JP2924647B2 - 燃料電池発電装置 - Google Patents

燃料電池発電装置

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JP2924647B2
JP2924647B2 JP6157410A JP15741094A JP2924647B2 JP 2924647 B2 JP2924647 B2 JP 2924647B2 JP 6157410 A JP6157410 A JP 6157410A JP 15741094 A JP15741094 A JP 15741094A JP 2924647 B2 JP2924647 B2 JP 2924647B2
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潔 都留
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    • Y02E60/50Fuel cells

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料電池発電装置に関
し、特に脱硫器にリサイクルされる改質ガスに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば、昭和62年9月30日、
サイエンスフォーラム社発行の燃料電池設計技術(笛木
和雄,高橋正雄監修)のP275に記載されているリン
酸型燃料電池発電装置のフロー図である。図において、
1は都市ガスや天然ガスなどの原燃料中の硫黄分を水素
を用いて除去する脱硫器、2は原燃料を動作温度まで昇
温する原燃料予熱器、3はスチームを供給する水蒸気分
離器、4は原燃料とスチームの混合流体を反応させて水
素を含む改質ガスを生成する改質器、5は原燃料とスチ
ームの混合流体を予熱する原料予熱器、6は改質器4を
出た改質ガス中の一酸化炭素を水素に変換するCO変成
器、7はCO変成器6を出た改質ガス中の水素と空気中
の酸素を反応させて発電する燃料電池で、改質ガスを供
給する燃料極7a,空気を供給する空気極7b,発電時
の発熱を逃がす冷却器7cで構成される。8はCO変成
器6を出た改質ガスの一部をリサイクル路9より脱硫器
1にリサイクルできるように昇圧して脱硫器1上流に供
給する昇圧ブロアである。
【0003】次に動作について説明する。まず発電時の
動作について説明する。都市ガスや天然ガスからなる原
燃料は、原燃料予熱器2によって水素添加(以下水添と
略す)され脱硫反応に適した温度(300℃〜400
℃)まで昇温された後、脱硫器1に供給される。脱硫器
1は、少なくとも水添反応型と吸着型の2種類の触媒か
ら構成されており、成分中の硫黄分を除去する。脱硫さ
れた原燃料は、水蒸気分離器3より供給されるスチーム
と混合されて、原料予熱器5で改質反応に適した温度ま
で昇温された後、改質器4に供給される。改質器4で改
質反応により生成された改質ガスは、原料予熱器5と原
燃料予熱器2で冷却された後、CO変成器6に供給され
る。CO変成器6で改質ガス中の一酸化炭素が添加され
る水蒸気と反応して二酸化炭素と水素に転換された後、
燃料電池7の燃料極7aに供給され、ここで空気極7b
に供給された空気中の酸素と反応して発電が起こる。C
O変成器6を出た改質ガスの一部は、昇圧ブロア8によ
り昇圧されて脱硫器1の上流にリサイクルされる。脱硫
器1の水添反応に必要な水素は、原燃料の5%程度の水
素濃度とするのが一般的であり、それに近い濃度となる
ようにリサイクルする流量が設定される。
【0004】次に起動時の動作について説明する。脱硫
器1の触媒を触媒の動作温度(300℃〜400℃)ま
で昇温する必要がある。そのために改質器4に都市ガス
などの燃料を供給して燃焼させ、その熱を原燃料予熱器
2により昇温媒体の不活性ガスここでは窒素で回収して
脱硫器1に供給する。脱硫器1を電気ヒータで昇温する
場合もあるが、この場合も脱硫器1の触媒を偏り無く加
熱するために窒素が昇温媒体として使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃料電池発電装
置は以上のように構成されていたので、発電時、脱硫器
1のために改質ガスの一部をリサイクルするために昇圧
ブロア8が必要で、発電中連続して昇圧ブロア8を動作
させる。このため、補機動力が増し、発電効率が下がる
という問題点があった。また、脱硫器1は、触媒の動作
条件が300℃〜400℃と狭いため、広い負荷範囲
(例えば25%〜100%)の場合この条件を外れると
いう場合があった。また、起動時においては、触媒の動
作温度まで脱硫器1を昇温するために昇温媒体として不
活性ガスである窒素が多量に必要であるという問題点も
あった。
【0006】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、改質ガスの一部のリサイクルが発
電効率に影響を与えないこと、脱硫器の温度のコントロ
ールと起動時の昇温媒体である不活性ガスの使用量を削
減することがそれぞれ可能な燃料電池発電装置を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1にお
ける燃料電池発電装置は、所定温度に予熱された原燃料
ガスを脱硫する脱硫器と、脱硫器により脱硫処理した脱
硫ガスを加熱処理して改質する改質器と、改質器により
改質処理をした改質ガスを変成する変成器と、変成器に
より変成処理した改質ガスを燃料ガスとして発電する燃
料電池と、燃料電池の冷却系を形成し燃料電池の発熱に
よりスチームを発生する水蒸気分離器と、変成器により
変成処理した改質ガスの一部を昇圧して脱硫用リサイク
ルガスとして原燃料ガスとともに脱硫器の上流に供給す
る脱硫用リサイクルガス路とを備えた燃料電池発電装置
において、昇圧の手段としてリサイクルガス路に設けら
れ水蒸気分離器のスチームを改質ガスの一部にとり入れ
るスチームエゼクタを用いたものである。
【0008】また、この発明の請求項2における燃料電
池発電装置は、請求項1において、スチームエゼクタと
脱硫器上流との間に脱硫用リサイクルガスとスチームと
の混合流体中の水分を除去できる冷却器と気水分離器を
設けたものである。
【0009】また、この発明の請求項3における燃料電
池発電装置は、請求項2において、脱硫器入口のガス温
度を検知する手段と、脱硫用リサイクルガスの流量調整
手段とを備え、ガス温度が一定範囲内に収まるよう流量
調整手段で脱硫用リサイクルガス流量を調整したもので
ある。
【0010】また、この発明の請求項4における燃料電
池発電装置は、請求項1において、脱硫器の上流に原燃
料ガスが予熱されないバイパス回路を設けるとともに脱
硫器入口のガス温度を検知する手段を備え、ガス温度が
一定範囲内に収まるようにバイパス回路を流れる原燃料
ガスの流量を調整したものである。
【0011】
【作用】この発明における燃料電池発電装置は、スチー
ムエゼクタにより変成器下流の改質ガスの一部を昇圧
し、脱硫器上流にリサイクルできるため、昇圧用ブロア
が不要となり発電効率の向上を可能とする。
【0012】また、冷却器と気水分離器が脱硫器上流に
リサイクルする改質ガスとスチームの混合流体中の水分
を除去できるためリサイクルする改質ガス流量が多い場
合でも脱硫器が効率良く作用する。
【0013】また、脱硫器入口のガス温度を検知する手
段で測定した温度により、リサイクルする改質ガスの流
量が調整され脱硫器入口のガス温度を一定範囲に収める
ことができる。
【0014】また、脱硫器入口のガス温度を検知する手
段で測定した温度により、原燃料がバイパス回路を流れ
る流量が調整され脱硫器入口のガス温度を一定範囲に収
めることができる。
【0015】
【実施例】
実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
はこの発明の実施例1におけるリン酸型燃料電池発電装
置のフロー図である。図において、1〜7は従来と同様
でありその説明は省略する。10はCO変成器6を出た
改質ガスの一部を脱硫器1にリサイクルするリサイクル
路11に設けられ水蒸気分離器3のスチームを改質ガス
の一部にとり入れるスチームエゼクタである。
【0016】次に動作について説明する。原燃料がスチ
ームと混合され、改質器4やCO変成器6で反応ガスと
なり、燃料極7aに供給されて燃料電池7において発電
する作用は従来例と同じである。スチームエゼクタ10
には、水蒸気分離器3からスチームが供給され、これが
駆動源となり改質ガスの一部が昇圧されてスチームと混
合され脱硫器1上流に供給される。この混合流体は、原
燃料と混合されて水添反応の水素源として利用される。
一般に水添反応を進めるためには脱硫器1を流れるガス
中の水素濃度が5%以上となるようにリサイクルする改
質ガスの流量が設定される。このように従来電源駆動に
よる昇圧ブロア8でリサイクルの改質ガスを昇圧してい
たものがスチームを駆動源とするスチームエゼクタ10
で代用することを可能としたので補機動力の削減を可能
とし発電効率の向上ができる。
【0017】 実施例2. また、この発明の実施例2におけるリン酸型燃料電池発
電装置を図2に基づいて説明する。図において、1〜
7,10,11は実施例1の図1と同様でありその説明
は省略する。12はリサイクル路11のスチームエゼク
タ10の下流に設けられた冷却器で、市水などを利用し
てスチームと改質ガスの混合流体を冷却する。13は冷
却器12の下流側に設けられた気水分離器で、冷却器1
2で冷却されて凝縮した水分を除去する。
【0018】次に動作について説明する。本構成では実
施例1の動作に加え、スチームエゼクタから吐出される
スチームと改質ガスの混合流体が冷却器12で冷却され
て水分が凝縮し、さらに気水分離器13で除去される。
この構成であれば、リサイクルする改質ガス流量が多い
場合でも水分の除去が適切になされるため、脱硫器1に
流れる改質ガスと原燃料の混合流体の水分が低く保て脱
硫器1を効果的に作用させる。
【0019】 実施例3. また、この発明の実施例3におけるリン酸型燃料電池発
電装置を図3に基づいて説明する。図において、1〜
7,10〜13は図2と同様でありその説明は省略す
る。14は脱硫器1入口に設けられ混合流体の温度を検
知する手段となる温度センサ、15はリサイクル路11
に設けられた変成ガスのリサイクル流量の調整手段とな
る流量調節弁である。
【0020】次に動作について説明する。リサイクルす
る改質ガスは冷却器12で十分に冷却されているため、
原燃料と混合する前の改質ガスの温度は40℃〜60℃
程度である。原燃料が300℃〜400℃であるため、
リサイクルする改質ガスの流量を変えることで原燃料と
改質ガスの混合流体の温度が容易に調節できる。よっ
て、本構成では実施例2の動作に加え、温度センサ14
で検知された脱硫器1の入口における混合流体の温度に
よって改質ガスのリサイクル調節弁15を用いてリサイ
クルする改質ガス流量を調整して脱硫器1の温度を一定
範囲内に保持することができる。
【0021】 実施例4. また、この発明の実施例4におけるリン酸型燃料電池発
電装置を図4に基づいて説明する。図において、1〜
7,10,11は実施例1の図1と同様でありその説明
は省略する。14は脱硫器1入口に設けられ混合流体の
温度を検知する手段となる温度センサ、16は原燃料予
熱器2のバイパス回路17に設けられた原燃料予熱器バ
イパス流量調節弁である。
【0022】次に動作について説明する。原燃料の一部
を原燃料予熱器2を通らないバイパス回路17にバイパ
スさせた場合、原燃料に供給される熱量が減少するた
め、脱硫器1入口の原燃料の温度を下げることができ
る。本構成では実施例1の動作に加え、脱硫器1入口の
温度センサ14で検知された脱硫器1の入口における混
合硫体の温度によって原燃料予熱器バイパス流量調節弁
16を用いて原燃料予熱器2のバイパス流量を調整して
脱硫器1の温度を一定範囲内に保持できる。
【0023】 実施例5. また、この発明の実施例5におけるリン酸型燃料電池発
電装置を図5に基づいて説明する。図において、1〜
7,10〜13は実施例2の図2と同様でありその説明
は省略する。この構成の装置で起動時には、脱硫器1上
流から昇温媒体として例えば窒素,アルゴン等の不活性
ガスが供給され、改質器4には都市ガスが供給されて燃
焼され、その熱が熱交換器を通して脱硫器入口の温度を
上昇させる。起動には数時間が必要であり、特別の窒素
設備を有さない場合、この起動に使用される不活性ガス
の窒素流量を削減することが重要である。
【0024】次に動作について説明する。起動にあたっ
て脱硫器1の触媒を触媒の動作温度(300℃〜400
℃)まで昇温する必要がある。そのために改質器4に都
市ガスなどの燃料を供給して燃焼させ、その熱を原燃料
予熱器2により昇温媒体の不活性ガスここでは窒素で回
収して脱硫器1に供給する。脱硫器1を電気ヒータで昇
温する場合もあるが、この場合も脱硫器1の触媒を偏り
無く加熱するために窒素が昇温媒体として使用される。
ここまでは、従来の起動時と同じである。この構成の場
合、起動時に水蒸気分離器3からスチームエゼクタ10
にスチームを供給し、CO変成器6下流の窒素を昇圧し
た後、冷却器12と気水分離器13で水分を除去して窒
素を脱硫器1にリサイクルし、再度、脱硫器1,改質器
4,CO変成器6などの反応器の昇温媒体として再利用
する。
【0025】
【発明の効果】この発明の請求項1によれば、所定温度
に予熱された原燃料ガスを脱硫する脱硫器と、脱硫器に
より脱硫処理した脱硫ガスを加熱処理して改質する改質
器と、改質器により改質処理をした改質ガスを変成する
変成器と、変成器により変成処理した改質ガスを燃料ガ
スとして発電する燃料電池と、燃料電池の冷却系を形成
し燃料電池の発熱によりスチームを発生する水蒸気分離
器と、変成器により変成処理した改質ガスの一部を昇圧
して脱硫用リサイクルガスとして原燃料ガスとともに脱
硫器の上流に供給する脱硫用リサイクルガス路とを備え
た燃料電池発電装置において、昇圧の手段としてリサイ
クルガス路に設けられ水蒸気分離器のスチームを改質ガ
スの一部にとり入れるスチームエゼクタを用いるように
したので、昇圧ブロアを使用しないため、補機動力を削
減でき発電効率の良い燃料電池発電装置が得られる効果
がある。
【0026】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、スチームエゼクタと脱硫器上流との間に
脱硫用リサイクルガスとスチームとの混合流体中の水分
を除去できる冷却器と気水分離器を設けたので、リサイ
クルする改質ガス流量が多い場合でも脱硫器に流れる改
質ガスと原燃料の混合流体の水分が低く保てるため脱硫
器を効果的に作用させることができる。
【0027】また、この発明の請求項3によれば、請求
項2において、脱硫器入口のガス温度を検知する手段
と、脱硫用リサイクルガスの流量調整手段とを備え、ガ
ス温度が一定範囲内に収まるよう流量調整手段で脱硫用
リサイクルガス流量を調整したので、脱硫器入口のガス
温度を一定範囲内に収めることができ、脱硫器を安定に
動作させることができる。
【0028】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1において、脱硫器の上流に原燃料ガスが予熱されな
いバイパス回路を設けるとともに脱硫器入口のガス温度
を検知する手段を備え、ガス温度が一定範囲内に収まる
ようにバイパス回路を流れる原燃料ガスの流量を調整し
たので、脱硫器入口のガス温度を一定範囲内に収めるこ
とができ、脱硫器を安定に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1におけるリン酸型燃料電
池発電装置のフロー図である。
【図2】 この発明の実施例2におけるリン酸型燃料電
池発電装置のフロー図である。
【図3】 この発明の実施例3におけるリン酸型燃料電
池発電装置のフロー図である。
【図4】 この発明の実施例4におけるリン酸型燃料電
池発電装置のフロー図である。
【図5】 この発明の実施例5におけるリン酸型燃料電
池発電装置のフロー図である。
【図6】 従来のリン酸型燃料電池発電装置のフロー図
である。
【符号の説明】
1 脱硫器、2 原燃料予熱器、3 水蒸気分離器、4
改質器、 6 CO変成器(変成器)、7 燃料電池、10 スチ
ームエゼクタ、 11 リサイクル路(脱硫用リサイクルガス器)、12
冷却器、 13 気水分離器、14 温度センサ(温度検知手
段)、 15 流量調節弁(流量調整手段)、16 流量調節
弁、 17 バイパス回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青野 敦 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三菱電機株式会社 神戸製作所内 (56)参考文献 特開 昭53−81923(JP,A) 特開 平5−275103(JP,A) 特開 昭57−180082(JP,A) 特開 平4−332475(JP,A) 特開 平3−263764(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 8/00 - 8/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定温度に予熱された原燃料ガスを脱硫
    する脱硫器と、該脱硫器により脱硫処理した脱硫ガスを
    加熱処理して改質する改質器と、該改質器により改質処
    理をした改質ガスを変成する変成器と、該変成器により
    変成処理した改質ガスを燃料ガスとして発電する燃料電
    池と、該燃料電池の冷却系を形成し上記燃料電池の発熱
    によりスチームを発生する水蒸気分離器と、上記変成器
    により変成処理した改質ガスの一部を昇圧して脱硫用リ
    サイクルガスとして上記原燃料ガスとともに上記脱硫器
    の上流に供給する脱硫用リサイクルガス路とを備えた燃
    料電池発電装置において、上記昇圧の手段として上記リ
    サイクルガス路に設けられ上記水蒸気分離器のスチーム
    を上記改質ガスの一部にとり入れるスチームエゼクタを
    用いたことを特徴とする燃料電池発電装置。
  2. 【請求項2】 スチームエゼクタと脱硫器上流との間に
    脱硫用リサイクルガスとスチームとの混合流体中の水分
    を除去できる冷却器と気水分離器を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の燃料電池発電装置。
  3. 【請求項3】 脱硫器入口のガス温度を検知する手段
    と、脱硫用リサイクルガスの流量調整手段とを備え、上
    記ガス温度が一定範囲内に収まるよう上記流量調整手段
    で脱硫用リサイクルガス流量を調整したことを特徴とす
    る請求項2に記載の燃料電池発電装置。
  4. 【請求項4】 脱硫器の上流に原燃料ガスが予熱されな
    いバイパス回路を設けるとともに脱硫器入口のガス温度
    を検知する手段を備え、上記ガス温度が一定範囲内に収
    まるように上記バイパス回路を流れる上記原燃料ガスの
    流量を調整したことを特徴とする請求項1に記載の燃料
    電池発電装置。
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