JP2923194B2 - デジタルコードレス電話システム - Google Patents

デジタルコードレス電話システム

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JP2923194B2
JP2923194B2 JP957594A JP957594A JP2923194B2 JP 2923194 B2 JP2923194 B2 JP 2923194B2 JP 957594 A JP957594 A JP 957594A JP 957594 A JP957594 A JP 957594A JP 2923194 B2 JP2923194 B2 JP 2923194B2
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一茂 三木
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一の自営用基地局
(CS:Cell Station)に登録されたデジ
タルコードレス電話端末装置(PS:Personal
Station)同士が、前記自営用基地局(CS)
を介さないで直接通話することが可能な子機間直接通話
機能を有するデジタルコードレス電話システムに関し、
特に同一の自営用基地局(CS)に登録されていないデ
ジタルコードレス電話端末装置(PS)同士が子機間直
接通話動作を行うことを防止するデジタルコードレス電
話システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在検討が進められている第2世代コー
ドレス電話システムの標準規格(案)によると、この第
2世代コードレス電話システムは、同一の自営用基地局
(CS)に登録された端末装置(PS)同士が、前記自
営用基地局(CS)を介さないで直接通話することが可
能な子機間直接通話機能を有することになっている。こ
の第2世代コードレス電話システム標準規格(案)に記
述されている子機間直接通話の動作概要を以下に説明す
る。なお、子機間直接通話機能により端末装置(PS)
同士が通話できるのは同じ自営用基地局(CS)に登録
されている、つまり端末装置(PS)が認識しているシ
ステム呼出符号が同一である端末装置(PS)同士に限
られている。
【0003】図2は第2世代コードレス電話システム標
準規格(案)に記述されている子機間直接通話の制御シ
ーケンスの説明図である。この図2において、発信側端
末装置(PS)(子機間直接通話を行うために相手側端
末装置を呼び出す端末装置)は子機間直接通話用キャリ
アの空きスロットを検出するために、本標準規格(案)
が定めるキャリアセンスを行い、使用可能(空き)であ
ることを確認した後、そのキャリアの、そのスロットタ
イミングで通話したい相手に対し呼出信号aを送信す
る。この呼出信号aには、図3に示すようにSS(スタ
ートシンボル)、PR(プリアンブルビット)、UW
(ユニークワード)、CI(チャネル識別)の他に、着
識別符号42ビットとして、システム呼出符号(端末装
置PSが登録されている自営用基地局CS固有の番号)
29ビットとPS呼出番号(相手PS呼出番号)13ビ
ット、発識別符号28ビットとして送信側PS呼出符号
(PS−ID)が含まれている。
【0004】他方、着信側端末装置(PS)(他端末装
置から呼出を受ける端末装置)は子機間直接通話の待ち
受け状態の場合に、子機間直接通話用キャリアを順次検
索することによって、自局に対する呼出信号が送信され
ていないかを捜す。着信側端末装置(PS)が自局のP
S呼出番号と、端末装置(PS)の登録されている自営
用基地局(CS)と同じシステム呼出符号の入っている
呼出信号aを受信した後、発信側端末装置(PS)に対
して同期信号bを呼出信号受信の2.5ms後のスロッ
トタイミングで送信する。その後、着信側端末装置(P
S)からの同期信号bを受信した発信側端末装置(P
S)は同期信号cを送信する。発信側端末装置(PS)
からの同期信号cを受信した着信側端末装置(PS)
は、使用者が応答ボタンを押すことにより応答信号dを
送信する。その後、TCH(情報チャネル)アイドルバ
ースト信号e,fの交換を行い通話動作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第2世代コードレス電
話システム標準規格(案)では、子機間直接通話機能に
より端末装置(PS)同士が通話できるのは同じ自営用
基地局(CS)に登録されている(端末装置が認識して
いるシステム呼出符号が同一である)端末装置(PS)
同士に限られている。ここで、従来の端末装置(PS)
では、端末装置(PS)がある自営用基地局(CS)
(親機)の付属の端末装置(PS)(子機)として出荷
される場合は、あらかじめ出荷時にその自営用基地局
(CS)のシステム呼出符号が登録されることになる。
他方、決った自営用基地局(CS)の付属ではなく、不
特定の自営用基地局(CS)の増設用として出荷される
端末装置(PS)の場合は、システム呼出符号を記憶し
ておく記憶装置が初期化されており、システム呼出符号
の値は全て”1”または”0”となっていることがあ
り、少なくとも製造課程が同じ端末については同一の内
容になっていることがある。この場合、この端末装置
(PS)においては第2世代コードレス電話システム標
準規格(案)の定める同一のシステム呼出符号を有する
端末装置(PS)同士の子機間直接通話が可能となって
しまい、自営用基地局(CS)に登録されていない端末
装置(PS)同士が子機間直接通話を行えることとなっ
てしまうといった欠点があった。本発明は、上記問題点
を解決する事を目的としたものであり、上記問題の生じ
ないデジタルコードレス電話システムを提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、同一の自営用基地局(CS)に登録されたデジタ
ルコードレス電話端末装置(PS)同士が、前記自営用
基地局(CS)を介さないで直接通話することが可能な
子機間直接通話機能を有するデジタルコードレス電話シ
ステムにおいて、デジタルコードレス電話端末装置に、
子機間直接通話を行おうとする相手側デジタルコードレ
ス電話端末装置が、既に同一の自営用基地局に登録され
ているも,のかどうかを識別する識別手段を設けて、同
一の自営用基地局に登録されていないデジタルコードレ
ス電話端末装置同士が子機間直接通話動作を行うことを
防止するものであり、さらに、デジタルコードレス電話
端末装置内に記憶されているシステム呼出符号の内容か
ら、そのシステム呼出符号が同一の自営用基地局に登録
されて得られたものかどうかを識別することによって同
一の自営用基地局に登録されているものかどうかを識別
するものである。
【0007】
【作用】上記の識別手段を用いることにより、デジタル
コードレス電話システムにおいて、端末装置内に記憶し
てあるシステム呼出符号の内容が工場出荷時に記憶して
いるものか、自営用基地局に登録された際に記憶したも
のなのかを識別することにより、自営用基地局に登録さ
れていない端末装置同士が子機間直接通話を行うことを
防止する。
【0008】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本発明の実施
例について説明する。図1は本発明による端末装置(P
S)の構成図である。図2は第2世代コードレス電話シ
ステム標準規格(案)に記述されている、子機間直接通
話の制御シーケンスの説明図である。図1において、1
はアンテナ、2は無線部、3は変復調部、4はチャネル
コーデック部、5は制御部、6は音声処理部、7はマイ
ク、8はイヤスピーカ、9は出荷時の登録情報、自営用
基地局(CS)の登録情報等のシステム呼出符号を記憶
する記憶部、10は前記記憶部9の内容を識別する識別
部であり、端末装置(PS)が子機間直接通話を行う場
合には、前記制御部5は識別部10に対して記憶部9の
中のシステム呼出符号の内容を識別するよう制御する。
ここで、前記記憶部9の中のシステム呼出符号の内容
は、工場出荷時のままでは全て”1”または”0”であ
り、また、端末装置(PS)が自営用基地局(CS)に
登録されているときには、登録の際に制御部5より記憶
部9の中の自営用基地局(CS)への登録を記録する部
分に自営用基地局(CS)への登録済み情報が出力さ
れ、この記憶部9には自営用基地局(CS)の登録済み
情報が記憶されている。
【0009】上記構成のデジタルコードレス電話システ
ムにおいて、端末装置(PS)が子機間直接通話を要求
してきた場合には、前記制御部5より識別部10に対し
て記憶部9の中の自営用基地局(CS)の登録を記録す
る部分の内容を識別するよう制御する。そして、その結
果、記憶部9のシステム呼出符号の内容が工場出荷時の
ままで全て”1”または”0”の場合には、識別部10
ではシステム呼出符号は工場出荷時のままで、まだ自営
用基地局(CS)に登録されていないと判断し制御部5
に通知する。これを受けた制御部5では子機間直接通話
のシーケンスを中止する。
【0010】また、システム呼出符号の内容が自営用基
地局(CS)への登録済みの情報が記録されている場合
には、これを受けた制御部5では子機間直接通話のシー
ケンスを継続する。
【0011】上述のように、本発明デジタルコードレス
電話システムにおいては、端末装置(PS)内に記憶し
てあるシステム呼出符号の内容が工場出荷時に記憶して
いるものか、自営用基地局(CS)に登録された際に記
憶したものなのかを識別することにより、自営用基地局
(CS)に登録されていない端末装置(PS)同士が子
機間直接通話を行うことを防止する。なお、上記実施例
では、端末装置(PS)内に記憶してあるシステム呼出
符号の内容が、工場出荷時に記憶しているものか、自営
用基地局(CS)に登録された際に記憶したものなのか
を識別しているが、とちらか一方の登録情報の有無を識
別して制御しても良い。
【0012】すなわち、工場出荷時の登録情報の有無だ
けを識別するようにして、前記記憶部9の中のシステム
呼出符号の内容が工場出荷時のままで全て”1”また
は”0”の場合には、識別部10ではシステム呼出符号
は工場出荷時のままで、まだ自営用基地局(CS)に登
録されていないと判断して制御部5に通知し、これを受
けた制御部5が子機間直接通話のシーケンスを中止する
ようにする。また、端末装置(PS)を自営用基地局
(CS)に登録する際の登録情報の有無を識別するよう
にして、前記記憶部9の中の自営用基地局(CS)への
登録を記録する部分に自営用基地局(CS)へ登録され
ていることを示す情報が記憶されていない場合には、識
別部10ではシステム呼出符号は工場出荷時のままで、
まだ自営用基地局(CS)に登録されていないと判断し
て制御部5に通知し、これを受けた制御部5で子機間直
接通話のシーケンスを中止するようにしても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、同一の自営用基地局に
登録されたデジタルコードレス電話端末装置同士が、前
記自営用基地局を介さないで直接通話することが可能な
子機間直接通話機能を有するデジタルコードレス電話シ
ステムにおいて、デジタルコードレス電話端末装置に記
録されているシステム呼出符号の内容が、自営用基地局
に登録することによって得られたシステム呼出符号なの
か、工場出荷時に設定された内容なのかを識別するする
ことができるため、デジタルコードレス電話端末装置が
自営用基地局にまだ登録されていない状態でシステム呼
出符号が一致した場合での子機間直接通話動作を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタルコードレス電話端末装置
(PS)の構成図である。
【図2】第2世代コードレス電話システム標準規格
(案)に記述されている子機間直接通話の制御シーケン
スの説明図である。
【図3】制御シーケンスに従い子機間直接通話を行うデ
ジタルコードレス電話端末装置(PS)が送受信する物
理スロット(SCCH)構成の説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 変復調部 4 チャネルコーデック部 5 制御部 6 音声処理部 7 マイク 8 イヤスピーカ 9 記憶部 10 識別部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の自営用基地局に登録されたデジタ
    ルコードレス電話端末装置同士が、前記自営用基地局を
    介さないで直接通話することが可能な子機間直接通話機
    能を有するデジタルコードレス電話システムにおいて、 デジタルコードレス電話端末装置に、子機間直接通話を
    行おうとする相手側デジタルコードレス電話端末装置
    が、既に同一の自営用基地局に登録されているものかど
    うかを識別する識別手段を設けて、同一の自営用基地局
    に登録されていないデジタルコードレス電話端末装置同
    士が子機間直接通話動作を行うことを防止するデジタル
    コードレス電話システム。
  2. 【請求項2】 デジタルコードレス電話端末装置内に記
    憶されているシステム呼出符号の内容から、そのシステ
    ム呼出符号が同一の自営用基地局に登録されて得られた
    ものかどうかを識別することによって同一の自営用基地
    局に登録されているものかどうかを識別することを特徴
    とする請求項1のデジタルコードレス電話システム。
JP957594A 1994-01-31 1994-01-31 デジタルコードレス電話システム Expired - Lifetime JP2923194B2 (ja)

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