JP2923272B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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JP2923272B2
JP2923272B2 JP32753597A JP32753597A JP2923272B2 JP 2923272 B2 JP2923272 B2 JP 2923272B2 JP 32753597 A JP32753597 A JP 32753597A JP 32753597 A JP32753597 A JP 32753597A JP 2923272 B2 JP2923272 B2 JP 2923272B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリ装置に係
り、特に極めて大容量のメモリに好適な半導体メモリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、本発明の基本機能の説明のために
従来構成のメモリ装置について説明する。従来、半導体
メモリ装置においては、図12のような欠陥救済法が用
いられている(例1)。
【0003】この例は、アイ・エス・エス・シー・シ
ー,ダイジェスト・オブ・テクニカル・ペイパーズ,1
981年2月刊,第80頁から第81頁(ISSCC
DIGEST OF TECHNICAL PAPER
S,Feburuary 1981,p.80−81)に記載され
ている。この例では、オンチップ上で外部アドレスと内
部のプログラム素子に書かれた不良アドレスの比較を行
い、予備メモリを選択する方法が用いられている。
【0004】すなわち、特定の外部アドレス信号X0
1,…,Xnに応答してデコーダのトランジスタQ0
…,Qnが全てオフするようにプログラム素子を構成す
ると、特定の外部アドレス信号X0,X1,…,Xnに応
答してノードAがハイレベルとなり、予備メモリが選択
されるものである。
【0005】一方、フルウエーハ上での冗長は、メモリ
ブロック単位で実施されていた。この例としては、アイ
・イー・イー・イー,ジャーナル・オブ・ソリッド・ス
テート・サーキット,だいSC−15,巻1第4db,
1980年8月刊,第677頁から第686頁(IEE
E,Jounal of Solid-State Circuits Vol.S−15,
No.4 August 1980,pp.677−686)において
論じられている(例2)。
【0006】本方法では、外部コントローラを用い、個
別のメモリブロックに欠陥が存在した場合、良好なメモ
リブロックに切替えを行う。このように、外部に不良ブ
ロックの記憶制御が必要となる。
【0007】また、特公昭46−25767,特公昭4
7−6534に記載の様に不良ビットのアドレスを連想
メモリに記憶し、外部アドレスと不良ビットアドレスの
記憶内容の一致検出を行い、予備メモリに新しいアドレ
スを出力し、正常なビットを読出す冗長方法が発案され
ている(例3)。
【0008】さらに、特開昭57ー179998にはチ
ップ内における行と列アドレスで決まる、一つのビット
(セル)を救済の概念と、本体と予備の入出力線を切り
換える構成が開示されている(例4)。
【0009】また、特公昭57ー32440には、チッ
プ内における行、または列を、それぞれ置換する構成が
開示されている(例5)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に共通し
た第1の問題点は、予備メモリ量が限られる点である。
例えば、例1においては、高々10ビット程度の欠陥し
か救済できず、救済に失敗したメモリ、もしくは、救済
できない多ビット不良のメモリ等は廃棄の対象となって
いた。一方、救済ビット数を増大するためには、冗長回
路の規模が大きくなり、半導体メモリ装置の歩留りが低
下してしまう。
【0011】第2の従来例においての問題はメモリブロ
ック単位の救済において、救済に使用する予備メモリの
量が大きく、ウエーハ上における予備メモリの占有率が
高くなることである。すなわち、欠陥救済方法および外
部コントローラが複雑なため実用化が困難であり、一方
ひとつのメモリブロックがひとつの欠陥セルを含むとこ
のメモリブロックを他のメモリブロックで置き換えるた
め、予備メモリの使用量が多いと言う問題がある。
【0012】第3の従来例における問題点は、アドレス
変換装置として連想メモリを使うことである。この連想
メモリのセルは1セル当り8〜10トランジスタを必要
とし、さらにメモリ装置周辺のロジックが増加すること
である。このような連想メモリは高価であり、システム
全体の価格が極めて高価となってしまう。一方、連想メ
モリは不良ビットのアドレス記憶,外部アドレスと不良
ビットのアドレスとの一致検出,予備メモリの新しいア
ドレスの出力と言う回路構成のため、欠陥救済ビット数
の増大に対応しづらいと言う問題がある。
【0013】第4と第5の従来例は、1メモリセル、
行、または列を、それぞれ予備メモリセル、予備の行ま
たは列に置き換えるものであり、やはり、欠陥の増大に
対応しにくいという問題があり、また、1チップ内での
欠陥救済を想定しており、複数チップを用いたメモリシ
ステムに適合するものではない。
【0014】従って、本発明の基本的な目的とするとこ
ろは、欠陥ビットの救済の方法が比較的単純であり、ま
たこの救済を実現するためのハードウエアも比較的単純
である半導体メモリ装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態に従
えば、上記目的は次のようにして解決される。
【0016】すなわち、主メモリ(1)の欠陥ビット
(不良メモリセル)を救済するため、第1と第2の予備
メモリ(9,10)と、ワード線アドレス変換部(7)
とデータ線アドレス変換部(8)とが配置される。
【0017】周知のように、主メモリ(1)は複数のメ
モリセルを有し、この複数のメモリセルのひとつのメモ
リセルがワード線アドレス信号(111)とデータ線ア
ドレス信号(110)とに応答して選択される。
【0018】ワード線アドレス変換部(7)の入力にも
ワード線アドレス信号(111)が供給され、データ線
アドレス変換部(8)の入力にもデータ線アドレス信号
(110)が供給される。主メモリ(1)上で欠陥(不
良部)を含むワード線がW1(4)が上記ワード線アド
レス信号(111)によって選択される場合、ワード線
アドレス変換部(7)の第2の出力から該ワード線に関
係する該欠陥の存在を示すワード線不良検出信号(11
5)が発生される。同様に、主メモリ(1)上で欠陥
(不良部)を含むデータ線D1(6)が上記データ線ア
ドレス信号(110)によって選択される場合、データ
線アドレス変換部(8)の第2の出力から該データ線に
関係する該欠陥の存在を示すデータ線不良検出信号(1
17)が発生される。ワード線アドレス変換部(7)の
第2の出力からワード線不良検出信号(115)が発生
されると同時に、ワード線アドレス変換部(7)の第1
の出力から第1の予備メモリ(9)の予備ワード線(W
1)を選択するための新しい予備ワード線アドレス信号
(114)が発生される。同様に、データ線アドレス変
換部(8)の第2の出力からデータ線不良検出信号(1
17)が発生されると同時に、データ線アドレス変換部
(8)の第1の出力から第2の予備メモリ(10)の予
備データ線(d1)を選択するための新しい予備データ
線アドレス信号(116)が発生される。第1の予備メ
モリ(9)の第1の入力は上記予備ワード線アドレス信
号(114)に応募し、第1の予備メモリ(9)の第2
の入力は上記データ線アドレス信号(110)に応答す
る。同様に、第2の予備メモリ(10)の第2の入力
は、上記予備データ線アドレス信号(116)に応答
し、第2の予備メモリ(9)の第2の入力は上記ワード
線アドレス信号(111)に応答する(図1および図2
参照)。
【0019】
【作用】第1の予備メモリ(9)は複数の予備メモリセ
ルを有する。ワード線アドレス変換部(7)の第2の出
力からワード線不良検出信号(115)が発生される場
合、第1の予備メモリ(9)の複数の予備メモリセルの
ひとつの予備メモリセルが予備ワード線アドレス信号
(114)とデータ線アドレス信号(110)とに応答
して選択され、その結果主メモリ(1)のワード線に関
係する欠陥が第1の予備メモリ(9)によって救済され
る。
【0020】同様に、第2の予備メモリ(10)は複数
の予備メモリセルを有する。データ線アドレス変換部
(8)の第2の出力からデータ線不良検出信号(11
7)が発生される場合、第2の予備メモリ(10)の複
数の予備メモリセルのひとつの予備メモリセルが予備デ
ータ線アドレス信号(116)とワード線アドレス信号
(111)とに応答して選択され、その結果主メモリ
(1)のデータ線に関係する欠陥が第2の予備メモリ
(10)によって救済される。
【0021】ワード線アドレス信号(111)に応答し
て予備ワード線アドレス信号(114)とワード線不良
検出信号(115)とを発生するワード線アドレス変換
部(7)は複数ビット出力形式の一般的な半導体メモ
リ、例えば不揮発性半導体メモリ(EPROM,EEP
ROM,フェーズROM等)又はバッテリーバックアッ
プされた半導体メモリ(バッテリーバックアンプされた
SRAM等)で構成されることができ、従来のような連
想メモリを使用する必要が無い。同様に、データ線アド
レス信号(110)に応答して予備データ線アドレス信
号(116)とデータ線不良検出信号(117)とを発
生するデータ線アドレス変換部(8)は複数ビット出力
形式の一般的な半導体メモリ、例えば不揮発性半導体メ
モリ(EPROM,EEPROM,フェーズROM等)
又はバッテリーバックアップされた半導体メモリ(バッ
テリーバックアップされたSRAM等)で構成されるこ
とができ、従来のような連想メモリを使用する必要が無
い。この結果、主メモリの欠陥救済を比較的単純な方法
およびハードウエアで実現することができる(図1およ
び図2参照)。
【0022】本発明の他の目的および新規な特徴は、以
下に詳述する実施例から明らかとなろう。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0024】図1は、本発明の半導体メモリ装置の原理
を簡単に示すためのブロック図である。同図において2
0は情報を蓄積するメモリブロックチップ、1はそのブ
ロックチップの集合である主メモリ、7,8はアドレス
変換装置、9,10は予備メモリ、をそれぞれ示す。ま
た2はデータ線アドレス方向、3はワード線アドレス方
向、11,12は予備メモリ9,10の予備アドレス信
号である。
【0025】次にこのブロック図の動作を説明する。同
図において、不良のラインは、不良ビット13に対する
それぞれを4,5のワード線方向の不良(同図W1,W
k)、6のデータ線方向の不良(同図D1)とする。
【0026】すなわち、主メモリ1のブロックチップ2
0において、ワード線W1(4)に関係して少なくとも
2つのメモリセル13a,13bが欠陥ビットとなるの
で、これらの欠陥ビット13a,13bはワード線方向
の不良として定義され、かつ予備メモリ9の予備ワード
線ワード線W1に関係する2つの予備メモリセルによっ
て救済される。また、データ線D1(6)に関係して少
なくとも2つのメモリセル13c,13dが欠陥ビット
となるので、これらの欠陥ビット13c,13dはデー
タ線方向の不良と定義され、かつ予備メモリ10の予備
データ線d1に関係する2つの予備メモリセルによって
救済される。また、欠陥ビットセル13eはワード線方
向の不良もしくはデータ線方向の不良として定義される
のではなく、本来ビット性不良として定義される。しか
し、この欠陥ビットセル13cは便宜上ワード線方向の
不良としてみなされ、予備メモリ9の予備ワード線Wk
に関係するひとつの予備メモリセルによって救済され
る。尚、この欠陥ビットセル13eはデータ線方向の不
良としてみなし、予備メモリ10内の予備メモリセルに
よって救済されることもできる。
【0027】主メモリ1のブロックチップ20中の全て
のメモリセルの良・不良の検査は、ワード線方向のスキ
ャンおよびデータ線方向のスキャンにより実行される。
この検査とこの検査結果に基づくアドレス変換装置7,
8への予備アドレス信号と不良検出信号との書込みによ
る欠陥救済方法については、後に詳細に説明する。
【0028】図2は本発明の半導体メモリ装置を詳細に
説明するためのブロック図である。図中1は、1個ない
し複数個のメモリブロックチップより成る主メモリ、
7,8はそれぞれワード線およびデータ線アドレス変換
部、9,10はそれぞれワード線救済用およびデータ線
救済用予備メモリ、108は共通入出力(I/O)端
子、109はメモリ装置の制御信号、110はデータ線
アドレス信号(AX)、111はワード線アドレス信号
(AY)、112はメモリブロック選択信号(AZ)を
示す。また、115,117はアドレス変換部7,8の
入出力信号(I/O)であり、不良検出線である。ま
た、107は、その出力を受け、ワード線とデータ線ア
ドレスが同時に不良した場合の優先及び、不良アドレス
有無を判定する優先判定回路である。さらに、102は
主メモリ1の入出力線119と予備メモリ9,10の入
出力線120の切替えをする入出力切替え回路であり、
優先判定回路107の出力118により、入出力線11
9,120の一方を選択し、共通入出力端子08に接続
する。
【0029】主メモリ1、予備メモリ9,10、アドレ
ス変換部7,8については、すでに詳細に説明している
ため、次に図1および図2を参照して主メモリ1の全て
のメモリセルの良・不良の検査とこの検査結果に基づく
アドレス変換装置7,8への予備アドレス信号と不良検
出信号との書込みによる欠陥救済方法について、詳細に
説明する。
【0030】すなわち、主メモリ1のワード線方向のス
キャンによって、ワード線W1(4)に関してワード線
方向の不良が検出された場合、この不良のワード線W1
(4)の選択に対応するワード線アドレス信号111
(AY)とメモリブロック選択信号112(AZ)とに
よって決定されるワード線アドレス変換装置7の複数の
アドレスに予備メモリ9の予備ワード線W1を選択する
ための予備ワード線アドレス信号114(ay)とワー
ド線不良検出信号115とが書込まれる。また、主メモ
リ1のデータ線方向のスキャンによって、データ線D1
(6)に関してデータ線方向の不良が検出された場合、
この不良のデータ線D1(6)の選択に対応するデータ
線アドレス信号110(AX)とメモリブロック選択信
号112(AZ)とによって決定されるデータ線アドレ
ス変換装置8の複数のアドレスに予備メモリ10の予備
ワード線d1を選択するための予備データ線アドレス信
号116(ax)とデータ線不良検出信号117とが書
込まれる。
【0031】主メモリ1の不良ワード線W1(4)の選
択に対応するワード線アドレス信号111(AY)とメ
モリブロック選択信号112(AZ)とが供給される
と、これらの信号(AY+AZ)によって決定されるワ
ード線アドレス変換装置7の複数のアドレスから予備ワ
ード線アドレス信号114(ay)とワード線不良検出
信号115とが複数ビット出力形式で読み出される。従
って、この予備ワード線アドレス信号114(ay)に
よって予備メモリ9の予備ワード線W1が選択され、デ
ータ線アドレス信号110(AX)に応答してこの予備
ワード線W1上の予備メモリセルが選択されて欠陥救済
が実行される。
【0032】主メモリ1の不良データ線D1(6)の選
択に対応するデータ線アドレス信号110(AX)とメ
モリブロック選択信号112(AZ)とが供給される
と、これらの信号(AX+AZ)によって決定されるデ
ータ線アドレス変換装置8の複数のアドレスから予備デ
ータ線アドレス信号116とデータ線不良検出信号11
7とが複数ビット出力形式で読み出される。従って、こ
の予備データ線アドレス信号116(ax)によって予
備メモリ10の予備データ線d1が選択され、ワード線
アドレス信号111(AY)に応答してこの予備データ
線d1上の予備メモリセルが選択されて欠陥救済が実行
される。
【0033】従って、図2においては、通常、入出力切
替え回路102は、主メモリ1の入出力線119を選択
しているが、主メモリ1の不良部が選択された場合は、
不良検出信号115,117に応答するところの優先判
定回路107を介して入出力切替え信号118が活性化
され、予備メモリ9,10の入出力線120を選択す
る。すなわち、図2においては端子108は半導体メモ
リ装置全体の共通入出力(I/O)端子であり、この共
通入出力端子108を介して主メモリ1又は予備メモリ
9,10中へのメモリセルへのデジタル情報の書込みが
実行される一方、この入出力端子108を介して主メモ
リ1又は予備メモリ9,10のメモリセルからデジタル
情報の読出しが実行される。
【0034】尚、図3はアドレス変換部7,8を電気的
に書込み可能であり、紫外線によって消去可能なEPR
OM(Electrically Programmble Read Only Memory)
によって構成した実施例のブロック図であり、図4はア
ドレス変換部7,8を書込みと消去の両者が電気的に可
能であるEEPROM(Electrically Erasable andPro
grammable Read Only Memory)によって構成した実施例
のブロック図であり、図5はアドレス変換部7,8をバ
ッテリーバックアンプされたSRAM(Static Random
Access Memory)によって構成した実施例のブロック図
である。特に、図5において切替え回路5は電源VA
遮断された場合、電池の電圧VBをSRAMに供給し、
その結果SRAM中に保持された予備アドレス信号11
4,116および不良検出信号115,117の消失を
回避するようにしたものである。尚、これらのアドレス
変換部7,8はフェーズ方式のROM等の不揮発性メモ
リを使用することができる。
【0035】図6は本発明の他の実施例による半導体メ
モリ装置のブロック図を示し、データ線アドレス変換部
8にラッチ回路200を付加した点のみ図2と異なり、
他は図2と同様である。図6に示すように、ラッチ回路
200の入力線201にはデータ線アドレス信号110
(AX)とメモリブロック選択信号112(AZ)とが
供給され、ラッチ回路200の出力線202はデータ線
アドレス変換部8の入出力線(I/O)116,117
に接続されている。このラッチ回路200を用いること
により、データ線アドレス変換部8への予備データ線ア
ドレス信号116とデータ線不良検出信号117との書
き込みが容易となる。すなわち、主メモリ1の検査結果
に基づいて、予備データ線アドレス信号116とデータ
線不良検出信号117とが入力線201を介してラッチ
回路200にラッチされ、その後出力線202を介して
このラッチ回路200から予備データ線アドレス信号1
16とデータ線不良検出信号117とをデータ線アドレ
ス変換部8の複数のアドレスに書き込むことができる。
この書き込みが行なわれるデータ線アドレス変換部8の
複数のアドレスは、データ線アドレス信号110(A
X)とメモリブロック選択信号112(AZ)とによっ
て決定されることができる。尚、このような書込み動作
以外の動作においては、ラッチ回路200は非動作に制
御される。
【0036】また、このラッチ回路と同様のラッチ回路
をワード線データアドレス変換部7に付加し、このラッ
チ回路を上記と同様に動作させても良いことは言うまで
もない。
【0037】図7は本発明の他の実施例による半導体メ
モリ装置のブロック図を示し、データ線アドレス変換部
8のデータ線不良検出信号117が複数ビット形式であ
り、デコーダ回路214がこの複数ビット形式のデータ
線不良検出信号117によって制御され、このデコーダ
回路214のデコード出力信号215によって制御され
るスイッチ回路216が予備メモリ9の入出力線213
を選択し、このデコーダ回路214のデコード出力信号
215によって制御されるスイッチ回路217が同時に
主メモリ1の入出力線119を選択する点が図2の実施
例と異なり、他は図2と同様である。例えば、図7の半
導体メモリ装置が8ビットの入出力(I/O)構成の場
合、2番目と3番目のI/Oを予備メモリ10が分担
し、1番目と4番目〜8番目の主メモリ1が分担するこ
とができる。
【0038】図8は本発明の他の実施例による半導体メ
モリ装置のブロック図を示し、主メモリ1のビット性不
良のメモリセルを救済するための第3の予備メモリ11
を付加した点が図2の実施例との相違点である。図8の
半導体メモリ装置においては、図9に示すようにビット
性欠陥救済の場合、ワード線不良検出信号115とデー
タ線不良検出信号117とがともに“1”レベルとな
り、予備メモリ選択信号403が“1”レベルとなり、
第3の予備メモリ11が選択される。
【0039】図10は本発明の他の実施例による半導体
メモリ装置のブロック図を示す。同図は予備メモリ41
4、1チップでワード線及びデータ線欠陥を救済できる
ようにワード線とデータ線アドレス変換部7,8の出力
である新しい内部アドレス(114,116)と、半導
体メモリ装置に印加される外部アドレス(110,11
1)とを切り替える内部/外部アドレス切り替え回路
(406,408)を追加した点が図2の実施例との相
違点である。図10の半導体メモリ装置において、図1
1に示すようにデータ線救済の不良モードの場合、ワー
ド線不良検出信号115が“0”、データ線不良救済信
号117が“0”レベルとなり、優先判定回路107の
出力118が“0”レベルとなる。この結果、内部/外
部アドレス切り替え回路406は外部ワード線アドレス
AYに接続され、その出力は予備メモリアドレス信号線
410を介して予備メモリ414のワード線アドレス
(ay)に接続される。また、内部/外部アドレス切り
替え回路408は新しい内部データ線アドレスaxに接
続され、その出力は予備メモリアドレス信号線412を
介して予備メモリ414のデータ線アドレス(ax)に
接続される。さらに予備メモリ414はそのチップ選択
信号/CSRが“0”レベルとなるため選択状態とな
り、同様に入出力切り替え回路102で予備メモリ41
4の入出力信号120が選択される。以上の動作により
欠陥救済が実行され、予備メモリとの間で正常なセルが
読み書きされる。またワード線救済の場合、ワード線不
良検出信号115が“1”レベル、データ線不良救済信
号117が“0”レベルとなり、同様に実行される。さ
らにビット性欠陥の不良モードの場合は、ワード線不良
検出信号115が“0”レベル、データ線不良救済信号
117が“0”レベルとなり、予備メモリ414には新
しい内部データ線アドレスaxと新しい内部ワード線ア
ドレスayが接続され、欠陥救済が実行される。
【0040】一方、主メモリ1が良品セルの通常モード
の場合は、ワード線不良検出信号115、データ線不良
救済信号117共に“1”レベルとなり、優先判定回路
107の出力118が“1”レベルすなわち予備メモリ
414のチップ選択信号/CSRが“1”レベルとなり
非選択状態となる。さらに入出力切り替え回路102で
は、主メモリ1側の入出力線119が選択され、正常な
メモリセルが読み書きされる。
【0041】上記において、例えば予備メモリ414に
は、主メモリ1と同一構成のメモリを用い、同メモリの
Xデコーダの左側メモリアレイをデータ線欠陥救済用、
右側メモリアレイをワード線欠陥救済用に割り当て、デ
ータ線救済線もしくはワード線救済線の各1本〜数本を
ビット性欠陥救済用に割り当てる。これにより、1チッ
プでデータ線欠陥,ワード線欠陥,ビット性欠陥の3つ
の不良モードを救済でき、救済に使用する予備メモリの
使用効率を高めることができる。また本実施例における
予備メモリチップの増設は、まずアドレス変換部内の不
良検出用ビットを増加し、そのビットの情報をもとに追
加した予備メモリのチップ選択信号を制御することで可
能である。
【0042】なお、図10は上記のように予備メモリが
1チップで良く、また冗長制御回路3をチップ化もしく
はモジュール化した場合、図2に比べ予備メモリと冗長
制御回路間の配線数が少ない利点を持っている。このた
め比較的小容量の半導体メモリ装置に好適である。
【0043】
【発明の効果】主メモリ1の不良を救済する予備メモリ
7,8,414は複数ビット出力形式の一般的な半導体
メモリで構成されることができ、欠陥ビットの救済の方
法が比較的単純であり、またこの救済を実現するための
ハードウエアも比較的単純である半導体メモリ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体メモリ装置の原理を簡単に示す
ためのブロック図。
【図2】本発明の実施例の半導体メモリ装置を詳細に説
明するためのブロック図。
【図3】図2のアドレス変換部をEPROMによって構
成した実施例のブロック図。
【図4】図2のアドレス変換部をEEPROMによって
構成した実施例のブロック図。
【図5】図2のアドレス変換部をバッテリーバックアッ
プしたSRAMによって構成した実施例のブロック図。
【図6】本発明の他の実施例の半導体メモリ装置を示す
ブロック図。
【図7】本発明の他の実施例の半導体メモリ装置を示す
ブロック図。
【図8】本発明の他の実施例の半導体メモリ装置を示す
ブロック図。
【図9】図8の実施例の動作を説明するための状態図。
【図10】本発明の他の実施例の半導体メモリ装置を示
すブロック図。
【図11】図10の実施例の動作を説明するための状態
図。
【図12】従来の技術による半導体メモリ装置を説明す
るためのブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湊 修 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−179998(JP,A) 特開 昭53−32633(JP,A) 特公 昭57−32440(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 29/00 G11C 11/413 G11C 16/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体メモリ装置であって、 (1)複数のメモリセルを有し、ワード線アドレス信号
    とデータ線アドレス信号とに対応して該複数のメモリセ
    ルから所定のメモリセルが選択される主メモリと、 (2)複数の予備メモリセルを有し、上記ワード線アド
    レス信号と予備データ線アドレス信号とに対応して該複
    数の予備メモリセルから所定の予備メモリセルが選択さ
    れ上記主メモリの不良を救済する予備メモリと、 (3)その入力に上記データ線アドレス信号が供給さ
    れ、上記予備メモリに供給される予備データ線アドレス
    信号を発生するデータ線アドレス変換部と、(4)上記主メモリからのデータと上記予備メモリから
    のデータを切り換える切り替え回路と、 を具備してなることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】半導体メモリ装置であって、 (1)複数のメモリセルを有し、ワード線アドレス信号
    とデータ線アドレス信号とに対応して該複数のメモリセ
    ルから所定のメモリセルが選択される主メモリと、 (2)複数の予備メモリセルを有し、上記データ線アド
    レス信号と予備ワード線アドレス信号とに対応して該複
    数の予備メモリセルから所定の予備メモリセルが選択さ
    れ上記主メモリの不良を救済する予備メモリと、 (3)その入力に上記ワード線アドレス信号が供給さ
    れ、上記予備メモリに供給される予備ワード線アドレス
    信号を発生するワード線アドレス変換回路と、(4)上記主メモリからのデータと上記予備メモリから
    のデータを切り換える切り替え回路と、 を具備してなることを特徴とする半導体メモリ装置。
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