JP2924636B2 - 両頭斜板式圧縮機 - Google Patents

両頭斜板式圧縮機

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JP2924636B2
JP2924636B2 JP6076171A JP7617194A JP2924636B2 JP 2924636 B2 JP2924636 B2 JP 2924636B2 JP 6076171 A JP6076171 A JP 6076171A JP 7617194 A JP7617194 A JP 7617194A JP 2924636 B2 JP2924636 B2 JP 2924636B2
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勇人 池田
尚也 横町
聡 梅村
一哉 木村
昭 中本
栄夫 森
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両頭斜板式圧縮機に係
り、詳しくは斜板のアキシヤル荷重を受承するスラスト
軸受部分の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】車両空調用に供されている両頭斜板式圧
縮機の多くは、図8に例示するように、対のシリンダブ
ロック10A、10Bによって支承された駆動軸11上
に斜板12が取付けられ、該斜板12の前後に介装され
たスラスト軸受13、13は、上記両シリンダブロック
10A、10B並びにその外端を閉塞する両ハウジング
14、15が通しボルト16によって共締めされること
により挟着されている。そしてこの共締めに伴う軸方向
のしめしろをスラスト軸受13のレースに生じる弾性変
形によって吸収すべく、インナレース13aはその外径
近傍で斜板12の両ボス部に形成された環状受圧座12
aと衝接し、一方、アウタレース13bはその内径近傍
でシリンダブロック10A、10Bの支承部に形成され
た環状受圧座10aと衝接するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、斜板12の回転
に伴い冷媒ガスの圧縮反力によって生じるアキシヤル荷
重は、上記スラスト軸受13、13によって受承される
が、これらスラスト軸受13、13の双方は、上述した
異径の環状受圧座10a、12aの挟持により積極的に
弾性変形(緩衝機能)が生起するよう構成されているた
め、図9に略示するように、変動荷重を受承する斜板1
2の両側に事実上ばね手段Sが介在する結果となる。す
なわち、圧縮反力が斜板12に作用するモーメントは、
かかるばね手段S、Sの相互緩衝によって斜板12に不
安定な振動を誘起し、とくに高速回転時に生じる透過性
の強い周波数成分は騒音障害を一段と助長させる。
【0004】また、一方では実開昭54ー170410
号公報に開示されているように、斜板の両ボス部及びシ
リンダブロックの両支承部をいずれもフラットな受圧座
として、両スラスト軸受をリジッドに挟持する形式も見
受けられるが、このような構成ではしめしろ管理つまり
通しボルトの緊締力の調整がきわめて難しく、まして共
締め部品にアルミ合金が採用される場合には、アルミ合
金固有の熱膨張特性に起因する緊締力の変動にも全く対
応し得ないといった問題がある。
【0005】本発明は、ごく簡潔な構成で斜板の不安定
振動を低減することを、解決すべき技術課題とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の両頭斜板
式圧縮機は、前後に対設された一対のシリンダブロック
の両外端はそれぞれ弁板を介して前後のハウジングによ
り閉塞され、該前部のハウジングの中心軸孔及び各該シ
リンダブロックの共通中心軸孔には駆動軸が前後一対の
ラジアル軸受を介して支承され、各該シリンダブロック
には該駆動軸周りにそれぞれボアピッチ半径Pとして平
行状に前後複数対のボアが並設され、該駆動軸と共動す
る斜板の両ボス部と各該シリンダブロックに形成された
支承部との間にそれぞれスラスト軸受を介装してなる両
頭斜板式圧縮機において、上記スラスト軸受のいずれか
一方にのみアキシヤル荷重を吸収する緩衝機能を付与
、各上記ラジアル軸受は、上記斜板のボス部の軸方向
中心点Oから上記ボアピッチ半径Pだけ離れた点を含ん
でそれぞれ等距離に配置されるという新規な構成を採用
している
【0007】お、上記ボアピッチ半径Pとは、駆動軸
の軸心から各ボアの軸心までの距離をいう。また、上記
ラジアル軸受が、ボス部の軸方向中心点Oからボアピッ
チ半径Pだけ離れた点(以下、点Qという)を含むと
は、ラジアル軸受の内側端が点Qと一致する位置から、
ラジアル軸受の外側端が点Qと一致する位置までの間
に、ラジアル軸受が位置することをいう。ここで、ラジ
アル軸受の内側端とは、該ラジアル軸受が駆動軸と当接
する部分の内側(圧縮機の中心側)端をいい、具体的に
は内輪を有するラジアル軸受の場合は該内輪が駆動軸と
当接する部分の内側端をいい、内輪を有しないラジアル
軸受の場合はコロが駆動軸と当接する部分の内側端をい
う。同様に、ラジアル軸受の外側端とは、該ラジアル軸
受が駆動軸と当接する部分の外側端をいい、具体的には
内輪を有するラジアル軸受の場合は該内輪が駆動軸と当
接する部分の外側端をいい、内輪を有しないラジアル軸
受の場合はコロが駆動軸と当接する部分の外側端をい
う。また、各ラジアル軸受がそれぞれ等距離に配置され
るとは、ボス部の軸方向中心点Oから各ラジアル軸受の
内側端までの距離が等しくなるように配置されているこ
とをいう。
【0008】また請求項2記載の両頭斜板式圧縮機は、
前後に対設された一対のシリンダブロックの両外端はそ
れぞれ弁板を介して前後のハウジングにより閉塞され、
該前部のハウジングの中心軸孔及び各該シリンダブロッ
クの共通中心軸孔には前端が電磁クラッチに連結された
駆動軸が前後一対のラジアル軸受を介して支承され、該
駆動軸と共動する斜板の両ボス部と各該シリンダブロッ
クに形成された支承部との間にそれぞれスラスト軸受を
介装してなる両頭斜板式圧縮機において、上記後部のス
ラスト軸受は、上記斜板の後部ボス部及び上記後部シリ
ンダブロックの支承部に形成され該後部のスラスト軸受
の軌道中心円を含む両受圧座によりリジッドに挟持さ
れ、上記前部のスラスト軸受にはアキシャル荷重を吸収
する緩衝機能が付与されるという新規な構成を採用して
いる。
【0009】請求項2記載の圧縮機の好適な態様におい
て、上記斜板のボス部の軸方向中心点Oから上記各ラジ
アル軸受までの距離は、後部のラジアル軸受より前部の
ラジアル軸受の方が長くなるように設定される。なお、
ここでも、上記軸方向中心点Oから各ラジアル軸受まで
の距離とは、軸方向中心点Oから各ラジアル軸受の内側
端までの距離のことである。
【0010】請求項1又は2記載の圧縮機の好適な態様
において、上記緩衝機能が、上記一方のスラスト軸受を
挟持する斜板のボス部とシリンダブロックの支承部とに
形成した相互に異径の環状受圧座がもたらす該スラスト
軸受のレース自体の弾性変形能である。請求項1又は2
記載の圧縮機の好適な態様において、上記緩衝機能が、
上記一方のスラスト軸受とシリンダブロックとの間に挟
装したばね部材固有の弾性変形能である。
【0011】
【作用】したがって、請求項1〜記載の圧縮機では、
斜板の両ボス部がスラスト軸受を介してシリンダブロッ
クを含む共締め部材によって挟着されると、軸方向のし
めしろは一方のスラスト軸受の緩衝機能によって巧みに
吸収されるので、通しボルトの緊締力は容易、かつ安定
的に調整することができる。そして圧縮機が運転されれ
ば、圧縮反力に基づくモーメントが斜板に作用するが、
緩衝機能を与えられていない他方のスラスト軸受がその
剛性によって斜板の不安定振動を効果的に抑制し、変動
するアキシヤル荷重は一方のスラスト軸受に付与された
緩衝機能によって良好に吸収される。
【0012】ここで、駆動軸の先端に電磁クラッチが連
結された圧縮機においては、運転時、クッションゴムの
軸方向撓みを伴ってアーマチュアが後方に僅かに移動し
てロータに吸着されているため、駆動軸にはクッション
ゴムの弾性復元力により駆動軸を後方に押圧しようとす
る力が常に作用している。この場合、上記スラスト軸受
のいずれか一方にのみアキシャル荷重を吸収する緩衝機
能を付与した請求項1記載の圧縮機において、仮に後部
のスラスト軸受に緩衝機能を付与せしめた場合、以下に
示す問題がある。すなわち、圧縮機の運転時、上記した
ように、駆動軸にはこれを後方に押圧しようとする力が
常に作用しているので、後部のスラスト軸受に緩衝機能
が付与せしめられていると、同スラスト軸受が弾性変形
する分だけ駆動軸が後方に極僅かに移動してしまう。こ
の結果、リジッドに挟持された前部のスラスト軸受にお
いては、スラスト軸受と、斜板の前部ボス及び前部シリ
ンダブロックの支承部の双方の受圧座との間における受
圧力が僅かに低下して斜板の支持剛性が若干低下するこ
ととなる。したがって、上記リジッドに挟持された前部
のスラスト軸受の剛性によって斜板の不安定振動を抑制
する効果が若干低減してしまう。
【0013】これに対し、後部のスラスト軸受をリジッ
ドに挟持し、前部のスラスト軸受に上記緩衝機能を付与
した請求項2記載の圧縮機では、上記したような問題が
ない。しかも、電磁クラッチからの影響により駆動軸に
作用する、駆動軸を後方に押圧しようとする力はリジッ
ドに挟持された後部のスラスト軸受で受け止められるこ
ととなるので、リジッドに挟持された後部のスラスト軸
受においては、該スラスト軸受と、斜板の後部ボス部及
び後部シリンダブロックの支承部の双方の受圧座との間
における受圧力が僅かに向上して、斜板に対する支持剛
性も向上することとなる。したがって、駆動軸の前端に
電磁クラッチが連結された圧縮機においては、後部のス
ラスト軸受をリジッドに挟持し、前部のスラスト軸受に
上記緩衝機能を付与した場合、逆の構成とした場合と比
較して、スラスト軸受の支持剛性により斜板の不安定振
動を抑制する効果が向上する。
【0014】さらに、請求項記載の圧縮機は、各上記
ラジアル軸受を、斜板のボス部の軸方向中心点Oからボ
アピッチ半径Pだけ離れた点を含んでそれぞれ等距離に
配置したものであり、これにより以下に示すように、上
記圧縮反力に基づくモーメントが斜板に作用し、このモ
ーメントが斜板を介して駆動軸に作用することによる斜
板及び駆動軸の振動をより効果的に抑えることができ
る。すなわち、駆動軸は、軸方向中心点Oから軸方向に
均等位置に配された前後のラジアル軸受によりバランス
良く支持されている。また、上記圧縮反力は、駆動軸の
軸心からボアピッチ半径Pだけ半径方向に離れた点で斜
板に作用し、斜板には該駆動軸の軸心上で上記軸方向中
心点Oまわりのモーメントが作用する。そして、上記圧
縮反力は、斜板が固定された駆動軸にも斜板を介して作
用するが、この駆動軸は上記軸方向中心点Oから軸方向
にボアピッチ半径Pだけ離れた点Qを含んでそれぞれ等
距離 配された前後のラジアル軸受により支持されてい
る。このため、該駆動軸には各ラジアル軸受からの反力
に基づいて上記軸方向中心点Oまわりのモーメントが作
用するが、このモーメントは上記圧縮反力に基づいて斜
板に作用するモーメントと回転の向きが逆向きでほぼ同
等のものとなる。したがって、圧縮反力に基づくモーメ
ントによる斜板の加振力と、各ラジアル軸受から駆動軸
が受ける反力に基づくモーメントに基づく駆動軸の加振
力とが相殺され、両者における振動が効果的に抑制され
る。
【0015】一方、請求項記載の圧縮機は、請求項2
記載の圧縮機において、前部のラジアル軸受の斜板のボ
ス部の軸方向中心点Oからの距離を後部のラジアル軸受
のそれよりも長く設定したものであり、これにより以下
に示すように、駆動軸の先端に連結された電磁クラッチ
における振動を低減することができる。すなわち、通
常、一対のラジアル軸受間の距離は、駆動軸を安定に支
持し得る所定の範囲内、つまり同距離が短すぎるために
駆動軸が傾いたり、また同距離が長すぎるために一対の
ラジアル軸受間で駆動軸が撓んだりするようなことがな
い範囲内に設定されており、請求項記載の圧縮機のよ
うに前部のラジアル軸受の斜板のボス部の軸方向中心点
Oからの距離を後部のラジアル軸受のそれよりも長く設
定した場合には、必然的に前部のラジアル軸受は前方
側、つまり電磁クラッチに近づく側に位置することとな
る。このため、駆動軸の前端に固定された電磁クラッチ
と前部のラジアル軸受との間において、駆動軸の撓みを
抑えることができる。したがって、駆動軸の振れまわり
や電磁クラッチの重心ずれによる遠心力に起因する電磁
クラッチにおける振動を低減することができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1) 以下、図1及び図3に基づいて本発明の実施例を具体的
に説明する。なお、圧縮機の全体構成については特に変
わるところはないので、詳しい図示説明は省略する。
【0017】図において、1は、前部シリンダブロック
2及び後部シリンダブロック3の共通中心軸孔に前後一
対のラジアル軸受4a、4bを介して支承された駆動軸
で、該駆動軸1上に取付けられた斜板5の前後にはスラ
スト軸受6A、6Bが介装され、これら両スラスト軸受
6A、6Bは従来と同様な通しボルトの共締めにより、
斜板5の両ボス部と両シリンダブロック2、3の支承部
との間に挟持されている。
【0018】本実施例のもっとも特徴的な構成であるス
ラスト軸受6A、6Bの挟持手段について詳述すると、
後部のスラスト軸受6Bを挟持する上記斜板5の後部ボ
ス並びに上記後部シリンダブロック3の支承部には、互
いに対向しスラスト軸受6Bの軌道中心円Cを含むフラ
ットな受圧座5b、3bが形成され、インナレース6
a、アウタレース6bがそれぞれ該受圧座5b、3bと
ほぼ全面的に密合することにより、該スラスト軸受6B
は安定、かつリジッドに挟持されている。
【0019】一方、挟持手段を異にする前部のスラスト
軸受6Aには、とくにアキシヤル荷重を吸収する緩衝機
能が付与されている。すなわち、上記斜板5の前部ボス
には比較的大径の環状受圧座5aが形成されて、インナ
レース6aはその外径近傍で該環状受圧座5aと衝接
し、一方、上記前部シリンダブロック2の支承部には比
較的小径の環状受圧座2aが形成されて、アウタレース
6bはその内径近傍で該環状受圧座2aと衝接するよう
構成されている。
【0020】したがって、斜板5の両ボス部がスラスト
軸受6A、6Bを介して両シリンダブロック2、3を含
む共締め部材によって挟着されると、互いに異径の環状
受圧座5a、2aと衝接する前部のスラスト軸受6Aの
レース6a、6b自体に弾性変形が生じ、その緩衝機能
により軸方向のしめしろは巧みに吸収されるので、共締
め緊締力は容易、かつ安定的に調整することができる。
【0021】そして圧縮機が運転されれば、圧縮反力に
基づくモーメントが斜板5に作用するが、リジッドに挟
持されている後部のスラスト軸受6Bがその剛性によっ
て斜板5の不安定振動を効果的に抑制し、変動するアキ
シヤル荷重は前部のスラスト軸受6Aに付与された上記
緩衝機能によって巧みに吸収される。また図3に示すよ
うに本実施例の圧縮機では、各シリンダブロック2、3
には、駆動軸1周りにそれぞれボアピッチ半径Pとして
平行状に前後複数対のボアが並設されており、上記前後
一対のラジアル軸受4a、4bは、斜板5のボス部の軸
方向中心点Oから上記ボアピッチ半径Pだけ離れた点Q
を含んでそれぞれ等距離に配置されている。詳しくは、
各ラジアル軸受4a、4bはコロ及び外輪よりなり、軸
方向中心点Oからラジアル軸受4a、4bの内側端(コ
ロが駆動軸1と当接する部分の内側端)41a、41b
までの距離をL f 、L r としたとき、L f =L r で、か
つ、S=P−L f =P−L r =3mmとなるように設定
されている。
【0022】これにより、本実施例の圧縮機は、上記作
用、効果に加えて、以下に示す作用、効果も奏する。す
なわち、駆動軸1は、軸方向中心点Oから軸方向に均等
位置に配された前後のラジアル軸受4a、4bによりバ
ランス良く支持されている。また、圧縮反力は、駆動軸
1の軸心からボアピッチ半径Pだけ半径方向に離れた点
で斜板5に作用し、斜板5には該駆動軸1の軸心上で上
記軸方向中心点Oまわりのモーメントが作用する。そし
て、上記圧縮反力は、斜板5が固定された駆動軸1にも
斜板5を介して作用するが、この駆動軸1は上記軸方向
中心点Oから軸方向にボアピッチ半径Pだけ離れた点Q
を含んでそれぞれ等距離に配された前後のラジアル軸受
4a、4bにより支持されている。このため、該駆動軸
1には各ラジアル軸受4a、4bからの反力に基づいて
上記軸方向中心点Oまわりのモーメントが作用するが、
このモーメントは上記圧縮反力に基づいて斜板5に作用
するモーメントと回転の向きが逆向きでほぼ同等のもの
となる。したがって、圧縮反力に基づくモーメントによ
る斜板5の加振力と、各ラジアル軸受4a、4bから駆
動軸1が受ける反力に基づくモーメントに基づく駆動軸
1の加振力とが相殺され、両者における振動が効果的に
抑制される。
【0023】ここで、上記軸方向中心点Oから後部のラ
ジアル軸受4bの内側端面41bま での距離:L r 、及
びボアピッチ半径Pを一定とし(P−L r =3mm)、
上記軸方向中心点Oから前部のラジアル軸受4aの内側
端面41aまでの距離L f を種々変更したときの、(L
f −L r )と圧縮機の振動との関係を調べた。その結果
を図4に示す。また、ボアピッチ半径Pを一定とし、か
つ、L f =L r としつつ、L f (=L r )を種々変更し
たときの、(L f −P)と圧縮機の振動との関係を調べ
た。その結果を図5に示す。なお、この試験は、両頭1
0気筒の圧縮機(各ラジアル軸受4a、4bの内側端か
ら外側端までの軸方向長さは12mm)を用い、圧縮機
回転数:3500r/min、圧力条件:高圧側2.0
MPa、低圧側0.05MPaの条件で、回転5次成分
の前後方向振動を調べることにより行った。両頭10気
筒の圧縮機においては5の倍数次の振動をもつことが多
く、また圧縮機回転数が3500r/minのときは車
両側に300Hz付近の共振点をもつことが多い。
【0024】図4より、L f −L r =0のとき、つまり
f =L r のときに最も振動レベルを低減できることが
確認された。また、図5より、L f −P=0のとき、つ
まりL f (=L r )=Pのときに最も振動レベルを低減
できることが確認された。そして、(L f −P)が0よ
り大きくなると、つまり軸方向中心点Oから各ラジアル
軸受4a、4bの内側端面41a、41bまでの距離L
f 、L r がボアピッチ半径Pよりも長くなると、急激に
振動レベルが増大することが確認された。これは、両ラ
ジアル軸受4a、4b間の距離が増大することにより、
両ラジアル軸受4a、4b間における駆動軸1が撓んだ
ためと考えられる。一方、(L f −P)が0より小さく
なるに連れて、つまり軸方向中心点Oから各ラジアル軸
受4a、4bの内側端面41a、41bまでの距離
f 、L r がボアピッチ半径Pよりも短くなるに連れ
て、徐々に振動レベルが増大し、(L f −P)の値が0
〜−12mmの範囲内にあれば、つまりボス部の軸方向
中心点Oから軸方向にボアピッチ半径Pだけ離れた点Q
を各ラジアル軸受4a、4bがそれぞれ含むように設定
されていれば、良好に振動レベルを低減できることが確
認された。
【0025】したがって、L f −P=L r −P=0〜−
12mmであれば、良好に振動レベ ルを低減でき、L f
−P=L r −P=0〜−5mmであることが特に好まし
い。 (実施例2) 図2は上記前部のスラスト軸受6Aに付与される緩衝機
能の他の実施形態を示すものであって、斜板50の前部
ボスは上述した後部ボスと同様、フラットな受圧座50
aを有してインナレース6aに密合され、一方、アウタ
レース6bは座金7を介して前部シリンダブロック20
に内装された皿ばね8に衝接されている。つまり本実施
例はアキシヤル荷重を吸収する緩衝機能をスラスト軸受
6Aそれ自体に求めるものでなく、前部シリンダブロッ
ク20との間に介装されたばね部材(皿ばね8)固有の
弾性変形に依存する点に特徴を有するものであり、ばね
定数の選択がきわめて容易となる利点がある。
【0026】なお、上述の各実施例は前部のスラスト軸
受に緩衝機能が付与されている構成について説明した
が、これは前後いずれか一方のスラスト軸受にのみ緩衝
機能が付与されていればよく、また、上記ばね部材とし
ては皿ばねのほか、コイルばね、ロールバネ等の採用も
勿論可能である。 (実施例) 図6、図7に示す本実施例の圧縮機では、駆動軸1を支
承する前後一対のラジアル軸受4a、4bの位置は、斜
板5のボス部の軸方向中心点Oから前部のラジアル軸受
4aまでの距離が後部のラジアル軸受4bのそれよりも
長く設定されている。詳しくは、上記軸方向中心点Oか
ら前部のラジアル軸受4aの内側端(コロが駆動軸1と
当接する部分の内側端)41aまでの距離:Lf は、上
記軸方向中心点Oから後部のラジアル軸受4bの内側端
(コロが駆動軸1と当接する部分の内側端)41bまで
の距離:Lr よりも長く設定されている。なお、前部の
ラジアル軸受4aは前部シリンダブロック2の最前端に
位置し、前部のラジアル軸受(外輪)4aの前端は前部
シリンダブロック2の前端と同一面上に位置する。ま
た、言うまでもなく前後のラジアル軸受4a、4b間の
距離は、駆動軸1を安定に支持し得る所定の範囲内、つ
まり駆動軸1が傾くほど短かったり、また駆動軸が一対
のラジアル軸受4a、4b間で撓むほど長かったりしな
い範囲内で設定されている。
【0027】また、駆動軸1の先端には電磁クラッチ7
0が連結されている。この電磁クラッチ70は、前ハウ
ジング14に軸受71を介して回転可能に支承され自動
車エンジンにより駆動されるロータ72と、ロータ72
に相対し所定の微小空隙を介して配置されたアーマチュ
ア73とを、前ハウジング14に固定されたステータハ
ウジング74内に保持された励磁コイル75の内外磁気
回路に包含している。なお、励磁コイル75の内外気磁
気回路の一部はステータハウジング74の内外周に沿っ
て回転可能に構成されている。またアーマチュア73
は、円筒状の固定具76及び同じく円筒状のクッション
ゴム77を介してハブ78に結合され、該ハブ78はボ
ルト79により駆動軸1の前端に固定されている。
【0028】圧縮機を駆動する際、励磁コイル75に通
電すれば、その発生磁界により、アーマチュア73は、
クッションゴム77の軸方向撓みを伴って、アーマチュ
ア73とロータ72との間の微小空隙の分だけ後方に移
動してロータ72に吸着される。これにより、エンジン
の駆動力が、ロータ72、アーマチュア73、固定具7
6、クッションゴム77及びハブ78を介して駆動軸1
に伝達され、圧縮機が駆動される。
【0029】ここで、駆動軸1の前端に電磁クラッチが
固定された圧縮機の運転中においては、上述したよう
に、クッションゴム77の軸方向撓みを伴ってアーマチ
ュア73が後方に僅かに移動してロータ72に吸着され
ているため、クッションゴム77は軸方向に撓んだ状態
にあり、駆動軸1にはクッションゴム77の弾性復元力
がハブ78を介して常に作用している。このため、圧縮
機の運転中は、駆動軸1にはこれを後方に押圧しようと
する力が常に作用している結果となる。
【0030】しかし、本実施例の圧縮機では、後部のス
ラスト軸受6Bがリジッドに挟持され、前部のスラスト
軸受6Aに緩衝機能が付与されているので、圧縮機の運
転時、前述したように駆動軸1にはこれを後方に押圧し
ようとする力が常に作用しているが、この力をリジッド
に挟持された後部のスラスト軸受6Bで確実に受け止め
ることができる。この結果、リジッドに挟持された後部
のスラスト軸受6Bにおいては、該スラスト軸受6B
と、斜板5の後部ボス部及び後部シリンダブロック3の
支承部の双方の受圧座5b、3bとの間における受圧力
が僅かに向上して、その剛性も向上することとなる。し
たがって、上記後部のスラスト軸受6Bの剛性によって
斜板5の不安定振動をより効果的に抑制することができ
る。
【0031】さらに、前後のラジアル軸受4a、4b間
の距離が、駆動軸1を安定に支持し得る所定の範囲内に
設定され、かつ、前部のラジアル軸受4aが前方側、つ
まり電磁クラッチ70に近づく側に位置している。この
ため、駆動軸1の前端に固定された電磁クラッチ70と
前部のラジアル軸受4aとの間において、駆動軸1のた
わみを抑えることができる。したがって、駆動軸1の振
れまわりや電磁クラッチ70の重心ずれによる遠心力に
起因する電磁クラッチ70における振動を低減すること
ができる。
【0032】なお、前記実施例3では、前部のスラスト
軸受6Aには、斜板5の前部ボス部と前部シリンダブロ
ック2の支承部とに形成した相互に異径の環状受圧座が
もたらす該スラスト軸受6Aのレース自体の弾性変形能
により緩衝機能が付与されているが、これに代えて実施
例2に示すような前部のスラスト軸受6Aと前部シリン
ダブロック2との間に挟装したばね部材固有の弾性変形
能により緩衝機能を付与することができることは言うま
でもない。
【0033】
【発明の効果】以上、詳述したように請求項1〜記載
の圧縮機は、斜板を挟持する両スラスト軸受の一方にの
みアキシヤル荷重を吸収する緩衝機能を付与したもので
あるから、斜板の不安定振動を格段と低減し得て、とく
に高速回転域に生じやすい騒音障害を可及的に鎮静化す
ることができる。また、共締め部材に使用されたアルミ
合金固有の熱膨張特性に起因する緊締力の変動も、上記
緩衝機能の存在によって有効に吸収されることは改めて
説明するまでもない。
【0034】さらに、ラジアル軸受が斜板のボス部の軸
方向中心点Oからボアピッチ半径Pだけ離れた点を含ん
でそれぞれ等距離に配置されているので、圧縮反力に基
づくモーメントによる斜板の加振力と、各ラジアル軸受
から駆動軸が受ける反力に基づくモーメントに基づく駆
動軸の加振力とが相殺され、両者における振動が効果的
に抑制されるので、さらに騒音障害を鎮静化することが
できる。
【0035】また、斜板の後方に介装される後部のスラ
スト軸受をリジッドに挟持した請求項2記載の圧縮機で
は、圧縮機の運転時、電磁クラッチからの影響によりリ
ジッドに挟持された後部のスラスト軸受による斜板の支
持剛性が向上し、しかも前部のスラスト軸受をリジッド
に挟持する場合のようにリジッドに挟持したスラスト軸
受における斜板の支持剛性が低下することがない。した
がって、前部のスラスト軸受をリジッドに挟持する場合
と比較して、斜板の不安定振動をより効果的に低減させ
ることができる。これに加えて、前部のラジアル軸受の
斜板のボス部の軸方向中心点からの距離を後部のラジア
ル軸受のそれよりも長く設定した場合には、駆動軸の振
れまわりや電磁クラッチの重心ずれによる遠心力に起因
する電磁クラッチの振動を低減することができ、さらに
はこれにより電磁クラッチの延命化にも貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る圧縮機の要部を示す断
面図。
【図2】本発明の実施例2に係る圧縮機の要部を示す断
面図。
【図3】本発明の実施例に係る圧縮機の要部を示す断
面図。
【図4】本発明の実施例に係り、Lf −Lr と振動レ
ベルとの関係を示すグラフである。
【図5】本発明の実施例に係り、Lf −Pと振動レベ
ルとの関係を示すグラフである。
【図6】本発明の実施例に係る圧縮機の全容を示す断
面図。
【図7】本発明の実施例に係る圧縮機の要部を示す断
面図。
【図8】従来圧縮機の全容を示す断面図。
【図9】従来のスラスト軸受の荷重吸収機能を略示した
説明図。
【符号の説明】
1は駆動軸、2、20は前部シリンダブロック、3は後
部シリンダブロック、4a、4bはラジアル軸受、5、
50は斜板、6A、6Bはスラスト軸受、6aはインナ
レース、6bはアウタレース、8は皿ばね、70は電磁
クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 一哉 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 中本 昭 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 森 栄夫 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (56)参考文献 実開 平6−76660(JP,U) 実公 昭41−19714(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 27/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後に対設された一対のシリンダブロック
    の両外端はそれぞれ弁板を介して前後のハウジングによ
    り閉塞され、該前部のハウジングの中心軸孔及び各該シ
    リンダブロックの共通中心軸孔には駆動軸が前後一対の
    ラジアル軸受を介して支承され、各該シリンダブロック
    には該駆動軸周りにそれぞれボアピッチ半径Pとして平
    行状に前後複数対のボアが並設され、該駆動軸と共動す
    る斜板の両ボス部と各該シリンダブロックに形成された
    支承部との間にそれぞれスラスト軸受を介装してなる両
    頭斜板式圧縮機において、 上記スラスト軸受のいずれか一方にのみアキシヤル荷重
    を吸収する緩衝機能を付与し、各上記ラジアル軸受は、
    上記斜板のボス部の軸方向中心点Oから上記ボアピッチ
    半径Pだけ離れた点を含んでそれぞれ等距離に配置され
    ていることを特徴とする両頭斜板式圧縮機。
  2. 【請求項2】前後に対設された一対のシリンダブロック
    の両外端はそれぞれ弁板を介して前後のハウジングによ
    り閉塞され、該前部のハウジングの中心軸孔及び各該シ
    リンダブロックの共通中心軸孔には前端が電磁クラッチ
    に連結された駆動軸が前後一対のラジアル軸受を介して
    支承され、該駆動軸と共動する斜板の両ボス部と各該シ
    リンダブロックに形成された支承部との間にそれぞれス
    ラスト軸受を介装してなる両頭斜板式圧縮機において、
    上記後部のスラスト軸受は、上記斜板の後部ボス部及び
    上記後部シリンダブロックの支承部に形成され該後部の
    スラスト軸受の軌道中心円を含む両受圧座によりリジッ
    ドに挟持され、上記前部のスラスト軸受にはアキシャル
    荷重を吸収する緩衝機能が付与されていることを特徴と
    する両頭斜板式圧縮機。
  3. 【請求項3】上記斜板のボス部の軸方向中心点Oから上
    記各ラジアル軸受までの距離は、後部のラジアル軸受よ
    り前部のラジアル軸受の方が長くなるように設定されて
    いる請求項2記載の両頭斜板式圧縮機。
  4. 【請求項4】上記緩衝機能が、上記一方のスラスト軸受
    を挟持する斜板のボス部とシリンダブロックの支承部と
    に形成した相互に異径の環状受圧座がもたら す該スラス
    ト軸受のレース自体の弾性変形能である請求項1、2又
    は3記載の両頭斜板式圧縮機。
  5. 【請求項5】上記緩衝機能が、上記一方のスラスト軸受
    とシリンダブロックとの間に挟装したばね部材固有の弾
    性変形能である請求項1、2又は3記載の両頭斜板式圧
    縮機。
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