JP2923191B2 - シーラー組成物およびこれを用いた建築物外装仕上げ構造 - Google Patents
シーラー組成物およびこれを用いた建築物外装仕上げ構造Info
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Description
びこれを用いた建築物外装仕上げ構造に関するものであ
る。
した後、耐候性、防汚性または高級感などの特性を付与
するために恒久対策用の塗装が施されて仕上げられる。
恒久対策用の塗装は、通常、外装材、目地に充填された
シーラントなどの下地にシーラーを塗装し、シーラーの
上に直接、または、必要に応じてプライマーを塗装して
から上塗り塗料を塗装することにより行われる。
酸ジオクチル(DOP)のような可塑剤の移行による塗
膜表面の汚染を防ぐために、可塑剤含有量をできるだけ
少なくし、その代わりに埃付着が少ない合成オイルに置
換している。また、密着付与剤としてシランカップリン
グ剤を含有している。シーラントに含まれているシラン
カップリング剤が加水分解して外装材と化学的に結合
し、強い付着強度を発揮し、目地の水密性を確保する。
を主成分とする塩化ビニル系シーラーが使用されてい
る。塩化ビニル系シーラーの皮膜は、柔らかいため、上
塗り塗膜のヘアークラック発生を防止する働きがある。
系外装材に含まれているカルシウムは、外装材が結露と
乾燥を繰り返すことにより、塩化ビニル系シーラーを透
過して塗膜表面に出てきて炭酸カルシウムの白華を生じ
る。これにより、建築物外装の外観が悪くなる。シラン
カップリング剤含有シーラントの上に形成された塗膜
は、外装材の上に形成された塗膜に比べて密着性が劣っ
ている。これは、塩化ビニル系シーラーの前記シーラン
トに対する付着強度が、外装材に対する付着強度に比べ
て劣っているためであると考えられる。
り塗膜ヘアークラックが発生しないシーラー組成物であ
って、白華防止性(または耐白華性)と目地部での密着
性が向上したシーラー組成物を提供することを課題とす
る。この発明は、目地部表面が汚染せず、上塗り塗膜ヘ
アークラックが発生せず、白華が起こらず、目地部での
塗膜密着性が向上した、建築物外装仕上げ構造を提供す
ることを課題とする。
め、この発明は、シーラントの上に塗布されるシーラー
組成物であって、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ートを必須成分とするアクリル系重合体とポリイソシア
ネート化合物との反応により得られ、2個以上のイソシ
アネート基を有するイソシアネート基含有アクリル系重
合体、プロピレングリコールに由来する繰り返し単位と
2個以上の末端ヒドロキシル基を持つ重量平均分子量3
00〜4000のポリエーテルポリオールと、ポリイソ
シアネート化合物との反応により得られ、2個以上のイ
ソシアネート基を有するイソシアネート基含有ポリエー
テル系重合体、を必須成分として含むシーラー組成物を
提供する。また、この発明は、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレートを必須成分とするアクリル系重合体と
ポリイソシアネート化合物との反応により得られ、2個
以上のイソシアネート基を有するイソシアネート基含有
アクリル系重合体、プロピレングリコールに由来する繰
り返し単位と2個以上の末端ヒドロキシル基を持つ重量
平均分子量300〜4000のポリエーテルポリオール
と、ポリイソシアネート化合物との反応により得られ、
2個以上のイソシアネート基を有するイソシアネート基
含有ポリエーテル系重合体、重量平均分子量9,000
〜90,000の塩素化ゴム化合物、を必須成分として
含むシーラー組成物を提供する。
アネート基含有ポリエーテル系重合体が、プロピレング
リコールに由来する繰り返し単位と2個以上の末端ヒド
ロキシル基を持つ重量平均分子量300〜4000のポ
リエーテルポリオール、および、2個以上のヒドロキシ
ル基を持つ分子量60〜200のポリオールと、ポリイ
ソシアネート化合物との反応により得られたものであっ
てもよい。
て、重量平均分子量9,000〜90,000の塩素化
ゴム化合物をも含んでもよい。この発明は、また、外装
材とその間の目地に充填されたシーラントを有する建築
物外装下地の上にこの発明のシーラー組成物の塗膜が形
成され、シーラー組成物の塗膜の上に上塗り塗膜が形成
されている、建築物外装仕上げ構造を提供する。
構成する単量体成分は、ヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレートを必須成分とし、必要に応じて、アルキル
(メタ)アクリレートおよび共重合可能なその他の単量
体を含む。前記ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
トは、1,2−不飽和結合を有する不飽和カルボン酸の
炭素数2〜16のヒドロキシアルキルエステルであり、
たとえば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロ
キシプロピルアクリレート、ヒドロキシブチルアクリレ
ート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキ
シプロピルメタクリレート、ヒドロキシブチルメタクリ
レートなどが挙げられる。
1,2−不飽和結合を有する不飽和カルボン酸の炭素数
1〜16のアルキルエステルであり、たとえば、ブチル
(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。前記そ
の他の単量体は、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ートやアルキル(メタ)アクリレートと共重合し得るエ
チレン性不飽和化合物であり、たとえば、アクリロニト
リル、スチレン、ジブチルフマレート、ジブチルマレー
ト、N−メチロールメタアクリルアミド、アリルアルコ
ールなどが挙げられる。
は、上記単量体成分を、有機溶剤または水中での溶液重
合、乳化重合、懸濁重合、塊状重合などの適宜の重合方
法によりラジカル重合して得られる。上記単量体成分の
組成は特に制限はないが、ヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレート5〜40重量%、アルキル(メタ)アクリ
レート40〜95重量%、その他の単量体0〜40重量
%であることが好ましい。ヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレートの割合が前記範囲を上回ると重合生成物が
ゲル化したり、あるいは、塗膜生成物が硬質化したりす
るおそれがあり、下回ると塗膜生成物のウレタン基導入
量が少なくなるおそれがある。前記アクリル系重合体
は、重量平均分子量3000〜20000であることが
好ましい。分子量がこの範囲を上回ると重合生成物の粘
度が上昇したり、あるいは、相溶性が低下したりするお
それがあり、下回ると塗膜生成物の脆化のおそれがあ
る。
ト化合物とをウレタン化反応させて、2個以上のイソシ
アネート基を有するイソシアネート基含有アクリル系重
合体が得られる。使用されるポリイソシアネート化合物
の比率は、たとえば、アクリル系重合体100重量部に
対して5〜80重量部である。この比率を上回ると塗膜
の脆化、遊離イソシアネートの増加のおそれがあり、下
回ると重合生成物のゲル化のおそれがある。イソシアネ
ート基含有アクリル系重合体は、湿気硬化して架橋構造
を形成するために2個以上のイソシアネート基を有す
る。
有ポリエーテル系重合体は、特定のポリエーテルポリオ
ールおよび必要に応じて使用される特定のポリオール
と、ポリイソシアネート化合物との反応により得られ
る。前記特定のポリエーテルポリオールは、プロピレン
グリコールに由来する繰り返し単位と2個以上の末端ヒ
ドロキシル基を持ち、重量平均分子量が300〜400
0の範囲にあるものであり、変成シリコーンシーラント
との密着性付与、塗膜の柔軟性付与のために使用され
る。分子量がこの範囲を上回ると塗膜のベタツキのおそ
れがあり、下回ると塗膜の硬質化のおそれがある。前記
ポリエーテルポリオールは、たとえば、重量平均分子量
300〜4000のポリオキシプロピレングリコールで
ある。
ロキシル基を持つ分子量60〜200の化合物であり、
塗膜の強靱性付与のために必要に応じて使用される。分
子量がこの範囲を上回ると強靱性不足のおそれがあり、
下回ると相溶性の低下(析出)のおそれがある。前記特
定のポリオールとしては、たとえば、ブタンジオール、
プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチル
グリコール、トリメチロールプロパンなどが挙げられ
る。
応じて上記分子量60〜200のポリオールとポリイソ
シアネート化合物とをウレタン反応させて、2個以上の
末端にイソシアネート基を有するイソシアネート基含有
ポリエーテル系重合体が得られる。使用される、上記ポ
リエーテルポリオール、上記分子量60〜200のポリ
オール、ポリイソシアネート化合物の比率は、たとえ
ば、それぞれ、30〜70重量部、0〜20重量部、2
0〜50重量部(ただし、合計は100重量部である)
である。ポリエーテルポリオールの量が前記範囲を外れ
ると重合生成物のゲル化のおそれがある。分子量60〜
200のポリオールの量が前記範囲を外れると遊離イソ
シアネートの増加のおそれがある。ポリイソシアネート
化合物の量が前記範囲を外れると塗膜生成物の脆化のお
それがある。イソシアネート基含有ポリエーテル系重合
体も、湿気硬化して架橋構造を形成するために2個以上
のイソシアネート基を有する。
アクリル系重合体およびイソシアネート基含有ポリエー
テル系重合体を作るために使用されるポリイソシアネー
ト化合物は、イソシアネート基を2個以上有する化合物
であれば特に限定はない。ポリイソシアネート化合物と
しては、たとえば、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、イ
ソホロンジイソシアネート(IPDI)、ジフェニルメ
タンジイソシアネート(MDI)、キシレンジイソシア
ネート(XDI)、テトラメチレンキシレンジイソシア
ネート(TMXDI)、これらの多量体、これらのイソ
シアネート基をポリプロピレングリコール(PPG)や
ジプロピレングリコール(DPG)のようなアルコール
などの活性水素を有する化合物で変性したポリイソシア
ネート化合物誘導体などが挙げられる。
は、重量平均分子量9,000〜90,000のもので
あり、たとえば、塩素で一部置換された重量平均分子量
9,000〜90,000のポリエチレン(塩素化ポリ
エチレン)である。分子量がこの範囲を上回ると溶解性
の低下のおそれがあり、下回ると塗膜生成物の脆化のお
それがある。塩素化度は、40〜70重量%であるのが
好ましい。塩素化度がこの範囲を上回ると密着性付与能
力の低下のおそれがあり、下回ると溶解性の低下のおそ
れがある。
限定されないが、たとえば、上記イソシアネート基含有
アクリル系重合体の固形分100重量部に対して、上記
イソシアネート基含有ポリエーテル系重合体の固形分1
〜50重量部の割合、好ましくは10〜30重量部の割
合とされ、また、シーラー組成物が上記塩素化ゴム化合
物をも含む場合には、上記組成において、たとえば、塩
素化ゴム化合物の固形分1〜30重量部の割合、好まし
くは5〜20重量部の割合とされる。イソシアネート基
含有ポリエーテル系重合体の量が前記範囲を上回ると上
塗塗料のうち溶剤形のものやトップコートとの付着性低
下のおそれがあり、下回ると変成シリコーン系シーラン
トとの付着性低下または塗膜のヘアークラック発生防止
がなされないおそれがある。塩素化ゴム化合物の量が前
記範囲を上回ると変成シリコーン系シーラントとの付着
低下のおそれがあり、下回るとエマルション系塗料との
付着性が付与されないおそれがある。
て、単独溶剤または2種以上の混合溶剤を加えることが
できる。溶剤は、イソシアネート基含有アクリル系重合
体、イソシアネート基含有ポリエーテル系重合体および
塩素化ゴム化合物と反応しないものが好ましく、たとえ
ば、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素;酢酸エ
チル、酢酸ブチルなどの酢酸エステル;メチルエチルケ
トン(MEK)、メチルイソブチルケトン(MIBK)
などのケトンなどである。使用される溶剤の量は、たと
えば、シーラー組成物の固形分の合計重量に対して10
0〜900重量%の割合である。
仕上げを行うために下地に塗装される。塗装方法は通常
のシーラーと同じ方法が採用されうる。このシーラー組
成物の塗膜の厚みは、たとえば、乾燥時で30〜60μ
mとされる。建築物外装下地は、通常、外装材とその間
の目地に充填されたシーラントを有する。
ケイ酸カルシウム板などのセメント系外装材が使用され
る。シーラントは、たとえば、変成シリコーン系シーラ
ントであって1液からなる溶剤型である。変成シリコー
ン系シーラントは、アミノ基(−NH2 )とアルコキシ
シラン基〔−Si−(OR)3 :Rはメチル、エチルな
どのアルキル基である。ORの代わりに他の加水分解性
基がSiに結合していてもよい。〕を有するシランカッ
プリング剤を含んでおり、シランカップリング剤が空気
中の水分などにより加水分解して、ポリマー化するとと
もに外装材の有するヒドロキシル基と反応して結合す
る。これにより、目地部の水密性が確保される。シラン
カップリング剤の有するアミノ基は、この発明のシーラ
ー組成物の有するイソシアネート基と反応して結合す
る。なお、変成シリコーン系シーラントは、可塑剤の全
量が埃付着量が少ない合成オイルに置換されているた
め、塗膜表面に汚れの原因となる粘着性を与えない。前
記合成オイルとしては、たとえば、出光興産社、三井石
油化学工業社などの製品である、塗料の組成によるが塗
料を軟化変質させない可塑剤、たとえば、アジピン酸
誘導体、マレイン酸誘導体に代表される脂肪酸エステ
ル、リン酸誘導体のリン酸エステル系可塑剤、パラ
フィン誘導体の塩素化パラフィン、プロセスオイルな
どの鉱物油系可塑剤等が挙げられる。
装下地の上にこの発明のシーラー組成物を通常のシーラ
ーの塗装方法に従って塗装する。この発明のシーラー組
成物は、塗布された後、常温乾燥または加熱乾燥により
シーラー皮膜を形成する。その後、シーラー皮膜の上に
通常の塗装方法に従って、プライマーや上塗り塗料を塗
装する。これにより、この発明の外装仕上げ構造が得ら
れる。この発明の外装仕上げ構造は、恒久対策用および
補修対策用のいずれでも可能である。恒久対策は、建築
物外装に耐候性、防汚性または高級感などの特性を付与
するために、建築物外装下地にこの発明のシーラー組成
物を塗装し、プライマーや上塗り塗料を塗装して行われ
る。補修対策は、建築物外装にすでに形成された塗膜に
剥離、割れなどの不良が発生した場合、その不良個所を
修復するために、不良個所とその周辺部の塗膜を除去し
て建築物外装下地を露出させ、この下地にこの発明のシ
ーラー組成物を塗装し、プライマーや上塗り塗料を塗装
して行われる。プライマーは必要に応じて下地からの低
分子量物質の移行遮断のために使用され、シーラー皮膜
の上に全体的にまたは部分的に(特にシーラント上の部
分に)塗装されてもよい。
とえば、1液溶剤系アクリル系塗料、2液溶剤系アクリ
ルウレタン系塗料、アクリルエマルション系塗料などの
アクリル系塗料が使用される。気象条件の厳しい寒冷地
では、低温時でも塗膜に伸び性があり、かつ、長期的に
耐候性(チョーキング性)に優れる塗料として2液溶剤
系アクリルウレタン系塗料が好ましく使用される。
基含有アクリル系重合体、および、イソシアネート基含
有ポリエーテル系重合体を必須成分として含むので、塗
装後、水分により前記必須成分の有するイソシアネート
基が反応して架橋構造を形成し硬化する。このため、外
装材が結露と乾燥を繰り返してもカルシウムがシーラー
皮膜を透過せず、白華が生じない。
は、プライマーや上塗り塗料として使用される、1液溶
剤アクリル系塗料や2液溶剤アクリルウレタン系塗料と
の付着性、および、下地である1液型の変成シリコーン
系シーラントとの付着性を付与する。イソシアネート基
含有ポリエーテル系重合体は、1液型の変成シリコーン
系シーラントとの付着性を付与し、しかも、弾性を有す
るのでシーラー皮膜が柔らかく、塗膜にヘアークラック
が発生するのを防止する。
体が、プロピレングリコールに由来する繰り返し単位と
2個以上の末端ヒドロキシル基を持つ分子量300〜4
000のポリエーテルポリオール、および、2個以上の
ヒドロキシル基を持つ分子量60〜200のポリオール
と、ポリイソシアネート化合物との反応により得られた
ものであると、さらに、塗膜の強靱性を高めることがで
きる。
ム化合物をも含んでいると、塩素化ゴム化合物がエマル
ション系塗料との付着性を付与するので、シーラー組成
物の上に塗布されうる塗料の選択の余地が大きくなり、
使用しやすくなって好都合である。この発明のシーラー
組成物は、固形分換算で、イソシアネート基含有アクリ
ル系重合体100重量部に対してイソシアネート基含有
ポリエーテル系重合体1〜50重量部の割合で含んでい
ると、1液型の変成シリコーン系シーラントとの付着性
の向上やヘアークラックの防止に好都合であり、前記範
囲を下回るとそれらの働きが得られないことがあり、前
記範囲を上回ると上塗塗料との付着性低下のおそれがあ
る。
素化ゴム化合物を含む場合、固形分換算で、塩素化ゴム
化合物1〜30重量部の割合で含んでいると、シーラー
組成物の塗膜とこの塗膜の上に形成されるエマルション
系塗料の塗膜との密着性を向上させるのに好都合であ
り、前記範囲を下回るとこの密着性が向上しないことが
あり、前記範囲を上回るとプライマー塗膜の脆化、平滑
性低下のおそれがある。
材とその間の目地に充填されたシーラントを有する建築
物外装下地の上にこの発明のシーラー組成物の塗膜が形
成され、シーラー組成物の塗膜の上に上塗り塗膜が形成
されているので、上塗り塗膜が目地部においても粘着性
を持たず汚れにくい上、ヘアークラックや白華を起こし
にくく、シーラー塗膜の密着性が目地部においても向上
している。
は、外装材として白華を生じやすいセメント系外装材を
用いても、この外装材に含まれているカルシウムの透過
が防がれ、白華が生じない。シーラントとして変成シリ
コーン系シーラントを用いると、シーラントと外装材と
の間の水密性が確保され、しかも、シーラー組成物の有
するイソシアネート基と反応して結合し、目地部におい
てもシーラー塗膜の密着性が良好である。
説明する。図1は、この発明のシーラー組成物を用い
て、建築物外装に恒久対策を施した構造の1例を表す。
セメント系外装材1と1の間の目地に変成シリコーン系
シーラント2が充填され、これらの上にこの発明のシー
ラー組成物からなる皮膜3が形成されている。シーラー
皮膜3のうちの少なくともシーラント2上の部分にプラ
イマー塗膜4が形成され、その上に上塗り塗膜5が形成
される。プライマー塗膜4は、シーラー皮膜3の上に部
分的にではなく、全体的に形成されてもよいし、全く形
成されなくてもよい。セメント系外装材1は、タッピン
グビス7によりZnメッキ処理された鉄フレーム6に取
り付けられ、固定されている。
ビニル系シーラーを塗装した外装仕上げ構造において、
目地部の塗膜が剥離した部分とその周辺部で下地を露出
するまで塗膜を除去し、恒久対策用の仕上げ構造が施さ
れる。以下に、この発明の実施例と、この発明の範囲を
外れた比較例とを示すが、この発明は下記実施例に限定
されない。
5重量部、スチレン15重量部および2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート(2−HEMA)5重量部を反応容
器に入れ、攪拌しながら、90〜100℃に加熱し、こ
こへトルエン40重量部とアゾビスイソブチロニトリル
(重合開始剤)1重量部をロートで3〜4時間かけて滴
下して重合を行い、アクリル酸ブチル55.6重量%、
スチレン33.3重量%、2−ヒドロキシエチルメタク
リレート11.1重量%のアクリル系重合体のトルエン
溶液を得た。このアクリル系重合体のトルエン溶液の固
形分100重量部に対して、7重量部のTDIと8重量
部のPPG(Mw=2000)の混合物を33.4重量
部の割合で入れて攪拌し、80〜90℃で加熱して反応
させ、ウレタン化させた。この反応によりイソシアネー
ト基含有アクリル系重合体が得られ、その重量平均分子
量は15,000で、イソシアネート基含有量は2.4
%であった。
料の種類と配合、生成した重合体のイソシアネート基含
有量と重量平均分子量を表1に示すように変えたこと以
外は製造例1と同様にしてイソシアネート基含有アクリ
ル系重合体を得た。
レート、BAはブチルアクリレート、2−HEMAは2
−ヒドロキシエチルメタクリレート、AIBNはアゾビ
スイソブチロニトリル(重合開始剤)、TDIはトリレ
ンジイソシアネート、PPGはポリプロピレングリコー
ルである。 (製造例6)MDIを35重量部、PPG(Mw=20
00)を60重量部、DPG(M=134)を5重量部
からなる原料を反応容器に入れ、攪拌しながら、70〜
80℃に加熱して3〜4時間反応させ、ウレタン化させ
た。この反応により、MDI35重量%、PPG60重
量%、DPG5重量%から構成されたイソシアネート基
含有ポリエーテル系重合体が得られ、その重量平均分子
量は700、イソシアネート基含有量は6.0%であっ
た。
料の種類と配合、生成した重合体のイソシアネート基含
有量と重量平均分子量を表2に示すように変えたこと以
外は製造例6と同様にしてイソシアネート基含有ポリエ
ーテル系重合体を得た。
ンジイソシアネート、PPGは、ポリプロピレングリコ
ール、DPGは、ジプロピレングリコールである。 (実施例A1)上記製造例1で得られたイソシアネート
基含有アクリル系重合体50重量部、上記製造例6で得
られたイソシアネート基含有ポリエーテル系重合体30
重量部、塩素化ゴム化合物として塩素化ポリエチレン
(塩素含有率68重量%、Mw=18,000)20重
量部および混合溶剤400重量部を容器内で攪拌するこ
とにより均一に混合して、この発明のシーラー組成物を
得た。混合溶剤は、トルエン、キシレン、酢酸エチルを
50:25:25の重量比で混合したものであった。
て、イソシアネート基含有アクリル系重合体、イソシア
ネート基含有ポリエーテル系重合体、または、塩素化ゴ
ム化合物を表3に示すように変えたこと以外は実施例A
1と同様にしてこの発明のシーラー組成物を得た。 (比較例A1)実施例A1においてイソシアネート基含
有アクリル系重合体を用いなかったこと以外は実施例A
1と同様にして比較用シーラー組成物を得た。
アネート基含有ポリエーテル系重合体を用いなかったこ
と以外は実施例A1と同様にして比較用シーラー組成物
を得た。上記実施例と比較例のシーラー組成物につい
て、目地部の耐汚染性、耐ヘアークラック性、白華防止
性と目地部での密着性を後述のようにして調べた。結果
を表3に示した。なお、目地部での密着性は、ゴバン目
テープ法(JIS K5400準拠)で代表させた。
ケイ酸カルシウム板(300mm×45mm)を外壁に施工
した後、外装材1の間の目地(幅10mm)にシーラント
2として1液型の変成シリコーン系シーラント(サンラ
イズメイセイ株式会社製品の吹付用シーラント:出光興
産社製合成オイル30重量%含有)を充填した(図2参
照)後、裸目地で(シーラント2を露出した状態で)水
性面に対して傾斜正南面35°〔JIS A−1410
(プラスチック建築材料の屋外暴露試験方法)に準拠〕
の角度で60日間屋外暴露した。外壁面全面に実施例A
1で得られたシーラー組成物をローラ塗布して風乾し
(乾燥膜厚50μm)、得られたシーラー皮膜の目地部
のみプライマー(1液の溶剤型アクリル樹脂塗料:恒和
化学工業株式会社製品のDLプライマー)をスプレー塗
布し、さらに、外壁面全面に上塗り塗料(水系アクリル
エマルション塗料:恒和化学工業株式会社製品の水系N
フラットコート)をスプレー塗布し、その後、1か月間
放置して、図1に示す、この発明の建築物外装仕上げ構
造を作った。プライマーの乾燥膜厚は50μm、上塗り
塗料の乾燥膜厚は100μmであった。
8)実施例B1において、シーラント、シーラー、プラ
イマーおよび上塗り塗料を表4〜6に示すように変えた
こと以外は実施例B1と同様にして、建築物外装仕上げ
構造を作った。 Nフラットシーラー:恒和化学工業株式会社製の塩化ビ
ニル系シーラー 弾性Nシーラー:恒和化学工業株式会社製の1液性溶剤
型塩化ビニル系シーラー 溶剤Nフラットコート:恒和化学工業株式会社製の1液
性溶剤型アクリル系塗料 溶剤2液アクリルウレタン:亜細亜工業株式会社製の2
液性溶剤型アクリルウレタン系塗料「品番8500」 弾性Nフィラー:恒和化学工業株式会社製の水系アクリ
ル樹脂パテ 弾性Nクロス:恒和化学工業株式会社製のナイロン系寒
冷紗 弾性Nコート:恒和化学工業株式会社製の水系アクリル
樹脂リシン吹付仕上塗材(JIS A6909) 弾性トップレスソフト:エスケー化研株式会社製の水系
アクリル樹脂仕上塗材 実施例と比較例で得られた、仕上げ構造について、目地
部の耐汚染性、ヘアークラック発生の有無、白華防止
性、塗膜密着性、塗膜引張り伸び性能を調べ、結果を表
4〜6に示した。
法、すなわち、70℃の温度条件下に仕上げ構造の試験
体を44時間入れ、30分間室温養生後、目地部の塗膜
表面に火山灰を振り掛け、試験体を垂直に立てた状態で
散水(水10リットル)し、自然乾燥2時間、という操
作を1サイクルとして、10サイクルまで実施して汚染
評価を行い、下記の基準で評価した。 ◎:火山灰付着なし。 ○:火山灰付着が目視で僅かに観察できる。 △:火山灰付着が目視で確認できる。 ×:火山灰付着が著しい。
性(70°加熱散水促進法)試験の後、塗膜表面を肉眼
で観察し、ひび割れが生じているか(×)否か(○)で
判定した。白華防止性は、JIS B7753準拠のサ
ンシャインカーボンアーク灯式耐候性試験機1000時
間(屋外暴露試験相当5年)の後、外装材の塗膜表面を
肉眼で観察し、白華が生じているか(×)否か(○)で
判定した。
し、屋外に60日間暴露した後、上述のようにして外装
仕上げを行い、目地部の塗膜を平面引張付着試験により
調べた。平面引張付着試験は、室温(20℃)条件下で
JIS A6909に準拠した治具を用いて行った。塗
膜形成後、20℃、65%RH条件下で養生させ、平面
引張付着試験前に試験体を、15〜20℃(常温)で5
時間養生したものと、5℃(低温)で5時間なじませた
温度条件下で平面引張付着試験を行ったデータを初期値
とし、JIS A6909に基づき試験体を水中浸漬1
8時間→マイナス20℃、3時間→50℃、3時間を1
サイクルとして10サイクル実施後、平面引張付着試験
を行ったデータを耐久値とした。
300mm×300mmの型枠の上に、同じ外形で枠幅20
mmの型枠をぴったり重ね合わせ、塗膜厚乾燥0.3±
0.05mmになるようにシーラー組成物を流し込み、そ
の後脱型まで、20℃、60%RH雰囲気中で24時
間、40℃、60%RH雰囲気中で24時間養生し、さ
らに脱型後、40℃、60%RH雰囲気中で48時間、
20℃、60%RH雰囲気中で4時間養生を行い、金型
でJIS K6301のダンベル2号形状に打ち抜き、
試験片とし、引張速度100mm/分で引張荷重をかけ、
JIS K63013.4試験方法に従って求めた、引
張強さと伸びで示した。
造は、ヘアークラック発生がなく、目地部の耐汚染性、
白華防止性、塗膜密着性、塗膜引張り伸び性能に優れて
いた。これに対し、比較例A1のシーラー組成物を用い
た仕上げ構造では、上塗り塗装との密着性が劣ってい
た。比較例A2のシーラー組成物を用いた仕上げ構造で
は、吹付用シーラントとの密着性が劣っていた。比較例
A3のシーラー組成物を用いた仕上げ構造では、GKシ
ーラーの柔軟性欠如、上塗り塗装・吹付用シーラントと
の密着性が劣っていた。
外装仕上げのための塗装を行うと、目地部の表面が汚染
せず、ヘアークラックが発生せず、白華防止性(または
耐白華性)と目地部での密着性が向上した外装仕上げ塗
膜が得られる。この発明の建築物外装仕上げ構造は、こ
の発明のシーラー組成物の上に建築物外装仕上げのため
の塗装を行うので、目地部の表面が汚染せず、ヘアーク
ラックが発生せず、白華防止性(または耐白華性)と目
地部での密着性が向上する。
概略を表す断面図である。
を表す斜視図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 シーラントの上に塗布されるシーラー組
成物であって、 ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを必須成分と
するアクリル系重合体とポリイソシアネート化合物との
反応により得られ、2個以上のイソシアネート基を有す
るイソシアネート基含有アクリル系重合体、 プロピレングリコールに由来する繰り返し単位と2個以
上の末端ヒドロキシル基を持つ重量平均分子量300〜
4000のポリエーテルポリオールと、ポリイソシアネ
ート化合物との反応により得られ、2個以上のイソシア
ネート基を有するイソシアネート基含有ポリエーテル系
重合体、を必須成分として含むシーラー組成物。 - 【請求項2】 イソシアネート基含有ポリエーテル系重
合体が、プロピレングリコールに由来する繰り返し単位
と2個以上の末端ヒドロキシル基を持つ重量平均分子量
300〜4000のポリエーテルポリオール、および、
2個以上のヒドロキシル基を持つ分子量60〜200の
ポリオールと、ポリイソシアネート化合物との反応によ
り得られたものである請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 イソシアネート基含有アクリル系重合体
の固形分100重量部に対し、イソシアネート基含有ポ
リオール系重合体の固形分を1〜50重量部の割合で含
む請求項1または2記載の組成物。 - 【請求項4】 重量平均分子量9,000〜90,00
0の塩素化ゴム化合物をも含む請求項1から3までのい
ずれかに記載の組成物。 - 【請求項5】 イソシアネート基含有アクリル系重合体
の固形分100重量部に対し、イソシアネート基含有ポ
リオール系重合体の固形分を1〜50重量部および塩素
化ゴム化合物の固形分を1〜30重量部の割合で含む請
求項4記載の組成物。 - 【請求項6】 ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
トを必須成分とするアクリル系重合体とポリイソシアネ
ート化合物との反応により得られ、2個以上のイソシア
ネート基を有するイソシアネート基含有アクリル系重合
体、 プロピレングリコールに由来する繰り返し単位と2個以
上の末端ヒドロキシル基を持つ重量平均分子量300〜
4000のポリエーテルポリオールと、ポリイソ シアネ
ート化合物との反応により得られ、2個以上のイソシア
ネート基を有するイソシアネート基含有ポリエーテル系
重合体、 重量平均分子量9,000〜90,000の塩素化ゴム
化合物、 を必須成分として含むシーラー組成物。 - 【請求項7】 イソシアネート基含有ポリエーテル系重
合体が、プロピレングリコールに由来する繰り返し単位
と2個以上の末端ヒドロキシル基を持つ重量平均分子量
300〜4000のポリエーテルポリオール、および、
2個以上のヒドロキシル基を持つ分子量60〜200の
ポリオールと、ポリイソシアネート化合物との反応によ
り得られたものである請求項6記載の組成物。 - 【請求項8】 イソシアネート基含有アクリル系重合体
の固形分100重量部に対し、イソシアネート基含有ポ
リオール系重合体の固形分を1〜50重量部および塩素
化ゴム化合物の固形分を1〜30重量部の割合で含む請
求項6または7記載の組成物。 - 【請求項9】 外装材とその間の目地に充填されたシー
ラントを有する建築物外装下地の上に請求項1から8ま
でのいずれかに記載のシーラー組成物の塗膜が形成さ
れ、シーラー組成物の塗膜の上に上塗り塗膜が形成され
ている、建築物外装仕上げ構造。 - 【請求項10】 外装材がセメント系外装材であり、シ
ーラントが変成シリコーン系シーラントである請求項9
記載の構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32291493A JP2923191B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | シーラー組成物およびこれを用いた建築物外装仕上げ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32291493A JP2923191B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | シーラー組成物およびこれを用いた建築物外装仕上げ構造 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07179845A JPH07179845A (ja) | 1995-07-18 |
JP2923191B2 true JP2923191B2 (ja) | 1999-07-26 |
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JP32291493A Expired - Fee Related JP2923191B2 (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | シーラー組成物およびこれを用いた建築物外装仕上げ構造 |
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JP5078959B2 (ja) * | 2009-09-02 | 2012-11-21 | アイカ工業株式会社 | 化粧材 |
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-
1993
- 1993-12-21 JP JP32291493A patent/JP2923191B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07179845A (ja) | 1995-07-18 |
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