した。
記録像を形成し、評価した。
評価結果を第1表に示した。
実施例2〜13 以上実施例2〜13の材料は、それぞれ混合して実施例
1と同様にして12種類の感熱転写材を作製した。各感熱
転写材のインク層の膜強度を測定し、その結果を第1表
に示した。
1と同様にして12種類の感熱転写材を作製した。各感熱
転写材のインク層の膜強度を測定し、その結果を第1表
に示した。
上記実施例2〜13の感熱転写材を用いて、実施例1と
同様にして記録紙に記録像を形成し、評価した。評価結
果を第1表に示した。
同様にして記録紙に記録像を形成し、評価した。評価結
果を第1表に示した。
比較例1〜6 以上比較例1〜6の材料を、それぞれ混合して実施例
1と同様にして6種類の加熱転写材を作製した。各感熱
転写材のインク層の膜強度を測定し、その結果を第1表
に示した。
1と同様にして6種類の加熱転写材を作製した。各感熱
転写材のインク層の膜強度を測定し、その結果を第1表
に示した。
上記比較例1〜6の感熱転写材を用いて、実施例1と
同様にして記録紙に記録像を形成し、評価した。評価結
果を第1表に示した。
同様にして記録紙に記録像を形成し、評価した。評価結
果を第1表に示した。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明に用いる感熱転写材はイ
ンク層の破断強度を25℃で30〜80kg/cm2としているた
め、倍密記録に使用しても地汚れ、ヒゲ状端部及び凹凸
状端部が発生せず、鮮明で品位の良い記録像が得られる
ものである。
ンク層の破断強度を25℃で30〜80kg/cm2としているた
め、倍密記録に使用しても地汚れ、ヒゲ状端部及び凹凸
状端部が発生せず、鮮明で品位の良い記録像が得られる
ものである。
第1図は本発明に用いる感熱転写材を使用した装置の一
例を示す斜視図、第2図〜第5図は本発明に用いる感熱
転写材を倍密記録に使用した例を示す部分側面図、第6
図は従来の感熱転写材による記録像の一例を示す平面図
である。 1……感熱転写材 2……被記録体 3……記録ヘツド 3a……発熱体
例を示す斜視図、第2図〜第5図は本発明に用いる感熱
転写材を倍密記録に使用した例を示す部分側面図、第6
図は従来の感熱転写材による記録像の一例を示す平面図
である。 1……感熱転写材 2……被記録体 3……記録ヘツド 3a……発熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/38 - 5/40
Claims (4)
- 【請求項1】基材上に、25℃の破断強度が30〜80kg/cm2
の範囲にあるインク層を有する感熱転写材を用い、同じ
時間内に被記録体が記録ヘッドに対して移動する距離よ
りも、前記感熱転写材が記録ヘッドに対して移動する距
離の方が短いことを特徴とする熱転写記録方法。 - 【請求項2】前記インク層がバインダーと着色材とを有
し、前記バインダー中にエチレン−酢酸ビニル共重合体
を40〜80重量%、ワックスを20〜60重量%含有すること
を特徴とする請求項(1)記載の熱転写記録方法。 - 【請求項3】前記バインダー中に、タッキファイアーを
5〜15重量%含有することを特徴とする請求項(2)記
載の熱転写記録方法。 - 【請求項4】前記インク層がバインダーと着色材とを有
し、前記バインダー中にエチレン−酢酸ビニル共重合体
を45〜70重量%、ワックスを25〜50重量%、タッキファ
イアーを7〜12重量%含有することを特徴とする請求項
(1)記載の熱転写記録方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1025278A JP2925153B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 熱転写記録方法 |
DE69030453T DE69030453T2 (de) | 1989-02-02 | 1990-01-30 | Thermisches Übertragungsmaterial und thermisches Übertragungsaufzeichnungsverfahren |
EP19900101851 EP0381169B1 (en) | 1989-02-02 | 1990-01-30 | Thermal transfer material and thermal transfer recording method |
AT90101851T ATE151698T1 (de) | 1989-02-02 | 1990-01-30 | Thermisches übertragungsmaterial und thermisches übertragungsaufzeichnungsverfahren |
US07/472,792 US5147707A (en) | 1989-02-02 | 1990-01-31 | Thermal transfer material |
US07/905,527 US5268704A (en) | 1989-02-02 | 1992-06-29 | Thermal transfer recording method reducing ground staining and improving ink transferability |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1025278A JP2925153B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 熱転写記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02204092A JPH02204092A (ja) | 1990-08-14 |
JP2925153B2 true JP2925153B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=12161554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1025278A Expired - Fee Related JP2925153B2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | 熱転写記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2925153B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5268052A (en) * | 1989-04-27 | 1993-12-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Thermal transfer material and thermal transfer recording method |
JPH0761143A (ja) * | 1993-08-30 | 1995-03-07 | Fujicopian Co Ltd | 熱転写記録媒体 |
US7893005B2 (en) | 2004-04-06 | 2011-02-22 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Receptor layer transfer material, transfer sheet, and coloring material receptor sheet with relief layer, and image forming method using the same |
JP4816736B2 (ja) * | 2004-07-27 | 2011-11-16 | 大日本印刷株式会社 | 受容層転写材及び転写シート |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS625887A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-12 | General Kk | 感熱転写記録媒体 |
JPS6389386A (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-20 | Canon Inc | 感熱転写材 |
JPS63104884A (ja) * | 1986-10-22 | 1988-05-10 | Hitachi Maxell Ltd | 感熱転写体 |
JPS63193886A (ja) * | 1987-02-05 | 1988-08-11 | Konica Corp | 感熱転写記録媒体 |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP1025278A patent/JP2925153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02204092A (ja) | 1990-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0723029B2 (ja) | 感熱転写材 | |
US4960632A (en) | Thermal transfer material | |
JP2925153B2 (ja) | 熱転写記録方法 | |
US4840837A (en) | Heat transfer medium | |
EP0194860A2 (en) | Heat-sensitive transferring recording medium | |
JP2567039B2 (ja) | 倍密記録方法 | |
JPH0665516B2 (ja) | 感熱転写記録媒体及び感熱転写記録方法 | |
JPS60234888A (ja) | 感熱転写記録媒体 | |
JP2547858B2 (ja) | 感熱転写記録方法及び感熱転写材 | |
JPS60189489A (ja) | 感熱転写材 | |
JP2572747B2 (ja) | 感熱転写材及び感熱転写記録方法 | |
JP2796345B2 (ja) | 多数回熱転写記録方法 | |
JPS6399987A (ja) | 感熱転写材 | |
JPH0452798B2 (ja) | ||
JP3059452B2 (ja) | カラー熱転写記録媒体 | |
JPH03178457A (ja) | 感熱転写記録法 | |
JPH0533154B2 (ja) | ||
JPH0361586A (ja) | 感熱転写材および感熱転写記録方法 | |
JPH0361587A (ja) | 感熱転写材および感熱転写記録方法 | |
JP2510723B2 (ja) | 感熱転写記録方法 | |
JPH0361583A (ja) | 感熱転写材 | |
JPH0361591A (ja) | 感熱転写材および感熱転写記録方法 | |
JPS62189192A (ja) | 感熱転写材 | |
JPS62169685A (ja) | 感熱転写材 | |
JPS6221588A (ja) | 感熱転写材及びその製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |