JP2921071B2 - 電子機器のスライドスイッチ構造 - Google Patents

電子機器のスライドスイッチ構造

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JP2921071B2 JP2241409A JP24140990A JP2921071B2 JP 2921071 B2 JP2921071 B2 JP 2921071B2 JP 2241409 A JP2241409 A JP 2241409A JP 24140990 A JP24140990 A JP 24140990A JP 2921071 B2 JP2921071 B2 JP 2921071B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、テレビジョン受像機(以下TVと略称す
る)の画面を利用して絵遊び,ブロック遊びが楽しめる
新規な電子作画玩具等の電子機器に用いられるスライド
スイッチ構造に関する。
[発明の概要] この発明は、機器本体の側面にスライドスイッチを作
動させる操作釦をスライド自在に設けた電子機器のスラ
イドスイッチ構造において、 上記機器本体の側面と底面にガイド溝をそれぞれ設
け、上記操作釦の上記各ガイド溝に対向する位置に該各
ガイド溝にスライド自在に支持される含油樹脂製のガイ
ド片部をそれぞれ突設したことにより、 操作釦をスライド操作し易くできると共に、強度的に
強くすることができるようにしたものである。
[従来の技術] ボリュームスイッチ等のスライドスイッチは、一般に
機器本体の正面、或は上面に操作釦を介してスライド自
在に配設されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記ボリュームスイッチ等のスライド
スイッチの操作釦は小型で、機器本体の正面或は上面に
配設されているので、このスライドスイッチ構造の子供
向けの玩具等に適用した場合、操作釦がつかみにくく操
作しにくかった。尚、操作釦を操作し易くするために大
型にして出っ張らせると、操作釦に無理な力がかかった
場合に操作釦が壊れ易くなる欠点があった。
そこで、この発明は、操作性,耐久性を考慮した電子
機器のスライドスイッチ構造を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 機器本体の側面にスライドスイッチを作動させる操作
釦をスライド自在に設けた電子機器のスライドスイッチ
構造において、上記機器本体の側面と底面にガイド溝を
それぞれ設け、上記操作釦の上記各ガイド溝に対向する
位置に該各ガイド溝にスライド自在に支持される含油樹
脂製のガイド片部をそれぞれ突設してある。
[作用] 操作釦の機器本体の側面と底面に設けられた各ガイド
溝に対向する位置に、該各ガイド溝にスライド自在に支
持される含油樹脂製の各ガイド片部を突設させたので、
操作釦を比較的大きく形成することができてつかみ易
い。これにより、操作釦は機器本体の側面にスムーズに
スライド操作される。また、下方に捻るような無理な力
が操作釦にかかっても、機器本体の底面のガイド溝にス
ライド自在に支持される一方のガイド片部により上記無
理な力に十分に耐えられる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述する。
第1図において、1は電子作画玩具(電子機器)であ
り、TVに接続してその画面(以下TV画面と称する)にブ
ロック絵を作画して絵遊び,ブロック遊びを楽しむこと
ができる子供向け用の玩具である。この電子作画玩具1
の玩具本体(機器本体)2は、上面側が開口した合成樹
脂製で浅い箱型の下キャビネット10と、下面側が開口し
て下縁が上記下キャビネット10の上縁と重なり合って複
数の図示しないネジにより該下キャビネット10に固定さ
れた合成樹脂製で浅い箱型の上キャビネット20とで構成
されている。
第2図に示すように、上記下キャビネット10の底部の
中央と前両側及び右側には複数本の円柱部10aと10b,10c
及び10dをそれぞれ一体突出成形してある。この下キャ
ビネット10の中央の各円柱部10a,10a,…には略矩形のメ
イン基板11を、その前両側の各円柱部10bと10cには正方
形の一対のスイッチ基板12,13を、その右側の各円柱部1
0dには矩形のスライドスイッチ基板14を、所定手段によ
りそれぞれ固定してある。また、上記メイン基板11の後
縁両側と上記下キャビネット10の底部の前縁両側に一体
突出成形した円柱部10e,10eには前記TV画面にブロック
絵を入力する入力装置としてのタッチパネル30をネジ15
により固定してある。さらに、上記下キャビネット10の
底部の前側には上記メイン基板11と平行になるように電
池収納部10fを半円筒状に上方に一体突出成形してあ
る。この電池収納部10fの底部に形成された矩形の開口
部は矩形の蓋(いずれも図示しない)により開閉自在に
なっており、該開口部より電池収納部10f内に例えば4
本の電池3を収納してある。この電池収納部10fの上面
には上記タッチパネル30の裏面を支持する板状のリブ10
gを所定間隔おきに3つそれぞれ一体突出成形してあ
る。
上記タッチパネル30は、上,下2枚のシート31a,31b
から成るフレキシブルなシートスイッチ31と、このシー
トスイッチ31の上面を覆う透明保護フィルム32と、上記
シートスイッチ31の水平(平坦)度を出すように該シー
トスイッチ31を固定した金属板33とで構成されている。
この金属板33の前,後縁両側には各一対の脚部33a,33
a、33b,33bをそれぞれ折り曲げ形成してあり、この前縁
両側の一対の脚部33a,33aを上記下キャビネット10の前
縁両側の上記一対の円柱部10e,10eに、また、後縁両側
の一対の脚部33b,33bを上記メイン基板11の後縁両側
に、前記各ネジ15によりそれぞれ締結することにより、
タッチパネル30が下キャビネット10に固定されている。
これにより、上記タッチパネル30の金属板33の裏面33c
が上記下キャビネット10の電池収納部10fの3本のリブ1
0gにより支持されて子供等の使用者が誤って踏んでもタ
ッチパネル30が撓まないようになっている。
また、このタッチパネル30のシートスイッチ31の上面
の中央から左側には、○,□,△などの抽象ブロック34
を42種類それぞれ印刷してあると共に、その上面の右側
には雲,波,手足,蝶などの具象ブロック35を14種類そ
れぞれ印刷してある。さらに、上記シートスイッチ31の
上面の抽象ブロック34の上側には該抽象ブロック34の色
を選択する白,黄,オレンジ,赤,紫,青,緑,黒の色
彩36を8色それぞれ印刷してある。そして、このシート
スイッチ31の上記各ブロック34,35及び各色彩36に対応
する上シート31aと下シート31bの対向面には図示しない
X−Yマトリクススイッチを形成してあり、各ブロック
34,35及び各色彩36の印刷部分を押圧すると、前記TV画
面に上記各ブロック34,35に相当する図形(ブロック
絵)及び各色彩36に相当する色がそれぞれ作画されて描
かれるようになっている(抽象ブロック34のブロック自
体は動きをもたない。また、具象ブロック35のブロック
自体は固有の動きをもっており、色はブロックによって
固定されている)。
また、上記下キャビネット10の底部のメイン基板11の
中央後方には、ジョイスティック基板16を介してジョイ
スティック17を回動自在に突設してある。このジョイス
ティック17の倒れている位置に相当するTV画面の位置
に、上記タッチパネル30の各ブロック34,35が表示され
た各ブロック選択エリアから選んで押された好きな図形
(図形自体がカーソル)が出てくる。即ち、このジョイ
スティック17は、該ジョイスティック17の回動(360゜
の動き)に応じて上記タッチパネル30の各ブロック34,3
5から選ばれた図形をカーソルにして動かす機能があ
る。
さらに、上記下キャビネット10の前縁右側に固定され
たスイッチ基板13には電源をオン/オフするパワースイ
ッチ18を取付けてある。また、上記下キャビネット10の
前縁左側に固定されたスイッチ基板12には音をオン/オ
フするサウンドスイッチ19を取付けてあると共に、TV画
面に作画された画面全体を消すタクトスイッチから成る
画面クリアスイッチ41を取付けてある。この画面クリア
スイッチ41はTV画面に描かれたブロック絵を全部一度に
消してクリアにする機能がある。
また、上記下キャビネット10内のメイン基板11の左側
中央にはタクトスイッチから成る取り消しスイッチ42
を、その後部両側にはタクトスイッチから成る一対の実
行スイッチ43,43を、その右側中央にはタクトスイッチ
から成るバック移動用スイッチ44とフロント移動用スイ
ッチ45をそれぞれ取付けてある。この取り消しスイッチ
42は1手順前のTV画面に戻す(このスイッチを操作する
前に実行釦を押して行った動作を取り消す)機能があ
り、各実行スイッチ43はジョイスティック17で動かした
各ブロック34,35の図形をTV画面上の位置に指定(ブロ
ック絵を置きたい位置に確定)させる機能があり、バッ
ク移動用スイッチ44及びフロント移動用スイッチ45はブ
ロックの遠近の移動を行うものであり、バック移動用ス
イッチ44は手前のものを奥へ移動させる機能があり、フ
ロント移動用スイッチ45は奥のものを手前に移動させる
機能がある。さらに、上記下キャビネット10内のスライ
ドスイッチ基板14にはタクトスイッチから成る削除スイ
ッチ46及び所謂ボリュームスイッチ型の背景色選択用の
スライドスイッチ47をそれぞれ取付けてある。この削除
スイッチ46は領域指定したブロックをブロック毎消す機
能があり、スライドスイッチ47はそのレバー47aを前後
方向に往復スライドさせることによりTV画面の背景色を
数10色の色彩の中から1色に自由に選択して決める機能
がある。
而して、上記下キャビネット10の右側面10hのスライ
ドスイッチ基板14に固定された合成樹脂製のガイドブロ
ック48の上面48aに対向する上縁にはガイド溝10iを形成
してあると共に、下キャビネット10の2段になった底面
の上側の底面10jの上記ガイドブロック48の底面に対向
する位置にはガイド溝10kを形成してある。これら一対
のガイド溝10i,10kには上記スライドスイッチ47を操作
する操作釦50をスライド自在に取付けてある。
このスライドスイッチ47をスライド操作する操作釦50
は、第2,5図に示すように、外面の操作面51aが波形に形
成してあるポリスチレン製の釦本体51と、この釦本体51
の内面中央に一体突出成形された円筒部51bにネジ53に
より水平に突出するように固定され、上記下キャビネッ
ト10の右側面10hに形成されたガイド溝10iによりスライ
ド自在に支持されると共に、上記ガイドブロック48の長
ガイド溝穴48bに嵌合させてスライド自在に支持される
ポリアセタール(含油樹脂で自己滑性がある)製のガイ
ド片部としての第1のガイド片52と、上記釦本体51の内
面下部に一体突出成形された一対の円筒部51c,51cにネ
ジ55により水平に突出するように固定され、上記下キャ
ビネット10の底面10jに形成されたガイド溝10kにスライ
ド自在に支持されるポリアセタール製のガイド片部とし
ての第2のガイド片54とで構成されている。この第1の
ガイド片52の水平部52a中央には垂下部52bを下方に一体
突出成形してあると共に、先端側に小孔52cを形成して
ある。この垂下部52bが上記ガイドブロック48の長ガイ
ド溝穴48bに挿入されて摺動するようになっていると共
に、上記小孔52c内に前記スライドスイッチ47のレバー4
7aを遊嵌状態で支持して操作釦50の下キャビネット10の
右側面10hに対するスライドによりスライドスイッチ47
が機能するようになっている。また、上記第2のガイド
片54の先端側には起立部54aを一体突出成形してある。
この起立部54aが上記下キャビネット10の底面10jのガイ
ド溝10kに挿入されて摺動するようになっている。
第1図に示すように、前記上キャビネット20の上面20
aの中央には大矩形の開口部20bを形成してある。この開
口部20bはタッチバネル30よりも一回り小さい矩形に形
成してあり、該開口部20bより上記タッチバネル30が露
出している。また、この上キャビネット20の開口部20b
の下方には小形の開口部20cを形成してある。この開口
部20cよりジョイスティック17が突出している。さら
に、上記上キャビネット20の上面20aの前記下キャビネ
ット10側に設けられた画面クリアスイッチ41,取り消し
スイッチ42,各実行スイッチ43,バック移動用スイッチ4
4,フロント移動用スイッチ45,削除スイッチ46にれぞれ
対向する位置には、画面クリアスイッチ41を押圧操作す
る画面クリア釦21,取り消しスイッチ42を押圧操作する
取り消し釦22,各実行スイッチ43を押圧操作する各実行
釦23,バック移動用スイッチ44を押圧操作するバック移
動用釦24,フロント移動用スイッチ45を押圧操作するフ
ロント移動用スイッチ25,削除スイッチ46を押圧操作す
る削除釦26をそれぞれ配設してある。
また、上記上,下キャビネット10,20の右上コーナ部
はそれぞれ丸くなるように成形してあり、この上キャビ
ネット20の右上コーナ部側に格子部20d及び格子部20dの
各格子間により全体形状が略円形に成る縦横3個に配列
された計9個の開口部20eをそれぞれ形成してある。さ
らに、この上キャビネット20の格子部20dの下方には斜
めの開口部20fを形成してある。この上キャビネット20
の格子部20dと該上キャビネット20の側面,前面の下縁
に一体突出成形された複数の係止爪部20gの間に、ゴム
製の押釦60と、上面に該押釦60を載置すると共に複数の
パターン71,72をそれぞれ形成したスイッチ基板70とを
挾持させ、且つ、該スイッチ基板70を押釦60を介してネ
ジ75により上記上キャビネット20の右上コーナ部の内面
側に固定してある。
このゴム製の押釦60は、第3図に示すように、上キャ
ビネット20の格子部20dから斜めの開口部20fに対応する
大きさになるように平面略8字形に形成してある。この
押釦60の上記格子部20dに対応する上面から下面側にか
けて該格子部20dに密接する溝61をそれぞれ形成してあ
ると共に、この溝61に囲まれて上記格子部20d間の各開
口部20eより露出する各部分の計9箇所を押圧操作部62
にそれぞれ形成してある。この各押圧操作部62の下面に
は凹状の窪み部62bを形成してあり、この各窪み部62b
に、各押圧操作部62が下方に押された時に上記スイッチ
基板70の対応する各パターン71と接触して通電する導電
部63を印刷等の手段により設けてある(尚、この導電部
63は印刷で形成することなく、導電板を接着剤により接
着することにより形成しても良い)。また、この押釦60
の斜めの開口部20fに対向する位置にも該開口部20fにほ
とんど隙間なく嵌合された斜めの押圧操作部64を一体突
出成形してある。この押圧操作部64の下面にも凹状の窪
みを形成してあり、この窪み部に、該押圧操作部64が下
方に押された時に上記スイッチ基板70の対応するパター
ン72と接触して通電する導電部(いずれも図示しない)
を印刷等の手段により設けてある。
また、上記押釦60の格子部20e間の各押圧操作部62の
中央の押圧操作面(上面)62aには□形の静止マークA
を印刷により表示してあると共に、この静止マークAを
中心にその各押圧操作部62のの上下,左右に位置する各
押圧操作面62aには上(),下(),左(),右
()の各方向にそれぞれ向いた矢印マークB,C,D,Eを
それぞれ印刷により表示してあり、上記各押圧操作面62
aの各矢印マークA〜Eを薄肉部62cの弾性付勢力に抗し
て下方に押圧操作することにより、各押圧操作部62の下
面の各導電部63とスイッチ基板70の各パターン71とが通
電して、前記TV画面に作画されたブロック絵34,35をブ
ロックのパーツ毎(1つずつ)、或は領域指定されたブ
ロック絵34,35がブロックのグループ毎、静止された
り、上下,左右の各方向へそれぞれ動くようになってい
る。また、この押釦60の各押圧操作部62の各押圧操作面
62aの上記各矢印マークB〜E間の残りの各押圧操作面6
2aにはランダムな方向の移動制御用の矢印マークF〜I
を印刷によりそれぞれ表示してある。この矢印マークF
が表示された押圧操作面62aを薄肉部62cの弾性付勢力に
抗して下方に押すと、各押圧操作部62の下面の各導電部
63とスイッチ基板70の各パターン71とが通電して、上記
ブロックは上方にスクロールしながら移動し、矢印マー
クGが表示された押圧操作面62aを押すと上記ブロック
が左右方向に交互に移動し、矢印マークHが表示された
押圧操作面62aを押すと上記ブロックは山なりにスクロ
ールして右側に移動し、矢印マークIが表示された押圧
操作面62aを押すと上記ブロックは∝字を描くようにス
クロールして右側に移動するようになっている。さら
に、この押釦60の斜めの押圧操作部64の押圧操作面64a
には「スタート」の絵マークJと「ストップ」の絵マー
クKをそれぞれ印刷により表示してあり、各マークJ,K
の押圧操作面64aを押すと、作成したTV画面が動いた
り、止まったりして、アニメーションとして楽しめるよ
うになっている。
尚、前記パワースイッチ18及びサウンドスイッチ19の
各操作レバー18a,19aは玩具本体2の前面に露出してい
る。さらに、上記玩具本体2の前面右側にはACアダプタ
用のコネクタ4とTV接続用のビデオ出力端子5を設けて
ある。また、玩具本体2の下キャビネット10内に設けら
れたメイン基板11上には、第6図に示す電子作画玩具1
に用いられる回路ブロックを構成するROM80,データ格納
用のDRAM81,CPU82,表示画像メモリ用のDRAM83,VDP84,ゲ
ートアレイ85等の各ICチップをそれぞれマウントしてあ
る。第6図の回路ブロック図中符号86はエンコーダ、87
はA/Dコンバータ、88はI/F回路である。さらにまた、上
記メイン基板11とタッチパネル30とは一対のフレキシブ
ル配線6,6で、メイン基板11とジョイスティック基板16
とはハーネス7で、メイン基板11とスライドスイッチ基
板14とはハーネス8で、メイン基板11とスイッチ基板70
とはハーネス9でそれぞれ接続してある。
以上のように構成された実施例の電子作画玩具1の使
い方を簡単に説明する。
この電子作画玩具1をTVに接続してパワースイッチ18
をオンして電源を入れた後、玩具本体2上面のタッチパ
ネル30の抽象ブロック選択エリアから好きな抽象ブロッ
ク34を選んで押すと、その図形がジョイスティック17の
倒れているTV画面上の位置に出てくる。この抽象ブロッ
ク34の図形(ブロック絵34)の色は初期状態なら赤、そ
の他の場合はタッチパネル30の色彩選択エリアから選ん
だ色彩36のなかの1色になっている。この選んだ抽象ブ
ロック34の図形自体がカーソルになり、ジョイスティッ
ク17を動かすと、選んだブロックの図形がジョイスティ
ック17の動きに応じて動く。TV画面の置きたい位置で実
行釦23を押すと、TV画面にそのブロック絵34が残る。ま
た、タッチパネル30の具象ブロック選択エリアから選ん
だ具象ブロック(ブロック絵)35も同様にしてTV画面に
残すことにより作画できる。このTV画面の背景色は玩具
本体2の右側面に設けられた操作釦50を前後方向にスラ
イドさせることにより簡単に好きな色に選択できる。こ
のようにしていろいろなブロックを並び変えて、絵遊
び,ブロックの構成遊びを十分に楽しむことができ、絵
を書く遊びから今までコンピュータでしか出来なかった
ブロック遊びを簡単且つ低コストで提供することができ
る。
また、玩具本体2の上面に設けられたバック移動用釦
24,フロント移動用釦25を押すことにより、ブロックの
遠近の移動ができ、立体感が得られる。
さらに、上記玩具本体2上面の右上コーナ部に設けら
れた押釦60の各押圧操作部62により作画された各ブロッ
ク絵のブロックを上下左右方向(B〜E)やスクロール
な方向(F〜I)にそれぞれ動かして楽しむことができ
る。これにより、動きのある背景ブロックや多彩な背景
色の提供により、ごっこ遊びも楽しめる。
さらにまた、上記押釦60の他方の押圧操作部64の「ス
タート」の絵マークJを押すと、作成したTV画面が動き
アニメーションとして楽しむこともできる。これによ
り、様々なバリエーションの動きにより、自分の組み立
てたブロックをイメージに近い動きをさせて遊ぶことが
できる。
この電子作画玩具1で絵遊びを楽しんだ後は、玩具本
体2の上面に設けられた画面クリア釦21を押してTV画面
に作画したブロック絵の全部を消す。
以上実施例の電子作画玩具1によれば、玩具本体2の
下キャビネット10の電池収納部10fに、タッチパネル30
の金属板33の裏面33cを支持するリブ10gを複数一体突出
成形したので、子供が電子作画玩具1で遊んでいる最中
に、タッチパネル10を誤って踏みつけても、該タッチパ
ネル30は上記各リブ10gにより確実に支持されているた
め撓んで変形するとはなく、常にタッチパネル30として
の機能を果たすことができる。また、上記各リブ10gに
より電子収納部10fの強度をより強くすることができ
る。これにより、玩具本体2全体の強度を一層強化する
ことができる。
また、電子作画玩具1によりTV画面に描かれたブロッ
ク絵の背景色をアナログ的に変化させて選択するスライ
ドスイッチ47を操作する操作釦50を、玩具本体2の右側
面にスライド自在に設けたので、操作釦50全体を大きく
形成することができる。この操作釦50全体を大きく形成
することができることにより、その操作が容易になり非
常に使い易くなる。また、この操作釦50は、玩具本体2
の下キャビネット10の右側面10hの上キャビネット20の
境界面に形成されたガイド溝10iと、下キャビネット10
の底面10jに形成されたガイド溝10kにそれぞれ挿入され
て摺動する含油樹脂製で自己滑性のある第1,第2のガイ
ド片52,54でスライド自在に支持されているので、子供
が操作釦50を下方に無理に捻るようにして押し付けるよ
うな乱暴な操作をしても十分に耐えることができると共
に、スムーズにスライドさせることができる。従って、
この操作釦50は強度的に非常に強いものとなり、子供が
誤って踏み付けても壊れることがない。また、第5図に
示すように、この操作釦50の第2のガイド片54側は、下
キャビネット10の2段になっている底面の上側の段の底
面10j側にスライド自在に設けられているので、操作釦5
0を子供がつかんで操作する場合に操作釦50の下側に手
を入れてつかみ易く操作し易い。
さらに、TV画面に作画したブロック絵のブロックを上
下左右方向やスクロールな方向に移動させたり、静止さ
せるゴム製の押釦60を、上キャビネット20の上面20aの
右上コーナ部に形成した格子部20dにより略円形になる
ようにそれぞれ形成された各開口部20eの下方に配置
し、この押釦60の上面より下面側にかけて上記格子部20
dに密接する溝61をそれぞれ形成すると共に、この各溝6
1に囲まれて上記格子部20d間の開口部20eより露出する
各部分を押圧操作部62とする一方、上記押釦60の下面の
上記各押圧操作部62に対向する位置に凹状の窪み部62b
をそれぞれ形成し、この各窪み62b部に、上記各押圧操
作部62が下方に押された時に、その周縁部62dに密着さ
れたスイッチ基板70の各パターン71と接触する導電部63
を設けてスイッチを構成したので、押釦60の各押圧操作
部62と上キャビネット20の格子部20d間、及び押釦60の
周縁部62dとスイッチ基板70の上面間に殆ど隙間のない
スイッチを構成することができる。これにより、子供が
電子作画玩具1で遊んでいる最中に、誤って押釦60上に
ジュース等の水をこぼしたり、食べ物などの異物をこぼ
しても、これら水や異物が押釦60とスイッチ基板70間に
入ったり、玩具本体2のセット内に侵入することがな
く、スイッチとしての機能を常に十分に果たすことがで
きる。
さらにまた、上記ゴム製の押釦60の各押圧操作面62a
の中央に位置する押圧操作面62aに静止マークAを表示
し、この静止マークAを表示した押圧操作面62aを中心
にしてその上下,左右に位置する各押圧操作面62aに上
下,左右の各方向にそれぞれ向いた移動制御用の矢印マ
ークB,C,D,Eをそれぞれ表示すると共に、、これら各矢
印マークB,C,D,Eが表示された各押圧操作面62a間の各押
圧操作面62aに他の移動制御用のランダムな方向の矢印
マークF,G,H,Iをそれぞれ表示したので、TV画面に描か
れたブロック絵をブロック毎にそれぞれの方向に移動さ
せる複数の機能を有したスイッチを1箇所にコンパクト
にまとめて構成することができ、スイッチ設置場所の省
スペース化を図ることができる。これにより、玩具本体
2の小型軽量化,低コスト化を図ることができると共
に、デザイン性をより高めることができる。
尚、前記実施例によれば、電子機器のスライドスイッ
チ構造として電子作画装置のスライドスイッチ構造につ
いて説明したが、VTR等の各種の電子機器のスライドス
イッチ構造に適用可能である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、スライドスイッチ
を作動させる操作釦の機器本体の側面と底面に設けられ
た各ガイド溝に対向する位置に、該各ガイド溝にスライ
ド自在に支持される含油樹脂製の各ガイド片部をそれぞ
れ突設させたので、操作釦を比較的大きく形成してつか
み易くすることができる。これにより、機器本体の側面
等に操作釦をスムーズにスライドさせることができ、操
作性を向上させることができる。また、操作釦に下方に
捻るような無理な力がかかっても、該操作釦の機器本体
の底面に設けられたガイド溝にスライド自在に支持され
る上記一方のガイド片部により上記無理な力に十分に耐
えることができ、耐久性の向上したスライドスイッチ構
造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す電子作画玩具の斜視
図、第2図は同玩具を前側から見た分解斜視図、第3図
は同玩具に用いられる押釦の分解斜視図、第4図は同断
面図、第5図は同玩具に用いられるスライド操作釦の断
面図、第6図は同玩具に用いられる回路ブロック図であ
る。 1……電子作画玩具(電子機器)、2……玩具本体(機
器本体)、10h……側面、10j……底面、10i,10k……ガ
イド溝、47……スライドスイッチ、50……操作釦、52,5
4……ガイド片部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/262 H04N 5/262 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 15/00 - 15/24 H01H 3/00 - 3/62 A63H 29/22 A63H 33/00 H04N 5/262

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器本体の側面にスライドスイッチを作動
    させる操作釦をスライド自在に設けた電子機器のスライ
    ドスイッチ構造において、 上記機器本体の側面と底面にガイド溝をそれぞれ設け、
    上記操作釦の上記各ガイド溝に対向する位置に該各ガイ
    ド溝にスライド自在に支持される含油樹脂製のガイド片
    部をそれぞれ突設したことを特徴とする電子機器のスラ
    イドスイッチ構造。
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