JP2922637B2 - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JP2922637B2 JP2922637B2 JP2340033A JP34003390A JP2922637B2 JP 2922637 B2 JP2922637 B2 JP 2922637B2 JP 2340033 A JP2340033 A JP 2340033A JP 34003390 A JP34003390 A JP 34003390A JP 2922637 B2 JP2922637 B2 JP 2922637B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing device
- contact portion
- support
- roller
- housing
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は現像装置に関し、より詳細には、複写機、フ
ァクシミリ、ページプリンター等の画像形成装置の現像
器をセット位置に保持するべく、当該現像器のハウジン
グ背面を押圧する当接部を備えた現像装置に関する。
ァクシミリ、ページプリンター等の画像形成装置の現像
器をセット位置に保持するべく、当該現像器のハウジン
グ背面を押圧する当接部を備えた現像装置に関する。
<従来技術及び発明が解決しようとする課題> 従来この種の現像装置として、例えば実開昭63−1871
58号公報に開示されている構造のものが知られている。
その構造では、感光体に近接するセット位置と感光体か
ら離反する解除位置とに移動可能な現像器と、当該現像
器のハウジング背面に当接する当接部としての偏心カム
を備えている。この偏心カムと上記ハウジング背面との
間には、現像器をハウジング側へ弾性的に付勢するため
に板ばねが介在されている。そして偏心カムを所定角度
回転させて板ばねの自由端部を押圧または押圧解除する
ことにより、現像器をセット位置または解除位置に移動
させることができるように構成されている。
58号公報に開示されている構造のものが知られている。
その構造では、感光体に近接するセット位置と感光体か
ら離反する解除位置とに移動可能な現像器と、当該現像
器のハウジング背面に当接する当接部としての偏心カム
を備えている。この偏心カムと上記ハウジング背面との
間には、現像器をハウジング側へ弾性的に付勢するため
に板ばねが介在されている。そして偏心カムを所定角度
回転させて板ばねの自由端部を押圧または押圧解除する
ことにより、現像器をセット位置または解除位置に移動
させることができるように構成されている。
ところが上記公報の構造では、偏心カムを回転させて
板ばねを押圧する際、偏心カムが板ばねのばね力に抗し
て滑り接触するため、偏心カムを回転させるのに大きな
力が必要であると共に、偏心カムと板ばねとが摩擦によ
って摩耗し、正規の押圧力が得られなくなるという問題
があった。
板ばねを押圧する際、偏心カムが板ばねのばね力に抗し
て滑り接触するため、偏心カムを回転させるのに大きな
力が必要であると共に、偏心カムと板ばねとが摩擦によ
って摩耗し、正規の押圧力が得られなくなるという問題
があった。
そこで上記問題を解決するため、第6図に示すよう
に、現像器50のハウジング51の背面52に当接する当接部
53に、背面52と転がり接触するローラ54を設けた構造も
考えられる。
に、現像器50のハウジング51の背面52に当接する当接部
53に、背面52と転がり接触するローラ54を設けた構造も
考えられる。
第6図の構造においては、当接部53を保持するために
支持部55が設けられており、この支持部55と当接部53と
は、前後方向に相対移動可能な状態で並設される第1の
支軸56及び第2の支軸を介して、セット位置と解除位置
とに移動が可能な状態で連結されている。そして現像器
50をセット位置に保持すべく当接部53を背面52へ付勢す
る圧縮コイルばね58が、これら第1、第2の支軸56、57
の間に伸縮自在に配置されている。また支持部55は、第
3の支軸59によって上方へ回動自在に支持されており、
支持部55が上方へ回動することによって当接部53のロー
ラ54がハウジング背面52から離反し、現像器51への付勢
を解除するように構成されている。
支持部55が設けられており、この支持部55と当接部53と
は、前後方向に相対移動可能な状態で並設される第1の
支軸56及び第2の支軸を介して、セット位置と解除位置
とに移動が可能な状態で連結されている。そして現像器
50をセット位置に保持すべく当接部53を背面52へ付勢す
る圧縮コイルばね58が、これら第1、第2の支軸56、57
の間に伸縮自在に配置されている。また支持部55は、第
3の支軸59によって上方へ回動自在に支持されており、
支持部55が上方へ回動することによって当接部53のロー
ラ54がハウジング背面52から離反し、現像器51への付勢
を解除するように構成されている。
第6図の構造では、ローラ54を採用しているので、現
像器51をセット位置または解除位置に移動させるために
支持部55を回動させる際、ローラ54は、ハウジング52の
背面に対し、転がり接触しながら上方または下方へ移動
する。従って現像器51を解除位置からセット位置に移動
させるのに大きな力を加える必要はなく、しかも摩耗に
よるセット位置または解除位置の狂いを防止することも
できる。
像器51をセット位置または解除位置に移動させるために
支持部55を回動させる際、ローラ54は、ハウジング52の
背面に対し、転がり接触しながら上方または下方へ移動
する。従って現像器51を解除位置からセット位置に移動
させるのに大きな力を加える必要はなく、しかも摩耗に
よるセット位置または解除位置の狂いを防止することも
できる。
しかし第6図の構造では、支持部55を回動させる構造
を採用しているので、支持部55を上方へ回動させた時に
当接部53または支持部55を所定の回動位置で支える部材
が必要になる。しかも第1〜第3の支軸56、57、59を採
用しているので、部品数が多くなり、装置が複雑化し、
製造コストも高くなる。
を採用しているので、支持部55を上方へ回動させた時に
当接部53または支持部55を所定の回動位置で支える部材
が必要になる。しかも第1〜第3の支軸56、57、59を採
用しているので、部品数が多くなり、装置が複雑化し、
製造コストも高くなる。
また第1、第2の支軸56、57の間に前後に伸縮する圧
縮コイルばね58を配設しているので、前後方向の寸法W
が長くなり、装置全体が大型になる。
縮コイルばね58を配設しているので、前後方向の寸法W
が長くなり、装置全体が大型になる。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、ハウジ
ング背面を押圧するローラを採用しているにも拘わら
ず、部品数が少ない小型化が可能な現像装置を提供する
ことを目的としている。
ング背面を押圧するローラを採用しているにも拘わら
ず、部品数が少ない小型化が可能な現像装置を提供する
ことを目的としている。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決するために本発明の現像器は、感光体
に近接するセット位置と感光体から離反する解除位置と
に移動可能な現像器と、当該現像器のハウジング背面に
当接する当接部と、当接部を上記ハウジング背面から離
反可能に支持する支持部と、上記現像器をセット位置に
保持するべく上記当接部をハウジング側へ付勢するばね
部とを備えた現像装置において、上記当接部に、上記ハ
ウジング背面を押圧するローラを設け、上記支持部と上
記当接部とを支軸によって相対回動可能に連結し、上記
ばね部を、自由端部が上記支軸に圧接係合し、基端部が
上記当接部と支持部の何れか一方に固定される板ばねで
構成したことを特徴としている。
に近接するセット位置と感光体から離反する解除位置と
に移動可能な現像器と、当該現像器のハウジング背面に
当接する当接部と、当接部を上記ハウジング背面から離
反可能に支持する支持部と、上記現像器をセット位置に
保持するべく上記当接部をハウジング側へ付勢するばね
部とを備えた現像装置において、上記当接部に、上記ハ
ウジング背面を押圧するローラを設け、上記支持部と上
記当接部とを支軸によって相対回動可能に連結し、上記
ばね部を、自由端部が上記支軸に圧接係合し、基端部が
上記当接部と支持部の何れか一方に固定される板ばねで
構成したことを特徴としている。
<作用> 板ばねのばね力により、当接部のローラはハウジング
背面を付勢し、現像器をセット位置に保持する。
背面を付勢し、現像器をセット位置に保持する。
現像器を移動させるために支軸を中心に当接部を回動
させると、ローラは、現像器をセット位置に移動させる
場合には、ハウジング背面と転がり接触しながらハウジ
ング背面を押圧し、解除位置に移動させる場合にはハウ
ジング背面から離反する。
させると、ローラは、現像器をセット位置に移動させる
場合には、ハウジング背面と転がり接触しながらハウジ
ング背面を押圧し、解除位置に移動させる場合にはハウ
ジング背面から離反する。
現像器を解除位置に移動させるための当接部を回動さ
せた場合、板ばねの自由端部が支軸に圧接係合されてい
るので、支軸と板ばねとの間に摩擦による回動抵抗が生
じ、この回動抵抗によって当接部と支持部とは、現像器
を解除位置に移動させたままの姿勢を維持する。
せた場合、板ばねの自由端部が支軸に圧接係合されてい
るので、支軸と板ばねとの間に摩擦による回動抵抗が生
じ、この回動抵抗によって当接部と支持部とは、現像器
を解除位置に移動させたままの姿勢を維持する。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明す
る。
る。
第1図ないし第4図に示す第1の実施例において、現
像器1は、その外郭を形成するハウジング2を備えてい
る。ハウジング2の背面3には、概ね水平に延びるリブ
4が一体に設けられている。
像器1は、その外郭を形成するハウジング2を備えてい
る。ハウジング2の背面3には、概ね水平に延びるリブ
4が一体に設けられている。
第1図に示すように、背面3の、リブ4よりも下方に
は、ローラ5が背面3を押圧自在に配置されている。
は、ローラ5が背面3を押圧自在に配置されている。
ローラ5は、回転軸6を介してローラケース7に保持
されている。ローラケース7は、金属板をコの字形平面
形状に折り曲げることにより一体に形成されている。ロ
ーラケース7の両側板7aは、変型台形型に形成されてお
り、この両側板7aの前端側に穿設された嵌合孔8に、上
記回転軸6が嵌合固定されている。
されている。ローラケース7は、金属板をコの字形平面
形状に折り曲げることにより一体に形成されている。ロ
ーラケース7の両側板7aは、変型台形型に形成されてお
り、この両側板7aの前端側に穿設された嵌合孔8に、上
記回転軸6が嵌合固定されている。
両側板7aの後端上側部からは、操作レバー9が一体に
上方へ延びている。そしてこれらローラ5、ローラケー
ス7、操作レバー9等により、当接部Aが構成される。
上方へ延びている。そしてこれらローラ5、ローラケー
ス7、操作レバー9等により、当接部Aが構成される。
両側板7aの後端側下部には、前後に長く延びる長孔10
が穿設されており、この各長孔10には支軸12が回転自在
及び前後に摺動自在に嵌合している。各長孔10の前後方
向の長さは、詳しくは第3図及び第4図において後述す
るローラケース7の回動動作時において、ローラ5がリ
ブ4を十分乗り越え、現像器1をセット位置に移動させ
る場合には背面3を押圧し、解除位置に移動させる場合
には背面3から離反できるように設定されている。
が穿設されており、この各長孔10には支軸12が回転自在
及び前後に摺動自在に嵌合している。各長孔10の前後方
向の長さは、詳しくは第3図及び第4図において後述す
るローラケース7の回動動作時において、ローラ5がリ
ブ4を十分乗り越え、現像器1をセット位置に移動させ
る場合には背面3を押圧し、解除位置に移動させる場合
には背面3から離反できるように設定されている。
支軸12の両端部は、断面が前方へ開くコの字形の支持
部13により固定されており、この支持部13は、図示しな
い画像形成装置としての複写機本体に固定されている。
部13により固定されており、この支持部13は、図示しな
い画像形成装置としての複写機本体に固定されている。
支持部13の前端縁からは、1対の爪部14(第1図に1
個のみ図示)が一体に設けられており、この爪部14がロ
ーラケース7の下端縁に当接してローラケース7の下側
への回動を規制している。
個のみ図示)が一体に設けられており、この爪部14がロ
ーラケース7の下端縁に当接してローラケース7の下側
への回動を規制している。
ローラケース7を前方へ付勢するために、操作レバー
9の基端部前面には、リベット15によって板ばね16の基
端部が固定されている。そして板ばね16の自由端部は下
方へ延びて支軸12に圧接係合しており、板ばね16のばね
力が、操作レバー9からローラケース7を介してローラ
5に伝達され、ローラ5がハウジング2の背面3を押圧
するように構成される。そしてこれら当接部Aと支持部
13等を組み合わせたものが、第2図に示すように背面3
の左右に対をなして配置されている。なお第2図におい
て、17は感光体ドラム、18は感光体ドラム17の後方近傍
で現像器1の前方への移動を規制するストッパである。
9の基端部前面には、リベット15によって板ばね16の基
端部が固定されている。そして板ばね16の自由端部は下
方へ延びて支軸12に圧接係合しており、板ばね16のばね
力が、操作レバー9からローラケース7を介してローラ
5に伝達され、ローラ5がハウジング2の背面3を押圧
するように構成される。そしてこれら当接部Aと支持部
13等を組み合わせたものが、第2図に示すように背面3
の左右に対をなして配置されている。なお第2図におい
て、17は感光体ドラム、18は感光体ドラム17の後方近傍
で現像器1の前方への移動を規制するストッパである。
上記構造によると第2図及び第3図に示すように、板
ばね16の基端部が当接部Aの一部を構成する操作レバー
9に固定されると共に自由端部が支軸12に圧接係合する
ことにより、当接部Aのローラ5はハウジング2の背面
3を付勢する。従って現像器1は、第2図で説明したス
トッパ18に係止されることにより、感光体ドラム17の背
後に近接した状態でセット位置に保持される。
ばね16の基端部が当接部Aの一部を構成する操作レバー
9に固定されると共に自由端部が支軸12に圧接係合する
ことにより、当接部Aのローラ5はハウジング2の背面
3を付勢する。従って現像器1は、第2図で説明したス
トッパ18に係止されることにより、感光体ドラム17の背
後に近接した状態でセット位置に保持される。
本実施例においては、ハウジング2の背面3を押圧す
るローラ5を採用しているので、現像器1を移動させる
のに大きな力を加える必要はなく、しかも摩耗によるセ
ット位置または解除位置の狂いを防止することもでき
る。また板ばねの自由端部が支軸12に圧接係合した状態
で基端部が当接部Aの一部を構成する操作レバー9に固
定されているので、装置全体の前後方向の寸法Wが短く
なり、現像装置全体を小型にすることができる。
るローラ5を採用しているので、現像器1を移動させる
のに大きな力を加える必要はなく、しかも摩耗によるセ
ット位置または解除位置の狂いを防止することもでき
る。また板ばねの自由端部が支軸12に圧接係合した状態
で基端部が当接部Aの一部を構成する操作レバー9に固
定されているので、装置全体の前後方向の寸法Wが短く
なり、現像装置全体を小型にすることができる。
次に現像器1がセット位置にある状態から、操作レバ
ー9を下方へ押え込むことによって支軸12を中心にロー
ラケース7を回動させると、ローラ5は背面3と滑かに
転がり接触しながら先ずリブ4を乗り越え、次いでハウ
ジング2の背面3から離反する。この結果、現像器1は
第4図に示す解除位置に移動し、感光体ドラム17から離
れる。
ー9を下方へ押え込むことによって支軸12を中心にロー
ラケース7を回動させると、ローラ5は背面3と滑かに
転がり接触しながら先ずリブ4を乗り越え、次いでハウ
ジング2の背面3から離反する。この結果、現像器1は
第4図に示す解除位置に移動し、感光体ドラム17から離
れる。
上記実施例においては、板ばね16の自由端部が支軸12
に圧接係合した状態で基端部が当接部Aの一部を構成す
る操作レバー9に固定されているので、支軸12と板ばね
16との間に摩擦による回動抵抗が生じ、この回動抵抗に
よってローラケース7と支持部13とは、第4図に示すよ
うに、板ばね16のばね力によって現像器1を解除位置に
移動させたままの姿勢を維持する。従ってローラケース
7を回動させた時に当接部Aを支える部材を設ける必要
がなくなり、部品点数が少なくなる。しかもローラ5が
ハウジング2の背面3から離反可能な状態で、支持部13
と当接部Aとを支軸12のみによって相対回動可能に連結
しているので、この点からも部品数が少なくなり、装置
が単純化し、製造コストも安くなる。
に圧接係合した状態で基端部が当接部Aの一部を構成す
る操作レバー9に固定されているので、支軸12と板ばね
16との間に摩擦による回動抵抗が生じ、この回動抵抗に
よってローラケース7と支持部13とは、第4図に示すよ
うに、板ばね16のばね力によって現像器1を解除位置に
移動させたままの姿勢を維持する。従ってローラケース
7を回動させた時に当接部Aを支える部材を設ける必要
がなくなり、部品点数が少なくなる。しかもローラ5が
ハウジング2の背面3から離反可能な状態で、支持部13
と当接部Aとを支軸12のみによって相対回動可能に連結
しているので、この点からも部品数が少なくなり、装置
が単純化し、製造コストも安くなる。
第5図に示す実施例では、くの字に屈曲した板ばね16
の基端部を支持部13の前端面に固定し、先端側が前方に
傾いて延びる自由端部を支軸12の後側に圧接係合させて
いる。そして第5図に示すように、この構造を採用した
場合には、第1図で説明した長孔10が支持部13に設けら
れ、支軸12はローラケース7に嵌合固定されている。
の基端部を支持部13の前端面に固定し、先端側が前方に
傾いて延びる自由端部を支軸12の後側に圧接係合させて
いる。そして第5図に示すように、この構造を採用した
場合には、第1図で説明した長孔10が支持部13に設けら
れ、支軸12はローラケース7に嵌合固定されている。
第5図に示す実施例を採用した場合でも、現像器1を
解除位置からセット位置に移動させるのに大きな力を加
える必要はなく、しかも摩擦によるセット位置または解
除位置の狂いを防止することもできる。また、自由端部
が支軸12に圧接係合した状態で基端部が支持部13に固定
される板ばね16を採用しているので、装置全体の前後方
向の寸法Wが短くなり、現像装置全体を小型にすること
ができる。
解除位置からセット位置に移動させるのに大きな力を加
える必要はなく、しかも摩擦によるセット位置または解
除位置の狂いを防止することもできる。また、自由端部
が支軸12に圧接係合した状態で基端部が支持部13に固定
される板ばね16を採用しているので、装置全体の前後方
向の寸法Wが短くなり、現像装置全体を小型にすること
ができる。
さらに板ばね16の自由端部が支軸12に圧接係合した状
態で基端部が支持部13に固定されているので、支軸12と
板ばね16との間の摩擦による回動抵抗によって、支持部
13と当接部Aとは、現像器1を解除位置に移動させたま
まの姿勢を維持する。従ってローラケース7を回動させ
た時に当接部Aを支える部材を設ける必要がなくなり、
部品点数が少なくなる。
態で基端部が支持部13に固定されているので、支軸12と
板ばね16との間の摩擦による回動抵抗によって、支持部
13と当接部Aとは、現像器1を解除位置に移動させたま
まの姿勢を維持する。従ってローラケース7を回動させ
た時に当接部Aを支える部材を設ける必要がなくなり、
部品点数が少なくなる。
しかも第5図の実施例においても支持部13と当接部A
とを支軸12のみによって相対回動自在に連結しているの
で、第1図ないし第4図で説明した実施例と同様に部品
数が少なくなり、装置が単純化し、製造コストも安くな
るという利点がある。
とを支軸12のみによって相対回動自在に連結しているの
で、第1図ないし第4図で説明した実施例と同様に部品
数が少なくなり、装置が単純化し、製造コストも安くな
るという利点がある。
なお上述した現像装置は複写機に限らず、ファクシミ
リ、ページプリンタ等全ての画像形成装置に適用できる
ものと解するべきであり、その他特許請求の範囲内で種
々の設計変更が可能なことはいうまでもない。
リ、ページプリンタ等全ての画像形成装置に適用できる
ものと解するべきであり、その他特許請求の範囲内で種
々の設計変更が可能なことはいうまでもない。
<発明の効果> 以上説明したように本発明によると、自由端部が支軸
に圧接係合し、基端部が当接部と支持部の何れか一方に
固定される板ばねを採用しているので装置全体の前後方
向の寸法が短くなり、現像装置全体を小型にすることが
できる。
に圧接係合し、基端部が当接部と支持部の何れか一方に
固定される板ばねを採用しているので装置全体の前後方
向の寸法が短くなり、現像装置全体を小型にすることが
できる。
さらに本発明によると、板ばねの自由端部が支軸に圧
接係合し、基端部が当接部と支持部の何れか一方に固定
されているので、支軸と板ばねとの間に摩擦による回動
抵抗が生じ、この回動抵抗によって支持部と当接部と
は、現像器を解除位置に移動させたままの姿勢を維持す
る。従って当接部を回動させた時に当接部を支える部材
を設ける必要がなくなり、部品点数が少なくなる。
接係合し、基端部が当接部と支持部の何れか一方に固定
されているので、支軸と板ばねとの間に摩擦による回動
抵抗が生じ、この回動抵抗によって支持部と当接部と
は、現像器を解除位置に移動させたままの姿勢を維持す
る。従って当接部を回動させた時に当接部を支える部材
を設ける必要がなくなり、部品点数が少なくなる。
しかも当接部を構成するローラがハウジング背面から
離反可能な状態で、支持部と当接部とを支軸のみによっ
て相対回動可能に連結しているので、この点からも部品
数が少なくなり、装置が単純化し、製造コストも安くな
る。
離反可能な状態で、支持部と当接部とを支軸のみによっ
て相対回動可能に連結しているので、この点からも部品
数が少なくなり、装置が単純化し、製造コストも安くな
る。
またハウジング背面を押圧するローラを採用している
ので、現像器を解除位置からセット位置に移動させるの
に大きな力を加える必要はなく、しかも摩擦による狂い
を防止することもできる。
ので、現像器を解除位置からセット位置に移動させるの
に大きな力を加える必要はなく、しかも摩擦による狂い
を防止することもできる。
第1図は本発明の一実施例の要部を示す斜視図、 第2図は第1図の実施例の現像器セット状態を示す平面
略図、 第3図は第1図の実施例の現像器セット状態を示す側面
略図、 第4図は第1図の実施例の現像器解除状態を示す側面略
図、 第5図は別の実施例の要部を示す斜視図、 第6図は本発明の完成過程の構造を示す側面略図であ
る。 1……現像器、2……ハウジング、3……ハウジング背
面、5……ローラ、13……支持部、16……板ばね(ばね
部)、A……当接部。
略図、 第3図は第1図の実施例の現像器セット状態を示す側面
略図、 第4図は第1図の実施例の現像器解除状態を示す側面略
図、 第5図は別の実施例の要部を示す斜視図、 第6図は本発明の完成過程の構造を示す側面略図であ
る。 1……現像器、2……ハウジング、3……ハウジング背
面、5……ローラ、13……支持部、16……板ばね(ばね
部)、A……当接部。
Claims (1)
- 【請求項1】感光体に近接するセット位置と感光体から
離反する解除位置とに移動可能な現像器と、当該現像器
のハウジング背面に当接する当接部と、当接部を上記ハ
ウジング背面から離反可能に支持する支持部と、上記現
像器をセット位置に保持するべく上記当接部をハウジン
グ側へ付勢するばね部とを備えた現像装置において、上
記当接部に、上記ハウジング背面を押圧するローラを設
け、上記支持部と上記当接部とを支軸によって相対回動
可能に連結し、上記ばね部を、自由端部が上記支軸に圧
接係合し、基端部が上記当接部と支持部の何れか一方に
固定される板ばねで構成したことを特徴とする現像装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2340033A JP2922637B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2340033A JP2922637B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 現像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04204968A JPH04204968A (ja) | 1992-07-27 |
JP2922637B2 true JP2922637B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=18333098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2340033A Expired - Lifetime JP2922637B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2922637B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2340033A patent/JP2922637B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04204968A (ja) | 1992-07-27 |
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