JP2921042B2 - テープ切断装置 - Google Patents

テープ切断装置

Info

Publication number
JP2921042B2
JP2921042B2 JP15139990A JP15139990A JP2921042B2 JP 2921042 B2 JP2921042 B2 JP 2921042B2 JP 15139990 A JP15139990 A JP 15139990A JP 15139990 A JP15139990 A JP 15139990A JP 2921042 B2 JP2921042 B2 JP 2921042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
cutting blade
cutting
blade
cutting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15139990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0443058A (ja
Inventor
照雄 今牧
幸仁 高木
茂 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP15139990A priority Critical patent/JP2921042B2/ja
Priority to US07/653,267 priority patent/US5163349A/en
Priority to EP19910302198 priority patent/EP0450779B1/en
Priority to DE1991610520 priority patent/DE69110520T2/de
Publication of JPH0443058A publication Critical patent/JPH0443058A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2921042B2 publication Critical patent/JP2921042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、切断刃によりテープをその幅方向に沿って
切断するテープ切断装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種のテープ切断装置は、直線状の切断刃を
テープの幅方向と平行に配置し、切断刃と受台との間に
位置するテープに向かって切断刃を押し付け、テープの
一部を切り取るものである。このテープ切断装置により
切り取られたテープは、端部四隅の各角が浮き上がって
剥がれ易くなる。そこで、前記テープ切断装置において
非直線状の切断刃、例えば、円弧状の切断刃を使用して
テープ端部を円弧形状に加工して、剥がれ難くするもの
が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、円弧状の切断刃は、その長手方向また
はその厚手方向に傾いて支持されていると、刃先全体が
同時にテープに押し付けられず、テープの幅方向におけ
る中央部分または両側端に切り残しが発生する。このた
め、切断刃は刃先全体が同時にテープに押し付けられる
ようにテープ切断装置に支持されていなければならず、
その支持構造には高精度が要求され、高価なものにな
る。また、切断刃の取付作業は煩雑なものになる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので
あり、高精度な切断刃の取付構造を不要にすると共に切
断刃の取付作業が簡単になり、確実にテープが切断でき
るテープ切断装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、テープをその
幅方向に沿って切断する非直線状の切断刃と、この切断
刃を常には受台から所定間隔離して保持するホルダと、
前記切断刃を受台に向かって移動させて切断刃と受台と
の間に挿入されたテープを切断する作動部材とからなる
テープ切断装置において、前記ホルダは前記切断刃を前
記テープの幅方向と同方向及びテープの長手方向と同方
向に揺動可能に支持する支持部を備えている。
[作用] 上記構成を有する本発明のテープ切断装置は、切断刃
を前記テープの幅方向と同方向及びテープの長手方向と
同方向に揺動可能に支持されているので、刃先全体がテ
ープに接触した状態で切断刃はテープに押圧され、テー
プが確実に切断される。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明を具体化した一実施例であるテープの
端部切断装置の概略構成図、第2図は前記端部切断装置
を備えた印字装置の斜視図である。第2図に示すよう
に、本実施例では、テープの端部切断装置が、印字装置
1のハウジング2の上面2aに一体的に設けられており、
印字装置1により印字されたテープ4の端部6を手軽に
処理できるようにされている。
まず、この印字装置1について簡単に説明すると、ハ
ウジング2の上面2aには回動操作可能な選字ダイヤル8
が設けられており、環状のダイヤル面10には、英数字・
記号・符号等が表示されている。そして、選字ダイヤル
8に隣接して、印字装置1の各種制御を行う機能キー群
14が設けられており、入力文字を液晶ディスプレイ16に
表示すると共にテープ4に印字し、テープ排出口18から
ハウジング2の外部に送り出す。送り出されたテープ4
は、図示しないカット機構により印字部分の後ろに、印
字装置1の構成上等から生じる所定の余白を有して所定
の長さに切断されて、第7図に示すような、所定長さの
テープ4が作成される。
次に、上記のように印字、切断されたテープ4の端部
6を切断処理する端部切断装置20について説明する。端
部切断装置20は、ハウジング2の上面2aに設けられてお
り、第1図に示すように、ハウジング2の一部が端部切
断装置20の本体21を兼ねている。前記上面2aがテープ4
の幅に応じて窪まされて、テープ4のテープ面4aを上に
して挿入可能な案内溝22が形成されている。この案内溝
22の底面22aが受台を構成している。そして、第1図に
示すように、案内溝22内には、テープ4を挿入した際に
その先端が当接して、それ以上のテープ4の挿入を規制
する停止面24が設けられている。
また、案内溝22内に、底面22aに沿って挿入されたテ
ープ4を跨ぐようにして、ポリアセタール、ナイロン製
等のカッタホルダ30が設けられている。このカッタホル
ダ30には、第3図に示すように、その両側に係止部32
(一方のみ図示する)が形成されており、その先端には
爪34(一方のみ図示する)が設けられている。この爪34
を本体21に係合させて、カッタホルダ30を本体21に着脱
可能に取り付けられている。
そして、カッタホルダ30には、テープ4が案内溝22に
挿入される際に、テープ4が浮き上がるのを防止して、
適正に挿入できるように案内するテープガイド部36が設
けられている。更に、挿入されるテープ4と略平行に停
止面24に向かって延出されて、弾性変形可能な弾性部38
が形成されており、この弾性部38の先端には、内部が空
洞のカバー部40が設けられている。また、このカバー部
40からテープ面4aに向かって2本の押え足42,44が斜め
下方に延出されて、押え足42,44がたわまされてテープ
4の端部6を案内溝22の底面22aに押し付けるようにさ
れている。
前記カバー部40の一部が切欠かれると共に、テープ面
4aに向かって垂下された保持部46が、カバー部40の内部
に形成されている。この保持部46には、テープ面4aと平
行な方向に突出されたピン部48が立設されている。一
方、後述する切断刃50の略中央には係合孔52が穿設され
ている。この切断刃50の係合孔52に前記ピン部48が挿入
され、切断刃50がピン部48に支持される。ここで、ピン
部48の直径が係合孔52の直径より所定量小さくされてい
るので、切断刃50は、ピン部48を中心として切断刃50自
身の長手方向、言い換えれば前記テープ4の幅方向と同
方向に揺動可能となる。また、第3,4図に示すように、
カバー部40の内側には、その先端が切断刃50の後述する
補助刃部60,62と所定の間隔をおいて対向するリブ49
が、補助刃部60,62に向かって延出形成されている。こ
のリブ49により、切断刃50がピン部48から外れるのが防
止されると共に、切断刃50が自身の厚さ方向(第3図の
矢印A方向)、言い換えれば前記テープ4の長手方向と
同方向に揺動可能となる。即ち、切断刃50はピン部48に
より前記テープ4の幅方向と同方向及びテープ4の長手
方向と同方向に揺動可能に支持され、切断刃50がテープ
面4aに向かって押圧されたとき、切断刃50の刃先がテー
プ面aに均一に安定して当たるようにされている。この
ピン部48が支持部を構成する。
前記切断刃50は、第6図、第8図に示すようにテープ
4の幅方向に沿って設けられた直線状刃部54を有する。
そして、この直線状刃部54の両側には、それぞれ直線状
刃部54に連接して半径Rの円弧状刃部56,58が形成され
ている。また、この両円弧状刃部56,58から、この半径
Rの円の接線方向に、かつ前記直線状刃部54となす角度
θが鈍角となるように延出された直線状の補助刃部60,6
2が設けられている。本実施例では、この角度θは120度
とされているが、105度から140度程度の範囲内が適当で
ある。また、第8図に示すように、角度θを120度とす
ることにより、円弧状刃部56,58でテープ4を切断した
際に、外観的に角に丸みをつけたことが認知できる。こ
れよりも、角度θを大きくすると、外観的に角に丸みを
つけたことが認め難くなる。
また、本実施例では、テープ4の幅Wが12mmのものを
対象にしており、このテープ4は、幅Wの誤差tが±0.
5mmである。よって、その最少幅Lは11.5mmであるが、
このテープ4の最少幅Lに対応して、本実施例では、前
記直線状刃部54と両円弧状刃部58,60とが、この最少幅
Lとなるように形成されている。即ち、最少幅Lのテー
プ4を切断するときでも、テープ4の角には円弧状刃部
56,58による丸みが少なくとも形成される。また、直線
状刃部54と両円弧状刃部56,58との幅を、最少幅Lより
もさらに小さくすると、補助刃部60,62により切断され
る分が大きくなり、丸みというより、直線的に面取りさ
れたという感じを与え、丸みによる柔らかな感じが損な
わらる。
一方、この切断刃50を形成する際は、本実施例では、
シヨア硬さ約HS60のSK材製の直線状の刃を半径Rの円弧
に曲げて、直線状刃部54,円弧状刃部56,58、補助刃部6
0,62を形成している。
前記本体21には、レバー64が回動自在に支承されてお
り、ひきばね66によって本体21内に収納される方向に引
っ張られている。ひきばね66の引張力に逆らって矢印B
方向に揺動させることにより、カッタホルダ30の保持部
46を押し下げて、弾性部38を弾性変形させて、切断刃50
をテープ面4aに向かって移動できるようにされている。
次に、本実施例のテープの端部処理装置の作動につい
て説明する。
まず、印字装置1により、第7図に示すようなテープ
4が作成される。そして、このテープ4の端部6を処理
するために、使用者がテープ4を案内溝22の底面22aに
沿って挿入し、テープガイド36に案内されて、また、押
え足42,44をたわませて持ち上げ、テープ4が停止面24
に当接するまで挿入する。そして、レバー64をひきばね
66の引張力に逆らって矢印B方向に揺動させると、押え
足42,44がテープ4を押えてテープ4がずれることを防
止しながら、カッタホルダ30の保持部46を押し下げ、切
断刃50をテープ面4aに向かって移動させる。
この移動中、切断刃50は、その刃先がテープ面4aに当
接するまでは、係合孔52の上側とピン部48の円筒面上側
とが接触した状態でピン部48に支持されている。刃先が
テープ面4aに当接すると、ピン部48の直径が係合孔52の
直径より小さいので、ピン部48が係合孔52内を上側から
下側に向かって移動する。この間、切断刃50は、その長
手方向及び厚さ方向に揺動可能な状態となり、その自重
によって刃先全体がテープ面4aと均一に当接するように
動く。その後、ピン部48の円筒面下側が前記係合孔52の
下側と接触して、刃先とテープ面4aとの均一な当接状態
が維持される。そして、さらにレバー64の揺動に伴う保
持部46の押し下げにより、切断刃50は案内溝22の底面22
aに向かって移動し、テープ4を押し切り、端部6を切
り離して端部処理をする。
この切断時、切断刃50の直線状刃部54が、テープ4を
その幅方向と平行に直線状に切断する。また、切断刃50
の円弧状刃部56,58が、直線状刃部54により切断された
テープ4の直線に連接して、円弧状刃部56,58の半径R
の円弧状に切断する。そして、切断刃50の補助刃部60,6
2が、半径Rの円弧の接線方向に、かつ直線状刃部54に
よる直線状の切断と鈍角θをなして切断する。これによ
り、テープ4の端部6は、第10図に示すように、テープ
4の両角が丸められたような感じを与えるように切断さ
れる。そして、テープ4の角は丸くなっているので、角
から剥がれ難い。また、直線状刃部54により直線部も形
成されているので、テープ4を張り付ける縁に沿って張
り付け際に、この直線部を基準にして張り付けることが
でき、テープ4の張り付けが容易になる。
以上詳述したように、本実施例のテープの端部処理装
置は、切断刃50がピン部48に対して前記テープ4の幅方
向と同方向及びテープ4の長手方向と同方向に揺動可能
に支持されているので、刃先全体がテープ面4aに対して
均一に当接し、切り残しを作ることなく確実に端部6を
押し切ることができる。そして、このように端部処理さ
れたテープ4は、剥がれ難いものになる。また、切断刃
50の支持構造は、高精度が要求されない非常に簡易なも
のであるから、切断刃50の取付作業は、切断刃50を長手
方向に曲げてその係合孔52にピン部48を挿入するという
簡単なものになる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、主旨を逸脱しない範囲において数々の変更を加える
ことができる。例えば、本発明は、テープの端部処理装
置以外の長尺のテープから一部を切断する装置に適応で
きることは言うまでもない。また、切断刃50の形状も上
記実施例における形状に限定されるものではなく、円弧
状のものや波状のものでもよい。即ち、非直線状のもの
ならばよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、高精度な切断刃の取付
構造を不要にすると共に切断刃の取付作業が簡単にな
り、確実にテープが切断できるテープ切断装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第9図は本発明を具体化した一実施例を示
し、第1図は本発明にかかる切断刃を備えた端部切断装
置の断面図、第2図は端部切断装置を備えた印字装置の
概略斜視図、第3図はカッタホルダの拡大斜視図、第4
図はカバー部の横断面図、第5図は切断刃とテープの当
接状態を示す説明図、第6図は切断刃の拡大斜視図、第
7図は印字装置により作成されるテープの正面図、第8
図は切断刃の説明図、第9図は切断刃の円弧状刃部の説
明図、第10図は切断刃により切断したテープの説明図で
ある。図中、4はテープ、22aは底面、30はカッタホル
ダ、48はピン部、50は切断刃、64はレバーである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープをその幅方向に沿って切断する非直
    線状の切断刃と、 この切断刃を常には受台から所定間隔離して保持するホ
    ルダと、 前記切断刃を受台に向かって移動させて切断刃と受台と
    の間に挿入されたテープを切断する作動部材とからなる
    テープ切断装置において、 前記ホルダは前記切断刃を前記テープの幅方向と同方向
    及びテープの長手方向と同方向に揺動可能に支持する支
    持部材を備えたことを特徴とするテープ切断装置。
JP15139990A 1990-04-04 1990-06-08 テープ切断装置 Expired - Fee Related JP2921042B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15139990A JP2921042B2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08 テープ切断装置
US07/653,267 US5163349A (en) 1990-04-04 1991-02-11 Tape cutting apparatus
EP19910302198 EP0450779B1 (en) 1990-04-04 1991-03-14 Tape cutting apparatus
DE1991610520 DE69110520T2 (de) 1990-04-04 1991-03-14 Bandschneidegerät.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15139990A JP2921042B2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08 テープ切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0443058A JPH0443058A (ja) 1992-02-13
JP2921042B2 true JP2921042B2 (ja) 1999-07-19

Family

ID=15517742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15139990A Expired - Fee Related JP2921042B2 (ja) 1990-04-04 1990-06-08 テープ切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2921042B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0443058A (ja) 1992-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07119135B2 (ja) テープの端部処理装置
US4922614A (en) Cutter
JP4947904B2 (ja) 紙裁断機
JPH07119136B2 (ja) テープの端部処理装置
US5893313A (en) Corner cutter
JP2921042B2 (ja) テープ切断装置
JPS6392569A (ja) テ−プカツタ
JP2814692B2 (ja) 印刷装置
JPH0741583B2 (ja) 切断刃
JPH0449164A (ja) テープ切断装置
JPH09123088A (ja) カッター用回転刃ホルダ
JP2830860B2 (ja) 印刷装置
JPH0425398A (ja) テープ切断装置
JP2736236B2 (ja) 粘着テープ貼付器
US4635362A (en) Cutting apparatus
JPS6440298A (en) Cutter for food
US20030126757A1 (en) Tool guide assembly employing standard tape measure
KR20080007457A (ko) 테이프 절단도구 및 테이프 홀더
JPH09201307A (ja) ロールペーパーホルダー
JPH09164734A (ja) テープの端部処理装置
KR930003167Y1 (ko) 접착테이프용 절단기
JP2586683B2 (ja) テープの切断装置
JP3099569U (ja) 定規
JPH08243976A (ja) チューブまたはラベルテープ用プリンタのカット装置
KR870009820A (ko) 칼 연마기

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees