JP2922434B2 - 試料の採取装置 - Google Patents

試料の採取装置

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JP2922434B2 JP27480694A JP27480694A JP2922434B2 JP 2922434 B2 JP2922434 B2 JP 2922434B2 JP 27480694 A JP27480694 A JP 27480694A JP 27480694 A JP27480694 A JP 27480694A JP 2922434 B2 JP2922434 B2 JP 2922434B2
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は地盤改良が施された改
良土等の試料、あるいは既製杭の根固め部の試料等の試
験を行う目的でこれらを採取する試料の採取装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】例えば地
盤改良土の品質を確認する力学試験を行うための改良土
の採取は従来、地盤改良直後に掘削ロッド先端の攪拌装
置を採取装置に交換した後、改良土の硬化前に掘削ロッ
ドを正回転させながら改良土中に採取装置を挿入し、所
定深度で逆回転させることにより採取装置の蓋を開けて
試料土を取り込み、掘削ロッドを再度正回転させて採取
装置の蓋を閉じ、引き上げる、という要領で行われる
が、採取装置が回転の中心にあることから、回転時の土
の抵抗を有効に活用できないため蓋の開閉と試料土の取
り込みの確実性に欠ける。
【0003】採取後、試料土は円柱状に成型するための
型枠内に詰め替えられるが、手作業で充填されるため供
試体の品質に人為的な差が生じ易く、供試体が実際の改
良土の状態と相違することがある。また採取装置は掘削
ロッドの先端に取り付けられることから、試料土は深度
方向にある一定の区間の改良土しか採取できないため地
盤改良土の品質を全体的に確認するには採取作業を複数
回繰り返さなければならない。
【0004】この発明は従来の採取方法に着目してなさ
れたもので、供試体に人為的な差が生じない採取装置を
提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では下端面が開放
されている採取管を掘削ロッドの外周に接続することに
より正逆回転時の土の抵抗を有効に利用して試料の取り
込みを確実に行い、また試料を直接取り込み、そのまま
型枠として利用可能な内筒を採取管内に出し入れ自在に
挿入することにより試料の詰め替え作業を省略すると共
に、供試体の品質に人為的な影響が及ぶことを防止す
る。
【0006】また採取管と内筒を掘削ロッドの軸方向に
掘削ロッドの長さに相当する区間に亘り、連続的に,あ
るいは断続的に配置することにより深度方向に連続した
試料の採取を可能にする他、採取管を平面上、掘削ロッ
ド回りに複数箇所設置することにより一度の採取作業で
複数位置の試料を採取し、これらの品質を全長に亘り、
あるいは周方向に平均的に確認する。
【0007】採取管は軸を鉛直方向に向けて掘削ロッド
の外周面に鉛直軸回りに回動自在に軸支される。または
掘削ロッドを駆動軸に接続される内管と、内管に対して
一定角度だけ相対回転変位可能に内管から絶縁される外
管から構成する場合には、内管の外周面に軸を鉛直方向
に向けて接続される。いずれの場合も採取管が掘削ロッ
ドの外周に接続されることにより掘削ロッドの回転時の
掘削ロッドに対する相対移動が容易に生じ、試料の取り
込みが確実になる。
【0008】採取管が掘削ロッドの外周面に軸支される
場合は掘削ロッドの外周面の、採取管の下端面位置に蓋
が固定され、内管に固定される場合は外管の、採取管の
下端面位置に蓋が固定される。
【0009】蓋は掘削ロッドの正回転状態で採取管と内
筒の下端面を塞ぎ、採取管の下端面位置の蓋は掘削ロッ
ドの降下時に目標深度以外での試料の採取を阻止し、上
昇時に内筒の落下と取り込んだ試料の落下を阻止する。
【0010】採取管は掘削ロッドの外周面に軸支される
場合には掘削ロッドの逆回転時に土の抵抗により、内管
に接続される場合には外管との相対回転変位によりそれ
ぞれ蓋に対して相対回転移動して平面上、蓋から外れ、
掘削ロッドの降下と共に内筒の内部に試料を取り込み、
正回転時に平面上、蓋に重なり、掘削ロッドの上昇と共
に内筒内の試料を地上に引き上げる。
【0011】内筒は採取管から取り外され、そのまま型
枠として利用されることにより試料をその硬化まで保持
し、脱型によって試料を供試体として供する。
【0012】
【実施例】この発明の採取装置1は図1,図12に示すよ
うに掘削ロッド2と、その外周に軸を鉛直方向に向けて
接続された、下端面が開放されている採取管3と、採取
管3内に着脱自在に挿入され、試料を取り込む内筒4
と、掘削ロッド2の外周面の、採取管3の下端面位置に
固定され、掘削ロッド2の正回転時に採取管3の下端面
を塞ぐ蓋51からなり、逆回転後の降下時に地盤改良が施
された改良土等の試料を取り込み、正回転後の上昇時に
試料をそのまま引き上げるものである。試料は硬化前の
地盤改良が施された改良土の他、杭の根固め部や原位置
土等を含む。
【0013】採取管3は掘削ロッド2の逆回転時に蓋51
に対する相対回転移動により平面上、蓋51から外れ、掘
削ロッド2の降下と共に内筒4の内部に試料を取り込
み、正回転時に平面上、蓋51に重なり、掘削ロッド2の
上昇と共に内筒4内の試料を地上に引き上げる。
【0014】請求項1記載発明の採取装置1は掘削ロッ
ド2が単一管の場合であり、採取管3は掘削ロッド2の
外周面に鉛直軸回りに回動自在に軸支される。
【0015】採取管3は掘削ロッド2の逆回転時に平面
上、蓋51に対し、掘削ロッド2に衝突することなく相対
移動できるよう、掘削ロッド2の外周面にブラケット6
を介して鉛直軸回りに回動自在に軸支される。採取管3
の掘削ロッド2に対する相対移動量を確保するためにブ
ラケット6は採取管3に固定され、掘削ロッド2に軸支
される。蓋51は掘削ロッド2の外周面に直接固定され
る。
【0016】ブラケット6は図5に示すようにその掘削
ロッド2側に形成された軸60が掘削ロッド2の外周に支
持されることにより掘削ロッド2に対して回転自在に接
続され、また採取管3と共に掘削ロッド2に対して着脱
自在に接続される。
【0017】図1,図2は掘削ロッド2の正回転時の様
子を示すが、この状態ではブラケット6の掘削ロッド2
に対する一定量以上の回転が拘束されることにより平面
上、採取管3が蓋51に重なった状態を維持する。掘削ロ
ッド2が正回転する限り、採取管3及び内筒4内に試料
は取り込まれない。ここでは反時計回りを正回転とす
る。
【0018】図3,図4は掘削ロッド2の逆回転時の様
子を示すが、採取管3はブラケット6と共に掘削ロッド
2に対して回転移動し、平面上、蓋51から外れ、その底
面と内筒4の底面が試料側へ露出する。その状態で掘削
ロッド2が降下することにより採取管3内の内筒4内に
試料が取り込まれる。ブラケット6の正回転時と逆向き
の回転量も一定に制限される。
【0019】採取管3と内筒4の上端面はそれぞれの下
端面と同じく掘削ロッド2の降下時に、内筒4内に取り
込まれる試料が圧縮されないよう、図5〜図7に示すよ
うに内筒4内に存在する空気を押し出すように開放す
る、または図9,図10に示すように空気抜き孔34,42が
設けられるが、開放する場合には内筒4が採取管3に対
して上昇しないよう、採取管3の上端面には図5,図6
に示すように内筒4の上端面が係止する棒状,または板
状の、あるいは図7,図8に示すようにフランジ状の係
止部31が形成される。
【0020】また採取管3と内筒4の上端面が共に開放
する、あるいはほとんど開放する場合、掘削ロッド2の
上昇時に採取管3の上方に存在する試料が内筒4内に取
り込まれないよう、採取管3の上端面位置にも蓋52が固
定される。掘削ロッド2の上昇時の内筒4の落下は下端
面位置の蓋51によって阻止される。
【0021】採取管3と内筒4の上端面に空気抜き孔3
4,42を設ける場合には、掘削ロッド2上昇時の試料の
取り込みは無視できるため、必ずしも蓋52を固定する必
要はない。空気抜き孔34,42の形状や数は問われない。
【0022】内筒4は採取管3への挿入と採取管3から
の取り出しの便宜より弾性のある材料で製作され、採取
管3には内接した状態で着脱自在に挿入され、採取管3
への内接状態は粘着テープ等により維持される。内筒4
の一部には図11に示すように、後述するように硬化した
試料からの脱型のために軸方向にスリット41が入れられ
る。
【0023】内筒4が試料を取り込むのに十分な距離を
掘削ロッド2が降下したところで、掘削ロッド2を正回
転させ、図1,図2に示す状態に採取管3に蓋51,52を
重ねた状態で、掘削ロッド2を上昇させる。掘削ロッド
2を正回転させていれば内筒4内の試料の落下は蓋51に
よって防止される。採取管3は地上で掘削ロッド2から
取り外され、内筒4は採取管3から抜き出されることに
よりそのまま型枠として供される。
【0024】内筒4は型枠として利用されることから、
内筒4内に取り込まれた試料はその硬化後に内筒4から
取り出されるが、内筒4の試料からの脱型はスリット41
によって容易に行われる。
【0025】実施例では同時に複数箇所の試料を採取す
るために採取管3を平面上、掘削ロッド2回りに複数箇
所設置しているが、採取管3の平面上の配置は任意に設
定される。
【0026】また採取管3と内筒4を掘削ロッド2の軸
方向に距離をおき、平面上、掘削ロッド2回りに複数箇
所設置した場合を示すが、採取管3と内筒4を掘削ロッ
ド2の軸方向にその長さに相当する区間に亘り、連続的
に,あるいは断続的に配置することにより深度方向に連
続した試料の採取が行える。
【0027】請求項5記載発明は図12,図13に示すよう
に掘削ロッド2が駆動軸に接続される内管21と、内管21
に対して一定角度だけ相対回転変位可能に内管21から絶
縁される外管22から構成される場合である。採取管3は
内管21の外周面に接続され、蓋51,52は外管22に固定さ
れる。
【0028】採取管3は図13に示すように内管21の外周
面に突設された、外管22の肉厚より幅の大きいブラケッ
ト6に接続され、蓋51,52は外管22の外周面の、採取管
3の下端面位置と上端面位置から張り出して固定され
る。
【0029】外管22の一部には内管21との相対回転変位
を許容し、その変位量を設定する開口部23が形成され
る。開口部23は外管22の少なくとも採取管3の位置に形
成され、軸方向には採取管3が接続されるブラケット6
の高さに対応した長さを持ち、周方向には内管21と外管
22が互いに、採取管3が蓋51から外れるまで相対移動で
きる周長を持ち、外管22は開口部23の周長の範囲で内管
21に対して相対回転変位する。
【0030】採取管3は掘削ロッド2の逆回転時、すな
わち駆動軸に接続する内管21の逆回転時に図14,図15に
示すように外管22に対して回転移動し、平面上、蓋51,
52から外れるが、内管21の回転時に摩擦力で外管22が同
一方向に回転しないよう外管22の外周には内管21の回転
と逆向きに土の抵抗を受ける抵抗板7が鉛直面をなして
固定される。
【0031】図12,図13に示す、掘削ロッド2の正回転
時には内管21に固定されたブラケット6が外管22の開口
部23の、回転方向側の内周24に突き当たり、平面上、採
取管3が蓋51,52と重なった状態を維持する。掘削ロッ
ド2が正回転する限り、採取管3及び内筒4内に試料は
取り込まれない。図12,図13では図1,図2とは逆に、
時計回りが正回転となっている。
【0032】図14,図15に示す、掘削ロッド2の逆回転
時には内管21が逆回転するが、外管22が逆向きに土の抵
抗や摩擦力を受けるため内管21に対して開口部23の内周
24がブラケット6に突き当たるまで相対移動し、平面
上、図15に示すように採取管3が蓋51,52から外れ、そ
の底面と内筒4の底面が試料側へ露出する。その状態で
掘削ロッド2が降下することにより採取管3内の内筒4
内に試料が取り込まれる。内筒4の採取管3に対する上
昇は採取管3の上端面に形成された係止部31によって防
止され、掘削ロッド2上昇時の内筒4の落下は蓋51によ
って阻止される。
【0033】採取管3は図16〜図18に示すようにその外
周に形成されたフランジ32の溝33にブラケット6の先端
に形成されたピン状のガイド部61が差し込まれることに
より内管21に対して着脱自在に接続される。採取管3の
溝33はその上方からブラケット6のガイド部61にその下
方から差し込まれ、溝33の下端でガイド部61に係止する
ことにより逆回転での降下時の採取管3の脱落が防止さ
れる。採取管3は、実質的に試料を取り込む内筒4が採
取管3に出入り自在に挿入されるため必ずしも内管21に
対して着脱自在に接続される必要はなく、内管21に固定
される場合もある。
【0034】内筒4が試料を取り込むのに十分な距離を
掘削ロッド2が降下したところで、掘削ロッド2を正回
転させて採取管3に蓋51,52を重ね、掘削ロッド2を上
昇させる。採取管3は地上で内管21から取り外され、内
筒4は採取管3から抜き出され、型枠として供される。
【0035】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、下端面が
開放されている採取管を掘削ロッドの外周に接続し、こ
の採取管内に内筒を挿入して試料の採取を行うものであ
るため正逆回転時の土の抵抗を有効に利用でき、円滑に
採取管と蓋との相対移動が生ずるため試料の取り込みを
確実に行うことができる。
【0036】試料を直接取り込む内筒はそのまま型枠と
して利用されるため試料の詰め替え作業が省略され、同
時に供試体の品質に人為的な差が生じることが防止され
る。
【0037】また採取管と内筒に掘削ロッドの軸方向に
その長さに相当する区間に亘り、連続的に,あるいは断
続的に配置することにより深度方向に連続した試料の採
取が可能になる他、採取管を平面上、掘削ロッド回りに
複数箇所設置することにより一度の採取作業で数箇所の
試料を採取し、それらの品質を全長に亘り、あるいは周
方向に平均的に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載発明の掘削ロッド正回転時の採取
装置を示した立面図である。
【図2】図1の採取管を通る断面端面図である。
【図3】掘削ロッド逆回転時の採取装置を示した立面図
である。
【図4】図3の採取管を通る断面端面図である。
【図5】採取管を示した立面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】上端面にフランジ状の係合部を形成した場合の
採取管を示した縦断面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】上端面に空気抜き孔を明けた場合の採取管を示
した平面図である。
【図10】上端面に空気抜き孔を明けた場合の内筒を示
した斜視図である。
【図11】内筒を示した斜視図である。
【図12】請求項5記載発明の掘削ロッド正回転時の採
取装置を示した立面図である。
【図13】図12の採取管を通る断面端面図である。
【図14】掘削ロッドの逆回転時の採取装置を示した立
面図である。
【図15】図14の採取管を通る断面端面図である。
【図16】採取管を示した立面図である。
【図17】図16の平面図である。
【図18】図16の底面図である。
【符号の説明】
1……採取装置、2……掘削ロッド、21……内管、22…
…外管、23……開口部、24……内周、3……採取管、31
……係止部、32……フランジ、33……溝、34……空気抜
き孔、4……内筒、41……スリット、42……空気抜き
孔、51,52……蓋、6……ブラケット、60……軸、61…
…ガイド部、7……抵抗板。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削ロッドと軸を鉛直方向に向け、掘削
    ロッドの外周面に鉛直軸回りに回動自在に軸支された、
    下端面が開放されている採取管と、採取管内に着脱自在
    に挿入され、試料を取り込む下端面が開放されている内
    筒と、掘削ロッドの外周面の、採取管の下端面位置に固
    定され、掘削ロッドの正回転時に採取管と内筒の下端面
    を塞ぐ蓋からなり、採取管は掘削ロッドの逆回転時に蓋
    に対して相対回転移動して平面上、蓋から外れ、掘削ロ
    ッドの降下と共に内筒の内部に試料を取り込み、正回転
    時に平面上、蓋に重なり、掘削ロッドの上昇と共に内筒
    内の試料を地上に引き上げる試料の採取装置。
  2. 【請求項2】 採取管は平面上、掘削ロッド回りに複数
    箇所設置されている請求項1記載の試料の採取装置。
  3. 【請求項3】 採取管と内筒は掘削ロッドの軸方向に掘
    削ロッドの長さに相当する区間に亘り、連続的に,ある
    いは断続的に配置されている請求項1,または請求項2
    記載の試料の採取装置。
  4. 【請求項4】 採取管は掘削ロッドの外周面に対して着
    脱自在に接続されている請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の試料の採取装置。
  5. 【請求項5】 駆動軸に接続される内管と、内管に対し
    て一定角度だけ相対回転変位可能に内管から絶縁される
    外管からなる掘削ロッドと、内管の外周面に軸を鉛直方
    向に向けて接続された、下端面が開放されている採取管
    と、採取管内に着脱自在に挿入され、試料を取り込む下
    端面が開放されている内筒と、外管の、採取管の下端面
    位置に固定され、掘削ロッドの正回転時に採取管と内筒
    の下端面を塞ぐ蓋からなり、採取管は掘削ロッドの逆回
    転時に蓋に対して相対回転移動して平面上、蓋から外
    れ、掘削ロッドの降下と共に内筒の内部に試料を取り込
    み、正回転時に平面上、蓋に重なり、掘削ロッドの上昇
    と共に内筒内の試料を地上に引き上げる試料の採取装
    置。
  6. 【請求項6】 採取管は平面上、掘削ロッド回りに複数
    箇所設置されている請求項5記載の試料の採取装置。
  7. 【請求項7】 採取管と内筒は掘削ロッドの軸方向に掘
    削ロッドの長さに相当する区間に亘り、連続的に,ある
    いは断続的に配置されている請求項5,または請求項6
    記載の試料の採取装置。
  8. 【請求項8】 採取管は外管の外周面に対して着脱自在
    に接続されている請求項5乃至請求項7のいずれかに記
    載の試料の採取装置。
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